JPH0668064B2 - 耐衝撃性を有するポリエチレンテレフタレート/ポリカーボネート/ポリエチレングラフトコポリマー配合物 - Google Patents

耐衝撃性を有するポリエチレンテレフタレート/ポリカーボネート/ポリエチレングラフトコポリマー配合物

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JPH0668064B2
JPH0668064B2 JP32473288A JP32473288A JPH0668064B2 JP H0668064 B2 JPH0668064 B2 JP H0668064B2 JP 32473288 A JP32473288 A JP 32473288A JP 32473288 A JP32473288 A JP 32473288A JP H0668064 B2 JPH0668064 B2 JP H0668064B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリエチレンおよびグラフトしたEPDMコ
ポリマー組成物からなる改良された高耐衝撃性を有する
組成物に関する。もう一つの観点では、本発明は、ポリ
エチレンのベースカップと一緒になったポリエチレンテ
レフタレートのボトルの再生によつて得られる高耐衝撃
性を有するポリエチレンテレフタレート配合物に関す
る。
〔従来の技術〕
熱可塑性ポリエステル樹脂について設計された製品は、
これらの樹脂の非常に大きな多用性とそれらの固有の特
性により需要が非常に高い。結晶化速度が遅いポリエチ
レンテレフタレート(PET)は包装において大いに用い
られてきているが、成核剤を用いて結晶化速度を増加さ
せ、成形後熱処理(アニール)を用いてPET製の成形製
品を結晶化することができる。結晶化したPETは、結晶
化しないPETに比較して、引張強さ、剛性、および耐熱
性が高くなり易い。
PET樹脂の優れた工学的性質のために且つ成形PETの総体
的特性スペクトルを改良するための弛まぬ研究におい
て、この樹脂は多数の他の樹脂と配合されることがあつ
た。また、特定の添加物を配合して、PET含有配合物の
衝撃強さの一般的水準並びに成形製品における衝撃性質
のばらつきのなさを増加させることもあつた。
特定の添加物または熱可塑性ポリエステル樹脂と共に用
いることが提案されてきた耐衝撃性改良剤の例はポリア
ルキルアクリレート、メタクリレートおよび/またはエ
タクリレート(ブリンクマン(Brinkmann)ら、米国特
許第3,591,659号明細書)の群であるが、その典型的な
ものはアクリロイド(Acryloid)KM−330〔ローム・ア
ンド・ハース・カンパニー(Rohm & Haas Co.)よ
り発売されているポリアクリレート樹脂〕である。
ある種のゴム樹脂グラフトコポリマーは、ポリエステル
樹脂の耐衝撃性に影響を与えることが提案された。米国
特許第3,919,353号明細書(カステルヌーヴオ(Casteln
uovo)ら)では、通常のエチレン性不飽和モノマーとグ
ラフトしたEPDMが有効な耐衝撃性改良剤であることが開
示されている。ポリブタジエンは好ましくはエラストマ
ーであることが教示されている。総ての例において、ス
チレン−メチルメタクリレートとグラフトしたポリブタ
ジエンが用いられており、エラストマーは架橋してい
る。
成形特性の総体的バランスが優れている樹脂配合物の一
つは、ポリエステルとポリカーボネート(PC)樹脂とか
らなるものである。大抵のポリカーボネートの室温にお
ける衝撃強さは比較的高いことに留意すべきである。例
えば、レクサン(LEXAN)103(ゼネラル・エレクトリツ
ク(General Electric)商標)のような多数の市販の
ポリカーボネートの室温でのノツチ付きアイゾツト衝撃
(NIRT)(フイート−ポンド/インチ)は、約16〜20フ
イート−ポンド/インチの範囲にあることがある。しか
しながら、ポリエステル/ポリカーボネート配合物の化
学的強度を最大にするには、ポリカーボネート含量を低
く保つのが望ましい。更に、ポリカーボネート樹脂は機
械的応力によるクラツキングを受け易く、溶媒または溶
媒蒸気の存在のような好ましくない環境に暴露されるこ
とによつて悪化することがある。この応力クラツクの傾
向は、これらのポリエステル配合物において用いられる
