JP2000000014U - ディスクの回転駆動装置 - Google Patents

ディスクの回転駆動装置

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JP2000000014U
JP2000000014U JP007253U JP725399U JP2000000014U JP 2000000014 U JP2000000014 U JP 2000000014U JP 007253 U JP007253 U JP 007253U JP 725399 U JP725399 U JP 725399U JP 2000000014 U JP2000000014 U JP 2000000014U
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Japan
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disk
hub
spindle
drive pin
spindle hub
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JP007253U
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弘祥 豊島
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネットとディスクハブとの摺動抵抗を大
きくせず、かつ安定にチャッキングすることを課題とす
る。 【解決手段】 ディスクハブ受け面に低摩擦樹脂層を塗
装して、ディスクハブ73の摺動抵抗を低減するととも
に、スピンドルハブ42のディスク受け面の内径部を凹
部としてディスクハブと接触しない構成とすることで、
安定したディスクのチャッキングを行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、磁気ディスク等の円盤型記憶媒体の回転駆動装置のチャッキング部 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報記憶装置として厚さ1インチから1/2インチのディスク装置が市 販されている。ディスク径が3.5インチ用の磁気ディスクの駆動装置では金属 製ディスクハブを中心から偏心した位置に設けた駆動ピン挿入孔に駆動ピンを係 合させて、ディスクを一体に回転させるものがほとんどである。ディスクをチャ ッキングする構造などにいろいろな特許が出願されている。
【0003】 また、3.5インチのディスクは図4のように、硬質プラスチックからなる一 対の上下シェルを突き合わせ結合したカセット71内にシート状の磁気ディスク 72を回転自在に収納して構成されている。このディスク72の中心には、金属 製のディスクハブ73が固着され、ディスクハブ73の中心にはモータのシャフ トの先端が係合する方形状の中心孔74が設けられ、中心から偏心した位置に中 心孔74に対して傾斜して駆動ピンが係合する長方形状の駆動ピン挿入孔75が 形成され、下シェルの中央部の円形開口部76にディスクハブ73が露出してい る。ヘッド挿入孔77はシャッタ78によって開閉され、シャッタ78が閉じた 状態を実線で、開いた状態を2点鎖線で示す。
【0004】 このように構成された3.5フロッピーディスクの回転駆動装置は、ロータの 中心に設けられたディスクの中心孔74に先端が係合する回転駆動軸と、ロータ の中心から偏心した位置に設けられたディスクの駆動ピン挿入孔75に係合する 駆動ピンとを有し、上記回転駆動軸と駆動ピンをディスクの中心孔74および駆 動ピン挿入孔75にそれぞれ挿入係合させ、上記ロータの回転により上記ディス クを回転駆動するように構成されている。
【0005】 以下に上記のフロッピーディスクのディスクを回転駆動させる従来の回転駆動 装置について説明する。
【0006】 図5は、従来のディスク回転駆動装置のディスクチャッキングのハブ構造図で ある。図5において80はスピンドルハブ、81は図4に示したディスクハブ7 3の中心孔74に係合するシャフト、83は潤性シート、82はハブマグネット 、84は弾性材の回動レバー、85は駆動ピン、86は付勢バネ、87はロータ フレーム、88は回動レバーの回動支柱である。
【0007】 以上のように構成されたディスク回転駆動装置について、以下その動作を説明 する。
【0008】 まずディスク回転駆動装置にディスクが挿入されない状態のハブ部は、回動レ バーを外側に付勢する付勢バネ86により駆動ピン85はハブマグネット82に 当接している。当接するハブマグネット82の当接部を82aとする。
【0009】 ディスク回転駆動装置にディスクが挿入され、ディスクが装着されるに伴って ディスクハブは磁化されたハブマグネット82により吸引されて、潤性シート8 3の貼られたスピンドルハブ80に支持される。同時にディスクハブの中心に係 合するシャフト81が挿入される。そして、駆動ピン85と駆動ピン挿入孔75 の位置が一致しない場合は、付勢された駆動ピン85はハブマグネット82のデ ィスクハブ吸引力によってハブマグネットの当接部82aに当接しながら摺動し て押し下げられる。ロータの回転により駆動ピン85と駆動ピン挿入孔75の位 置が合致すると、駆動ピン85はハブマグネット82のロータフレーム87面側 の磁化吸引力と回動レバー84の弾性復帰力により駆動ピン85はハブマグネッ トの当接部82aに当接しながら摺動して復帰し、駆動ピン挿入孔75に挿入さ れる。ロータが回転すると駆動ピン85はハブマグネットの当接部82aを離れ 、駆動ピン挿入孔75の外側陵辺に押圧され、さらに回転して上記陵辺を摺動し ながらディスクハブと駆動ピン85との相対運動が0となるように係合すると、 駆動ピン85によって確実にチャッキングされ、ディスクは回転駆動される。
【0010】 また、他の一従来例を示す図6において、(a)はディスクの回転駆動装置の チャッキング構造の上面図、(b)は同断面図である。図6において91はシャ フト、92はプラスチックマグネットでできたスピンドルハブ、93は駆動ピン 、94は板バネ、92aは板バネで付勢された駆動ピン93がスピンドルハブ9 2の半径方向面に当接する当接部、92bはスピンドルハブ92の一部で構成し たディスクハブ受け面である。
【0011】 シャフト91と一体に回転するスピンドルハブ92のディスクハブ受け面92 bの逆面側に取り付けられた板バネ94に駆動ピン93を取り付ける。
【0012】 図6の構成において動作を説明すると、ディスクが挿入されディスクが装着さ れるのに伴って、ディスクハブ73は磁化されたプラスチックマグネットのスピ ンドルハブ92により吸引されて、スピンドルハブ92に設けたディスクハブ受 け面92bの上に吸着される。同時にディスクハブの中心孔74内にシャフト9 1が挿入される。そして、駆動ピン挿入孔75と駆動ピン93との位置がお互い にずれている場合は、駆動ピン93はスピンドルハブ92とディスクハブ73と の間で作用する吸引力によって、ディスクハブ73で駆動ピン93はシャフトの 軸方向に押し付けられて、スピンドルハブ下面に駆動ピン83は逃げる。次にシ ャフト91が回転し始めると、ディスクは磁気ヘッドの挟力により静止状態にあ るディスクハブ73に対して、スピンドルハブ92が相対的に回転し、駆動ピン 93の位置と駆動ピン挿入孔75の位置が一致したところで、スピンドルハブ下 面の板バネ94によって復帰するので、駆動ピン93は駆動ピン挿入孔75内に 挿入される。さらにシャフト91の回転が続くと、駆動ピン93はディスクハブ の駆動ピン挿入孔75内を移動し、駆動ピン93の相対運動が零となるとディス クハブ73にシャフト91の回転力を伝え始め、以後ディスクはシャフトと一体 的に回転する。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
図5のような従来例の場合、スピンドルハブに潤性シートを貼る時、シャフト との芯出しがたいへんなうえ、貼るときに空気をかみ込みスピンドルハブと潤性 シートとの隙間に気泡が発生し、潤性シートの平面度が悪化し、チャッキングエ ラーを起こし易いという問題があった。さらには、潤性シートの接着のりが潤性 シートの横側からはみ出しディスクハブに付着し、チャッキングの信頼性を低下 させていた。
【0014】 図6のような従来例の場合、スピンドルハブで直接ディスクハブを受けるので 、マグネットとディスクハブとの摺動抵抗が大きくなるという問題があった。そ の摺動抵抗を低減するために、受け面の面積を減少させればよいが、ディスクハ ブのスピンドルハブ面での吸着安定性が悪化する問題があった。
【0015】 本考案は上記問題点を解決し、安定にチャッキングすることのできる信頼性の 高いディスクの回転駆動装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案のディスクの回転駆動装置は、ディスクハブ 受け面に低摩擦樹脂層を塗装して、ディスクハブとの摺動抵抗を低減するととも に、ディスクを取り付ける面の振れの規制がディスクハブ面の直径6mmから1 3mmを基準とした面で規格化されているので、スピンドルハブのディスクハブ 受け面の内径部を凹部としてディスクハブと接触しない構成とする。
【0017】 この構成によって、スピンドルハブの低摩擦樹脂層により、ディスクハブとの 摺動抵抗を低減できるとともに、スピンドルハブ内側の凹部がディスクハブと接 触しないので、安定したディスクのチャッキングを行うことができる。
【0018】
【実施例】 (実施例1) 以下、本考案の第1の実施例におけるフロッピーディスク用スピンドルモータ の断面図を図1に示す。図2はロータ装置のスピンドルハブで、(a)は組立前 の図、(b)は部分拡大図である。
【0019】 図1,図2において41はシャフト、42はスピンドルハブ、43は低摩擦樹 脂層、44は回動レバー、45は駆動ピン、46は回動レバー44の回動のため の支点としての支柱、47はハブマグネット、48はロータフレーム、49は駆 動マグネット、50は周波数発電用マグネット(以後、FGマグネットと略記す る)、51はコイル、52はコア、53はプリント基板、54は軸受ハウジング を示す。
【0020】 ここで、スピンドルハブ42のディスクハブ受け面形状を、モータシャフト4 1と隣接する面をモータシャフト41と同心円状の凹部面42aに加工し、高い 位置42bを受け面として、この高い位置42bと凹部面42aを含めた面に低 摩擦樹脂層43をコーティングされている(図2)。
【0021】 以上のように構成されたディスクの回転駆動装置について、以下その動作を説 明する。
【0022】 まずディスク装置にディスクが挿入されると、ディスクハブの中心孔74にシ ャフト41が挿入され、駆動ピン45よりも内側に形成された低摩擦樹脂層43 がコーティングされたスピンドルハブ42の受け面に装着される。この時、ディ スクハブ73は磁化されたハブマグネット47により吸引される。次に、モータ が回転しはじめて従来例と同様なメカニズムにて、ロータが1回転する間に駆動 ピン45は駆動ピン挿入孔75に挿入されディスクをチャックする方向に回転移 動する。そして、付勢バネによりロータの半径方向に付勢されながらチャッキン グされ、モータシャフト41中心に位置決めされ、モータとディスクとが一体と なって回転させることにより、ディスク上の信号の記録再生がなされる。
【0023】 この時、ディスクハブ73とスピンドルハブ42は低摩擦樹脂層43を介して 接触するので駆動ピン45が駆動ピン挿入孔75の位置まで移動し、挿入される までは速やかに摺動し、駆動ピンが駆動ピン挿入孔内に確実に挿入されてからデ ィスクが回転駆動されるようになる。(表1)にスピンドルハブに使用する低摩 擦樹脂層の材料例を示す。
【0024】
【表1】
【0025】 以上のように本実施例によれば、スピンドルハブ42のディスクハブ受け面形 状を、モータシャフト41と隣接する面をモータシャフト41と同心円状の凹部 面42aに加工し、高い位置42bを受け面として、この高い位置42bと凹部 面42aを含めた面に低摩擦樹脂層をコーティングすることにより、ディスクハ ブにばらつきを小さくし、安定したチャッキングを行うことができる。
【0026】 (実施例2) 以下、本考案の第2の実施例におけるフロッピーディスク用スピンドルモータ のスピンドルハブを図3に示す。図3(a)は組立前の図、図3(b)はスピン ドルハブをロータフレームに取り付けたところのスピンドルハブの断面図である 。
【0027】 図3において41はシャフト、42はスピンドルハブ、43は低摩擦樹脂層、 48はロータフレームである。
【0028】 ここで、スピンドルハブ42のディスクハブ受け面形状をモータシャフト41 と隣接する面をモータシャフト41と同心円状の凹部面42aに加工し、高い位 置42bをディスクハブの受け面とし、その高い位置42bよりもさらに外周に 一段低くした面42cとを具備したスピンドルハブ面にして、ディスクハブ面を 受けるスピンドルハブ面側に低摩擦樹脂層を塗装して、ディスクハブの受け面の 面積をコントロールすることができ、安定したチャッキングを行うことができる 。
【0029】
【考案の効果】
以上のように本考案は、スピンドルハブの低摩擦樹脂層によりディスクハブと の摺動抵抗を低減するとともに、スピンドルハブの内側凹部がディスクハブと接 触しないので、安定したディスクのチャッキングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例におけるフロッピーディ
スク用スピンドルモータの断面図
【図2】ロータ装置の低摩擦樹脂層がコーティングされ
たスピンドルハブの半断面図 (a) 組立前の図 (b) 部分拡大図
【図3】本考案の第2の実施例におけるロータ装置の低
摩擦樹脂層がコーティングされたスピンドルハブの断面
図 (a) 組立前の図 (b) ロータフレームを取り付けたスピンドルハブの
断面図
【図4】3.5インチフロッピディスクの説明図
【図5】従来のディスクの回転駆動装置のディスクチャ
ッキングハブを示す図 (a)平面図 (b)断面図
【図6】他の従来例のディスク回転駆動装置のチャッキ
ング構造を示す図 (a)上面図 (b)断面図
【符号の説明】
41,81,91 シャフト 42,80,92,93 スピンドルハブ 42a スピンドルハブの凹部面 42b スピンドルハブの高い位置 42c スピンドルハブの外周凹部 43 低摩擦樹脂層 44,84 回動レバー 45,85,93 駆動ピン 46 支柱 47,82 ハブマグネット 48,87 ロータフレーム 49 駆動マグネット 50 FGマグネット 51 コイル 52 コア 53 プリント基板 54 軸受ハウジング 73 ディスクハブ 74 中心孔 75 駆動ピン挿入孔 86 付勢バネ 94 板バネ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属性ディスクハブを中央部に有する磁
    気ディスクを駆動する装置において、 シャフトに隣接するスピンドルハブ面の一部を同心円状
    凹部型に加工し、この凹部より高くした外周部を具備し
    たスピンドルハブ面にして、ディスクハブ面を受けるス
    ピンドルハブ面と同心円状凹部の一部側に低摩擦樹脂層
    を塗装でコーティングして、前記ディスクハブをその高
    くしたスピンドルハブ面で受けるようにしたことを特徴
    とするディスクの回転駆動装置。
  2. 【請求項2】 金属性ディスクハブを中央部に有する磁
    気ディスクを駆動する装置において、 シャフトに隣接するスピンドルハブ面の一部を同心円状
    凹部型に加工し、この凹部より外周に前記凹部より高く
    した面と、その高くした面よりもさらに外周に一段低く
    した面とを具備したスピンドルハブ面にして、ディスク
    ハブ面を受けるスピンドルハブ面と同心円状凹部の一部
    側に低摩擦樹脂層を塗装でコーティングして、前記ディ
    スクハブをその高くしたスピンドルハブ面で受けるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のディスクの回転
    駆動装置。
JP007253U 1999-09-22 1999-09-22 ディスクの回転駆動装置 Pending JP2000000014U (ja)

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