JPS6372288A - カラ−テレビジヨン方式及び装置 - Google Patents

カラ−テレビジヨン方式及び装置

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JPS6372288A
JPS6372288A JP21571986A JP21571986A JPS6372288A JP S6372288 A JPS6372288 A JP S6372288A JP 21571986 A JP21571986 A JP 21571986A JP 21571986 A JP21571986 A JP 21571986A JP S6372288 A JPS6372288 A JP S6372288A
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JP
Japan
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color
signal
band
color television
carrier
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JP21571986A
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Kazumasa Matsui
松井 一征
Norihiko Fukinuki
吹抜 敬彦
Hiroshi Yoshiki
宏 吉木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーテレビジョン方式とこれに用いる装置
に係り、特に現行方式との両立性を維持しながら画質を
改善するために好適な方式と装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のカラーテレビジョン方式(現行方式)、たとえば
、NTSC方式やPAL方式では、主として無線による
放送を前提としていたので、テレビジョン画像工学ハン
ドブック(テレビジョン学会騙、昭和55年12月オー
ム社(東京)発行)第630頁から第635頁及び第1
063頁から1064頁に記載されているように色差信
号の帯域が制限されて色の解像度が輝度の解像度に比べ
て著しく低かった。以下、第3図によりN T S C
方式について詳しく説明する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第3図は、NTSC方式のカラーテレビ信号の周波数ス
ペクトラムを示す図面である。第3図において、Yは、
明るさを表わす輝度信号を示し、■とQは、色を表おす
色差信号IとQで90’の位相差を持つ色副搬送波fs
c(周波数3.58MT(z)をそれぞれ平衡変調した
信号成分<m退色信号)を示す。第3図において搬送色
信号工とQの高域は、テレビ放送において4 、5 M
 Hzに音声搬送波(f cs)を配置する必要上、4
.1.MHy、に制限される。低域は、輝度に対する妨
害等を考慮して、眼が細かいところまで見ることのでき
るTが2.1M1(zに、細かいところまで見ることの
できないQが3.1M)(zに制限されている。したが
って、NTSC方式では、輝度信号が4M)(z以上の
帯域を持つのに対して色差信号の帯域が広帯域色差信号
I (I信号)で3 、58−2 、1 二1.5 M
Hz、狭帯域色差信号Q (Q信号)で3.58−3.
に4.1−3.58二〇、5MHz以下に制限され、色
の解像度が輝度の約1/3〜178以下に低下してしま
う。
(なお、輝信号成分Yも、放送の場合には、第3図の点
線で示すように4 、2 M ITz以下に制限される
。)このため、色の解像度は輝度に比べて低くて良いと
いっても、NTSC方式では、特に画面を近くから見た
場合などに色のにじみが気になる。
また、PAL方式についても同様のことが言える。
現行方式と両立性を持たせながら色解像度を改善する方
式の例としては、ニス伽エム・ピー・ティー・イー・ジ
ャーナル92.5 (1983年)第557頁(図12
)と第558頁(SMPTEJournal、92.5
 (1983) p557 (Figurf912)a
ndp558)に記載されているPAL方式の搬送色信
号の上側サイドハンドの拡大を含む方式がある。しかし
ながら、上記の例では、下側サイドバンドより狭い範囲
の上側サイドバンドの拡大であり、単サイドバンド伝送
の影響による復調色差信号の過渡応答の劣化を無くして
色解像度の幾分かの改善はできるけれども、復調色差信
号の帯域を拡大する本格的な色解像度の向上はできない
したがって1本発明の目的は、標準放送以外の分野にお
いて現行方式のテレビジョン機器と両立する復調色差信
号の帯域拡大により色度像度を向上させたカラーテレビ
ジョン方式とこれに用いる装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、上記目的を達成するために、色副搬送波の
周波数と変調方式を現行方式と同じにしたまま搬送色信
号の帯域を少なくとも色副搬送波から現行方式の色差信
号帯域以上になるように広げている。また1本発明では
、搬送色信号の下側サイドバンドの帯域を現行方式より
狭くし、上側サーrドバンドを現行方式より広くしてド
ツト妨害を減らすこともできる。さらに本発明において
は、搬送色信号の帯域を現行方式と異ならせたことを示
す色帯域拡大識別信号をカラーテレビジョン信号に付加
することにより、現行方式との両立性をより良くするこ
ともできる。
〔作用〕
上記のように搬送色信号の帯域を広げることにより、標
準放送以外において色差信号の伝送帯域を広げることが
でき、色差信号の復調帯域を広げて色解像度の向上した
画面を得ることができる。
また、搬送色信号の下側サイドバンドを狭くすることに
より、輝度信号に漏込むと見え易いドツト妨害となる搬
送色信号の低域成分が除去され、ドツト妨害が軽減され
る。上側サイドバンドの拡大は色差信号の帯域を維持ま
たは拡大させる。さらに、付加された色帯域拡大識別信
号により現行方式信号との区別が可能になり、現行方式
信号を現行方式の搬送色信号帯域で復調してS/Nの劣
化や色差信号間の混信が生じないようにして、現行方式
との両立性をより良くすることができる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図面を引用して説明する。
第1図は、NTSC方式と両立性のある本発明の一実施
例のカラーテレビジョン方式の信号のスペクトラムを示
す図面である。第1図において、N T S C方式と
同じ3.58MHz を色副搬送波とする搬送色信号の
帯域は、I、Q共に、2.IM&から5 、1 M I
ix に拡大されている。(すなわち。
搬送色信号Qについては、その帯域が色副搬送波から現
行方式の色差信号Qの帯域0.5MHz以上になるよう
に拡大されている。)シたがって、色差信号工とQは、
共に1.5MI(zの帯域を持つことになり、Q信号の
帯域は、NTSC方式の3倍に拡大され、■信号も、0
.5MHzから1.5M1(zまで両サイドバンド伝送
となり過渡応答が実質的に改善される。第1図の方式で
は、■とQが両サイドバンド伝送で同じ帯域となってい
ることから、カメラや受像機の回路のN T S C方
式との両立性が良く、かつ1回路規模も小さくなる。な
お、より解像度が必要な色差信号■については、第1図
の点線で示すように搬送色信号工を高域側に更に広げ、
1.5MHz以上を単サイドバンド伝送として帯域を広
げることができる。なお、輝度信号Yの帯域については
、他に特別な条件がなければ、任意にできるだけ広くと
ることができる。
上記第1図の実施例のカラーテレビジョン信号退色信号
Qが低減まで伸びているため、Qによる輝度信号に対す
るドツト妨害の増加及び0 、5 M Hz。
以上でのIQ間の混信による過渡的為せの色が生じる。
しかしながら、これらの妨害の増加は、許容可能なもの