ポリカーボネート樹脂の量を出来るだけ少なくするもう
一つの理由である。
ポリエチレンテレフタレート/ポリカーボネート配合物
に耐衝撃性改良剤を添加するときには、最終的な配合物
の特性に対するエステル交換の影響の受け易さも考慮し
なければならない。高剪断条件下で製造される配合物
は、ポリエステルとポリカーボネート成分との間の反応
(エステル交換)によつて予測し得ない特性を有するこ
とがある。エステル交換反応を抑制剤の使用によつてお
よび/または剪断水準を低下させることによつて最低に
することができるのは勿論である。
ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂およびグラフ
トコポリマーゴム樹脂材料を基剤とする各種の配合物
が、これまでに提案されてきた(例えば、米国特許第3,
591,659号明細書、第3,919,353号明細書、第4,022,748
号明細書、第4,034,013号明細書、第4,034,016号明細
書、第4,044,073号明細書、第4,096,202号明細書、第4,
260,690号明細書および第4,280,949号明細書)。
米国特許第4,257,937号明細書は、ポリエステル/ポリ
カーボネート配合物の耐衝撃性がアクリロイドKM−330
および7709−XP(ローム・アンド・ハース・カンパニー
の商標)のようなポリアクリレート樹脂によつて改質さ
れることを教示している。
米国特許第4,172,859号明細書(エプスタイン(Epstei
n))は、ポリエステル、ポリカーボネートおよび衝撃
改質剤の配合物を開示されており、衝撃改質剤は各種の
モノマーからなることができるが、その組み合わせには
EPDMがある。
米国特許第4,493,921号明細書は、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)/PC配合物、にスチレン/アクリロニ
トリルモノマー混合物、スチレン/メチルメタクリレー
トモノマー混合物またはメチルメタクリレートモノマー
混合物のいずれかをグラフトしたエチレン−プロピレン
−非共役ジエン(EPDM)ゴムスパインから成る衝撃改質
剤を添加することによつてポリエステル系樹脂/ポリカ
ーボネート系配合物の性能の水準を改良するための弛ま
ぬ努力のもう一つの段階を示している。
米国特許第4,547,536号明細書は、デシカント(dessica
nt)、鉱油およびブロツクコポリマー耐衝撃改良剤を配
合することによるソーダボトルリグラインドからのPET
/PE成形樹脂の調製を記載している。不運なことには、
この特許明細書に記載の配合物は、衝撃強さ、特にノツ
チ付きアイゾツト衝撃値が低い。
耐衝撃改良ポリエステル技術において実現される当該技
術分野において認められている困難さの一つは、改質剤
の効果が予測不可能なこと、すなわちポリブチレンテレ
フタレート(PBT)またはPBT樹脂配合物のような一つの
ポリエステル特性を高める改良剤が、別のポリエステル
またはポリエステル配合物ではほとんど特性の改質を示
さないことがあることである。例えば、アクリロイドKM
−330のようなある種のポリアクリレート改良剤はPBT/
PC樹脂配合物の耐衝撃性を著しく改良するがPET/PC配
合物に耐しては余り効果がない。
米国で生産される総てのプラスチツクボトルの約20%は
PETから作られており、これらのボトルの再循環が主なP
ET源であることが明らかになつている。これらのボトル
は通常はPETの重量の約3分の1を占める高密度ポリエ
チレン(HDPE)樹脂のベースカツプを有するポリエチレ
ンテレフタレート樹脂から調製される。
分離プラント(再循環装置)は、ボトルを受け取つたま
ま、すなわちペースカツプと共に、砕いて、材料を微細
に粉砕し、諸成分、すなわち(ラベルからの)紙、(キ
ヤツプからの)アルミニウム、(ベースカツプからの)
PEおよびPETを空気分離、洗浄および浮游などの各種方
法によつて分離する。PETにPEが存在することは、PET樹
脂の全体的な性質、特に樹脂の衝撃強さに好ましくない
ので、様々な分離手法を用いて大抵の再循環成形の最終
用途のためのDE不含PET流を得る。
〔発明が解決しようとする課題〕
PET/PE樹脂配合物の特性スペクトル、特に衝撃強さを
改良し且つ再循環装置およびPET成形装置によつて現在
行われている追加的な分離の必要を省くことは極めて望
