JPH0668081A - ワードプロセッサの枠組み設定画面における単位切換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】文書の枠組みの単位の変更を簡単な操作で行う
ことのできるワードプロセッサの枠組み設定画面におけ
る単位切換方式を提供する。 【構成】枠組み設定画面表示部１は文書情報に対する枠
組み情報を枠組み設定画面に表示し、単位切換操作部３
は枠組み情報の数値に対する予め定めた複数の単位が画
面上に表示された場合に複数単位間で単位の切換操作を
行ない、画面情報制御部４は単位が切換された場合に単
位が切換される前の枠組み情報を読み出し、画面情報変
換部５は読み出した単位切換前の枠組み情報を所定の変
換係数で単位切換後の枠組み情報に変換し、前記画面情
報制御部４は画面情報変換部５で変換された枠組み情報
を読み出して表示部１に表示させるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文書の枠組み情報を設
定する場合のワードプロセッサの枠組み設定画面におけ
る単位切換方式に関する。現在のワードプロセッサで
は、文書の枠組み情報を設定する場合等、数値の単位が
機種によって異なる場合がある。このため、文書の枠組
みの単位を簡単な操作により変更を行い、設定する必要
がある。

【０００２】

【従来の技術】キーボードなどの入力部から文字、数字
などの文書情報を入力し、これら文書情報を変換処理な
どを施してプリンタ用紙などに出力するワードプロセッ
サにおいては、用紙サイズや行ピッチあるいは文字ピッ
チなどの文書の枠組み情報を設定する必要がある。この
ため、ワードプロセッサに設けられた表示部の画面上
に、前述した文書の枠組み情報を設定表示している。こ
の場合、用紙サイズや行ピッチあるいは文字ピッチなど
の文書の枠組み情報は、予め定められた単位、例えばイ
ンチなどの単位で設定されている。

【０００３】すなわち、文書の枠組み情報設定画面を開
いた場合には、動作環境などにより設定してある数値の
単位で表示を行なったり、あるいは設定を行なってい
た。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワードプロセッサにあっては、次のような問題があっ
た。すなわち、文書の枠組み情報画面において単位を変
更したい場合には、一度、画面を閉じて、動作環境の変
更などで単位を変更し、再び枠組み情報画面を開いてい
た。このため、単位の変更に対する操作が複雑となり、
操作者の操作負担が大きかった。

【０００５】また、変更する単位の数が限られていたた
め、利用者が使用したい単位での設定が行えない場合が
あった。本発明は、このような点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、文書の枠組みの単位の変
更を簡単な操作で行うことのできるワードプロセッサの
枠組み設定画面における単位切換方式を提供することに
ある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために下記の構成とした。図１は本
発明の原理図である。図１を参照して本発明を説明す
る。

【０００７】枠組み設定画面表示部１は、例えば液晶デ
ィスプレイ装置、モニタ装置などであり、文書情報に対
する枠組み情報を枠組み設定画面に表示するものであ
る。単位切換操作部３は、枠組み情報の数値に対する予
め定めた複数の単位が前記画面上に表示された場合に複
数単位間で単位の切換操作を行なうものである。

【０００８】単位切換操作部３としては、例えば複数の
単位を１つずつ順番に選択することのできるプルダウン
スイッチ、プルダウンキーボードなどを用いてもよい。
画面情報制御部４は、例えばＣＰＵ（中央処理装置）、
マイクロプロセッサなどであり、単位切換操作部３によ
り単位が切換された場合に単位が切換される前の枠組み
情報を読み出すものである。

【０００９】画面情報変換部５は、画面情報制御部４で
読み出した単位切換前の枠組み情報を所定の変換係数で
単位切換後の枠組み情報に変換するものである。そし
て、画面情報制御部４は、前記画面情報変換部５で変換
された枠組み情報を読み出して前記枠組み設定画面表示
部１に表示させるよう構成する。

【００１０】より好ましくは、以下のようにするのが望
ましい。すなわち、前記枠組み設定画面表示部１に表示
された単位に操作者が任意に設定可能な単位を含み、前
記枠組み設定画面表示部１は、前記単位切換操作部３が
前記任意の単位を選択した場合には画面上を単位切換画
面に切換え、前記単位切換操作部３は、前記単位切換画
面上で単位の切換情報として単位の表示記号とこの表示
記号の単位１に対する大きさとを指定するよう構成す
る。

【００１１】また、前記画面情報変換部５は、切換前の
単位と切換後の単位とをチェックし、切換前後の単位に
応じて前記所定の変換係数を変えるよう構成する。さら
に、前記文書情報と枠組み情報とを記憶する記憶部２を
設け、前記画面情報制御部４は、前記記憶部２から枠組
み情報を読み出して前記画面情報変換部５に出力すると
共に画面情報変換部５で変換された枠組み情報を記憶部
２に書き込みかつその内容を読み出して前記枠組み設定
画面表示部１に表示させるよう構成する。記憶部２は、
書き込み及び読み出し可能な例えばランダムアクセスメ
モリなどの各種のメモリである。

【００１２】

【作用】上記のような構成によれば、文書情報に対する
枠組み情報を枠組み設定画面表示部１における枠組み設
定画面に表示し、枠組み情報の数値に対する予め定めた
複数の単位を前記画面上に表示し、次に単位切換操作部
３により複数の単位間で単位の切換を行なう。

【００１３】そして、単位が切換された場合に画面情報
制御部４によって単位切換前の枠組み情報を読み出し、
画面情報変換部５により読み出した単位切換前の枠組み
情報を所定の変換係数で単位切換後の枠組み情報に変換
する。

【００１４】さらに、画面情報制御部４により、画面情
報変換部５で変換された枠組み情報を読み出して前記枠
組み設定画面表示部１に表示させる。すなわち、単位変
換処理によってある単位の画面情報から新たな単位での
画面情報を作成するので、画面上で単位を変更したい場
合は、その場で簡単な操作により単位を変更できる。

【００１５】また、単位切換操作部３が任意の単位を選
択した場合には画面上を単位切換画面に切換え、単位切
換操作部３は、単位切換画面上で単位の切換情報として
単位の表示記号とこの表示記号の単位１に対する大きさ
とを指定するので、指定した単位で表示部１に枠組み情
報を再表示でき、さらに効果が大となる。

【００１６】

【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を説明する。 ＜実施例１＞図２は本発明の実施例１の構成ブロック
図、図３は実施例１で単位をインチに設定した場合の枠
組み設定画面を示す図、図４は実施例１で単位をメリメ
ートルに変更した場合の枠組み設定画面を示す図であ
る。

【００１７】まず、図２において、枠組み設定画面表示
部１は液晶ディスプレイ装置であり、文字、数字などの
文書情報に対して図３に示すように用紙サイズや行ピッ
チあるいは文字ピッチなどの枠組み情報を枠組み設定画
面に表示する。

【００１８】単位切換操作部３は、プルダウンスイッチ
であり、枠組み設定画面表示部１に接続されている。こ
の単位切換操作部３は、数値の複数の単位（メニュー）
を１つずつ順番に選択できるもので、枠組み情報の数値
に対する予め定めた複数の単位（インチ、ｍｍなど）が
前記画面上に表示された場合に複数の単位のいずれかの
単位を選択すると共に複数の単位間で単位の切換を行な
う。

【００１９】メモリ２は、書き込み又は読み出し可能な
メモリであり、枠組み設定画面表示部１と画面情報制御
部４との間に設けられ、文書情報と枠組み設定画面表示
部１に表示すべき枠組み情報とを格納している。

【００２０】前記画面情報制御部４は、マイクロプロセ
ッサであり、前記メモリ２に接続されている。この画面
情報制御部４は、単位切換操作部３により単位が切換さ
れた場合にメモリ２から枠組み情報を読み出して画面情
報変換部５に出力する画面情報取出部４ａを有する。ま
た、画面情報制御部４は、画面情報変換部５で変換され
た枠組み情報をメモリ２に書き込みメモリ２から変換さ
れた情報を読み出して枠組み設定画面表示部１に表示さ
せる画面情報書込部４ｂを有している。

【００２１】前記画面情報変換部５は、画面情報制御部
４に接続されていて、画面情報制御部４で読み出した単
位切換前の枠組み情報を所定の変換係数で単位切換後の
枠組み情報に変換するものである。

【００２２】図５は単位変換処理を示す図であり、切換
前の単位（図中では入力単位とする。）と切換後の単位
（図中では出力単位とする。）との変換における所定の
変換係数（例えば入力単位インチと出力単位ｍｍとでは
変換係数が２５．４とする。）を示している。