であり、特に後者は、実質上現在用いられていない広帯
域■復調受像機だけに生じるものであり、実質上無視で
きる。
また、第1図の点線で示す本発明方式のカラーテレビジ
ョン信号は、次のように変形することもできる。すなわ
ち、搬送色信号工とQの低域側帯域制限をたとえばNT
SC方式のQと同じ3.IM)(Zに上げ、Qの高域側
の帯域制限を色副搬送波に関して対称な4.IMth 
に下げ、■の高域側の帯域制限は、4.IM七より太き
く (NTSC方式以上の色解像度を得るには、5 、
1 M 82以上に)設定するものである。この変形に
より色差信号Qの帯域は減るけれども、搬送色信号の下
限が上った分だけ輝度信号へのドツト妨害が減り輝度信
号の表示の尖鋭度を向上できる。
第2図の実施例は、回路的には幾分複雑になるけれども
、第1図と異なりNTSC方式受像機とより良く両立さ
せられる他の実施例である。第2図に示される他の実施
例のカラーテレビジョン方式の信号のスペクトラムにお
いては、搬送色信号工の帯域は、第3図のNTSC信号
と同じであり、vIi送色信号Qの高域側だけが4.1
MHzを越えてfqまで伸びている。したがって、搬送
色信号Iを2.1M)izから4.1MHzの帯域フィ
ルタで取り出して復調することにより、0.5〜1 、
5 M )Itの単サイドバンド復調を含めて1.5M
1(z までの色差信号工を得ることができ、搬送色信
号Qを3.1M Hlからf9までの帯域フィルタで取
り出して復調することにより0.5MHz〜(f呵−3
,58Mル)の単サイドバンド復調を含めて(fq  
3.58M llz )までの色差信号を得ることがで
きる。すなわち、NTSC方式に比べて色差信号Qの帯
域が0.5MHzから(fq  3.5MHz)に拡大
された分だけ色の解倫度が改善される。また、2.1M
I(zから4.1MHz までの搬送色信号は、NTS
C方式と同じなので、この帯域の搬送色信号を復調する
NTSC方式の受像機では、NTSC信号と同じ色差イ
a号が復調される。搬送色信号Qの4.1M llz以
上の成分は、NTSC方式の受像機の輝度にドツト妨害
を生じさせるけれども、妨害の周波数が第3図の場合に
較べて高いので妨害は11微である。
なお、第2図の実施例は、次のように変形することも可
能である。すなわち、第2図に示される搬送色信号の帯
域をIとQで交換することである。
この交換により、より広い帯域を必要とする工信号の帯
域を、(fq  3.5MHz)が1.5MHzより大
きくなるようにすることにより1 、5 M Hz以上
にできる。2.1MHzから3 、1 M Ikには工
の代りにQが入ってしまうが、広帯域1受像機で色の輪
郭に偽の色が出るだけであまり間厘にならない。
本発明は、上記のようにNTSC方式に適用できるだけ
でなく、PALカラーテレビジョン方式にも適用できる
。以下、第4図と第5図を用いてPAL方式への適用を
説明する。
第4図は、PAL方式のカラーテレビジョン信号の周波
数スペクトラムを示す図面であり、第5図は、本発明を
PAL方式に適用した実施例のカラーテレビジョン信号
の周波数スペクトラムを示す図面である。
第4図に示すように、PAL方式のカラーテレビジョン
信号では、色差信号(R−Y)と(B−Y)で90°の
位相差を持つ色副搬送波fxe(周波数4.43MHz
)をそれぞれ平衡変調した搬送色信号(R−Y)と(B
−Y)が3.13M七から5 、 OM &までに配置
されている。したがって、色差信号(R−Y)と(B−
Y)の帯域は。
(4,43−3,13)=1.3M七となり、5M臣以
上の帯域を取れる輝度信号Yの約174以下の帯域とな
っている。搬送色信号が5.0MHz以下に制限される
理由は、標準放送で音声搬送波fcsが5.5MHz 
に設定されているためである。、標準放送では、輝度信
号Yも、第4図の点線で示すように5.0MHz以下に
制限される。
これに対して、第5図のPAL方式に対する本スペクト
ラムでは、搬送色信号(R−Y)と(B−Y)が、現行
方式に対して下側サイドバンドの帯域が狭くなり上側サ
イドバンドの帯域が広くなるように、ftからfuまで
の帯域を占めるように設定する。ここでf、は、4.4
3MHzより低くて3.13MHzより高い周波数であ
り、たとえばPAL方式との対応からは、(4,43−
(5,0−4,43))=3.86MHz とするのが
適当であるa fuは、5.0M)(z以上の周波数で
あり、PAL方式に対して色解像度を向上させるには、
(4,43+1.3)=5.73M七以上に選定し、5
.73M七を越える帯域が色解像度の向上分となる。ま
た、3.13M& からf露までの帯域のドツト妨害が
無くなるという効果も生じる。なお、輝度信号Yの帯域
は、他に特別な条件が無ければ、任意になるべく広くと
ることができる。
以上で説明した本発明のカラーテレビジョン信号を現行
方式のカラーテレビジョン信号と一緒に受像して本発明
のカラーテレビジョン信号を色解像度を高めて受像する
ために、本発明では1本発明のカラーテレビジョン信号
に現行方式と区別するための色帯域拡大識別信号を付加
することができる。すなわち、色帯域拡大識別信号のな
い現行方式の信号を現行方式により受像し、色帯域拡大
識別信号のある本発明方式の信号を本発明方式により色
解像度を上げて受像することを自動的にできる。この目
的のために本発明のカラーテレビジョン方式の信号に色
帯域拡大識別信号を付加したカラーテレビジョン信号の
一例を第6図により説明する。第6図は1色帯域拡大識
別信号を付加した本発明の実施例の複合カラーテレビジ
ョン信号の垂直ブランキング期間とその周辺を示す波形
図である。第6図の例では、本発明のカラーテレビジョ
ン方式の信号であることを示す色帯域拡大識別信号を垂
直同期の後のブランキング期間の特定の走査線にパルス
Dとして付加している。
第6図のパルスDは、現行方式と本発明方式の識別だけ
でなく1本発明力式のカラーテレビ信号の搬送色信号の
帯域(第1図のり、第2図のfqH第5図のf、など)
をパルスDの立上り時間で識別して受像側の色差信号復
調の帯域を定めて雑音を低減することにも用いることが
できる。パルスDの立上り時間は、伝送系の帯域制限に
も連動するので、伝送系の帯域制限に応動した色差信号
復謂帯域の設定にも用いることができる。
なお、第6図の色帯域拡大識別信号は一例であり、色帯
域拡大識別信号としては、たとえば、本発明方式のカラ
ーテレビジョン信号の帯域外の正弦波を付加するなどの
方法もある。
以上、本発明のカラーテレビジョン方式の信号について
説明した。以下、本発明のカラーテレビジョン方式に用
いる装置について説明する。まず、S像装置について図
面を参照して説明する。
第7図は、NTSC方式のカラーテレビジョン信号と第
1図の実線で示す搬送色信号IとQの帯域が等しい本発
明方式のカラーテレビジョン信号の両方をスイッチ選択
で発生する撮像装置の複合カラーテレビジョン信号合成
回路(エンコーダー)の構成図である。第7図のエンコ
ーダーにおいては、撮像管等からの原色信号から合成さ
れたNTSC方式の輝度信号Yが入力端子1に1色差信
号IとQ(I信号とQ信号)が入力端子2と3に与えら
れる。また、同期信号発生回路(図示せず)からの色副
搬送波SCが入力端子4に、バーストフラグBFが入力
端子5に、同期信号SFnが入力端子6に、第6図の色
帯域拡大識別信号りが入力端子7に与えられる。さらに
、NTSC方式と本発明方式のどちらかを選ぶ方式選択
信号U/Nが入力端子8に与えられろ。
入力端子1の輝度信号Yは、色差信号工とQの処理での
遅れに遅延を合わすために遅延回路9を介して最終加算
回路10に与えられる。入力端子2の工信号は、NTS
C方式1信号用低減濾波器11(LPFt:遮断周波数
1 、5 M Hz )により帯域制限され、遅延回路
12により後述のNTSC方式Q方式用信号用フィルタ
を合わされて平衡変調回路13の変調波人力に与えられ
る。入力端子3のQ信号は、低域濾波器11と遅延口′
s12と同じ特性を持つ低域濾波器14と遅延回路15
及びNTSC方式Q方式用信号用低域濾波器16Fq=
遮断周波数0.5M1(z)に与えられ、そ九ぞれ帯域
制限される。遅延回路ISの出力と低域濾波器16の出
力は、切換スイッチ17に入力され。
入力端子8の方式選択信号U/Nにより、本発明方式の
場合には、前者が、NTSC方式の場合には、後者が変
調用Q信号として選択さ九平衡変調回路18の変調波入
力に与えられる。平衡変調回路13と18は、たとえば
、乗′S′F、回路によって構成できる。平衡変調回路
13と18の被変調入力には、入力端子4の色副搬送波
から変調用色副搬送波発生回路19により発生させられ
たI 4.2号用とQ信号用色副搬送波がそれぞ九与え
られる。変調用色副搬送波発生回路1ε〕は、他にカラ
ーバースト用色副搬送波も発生し、これら三つの色副搬
送波出力にNTSC方式で定められた所定の位相差を与
える。平衡変調回路13と18からの変調された工信号
とQ信号及び入力端子5のバーストフラグによってバー
スト挿入スイッチ20を介して挿入した変調用色副搬送
波発生回路19のカラーバースト用色副搬送波は、色信
号加算回路21により加算され、搬送色信号になる。搬
送色信号は、NTSC方式泪搬送色信号低域濾波器22
(LPFc:遮断周波数4.1MHz)とこれと同じ遅
延時間の遅延回路23に与えられる。遅延回路23の出
力と低域濾波器22の出力は、切換えスイッチ24に入
力され、入力端子80方式選択信号U/Nにより、本発
明方式の場合には、前者が、NTSC方式の場合には、
後者が選択されて最終加算回路10の電送色信号人力C
となる。
最終加算回路10には、前述の輝度信号Yと搬送色信号
Cの他に、入力端子6からの同期信号Synと切換えス
イッチ25を介して入力端子8の方式選択信号U / 
Nにより本発明方式の場合だけ接続される入力端子7の
色帯域拡大識別信号りが入力されている。最終加算回路
1oは、前記の4組の入力を加算することにより出力端
子26に本発明方式とNTSC方式の複合カラーテレビ
ジョン信号を形成する。
以上、NTSC方式と第1図の本発明方式の両方に用い
られるエンコーダーの構成について説明した。以下、動
作を、特に搬送色信号の帯域について補足説明する。ま
ず、本発明の方式が選択された場合には、切換えスイッ
チ17と24が第7図に図示のとおりに接続され、Q信
号の帯域制限が工信号の帯域制限と同じ低域濾波器14
で行なわれ、搬送色信号が帯域制限のない遅延回路23
により最終加算回路10に与えられるので、出力端子2
6の複合カラーテレビジョン信号の搬送色信号のI成分
工とQ成分Qの帯域は、共に、色副搬送波3.58MH
zの上下1.5MHz  (すなわち、■及びQ信号に
対する低域フィルタ11と14(LPFI)による制限
)となり第1図の実線と一致する。また、切換スイッチ
25が入力端子7の色帯域拡大識別信号りを最終加算回
路10に接続するので、出力端子26の複合カラーテレ
ビジョン信号に第6図に示されるように色帯域拡大識別
信号りが付加される。一方、NTSC方式が選択された
場合には、切換えスイッチ17と24の接続が第7図の
図示と反対になり、Q信号の帯域制限には帯域0 、5
 M Hzの低域濾波器(LPFq)が用いられ、搬送
色信号も帯域4 、 I M Hzの低域濾波器(LP
Fc)で制限される。したがって、出力端子26の複合
カラーテレビジョン信号の搬送色信号のQ成分Qは、色
副搬送波3.58MHzの上下0 、5 M Hz に
、■成分工の高域も4.1MHzに制限され、搬送色信
号の帯域が第3図に示すようになる。また、切換スイッ
チ25は、開放となるので、色帯域拡大識別信号りは、
付加されない。
次に、第8図は、NTSC方式と第2図の本発明方式の
複合カラーテレビジョン信号の両方をスイッチ選択で合
成できるエンコーダーの構成を示す図面である。
第8図において、入力端子1の輝度信号Yは、後述の色
差信号の処理による遅れに合わすための遅延回路109
を介して最終加算回路110に与えられる。入力端子2
の色差信号Iは、色副搬送波を変調した場合の下側サイ
ドバンドが2 、1 M Hz以上で重ならないように
帯域制限する低域濾波器(LPFI’  )111を介
して平衡変調回路13の変調入力に与えられる。低域濾
波器111の遮断周波数は、5.7MHz以下で色差信
号に与える帯域以上の周波数に設定すれば良い、入力端
子2の色差信号Qは、低域濾波器111と同じ特性を持
つ低域濾波器114を介して平衡変調回路18の変調波
入力に与えられる。平衡変調回路13と18の被変調波
入力には、入力端子4の色副搬送波から変調用色副搬送
波発生回路119により発生させられた工信号用とQ信
号用色副搬送波がそれぞれ与えられる。変調用色副搬送
波発生回路119は、他のカラーバースト用色副搬送波
も発生し、これら三つの色副搬送波出力に合成された複
合カラーテレビジョン信号中の三つの対応する搬送色信
号の位相差がNTSC方式で定められた位相差になるよ
うな位相差を与える。平衡変調回路13の出力の変調さ
れたI信号は、第2図の搬送色信号Iの帯域で示される
帯域濾波器(BPF+ :下側遮断2.1MHz、上側
遮断4.1MHz)27によって帯域制限されて搬送色
信号Iとして最終加算回路110に入力される6平衡変
調回路18の出力の変調されたQ信号は、第2図の搬送
色信号Qの帯域で示される帯域濾波器(RP Fq’ 
 :下側遮断3.1MHz、上側速断fq)28とNT
SC方式の搬送色信号Qの帯域の帯域濾波器(B P 
Fq:下側遮断3.IM亀、上側遮断4.1M七)29
に与えられ、それぞれの出力が切換えスイッチ30に入
力される。切換スイッチ30は、入力端子8の方式選択
信号U 、/ Nにより本発明方式が選らばれた場合に
は帯域濾波器28の出力を。
NTSC方式が選ばれた場合には在域濾波器29の出力
を選択し、搬送色信号Qとして最終加算回路110に与
える。なお、帯域フィルタ27゜28.29による遅延
と色副搬送波に対する位相回転は、調整用の遅延回路の
内蔵などによって一致させられているものとする8さら
に、変調用色副搬送波発生回路119からのカラーバー
スト用色副搬送波は、バースト挿入スイッチ20に入力
され、入力端子5のバーストフラグBFにより所定の期
間カラーバーストRFとして最終加算回路110に入力
される。
最終加算回路110には、上述の輝度信号Y、搬送色信
号■とQ、カラーバーストBFの他に、第7図と同様に
、入力端子6の同期信号Synと入力端子7から切換え
スイッチ20を介して与えられる色帯域拡大識別信号り
も人力される。最終加算回路110は、前記5個の信号
を加算することにより出力端子126に複合カラーテレ
ビジョン信号を形成する。
以−ヒ説明した第8図のRり成のエンコーダによりNT
SC方式と第2図の本発明方式の複合カラーテレビジョ
ン信号を合成できることは、帯域濾波器27がNTSC
方式と本発明方式に共通な搬送色信号Iの帯域を有し、
搬送色信号Qに対する帯域制限が切換えスイッチ30に
より方式に応して選択されることから明らかである。
なお、第8図のエンコーダーは、下記の変形により、第
1図の点線の本発明方式と別途説明されている変形の本
発明方式の複合カラーテレビジョン信号を合成すること
ができる。すなわち、帯域濾波器27の代りに、帯域濾
波器28.29と切換えスイッチ30と同様の二つの帯
域濾波器と一つの切換えスイッチの組合せを設け、NT
SC方式の場合に選択される帯域濾波器を28と同じ特
性とし、本発明方式の場合に選択される帯域濾波器の帯
域を本発明方式で規定される搬送色信号工の帯域に等し
くし、さらに、帯域濾波器28の帯域を本発明方式で規
定される搬送色信号Qの帯域に等しくすることである。
第9図は、PAL方式と第5図の本発明の複合カラーテ
レビジョン信号を合成することのできるエンコーダーの
構成を示す図面である。第9図において、PAL方式の
輝度信号Y、色差イオ号(R−Y)と(B−Y)、4.
43MHzの色副搬送波SC、バーストフラグBF及び
同期信号Synが、それぞれ、入力端子201,202
,203゜204.205,207及び208に対応し
て与えられている。
入力端子201の輝度信号Yは、後述の色差信号の処理
による遅れに合わすための遅延回路209を介して最終
加算回路210に与えられる。色差信号(R−Y)と(
B−Y)は、それぞれ、同じ特性の低域濾波器(LPF
p’  )211と214をにより帯域制限されて平衡
変調回路13と18の変調波入力に与えられる。低域濾
波器211と214の遮断周波数は、色副搬送波を変調
した下側波帯がPAL方式の搬送色信号の下限3.13
MHz以上で重ならないように7.56MI(z以下で
あり、かつ、所望の色差信号の連載よりも大きければ良
い。平衡変調回路13と18の被変調波入力には、入力
端子204の色副搬送波scがら変調用色副搬送波発生
回路219により発生させられた変調用色副搬波がそれ
ぞれ与えられる。変調用色副搬送波発生回路219は、
平衡変調回路13と18のための色副搬送波の他にカラ
ーバースト用の色副搬送波も発生し、それら三つの色副
搬送波出力の位相差を時間的変化も含めてPAL方式の
規格に合致させる。平衡変調回路】3と18の出力とバ
ースト挿入スイッチ20を介して入力端子205のバー
ストフラグにより接続された変調用色副搬送波発生回路
219のカラーバースト用色副搬送波出力は1色信号加
算回路221により加算されて搬送色信号となる6色信
号加算回路221の出力の搬送色信号は、本発明方式用
帯域濾波器(BPFp’  :下側遮断f露、上側遮W
Ifu)223とPAL方式用帯域濾波器(BPFp:
下側遮断3.13MHz、上側遮断5.0M1(z)2
22に与えられて帯域制限され、切換えスイッチ224
を介して入力端子208の方式選択信号U/Pにより帯
域を選択されて最終加算回路210の搬送色信号人力C
となる。
最終加算回路210には、前述の輝度信号Yと搬送色信
号Cの他に、入力端子206の同期信号Synと切換え
スイッチ25を介して入力端子208の方式選択信号に
より本発明方式の場合にだけ接続される入力端子207
の色帯域拡大識別信号りが入力されている。最終加算回
路210は、前記4個の入力信号を加算することにより
出力端子226に複合カラーテレビジョン信号を形成す
る。
以上説明した第9図のエンコーダーによりPAL方式と
第5図の本発明方式の複合カラーテレビジョン信号を合
成できることは、切換えスイッチの(R−Y)と(B−
Y)に帯域制限する帯域濾波器222と第5図の本発明
方式の(R−Y)と(B−Y)に帯域制限する帯域濾波
器223とを切換え選択できることから明らかである。
以上、本発明方式と現行方式とを切換えて複合カラーテ
レビジョン信号を合成するエンコーダーについて説明し
た。切換えスイッチ以降の部分を2重化することにより
、本発明方式と現行方式の複合カラーテレビジョン信号
を同時に合成して出力できるエンコーダを構成できるこ
とは、明らかである。また、本発明方式の複合カラーテ
レビシュン信号だけを合成するエンコーダを現行方式に
だけ必要な部分を除いて簡単に構成できることも明らか
である。なお、これまでの説明では、カラーバーストを
バースト用色副搬送波の搬送色信号へのバーストフラグ
による直接挿入によって形成しているが、色差信号(工
とQまたは(R−Y〕と(8−Y))へのバーストフラ
グの所定振幅による挿入によっても形成することができ
る。
なお、これまでの説明では、エンコーダーにおいて輝度
信号と搬送色信号を加算して出力するものとしてきたが
、輝度信号と搬送色(0号を別チャネルで記録(いわゆ
る低域変換記録など)する装置に対しては別々に出力し
ても良い。特に、搬送色(,4号については、色副搬送
波のかわりに記録用の搬送波により色差信号を変調する
こともできる。
次に、本発明方式と現行方式の複合カラーテレビジョン
信号を入力してどちらも受像することのできる受像機の
色信号分解回路(デコーダー)の構成について説明する
第10図は、N T S C方式と第1図の実線で示さ
れる本発明方式の複合カラーテレビジョン信号を入力し
て赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色信号に分解す
るデコーダーの構成例を示す図面である。第10図にお
いて、複合カラーテレビジョン信号は、入力端子31に
与えられている。
入力端子31の複合カラーテレビジョン信号は、同期分
離−色帯域拡大識別信号検出回路(Sync、 −D)
32とNTSC用走査線走査線遅延回路D、)33と引
き算回路34の加算人力と遅延回路35に与えられる。
 5ync、 −D32は、入力複合カラーテレビジョ
ン信号から同期信号を分離し、デコーダー用として、バ
ーストフラグBFを発生し、さらに、色帯域拡大識別信
号の有無を検出して入力信号がNTSC信号であるが本
発明方式であるかを示す方式選択信号U/Nを発生する
。走査線遅延線33の出力は、引き算回路34の減算入
力に与えられる。引き算回路34は、入力端子31の複
合カラーテレビジョン信号とこれを走査線遅延線し、出
力にライン間差信号を出力する。ライン間差信号は、ま
ず、色副搬送波の近傍を通過帯域とする帯域濾波器(B
PFt)36に与えられ、その出力が、輝度信号に対す
るドツト妨害を軽減するために、遅延回路35により遅
延を合された入力複合カラーテレビジョン信号から引き
算回路37によって差し引かれる。帯域濾波器36の帯
域は、ドツト妨害と輝度信号解像度との兼ね合いにより
所望の値に設定される。引き算回路37の出力は、ドツ
ト妨害を軽減された輝度信号として、後述の色差信号処
理の遅延と遅れを合わす遅延回路38を介してマトリク
ス回路39の輝度信号Yの入力に与えられる。
引き算回路34の出力のライン間差信号は、また、色副
搬送波の上下1.5MHz を通過帯域とする帯域濾波
器(BPFd)40に与えられ、搬送色信号の抽出に用
いられる。帯域濾波器40の出力の搬送色信号は、色副
搬送波再生回路4]と同期検波回路42と43の変調信
号入力に与えられる。色副搬送波再生回路14は、NT
SC方式のものと同じで良く、同期分離−色帯域拡大識
別信号検出回路32からのバーストフラグBFと帯域濾
波器40からの搬送色信号中のカラーバーストにより、
色差信号工とQの検波のための色副搬送波を再生し、そ
れぞれを同期検波回路42と43の搬送波入力に与える
。同期検波回路42と43は、たとえば、乗算回路で構
成できる。
工信号用の同期検波回路42の出力は、後述のQ信号用
低域濾波器49の遅延に合わすための遅延回路44とN
TSC方式のI信号用復調低域濾波器(LPFi ’ 
) 45に与えられる。低域濾波器45の特性は、NT
SC方式の栄送色信号工が色副搬送波から0.5M)I
z以上離れると単サイドバンドになることを補正するた
めに、0 、5 M Hzから1 、5 M Hzの利
得をそれより下の通過帯域の倍となるようにする。低域
濾波器45の出力は、さらに、遅延回路44の出力と遅
延を合わせるための遅延回路46に入力される。遅延回
路44の出力と遅延回路46により遅延された低域濾波
器45の出力は、切換えスイッチ47に入力されて一方
が選択され、マトリクス回路37の色差信号■の入力と
なる6Q信号用の同期検波回路43の出力は、遅延回路
44と同じ遅延回路48とNTSC方式のQ信号用復調
低域濾波器(LPFq:遮断周波数0.5M1(z)4
9に与えられ、それぞれの出力は、切換えスイッチ5o
に入力されて一方が選択され、マトリクス回路39のソ
1.差信号Qの入力となる。切換えスイッチ47と50
は、同期分離−色帯域拡大識別信号検出回路32からの
方式選択信号U/Nにより、本発明方式の複合カラーテ
レビジョン信号が入力されている場合には、遅延線44
と48側の入力を、N T S C方式の場合には、低
域濾波器45と49側の入力を選択する。
上記により得られた輝度信号Yと色差信号■とQは、マ
トリクス回路39の入力となり、NTSC方式の所定の
荷重加算により原色信号R,G、)1をそれぞ九出力端
子51,52,53に発生させる。
原色信号R,G、Bをカラー受像管等に与えることによ
り受像した画面を表示することができる。
第10図のデコーダーによれば、入力信号が第1図の本
発明方式の場合、帯域濾波器40によす搬送色信号の帯
域が方式のとおり色副搬送波の一ヒ下1.5MH1とな
り、同期検波により復調された1、5Mセ帯域の色差信
号が遅延回路44と48を通って切換えスイッチ47と
50により選択されるので、Q信号の帯域が1 、5 
MB2.に拡大されて色解像が改善される。入力信号が
NTSC方式の場合には、スイッチ47と47によりN
 T S C方式所定の低域濾波器45と49が選択さ
れるのでNTSC方式としての色信号分解が行なわれる
ただし、NTSC方式の場合、帯域濾波器40の帯域が
4.1MHz以上に広がっているため、4.1M1(z
 から5.1MHz、までの輝度信号や雑音などが低域
濾波器45の0.5M)(zから1 、5 M Hz 
までの帯域を通って色差信号1の雑音となる。したがっ
て、NTSC方式でより良いS/Nの受像を望む場合は
、帯域濾波器40の部分を、帯域濾波器40と同じ2.
IMf(zから5 、1 M ITzの帯域濾波器と2
 、1 M Hzから4.1MHzの帯域濾波器として
両者の出力を切換えスイッチを設けて方式選択信号U/
Nで切換える構成にする必要がある。
なお、第10図のデコーダーにおいてNTSC方式用に
ほとんどの現行の受像機が採用している狭帯域色差復調
を採用するには次のようにすれば良い、第1の方法は、
低域濾波器45と遅延回路46を低域濾波器49と同じ
低域濾波器で置換えてNTSC方式用の色差信号低域濾
波器の帯域を0 、5 M Hz とすることである。
第2の方法は、第1の方法と同じ効果をより簡単な回路
で実現するものであり、同期検波回路42と43の出力
をマトリクス回路39に直結し、帯域濾波器40の代り
に帯域濾波器40と同じ帯域濾波器と色副搬送波の上下
0.5MHzの帯域濾波器を設けて切換えスイッチによ
り本発明方式とNTSC方式で切換えることである。二
つの帯域濾波器の遅延時間差は、遅延回路の付加などに
より合わせるものとする。第2の方法によれば、濾波器
と遅延回路と切換えスイッチの数を第10図のほぼ半分
に減らすことができる。なお、NTSC方式を狭帯域色
差副詞にした場合は、■とQだけでなく、 (R−Y)
と(B−Y)などの他の色差信号によっても搬送色信号
を同期検波できる。
次に、第11図は、NTSC方式と第2図の本発明方式
の複合カラーテレビジョン信号を入力して3原色信号に
分解するデコーダーの構成例を示す図面である。第11
図において、複合カラーテレビジョン信号は、入力端子
131に与えられている8 入力端子131の複合カラーテレビジョン信号は、第1
0図と同様に同期分離−色帯域拡大識別信号検出回路(
Sync、−D)32とNTSC用走査線走査線遅延回
路Dn)33と引き算回路34の加算入力と、さらに、
遅延回路135に与えられる。引き算回路34の出力の
ライン間差信号は、まず、帯域濾波器(B P Ft’
 )136に与えl八れ、その出力が遅延回路1;(5
により遅延を合わされた入力複合カラーテレビジョン信
号から引き算回路37によって差し引かれる。帯域濾波
器13E:の帯域は、帯域濾波器36と必ずしも同じで
なくても良いが、それと同じ条件により所望のイ・べに
7ジ定される。引き算回路37の出力は、ドツト妨害を
軽減された輝度信号として、後述の色差信号処理の遅延
と遅れを合す遅延回路138を介してマトリクス回路3
9の輝度信号Yの入力に与えられる。
引き算回路34の出力のライン間差信号は、また、第8
図の帯域濾波器27と28と同じ帯域濾波器(B P 
F+)54と帯域濾波器(BPFq’)55に与えられ
る。1+F域濾波器54と55は、それぞれ、第2図の
搬送色信号■とQの帯域の搬送色信号を出力に取り出す
。なお、帯域濾波器54と55の通過帯域での遅延と位
相回転は、等しくされているものとする。帯域濾波器5
5の出力は、色副搬送波再生回路41に同期分離−色帯
域拡大識別m分検出回路32からのバーストフラグと共
に入力されている。さらに帯域濾波器54と55の出力
は、それぞれ、同期検波回路42と43の変調信号入力
に与えられる。同期検波回路42と43の搬送波入力に
は、それぞれ、色副搬送波再生回路41からの色差信号
工とQの検波のための色副搬送波が与えられる。同期検
波回路42の出力は、第10図の低域濾波器45と遅延
回路46と同じ低域濾波器(L P Fs’ )145
と遅延回路146に通され、0 、5 M Hz以上で
の単サンドバンドの影響を補正された本発明方式とNT
SC方式共通の色差信号工の復調出力としてマトリクス
回路39に入力される。同期検波回路43の出力は、低
域濾波器(LPFq’  )56と遅延回路57の縦続
回路と第10図の低域濾波器49と同じ低域濾波器(L
PFq)149の双方に与えられ、切換えスイッチ15
0に入力される。切換えスイッチ150は、同期分離−
色帯域拡大識別信号検出回路32からの方式選択信号U
 / Hにより、本発明方式の場合、遅延回路57の出
力を選択し。
NTSC方式の場合、低域濾波器149の出力を選択し
、色差信号Qの復調された出力としてマトリクス回路3
9に入力する。低域濾波器56の特性は、第2図の本発
明方式の搬送色信号Qが4.1M Hzからfqまで単
サイドバンドとなっているのを補正するため、0.5M
七から(fq  3.58M)Iz)までの利得がそれ
以下の通過帯域の倍になるようにされている。
上記により得られた輝度信号Yと色差信号■とQは、マ
トリクス回路39により原色信号R,G。
Bに変換されて、それぞれ、出力端子151゜152.