ましいことであろう。
グラフトコポリマーゴム樹脂材料は、ポリエチレンテレ
フタレート/ポリエチレン/ポリカーボネート樹脂配合
物の物性を広いスペクトルについて著しく高めることを
見出だした。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、スチレン−アクリロニトリルモノマー
性材料をグラフトさせたある種のEPDMのゴムスパインポ
リマーはPET/PE/PC配合物の耐衝撃性を予想外に増加
させることを見出だした。
本発明の組成物は、丈夫で耐衝撃性の高い生成物を成形
するのに好適であり、それは、HDPEベースカツプと一緒
のPETボトルを磨砕することによって調製したPET/PE材
料、ポリカーボネート樹脂、およびここに記載されてい
るグラフトコポリマーゴム樹脂材料を配合することから
製造することができ、従って、工学的品質のPET樹脂を
得るためには、再循環したボトルからPEを取り除くこと
が再循環装置では必要がなくなる。
本発明は、(a)ポリエチレンテレフタレート樹脂、
(b)ポリエチレン樹脂、(c)ポリカーボネート樹脂
および(d)スチレン−アクリロニトリルモノマーをグ
ラフトしたEPDM系ゴムを有するグラフトコポリマー組成
物との配合物を基剤としている。これらの配合物は、低
いポリカーボネート水準でも耐衝撃性が高い。
ポリエチレンテレフタレートは当該技術分野で周知であ
り、基本的説明は例えば米国特許第2,465,319号明細書
および第2,471,023号明細書に記載されている。
「ポリエチレン樹脂」という用語に関しては、産業上で
はこの用語は数パーセントの有為な量のブチレン、イソ
ブチレンまたは1−ヘキセンを含む各種のコポリマーを
包含するものとなつていることに留意すべきである。本
発明では、PETボトル上の外側に保護用下部カツプとし
て用いられることによつて最も好ましいものは密度が約
0.93〜0.97g/ccの高密度ポリエチレンである。
ポリカーボネート樹脂は既知の方法によつて製造するこ
とができ、ゼネラル・エレクトリツク・カンパニー(Ge
neral Electric Co.)、ピツツバーグ、マサチユーセ
ツツ、米国の商標レキサン(LEXAN)で発売されている
もののような多くの源から商業的に利用可能である。一
般的には、米国特許第4,034,016号明細書、第4,257,937
号明細書および/または第4,280,949号明細書に記載さ
れている芳香族ポリカーボネートの任意のもの、特にビ
スフエノール−Aから誘導された単位を有するものを用
いることができる。
本発明の第四の成分を構成するグラフトコポリマー材料
は、エチレン−プロピレン−非共役ジエン(EPDM)のゴ
ム状の不飽和スパインポリマー上の樹脂形成性モノマー
材料のグラフトコポリマーを基剤としている。好ましい
非共役ジエンはエチリデンノルボルネンである。
グラフトしたモノマー性樹脂は、モノマーであるスチレ
ン(置換スチレンをも含む)とアクリロニトリルとから
なつている。スチレン:アクリロニトリルモノマーの比
率は、90:10〜40:60、好ましくは90:10〜50:50、最も好
ましくは80:20〜60:40の範囲である。
グラフト共重合法の生成物は実際には、ゴム上での樹脂
の真のグラフトとある程度の量の別個のグラフトしてい
ない樹脂(すなわち、グラフト効率が100%でないも
の、参考として引用したピアスコウ(Peascoe)の米国
特許第4,202,948号明細書参照)との混合物であること
を理解されるであろう。
本発明のグラフトコポリマーは、エチレン−プロピレン
−非共役ジエンターポリマーに「グラフト樹脂」をグラ
フトさせたものである。
グラフトコポリマーを形成する方法、すなわちスチレン
−アクリロニトリルグラフト樹脂をエチレン−プロピレ
ン−非共役ジエンターポリマーにグラフトさせる方法
は、米国特許第3,489,821号、第3,489,822号および第3,
642,950号明細書に詳細に記載されている。これらの3
件の特許明細書は総て参考のために引用している。これ
らの特許明細書スチレン−アクリロニトリルだけでなく
たのモノマーのグラフト化も同様に教示しているがそこ
に利用されている方法を本発明のグラフトコポリマーの
形成に応用されることが強調される。
本発明のグラフトコポリマーはグラフトコポリマーの総
