JPH05284507A - 高精細度カラーテレビジョンと従来方式のカラーテレビジョンとの間に両立性を与える技術 - Google Patents

高精細度カラーテレビジョンと従来方式のカラーテレビジョンとの間に両立性を与える技術

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JPH05284507A
JPH05284507A JP3312862A JP31286291A JPH05284507A JP H05284507 A JPH05284507 A JP H05284507A JP 3312862 A JP3312862 A JP 3312862A JP 31286291 A JP31286291 A JP 31286291A JP H05284507 A JPH05284507 A JP H05284507A
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color
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ntsc
image signal
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JP3312862A
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Barin G Haskell
ジオフレイ ハスケル,バリン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/24High-definition television systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/06Systems for the simultaneous transmission of one television signal, i.e. both picture and sound, by more than one carrier

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来のカラーテレビジョンシステムとHDT
Vシステムの間に互換性を与える。 【構成】 画像走査線本数を与える輝度帯域bと、従
来システムの線走査速度、フレーム速度ならびにフィー
ルド速度と、色副搬送波の側帯波上で形成された第1、
および第2のクロマ成分から成立つ色情報とを含み、従
来システムの輝度帯域幅に対するそれぞれのクロマ成分
帯域幅の比を含み、さらに従来システムの周波数スケー
ルアップしたものから成立つHDTV複合カラー画像信
号を発生するための、HDTVカメラからのカラー信号
に応答可能な手段から成立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【発明の分野】本発明は、高精細度カラーテレビジョン
(HDTV)と今日の従来方式のカラーテレビジョンと
の間に両立性を与えるための技術に関する。特に、本発
明は単純で経済的な手段により、HDTV受信機で使用
する高精細度TV画像信号、あるいは例えば、国内テレ
ビジョンシステム委員会(NTSC)、位相交替線(P
AL)、あるいはSECAMのシステム信号のような、
今日の受信機に使用する従来の標準画像信号へ変換する
ことができるテレビジョン信号を供給する技術に関す
る。
【0002】
【従来技術】例えば、NTSCシステムあるいはPAL
システムの信号を使用した今日の従来方式のテレビジョ
ンでは、受信条件が良好であれば可なり良好なカラー画
像を与える。しかしながら、斯かる画像は、例えば映画
フィルムあるいはマガジン品質の画像にみられるような
尖鋭度、現実性、ならびに視覚上のインパクトを与える
に近いものではない。演劇的にさらに良好なテレビジョ
ン画像品質を与えるため、実験的研究が行われ、35mm
カラーフィルムの品質に近い高精細度テレビジョン(H
DTV)画像を与えようと試みて、部品が開発されてき
ている。斯かる高解像度TVは、特に例えばワイドスク
リーン式劇場、および家庭用投写形TVに使用するのに
有利であると共に、フィルムの代りに磁気テープを使用
した劇場用映画制作ならびに投写に使用するのにも有利
であるものと考えられる。
【0003】種々のHDTVシステムは既に提案されて
おり、それらのパラメータは一般に「ザ フューチャー
オブ ハイ デフィニション テレビジョン:ファー
ストポーション オブ ア レポート オブ ザ エス
エムピーティイー スタディ グループ オン ハイ
デフィニション テレビジョン」("The Future ofHigh-
Definition Television:First Portion of a Report of
the SMPTE Study Group on High-Definition Tel
evision")と題し、ディ ジー フィンク(D,G.Fin
k) によりSMPTE Journal,Vol. 89、No. 2、8
9〜94ページ(1980年2月)に記載され、その結
論がVol.89、No. 3、153〜161ページ(198
0年3月)に記載されている。それらの文献に開示され
ているシステムにおいては、フレームあたりのライン数
は1023〜2125本であり、縦横比(画像の幅の画
像の高さに対する比)は4:3〜8:3であり、輝度帯
域幅は20〜50MHzである。このセットでは、HD
TV信号がNTSC、PAL、ならびにSECAMの局
所的サービスに対して、サービスを与えるよう標準の変
換を行うことができるものでなければならないことが推
奨される。しかしながら、3年間の研究の結果、現存す
る局所サービスと両立性のあるHDTVシステムは、H
DTVの縦横比や帯域幅の点を除き、研究グループに対
して既知の手段により可能ではないか、あるいは上記研
究グループにより予測されないものである。さらに、家
庭用の非両立性HDTVの採用には問題があり、劇場で
HDTVにより投写した画像を公衆に対して長く公開し
た後でのみそれらは実現されるものである。
【0004】SMPTE研究グループにより考えられた
システムのひとつは、「ハイ デフィニション テレビ
ジョン システム−シグナル スタンダード アンド
トランスミッション」("High-Definition Television S
ystem-Signal Standard andTransmission")と題し、テ
ィー.フジオ( T.Fujio)らによりSMPTE Journa
l, Vol.89、No. 8、579〜584ページ(198
0年8月)、ならびに「リサーチ アンド ディベロッ
プメント オン ハイ デフィニション テレビジョン
イン ジャパン」("Research and Development on Hi
gh-Definition Television in Japan") と題し、ケイ.
ハヤシ( K.Hayashi)によりSMPTE Journal, Vol.
90、No. 3、178〜186ページ(1981年3
月)に記載されている。これらの論文では1125本の
走査線を検討してあり、5:3の縦横比と、20MHz
の輝度帯域幅システムが日本で開発されている。従来方
式の受信機との間の両立性は検討されても、考えられて
もいない。
【0005】高精細度テレビジョンシステム、あるいは
高解像度テレビジョンシステムのように、記載されてい
る他の技術では、例えば、水平解像を増加するか、ある
いは防害になる副搬送波パターンなしに、さらに良好な
輝度解像度を与えるため、従来のTV信号の伝送を変更
してしまっている。この観点で、例えば1954年8月
17日にアール.ビー.ドーム( R.B.Dome) に与え
られた米合衆国特許2,686,831号ではTV画像
信号を3つの連続した帯域に副分割し、各帯域のそれぞ
れを或る方法で従来画像信号の通常シーケンス期間に送
信することにより大面積フリッカが消去されるものと伝
えられている。また、1981年10月20日にケイ.
エフ.ホランド(K.F.Holland)に対して与えられた
米合衆国特許を参照されたい。ここでは、画像信号は第
1の速度で反転する色軸のひとつを有し、いっぽうで第
2の色軸は第2の異なった速度で反転し、通常の従来信
号で見出されると云われるよりも、より良好な輝度解像
度と、より良好な副搬送波パターンとを与えている。
【0006】従来技術の画像における水平ならびに垂直
の解像度を改善し、低周波フリッカを減少させるための
他の技法は、「コンセプツ フォー ア コンパチブル
ハイファイテレビジョン システム」("Concepts For
A Compatible HIFI-Television System")と題し、
ビー.ウェンドランド( B.Wendland) によって198
0年9月にエヌテージー ファクバー( NTG−Fachbe
r)(ドイツ)、Vol.74、407〜416ページに発表
された論文に開示されている。ここでは、ディジタル信
号処理技術を使用して画質を改良できると云われている
ものとして開示されている。水平解像度を改善するた
め、オフセットサンプニングが使用され、主観的に垂直
解像度を増加させて低周波(25Hz)のフリッカを減
少するよう、倍速で記憶された画像を受信機で読出すこ
とにより適当な信号部分が選択されている。しかしなが
ら、後の3種の文献では従来のテレビジョン受信機画質
を改善することを試みているだけで、35mmフィルムあ
るいはマガジン品質の画像と両立性のある解像度を与え
てはいない。
【0007】新しいサービスを導入する重要な特徴は、
現存するサービスとの両立性の程度である。例えば、カ
ラーTVは現存する白黒式TV標準と完全に両立性のあ
るものとして装備されたものである。それゆえ、従来技
術に残っている問題は、従来のTV画像を生成するため
のNTSC、PAL、あるいはSECAMシステムの受
像機、あるいは35mmフィルムのものに近い画像を生成
するための高精細度テレビジョン受信機により使用する
ため、両立できるテレビジョン画像信号を送信するため
の方法と装置とを提供することにある。
【0008】
【発明の要約】高精細度カラーテレビジョン(HDT
V)と今日の従来方式のカラーテレビジョンとの間で両
立性を与えるための技術に関して、本発明により上記問
題点が解決されている。特に、本発明は単純で経済的な
手段により、HDTV受像機により使用するための高精
細度TV画像信号か、あるいは例えば国内テレビジョン
システム委員会(NTSC)、位相交替線(PAL)、
あるいはSECAMのシステムの信号のような今日の受
像機において使用するための従来の標準画像信号へと変
換することができるテレビジョン信号を与える技術に関
する。
【0009】本発明によれば、両立性のある高精細度テ
レビジョン(CHDTV)カラー画像信号は、単純で経
済的な手段により、HDTV複合信号あるいは関連した
従来のTV信号のひとつへと変換することができるよう
に発生している。一実施例においてCHDTVカラー画
像信号は、初めに、関連した従来システムのカラー画像
信号のスケールアップしたものから成立つHDTV複合
画像信号を発生することで形成される。HDTV複合画
像信号は、ある数の画像走査線とその数の既定の倍数で
ある線走査速度と関連した従来システムのカラー画像信
号の線走査速度とを与えることのできる輝度帯域幅、フ
レーム及び関連した従来システムの画像信号のそれと同
様のフィールド速度、及び輝度帯域幅内で個々の色副搬
送波の両側帯波上に形成された色情報を含み、その副搬
送波は関連した従来システムの画像信号の線走査速度の
固定倍数であって、それぞれのクロマ成分帯域幅と、関
連した従来システムの画像信号のものと同様な輝度帯域
幅との比率を含むものである。次に、HDTV複合画像
信号は、走査線のあらかじめ定められた倍数に関連した
情報をひとつのセグメントにして送出することにより、
関連した従来システム画像信号のフォーマットのものと
同じ線走査速度を含むCHDTVカラー画像信号に変換
される。この変換は、該あらかじめ定められた倍数に相
当する因数で各HDTV複合走査線信号を時間的に引き
延ばし、HDTV複合信号の輝度帯域幅を割切ることの
できるあらかじめ定められた値である、ある既定の輝度
帯域幅の範囲内であるような第1の走査線信号を形成
し、さらに関連した従来方式のテレビジョンシステムの
画像信号のベースバンド色副搬送波周波数の周波数に等
しい周波数により、第1の走査線信号の色副搬送波から
分離された残留側波帯(VSB)上の走査線差動信号と
して第2の走査線信号を形成することにより行なわれ
る。他の信号は、上記VSB搬送波上の残留側波帯搬送
波上の走査線差動信号として形成することができる。
【0010】本発明の目的は、CHDTVカラー画像信
号をHDTV受像機において使用するためのHDTV複
合信号のひとつか、あるいは今日のTV受像機で使用す
るための従来のTV画像信号に変換するための回路を提
供するものであり、ここで従来の画像信号はNTSC、
PAL、あるいはSECAMシステムの信号の形を有す
ることができる。
【0011】本発明の他の目的は、次に記載する過程、
ならびに添付図面を参照することにより明らかになるで
あろう。
【0012】
【詳細な記述】図1は、0 MHzの映像搬送波と4.
5MHzの音声搬送波との間で、0から4.5MHzへ
と延びている、利用可能なベースバンドスペクトラムを
備えた国内テレビジョンシステム委員会(NTSC)の
ものを図示したものである。画像成分の輝度と、カラー
情報を与えるための3.579545MHzの色副搬送
波のまわりで輝度信号と周波数インターリーブしている
Iクロマ成分、ならびにQクロマ成分から成立つ色信号
情報とに関して、白黒画像情報を与えるため4.2MH
z帯域全体にわたって形成された輝度信号(y)から信
号が成立っている。画像信号は2対1にインターレース
した525本/フレームと、4:3の縦横比と、カラー
に対してfH が約15.734Hzの水平走査周波数を
与えるものである。
【0013】35mmフィルムに近い精細度を有する画像
を与えるために提案された高精細度テレビジョン(HD
TV)システムはライン/フレーム、縦横比、ならびに
輝度帯域幅であって、且つ、NTSC、PAL、あるい
はSECAMシステムの信号へ容易に変換され、従来方
式の受像機により使用することが特に不可能である。例
えば、NTSCとの両立性を達成するため、3つの選択
が可能である。第1に、NTSCに対して完全に両立性
があり、HDTVに対して変換可能な信号は形成できる
が、斯かる信号はむしろ劣ったHDTV画質を与えるも
のであろう。第2に、HDTVカメラからの出力は直接
送信でき、NTSC用に備えられた変換器は、過去には
非常に大きく高価であるとみられてきた。最後に、なら
びに本発明により、信号はNTSCとHDTVとの両方
の受領に対して変換を必要とし、単純で経済的な回路に
より達成できるものであるとみられてきた。
【0014】説明を単純にするのみに限り、限定する目
的がない本発明の好ましい一実施例によれば、HDTV
カメラの走査のために、フレームあたり1050本が使
われ、この値はNTSCのものの2倍であって、2:1
のインターレースと、NTSCのものの丁度2倍の走査
周波数FH のものである。すなわち、
【0015】
【数1】
【0016】フレーム速度とフィールド速度とは、丁度
NTSCと同一であり、いっぽう、輝度帯域幅は BL =15.2MHz (2) になるように選択されている。
【0017】フレームあたり1050本を表示すること
は、画像の高さの約3.5倍の距離で観察するのに、ほ
ぼ妥当に近い値である。帯域幅BL はほぼ0.55のKe
ll係数に相当するもので、NTSCに対するほぼ0.6
6のKell係数よりいささか小さな値である。しかしなが
ら、この帯域幅の選択により、ステレオ音声の単純な伝
送をすることができる。HDTVカメラで時間対空間の
フィルタの使用による必要があればKell係数は増加でき
る。また、これにより変換されたNTSC画像において
は、アリアスひずみを減ずると云う広い便宜性がある。
【0018】図2に示したHDTV複合信号において
は、色情報はNTSCにおいて、例えば色副搬送波上に
二乗AM変調されたものと同様にして、色情報を輝度情
報に組合せている。色副搬送波周波数は、公知の色/輝
度周波数インターリーブを達成するために、線走査速度
の1/2の奇数倍であるように選択されている。
【0019】
【外1】
【0020】本発明の好ましい一実施例によるIならび
にQの色成分の帯域幅は、それぞれ BI =4.8MHz BQ =2.3MHz (4)
【0021】これらは、NTSCシステムにおけるBL
に対して、比例関係とはいささかの相違がある。しかし
ながら、この相違は小さく、BI が必要ならば、回路の
複雑さを犠牲にしてBI を増加させることができる。最
近の主観的テストでは、第(4)式の帯域幅が妥当でな
ければならないことを示している。
【0022】カメラによりあえて生成して、得られた複
合HDTV信号のスペクトラムは、図2において劇的に
示されている。Q信号は両側波帯(DSB)であって、
I信号はNTSCシステムにおけるように残留側波帯
(VSB)である。図2の信号は、本質的に現在のNT
SC信号を周波数スケールアップしたものであり、図3
は図2の信号を発生するための3管式カラーカメラで使
用する実験的システムを示す。3管式カメラ以外は、動
作は明らかに図3の延長である。
【0023】図3において、赤、緑、ならびに青の信号
(R,G,B)は直接、線走査速度FH でカメラ管から
到来するもので、輝度と2つの色信号Y,I,Qを形成
する公知の形式のマトリクス回路10へ通ってゆく。次
に、Y,I,Q信号は、それぞれ櫛形フィルタ12、1
3、14を通り、走査線速度の半分の奇数倍高調波で発
生する周波数成分を除去する。IならびにQ信号に対し
ては、すべての斯かる高調波は除去されている。Y信号
に対してのみ、FC −BI が約8.1MHzを越える高
調波が除去される。
【0024】次に、色信号I,Qはそれぞれフィルタ1
6、17により、希望する帯域幅BI ,BQ を与えるよ
うに低域フィルタにかけられる。これに従い、I,Q信
号はそれぞれ変調器18、19により色副搬送波上で二
乗変調され、次に加算器20により輝度信号に加えられ
る。最後に、複合HDTV信号は、フィルタ21により
適当な帯域幅BL に低域フィルタされる。色副搬送波周
波数FC は、NTSCシステムにおいて使用される色副
搬送波を発生する発生器22により与えられるものとし
て図3に示してあり、その出力信号は次に色副搬送波周
波数に対して適当な高調波を与えるため、例えば発生器
22からの出力信号を18/5倍する回路23によりH
DTV複合信号を与えるため、適当な色副搬送波周波数
に変換されている。NTSCのように、色副搬送波の短
かい参照バーストは、例えば水平帰線期間において複合
HDTV信号のどこかに置かれているものと仮定され
る。ガンマ補正は図3に示されていないが、斯かる補正
は通常、入力においてマトリクス回路10に対して行わ
れ、他の補正法も使用できるものと理解されなければな
らず、この補正法は本発明の一部分を形成するものでは
ない。
【0025】図2の複合HDTV信号から赤、青、なら
びに緑(R,G,B)の信号への変換は、再び、NTS
Cシステム法の周波数スケールアップしたものであり、
図4に示す。斯かる構成は、図3に示すものとは逆の構
成である。図4において、例えば色搬送波抽出手段30
により、HDTV複合信号における水平ブランキング期
間において、NTSCにおける33度の位相偏移から成
立つバーストから色副搬送波FC が得られている。次
に、色副搬送波FC は複調器31、32により、HDT
V複合信号からそれぞれ、IならびにQ色信号を二乗的
に復調するのに使用される。変調器31から得られたI
信号は、Q信号帯域BQ を越え、I信号帯域BI に満た
ないすべての周波数全体にわたって、例えば、I信号の
残留側波帯(VSB)変調を補正するため、6dBだけ増
幅する等価フィルタ33を通過してゆく。このフィルタ
作用は、HDTV複合信号の形成期間に、図3のフィル
タ16において達成されてきた。
【0026】変調器32からのQ信号は、希望する帯域
幅BQ を与えるためのフィルタ34により、低域フィル
タされる。次に、Y,I,Q信号は図3に示すように、
それぞれフィルタ35、36、37において櫛形フィル
タされ、例えば希望するR,B,ならびにG信号を得る
ためのデマトリクス手段38において抵抗性マトリクス
回路網によりデマトリクスされる。2つの低域通過用櫛
形フィルタ36、37は、マルチプライヤ31、32と
色搬送波抽出手段30との前に置かれた単一の帯域通過
フィルタへ選択的に置換できる。
【0027】予想されるHDTVシステムは、ほとんど
NTSCの4:3よりも可なり大きな画像縦横比を有す
るものである。ほとんどのTVのシーンが高さを大きく
するよりも幅を広くした方が恩恵が大きいため、これは
きわめて望ましいことである。事実、最近のテストによ
れば、ほぼ0.8m2に至る表示装置の大きさに対して、
対象物は広い幅の画像あるいは狭い幅の画像よりも5:
3の縦横比が最も好ましいことが示されている。この要
求を満すための試みにおいて、NTSCに対する変換の
後に、4.3:3の縦横比を有する画像を生成するよう
に信号を形成することは可能である。これは、NTSC
の画像における物体と人体とが、実体よりも7%皮ばっ
てみえることを意味する。これによってわずらわされて
いる若干の観察者は、画像の高さを単純に調整してこの
位置を改えることができる。現在の信号では、NTSC
に比べて、走査線期間の9パーセントのHDTV水平ブ
ランキング時間を減少させることができる。これは、合
理的に最適値に近く、しかもNTSCに比べて画像幅で
17パーセントの増加を表わす4.7:3の全HDTV
縦横比を招くものである。意図ある人達がどの程度ひず
みをもたらした寸法をがまんし、彼らの従来方式の受像
機上で画像の高さを調整するかに依存し、さらに大きな
縦横比を達成することは可能である。
【0028】提案されたHDTVシステムとNTSCシ
ステムとの間の最も顕著な非両立性は、HDTVシステ
ムの線走査速度FH である。本発明によれば、斯くし
て、局部的な分布に対して、例えば好ましい実施例にお
いてfH =FH /2のNTSCと同様な線走査速度を有
し、両立性のあるHDTV信号(CHDTV)が送信さ
れるものと仮定されている。本発明の好ましい実施例に
おいては、時間で2倍に各複合HDTV走査線信号を引
き延ばし、次に時間周波数多重と呼ばれる技術により、
同時に2本の割合で速度fH の走査線を送出することに
よって斯かる伝送は達成されている。この方法で、ひと
つの引き延ばされた走査線は、他の走査線が残留側波帯
(VSB)搬送波上で他の周波数バンドにおける走査線
差分信号として送出されるのと同様にして送信される。
図5は、このCHDTV信号のベースバンドスペクトラ
ムを示し、ここではほとんどの周波数が走査線引き延ば
し動作により、図2におけるそれらの対照物の丁度半分
であることを示している。すなわち、
【0029】
【外2】
【0030】同様に、例えば1981年8月にアイイー
イーイー トランザクションズ オブ コンシューマ
エレクトロニクスIEEE Transactions of Consumen
Electronis に「マルチチャネル サウンド システズ
ム フォー テレビジョンブロードキャスティン
グ」(”Multichannel Sound Systems for Television
Broadcasting”)と題してワイ.ヌマグチ(Y.Numagu
chi )により示されている仕様では、ステレオ音声FM
搬送波は、4.5MHzの正常なNTSC位置の上で3
579545Hzに置かれている。すなわち、
【0031】
【数2】
【0032】HDTV複合色画像信号から(CHDT
V)カラー画像信号を発生させるための好ましいシステ
ムは、図6に示してある。
【0033】図6において、例えば図3の構成により発
生した入力HDTV複合信号は、最初、1:2に時間を
引き延ばす構成60を介して通過し、順次、速度FH
走査線において同時に2本の割合をとり、並列に、同時
に2本の割合で速度fH (=FH /2)の走査線を出力
するものである。時間を引き延ばす構成60は、例えば
ディジタルメモリ、電荷結合デバイス(CCDS )、表
面弾性波(SAW)デバイスなどのような適当なメモリ
構成により装備することができる。図示する目的で、受
信されているHDTV複合信号において、時間的に直列
に走査線A,B,Cが生じ、速度fH の走査線B,Cが
1:2に時間を引き延ばす構成60により現在出力され
ているものと仮定しよう。Cの走査線信号は走査線メモ
リ61と、走査線平均化装置62と、加算器において受
信されている。走査線メモリ61は、単純にその入力を
正確にfH -1 秒だけ遅延させるものである。斯くして、
走査線メモリ61に対する入力が走査線Cの信号であれ
ば、その出力は走査線Aの信号である。走査線平均化装
置62は走査線メモリ61からの出力と、走査線Cの信
号とを受信し、走査線AとCとの画素(ペル)の線形、
あるいはその他の組合せを計算するものである。この組
合せの目的は、走査線Bに可能な限りよい近似で走査線
平均化装置62の出力において信号を生成することにあ
る。斯くして、平均化動作においては、色副搬送波の位
相は重要な考察事項である。走査線Bに相当する走査線
差分信号を形成するための減算回路63において、次に
走査線平均化装置62からの出力は走査線Bから減算さ
れる。次に、走査線差分信号は変調器64により搬送波
VSB 上で変調され、搬送波は例えば、×(14/5)
の位相ロックループ(PLL)65によりNTSC周波
数3579545Hzから得られたものである。加え
て、PLL65の出力は、各HDTV色画像走査線の端
部で、180度だけ位相が変化していなければならな
い。周波数3579545Hzは到来するHDTV複合
信号から抽出できるものと理解しなければならないが、
図3においてFC を発生するのに使用されるものと同一
の高安定性スタジオ発生器22から到来するものである
ことはありがちのことである。
【0034】次に、変調器64からの変調された走査線
差分信号は残留側波帯(VSB)フィルタ66を通過
し、例えば8.2MHzよりも低い低域側帯波のほとん
ど、ならびに例えば15.7MHzより高い高域側帯波
のいくらかは除去される。VSBフィルタ66も櫛形フ
ィルタを具備し、色成分をすべて減衰させるか、あるい
は除去するものである。斯かる櫛形フィルタは走査線差
分減算器63に選択的に従うものである。
【0035】最後に、図6に示すように、ベースバンド
の走査線C信号と、VSBの走査線Bの差分信号と、音
声ならびにVSBの搬送波とは加算器67において一緒
に加え合せて、最初のHDTV複合カラー画像信号より
もわずかに帯域幅の広いCHDTV色画像信号を形成す
る。
【0036】図7は、HDTV受像機上で観察するた
め、CHDTVカラー画像信号からHDTV複合カラー
画像信号を再生成するためのシステムを示す。到来する
CHDTVカラー画像信号は、4つのフィルタ40、4
1、42、43を通ってゆく。7.6MHzの低域通過
形フィルタ40は、速度fH の走査線Cのベースバンド
を拾い上げる機能を有し、ベースバンド信号は走査線メ
モリ44と、図6における対照物61、62と同様な機
能を有する走査線平均化装置45とを通過してゆく。
【0037】8.08MHzの帯域通過フィルタ43は
FM音声信号を拾い上げる機能を有する。10.0MH
zの帯域通過フィルタ42はVSB搬送波fVSB を抽出
する。フィルタ42は、選択的に位相ロックループ(P
LL)とすることができる。VSB搬送波がブランキン
グ期間のバーストとして送信されるならば、fVSB はゲ
ート付きの位相ロック形発振器(PLO)により得られ
るものであろう。
【0038】受信した、変調されている走査線差分信号
は8.2〜15.7MHzの帯域通過フィルタ41を通
り、次にマルチプライヤ(すなわちミクサ)46と、単
側波帯(SSB)周波数成分の振幅を2倍にする等化低
域通過フィルタ47とにより復調される。全システムの
経済性を向上するため、図6における送信機VSBフィ
ルタ66で選択的にこの等化を行うことができる。
【0039】次に、走査線差分信号は加算器48によ
り、速度fH の走査線Bを回復するための走査線平均化
装置45の出力に加えられる。次に、走査線B、Cは並
列に、NTSCの速度fH で、2:1の時間圧縮器49
を通過してゆき、圧縮器49は並列に、同時に2本の速
度fH の走査線をとり、順次、速度FH (=2fH )の
走査線を同時に2本出力するものである。この動作は、
最終的に図2の速度FHのHDTV複合カラー画像信号
を生ずるものである。
【0040】図5のCHDTVカラー画像信号からNT
SCと両立性のある信号を発生するためのシステムは、
図8に示してある。入力されたCHDTVカラー画像信
号は4つのシステム成分へと通過してゆく。第1のモジ
ュールは8.08MHzを中心とした帯域通過フィルタ
50であり、音声FM信号をすてるものである。次は、
帯域通過フィルタ51(位相ロックループと組合せるこ
とが可能)であり、これはVSB搬送波周波数fVSB
約10.0MHzを抽出するものである。
【0041】これに従って、入力信号は色帯域通過フィ
ルタに通過してゆき、CHDTVカラー画像の色搬送波
周波数fC は約6.44MHzを中心とした1MHzの
周波数帯域を抽する。各CHDTVカラー画像の走査線
の端で、180度だけfC の位相が変化していることは
注目すべきである。
【0042】フィルタ52の帯域幅は、NTSCではI
色成分に対してここで抽出されたものよりも広い帯域幅
をもつことができると云う妥協がある。さらに複雑な信
号処理を使って、I全部の帯域幅を1.5MHzに達成
できる。しかしながら、わずかな画像のみが、この追加
したI帯域から恩恵を受ける。周波数帯域5.94〜
6.94MHzは、色成分と輝度成分との両方を含んで
いる。最大の画像解像度を得るために、輝度成分(走査
線速度fH の高調波で生ずる)は櫛形フィルタにより除
去しなければならない。しかしながら、そのようになら
ない画質への影響はほとんどの場合、小さいものでなけ
ればならない。
【0043】色帯域通過フィルタ52に続いて、入力さ
れたHDTVカラー画像信号は、NTSC映像帯域の外
側成分を除去するための4.0MHzの低域通過輝度フ
ィルタ53を通過してゆく。約2MHzより上で生じ、
走査線速度の半分の奇数倍にある周波数成分を除去する
ことによってクロスカラー効果を最小化するように、輝
度櫛フィルタの構成をフィルタ53に具備させることも
できる。クロスカラー効果がほとんど重要ではないとみ
られる場合には、櫛形フィルタは除去できる。しかしな
がら、帯域幅BI が第(4)式の4.8MHzよりも大
きく選ばれている場合には、フィルタ53の輝度櫛形フ
ィルタは高周波I成分を除去するために要求される。
4.0MHzの低域通過フィルタ53は、NTSCの音
声搬送波周波数における周波数成分、ならびにその近傍
での周波数成分を除去する4.5MHzのノッチフィル
タにより選択的に置くことができる。
【0044】色帯域フィルタ52の出力は、第1のミク
サ54によりfVSB で混合される。CHDTVカラー信
号がIならびにQではない場合には、IならびにQを再
生するため、fVSB における位相偏移がミクシングの前
に必要である。fVSB −fCが正確にNTSC色副搬送
波周波数3579545Hzに等しく選択されているの
で、第1のミクサ54の出力は、I帯域を減じて、NT
SCと両立性のある色信号を含む。しかしながら、各C
HDTV色画像走査線の端で、fVSB とfC とは位相を
180度だけ変化させているので、NTSC色搬送波は
一定の位相を有している。次に、得られた色信号は、一
定位相のNTSC色搬送波周波数3579545Hzを
抽出するモジュール55へと通過してゆく。抽出装置5
5の装備は、例えばゲート付きロック形発振器を介し、
色バーストを参照として使用して行うことができる。バ
ーストゲート信号は、CHDTV映像信号の走査線同期
から得ることができる。しかしながら、バーストゲート
信号が音声FM信号上で振幅変調したものであれば、ほ
ぼ同様な装備が得られる。後者の構成は、図8において
破線により示されている。
【0045】音声FM信号は、第2のミクサ56により
3579545Hzと混合されている。これは、NTS
Cと両立性のある約4.5MHzにおける音声成分を樹
立するものである。最後に、NTSCと両立性のある出
力を得るための加算器57において、輝度と、色と、音
声との信号が加え合される。この出力信号は、4.5M
Hzより上の必要のない成分を除去するため、低域通過
フィルタに入力される。しかしながら、多くの応用にお
いては、これは必要ない可能性がある。
【0046】高精細度TV信号を使用するための現在の
手法は、525本のNTSCカラーTV信号以外に適用
することもできる。例えば、625本システムで、図2
のものにきわめて類似したHDTV複合信号は、異なっ
た搬送波周波数と帯域幅とを使用して定義することがで
きる。同じことは、図5のCHDTVカラー画像信号で
も真である。基本的に限った要求では、fVSB −fC
両立性が希望され、関連した従来のシステムの今日の色
副搬送波に全く等しいものであり、fVSB の位相が希望
する色副搬送波位相を与えるように制御されていること
である。位相交替線(PAL)方式で、図6と図7との
走査線平均化装置62、45は、それぞれPAL色副搬
送波に位相変化を起させるように時間変化させるべきで
あろう。SECAMはフランスで開発したシステムで、
適切な走査線平均化は可能ではない可能性があり、完全
な帯域幅の映像信号は図5に対比されるCHDTVカラ
ー画像信号のVSB搬送波上に送信すべきである。
【0047】特に興味深い可能性は、今日の米合衆国の
標準525本NTSCで使用可能なPAL形のHDTV
複合信号を定義することである。次に、伝送による位相
誤差は多分、再生されたHDTV画像においてほとんど
重大ではないであろう。PAL形のHDTV複合カラー
副搬送波周波数FC は、走査線速度の整数倍±1/4と
して選択しなければならず、また、2つの色成分U,V
は等しい帯域幅で送信しなければならない。例えば、P
AL形HDTV複合信号のスペクトラムは、次のパラメ
ータで図9に示してある。
【0048】
【数3】
【0049】色信号は、図2のNTSC形HDTV複合
信号よりも広い帯域幅を必要とするものである。しかし
ながら、受像機における色再生はいささか異なってい
る。
【0050】第(9)式の数値は、次のパラメータを使
い、図10に示すPAL形CHDTVカラー画像信号を
導びくものである。
【0051】
【数4】
【0052】他のパラメータは図5に示すもの、ならび
に第(5)式〜第(8)式と同様である。
【0053】PAL形CHDTVカラー画像信号の発生
は、次を除いて、NTSC形HDTVカラー画像信号に
対して前に記載したものときわめて類似している。 1).BGB信号とHDTV複合信号との間の変換で
は、図3に示すNTSC技術の代りに、PAL技術を採
用しなければならないことは明らかである。 2).それぞれ走査線差分の生成と活用とに使用された
図6、ならびに図7の走査線平均化装置62、45は、
各走査線の端に生ずる色副搬送波位相偏移に適合するよ
うに、時間変化によるものでなければならない。 3).図6におけるfVSB の位相は、一定位相のNTS
C搬送波を生成するために、わずかに異なった方法で制
御しなければならない。 4).図8においては、NTSCにより要求されるよう
なI,Qに対してU,V色信号を変換するため、NTS
C色信号とNTSC色バーストとの間に位相偏移を導入
しなければならない。この動作はfVSB の位相をさらに
制御することにより、より経済的に、同様に可能性高く
行うことができる。
【0054】動作はベースバンドの説明で前に記載して
あるとは云え、特に走査線遅延、時間延長器、ならびに
フィルタに関係したIFで、同様にして良好に行うこと
ができる。局部ケーブル分布に対しては、CHDTVカ
ラー画像信号はRF搬送波上のVSB振幅変調を行うこ
とにより、多分送信されるであろう。要求された帯域幅
は17MHzのまわりにあり、例えば、RF信号は3つ
の標準NTSCチャネルを占めるものである。直接放送
衛星(DBS)分配にとっては、HDTVカラー画像信
号はRF搬送波上で周波数変調(FM)により送信され
るであろう。要求された帯域幅は、ダウンリンクの電力
経費、すなわち放射電力、サテライトと地上局とのアン
テナ利得、受信機ノイズ温度、干渉などに、多分より多
く依存し、40〜50MHzの上方にあろう。
【0055】原理的には、前記のような走査線差分信号
を発生して送信する絶対的な必要性はない。差分信号と
して送出される速度fH のTV走査線(図6における走
査線B)は、代りに搬送波fVSB 上でVSBとして完全
に送出することもできる。しかしながら、HDTVカラ
ー画像信号により要求される帯域幅はほぼ2MHz大き
く、ケーブル分配システムに対しては、信号は4つの標
準NTSCチャネルを占める。FMを介して行われる直
接放送衛星(DBS)伝送に対して、VSB信号は大き
な帯域幅のみならず、高い電力の走査線差分信号のもの
でもある。斯くして、FMはさらに偏移を必要とし、そ
れゆえ、付加的な帯域を必要としている。最後に、走査
線差分信号をVSB搬送波上で使用しない場合には、圧
縮の恩恵は実現できず、与えられたDBSダウンリンク
電力経費に対して、受信されたSNRは低くなるであろ
う。
【0056】HDTV受像機も標準の現在のNTSCカ
ラーTV信号を受けることができ、それらから可なり良
好ではあるが、高精細度ではない画像を生成することは
重要なことである。そうするための過程とシステムは、
2つのステップで達成され、その第1のものは図11に
示してある。図1のNTSC信号は2つのフィルタ7
0、71により、それぞれ音声と映像との部分に分割さ
れ、その後で、映像信号には2:1の時間圧縮ならびに
走査線繰返しのユニット72により、二倍(FHへの)
の走査線速度が与えられる。2:1の時間圧縮器72
は、図7の時間圧縮器と同一であり、実際のシステムで
は、単一の圧縮器が両方の機能をもっている。同様に、
低域通過フィルタ71は、4.5MHzに中心を有する
帯域ストップフィルタに置換できる。
【0057】
【外3】
【0058】Y′,I′,ならびにQ′信号の帯域幅
は、NTSC信号と比べてHDTV複合信号において
は、正確に2倍にされている。すなわち、
【0059】
【数5】
【0060】図12は変換の第2のステップを示すもの
であり、ここでは図11からのHDTV複合信号はR,
G,B信号へと変換され、音声信号が図5の音声信号と
一致するように8.08MHzに上昇している。図12
の構成は、図4のものときわめて類似している。
【0061】輝度Y′は低域通形、高一櫛形フィルタに
より得られ、HDTV′の複合信号はフィルタ80にお
いて得られる。スイッチオーバー周波数は近似的に
【0062】
【数6】
【0063】輝度櫛形フィルタは色成分をできる限り減
衰させなければならない。しかしながら、走査線繰返し
ゆえに、NTSCの周波数インターリーブは保持され
ず、単純な櫛形フィルタは完全に有効ではない。ひとつ
の可能性は、HDTV複合信号の代替走査線のみを平均
化するための櫛形フィルタに対するものである。他は、
時間変化のフィルタ作用を使うものであろう。
【0064】色搬送波抽出回路83は、FC ′を各走査
線のカラーバーストから導出するものである。色副搬送
波における時折の180度位相偏移のゆえに、ひとつの
走査線から他の走査線に対して、この動作は独立でなけ
ればならない。2つのミクサ81、82は、I′信号な
らびにQ′信号の二乗復調を行い、その後、低域通過フ
ィルタと櫛形フィルタとの作用を、図4のフィルタ3
3、34、36、37に対して記載したようにフィルタ
84−87において行わせている。Y′櫛形フィルタ8
0を使ったように、I′ならびにQ′櫛形フィルタ8
6、87によって信号の代替走査線のみを平均化する場
合には、良好な性能を得ることができる。前の図4に対
するように、2つの櫛形フィルタ86、87は、混合な
らびに搬送波抽出に先がけて、単一の帯域通過用櫛形フ
ィルタ作用により置換できる。
【0065】Y′,I′,ならびにQ′信号をR,G,
B信号へと変換するデマトリクス作用は、図4のデマト
リクスユニット38のものと同様なデマトリクスユニッ
ト88により行われる。
【0066】÷2回路89は、NTSC色副搬送波周波
数 fC ′=3579545 Hz (14) をHDTVカラー搬送波周波数FC ′から導出してい
る。位相の不連続性ゆえに、単純な÷2回路は良好に動
作できない。代りに、÷4回路の前の×2回路は一定の
位相を得るのに適したものとすることができ、すなわち
C ′は図11のNTSC信号から抽出できる。いずれ
にしても、周波数fC ′はミクサ90においてNTSC
音声信号と混合し、8.08MHzにおいて中心を有す
るHDTV音声を得るためのフィルタ91においてフィ
ルタされている。
【0067】図4の5つのHDTVフィルタもHDTV
複合信号をデコードするため、図12の相当するフィル
タにおいて使用できるものと理解すべきである。しかし
ながら、画質はNTSCの能力にまで至っていない。第
1に、輝度信号上で櫛形フィルタ作用を行わないであろ
う。斯くして、色副搬送波パターンはみることができ、
よく知られたのこぎり形と色のついた端部のにじみ出し