1.53に出力される。
第11図のデコーダによれば、NTSC方式と第2図の
本発明方式で同じである搬送色信号工は、帯域濾波器5
4と低域濾波器145により、異なっている搬送色信号
Qは、帯域濾波器55と方式によって選択される低域濾
波器56と149により、それぞれ方式の定める帯域に
従って復澗される。
第11図においては、色副搬送波再生回路41の入力を
帯域濾波器55の出力から取るようにしているが、帯域
濾波器54の出力から取っても良い。また1色副搬送波
再生回路を二つ設けてそれぞれの入力を帯域濾波器54
と55の出力から取るようにしても良く、この場合には
、両帯域濾波器の位相回転が色副搬送波でずれていても
良い。
なお、第11図のデコーダにおいて、帯域i1!波器5
4と55及び低域濾波器145(遅延回路146を含む
)をそれぞれ特性の異なる二つの特性の濾波器の切換え
スイッチによる切換えとして低域濾波器56も含めて濾
波器の特性を変えるという変形により、NTSC方式と
第1図の点線、あるいは、第1図の別途説明、あるいは
、第2図の別途説明の本発明方式の複合カラーテレビジ
ョン信号を原色信号に分離できることは、これまでの説
明からの類推により明らかである。
最後に、第12図は、PAL方式と第5図の本発明方式
の複合カラーテレビジョン信号を入力して原色信号に分
解できるデコーダーの構成例を示す図面である。第12
図において、複合カラーテレビジョン信号は、入力端子
231に与えられている。
入力端子231の複合カラーテレビジョン信号は、同期
分離−色帯域拡大識別イコ号検出回路(Symc−D)
232と遅延回路238と帯域濾波器58と59に与え
られる。同期分離−色帯域拡大識別信号検出回路232
は、入力複合カラーテレビジョン信号から同期信号を分
離し、バーストフラグBFを出力するとともに、色帯域
拡大識別信号りの有無により、入力信号が本発明方式で
あるがPAL方式であるかを示す方式選択信号U/Pを
出力する。後述の色差信号処理の遅延に遅れを合わすた
めの遅延回路238を通った複合カラーテレビジョン信
号は、輝度信号YとしてP A L方式の色分解マトリ
クス回路239に入力される。
帯域濾波器(B p FF’ )58は、第9図の帯域
濾波器223と同様の特性を持ち、第5図の帯域の本発
明方式の搬送色イπ号(R−Y)と(f3−Y)を入力
複合カラーテレビジョン信号から分離する。
また、帯域濾波器(BPFp)59は、第9図の帯域濾
波器222と同様の特性を持ち、第4図の帯域のPAL
方式の搬送色信号を分離する。帯域11波器58と59
の出力は、切換えスイッチ6oを介して方式選択信号U
/Pにより1本発明方式の場合は、前者が、PAL方式
の場合は、後者が選信号(R−Y)と(B−Y)を分離
するためのPAL方式用走査線遅延回路(IHDP )
61と引き算回路62と加算回路63に入力され、さら
に、搬送色信号(R−Y)とCB−、Y)を同期検波す
るための色副搬送波を再生するPAL方式用色副搬送波
再生回路241にバーストフラグBFと共に入力される
。引き算回路62は、切換えスとして同期検波回路42
の変調信号入力に与える。
加算回路63は、前記二つの出力を荷重−で加算し、′
mm送信信号B−Y)として同期検波回路43の変調信
号入力に与える。同期検波回路42と43には、また、
色副搬送波再生回路24]がらの搬送色信号(R−Y)
と(B−Y)の検波用の色副搬送波がそれぞれ与えられ
る。同期検波回路42の出力は、低域濾波器(LPFp
’ )64と低域濾波器(L P Fp)65に与えら
れ、切換えスイッチ247を介して方式選択信号U/P
により。
本発明方式の場合、前者の出力が、PAL方式の場合、
後者の出力が色差信号(R−Y)の復調出力としてマト
リクス回路239に入力される。低域濾波器64は、本
発明の搬送色信号が[4,43M1(z+ (4,43
MHz  f* )]からfuまで単サイドバンドとな
っている効果を補正するため、(4,43MHx −f
 m)から(f、−4,43M1(z)までの帯域の利
得がそれ以下の通過帯域の倍になるような特性となって
いる。また、低域濾波器65は、PAL方式の搬送色信
号が3.13M七から3.86MHz まで単サイドバ
ンドとなっている効果を補正するため、0.57MI(
zから1.3MH7,までの帯域の利得がそれ以下の通
過帯域の倍になるような特性となっている。同期検波回
路43の出力は、低域濾波器64と65と切換えスイッ
チ247と同じ特性で同じ動作をする低域濾波器66と
67と切換えスイッチ250を介して色差信号(B−Y
)の復調出力としてマトリクス回路239に入力される
。なお、低域濾波器64゜65.66.67の通常帯域
の利得は平坦にして、代りに、帯域濾波器(B P F
p’ )58と帯域濾波器(BPFp)59の搬送色信
号が単サイドバンドになっている帯域の利得を他の通過
帯域の倍にすることによっても、単サイドバンド部分に
よる復調色信号の高域利得の低下を補正することができ
る。
上記により得られた輝度信号Yと色差信号(R−Y)と
(B−Y)は、マトリクス回路239によりPAL方式
の荷重に従って荷重加算されて原色信号R,G、Bに変
換され、出力端子251゜252.253に出力される
第12図のデコーダーによれば、本発明方式とPAL方
式に応動して切換えスイッチ60が搬送色信号の帯域を
選定し、切換えスイッチ247と250が復調色差信号
の低域通過特性を選択するので、第5図の本発明方式と
第4図のPAL方式の複合カラーテレビジョン信号を原
色信号に分解することができる。
以上、本発明方式と現行方式の複合カラーテレビジョン
信号に用いられるデコーダについて説明した。本発明方
式専用とする場合には、第10゜11.12の各回にお
いて切換えスイッチと不要になる濾波器を除くことによ
り回路を簡単化できる。
これまでエンコーダーとデコーダーの構成をアナログ技
術、ディジタル技術に関係なく説明してきたが、両者は
どちらの技術によっても実現可能なものである。ディジ
タル技術の場合には、アナログとの境界にA/D変換と
D/A変換がこれまでの説明の他に必要になる。
エンコーダーとデコーダの濾波器と遅延回路の方式によ
る切換えも、それらを切換えスイッチを用いて切換える
ように説明してきたが、回路素子の値などの切換えによ
り特性を切換えても良い。
なお、NTSC方式と両立する本発明方式を撮像側と受
像側の回路について比較して見ると、第1図の実線で示
される方式が最も有利である。これは、第7図と第10
図かられかるように、撮像側で変調後の搬送色信号Iと
Qが別の濾波器を通らず、受像側でも検波前の搬送色信
号用とQが別の濾波器を通らないので、それぞれの搬送
色信号用に位相の精度の良い色刷微送波を与えることが
できるからである。
また、これまでの説明では、搬送色信号が単サイドバン
ドとなるために生じる復調色差信号の高域での減衰をデ
コーダー側で補正するものとしてきたが、デコーダー側
の濾波器の通過帯域の利得を平坦にしてエンコーダー側
で補正することもできる。すなわち、エンコーダーで搬
送色信号の振幅を単サイドバンドになる帯域で両サイド
バンドになる帯域の倍にすることである。これにより。
受像機の回路を簡単にして補正を行なえる。輝度信号へ
のドツト妨害を考慮すると、搬送色信号の高域側に広げ
た方の単サイド帯域の振幅だけを倍にすることが望まし
い。エンコーダー側での補正は、色差信号用の低域濾波
器あるいは搬送色信号用の帯域濾波器の補正すべき、単
サイドバンドに対応する帯域の利得を他の通過帯域の倍
にすることにより行なえる。
さらに、撮像、受像については、通常の方法を変形する
こととして説明してきたが、撮像については、順次走査
で撮像し回路的に飛越走査に変換する方法にも、受像側
については、画面の動きに適応したフレーム間とフレー
ム内の色信号分離とフィルド間とフィルド内内挿による
順次走査化を行なう方法とも本発明を組合せることがで
きる。
本発明による色帯域の拡大と上記高画質化の手法は、相
乗効果を発揮して画質改善を一層効果的にする。
これまで、撮像と受像について説明してきたが、以下で
撮像から受像までをつなぐ系について説明する0本発明
の方式は、現行の標準方式の放送には適用できないけれ
ども、VTRやビデオディスク等のビデオパッケージや
CA T V (Co++1IIunityAnten
na Te1evision)やCG T V (C1
osed C1rcuitTelevision )で
は容易に用いることができる。特に、現在既に実用にな
っている家庭用ビデオパッケージの一種である光ビデオ
ディスク(商品名:La5er Disc)には、本発
明の方式を効果的に適用できる。以下、第13図のLa
5er Discの信号スペクトラムを参照して説明す
る。
第13図(a)は、4.2M&に帯域制限したNTSC
方式の複合カラーテレビジョン信号を音声と共に記録し
た場合のLa5er Disc系の信号スペクトラムで
ある。複合カラーテレビ信号は、白ピークが9.3MH
z 、ブランキングレベルが8.1MHzのFM変調で
記録されるので、搬送色信号の下側サイドバンドが4.
