JPH0669419B2 - ドリツプ式コ−ヒ−沸し器 - Google Patents
ドリツプ式コ−ヒ−沸し器Info
- Publication number
- JPH0669419B2 JPH0669419B2 JP61128425A JP12842586A JPH0669419B2 JP H0669419 B2 JPH0669419 B2 JP H0669419B2 JP 61128425 A JP61128425 A JP 61128425A JP 12842586 A JP12842586 A JP 12842586A JP H0669419 B2 JPH0669419 B2 JP H0669419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- drip
- main
- auxiliary heater
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はドリップ式のコーヒー沸し器に関する。
（ロ）従来の技術 従来のドリップ式コーヒー沸し器は例えば実公昭57-449
01号公報にも開示されている如く、水タンク内に水を供
給すると給湯管内にもこの水タンク内の水と同一高さの
水が侵入し、斯る状態でヒータに通電すると、この給湯
管の垂直部内に侵入していた水はヒータにて加熱される
ことなく外部へ供給されてコーヒー粉に滴下され、その
結果このコーヒー粉は萎縮してしまい、味のまずいコー
ヒー液が抽出されるという欠点があった。
01号公報にも開示されている如く、水タンク内に水を供
給すると給湯管内にもこの水タンク内の水と同一高さの
水が侵入し、斯る状態でヒータに通電すると、この給湯
管の垂直部内に侵入していた水はヒータにて加熱される
ことなく外部へ供給されてコーヒー粉に滴下され、その
結果このコーヒー粉は萎縮してしまい、味のまずいコー
ヒー液が抽出されるという欠点があった。
（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は、コーヒー粉へ供給される湯を最初から常に熱
い状態で出来るようにするドリップ式コーヒー沸し器を
提供することにある。
い状態で出来るようにするドリップ式コーヒー沸し器を
提供することにある。
（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は、パイプの垂直部に補助ヒータを設け、前記補
助ヒータを通電し、この通電から所定時間経過後に補助
ヒータの通電状態のまま前記主ヒータを通電する主、補
助両ヒータの通電開始制御手段と、前記水タンク内の水
がなくなった時（ドリップ終了時）の前記パイプの温度
を検出して補助ヒータへの通電を遮断するサーモスタッ
トと、を備えたものである。
助ヒータを通電し、この通電から所定時間経過後に補助
ヒータの通電状態のまま前記主ヒータを通電する主、補
助両ヒータの通電開始制御手段と、前記水タンク内の水
がなくなった時（ドリップ終了時）の前記パイプの温度
を検出して補助ヒータへの通電を遮断するサーモスタッ
トと、を備えたものである。
（ホ）作用 ドリップ開始前にパイプ垂直部にまで侵入している水が
補助ヒータによってあらかじめ加熱されるようになるた
め、ドリップが開始されると主ヒータによって加熱され
た湯により、補助ヒータで加熱された湯が押し出される
ようになり、最初から熱湯を供給することができるもの
である。
補助ヒータによってあらかじめ加熱されるようになるた
め、ドリップが開始されると主ヒータによって加熱され
た湯により、補助ヒータで加熱された湯が押し出される
ようになり、最初から熱湯を供給することができるもの
である。
（ヘ）実施例 （１）はドリップ式コーヒー沸し器本体で、主ヒータ
（２）を内設した基台（３）と、該基台（３）上に配設
される水タンク（４）と、モータ（５）及びこのモータ
（５）により回転駆動されるカッター（６）を有する収
納部（７）と、前記主ヒータ（２）の上面に着脱される
デカンタ（８）と、前記カッター（６）にて粉砕された
コーヒー粉を収納するチャンバー（９）と、該チャンバ
ー（９）へ熱湯を供給するパイプ（10）等から構成され
ている。
（２）を内設した基台（３）と、該基台（３）上に配設
される水タンク（４）と、モータ（５）及びこのモータ
（５）により回転駆動されるカッター（６）を有する収
納部（７）と、前記主ヒータ（２）の上面に着脱される
デカンタ（８）と、前記カッター（６）にて粉砕された
コーヒー粉を収納するチャンバー（９）と、該チャンバ
ー（９）へ熱湯を供給するパイプ（10）等から構成され
ている。
前記パイプ（10）の一端を逆止弁（11）を介して水タン
ク（４）へ連通しその途中部を前記主ヒータ（２）へ巻
装して水平部（10a）を形成し、且つ前記水タンク
（４）に並設するように前記収納部（７）内で立設して
外部へ露呈しその先端開口（10b）を前記チャンバー
（９）の上面に臨む垂直部（10c）を形成している。（1
3）は前記垂直部（10c）に巻装される補助ヒータであ
る。（14）は通電開始制御装置となるタイマーモータ
で、前記モータ（５）への通電時間の制御と前記補助ヒ
ータ（13）と主ヒータ（２）への通電開始時間を制御す
るものである。（15）はドリップの終了温度を検出して
主ヒータ（２）への通電を遮断する主サーモスタット
で、その終了後はON−OFFにて主ヒータ（２）を制御し
て保温を行なうものである。（16）は前記主サーモスタ
ット（15）と略同じ温度にて前記補助ヒータ（13）への
通電を遮断する補助サーモスタットである。
ク（４）へ連通しその途中部を前記主ヒータ（２）へ巻
装して水平部（10a）を形成し、且つ前記水タンク
（４）に並設するように前記収納部（７）内で立設して
外部へ露呈しその先端開口（10b）を前記チャンバー
（９）の上面に臨む垂直部（10c）を形成している。（1
3）は前記垂直部（10c）に巻装される補助ヒータであ
る。（14）は通電開始制御装置となるタイマーモータ
で、前記モータ（５）への通電時間の制御と前記補助ヒ
ータ（13）と主ヒータ（２）への通電開始時間を制御す
るものである。（15）はドリップの終了温度を検出して
主ヒータ（２）への通電を遮断する主サーモスタット
で、その終了後はON−OFFにて主ヒータ（２）を制御し
て保温を行なうものである。（16）は前記主サーモスタ
ット（15）と略同じ温度にて前記補助ヒータ（13）への
通電を遮断する補助サーモスタットである。
斯る構成による動作を説明すると、まずタイマーモータ
（14）にてモータ（５）へ通電してカッター（６）をt1
時間駆動せしめてコーヒー豆を粉砕して、コーヒー粉を
チャンバー（９）のフィルター（18）内へ案内供給す
る。モータ（５）への通電が遮断されるとまず補助ヒー
タ（13）へ通電されて垂直部（10c）内の水を加熱す
る。そして垂直部（10c）内の水が沸騰するt2時間が経
過すると主ヒータ（２）へも通電されドリップが開始さ
れる。このドリップ開始時にはすでに垂直部（10c）内
の水は加熱されており、コーヒー粉には最初から熱湯が
供給されることになる。そして水平部（10a）にて加熱
された湯は再度垂直部（10c）で加熱されることにな
る。その後、ドリップが終了すると主サーモスタット
（15）と補助サーモスタット（16）とが開成して主ヒー
タ（２）と補助ヒータ（13）への通電を遮断する。そし
てドリップ終了後の保温時においては主サーモスタット
（15）のみON−OFFにて主ヒータ（２）のみを通電制御
する。
（14）にてモータ（５）へ通電してカッター（６）をt1
時間駆動せしめてコーヒー豆を粉砕して、コーヒー粉を
チャンバー（９）のフィルター（18）内へ案内供給す
る。モータ（５）への通電が遮断されるとまず補助ヒー
タ（13）へ通電されて垂直部（10c）内の水を加熱す
る。そして垂直部（10c）内の水が沸騰するt2時間が経
過すると主ヒータ（２）へも通電されドリップが開始さ
れる。このドリップ開始時にはすでに垂直部（10c）内
の水は加熱されており、コーヒー粉には最初から熱湯が
供給されることになる。そして水平部（10a）にて加熱
された湯は再度垂直部（10c）で加熱されることにな
る。その後、ドリップが終了すると主サーモスタット
（15）と補助サーモスタット（16）とが開成して主ヒー
タ（２）と補助ヒータ（13）への通電を遮断する。そし
てドリップ終了後の保温時においては主サーモスタット
（15）のみON−OFFにて主ヒータ（２）のみを通電制御
する。
（ト）発明の効果 本発明は斯る構成を有するため、コーヒー粉には最初か
ら熱湯が供給され、しかもドリップ中においてパイプの
垂直部において再び熱湯が加熱されることになるため、
コーヒー粉には常時熱湯が供給され、おいしいコーヒー
液を得ることができるものである。
ら熱湯が供給され、しかもドリップ中においてパイプの
垂直部において再び熱湯が加熱されることになるため、
コーヒー粉には常時熱湯が供給され、おいしいコーヒー
液を得ることができるものである。
第１図は本発明ドリップ式コーヒー沸し器の概略断面
図、第２図はモータ、補助ヒータ及び主ヒータの動作説
明図である。 （２）……主ヒータ、（10）……パイプ （10a）……水平部、（10c）……垂直部 （13）……補助ヒータ
図、第２図はモータ、補助ヒータ及び主ヒータの動作説
明図である。 （２）……主ヒータ、（10）……パイプ （10a）……水平部、（10c）……垂直部 （13）……補助ヒータ
Claims (1)
- 【請求項１】水タンクと、主ヒータと、前記水タンクに
連通して前記主ヒータに巻装される水平部と前記水タン
クに並設する如く立設して外部に連通する垂直部とを有
するパイプと、前記垂直部に設けられる補助ヒータと、
前記補助ヒータを通電し、この通電から所定時間経過後
に補助ヒータの通電状態のまま前記主ヒータを通電する
主、補助両ヒータの通電開始制御手段と、前記水タンク
内の水がなくなった時（ドリップ終了時）の前記パイプ
の温度を検出して補助ヒータへの通電を遮断するサーモ
スタットと、を備えたことを特徴とするドリップ式コー
ヒー沸し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61128425A JPH0669419B2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | ドリツプ式コ−ヒ−沸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61128425A JPH0669419B2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | ドリツプ式コ−ヒ−沸し器 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4179835A Division JPH0793909B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | ドリップ式コーヒー沸し器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62284620A JPS62284620A (ja) | 1987-12-10 |
| JPH0669419B2 true JPH0669419B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=14984436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61128425A Expired - Lifetime JPH0669419B2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | ドリツプ式コ−ヒ−沸し器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0669419B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5995934U (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | 株式会社日立ホームテック | コ−ヒ−メ−カ− |
-
1986
- 1986-06-03 JP JP61128425A patent/JPH0669419B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62284620A (ja) | 1987-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO1997007722A1 (fr) | Machine a cafe | |
| JPH0687826B2 (ja) | コーヒーメーカー | |
| US4208957A (en) | Automatic filter-type coffee maker | |
| EP1186268B1 (en) | Coffee maker | |
| US3740231A (en) | Coffee brewer | |
| JPH0669419B2 (ja) | ドリツプ式コ−ヒ−沸し器 | |
| US5200221A (en) | Method for controlling a beverage brewing apparatus | |
| JPH0793909B2 (ja) | ドリップ式コーヒー沸し器 | |
| JPS5851870Y2 (ja) | 電気コ−ヒ−沸し器 | |
| JPS5816350Y2 (ja) | コ−ヒ−製造機 | |
| JPS6228258Y2 (ja) | ||
| JPS5851871Y2 (ja) | 電気コ−ヒ−沸し器 | |
| JPH05211946A (ja) | 飲料抽出装置 | |
| JPH03188811A (ja) | 給茶器 | |
| JP2023170647A (ja) | コーヒーメーカー | |
| JPS61206414A (ja) | コ−ヒ−沸し器 | |
| JPH0499541A (ja) | コーヒー液抽出方法およびその装置 | |
| JPH0685740B2 (ja) | 電気コ−ヒ−沸し器 | |
| JPH01285221A (ja) | 電気コーヒー沸かし器の制御方法 | |
| JPS6038430Y2 (ja) | 珈琲抽出器 | |
| JPH01157627U (ja) | ||
| JP2581099Y2 (ja) | コーヒサーバ | |
| JPS63230120A (ja) | 電気湯沸し器 | |
| JPH01149729U (ja) | ||
| JPH0527409B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |