JPH0669417B2 - ケトルにおける注水筒の取付方法 - Google Patents

ケトルにおける注水筒の取付方法

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JPH0669417B2
JPH0669417B2 JP17605589A JP17605589A JPH0669417B2 JP H0669417 B2 JPH0669417 B2 JP H0669417B2 JP 17605589 A JP17605589 A JP 17605589A JP 17605589 A JP17605589 A JP 17605589A JP H0669417 B2 JPH0669417 B2 JP H0669417B2
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water injection
injection cylinder
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JP17605589A
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敏明 池田
敏男 武田
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池田物産株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケトルにおける注水筒の取付方法に係るもの
である。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来、ケトルの注水筒を取付ける手段としては下記の2
通りがある。
A:熔接を採用する手段 容壁に開設した取付孔と注水筒との継ぎ合わせを取付鍔
を介して溶接止着する方法で、継ぎ合わせ構造を色々な
構造に設計変更しても、熔接を採用すること自体に欠点
があり、例えば変色したり、仕上げが大変となるなど種
々の欠点があった。
B:熔接を採用しないかしめ手段 第4図のように注水筒の基部に係止鍔を繞設し、この係
止鍔より下方の取付短筒部を容壁の取付孔に挿入し、容
壁の裏側に折り返し、この折り返し片と係止鍔とで取付
孔縁を挾着して所謂かしめる方法で、熔接を行わない利
点があるが水漏れを確実に解決できない欠点があり、更
にこの方式では、注水筒を容壁の取付面に対して直角即
ち取付面の基準接線X−X線に直角な基準法線Y−Y線
に平行にしか確固に付設することができないため、ケト
ルのデザイン上最も重要な注水筒の取付位置や容壁の傾
斜がケトルの機能上ほぼ一義的に決まってしまい、ケト
ルにデザイン上の工夫が施せない欠点もあった。
本発明は熔接を採用しない方法であり乍ら上記の欠点を
解決し、且つ更に秀れた特長を発揮するケトルを提供す
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して詳述すると次の通りである。
注水筒2の下端縁を容壁1の取付部の基準接線X−X線
に平行に切除して楕円形状の開口縁2′を形成し、容壁
1の取付部に注水筒2の開口縁2′に合致する楕円形状
の取付孔3を開設し、この取付孔3に注水筒2を容壁1
の取付部の基準接線X−X線に直角な基準法線Y−Y線
に対して所定角度傾斜せしめた取付軸A−A線方向に付
設する際、取付孔縁3′に環状鍔4をこの取付軸A−A
線方向の内方に向けて突設し、注水筒2の基部に前記基
準接線X−X線と平行に係止鍔5を繞設し、この係止鍔
5より下方の取付短筒部6を前記環状鍔4の内側に重合
状態に差し込み、この重合部を外側に巻き込み折曲して
容壁1の内側に二重巻込部7を形成せしめ、容壁1の取
付孔3に前記基準法線Y−Y線に対して所定角度傾斜せ
しめた取付軸A−A線方向に注水筒2を突設固定するこ
とを特徴とするケトルにおける注水筒2の取付方法に係
るものである。
〔作用〕
注水筒2の下端縁を注水筒2の取付角に応じて容壁1の
取付部の基準接線X−X線に平行に切除して楕円形状の
開口縁2′を形成し、容壁1にこの注水筒2の開口縁
2′に合致した楕円形状の取付孔3を開設する。
また、注水筒2の基部に基準接線X−X線と平行に係止
鍔5を繞設する。
このX−X線に直角な基準法線Y−Y線に対して所定の