【００２３】図６は画面情報変換部５の処理の流れを示
すフローチャートである。図６に示すように画面情報変
換部５は、切換前の単位と切換後の単位とをチェック
し、切換前後の単位に応じて前記所定の変換係数を適宜
変えるようになっている。

【００２４】このような画面情報変換部５は、入力単位
又は出力単位を判定する判定部と、出力単位に応じて入
力単位を所定の変換係数で変換する変換テーブルとで実
現することができる。

【００２５】図７は実施例１の処理の流れを示すフロー
チャートである。次に、図面を参照して実施例１の処理
の流れを説明する。まず、ステップ１０１において、文
書情報に対してある数値の単位で設定した枠組み情報を
枠組み設定画面表示部１に表示させる。例えば図３に示
す例では、”インチ”、”ｍｍ”、”ポイント”の複数
の単位が表示される。

【００２６】また、枠組み設定画面に、設定された単位
に対応した枠組み情報としてＡ４，Ｂ４などの用紙サイ
ズ、１／３インチ，１／４インチなどの行ピッチ、３／
２０，１／５などの文字ピッチが表示される。

【００２７】次に、ステップ１０２において、枠組み設
定画面表示部１に予め定めた複数の単位を表示した場合
に複数の単位間で、単位切換操作部３により単位の切換
を行なう。例えば図３に示す例では、単位”インチ”か
ら単位”ｍｍ”に切り換える。なお、網線で示す単位が
切換される単位”ｍｍ”を示している。ここでは、プル
ダウンスイッチによりメニューとして単位”ｍｍ”を選
択する。

【００２８】ステップ１０３において、単位が”ｍｍ”
に切換された場合に、画面情報取出部４ａによってメモ
リ２から切換前の単位である”インチ”に対応した枠組
み情報を読み出す。 ＜画面情報変換部の処理＞ステップ１０４において、画
面情報変換部５では、図６に示すような処理を行なう。
すなわち、 （１）まず、ステップ１１１で入力単位が”インチ”か
否かを判断し、入力単位が”インチ”であれば、ステッ
プ１１２に進む。 （ａ）ステップ１１２で出力単位が”ｍｍ”であるか否
かを判断し、出力単位が”ｍｍ”であれば、ステップ１
１３で入力数値に変換係数２５．４を乗じて単位変更前
の枠組み情報を単位変更後の枠組み情報に変換する。 （ｂ）ステップ１１４で出力単位が”ｃｍ”であるか否
かを判断し、出力単位が”ｃｍ”であれば、ステップ１
１５で入力数値に変換係数２．５４を乗じて単位変更前
の枠組み情報を単位変更後の枠組み情報に変換する。 （ｃ）ステップ１１６で出力単位が”ポイント”である
か否かを判断し、”出力単位が”ポイント”であれば、
ステップ１１７で入力数値に変換係数７２を乗じて単位
変更前の枠組み情報を単位変更後の枠組み情報に変換す
る。

【００２９】（２）次に、入力単位が”インチ”でない
場合には、ステップ１２１で入力単位が”ｍｍ”である
か否かを判断する。入力単位が”ｍｍ”であれば、ステ
ップ１２２で出力単位が”インチ”が否かを判断し、”
インチ”であれば、ステップ１２３で入力数値を２５．
４で除算して単位変更前の枠組み情報を単位変更後の枠
組み情報に変換する。

【００３０】以上で画面情報変換部５の処理を終了す
る。次に、ステップ１０５において、画面情報書込部４
ｂにより、画面情報変換部５で変換された枠組み情報を
メモリ２に書き込む。

【００３１】ステップ１０６において、メモリ２から変
換された設定画面情報を読み出して前記枠組み設定画面
表示部１に表示させる。図４に示す例では、単位”イン
チ”で表示されていた数値が単位”ｍｍ”に変換されて
表示部に表示される。例えば１／３インチが３．１８ｍ
ｍに、１／６インチが４．２３ｍｍに変換されて表示さ
れる。

【００３２】すなわち、単位変換処理によって単位”イ
ンチ”の画面情報から新たな単位”ｍｍ”での画面情報
を作成するので、文書情報画面で単位を変更したい場合
は、その場で単位を簡単に変更できる。

