JPH0669071U - 自動車のフレームナンバ表示装置 - Google Patents

自動車のフレームナンバ表示装置

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JPH0669071U
JPH0669071U JP1753193U JP1753193U JPH0669071U JP H0669071 U JPH0669071 U JP H0669071U JP 1753193 U JP1753193 U JP 1753193U JP 1753193 U JP1753193 U JP 1753193U JP H0669071 U JPH0669071 U JP H0669071U
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instrument panel
windshield glass
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームナンバの表示位置に関係なくセラミ
ックコーティングなどによる被膜を共通化してウィンド
シールドガラスの種類を削減できるとともに、外観性お
よびウィンドシールドガラスの有効視界を可及的に拡大
できる自動車のフレームナンバ表示装置を提供する。 【構成】 カウルトップアウタパネル1とカウルトップ
インナパネル2の接合フランジ3の一部をインストルメ
ントパネル4の前端部下方に延設して舌片5を形成す
る。舌片5の上面にナンバプレート6を固定するととも
に、インストルメントパネル4の前端部を切欠形成する
ことにより、ウィンドシールドガラス8の内面下縁に設
けた被膜12と切欠13でナンバプレート6の表示窓を
形成するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のフレームナンバの表示装置に係り、詳しくは、フロントウィ ンド越しにフレームナンバを表示するようにした装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウィンドシールドガラスを車体側に接着固定するようにした自動車においては 、例えば図3および図4に示したようにウィンドシールドガラスaの内面下縁に セラミックコーティングなどによる被膜bを施して接着部分を被覆することが多 い。また、フレームナンバをフロントウィンド越しに表示するために、従来では カウルトップインナパネルcとカウルトップアウタパネルdの接合フランジeの 上面にナンバプレートfをリベットgなどで固定し、前記被膜bの一部に窓hを 開けることにより、この窓hからナンバプレートfを見せるようにしたものがあ る。iはインストルメントパネル、jはカウルルーバ、kはダム、lは接着剤で ある。
【0003】 しかしながら、このようにフロントウィンド越しにフレームナンバを表示させ る必要性があるものは一部のみであり、通常は例えばエンジンルーム内のパネル 部分にナンバプレートを固定している。従って、このようにフロントウィンド越 しにフレームナンバを表示する必要性がない自動車においては、ウィンドシール ドガラスの内面下縁に窓のない被膜を施して外観性を確保することが多い。
【0004】 しかしながら、ウィンドシールドガラスは色調および板厚の違い、あるいは、 トップシェイドの有無などに応じて多種類用意してユーザの要請に応えている。 従って、個々のウィンドシールドガラスに窓を有するコーティングを施したもの と窓のないコーティングを施したものを用意するとウィンドシールドガラスの種 類が一挙に2倍になってしまうためにコスト高となってしまうという不具合があ る。
【0005】 また、従来のようにカウルトップインナパネルcとカウルトップアウタパネル dの接合フランジeの上面にナンバプレートfをリベットgなどで固定するとと もに、この接合フランジeの延長線上にインストルメントパネルiの前端を位置 させるようにした場合は、フランジeを広くしてナンバプレートfの取付スペー スを確保する必要性があり、しかも、このフランジeとインストルメントパネル iの接合部分を被覆すべくコーティングbを広くする必要性があったために、ウ ィンドウシールドガラスaの有効視界が狭くなるという不具合もあった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、フレームナンバの表示位置に 関係なくセラミックコーティングなどによる被膜を共通化してウィンドシールド ガラスの種類を削減できるとともに、外観性およびウィンドシールドガラスの有 効視界を可及的に拡大できる自動車のフレームナンバ表示装置を提供することを 課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、インストルメントパネルの前縁を被覆す る被膜を内面下縁に施したウィンドシールドガラスをカウルトップアウタパネル とカウルトップインナパネルの接合フランジに接着固定し、前記ウィンドシール ドガラス越しにフレームナンバを表示するようにした自動車において、前記接合 フランジの一部を前記インストルメントパネルの前端部下方に延設し、該延設に より形成された舌片の上面にナンバプレートを固定している。また、前記ナンバ プレートに重合する前端部分において前記インストルメントパネルを切欠形成し たことを特徴としている。
【0008】
【作用】
カウルトップアウタパネルとカウルトップインナパネルの接合フランジの一部 をインストルメントパネルの前端部下方まで延設して形成した舌片の上面にナン バプレートを固定し、インストルメントパネルの前端部に切欠を設けてウィンド シールドガラスの内面下縁に設けた被膜と切欠でナンバプレートの表示窓を形成 するようにしているために、インストルメントパネルの前縁をウィンドシールド ガラスに接近させることができる。従って、ウィンドシールドガラスに設ける被 膜の幅を狭くして該ガラスの有効視界を拡大してもインストルメントパネルの前 縁が露出されることがなく、自動車の外観性が確保される。
【0009】 また、インストルメントパネルに設けた切欠からウィンドシールドガラス越し にナンバプレートを見せるようにしているために、被膜に窓を設ける必要性がな い。このために、ウィンドシールドガラスの種類を削減することができ、量産効 果によるコストダウンを図ることができる。さらに、インストルメントパネルの 下方にナンバプレートが位置するために、室内側からナンバプレートが見える懸 念もない。
【0010】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に係る自 動車のフレームナンバ表示装置の一実施例を示す要部の断面図、図2は同じくフ レームナンバの表示状態を示す正面図である。これらの図において、カウルトッ プアウタパネル1とカウルトップインナパネル2の接合フランジ3の上縁をイン ストルメントパネル4の前端部下方まで折曲延設して舌片5を形成している。舌 片5の上面にはフレームナンバを刻設したナンバプレート6をリベット7で固定 している。
【0011】 前記接合フランジ3の表面にはウィンドシールドガラス8を接着剤9で貼付固 定してフロントウィンドを構成している。10は接着剤9の堰き止め作用をする ダム、11はカウルルーバであり、従来同様の構成により止着されている。
【0012】 また、前記ウィンドシールドガラス8の内面下縁にはセラミックコーティング などによる被膜12を設けることにより、接着剤9、ダム10およびインストル メントパネル4の前縁などを被覆するとともに、前記ナンバプレート6に重なり あう切欠13をインストルメントパネル4の前端部に設けることにより、この切 欠13からウィンドシールドガラス8を通してナンバプレート6を車外に露呈さ せるようにしている。
【0013】 すなわち、カウルトップアウタパネル1とカウルトップインナパネル2の接合 フランジ3の一部をインストルメントパネル4の前端部下方まで延設して舌片5 を形成するとともに、この舌片5の上面にナンバプレート6を固定し、インスト ルメントパネル4の前端部に設けた切欠13からウィンドシールドガラス8越し に前記ナンバプレート6を見せるようにしている。このために、インストルメン トパネル4の前縁をウィンドシールドガラス8に接近させることができ、ウィン ドシールドガラス8に設ける被膜12の幅を狭くして該ガラス8の有効視界を拡 大してもインストルメントパネル4の前縁が露出されることがなく、自動車の外 観性が確保される。
【0014】 また、インストルメントパネル4に設けた切欠13からウィンドシールドガラ ス8越しにナンバプレート6を見せるようにしているために、被膜12に窓を設 ける必要性がない。よって、ウィンドシールドガラス8の種類を削減することが でき、量産効果によるコストダウンを図ることができる。
【0015】 さらに、インストルメントパネル4の下方にナンバプレート6が位置するため に、車室側からはインストルメントパネル4でナンバプレート6が覆われた状態 になり、室内側の美観が損なわれるおそれもない。なお、車外側からは被膜12 の上縁に切欠13による窓が形成されることになり、この窓からナンバプレート 6を見ることができるために、フレームナンバの視認性が低下することもない。
【0016】 なお、実施例ではインストルメントパネル4の前端部を他の部分よりも段付状 に高くして該インストルメントパネル4の下面と舌片5の上面の間に充分な隙間 を設けることにより、舌片5の上面に固定したナンバプレート6とインストルメ ントパネル4の下面が干渉することを予防するとともに、インストルメントパネ ル4の上面に置いた小物がウィンドシールドガラス8とインストルメントパネル 4による微小な隙間まで滑落することを予防するようにしているが、必ずしも隙 間および段部を設ける必要性はない。
【0017】 また、実施例ではナンバプレート6をリベット7で舌片5に固定するとともに 、このリベット7をもインストルメントパネル4で被覆して外観を高くするよう にしているが、ナンバプレート6の固定手段はリベット7に限定されない。さら に、実施例ではカウルトップパネルアウタ1とカウルトップパネルインナ2の接 合フランジ3のうち、カウルトップインナパネル2側のみをインストルメントパ ネル4の前端下方まで延設して舌片5を構成しているが、カウルトップアウタパ ネル1側を延設してもよく、あるいは、両パネル1、2をともに延設して舌片5 の強度をより高くすることもできる。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案に係るフレームナンバの表示装置によれ ば、フレームナンバの表示位置に応じてウィンドシールドガラスに設ける被膜の 形状を異ならせる必要性がないために、ウィンドシールドガラスの種類を削減し て生産コストを低減できるとともに、外観性およびウィンドシールドガラスの有 効視界を可及的に拡大することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車のフレームナンバ表示装置
の一実施例を示す要部の断面図である。
【図2】同じくフレームナンバの表示状態を示す正面図
である。
【図3】従来例の外観斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 カウルトップアウタパネル 2 カウルトップインナパネル 3 接合フランジ 4 インストルメントパネル 5 舌片 6 ナンバプレート 7 リベット 8 ウィンドシールドガラス 9 接着剤 10 ダム 11 カウルトップルーバ 12 被膜 13 切欠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの前縁を被覆す
    る被膜を内面下縁に施したウィンドシールドガラスをカ
    ウルトップアウタパネルとカウルトップインナパネルの
    接合フランジに接着固定し、前記ウィンドシールドガラ
    ス越しにフレームナンバを表示するようにした自動車に
    おいて、前記接合フランジの一部を前記インストルメン
    トパネルの前端部下方に延設し、該延設により形成され
    た舌片の上面にナンバプレートを固定するとともに、該
    ナンバプレートに重合する前端部分において前記インス
    トルメントパネルを切欠形成したことを特徴とする自動
    車のフレームナンバ表示装置。
JP1753193U 1993-03-16 1993-03-16 自動車のフレームナンバ表示装置 Expired - Fee Related JP2583938Y2 (ja)

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