取付角(図示した実施例にあっては上向き約20°)の取
付軸A−A線を定め、注水筒2及びその取付短筒部6の
傾斜を取付軸A−A線と平行にして取付孔3の環状鍔4
の内側に注水筒2の取付短筒部6を重合状態に差し込
み、例えば実施例に示すように取付孔3の内縁に設けた
係止凹段部8に係止鍔5を嵌合係止せしめ、取付短筒部
6と環状鍔4との重合部を外側に二枚一緒に巻き込み
(巻きかしめ)二重巻込部7を形成する。
この二重巻込部7は容壁1の内側に位置せしめて注水筒
2を容壁1に突設固定する。
〔実施例〕
係止鍔5の形成法を説明する。
成形したい斜角で分断され且つ膨出する間隔を置いて対
設した2つの円筒金型に注水筒2を被嵌して上下方向か
らプレスして係止鍔5を形成せしめる。
また、図面は基準接線X−X線に直角な基準法線Y−Y
線に対して約20度上方に傾斜させて先端に水平な注ぎ口
を形成した注水筒2を付設した場合を図示しており、容
壁1に注水筒2を取付角に応じた楕円形状の取付孔3を
形成し、この取付孔縁3′に注水筒2の係止鍔5が嵌合
係止する係止凹段部8を設け、更にその内側に環状鍔4
を内方に向けてプレスにより突設した場合を図示してい
る。
尚、注水筒2の取付角はどのような角度でもよいから、
ケトルの底寄り(下方)の垂直な容壁1に急角度の取付
角で注水筒2を付設しても良いし、上方のゆるやかな傾
斜の容壁1に水平に近い取付角で付設しても良く、容壁
1のどの部分に付設してもどのような容壁1のケトルで
あってもケトルとして機能する。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のように注水筒側の取付短筒部と容壁側
の環状鍔とを重合状態で巻き込みして、取付孔縁を係止
鍔と二重巻込部によりかしめ止するものであるから、注
水筒は確固に固定されると同時に取付短筒部と環状鍔と
の二重巻込部は気密が保たれてる接触距離が従来の単な
る折り返しかしめ方式に比し非常に長くそれだけ密着度
が大きくなるため水洩れしないケトルにおける注水筒の
取付方法となる。
また、容壁の取付部の基準接線X−X線に直角な基準法
線Y−Y線に対して所定角度傾斜せしめた状態で付設で
きるから、容壁がどのような傾斜具合であってもケトル
の機能をそこなわずに自由に注水筒の取付位置を設定で
きるから、種々のデザインを創作可能な取付方法とな
り、特に注水筒をケトルの底寄り(下方)に付設すれば
非常にそそぎやすいケトルを提供できることとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は要部の
分解断面図、第2図は要部の断面図、第3図は注水筒取
付前の容壁の斜視図、第4図は従来例の要部の断面図で
ある。 1……容壁、2……注水筒、2′……開口縁、3……取
付孔、3′……取付孔縁、4……環状鍔、5……係止
鍔、6……取付短筒部、7……二重巻込部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】注水筒の下端縁を容壁の取付部の基準接線
    X−X線に平行に切除して楕円形状の開口縁を形成し、
    容壁の取付部に注水筒の開口縁に合致する楕円形状の取
    付孔を開設し、この取付孔に注水筒を容壁の取付部の基
    準接線X−X線に直角な基準法線Y−Y線に対して所定
    角度傾斜せしめた取付軸A−A線方向に付設する際、取
    付孔縁に環状鍔をこの取付軸A−A線方向の内方に向け
    て突設し、注水筒の基部に前記基準接線X−X線と平行
    に係止鍔を繞設し、この係止鍔より下方の取付短筒部を
    前記環状鍔の内側に重合状態に差し込み、この重合部を
    外側に巻き込み折曲して容壁の内側に二重巻込部を形成
    せしめ、容壁の取付孔に前記基準法線Y−Y線に対して
    所定角度傾斜せしめた取付軸A−A線方向に注水筒を突
    設固定することを特徴とするケトルにおける注水筒の取
    付方法。
JP17605589A 1989-07-07 1989-07-07 ケトルにおける注水筒の取付方法 Expired - Lifetime JPH0669417B2 (ja)

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