0MHzまで達し、上側サイドバンドが13.4MHz
 まで達する。さらに、2MHzから3M)Izまでは
、FM変調された2チヤンネルの音声が占め、それ以下
をディジタル化された音声が占めている。(a)の現用
のスペクトラムでは、はぼ3M&から4M!(zまでと
ほぼ14.4MHz以上が空いている。したがって、(
b)の周波数スペクトラムで示すように、たとえば第1
図の実線で示される本発明方式で輝度信号の帯域を5.
1MI(z とした複合カラーテレビジョン信号をLa
5er Discに記録して再生することができる。す
なわち、NTSC方式の場合に比べてIMT(z増大し
た搬送色信号のサイドバンドを、下側ではFM音声の直
前の3.0MHzまでに、上側では空いている14.4
M)k までしこ入れることができる。さらに、第1図
の点線で示される本発明方式で輝度信号と搬送色信号I
の上限を6.1MHz とした複合カラーテレビジョン
信号も記録再生することができる。最も簡単な方法は、
(C)に示すよう、ディジタル音声を残してFM音声を
除いて、FM変調された複合カラーテレビジョン信号の
下側サイドバンドがさらにIMHzで広がった分をFM
音声の部分に入れることである。さらに、FM音声も残
したまま記録再生することも、信号を線形に記録再生で
きる記録媒体を用いれば可能である。
すなわち、FM変調された複合カラーテレビジョン信号
を(c)の点線で示す特性の高域濾波器により3.0M
)Iz以上に帯域制限し、原信号の5.1MHz以上の
成分については、14.4MHzから15.4MHzま
での上側サイドバンドだけとし、(d)に示すように3
.0M&から15.4M&の帯域に入れることである。
この場合、FMの変復調の前か後で5.1MHzから6
.1M&の帯域の利得をそれ以下の帯域の倍にするか、
あるいは、記録再生の前か後で14.4Mから15.4
MHzの利得を3.0MHzから14.4MHzの倍に
することにより、単サイドバンド帯域の補正を行ない、
6.1MHz までの複合カラーテレビジョン信号を平
坦な利得周波数特性で記録再生できる。なお、(d)の
場合、カラーテレビジョン信号と音声信号(FM)間の
相互干渉をある程度許容すれば、線形の記録再生ができ
ない記録媒体も用いることができる。
以上1本発明のカラーテレビジョン方式とこれに用いる
装置について説明してきた。最後に、第14図を参照し
て本発明の方式と装置の効果的使用形態の一例について
説明する。
第14図は1本発明の方式と装置の使用形態の一例を示
す構成図である。第14図において、撮像装置68は、
現行標準方式出力(NP)、本発明方式出力(U)とコ
ンポーネント出力(CoIIlponent)を持つテ
レビカメラあるいはテレシネ装置などのカラーテレビジ
ョン撮像装置である。
現行方式出力と本発明方式出力は、第7.8.9図に説
明されているエンコーダーなどによって得ることができ
る。コンポーネント出力は、撮像装置68の3原色信号
、あるいは、輝度信号と二つの色差信号を出力するもの
である。説明を簡単にするため撮像装置68は1個の装
置で表わしているが、複数の異なった撮像装置から成っ
ていても良い。
撮像装N68からの現行方式出力NPは、現行方式放送
などの従来システム69に供給できる。
従来システム69からは、本発明方式と現行方式を混用
して使うための現行方式の複合カラーテレビジョン信号
を得ることができる。撮像装置68の本発明方式出力は
、直接出力することもできるが、放送用1VTR70に
より記録し、再生して出力することもできる。放送用級
VTRは、6MHzから7MHzの帯域を有しており、
本発明方式の複合カラーテレビジョン信号を現行方式と
同様に記録できる。コンポーネント出力(Compon
ent )は、コンポーネント出力をそのまま記録する
コンポーネントVTR71により記録再生し、第7゜8
あるいは9図で説明されているようなエンコーダー(U
エンコーダー)により本発明方式の複合カラーテレビジ
ョン信号に変換して出力することができる。
以上説明した送像系からの複合カラーテレビジョン信号
出力、すなわち、従来システム69からの現行方式出力
と撮像装置68、放送用RvTR70及びエンコーダー
72からの本発明方式出力は、光ビデオディスクやディ
ジタルVTRなどのビデオパッケージ73.変調装置7
4と復調装置75を介したCATV76、C:CTV7
7に入力することができる。ビデオパッケージ73の光
ビデオディスクは、第13図に説明したように本発明方
式出力を記録再生できる。ディジタルVTRも家電用と
して色副搬送波の3倍の標本化周波数を用いるものとし
て5.4MHzないし6 、6 M tlzの帯域があ
るので本発明方式出力を記録再生できる。CATV76
については、一部のチャネル周波数配置を本発明方式用
に間隔を広げ、音声を別チャネルにするなどによって本
発明方式出力も伝送することができる。この場合、変調
装置74と復調装置75については、中間周波濾波器の
帯域を切換えられるようにするなどの対応が必要である
。CCT V ? 7については、伝送の帯域を十分に
とることにより本発明方式に対応できる。
上記、ビデオパッケージ73、CATV76゜CCTV
77からの現行方式と本発明方式の複合カラーテレビジ
ョン信号は、現行方式受像機(NP受像機)78、現行
方式・本発明方式共用受像機(U/NP受像機)79、
フレーム間色分離とフィルド間補間順次走査化も用いた
現行方式・本発明方式共用受像機(U/NPID受像機
)80のいずれによっても受像することができる。
現行方式受像機78によって、本発明方式も全くあるい
はほとんど劣化無しに受像でき、共用受像機79と80
により本発明方式により色解像度が改善された両面を受
像できる。特に、U /NPID受像機80によれば、
以前に述べたように、フレーム間色分離及びフィルド間
補間順次走査化と本発明方式の色解像度向上の相乗効果
によって本発明方式による現行方式より大幅にN質が改
善された画面を受像できる。また、VHFまたはUHF
の入力しか無い現行方式の受像機(NP受血桟)81に
ついては、たとえば、ビデオパッケージ73のプレーヤ
ーに付属する変調器において入力信号を現行放送方式の
帯域の低減濾波器82で帯域制限して変調器83で変調
することにより償跨を与えることができる。
なお、以前に述べたように、一般の現行標準方式放送に
は、音声搬送波による帯域制限のために本発明方式を適
用することができない。しかしながら、日本における衛
星放送方式においては、NTSC方式で複合カラーテレ
ビジョン信号の帯域を4.5M& までとることができ
るので、4.1M1kから4.5MHz、までの帯域拡
大を利用して本発明による色解像度の向上などの画質改
善を行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明のカラーテレビジョ
ン方式とこれに用いる装置によれば、現行方式の系との
両立性をできるだけ維持しながら現行方式よりも色解像
