JPH066825A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH066825A JPH066825A JP4159764A JP15976492A JPH066825A JP H066825 A JPH066825 A JP H066825A JP 4159764 A JP4159764 A JP 4159764A JP 15976492 A JP15976492 A JP 15976492A JP H066825 A JPH066825 A JP H066825A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/77—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/804—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
- H04N9/8042—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動きの早い物体やスロー再生時の色ずれを解
消する。 【構成】 入力輝度信号は間引き回路１６によりライン
・オフセット・サブサンプリングで１／２に間引かれ、
入力色差信号は間引き回路２０Ｒ，２０Ｂにより垂直方
向で１／３に、間引き回路２２Ｒ，２２Ｂによりフィー
ルド・オフセット・サブサンプリングで１／２に間引か
れる。間引き後では、色差信号は輝度信号に比べ、３／
４フィールド遅延する。遅延回路１８は、この時間ずれ
を解消すべく、間引き回路１６の出力を１フィールド遅
延する。再生系でも同様に、遅延回路４４が再生輝度信
号を１フィールド遅延する。
消する。 【構成】 入力輝度信号は間引き回路１６によりライン
・オフセット・サブサンプリングで１／２に間引かれ、
入力色差信号は間引き回路２０Ｒ，２０Ｂにより垂直方
向で１／３に、間引き回路２２Ｒ，２２Ｂによりフィー
ルド・オフセット・サブサンプリングで１／２に間引か
れる。間引き後では、色差信号は輝度信号に比べ、３／
４フィールド遅延する。遅延回路１８は、この時間ずれ
を解消すべく、間引き回路１６の出力を１フィールド遅
延する。再生系でも同様に、遅延回路４４が再生輝度信
号を１フィールド遅延する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー映像信号をディ
ジタル信号処理（例えば、圧縮／伸長）する画像処理装
置に関する。
ジタル信号処理（例えば、圧縮／伸長）する画像処理装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】半導体技術及び画像処理技術の向上に伴
い、テレビジョン信号を磁気テープ、磁気ディスク、光
ディスク、光磁気ディスクなどに記録再生する装置や、
遠隔地に伝送する装置などが提案され、実用化されよう
としている。
い、テレビジョン信号を磁気テープ、磁気ディスク、光
ディスク、光磁気ディスクなどに記録再生する装置や、
遠隔地に伝送する装置などが提案され、実用化されよう
としている。
【０００３】しかし、テレビジョン信号のような動画像
信号のディジタル信号をそのまま送信（又は記録）する
と、膨大な伝送容量（記録容量）と高速な処理回路を必
要とするので、通常は、圧縮して送信（記録）し、受信
（再生）側で伸長することになる。圧縮には間引きや高
能率符号化などがあり、種々の方式が研究及び提案され
ている。
信号のディジタル信号をそのまま送信（又は記録）する
と、膨大な伝送容量（記録容量）と高速な処理回路を必
要とするので、通常は、圧縮して送信（記録）し、受信
（再生）側で伸長することになる。圧縮には間引きや高
能率符号化などがあり、種々の方式が研究及び提案され
ている。
【０００４】カラー映像信号を構成する輝度信号と色差
信号は、映像表示した場合に人間の視覚に与える効果が
相違するので、通常、別々の処理系で処理される。例え
ば、輝度信号をフィールド内処理し、色差信号をフィー
ルド間処理するディジタル・ビデオ・テープ・レコーダ
（ディジタルＶＴＲ）が提案されている。この場合、記
録媒体上では、輝度信号と色差信号との間に時間方向で
ずれ又は遅延が生じる。再生時の伸長処理で、遅延手段
により、このずれ、即ち、時間遅延を解消又は吸収する
ことになる。
信号は、映像表示した場合に人間の視覚に与える効果が
相違するので、通常、別々の処理系で処理される。例え
ば、輝度信号をフィールド内処理し、色差信号をフィー
ルド間処理するディジタル・ビデオ・テープ・レコーダ
（ディジタルＶＴＲ）が提案されている。この場合、記
録媒体上では、輝度信号と色差信号との間に時間方向で
ずれ又は遅延が生じる。再生時の伸長処理で、遅延手段
により、このずれ、即ち、時間遅延を解消又は吸収する
ことになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
記録媒体上でカラー映像信号の成分信号間に時間遅延が
あると、通常再生時でも動きの早い物体については輝度
と色にずれが生じてしまう。また、スロー再生のように
同じフレーム映像を何回か繰り返し再生すると、早い動
きが無くても輝度と色のずれが明瞭になるという欠点が
ある。
記録媒体上でカラー映像信号の成分信号間に時間遅延が
あると、通常再生時でも動きの早い物体については輝度
と色にずれが生じてしまう。また、スロー再生のように
同じフレーム映像を何回か繰り返し再生すると、早い動
きが無くても輝度と色のずれが明瞭になるという欠点が
ある。
【０００６】本発明は、このような不都合を解消する画
像処理装置を提示することを目的とする。
像処理装置を提示することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、入力カラー映像信号をディジタル信号処理する画
像処理装置であって、当該入力カラー映像信号の輝度信
号成分と色信号成分信号間のフィルタリング処理の差に
従う時間差を解消する遅延手段を設けたことを特徴とす
る。
置は、入力カラー映像信号をディジタル信号処理する画
像処理装置であって、当該入力カラー映像信号の輝度信
号成分と色信号成分信号間のフィルタリング処理の差に
従う時間差を解消する遅延手段を設けたことを特徴とす
る。
【０００８】
【作用】上記遅延手段により、入力カラー映像信号の各
成分信号間の時間ずれを解消できる。従って、以後の処
理が容易になり、例えば、記録再生装置では、動きの早
い物体の色ずれやスロー再生時での色ずれを生じなくな
る。
成分信号間の時間ずれを解消できる。従って、以後の処
理が容易になり、例えば、記録再生装置では、動きの早
い物体の色ずれやスロー再生時での色ずれを生じなくな
る。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【００１０】図１は、ディジタルＶＴＲに適用した本発
明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。１０Ｙ，１
０Ｒ，１０Ｂはそれぞれ、記録しようとする映像信号の
輝度信号Ｙｉｎ、色差信号Ｐｒｉｎ及び色差信号Ｐｂｉ
ｎの入力端子、１２Ｙ，１２Ｒ，１２Ｂは入力端子１０
Ｙ，１０Ｒ，１０Ｂからの輝度信号Ｙｉｎ、色差信号Ｐ
ｒｉｎ及び色差信号Ｐｂｉｎをディジタル信号に変換す
るＡ／Ｄ変換器である。
明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。１０Ｙ，１
０Ｒ，１０Ｂはそれぞれ、記録しようとする映像信号の
輝度信号Ｙｉｎ、色差信号Ｐｒｉｎ及び色差信号Ｐｂｉ
ｎの入力端子、１２Ｙ，１２Ｒ，１２Ｂは入力端子１０
Ｙ，１０Ｒ，１０Ｂからの輝度信号Ｙｉｎ、色差信号Ｐ
ｒｉｎ及び色差信号Ｐｂｉｎをディジタル信号に変換す
るＡ／Ｄ変換器である。
【００１１】１６ＹはＡ／Ｄ変換器１２Ｙのディジタル
出力（輝度信号Ｙ）をライン・オフセット・サブサンプ
リングにより間引く間引き回路である。間引き回路１６
Ｙは、空間的に間引くことによる折返しノイズを除去す
る空間フィルタを兼用している。１８は、間引き回路１
６の出力を１フィールド遅延する遅延回路である。遅延
回路１８は、色差信号Ｐｂ，Ｐｒの処理系との時間調整
用である。
出力（輝度信号Ｙ）をライン・オフセット・サブサンプ
リングにより間引く間引き回路である。間引き回路１６
Ｙは、空間的に間引くことによる折返しノイズを除去す
る空間フィルタを兼用している。１８は、間引き回路１
６の出力を１フィールド遅延する遅延回路である。遅延
回路１８は、色差信号Ｐｂ，Ｐｒの処理系との時間調整
用である。
【００１２】２０Ｒ，２０Ｂは、Ａ／Ｄ変換器１２Ｒ，
１２Ｂのディジタル出力（色差信号Ｐｒ，Ｐｂ）を垂直
方向に１／３に間引く間引き回路である。２２Ｒ，２２
Ｂは、間引き回路２０Ｒ，２０Ｂの出力（色差信号Ｐ
ｒ，Ｐｂ）をフィールド・オフセット・サブサンプリン
グにより空間的に１／２に間引く間引き回路である。間
引き回路２０Ｒ，２０Ｂ，２２Ｒ，２２Ｂは、折返しノ
イズを除去する空間フィルタを兼用している。
１２Ｂのディジタル出力（色差信号Ｐｒ，Ｐｂ）を垂直
方向に１／３に間引く間引き回路である。２２Ｒ，２２
Ｂは、間引き回路２０Ｒ，２０Ｂの出力（色差信号Ｐ
ｒ，Ｐｂ）をフィールド・オフセット・サブサンプリン
グにより空間的に１／２に間引く間引き回路である。間
引き回路２０Ｒ，２０Ｂ，２２Ｒ，２２Ｂは、折返しノ
イズを除去する空間フィルタを兼用している。
【００１３】２４は、遅延回路１８からの間引かれた輝
度データ及び間引き回路２２Ｒ，２２Ｂからの間引かれ
た色差データを一時記憶し、記録媒体への記録用に並び
替えるメモリである。２６はメモリ２４から読み出され
たデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号化回
路、２８は誤り訂正符号化回路２６の出力を所定レベル
に増幅する記録アンプ、３０は記録時にａ接点に接続し
て記録アンプ２８の出力を磁気ヘッド３２に印加し、再
生時にｂ接点に接続して磁気ヘッド３２の再生出力を再
生処理系に印加するスイッチ、３４は記録媒体の磁気テ
ープである。
度データ及び間引き回路２２Ｒ，２２Ｂからの間引かれ
た色差データを一時記憶し、記録媒体への記録用に並び
替えるメモリである。２６はメモリ２４から読み出され
たデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号化回
路、２８は誤り訂正符号化回路２６の出力を所定レベル
に増幅する記録アンプ、３０は記録時にａ接点に接続し
て記録アンプ２８の出力を磁気ヘッド３２に印加し、再
生時にｂ接点に接続して磁気ヘッド３２の再生出力を再
生処理系に印加するスイッチ、３４は記録媒体の磁気テ
ープである。
【００１４】３６はスイッチ３０を介して磁気ヘッド３
２の再生出力を増幅する再生アンプ、３８は再生アンプ
３６の出力が入力し、誤り訂正符号化回路２６により付
加された誤り訂正符号により記録再生エラーを訂正する
誤り訂正回路、４０は、誤り訂正回路３８による訂正処
理後の再生データを一時記憶し、再生処理順に並び替え
るメモリである。メモリ２４とメモリ４０は同じハード
ウエアを共用することがある。
２の再生出力を増幅する再生アンプ、３８は再生アンプ
３６の出力が入力し、誤り訂正符号化回路２６により付
加された誤り訂正符号により記録再生エラーを訂正する
誤り訂正回路、４０は、誤り訂正回路３８による訂正処
理後の再生データを一時記憶し、再生処理順に並び替え
るメモリである。メモリ２４とメモリ４０は同じハード
ウエアを共用することがある。
【００１５】４２はメモリ４０からの再生輝度データ
に、間引き回路１６で間引かれたデータを補間する補間
回路、４４は補間回路４２により補間された輝度データ
を１フィールド遅延する遅延回路である。また、４４
Ｒ，４４Ｂは、メモリ４０からの再生色差データに、フ
ィールド・オフセット・サブサンプリングの補間を行な
う補間回路、４８Ｒ，４８Ｂは、補間回路４４Ｒ，４４
Ｂの出力に、間引き回路２０Ｒ，２０Ｂによる間引きを
補間する垂直補間回路である。
に、間引き回路１６で間引かれたデータを補間する補間
回路、４４は補間回路４２により補間された輝度データ
を１フィールド遅延する遅延回路である。また、４４
Ｒ，４４Ｂは、メモリ４０からの再生色差データに、フ
ィールド・オフセット・サブサンプリングの補間を行な
う補間回路、４８Ｒ，４８Ｂは、補間回路４４Ｒ，４４
Ｂの出力に、間引き回路２０Ｒ，２０Ｂによる間引きを
補間する垂直補間回路である。
【００１６】５０Ｙ，５０Ｒ，５０Ｂはそれぞれ、遅延
回路４４、垂直補間回路４８Ｒ及び同４８Ｂの出力デー
タをアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器、５２Ｙ，５
２Ｒ，５２ＢはＤ／Ａ変換器５０Ｙ，５０Ｒ，５０Ｂか
ら出力される輝度信号Ｙ、色差信号Ｐｒ及び同Ｐｂを外
部に出力する出力端子である。
回路４４、垂直補間回路４８Ｒ及び同４８Ｂの出力デー
タをアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器、５２Ｙ，５
２Ｒ，５２ＢはＤ／Ａ変換器５０Ｙ，５０Ｒ，５０Ｂか
ら出力される輝度信号Ｙ、色差信号Ｐｒ及び同Ｐｂを外
部に出力する出力端子である。
【００１７】図１の基本動作を説明する。入力端子１０
Ｙ，１０Ｒ，１０Ｂにはそれぞれ、記録しようとする映
像信号の輝度信号Ｙｉｎ、色差信号Ｐｒｉｎ及び色差信
号Ｐｂｉｎが入力する。Ａ／Ｄ変換器１２Ｙは、入力端
子１０Ｙからの輝度信号をサンプリング周波数２ｆｓで
ディジタル信号に変換し、間引き回路１６が、Ａ／Ｄ変
換器１０Ｙの出力データを、折返し除去のフィルタ処理
を施した後、ラインオフセット・サブサンプリングによ
り１／２に間引く。間引き回路１６により間引かれた輝
度データは遅延回路１８により１フィールド期間遅延さ
れてメモリ２４に書き込まれる。
Ｙ，１０Ｒ，１０Ｂにはそれぞれ、記録しようとする映
像信号の輝度信号Ｙｉｎ、色差信号Ｐｒｉｎ及び色差信
号Ｐｂｉｎが入力する。Ａ／Ｄ変換器１２Ｙは、入力端
子１０Ｙからの輝度信号をサンプリング周波数２ｆｓで
ディジタル信号に変換し、間引き回路１６が、Ａ／Ｄ変
換器１０Ｙの出力データを、折返し除去のフィルタ処理
を施した後、ラインオフセット・サブサンプリングによ
り１／２に間引く。間引き回路１６により間引かれた輝
度データは遅延回路１８により１フィールド期間遅延さ
れてメモリ２４に書き込まれる。
【００１８】他方、色差信号Ｐｒｉｎ及び色差信号Ｐｂ
ｉｎはＡ／Ｄ変換器１２Ｒ，１２Ｂによりサンプリング
周波数ｆｓでディジタル化され、間引き回路２０Ｒ，２
０Ｂにより垂直方向で１／３に間引かれ、その後、間引
き回路２２Ｒ，２２Ｂによりフィールドオフセット・サ
ブサンプリングにより１／２に間引かれる。間引き回路
２０Ｒ，２０Ｂ，２２Ｒ，２２Ｂではそれぞれ、折返し
雑音を除去するためのフィルタ処理が施される。間引き
回路２２Ｒ，２２Ｂの出力はメモリ２４に書き込まれ
る。
ｉｎはＡ／Ｄ変換器１２Ｒ，１２Ｂによりサンプリング
周波数ｆｓでディジタル化され、間引き回路２０Ｒ，２
０Ｂにより垂直方向で１／３に間引かれ、その後、間引
き回路２２Ｒ，２２Ｂによりフィールドオフセット・サ
ブサンプリングにより１／２に間引かれる。間引き回路
２０Ｒ，２０Ｂ，２２Ｒ，２２Ｂではそれぞれ、折返し
雑音を除去するためのフィルタ処理が施される。間引き
回路２２Ｒ，２２Ｂの出力はメモリ２４に書き込まれ
る。
【００１９】メモリ２４に書き込まれた輝度データ及び
２つの色差データは、メモリ２４のアドレス操作又は内
部転送などにより磁気テープ３４の記録フォーマット順
に並び替えられ、誤り訂正符号化回路２６に読み出され
る。誤り訂正符号化回路２６はメモリ２４からのデータ
に誤り訂正符号を付加する。誤り訂正符号化回路２６に
より誤り訂正符号を更された画像データは記録アンプ２
８及びスイッチ３０を介して磁気ヘッド３２に印加さ
れ、所定フォーマットで磁気テープ３４に記録される。
２つの色差データは、メモリ２４のアドレス操作又は内
部転送などにより磁気テープ３４の記録フォーマット順
に並び替えられ、誤り訂正符号化回路２６に読み出され
る。誤り訂正符号化回路２６はメモリ２４からのデータ
に誤り訂正符号を付加する。誤り訂正符号化回路２６に
より誤り訂正符号を更された画像データは記録アンプ２
８及びスイッチ３０を介して磁気ヘッド３２に印加さ
れ、所定フォーマットで磁気テープ３４に記録される。
【００２０】再生時には、次のように動作する。即ち、
磁気ヘッド３２は磁気テープ３の記録信号を再生し、そ
の出力はスイッチ３０及び再生アンプ３６を介して誤り
訂正回路３８に印加される。誤り訂正回路３８は記録時
に誤り訂正符号化回路２６により付加された誤り訂正符
号を利用して、記録再生に伴う誤りを検出訂正する。誤
り訂正された再生データはメモリ４０に書き込まれる。
磁気ヘッド３２は磁気テープ３の記録信号を再生し、そ
の出力はスイッチ３０及び再生アンプ３６を介して誤り
訂正回路３８に印加される。誤り訂正回路３８は記録時
に誤り訂正符号化回路２６により付加された誤り訂正符
号を利用して、記録再生に伴う誤りを検出訂正する。誤
り訂正された再生データはメモリ４０に書き込まれる。
【００２１】メモリ４０に記憶されたデータは、磁気テ
ープ３４の記録フォーマットから、出力順に並び替えら
れる。メモリ４０に記憶される再生データの内、輝度デ
ータは補間回路４２に読み出され、２つの色差データは
それぞれ補間回路４６Ｒ，４６Ｂに読み出される。
ープ３４の記録フォーマットから、出力順に並び替えら
れる。メモリ４０に記憶される再生データの内、輝度デ
ータは補間回路４２に読み出され、２つの色差データは
それぞれ補間回路４６Ｒ，４６Ｂに読み出される。
【００２２】補間回路４２は、メモリ４０からの再生輝
度データに、間引き回路１６で間引かれたデータを補間
し、その出力は遅延回路４４により１フィールド期間遅
延されてＤ／Ａ変換器５０Ｙに印加される。Ｄ／Ａ変換
器５０Ｙは遅延回路４４からの再生輝度データをアナロ
グ信号に変換され、その出力は、再生輝度信号Ｙｏｕｔ
として出力端子５２Ｙから外部に出力される。
度データに、間引き回路１６で間引かれたデータを補間
し、その出力は遅延回路４４により１フィールド期間遅
延されてＤ／Ａ変換器５０Ｙに印加される。Ｄ／Ａ変換
器５０Ｙは遅延回路４４からの再生輝度データをアナロ
グ信号に変換され、その出力は、再生輝度信号Ｙｏｕｔ
として出力端子５２Ｙから外部に出力される。
【００２３】補間回路４６Ｒ，４６Ｂは、メモリ４０か
らの再生色差データに、間引き回路２２Ｒ，２２Ｂによ
るフィールド・オフセット・サブサンプリングに対する
補間を行ない、補間回路４８Ｒ，４８Ｂは補間回路４６
Ｒ，４６Ｂの出力に対して、間引き回路２０Ｒ，２０Ｂ
による垂直方向の間引きを補間する。Ａ／Ｄ変換器５０
Ｒ，５０Ｂは間引き回路４８Ｒ，４８Ｂの出力をアナロ
グ信号に変換し、その出力は再生色差信号Ｐｒｏｕｔ，
Ｐｂｏｕｔとして出力端子５２Ｒ，５２Ｂから外部に出
力される。
らの再生色差データに、間引き回路２２Ｒ，２２Ｂによ
るフィールド・オフセット・サブサンプリングに対する
補間を行ない、補間回路４８Ｒ，４８Ｂは補間回路４６
Ｒ，４６Ｂの出力に対して、間引き回路２０Ｒ，２０Ｂ
による垂直方向の間引きを補間する。Ａ／Ｄ変換器５０
Ｒ，５０Ｂは間引き回路４８Ｒ，４８Ｂの出力をアナロ
グ信号に変換し、その出力は再生色差信号Ｐｒｏｕｔ，
Ｐｂｏｕｔとして出力端子５２Ｒ，５２Ｂから外部に出
力される。
【００２４】輝度信号Ｙと色差信号Ｐｒ／Ｐｂとの間に
生ずる時間的なずれについて説明する。輝度信号は、ラ
イン・オフセット・サブサンプリングによるフィールド
内演算の間引き（記録時）及び補間（再生時）であるの
に対し、色差信号は、フィールド・オフセット・サブサ
ンプリングによるフィールド間演算の間引き（記録時）
及び補間（再生時）であるので、輝度信号と色差信号に
はフィールド方向の時間ずれが生じる。本実施例では、
この時間ずれを遅延回路１８及び同４４により解消して
いる。
生ずる時間的なずれについて説明する。輝度信号は、ラ
イン・オフセット・サブサンプリングによるフィールド
内演算の間引き（記録時）及び補間（再生時）であるの
に対し、色差信号は、フィールド・オフセット・サブサ
ンプリングによるフィールド間演算の間引き（記録時）
及び補間（再生時）であるので、輝度信号と色差信号に
はフィールド方向の時間ずれが生じる。本実施例では、
この時間ずれを遅延回路１８及び同４４により解消して
いる。
【００２５】図２は、補間回路２０Ｒ，２０Ｂの空間フ
ィルタのタップ係数であり、同（ａ）は画面正面から見
た図、同（ｂ）は走査線の構造を画面横方向から見た図
である。これらの係数のフィールド毎の和を計算する
と、現フィールドでは０．５、前フィールドでも０．５
となり、フィールド方向の画像の重心位置は前フィール
ドと現フィールドの中間となる。即ち、現フィールドよ
り１／２フィールド遅れている。
ィルタのタップ係数であり、同（ａ）は画面正面から見
た図、同（ｂ）は走査線の構造を画面横方向から見た図
である。これらの係数のフィールド毎の和を計算する
と、現フィールドでは０．５、前フィールドでも０．５
となり、フィールド方向の画像の重心位置は前フィール
ドと現フィールドの中間となる。即ち、現フィールドよ
り１／２フィールド遅れている。
【００２６】また、図３は、補間回路２２Ｒ，２２Ｂの
空間フィルタのタップ係数であり、同（ａ）は画面正面
から見た図、同（ｂ）は走査線の構造を画面横方向から
見た図である。ここでは、前フィールドの重みが０．２
５、現フィールドの重みが０．７５となり、フィールド
方向の遅延時間は１／４フィールドとなる。
空間フィルタのタップ係数であり、同（ａ）は画面正面
から見た図、同（ｂ）は走査線の構造を画面横方向から
見た図である。ここでは、前フィールドの重みが０．２
５、現フィールドの重みが０．７５となり、フィールド
方向の遅延時間は１／４フィールドとなる。
【００２７】従って、補間回路２０Ｒ，２２Ｒ；２０
Ｂ，２２Ｂを合わせて、色差信号は輝度信号に対して３
／４フィールド遅延する。そこで、輝度信号には遅延回
路１８に１フィールドの遅延を与える。現実的に３／４
フィールドの遅延を与えるのは無理なので、遅延回路１
８の遅延量を１フィールドとしている。
Ｂ，２２Ｂを合わせて、色差信号は輝度信号に対して３
／４フィールド遅延する。そこで、輝度信号には遅延回
路１８に１フィールドの遅延を与える。現実的に３／４
フィールドの遅延を与えるのは無理なので、遅延回路１
８の遅延量を１フィールドとしている。
【００２８】再生時にも輝度信号と色差信号には同様の
遅延が生じるので、遅延回路４４により輝度信号を１フ
ィールド期間遅延させている。
遅延が生じるので、遅延回路４４により輝度信号を１フ
ィールド期間遅延させている。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、入力カラー映像信号の各成分信号
間の時間ずれを解消でき、以後の処理が容易になる。例
えば、記録再生装置では、記録処理におけるカラー映像
信号の成分信号間の時間ずれを解消して記録媒体記録す
るので、画像の中の早い動きにおける色ずれやスロー再
生などの特殊再生時の色ずれを無くすことができる。
に、本発明によれば、入力カラー映像信号の各成分信号
間の時間ずれを解消でき、以後の処理が容易になる。例
えば、記録再生装置では、記録処理におけるカラー映像
信号の成分信号間の時間ずれを解消して記録媒体記録す
るので、画像の中の早い動きにおける色ずれやスロー再
生などの特殊再生時の色ずれを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
る。
【図２】 補間回路２０Ｒ，２０Ｂの空間フィルタのタ
ップ係数の説明図である。
ップ係数の説明図である。
【図３】 補間回路２２Ｒ，２２Ｂの空間フィルタのタ
ップ係数の説明図である。
ップ係数の説明図である。
１０Ｙ，１０Ｒ，１０Ｂ：入力端子 １２Ｙ，１２Ｒ，
１２Ｂ：Ａ／Ｄ変換器 １６Ｙ：間引き回路 １８：遅延回路 ２０Ｒ，２０
Ｂ，２２Ｒ，２２Ｂ：間引き回路 ２４：メモリ ２
６：誤り訂正符号化回路 ２８：記録アンプ ３０：ス
イッチ ３２：磁気ヘッド ３４：磁気テープ ３６：
再生アンプ ３８：誤り訂正回路 ４０：メモリ ４
２：補間回路 ４４：遅延回路 ４４Ｒ，４４Ｂ：補間
回路 ４８Ｒ，４８Ｂ：垂直補間回路 ５０Ｙ，５０
Ｒ，５０Ｂ：Ｄ／Ａ変換器 ５２Ｙ，５２Ｒ，５２Ｂ：
出力端子
１２Ｂ：Ａ／Ｄ変換器 １６Ｙ：間引き回路 １８：遅延回路 ２０Ｒ，２０
Ｂ，２２Ｒ，２２Ｂ：間引き回路 ２４：メモリ ２
６：誤り訂正符号化回路 ２８：記録アンプ ３０：ス
イッチ ３２：磁気ヘッド ３４：磁気テープ ３６：
再生アンプ ３８：誤り訂正回路 ４０：メモリ ４
２：補間回路 ４４：遅延回路 ４４Ｒ，４４Ｂ：補間
回路 ４８Ｒ，４８Ｂ：垂直補間回路 ５０Ｙ，５０
Ｒ，５０Ｂ：Ｄ／Ａ変換器 ５２Ｙ，５２Ｒ，５２Ｂ：
出力端子
Claims (1)
- 【請求項１】 入力カラー映像信号をディジタル信号処
理する画像処理装置であって、当該入力カラー映像信号
の輝度信号成分と色信号成分信号間のフィルタリング処
理の差に従う時間差を解消する遅延手段を設けたことを
特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159764A JPH066825A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 画像処理装置 |
| US08/408,101 US5475439A (en) | 1992-06-18 | 1995-03-21 | Image processing apparatus with chrominance processing and luminance delay |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159764A JPH066825A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066825A true JPH066825A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15700761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4159764A Withdrawn JPH066825A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 画像処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5475439A (ja) |
| JP (1) | JPH066825A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69524023T2 (de) * | 1994-09-26 | 2002-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Aufnahmevorrichtung für digitale Signale |
| JP3847908B2 (ja) * | 1997-07-23 | 2006-11-22 | キヤノン株式会社 | 信号処理装置及びクロック発生装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2068673B (en) * | 1980-01-30 | 1983-09-07 | Sony Corp | Decoding and recoding composite digital colour television signals |
| JPS583491A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | Sony Corp | カラ−映像信号処理装置 |
| US4701783A (en) * | 1982-09-14 | 1987-10-20 | New York Institute Of Technology | Technique for encoding and decoding video with improved separation of chrominance and luminance |
| JPS5981988A (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-11 | Victor Co Of Japan Ltd | カラ−映像信号のデジタル化記録方式 |
| JPS6372288A (ja) * | 1986-09-16 | 1988-04-01 | Hitachi Ltd | カラ−テレビジヨン方式及び装置 |
| US5140408A (en) * | 1989-02-10 | 1992-08-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Color component signal converting apparatus having an input dependent switchable matrix |
| JP2522580B2 (ja) * | 1990-04-06 | 1996-08-07 | シャープ株式会社 | 映像信号記録再生装置 |
| JP2583670B2 (ja) * | 1990-12-27 | 1997-02-19 | 三星電子株式会社 | ディジタル信号の記録システムとこれを採用した記録方式 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4159764A patent/JPH066825A/ja not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-03-21 US US08/408,101 patent/US5475439A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5475439A (en) | 1995-12-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |