JPH0668137U - ディスクの回転駆動装置 - Google Patents

ディスクの回転駆動装置

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JPH0668137U
JPH0668137U JP214393U JP214393U JPH0668137U JP H0668137 U JPH0668137 U JP H0668137U JP 214393 U JP214393 U JP 214393U JP 214393 U JP214393 U JP 214393U JP H0668137 U JPH0668137 U JP H0668137U
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定にチャッキングをするディスク回転駆動
装置を提供する。 【構成】 ディスクハブの中心孔に係合したシャフト1
と一体に回転するロータフレーム3と、このロータフレ
ームの外面側に固定されディスクハブを吸引するハブマ
グネット7および支柱6と、この支柱を支点として回転
できるように取付けられた弾性材の湾曲形状回動レバー
4と、この回動レバーの一方の先端に取付けられた駆動
ピン5と回動レバー付勢用バネ8とを具備し、ロータフ
レームに切り起こし部9を設け、回動レバーを介してバ
ネで付勢された駆動ピンをロータフレームに設けた切り
起こし部に当接させる。上記構成により駆動ピンをロー
タフレームの切り起こし部に当接させ、外周方向の駆動
ピンの移動を規制したり、半径方向の駆動ピンの移動を
規制したりして、安定なチャッキングが行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ディスク等の円盤型記憶媒体の回転駆動装置のチャッキング部 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報記憶装置として厚さ1インチから1/2インチのディスク装置が市 販されている。ディスク径が3.5インチ用の磁気ディスクの駆動装置では金属 製ディスクハブを中心から偏心した位置に設けた駆動ピン挿入孔に駆動ピンを係 合させて、ディスクを一体に回転させるものがほとんどである。ディスクをチャ ッキングする構造などにいろいろな特許が出願されている。
【0003】 また、3.5インチのディスクは図19のように、硬質プラスチックからなる 一対の上下シェルを突き合わせ結合したカセット71内にシート状の磁気ディス ク72を回転自在に収納して構成されている。このディスク72の中心には、金 属製のディスクハブ73が固着され、ディスクハブ73の中心にはモータのシャ フトの先端が係合する方形状の中心孔74が設けられ、中心から偏心した位置に 中心孔74に対して傾斜して駆動ピンが係合する長方形状の駆動ピン挿入孔75 が形成され、下シェルの中央部の円形開口部76にディスクハブ73が露出して いる。ヘッド挿入孔77はシャッタ78によって開閉され、シャッタ78が閉じ た状態を実線で、開いた状態を2点鎖線で示す。
【0004】 このように構成された3.5フロッピーディスクの回転駆動装置は、ロータの 中心に設けられたディスクの中心孔74に先端が係合する回転駆動軸と、ロータ の中心から偏心した位置に設けられたディスクの駆動ピン挿入孔75に係合する 駆動ピンとを有し、上記回転駆動軸と駆動ピンをディスクの中心孔74および駆 動ピン挿入孔75にそれぞれ挿入係合させ、上記ロータの回転により上記ディス クを回転駆動するように構成されている。
【0005】 以下に上記のフロッピーディスクのディスクを回転駆動させる従来の回転駆動 装置について説明する。
【0006】 図20は、従来のディスク回転駆動装置のディスクチャッキングのハブ構造図 である。図20において80はスピンドルハブ、81は図19に示したディスク ハブ73の中心孔74に係合するシャフト、83は潤性シート、82はハブマグ ネット、84は弾性材の回動レバー、85は駆動ピン、86は付勢バネ、87は ロータフレーム、88は回動レバーの回動支柱である。
【0007】 以上のように構成されたディスク回転駆動装置について、以下その動作を説明 する。
【0008】 まずディスク回転駆動装置にディスクが挿入されない状態のハブ部は、回動レ バーを外側に付勢する付勢バネ86により駆動ピン85はハブマグネット82に 当接している。当接するハブマグネット82の当接部を82aとする。
【0009】 ディスク回転駆動装置にディスクが挿入され、ディスクが装着されるに伴って ディスクハブは磁化されたハブマグネット82により吸引されて、潤性シート8 3の貼られたスピンドルハブ80に支持される。同時にディスクハブの中心に係 合するシャフト81が挿入される。そして、駆動ピン85と駆動ピン挿入孔75 の位置が一致しない場合は、付勢された駆動ピン85はハブマグネット82のデ ィスクハブ吸引力によってハブマグネットの当接部82aに当接しながら摺動し て押し下げられる。ロータの回転により駆動ピン85と駆動ピン挿入孔75の位 置が合致すると、駆動ピン85はハブマグネット82のロータフレーム87面側 の磁化吸引力と回動レバー85の弾性復帰力により駆動ピン85はハブマグネッ トの当接部82aに当接しながら摺動して復帰し、駆動ピン挿入孔75に挿入さ れる。ロータが回転すると駆動ピン85はハブマグネットの当接部82aを離れ 、駆動ピン挿入孔75の外側陵辺に押圧され、さらに回転して上記陵辺を摺動し ながらディスクハブと駆動ピン85との相対運動が0となるように係合すると、 駆動ピン85によって確実にチャッキングされ、ディスクは回転駆動される。
【0010】 また、他の一従来例を示す図21において、(a)はディスクの回転駆動装置 のチャッキング構造の上面図、(b)は同断面図である。図21において91は シャフト、92はプラスチックマグネットでできたスピンドルハブ、93は駆動 ピン、94は板バネ、92aは板バネで付勢された駆動ピン93がスピンドルハ ブ92の半径方向面に当接する当接部、92bはスピンドルハブ92の一部で構 成したディスクハブ受け面である。
【0011】 シャフト91と一体に回転するスピンドルハブ92のディスクハブ受け面92 bの逆面側に取り付けられた板バネ94に駆動ピン93を取り付ける。
【0012】 図21の構成において動作を説明すると、ディスクが挿入されディスクが装着 されるのに伴って、ディスクハブ73は磁化されたプラスチックマグネットのス ピンドルハブ92により吸引されて、スピンドルハブ92に設けたディスクハブ 受け面92bの上に吸着される。同時にディスクハブの中心孔74内にシャフト 91が挿入される。そして、駆動ピン挿入孔75と駆動ピン93との位置がお互 いにずれている場合は、駆動ピン93はスピンドルハブ92とディスクハブ73 との間で作用する吸引力によって、ディスクハブ73で駆動ピン93はシャフト の軸方向に押し付けられて、スピンドルハブ下面に駆動ピン83は逃げる。次に シャフト91が回転し始めると、ディスクは磁気ヘッドの挟力により静止状態に あるディスクハブ73に対して、スピンドルハブ92が相対的に回転し、駆動ピ ン93の位置と駆動ピン挿入孔75の位置が一致したところで、スピンドルハブ 下面の板バネ94によって復帰するので、駆動ピン93は駆動ピン挿入孔75内 に挿入される。さらにシャフト91の回転が続くと、駆動ピン93はディスクハ ブの駆動ピン挿入孔75内を移動し、駆動ピン93の相対運動が零となるとディ スクハブ73にシャフト91の回転力を伝え始め、以後ディスクはシャフトと一 体的に回転する。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
図20のような従来例の場合、付勢バネによって付勢された駆動ピンはハブマ グネットに当接している。ディスクをチャッキングする度に付勢された駆動ピン はハブマグネットの当接部に当接しながら摺動する。したがって、その当接部の 面の成形状況によってチャッキングが不安定になるという問題があった。たとえ ば、ハブマグネットをロータフレームと一体成形する場合はディスク装着側のコ ーナーにパーティングラインがきて成形バリが発生し、駆動ピンの位置が不安定 になったり、駆動ピンの復帰が阻害されたりすることがあった。バリを組立前に 取り除く場合、硬いマグネットのスキル層がでないようにする必要があり、作業 自体困難であった。
【0014】 また、スピンドルハブに潤性シートを貼る場合、シャフトとの芯出しがたいへ んなうえ、貼るときに空気をかみ込みスピンドルハブと潤性シートとの隙間に気 泡が発生し、潤性シートの平面度が悪化し、チャッキングエラーを起こし易いと いう問題があった。さらには、潤性シートの接着のりが潤性シートの横側からは み出しディスクハブに付着し、チャッキングの信頼性を低下させていた。
【0015】 図21のような従来例の場合、ディスクをチャッキングした時には駆動ピンは 板バネにより外周方向に付勢される。しかし弾性のある板バネであるので、チャ ッキングした時に径方向にもたわんで駆動ピンの位置が不安定となり、インデッ クス位置がばらつくので、駆動ピンは半径方向への移動規制を設けることがあり 、図21の場合は駆動ピンを予めプラスチックマグネットのスピンドプハブに当 接させているので、チャッキングの際に駆動ピンが半径方向には移動しないが、 マグネットに当接し、またチャッキングの際に当接しながら摺動するので、図2 0の従来例との同様な問題がある。
【0016】 また、スピンドルハブで直接ディスクハブを受けるので、マグネットとディス クハブとの摺動抵抗が大きくなるという問題があった。その摺動抵抗を低減する ために、受け面の面積を減少させればよいが、ディスクハブのスピンドルハブ面 での吸着安定性が悪化する問題があった。
【0017】 本考案は上記問題点を解決し、安定にチャッキングすることのできる信頼性の 高いディスクの回転駆動装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案のディスクの回転駆動装置は、ロータフレー ムを切り起こして突起部を設け駆動ピンを当接させ、あるいは回動レバーをロー タフレームの切り起こしフック部に当接させることにより駆動ピンの移動を規制 する構成とする。
【0019】 また、ディスクハブ受け面に低摩擦樹脂層を塗装して、ディスクハブとの摺動 抵抗を低減するとともに、ディスクを取り付ける面の振れの規制がディスクハブ 面の直径6mmから13mmを基準した面で規格化されているので、スピンドルハブ のディスクハブ受け面の内径部を凹部としてディスクハブと接触しない構成とす る。
【0020】
【作用】
この構成によって、駆動ピンを当接させるロータフレームの切り起こし部の切 り起こし面は金型でシェービングもでき、引っかかりのない面となりチャッキン グが安定に行える。
【0021】 また、回動レバーをロータフレームのフック部に当接させる場合は、駆動ピン の外周方向位置が安定するうえに、回動レバーに取り付けた駆動ピンのディスク チャッキング位置を一定にさせ、駆動ピンの浮き上がりを防ぐことができ、ヘッ ド負荷変動や衝撃に対して回動レバーを変形から守ることができる。
【0022】 スピンドルハブの低摩擦樹脂層により、ディスクハブとの摺動抵抗を低減でき るとともに、スピンドルハブ内側の凹部がディスクハブと接触しないので、安定 したディスクのチャッキングを行うことができる。
【0023】
【実施例】
(実施例1) 以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0024】 図1は本考案の第1の実施例における駆動装置の回動レバー先端の駆動ピンを ロータフレームの切り起こし部にあてたハブ構造ロータ図である。図2はロータ フレームの切り起こし部に駆動ピンが当接している状態の説明図で、(a)は回 動レバーが屈曲していない場合、(b)は回動レバーが屈曲している場合である 。
【0025】 図1,図2において1はシャフト、2はスピンドルハブ、3はロータフレーム 、4はばね材で弾性のある回動レバー、5は回動レバー4の先端部に取付けられ た駆動ピン、6は回動レバー4の回動のための支点としての支柱、7はハブマグ ネット、8は付勢バネ、9はロータフレームの切り起こし部、10はロータフレ ーム3の駆動ピン5近傍部に切り起こしにより設けたフック部、11は回動レバ ーの突起部である。
【0026】 以上のように構成されたディスクの回転駆動装置について、図19を参照しな がら以下その動作を説明する。まずディスク装置にディスクが挿入され、ディス クが装着されるに伴って、ディスクハブ73は磁化された樹脂製またはゴム製の ハブマグネット7により吸引されて、潤性シートの貼られたスピンドルハブ2面 に装着される。同時にディスクハブの中心孔74にシャフト1が挿入される。ま た、図2(a)のように、付勢バネ8のばね力で駆動ピン5はロータフレームの 切り起こし部9に当接されていて、駆動ピン5はそれ以上外周方向には移動しな いようになっている。ディスクの装着の際、駆動ピン挿入孔75と駆動ピン5と の位置がずれている場合は、駆動ピン5はハブマグネット7とディスクハブ73 との間で作用する吸引力によってディスクハブでシャフト軸方向に押しつけられ てモータ内部側へ逃げる。その際回動レバー4はモータ内部に屈曲するが、駆動 ピン5はロータフレームの切り起こし部9に当接された状態でモータ内部へ移動 する(図2(b)の状態)。
【0027】 モータシャフト1が回転し始めると、ディスクは磁気ヘッドの挟力により静止 状態になり、ディスクハブに対してスピンドルハブ2が相対的に回転する。駆動 ピン5の位置と、ディスクハブの駆動ピン挿入孔75の位置が一致したところで 、回動レバー4のディスクハブ側への弾性復帰力により、駆動ピン5は駆動ピン 挿入孔75内に挿入される。屈曲していた回動レバー4はその弾性復帰力により 、回動レバーの突起部11がロータフレームの切り起こしフック部10の外面の 逆面に当接し、ディスク挿入前と同様の状態になる。さらに、モータのシャフト 1の回転が続くと、駆動ピン5はロータフレームの切り起こし部9から離れ、回 動レバー4の他端とロータフレームのバネフックとの間に設けられた付勢バネ8 によってディスクハブの駆動ピン挿入孔75の外側稜面に接しながら転がり、デ ィスクハブ73と駆動ピン5との相対運動が0となるように係合するとディスク ハブにモータの回転力が伝わり、ディスクはモータと一体となって回転する。
【0028】 以上のように本実施例によれば、チャッキング前には駆動ピン5はシャフト1 から一定位置になるので、チャッキング時ディスクに作用する力が一定となり、 ポジショニングトルクのバラツキがなくなり、安定したチャッキングのディスク 回転駆動装置ができる。
【0029】 (実施例2) 図3は本考案の第2の実施例における駆動装置の回動レバー先端の駆動ピンが ロータフレームの切り起こし部に当接している状態の説明図である。
【0030】 図3において5は回動レバーの先端部に取付けられた駆動ピン、9はロータフ レームの切り起こし部、12はロータフレームの切り起こし部9の中央部、13 はロータフレームの切り起こし部9の曲げ部外側の傾斜面である。
【0031】 ロータフレームを切り起こして略直角に折り曲げた切り起こし部9はR曲げの 場合、プレス金型と抵抗で切り起こし部9のサイド部14がロータフレームの切 り起こし部9の中央部12よりも高くなり、切り起こし部の切り起こし高さが場 所によって異なる。中央部12の切り起こし面に駆動ピンは当接するので、中央 部12の切り起こし高さが低いと当接する幅が減少するので、当接する幅を確保 する目的で、折り曲げて切り起こし部構成後曲げR部の外周部より切り起こし部 をプレスして曲げ部外周側にR面でない傾斜面を設け、ロータフレームの切り起 こし部9の中央部12とサイド部14の高さを設定高さ内にする。
【0032】 以上のように本実施例によれば、駆動ピンを当接させる切り起こし部の切り起 こし面の高さが安定に確保でき、チャッキング時に駆動ピン5がモータ内部に安 定して移動させることができる。
【0033】 (実施例3) 図4は本考案の第3の実施例における駆動装置の回動レバーをロータフレーム のフック部にあてるハブ構造を示すものであり、図5はロータフレームの切り起 こしフック部に回動レバーをあてたところの斜視図である。図4,図5において 、符号1から9までは図1と同じ部材を示している。15はロータフレームに切 り起こしにより設けたフック部である。
【0034】 以上のように構成されたディスクの回転駆動装置について、以下その動作を説 明する。ディスク装置にディスクが挿入されチャッキングされ、ディスクはモー タと一体となって回転するメカニズムの原理は図1の実施例と同様であり、異な るところを中心に説明する。
【0035】 ディスクが装着される前の状態は、付勢バネ8のばね力で駆動ピン5はロータ フレームの切り起こし部9に当接されていて、駆動ピン5はそれ以上外周方向に は移動しないようになっている。さらに、回動レバー4をロータフレームに設け た切り起こしフック部15の外面の逆面側に当接させ、駆動ピン5がそれ以上外 周側へ移動するのを規制している。
【0036】 ディスク装着の際、駆動ピン挿入孔75と駆動ピン5との位置がずれている場 合は、駆動ピン5はハブマグネット7とディスクハブ73との間で作用する吸引 力によってディスクハブでシャフト軸方向に押しつけられてモータ内部側へ逃げ る。その際回動レバー4はモータ側に屈曲するので、ロータフレームに設けた切 り起こしフック部15から回動レバー4は離れ当接を解除される。なお駆動ピン 5は切り起こし部9に当接した状態である。
【0037】 モータが回転し始め、駆動ピン5の位置とディスクハブの駆動ピン挿入孔75 の位置が一致したところで、回動レバー4のディスクハブ側への弾性復帰力によ り駆動ピン5は駆動ピン挿入孔75内に挿入され、屈曲していた回動レバー4は その弾性復帰力により、回動レバー4がロータフレームの切り起こしフック部1 5に当接し、駆動ピン5の外面側への移動を規制し、ディスク挿入前と同様の状 態になる。さらに、モータが回転してチャッキングが確実に行われ、ディスクは モータと一体となって回転する。
【0038】 以上のように本実施例によれば、駆動ピンの位置高さは弾性復帰しても、回動 レバーがロータフレームのフック部に当接するのでチャッキング前と同じ高さに 安定するので、回動レバーに取り付けた駆動ピンのディスクチャッキング位置を 一定にさせる。さらに、回動レバーの駆動ピンの浮き上がりを防ぐことができ、 ヘッド負荷変動や衝撃に対して回動レバーを変形から守ることができる。
【0039】 (実施例4) 以下、本考案の第4の実施例における駆動装置の回動レバーをロータフレーム の切り起こしフック部にあてたハブ構造のロータを図6に示す。図7はロータフ レームの切り起こしフック部に回動レバーが当接している状態の斜視説明図であ る。
【0040】 図6、図7において、符号1から8までは図1と同じ部材を示している。16 はロータフレームに切り起こしにより設けたフック部、17はフック部16の外 面の逆面、18はフック部16の立ち上がり面、19は回動レバー4がフック部 の立ち上がり面18に当接する部位である。
【0041】 以上のように構成されたディスクの回転駆動装置について、以下その動作を説 明する。ディスク装置にディスクが挿入されチャッキングされ、ディスクはモー タと一体となって回転するメカニズムの原理は図1,図4の実施例と同様であり 、異なるところを中心に説明する。
【0042】 ディスクが装着される前の状態は、付勢バネ8のばね力で回動レバー4の当接 部位19がロータフレームの切り起こしフック部16の立ち上がり面18に当接 されていて、回動レバー4や回動レバーの先端に取り付けられた駆動ピン5はそ れ以上外周方向には移動しないようになっている。さらに、回動レバー4をロー タフレームに設けた切り起こしフック部16の外面の逆面17に当接させ、回動 レバー4や駆動ピン5がそれ以上外周側へ移動するのを規制している。
【0043】 ディスク装着の際、駆動ピン挿入孔75と駆動ピン5との位置がずれている場 合は、駆動ピン5はハブマグネット7とディスクハブ73との間で作用する吸引 力によってディスクハブでシャフト軸方向に押しつけられてモータ内部側へ逃げ る。その際回動レバー4はモータ側に屈曲するので、ロータフレームに設けた切 り起こしフック部16の外面の逆面17から回動レバー4は離れる。その際回動 レバー4はモータ内部に屈曲するが、この屈曲の範囲では回動レバー4の当接部 位19はロータフレームの切り起こしフック部の立ち上がり面18に当接した状 態でモータ内部へ移動する。
【0044】 モータが回転し始め、駆動ピン5の位置とディスクハブ73の駆動ピン挿入孔 75の位置が一致したところで、回動レバー4のディスクハブ側への弾性復帰力 により、駆動ピン5は駆動ピン挿入孔75内に挿入され、屈曲していた回動レバ ー4はその弾性復帰力により、回動レバー4がロータフレームのフック部16の 外面の逆面17に当接し、回動レバー4や駆動ピン5の外面側への移動を規制し 、ディスク挿入前と同様の状態になる。
【0045】 さらに、モータが回転すると回動レバー4はロータフレームの切り起こしフッ ク部16の立ち上がり面18から離れ、付勢バネ8によってディスクハブの駆動 ピン挿入孔の外側稜面に接しながら転がり、ディスクハブ73と駆動ピン5との 相対運動が0となるように係合するとディスクハブにモータの回転力が伝わり、 ディスクはモータと一体となって回転する。
【0046】 以上のように本実施例によれば、チャッキング前には駆動ピンはシャフトから 距離と位置高さが一定となりチャッキングが安定する。さらに、回動レバ−の駆 動ピンの浮き上がりを防ぐことができ、ヘッド負荷変動や衝撃に対して回動レバ ーを変形から守ることができる。
【0047】 (実施例5) 以下、本考案の第5の実施例における駆動装置のハブ構造のロータを図8に示 す。図9は駆動ピンを取り付けた板バネの斜視図、図10は板バネによる付勢方 法の説明図、図11は板バネのロータフレームへの支持方法図、図12はディス クハブがチャッッキングされた状態の駆動ピンとシャフトの説明図である。
【0048】 図8,図9,図10,図11,図12において21はシャフト、22はスピン ドルハブ、23はロータフレーム、24は板バネ、25は駆動ピン、26はハブ マグネット、27はロータフレームの第1の切り起こし部、28はロータフレー ムの第2の切り起こし部、29はロータフレームの第3の切り起こし部、30は シャフトに対して駆動ピンと反対側の略直角な板バネの折り曲げ部、31はロー タフレームの突起部、32は板バネフック部、33は板バネフック部32を受け るロータフレームの受け部である。
【0049】 以上のように構成されたディスクの回転駆動装置について、以下その動作を説 明する。
【0050】 ディスクが装着される前の状態は、シャフト21に対して駆動ピン25と反対 側の板バネ24を略直角に折曲げた板バネ折り曲げ部30にロータフレームの突 起部31をその折曲げた板バネが湾曲するように取り付けて(図10参照)、駆 動ピン25に付勢力を作用させて、駆動ピン25をロータフレームの第1の切り 起こし部27に当接させ、さらに板バネの折曲げ部30とロータフレームの突起 部31との接触部34を支点として、板バネに取り付けられた駆動ピン25は動 くことができるので、駆動ピン25がロータフレームの第2の切り起こし部,に も接していることは不確かである。しかし、第1,第2,第3の切り起こし部2 7,28,29とスピンドルハブ22で囲まれた範囲内しか駆動ピンは移動でき ない。すなわち、第3の切り起こし部29は駆動ピン25の移動範囲を規制する 目的であるので、ハブマグネット26で構成しても良い。
【0051】 まずディスク装置にディスクが挿入され、ディスクが装着されるに伴って、デ ィスクハブ73は磁化されたハブマグネット26により吸引されてスピンドルハ ブ22面に装着される。同時にディスクハブの中心孔74にシャフト21が挿入 される。板バネの付勢力で駆動ピン25はロータフレームの第1の切り起こし部 27に当接されていて、駆動ピン25はそれ以上外周方向には移動しないように なっている。ディスクの装着の際、駆動ピン挿入孔75と駆動ピン25との位置 がずれている場合は、駆動ピン25はハブマグネット26とディスクハブ73と の間で作用する吸引力によってディスクハブでシャフト軸方向に押しつけられて モータ内部側へ逃げる。
【0052】 その際板バネ24は板バネフック部32を受けるロータフレームの受け部33 を両支点としてモータ内部に屈曲するが、駆動ピン25はロータフレームの第1 の切り起こし部27に当接された状態でモータ内部へ移動する。
【0053】 モータシャフト21が回転し始めるとディスクは磁気ヘッドの挟力により静止 状態になり、ディスクハブ73に対してスピンドルハブ22が相対的に回転する 。駆動ピン25の位置とディスクハブの駆動ピン挿入孔75の位置が一致したと ころで、板バネ24の弾性復帰力により駆動ピン25は駆動ピン挿入孔75内に 挿入される。屈曲していた板バネ24はその弾性復帰力により、板バネはロータ フレーム外面の逆面に当たりディスク挿入前と同様の状態になる。
【0054】 さらに、モータのシャフト21の回転が続くと、駆動ピン25はロータフレー ムの第1の切り起こし部27から離れ、ディスクハブの駆動ピン挿入孔の外側稜 面に接しながら転がり、ロータフレームの第2の切り起こし部28とディスクハ ブの駆動ピン挿入孔75の2つの稜面とで駆動ピン25が固定され(図12参照 )、ディスクハブ73と駆動ピン25との相対運動が0となる。その際にディス クハブにモータの回転力が伝わり、ディスクはモータと一体となって回転する。
【0055】 (実施例6) 以下、本考案の第6の実施例における駆動装置のハブ構造のロータを図13に 示す。図14は駆動ピンを取り付けた板バネの斜視図、図15は板バネによる付 勢方法の説明図である。
【0056】 図13,図14,図15において、符号21から29は図8の部材と同じであ る。36は付勢バネ、37はシャフト21に対して駆動ピン25と反対側の略直 角な板バネの折り曲げ部、38は板バネの折り曲げ部37に設けた付勢バネ36 を係合する部である。
【0057】 以上のように構成されたディスクの回転駆動装置について、以下その動作を説 明する。ディスク装置にディスクが挿入されチャッキングされ、ディスクはモー タと一体となって回転するメカニズムの原理は図8の実施例と同様である。実施 例5と異なるところは線バネで付勢力を発生させている点である。
【0058】 ディスクが装着される前の状態は、シャフト21に対して駆動ピン25と反対 側の板バネ24を略直角に折曲げた板バネ折り曲げ部37に設けた付勢バネ36 を係合する部に、線バネを湾曲させて取り付けて(図15参照)、駆動ピン25 に付勢力を作用させて、駆動ピンをロータフレームの第1の切り起こし部27に 当接させる。
【0059】 (実施例7) 以下、本考案の第7の実施例におけるフロッピーディスク用スピンドルモータ の断面図を図16に示す。図17はロータ装置のスピンドルハブで、(a)は組 立前の図、(b)は部分拡大図である。
【0060】 図16,図17において41はシャフト、42はスピンドルハブ、43は低摩 擦樹脂層、44は回動レバー、45は駆動ピン、46は回動レバー44の回動の ための支点としての支柱、47はハブマグネット、48はロータフレーム、49 は駆動マグネット、50は周波数発電用マグネット(以後、FGマグネットと略 記する)、51はコイル、52はコア、53はプリント基板、54は軸受ハウジ ングを示す。
【0061】 ここで、スピンドルハブ42のディスクハブ受け面形状を、モータシャフト4 1と隣接する面をモータシャフト41と同心円状の凹部面42aに加工し、高い 位置42bを受け面として、この高い位置42bと凹部面42aを含めた面に低 摩擦樹脂層43をコーティングされている(図17)。
【0062】 以上のように構成されたディスクの回転駆動装置について、以下その動作を説 明する。
【0063】 まずディスク装置にディスクが挿入されると、ディスクハブの中心孔の74に シャフト41が挿入され、駆動ピン45よりも内側に形成された低摩擦樹脂層4 3がコーティングされたスピンドルハブ42の受け面に装着される。この時、デ ィスクハブ73は磁化されたハブマグネット47により吸引される。次に、モー タが回転しはじめて従来例と同様なメカニズムにて、ロータが1回転する間に駆 動ピン45は駆動ピン挿入孔75に挿入されディスクをチャックする方向に回転 移動する。そして、付勢バネによりロータの半径方向に付勢されながらチャッキ ングされ、モータシャフト41中心に位置決めされ、モータとディスクとが一体 となって回転させることにより、ディスク上の信号の記録再生がなされる。
【0064】 この時、ディスクハブ73とスピンドルハブ42は低摩擦樹脂層43を介して 接触するので駆動ピン45が駆動ピン挿入孔75の位置まで移動し、挿入される までは速やかに摺動し、駆動ピンが駆動ピン挿入孔内に確実に挿入されてからデ ィスクが回転駆動されるようになる。(表1)にスピンドルハブに使用する低摩 擦樹脂層の材料例を示す。
【0065】
【表1】
【0066】 以上のように本実施例によれば、スピンドルハブ42のディスクハブ受け面形 状を、モータシャフト41と隣接する面をモータシャフト41と同心円状の凹部 面42aに加工し、高い位置42bを受け面として、この高い位置42bと凹部 面42aを含めた面に低摩擦樹脂層をコーティングすることにより、ディスクハ ブにばらつきを小さくし、安定したチャッキングを行うことができる。
【0067】 (実施例8) 以下、本考案の第8の実施例におけるフロッピーディスク用スピンドルモータ のスピンドルハブを図18に示す。図18(a)は組立前の図、図18(b)は スピンドルハブをロータフレームに取り付けたところのスピンドルハブの断面図 である。
【0068】 図18において41はシャフト、42はスピンドルハブ、43は低摩擦樹脂層 、48はロータフレームである。
【0069】 ここで、スピンドルハブ42のディスクハブ受け面形状をモータシャフト41 と隣接する面をモータシャフト41と同心円状の凹部面42aに加工し、高い位 置42bをディスクハブの受け面とし、その高い位置42bよりもさらに外周に 一段低くした面42cとを具備したスピンドルハブ面にして、ディスクハブ面を 受けるスピンドルハブ面側に低摩擦樹脂層を塗装して、ディスクハブの受け面の 面積をコントロールすることができ、安定したチャッキングを行うことができる 。
【0070】
【考案の効果】
以上のように本考案は、駆動ピンをロータフレームの切り起こし部の当接させ 、外周方向の駆動ピンの移動を規制したり、半径方向の駆動ピンの移動を規制し たりして、安定なチャッキングが行える。
【0071】 また、回動レバーをロータフレームのフック部に当接させる場合は、駆動ピン の外周方向位置が安定するうえに、回動レバーに取り付けた駆動ピンのディスク チャッキング位置を一定にさせ、駆動ピンの浮き上がりを防ぐことができ、ヘッ ド負荷変動や衝撃に対して回動レバーを変形から守ることができ、インデックス バーストのずれ等を防ぐことができる。
【0072】 スピンドルハブの低摩擦樹脂層によりディスクハブとの摺動抵抗を低減すると ともに、スピンドルハブの内側凹部がディスクハブと接触しないので、安定した ディスクのチャッキングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例におけるディスクの回転
駆動装置のハブ構造ロータ図
【図2】ロータフレームの切り起こし部に駆動ピンが当
接している状態の説明図 (a) 回動レバーが屈曲していない場合の図 (b) 回動レバーが屈曲している場合の図
【図3】本考案の第2の実施例におけるディスクの回転
駆動装置の切り起こし部の曲げ部外側に傾斜面がある斜
視図
【図4】本考案の第3の実施例におけるディスクの回転
駆動装置のハブ構造図
【図5】ロータフレームの切り起こしフック部に回動レ
バーが当接している状態の説明図
【図6】本考案の第4の実施例におけるディスクの回転
駆動装置のハブ構造ロータ図
【図7】ロータフレームの切り起こしフック部に回動レ
バーが当接している状態の説明図
【図8】本考案の第5の実施例におけるディスクの回転
駆動装置のハブ構造ロータ図
【図9】駆動ピンの付いた板バネの斜視図
【図10】板バネによる付勢方法の説明図
【図11】板バネのロータフレームへの支持方法図
【図12】ディスクハブがチャッッキングされた状態の
駆動ピンとシャフトの説明図
【図13】本考案の第6の実施例におけるディスクの回
転駆動装置におけるハブ構造ロータ図
【図14】駆動ピンの付いた板バネの斜視図
【図15】線状付勢バネによる付勢方法の説明図
【図16】本考案の第7の実施例におけるフロッピーデ
ィスク用スピンドルモータの断面図
【図17】ロータ装置の低摩擦樹脂層がコーティングさ
れたスピンドルハブの半断面図 (a) 組立前の図 (b) 部分拡大図
【図18】本考案の第8の実施例におけるロータ装置の
低摩擦樹脂層がコーティングされたスピンドルハブの断
面図 (a) 組立前の図 (b) ロータフレームを取り付けたスピンドルハブの
断面図
【図19】3.5インチフロッピディスクの説明図
【図20】従来のディスクの回転駆動装置のディスクチ
ャッキングハブの(a)平面図と(b)断面図
【図21】他の従来例のディスク回転駆動装置のチャッ
キング構造の(a)上面図と(b)断面図
【符号の説明】 1,21,41 シャフト 2,22,42 スピンドルハブ 3,23,48 ロータフレーム 4,44 回動レバー 5,25,45 駆動ピン 6,46 支柱 7,26,47 ハブマグネット 8,36 付勢バネ 9 ロータフレームの切り起こし部 10,15,16 ロータフレームの切り起こしフック
部 11 回動レバーの突起部 12 ロータフレームの切り起こし部9の中央部 13 ロータフレームの切り起こし部9の曲げ部外側の
傾斜面 14 ロータフレームの切り起こし部9のサイド部 17 ロータフレームの切り起こしフック部の外面の逆
面 18 ロータフレームの切り起こしフック部の立ち上が
り面 19 フック部の立ち上がり面に当接する回動レバーの
部位 24 板バネ 27 ロータフレームの第1の切り起こし部 28 ロータフレームの第2の切り起こし部 29 ロータフレームの第3の切り起こし部 30,37 板バネの折り曲げ部 31 ロータフレームの突起部 32 板バネフック部 33 板バネフック部を受けるロータフレームの受け部 34 板バネの折り曲げ部とロータフレームの突起部と
の接触部 35 位置検出用マグネット 38 板バネの折り曲げ部に設けた付勢バネを係合する
部 42a スピンドルハブの凹部面 42b スピンドルハブの高い位置 42c スピンドルハブの外周凹部 43 低摩擦樹脂層 49 駆動マグネット 50 FGマグネット 51 コイル 52 コア 53 プリント基板 54 軸受ハウジング 73 ディスクハブ 74 中心孔 75 駆動ピン挿入孔

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクハブの中心孔に係合したシャフト
    と一体に回転するロータフレームと、このロータフレー
    ムの外面側に固定され前記ディスクハブを吸引するハブ
    マグネットおよび支柱と、この支柱を支点として回転で
    きるように取付けられた弾性材の湾曲形状回動レバー
    と、前記回動レバーの一方の先端に取付けられた駆動ピ
    ンと、回動レバー付勢用バネとを具備し、 前記ロータフレームに切り起こし部を設け、前記回動レ
    バーを介してバネで付勢された駆動ピンを前記ロータフ
    レームに設けた切り起こし部に当接させることを特徴と
    するディスクの回転駆動装置。
  2. 【請求項2】ロータフレームに切り起こし部を設け、回
    動レバーの先端部の駆動ピンをバネで付勢させて、前記
    ロータフレームの切り起こし部に当接させるディスク回
    転駆動装置において、ロータフレームに設けた切り起こ
    し部の曲げの外部面がR面以外の傾斜面で構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスクの回転駆動装
    置。
  3. 【請求項3】ディスクハブの中心孔に係合したシャフト
    と一体に回転するロータフレームと、このロータフレー
    ムの外面側に固定され前記ディスクハブを吸引するハブ
    マグネットおよび支柱と、この支柱を支点として回転で
    きるように取付けられた弾性材の湾曲形状回動レバー
    と、前記回動レバーの一方の先端に取付けられた駆動ピ
    ンと、回動レバー付勢用バネとを具備し、 前記ロータフレームに切り起こし部と、ロータフレーム
    と段差を設けた切り起こしフック部とを設け、前記バネ
    で付勢された回動レバー先端の駆動ピンをロータフレー
    ムの切り起こし部に当接させ、さらに回動レバーを前記
    ロータフレームに設けた切り起こしフック部の逆外面側
    に当接させ、駆動ピンがそれ以上外周側へ移動するの
    と、駆動ピンの外面側へ移動するのとを規制したことを
    特徴とするディスクの回転駆動装置。
  4. 【請求項4】ディスクハブの中心孔に係合したシャフト
    と一体に回転するロータフレームと、このロータフレー
    ムの外面側に固定され前記ディスクハブを吸引するハブ
    マグネットおよび支柱と、この支柱を支点として回転で
    きるように取付けられた弾性材の湾曲形状回動レバー
    と、前記回動レバーの一方の先端に取付けられた駆動ピ
    ンと、回動レバー付勢用バネとを具備し、 前記ロータフレームにロータフレームと段差を設けた切
    り起こしフック部を設け、前記バネで付勢された回動レ
    バーをロータフレームの切り起こしフック部の立ち上が
    り面に当接させ、かつ回動レバーを前記ロータフレーム
    に設けた切り起こしフック部の逆外面側に当接させ、回
    動レバーがそれ以上外周側へ移動するのと外面側へ移動
    するのを規制したことを特徴とするディスクの回転駆動
    装置。
  5. 【請求項5】ディスクハブの中心孔に係合したシャフト
    と一体に回転するロータフレームと、このロータフレー
    ムの外面側に固定され前記ディスクハブを吸引するハブ
    マグネットと、このロータフレームの外面の逆面側に弾
    性材の板バネと、ロータフレームの穴から外面側に覗く
    ように前記板バネに取付けられた駆動ピンとを具備し、 シャフトに対して駆動ピンと反対側に板バネを略直角に
    折曲げて、ロータフレームの突起部にその折曲げた板バ
    ネが湾曲するように取り付けて、駆動ピンに付勢力を作
    用させ、 前記ロータフレームに切り起こし部を設け、前記板バネ
    で付勢された駆動ピンを前記ロータフレームの切り起こ
    し部に当接させ、 前記ロータフレームに第2の切り起こし部を設け、ディ
    スクチャッキング時ディスクハブの駆動ピン挿入孔の2
    つの稜面と第2の切り起こし部で駆動ピンを固定したこ
    とを特徴とするディスクの回転駆動装置。
  6. 【請求項6】ディスクハブの中心孔に係合したシャフト
    と一体に回転するロータフレームと、このロータフレー
    ムの外面側に固定され前記ディスクハブを吸引するハブ
    マグネットと、このロータフレームの外面の逆面側に弾
    性材の板バネと、ロータフレームの穴から外面側に覗く
    ように前記板バネに取付けられた駆動ピンとシャフトに
    対して駆動ピンと反対側に板バネに取り付けて駆動ピン
    を付勢する線バネとを具備し、 シャフトに対して駆動ピンと反対側に板バネを略直角に
    折曲げて設けたフック部に湾曲させた線バネを取り付け
    て、駆動ピンに付勢力を作用させ、 前記ロータフレームに切り起こし部を設け、前記板バネ
    で付勢された駆動ピンを前記ロータフレームの切り起こ
    し部に当接させ、 前記ロータフレームに第2の切り起こし部を設け、ディ
    スクチャッキング時ディスクハブの駆動ピン挿入孔の2
    つの稜面と第2の切り起こし部で駆動ピンを固定したこ
    とを特徴とするディスクの回転駆動装置。
  7. 【請求項7】金属性ディスクハブを中央部に有する磁気
    ディスクを駆動する装置において、 シャフトに隣接するスピンドルハブ面の一部を同心円状
    凹部型に加工し、この凹部より高くした外周部を具備し
    たスピンドルハブ面にして、ディスクハブ面を受けるス
    ピンドルハブ面側に低摩擦樹脂層を塗装して、前記ディ
    スクハブをその高くしたスピンドルハブ面で受けるよう
    にしたことを特徴とするディスクの回転駆動装置。
  8. 【請求項8】金属性ディスクハブを中央部に有する磁気
    ディスクを駆動する装置において、 シャフトに隣接するスピンドルハブ面の一部を同心円状
    凹部型に加工し、この凹部より外周に前記凹部より高く
    した面と、その高くした面よりもさらに外周に一段低く
    した面とを具備したスピンドルハブ面にして、ディスク
    ハブ面を受けるスピンドルハブ面側に低摩擦樹脂層を塗
    装して、前記ディスクハブをその高くしたスピンドルハ
    ブ面で受けるようにしたことを特徴とする請求項7記載
    のディスクの回転駆動装置。
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