度が改善されたり、あるいは、ドツト妨害が軽減された
高画質の画面を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図と第5図は、本発明方式の複合カラーテ
レビジョン信号の周波数スペクトラムを示す図面、第3
図と第4図は現行方式のスペクトラムを示す図面、第6
図は、本発明方式であることを示す色帯域拡大識別信号
の付加例を示す複合カラーテレビジョン信号の波形図、
第7図、第8図と第9図は、現行方式と本発明方式の複
合カラーテレビジョン信号を合成するエンコーダーの構
成例を示す図面、第10図、第11図と第12図は、現
行方式と本発明方式の複合カラーテレビジョン信号を3
原色信号に分解するデコーダーの構成例を示す圃面、第
13図は、本発明方式の複合カラーテレビジョン信号を
光ビデオディスクに記録する場合の信号の周波数スペク
トラムの例を示す図面、第14図は、本発明の方式と装
置を効果的に使用する形態の一例を説明する図面である
。 1〜8,3】2,201〜208,131,231・・
・入力端子、9,12,15,23,35,38゜44
.46,48,57,109,135゜138.146
,209,238・・・遅延回路。 10.21.63,210,221・・・加算回路、1
1.14,16,22.45,49,56゜64.65
,66.67.82,114,145゜149.211
.214・・・低域濾波器、13゜18・・・平衡変調
回路、17,24,25,30゜47.50,60,1
50,224,247゜250・・・切換えスイッチ、
19,119,219・・・色副搬送波発生回路、20
・・・バースト挿入スイッチ、26,51,52,53
,126,151゜152.153,226,251,
252,253・・・出力端子、27,28,29,3
6,40゜54.55,58,59,136,222゜
223・・・帯域濾波器、32,232・・・同期分離
−色帯域拡大識別信号検出回路、33.IL・・・走査
線遅延回路、34,37,62・・・引き算回路、39
.239・・・マトリクス回路、41,241・・・色
副搬送波再生回路、42.43・・・同期検波回路。 68・・・撮像装置、69・・・従来システム、70・
・・放送用数VTR171・・・コンポーネントVTR
172・・・一本発明方式エンコーダー、73・・・ビ
デオパッケージ、74・・・変調装置、75・・・復調
装置、76・・・C:ATV、78・・・現行方式受像
機、79・・・現行方式・本発明方式共用受像機、80
・・・フレーム間色分離とフィルド間補間も用いた順次
走査の現行方式・本発明方式共用受像機、81・・・現
行方檗l 凹 第2 図 案3Σ 第4巳 第5圏 第6 凹 D也箒域骸幌方lh的 ′°′ ”′ ブフoz 回】ぢ’   rq、rノリ
1;二番1キh(Σmlに〕情町」狗だt船1!1シ%
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、色副搬送波の周波数と変調方式を現行方式と同じに
    し、搬送色信号の帯域を現行方式における帯域より広く
    したことを特徴とするカラーテレビジョン方式。 2、第1項記載のカラーテレビジョン方式において上記
    帯域を広げた帯域は現行方式の上側サイドバンドが色差
    信号帯域よりも広いことを特徴とするカラーテレビジョ
    ン方式。 3、第1項記載のカラーテレビジョン方式において、搬
    送色信号の下側サイドバンドが現行方式より狭められた
    ことを特徴とするカラーテレビジョン方式。 4、第1項、第2項又は第3項記載のカラーテレビジョ
    ン方式において、搬送色信号の少なくとも高域側の単サ
    イドバンドの帯域の振幅を両サイドバンドの帯域の倍に
    したことを特徴とするカラーテレビジョン方式。 5、第1、第2、第3、又は第4項記載のカラーテレビ
    ジョン方式において、上記搬送色信号の帯域が現行方式
    のそれより拡大されたことを示す識別信号を複号カラー
    テレビジョン信号に付加したことを特徴とするカラーテ
    レビジョン方式。 6、色副搬送波の周波数と変調方式を現行方式と同じに
    して搬送色信号の帯域を少なくとも高域側に現行方式よ
    りも広くする特性を持つ濾波器を用いて、原色信号ある
    いは輝度信号から、色副搬送波の周波数と変調方式を現
    行方式と同じにして搬送色信号の帯域を現行方式におけ
    る帯域より広くしたカラーテレビジョン信号を合成する
    ことを特徴とカラーテレビジョン信号合成装置。 7、色副搬送波の周波数と変調方式を現行方式と同じに
    して搬送色信号の帯域を現行方式における帯域より広く
    したカラーテレビジョン信号を入力し、搬送色信号の帯
    域を少なくとも現行方式よりも高域側に広く取る特性を
    持つ濾波器を用いて原色信号あるいは輝度信号と色差信
    号に分解することを特徴とするカラーテレビジョン信号
    分解装置。 8、色副搬送波の周波数と変調方式を現行方式と同じに
    して搬送色信号の帯域を現行方式における帯域より広く
    し、広くしたことを識別する識別信号を付加したカラー
    テレビジョン信号と、現行方式のカラーテレビジョン信
    号を入力し、前記識別信号の有無を識別し、前者のカラ
    ーテレビジョン信号を搬送色信号の帯域を少なくとも現
    行方式よりも高域側に広く取る特性を持つ濾波器を用い
    て原色信号あるいは輝度信号と色差信号に分解し、後者
    のカラーテレビジョン信号を復調色差信号の帯域を現行
    方式と同じかより狭くする特性を持つ濾波器を用いて原
    色信号あるいは輝度信号と色差信号に分解することを特
    徴とするカラーテレビジョン信号分解装置。 9、色副搬送波の周波数と変調方式を現行方式と同じに
    して搬送色信号の帯域を現行方式における帯域よりも広
    くしたカラーテレビジョン信号を、少なくとも現行方式
    カラーテレビジョン信号の記録帯域内では現行方式カラ
    ーテレビジョン信号の記録再生と同じ変調方式あるいは
    符号化方式を用いて記録再生することを特徴とするカラ
    ーテレビジョン信号記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6388992A (ja) * 1986-10-02 1988-04-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> テレビジョン信号伝送方法
US5475439A (en) * 1992-06-18 1995-12-12 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus with chrominance processing and luminance delay

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