JPH066849U - バタフライ弁 - Google Patents
バタフライ弁Info
- Publication number
- JPH066849U JPH066849U JP4467392U JP4467392U JPH066849U JP H066849 U JPH066849 U JP H066849U JP 4467392 U JP4467392 U JP 4467392U JP 4467392 U JP4467392 U JP 4467392U JP H066849 U JPH066849 U JP H066849U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve box
- outer peripheral
- peripheral wall
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lift Valve (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大口径のバタフライ弁であっても、重量を最
小限に抑えて高圧に対する弁箱の変形を抑制する。 【構成】 リング状の弁箱1の中に流路内径と等しい径
を持つ弁体が収納され、弁体を弁軸回りに回動して流体
の流れを開閉する大口径のバタフライ弁において、この
バタフライ弁の弁箱外周壁6に周設する補強用リブ7
と、弁箱外周壁6の両側部に弁箱外周壁6の幅方向に形
成した厚手のサイドリブ8とを弁箱外周壁6に一体に形
成し、前記サイドリブ8の幅を弁箱1の直径の15%〜
20%の幅にしている。
小限に抑えて高圧に対する弁箱の変形を抑制する。 【構成】 リング状の弁箱1の中に流路内径と等しい径
を持つ弁体が収納され、弁体を弁軸回りに回動して流体
の流れを開閉する大口径のバタフライ弁において、この
バタフライ弁の弁箱外周壁6に周設する補強用リブ7
と、弁箱外周壁6の両側部に弁箱外周壁6の幅方向に形
成した厚手のサイドリブ8とを弁箱外周壁6に一体に形
成し、前記サイドリブ8の幅を弁箱1の直径の15%〜
20%の幅にしている。
Description
【0001】
本考案は液体の流れを開閉するバタフライ弁に関し、より具体的には、発電所 などの水路の鉄管に保守用として使用する大口径のバタフライ弁に関するもので ある。
【0002】
バタフライ弁は、一般的にリング状の弁箱の中に流路の内径と同じ径を持つ円 板状の弁体を設け、その弁体の弁軸を回動して流体の流れを開閉する構造になっ ている。
【0003】 図4は、従来のバタフライ弁の弁箱の側面の概略図である。この従来のバタフ ライ弁のリング状の弁箱21には弁箱21の上流側と下流側の開口部にフランジ 22,23が半径方向に周設し、弁箱21の上部と下部には弁箱ボス24,25 が設けていた。
【0004】
しかしながら、上記従来のバタフライ弁の弁箱21は、小口径のバタフライ弁 の場合はあまり問題はないが、4000mmを越える大口径のバタフライ弁では圧 力が高圧になると鋳鉄製の弁箱21の変形が大きくなり、止水性が悪くなるとい う問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、大口径 のバタフライ弁であっても、重量を最小限に抑えるとともに、高圧に対する弁箱 の変形を抑制したバタフライ弁を提供することを目的としている。
【0006】
本考案のバタフライ弁は、リング状の弁箱の中に流路内径と等しい径を持つ弁 体が収納され、弁体を弁軸回りに回動して流体の流れを開閉する大口径のバタフ ライ弁において、このバタフライ弁の弁箱外周壁に周設する補強用リブと、弁箱 外周壁の両側部に弁箱外周壁の幅方向に形成した厚手のサイドリブとを弁箱外周 壁に一体に形成し、前記サイドリブの幅を弁箱の直径の15%〜20%の幅に形 成している。
【0007】
上記した構成により、本考案の大口径のバタフライ弁は、弁箱の外周壁に一体 に形成された補強用リブとサイドリブによって、弁箱に高圧がかかっても弁箱の 変形が少なくなり、弁箱の歪みを抑えることができるので、止水性がよくなる。 しかも、弁箱の重量が補強用リブとサイドリブの増加分で済むため、重量を最小 限に抑えることができる。
【0008】
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例におけるバタフライ弁の弁箱の側面図、図2は弁箱の 正面側の半断面図、図3は弁箱の平面側の半断面図である。この弁箱1を用いた バタフライ弁は、発電所などで使用する4000mmを越える大口径のバタフライ 弁である。このリング状に形成された弁箱1の上部と下部には弁箱ボス2,3が 設けられ、弁箱1の開口部には上流側のフランジ4と下流側のフランジ5が半径 方向に突出して形成されている。そして、上流側のフランジ4と下流側のフラン ジ5の間の弁箱外周壁6に、補強用リブ7が一体に周設されている。この補強用 リブ7はフランジ4,5の幅より多少広く形成されている。なお、補強用リブ7 は1本に限定されない。
【0009】 また、弁箱外周壁6の両側部に厚手のサイドリブ8が、幅方向に弁箱外周壁6 と一体で、上流側のフランジ4と下流側のフランジ5とに連なって形成されてい る。このサイドリブ8の幅は、FEM解析により種々のリブ形状を検討した結果 、弁箱1の直径の15〜20%、好ましくは弁箱1の直径の17%程度の幅で形 成するのが良いと判明した。
【0010】 図4は、図1〜図3の弁箱を使用したバタフライ弁の正面図である。この図4 において1がリング状のバタフライ弁の弁箱であって、この弁箱1の上部と下部 に設けられた一対の弁箱ボス2,3に弁体9の弁棒(図示せず)が回動自在に軸 支している。なお、弁棒の上部にウォームギア(図示せず)が取り付けられ、こ のウォームギアを介して弁棒と開閉機10が連結し、この開閉機10によって弁 棒を回動して弁体9を開閉する。
【0011】 上記のような弁箱1を使用したバタフライ弁を現実に高圧のもとで使用した結 果、弁箱1の歪量は従来より50%減少し、効果は顕著であった。しかも、バタ フライ弁の重量を最小限に抑えることができた。
【0012】
以上のように本考案によれば、弁箱外周壁と一体に補強用リブを周設するとと もに、弁箱外周壁の両側部に厚手のサイドリブを幅方向に一体に形成したため、 大口径のバタフライ弁であっても、弁箱の重量を最小限に抑えつつ、弁箱の変形 を抑制することができる。
【図1】本考案の一実施例のバタフライ弁の弁箱の側面
図である。
図である。
【図2】本考案の一実施例のバタフライ弁の弁箱の正面
側の半断面図である。
側の半断面図である。
【図3】本考案の一実施例のバタフライ弁の弁箱の平面
側の半断面図である。
側の半断面図である。
【図4】本考案の一実施例のバタフライ弁の使用状態図
である。
である。
【図5】従来のバタフライ弁の弁箱の側面側の概略図で
ある。
ある。
1 弁箱 4 フランジ 5 フランジ 6 弁箱外周壁 7 補強用リブ 8 サイドリブ 9 弁体
Claims (1)
- 【請求項1】 リング状の弁箱の中に流路内径と等しい
径を持つ弁体が収納され、弁体を弁軸回りに回動して流
体の流れを開閉する大口径のバタフライ弁において、こ
のバタフライ弁の弁箱外周壁に周設する補強用リブと、
弁箱外周壁の両側部に弁箱外周壁の幅方向に形成した厚
手のサイドリブとを弁箱外周壁に一体に形成し、前記サ
イドリブの幅を弁箱の直径の15%〜20%の幅にした
ことを特徴とするバタフライ弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4467392U JPH066849U (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | バタフライ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4467392U JPH066849U (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | バタフライ弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066849U true JPH066849U (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=12697970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4467392U Pending JPH066849U (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | バタフライ弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066849U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220470A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Maezawa Ind Inc | バタフライ弁 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652459U (ja) * | 1979-09-28 | 1981-05-09 | ||
JPS63295042A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-12-01 | Tomoe Gijutsu Kenkyusho:Kk | バタフライ弁の本体の製造方法 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4467392U patent/JPH066849U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652459U (ja) * | 1979-09-28 | 1981-05-09 | ||
JPS63295042A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-12-01 | Tomoe Gijutsu Kenkyusho:Kk | バタフライ弁の本体の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220470A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Maezawa Ind Inc | バタフライ弁 |
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