JPH0669092U - オートバイのラジエタールーバー取付け構造 - Google Patents

オートバイのラジエタールーバー取付け構造

Info

Publication number
JPH0669092U
JPH0669092U JP362594U JP362594U JPH0669092U JP H0669092 U JPH0669092 U JP H0669092U JP 362594 U JP362594 U JP 362594U JP 362594 U JP362594 U JP 362594U JP H0669092 U JPH0669092 U JP H0669092U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
side plate
louver
louvers
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP362594U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2501034Y2 (ja
Inventor
康彦 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP362594U priority Critical patent/JP2501034Y2/ja
Publication of JPH0669092U publication Critical patent/JPH0669092U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2501034Y2 publication Critical patent/JP2501034Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オートバイのラジエターに走行風が均一に当
り、冷却効率を向上させると共に、ルーバーの取付けを
簡単にし、ルーバー連結横棒をガタなく安定に保持する
こと。 【構成】 ラジエター1の複数のルーバー13の上下を
横棒14で連結し、ラジエター1の外側側板6と最外方
のルーバー13との間の横棒14に筒状弾性体15を挿
入し、横棒14の取付け位置を安定に保持したこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、オートバイのラジエタールーバー取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
オートバイは、水冷エンジンを搭載することがある。この場合には、車体前端 にラジエターを取付けて、ラジエターにエンジンの冷却水を通し、走行による風 をラジエターに当てて冷却水を冷却するようにしている。ラジエターの前側には 、前輪前ホークなどがあり、走行による風がラジエターに当るのを邪魔されるの で、ラジエターの両側に、前側が側方に拡がったサイドカバーを取付けて、より 多くの風をラジエターに集めるようにしている。例えば、実開昭59−1067 20号公報参照。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、風をラジエターに多く当てて冷却を促進できるが 、風が当る個所にむらができ、効果が少ないという不都合な点があった。
【0004】 この考案は、かかる点に鑑みなされたもので、ラジエターの前側に外側の風を 内側に導く複数のルーバーを取付けて、多くの風をラジエターに均一に当てて冷 却を促進し、しかもルーバーの取付けが簡単にできて、製造コストの上昇も少な くしうるオートバイのラジエタールーバー取付け構造を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の目的を達成するために、車体の前端に締着するラジエターの 内側及び外側の各側板の上下に形成した前方への突出部に取付け孔を設け、前記 ラジエターの複数のルーバーの上下を横棒で連結し、該上下の各横棒の両端部を 側板の取付け孔に挿入し、ラジエターの外側方にサイドカバーを取付け、前記ラ ジエターの外側側板と最外方のルーバーとの間の横棒に挿入した筒状弾性体で横 棒の取付け位置を保持したものである。
【0006】
【作用】
複数のルーバー13は、サイドカバー9と共に、外側の風を内側に導いてラジ エター1に当てる。しかもルーバー13が複数枚になっているので、ラジエター 1に当る風を均一にできて、冷却効率を高めることができる。複数のルーバー1 3は、上下の横棒14で一体に連結させて成形され、横棒14をラジエター1の 側板6に設けた孔7に差込むだけでよく、筒状弾性体15による内側側板への押 付け力により孔7に挿入した横棒14の位置を保持することができて、取付け用 ビスなどの金具を必要とせず、安価で取付け作業も簡単にできる。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1〜図4に示すように、左右のラジエター1は、車体2の前部にボルトを用 いて締着されるもので、左右のラジエター1はホース3で連結され、更にエンジ ン4ともホース5で連結されて、エンジン4の冷却水が循環するようになってい る。ラジエター1の両側には側板6が設けてあり、各側板6の上下に形成した前 方への突出部に取付け孔7が設けてある。又、外側の側板6には、中央に前方に 突出する突起8が設けてある。ラジエター1の側方は、前部が外側に拡がったサ イドカバー9で覆うようにしてあって、サイドカバー9は、内側への突出部に形 成した孔10を前記側板6の突起8に挿入して前部を止め、後部はビス11で燃 料タンク12の側面に設けたナットに締着するようにしてある。
【0008】 前部を外側に向けて拡げた複数のルーバー13は、上下を各横棒14で一体に 連結してある。ルーバー13の取付けの際は、上下の横棒14の外側を先ず外側 の側板6の取付け孔7に通し、次いで横棒14の内側を内側の側板6の取付け孔 7に通して取付ける。そして、サイドカバー9を側板6、燃料タンク12に取付 ける。 この際、外側側板6と最外方のルーバー13との間の横棒14に挿入されてい る筒状弾性体15(例えば、ゴムパイプ)は撓み、横棒14の外側及び内側の各 取付け孔7への挿入取付けを可能にすると共に、取付け後は筒状弾性体15の復 元力により横棒14を内側側板6へ押圧して、取付け位置を安定に保持する。