【００３３】従って、動作環境などにおいて単位を変更
する作業が不要になる。また、使い慣れていない単位に
変換して入力するいう作業が不要になり、ワードプロセ
ッサの操作性が大幅に向上する。 ＜実施例２＞次に、本発明の実施例２について説明す
る。図８は本発明の実施例２の構成ブロック図であり、
利用者が任意の単位を指定する場合の実施例を示してい
る。図９は実施例２で単位をインチに設定した場合の枠
組み設定画面を示す図、図１０は実施例２で単位をメリ
メートルからセンチメートルに変更した場合の枠組み設
定画面を示す図、図１１は実施例２で単位をセンチメー
トルに変更した場合の枠組み設定画面を示す図である。

【００３４】枠組み設定画面表示部１ａは、図９に示す
ように、枠組み設定画面に枠組み情報と単位”イン
チ”、”ｍｍ”、”ポイント”と、操作者が任意に設定
可能な単位”任意”の複数の単位を表示するようになっ
ている。

【００３５】単位切換操作部３ａは、単位”イン
チ”、”ｍｍ”、”ポイント”、”任意”の複数の単位
のいずれかの単位を選択すると共に複数の単位間で単位
の切換を行なう。

【００３６】また、枠組み設定画面表示部１ａは、単位
切換操作部３が単位”任意”を選択した場合には画面上
を図１０に示すような単位切換画面に切換えるようにな
っている。

【００３７】単位切換操作部３ａは、単位切換画面上で
単位の切換情報として単位の表示記号とこの表示記号の
単位１に対する大きさとを指定するようになっている。
画面情報変換部５ａは、図１２に示すように実施例１の
処理を行なうとともに、さらに出力単位が任意か否かを
判断し、利用者が指定する単位に変換する処理を行なう
ようになっている。なお、その他の構成は実施例１の構
成と同一である。

【００３８】次に、図面を参照して実施例２の処理を説
明する。まず、文書情報に対してある単位で設定した枠
組み情報を枠組み設定画面表示部１ａに表示させる。例
えば図９に示す例では、”インチ”、”ｍｍ”、”ポイ
ント”、”任意”の複数の単位が表示される。

【００３９】また、枠組み設定画面に、設定された単位
に対応した枠組み情報としてＡ４，Ｂ４などの用紙サイ
ズ、１／３インチ，１／４インチなどの行ピッチ、３／
２０，１／５などの文字ピッチが表示される。

【００４０】次に、枠組み設定画面表示部１ａに表示さ
れた予め定めた複数の単位間で、単位切換操作部３ａに
より単位の切換を行なう。例えば図９に示す例では、単
位”インチ”から単位”任意”に切換える。ここでは、
プルダウンスイッチなどによりメニューとして単位”任
意”を選択する。

【００４１】すると、単位切換操作部３ａが単位”任
意”を選択した場合には枠組み設定画面表示部１ａに図
１０に示すような単位変更画面が表示される。そして、
単位切換操作部３ａは、図１０に示す単位の画面変更
で、単位の表示記号”ｃｍ”と指定するとともに、”単
位１”に対しての大きさ”１ｍｍ＊１０”とを設定す
る。

【００４２】次に、単位が”任意”に変更された場合
に、画面情報取出部４ａによってメモリ２から単位”イ
ンチ”に対応した枠組み情報を読み出す。そして、画面
情報変換部５ａでは、図１２に示すような処理を行な
う。なお、ここでは、ステップ１１１〜ステップ１１７
までの処理は実施例１と同一であるから、その詳細は省
略する。

【００４３】次に、ステップ１１８で出力単位が”任
意”か否かを判断し、出力単位が”任意”であれば、ス
テップ１１９で利用者が指定する単位に変換する。ここ
では、読み出した単位”インチ”の枠組み情報を、単
位”ｃｍ”の枠組み情報に変換する。

【００４４】そして、画面情報書込部４ｂにより、画面
情報変換部５ａで変換された枠組み情報をメモリ２に書
き込む。メモリ２から変換された情報を読み出して前記
枠組み設定画面表示部１ａに表示させる。図１１に示す
例では、単位”インチ”で表示されていた数値が、指定
した単位”ｃｍ”に変換されて表示部１ａに表示され
る。例えば１／３インチが０．３２ｃｍに、１／６イン
チが０．４２ｃｍに変換されて表示される。

【００４５】すなわち、単位変換処理によって単位”イ
ンチ”の画面情報から新たな単位”ｃｍ”での画面情報
を作成するので、文書情報画面で単位を変更したい場合
は、その場で単位を簡単に変更できる。このように実施
例２においては、利用者が指定したい任意の単位に変更
できるから、任意の単位を表示でき、実施例１の効果よ
りもさらに効果が大となる。

【００４６】なお、実施例１及び実施例２では、単位の
変更としてインチ、ｍｍ、ｃｍ間での変更を示したが、
その他の単位の変更、例えばｍ（メートル）への単位の
変更であっても、あるいはその他の単位への変更であっ
ても本発明は適宜適用可能である。

【００４７】

【発明の効果】本発明によれば、単位変換処理によって
ある単位の画面情報から新たな単位での画面情報を作成
するので、文書情報画面で単位を変更したい場合は、そ
の場で簡単な操作により単位を変更できる。また、任意
の単位で表示したり、または設定することができる。

【００４８】従って、動作環境などにおいて単位を変更
する作業が不要になる。また、使い慣れていない単位に
変換して入力するいう作業が不要になり、ワードプロセ
ッサの操作性が大幅に向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理図である。

【図２】本発明の実施例１の構成ブロック図である。

【図３】実施例１で単位をインチに設定した場合の枠組
み設定画面を示す図である。

【図４】実施例１で単位をメリメートルに変更した場合
の枠組み設定画面を示す図である。

【図５】単位変換処理を示す図である。

【図６】画面情報変換部の処理の流れを示すフローチャ
ートである。

【図７】実施例１の処理の流れを示すフローチャートで
ある。

【図８】本発明の実施例２の構成ブロック図である。

【図９】実施例２で単位をインチに設定した場合の枠組
み設定画面を示す図である。

【図１０】実施例２で単位をメリメートルからセンチメ
ートルに変更した場合の枠組み設定画面を示す図であ
る。

【図１１】実施例２で単位をセンチメートルに変更した
場合の枠組み設定画面を示す図である。

【図１２】実施例２の画面情報変換部の処理の流れを示
すフローチャートである。

【符号の説明】

１・・枠組み設定画面表示部 ２・・メモリ ３・・単位変更部 ４・・画面情報制御部 ４ａ・・画面情報読出部 ４ｂ・・画面情報書込部 ５・・画面情報変換部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 文書情報に対する枠組み情報を枠組み設
   定画面に表示する枠組み設定画面表示部（１）と、 前記枠組み情報の数値に対する予め定めた複数の単位が
   前記画面上に表示された場合に複数単位間で単位の切換
   操作を行なう単位切換操作部（３）と、 この単位切換操作部（３）により単位が切換された場合
   に単位が切換される前の枠組み情報を読み出す画面情報
   制御部（４）と、 画面情報制御部（４）で読み出した単位切換前の枠組み
   情報を所定の変換係数で単位切換後の枠組み情報に変換
   する画面情報変換部（５）とを備え、 前記画面情報制御部（４）は、前記画面情報変換部
   （５）で変換された枠組み情報を読み出して前記枠組み
   設定画面表示部（１）に表示させることを特徴とするワ
   ードプロセッサの枠組み設定画面における単位切換方
   式。
2. 【請求項２】 前記枠組み設定画面表示部（１）に表示
   された単位に操作者が任意に設定可能な単位を含み、 前記枠組み設定画面表示部（１）は、前記単位切換操作
   部（３）が前記任意の単位を選択した場合には画面上を
   単位切換画面に切換え、 前記単位切換操作部（３）は、前記単位切換画面上で単
   位の切換情報として単位の表示記号とこの表示記号の単
   位１に対する大きさとを指定することを特徴とする請求
   項１記載のワードプロセッサの枠組み設定画面における
   単位切換方式。
3. 【請求項３】 前記画面情報変換部（５）は、切換前の
   単位と切換後の単位とをチェックし、切換前後の単位に
   応じて前記所定の変換係数を変えることを特徴とする請
   求項１又は請求項２記載のワードプロセッサの枠組み設
   定画面における単位切換方式。
4. 【請求項４】 前記文書情報と枠組み情報とを記憶する
   記憶部（２）を設け、 前記画面情報制御部（４）は、前記記憶部（２）から枠
   組み情報を読み出して前記画面情報変換部（５）に出力
   すると共に画面情報変換部（５）で変換された枠組み情
   報を記憶部（２）に書き込みかつその内容を読み出して
   前記枠組み設定画面表示部（１）に表示させることを特
   徴とする請求項１ないし請求項３のいずれかに記載のワ
   ードプロセッサの枠組み設定画面における単位切換方
   式。