を招いている。少くとも、HDTV複合カラー副搬送波
周波数FC ′にまで下る点まで、図4の構成の輝度櫛形
フィルタを延ばすことが妥協点となりうるであろう。
【0068】図4のHDTVフィルタを使うことより重
大な問題は、直接的に、I′信号がQ′信号へクロスト
ークすると云う問題である。これは、1.0〜2.3M
Hzの周波数帯域で生じ、尖鋭な端部では誤った色をも
たらすであろう。NTSC受像機の回路設計において
は、多くの代替案が存在する。例えば、図11におい
て、時間圧縮に先がけて色情報を抽出し、それを搬送波
周波数fC ′から搬送波周波数fC へと移動させること
が考えられる。選択的に、速度がfH のR,G,B信号
のNTSCを生成し、速度がFH のR,G,B信号を生
成するために3つの2:1時間圧縮器を使用できる。
【0069】上記実施例は、単に本発明の原理を図示し
たにすぎないものと理解すべきである。種々の変形は、
本発明の原理を実施する当業者によりなされることが可
能であり、その精神と範囲とを越えるものではない。例
えば、関連した従来のテレビジョンシステムカラー画像
の走査線本数の2倍で、HDTV複合カラー画像信号を
発生する代りに、斯かる画像は、例えば画像走査線の3
倍、ならびに関連した従来テレビジョンシステムの走査
線走査速度の3倍のように、他の倍数で形成することも
可能である。例えば、1575本(NTSC画像の3
倍)を備えた画像に対しては、図2〜図8、ならびに図
11および図12は、例えば図5における第1の残留側
波帯上で走査線差分信号として第2の走査線信号を供給
するための方法に類似した、個々の残留側波帯搬送波上
で走査線差分信号として第3の走査線信号を置くように
変更されよう。平均化装置45、62により形成された
走査線近似信号、あるいは予知信号は、同一のフィール
ド内、あるいは前のフィールド内で追加する走査線を線
形、あるいはその他に組合せて形成できる。この場合に
追加メモリは、前記追加走査線を可能にするためメモリ
44、61に要求されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】国内テレビジョンシステム委員会(NTSC)
システムのベースバンド信号の周波数スペクトラムを示
す図である。
【図2】本発明による高精細度テレビジョン(HDT
V)複合ベースバンド信号の周波数スペクトラムを示す
図であり、単純のために線走査速度は関連した従来TV
信号のそれの2倍とする。
【図3】赤、青、ならびに緑のHDTVカメラ管出力か
ら図2のHDTV複合映像信号を発生させるためのシス
テムのブロックダイアグラムである。
【図4】図2のHDTV複合映像信号をHDTV受像機
上の表示装置に対する赤、緑、ならびに青の成分に変換
するためのシステムのブロックダイアグラムである。
【図5】本発明によるCHDTVカラー画像信号のベー
スバンド信号スペクトラムを示す図であり、簡単のため
に、2本の線からの情報は2倍だけ時間内で各HDTV
複合走査線を引き延ばすことにより、ひとつのセグメン
トで送られるものとしている。
【図6】図3ならびに図9の構成において発生したHD
TV複合信号を、それぞれ図5ならびに図10のCHD
TVカラー画像信号へと変換するための構成のブロック
ダイアグラムである。
【図7】図6の構成により形成されたCHDTVカラー
画像信号を、図2のHDTV複合信号へと変換するため
の構成のブロックダイアグラムである。
【図8】図2の構成により形成されたCHDTV信号を
NTSC両立性信号に変換するためのブロックダイアグ
ラムである。
【図9】NTSC形HDTV複合信号に対して図2に示
したものと同様な位相交替線(PAL)形HDTV複合
信号のベースバンド信号スペクトラムである。
【図10】図9のHDTV複合信号から形成されたPA
L形CHDTVカラー画像信号のベースバンド信号スペ
クトラムである。
【図11】HDTV受像機上でNTSC信号を表示する
ための第1のステップを装備しているシステムのブロッ
クダイアグラムであり、ここでNTSC信号は時間圧縮
され、擬似高精細度複合波形HDTVを得るために繰返
されている。
【図12】HDTV受像機上でNTSC信号を表示する
ための第2のステップを装備しているシステムのブロッ
クダイアグラムであり、ここで図11のHDTV複合波
形はR,G,ならびにB成分へと変換されている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HDTV受像機により使用できる高精細
    度テレビジョン(HDTV)複合カラー画像信号を発生
    させるための装置であって、 画像走査線本数を与えることができる輝度帯域と、関連
    した従来システムカラー画像信号の、あらかじめ定めら
    れた倍数である線走査速度と、関連した従来システムカ
    ラー画像信号のそれと同様なフレーム速度ならびにフィ
    ールド速度と、関連した従来システムカラー画像信号の
    線走査速度の固定された倍数である輝度帯域幅の内部
    で、個々の色副搬送波の側帯波上で形成された第1、お
    よび第2のクロマ成分から成立つ色情報とを含み、且
    つ、関連した従来システムカラー画像信号のそれと同様
    な輝度帯域幅に対するそれぞれのクロマ成分帯域幅の比
    を含み、さらに関連した従来システムカラー画像信号の
    周波数スケールアップしたものから成立つHDTV複合
    カラー画像信号を発生するための、HDTVカメラから
    のカラー信号に応答可能な手段から成立つ装置。
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