【0009】 また、ルーバー13の取外しに当っては、サイドカバー9を外し、上下の各横 棒14の外側を外側側板6の取付け孔7内を筒状弾性体15を撓ませて外方へス ライドさせて内側の取付け孔7より横棒14の内側を抜き、そして横棒14の外 側を取付け孔7より引抜く。 このように横棒14の取付け位置を安定に保持する筒状弾性体15の機能より 、該弾性体の長さは、外側側板6と最外方のルーバー13との間の横棒14の長 さより若干長いことが好ましい。 また、筒状弾性体は、上記のような横棒14の長さより短く、かつ横棒14の 外径より若干小さい内径のものを使用し、横棒14上をスライド可能かつ所定位 置で保持可能にしてもよい。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、車体の前端に締着するラジエターの内側及 び外側の各側板の上下に形成した前方への突出部に取付け孔を設け、前記ラジエ ターの複数のルーバーの上下を横棒で連結し、該上下の各横棒の両端部を側板の 取付け孔に挿入し、ラジエターの外側方にサイドカバーを取付け、前記ラジエタ ーの外側側板と最外方のルーバーとの間の横棒に挿入した筒状弾性体で横棒の取 付け位置を保持したので、走行風の配分がよくできて、ラジエターに均一に風が 当り、冷却効率が向上する。又、ルーバーも横棒を側板の取付け孔に通すだけで 簡単に取付けできて安価にできる。
【0011】 しかも、筒状弾性体が横棒の取付け位置を安定に保持するので、軸方向のガタ がなく、振動音の発生及び摩耗を防止することができる。また、横棒の外側端部 をサイドカバーで押えるもののように、サイドカバーに押えリブが不要となり、 カバー表面に表われる押えリブ成形時のひけがなくなり、外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】オートバイの全体外観側面図である。
【図2】要部の拡大正面図である。
【図3】サイドカバーを外した状態の要部の側面図であ
る。
【図4】ラジエタールーバー部の横断平面図である。
【符号の説明】
1 ラジエター 2 車体 6 側板 7 取付け孔 9 サイドカバー 13 ルーバー 14 横棒 15 筒状弾性体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前端に締着するラジエターの内側
    及び外側の各側板の上下に形成した前方への突出部に取
    付け孔を設け、前記ラジエターの複数のルーバーの上下
    を横棒で連結し、該上下の各横棒の両端部を側板の取付
    け孔に挿入し、ラジエターの外側方にサイドカバーを取
    付け、前記ラジエターの外側側板と最外方のルーバーと
    の間の横棒に挿入した筒状弾性体で横棒の取付け位置を
    保持したことを特徴とするオートバイのラジエタールー
    バー取付け構造。
JP362594U 1994-04-11 1994-04-11 オ―トバイのラジエタ―ル―バ―取付け構造 Expired - Lifetime JP2501034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP362594U JP2501034Y2 (ja) 1994-04-11 1994-04-11 オ―トバイのラジエタ―ル―バ―取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP362594U JP2501034Y2 (ja) 1994-04-11 1994-04-11 オ―トバイのラジエタ―ル―バ―取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0669092U true JPH0669092U (ja) 1994-09-27
JP2501034Y2 JP2501034Y2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=18477257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP362594U Expired - Lifetime JP2501034Y2 (ja) 1994-04-11 1994-04-11 オ―トバイのラジエタ―ル―バ―取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2501034Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014148224A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両
US9751393B2 (en) 2013-09-11 2017-09-05 Honda Motor Co., Ltd. Saddle type vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014148224A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両
US9751393B2 (en) 2013-09-11 2017-09-05 Honda Motor Co., Ltd. Saddle type vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2501034Y2 (ja) 1996-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7422081B2 (en) Grille for a motorcycle radiator cover
JP2006264506A (ja) 車両用熱交換器の取付け構造
JP2008080922A (ja) 車両用バンパ構造
JP2003327163A (ja) 車両のフロントエンド構造
JP4777033B2 (ja) バンパー一体型ディフューザー構造
JP5011937B2 (ja) 車両用バンパ構造
JP4573699B2 (ja) 自動車の車体下部構造
JP2501034Y2 (ja) オ―トバイのラジエタ―ル―バ―取付け構造
JP2009154840A (ja) 鞍乗型車両
JP2002004861A (ja) 送風機の取付構造
JP3687311B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JPH0744551Y2 (ja) オートバイのラジエタールーバー取付け構造
JP2010133607A (ja) 車両の排熱回収構造
KR100953603B1 (ko) 자동 이륜차의 레그 실드 구조
JPH106887A (ja) 自動車のフロントバンパー構造
JP2007071068A (ja) エンジンのオイルクーラ取付構造
JP3407415B2 (ja) ウォータリザーブタンク
JPH0122799Y2 (ja)
JPH10274037A (ja) ラジエータのファンシュラウド取付構造
JPH0350262Y2 (ja)
JP7479329B2 (ja) 作業車
JP4639933B2 (ja) ラジエータコアサポートのシール構造
JP2006176013A (ja) 燃料電池車両の補機搭載構造
JP4369740B2 (ja) フロントエンドモジュール
KR200409400Y1 (ko) 열교환기와 팬 쉬라우드의 결합구조