重量に対して約5重量%〜75重量%のグラフト樹脂成分
すなわちスチレン−アクリロニトリル濃度を有する。更
に好ましくは、グラフト樹脂は、グラフトコポリマーの
総重量に対して約30重量%〜70重量%である。最も好ま
しくは、グラフト樹脂は、グラフトコポリマーの総重量
に対して約40重量%〜60重量%である。
グラフト樹脂が結合している本発明のターポリマーは、
エチレン対プロピレンの重量比が約50:50から75:25の範
囲であることを特徴としている。更に、エチレン−プロ
ピレン−非共役ジエンターポリマー、いわゆるグラフト
コポリマーの「ゴム」部分は、固有粘度がテトラリン中
135℃で測定したとき約1.5〜2.6の範囲である。ゴム部
分のムーニー粘度(ML−4、257゜F)は約30〜100の範
囲である。典型的には、グラフトしていないゴムは、約
4から30の範囲のヨウ素価によつて定義される。
一般的には、これら4種類のポリマー性成分は、下表に
示したように変動するものであり、但し、量は配合物10
0部当たりの重量部で表わしている。
ポリカーボネート樹脂とグラフトコポリマーとの総量
は、一般的にはPET/PE/PC/グラフトコポリマー配合
物の40重量%より大きくなるべきである。
好ましい組成物は、高温で良好な成形性と良好な特性と
を兼ね備えるポリエステル樹脂成分(a)を主要な割合
で有すると共に十分な量のポリカーボネート樹脂(c)
とグラフトコポリマー(d)とを有しており高いノツチ
付き衝撃強さを提供するようになつている。
改良剤(d)を約30%より高い水準で使用することも可
能であるが、このような水準まで増加させると、硬度、
引張強さおよび剛性が低下しやすい。
ポリカーボネート(c)の水準には具体的な上限はな
い。40%(またはそれ以上)の(c)を有する配合物
は、満足な結果を提供することが可能である。
本発明の配合物を調製するには、PET樹脂成分(a)、
ポリエチレン樹脂成分(b)、ポリカーボネート樹脂成
分(c)およびグラフトコポリマー組成物(d)を二軸
スクリユー押出機−混合機のような通常のプラスチツク
混合装置中で高温で混合する。配合物中のEPDMグラフト
コポリマーを分散するのに十分な剪断があるかぎり混合
手順は決定的なものではないので、所望ならば、成分の
任意の2つを最初に混合した後、第三および第四の成分
を順次、同時にまたは配合物として混合してもよい。
一つの望ましい混合法は、例えば二軸スクリユー押出機
−混合機中で剪断および溶融条件下で最初にグラフトコ
ポリマー組成物(d)を、他の成分(a)、(b)およ
び(c)なしで加工することから成る二段階配合法であ
る。これによつて、グラフトコポリマー組成物に含まれ
る樹脂内にEPDMが分散されて、EPDMゴムが不連続相であ
る「反転」組成物が形成される。第二段階は、例えば二
軸スクリユーまたは単軸スクリユー押出機中で低剪断条
件下で、反転したグラフト成分(d)をPET/PE配合
物、例えばPET/HDPEボトルキヤツプグラインド(a+
b)とポリカーボネート成分(c)で可塑化することか
ら成つている。商業的実施では、これらの二段階は第一
と第二の供給口を有する1台の押出機を用いて1回の押
出操作に纒めることができ、第一の供給口の押出機下流
の断面はグラフトコポリマーを剪断(反転)するのに用
いることができ、第二の供給口の断面下流はグラフトを
他の成分(a)、(b)および(c)と混合するのに用
いることができる。
反転したグラフト組成物(d)はPET(a)、PE(b)
またはPET/PE(a+b)とポリカーボネート(c)ペ
レツトと共にペレツト化してタンブルブレンドして、射
出成形機または押出機に供給することができる物理的混
合物を生成させてもよい。この場合には、射出または押
出装置の可塑化スクリユーは、成形加工中に混合の第二
段階を行うことができる。
上記のように、本発明は、ポリエチレンテレフタレート
(PET)およびポリエチレン(PE)とポリカーボネート
(PC)およびスチレン−アクリロニトリル樹脂でグラフ
トしたエチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン
(EPDM)との四成分配合物は予想外に高い衝撃強さを有
すると共に他の極めて望ましい物理的および化学的性質
の広いスペクトルを有するということを見出だしたこと
に基づいている。本発明は、ボトルベースキヤツプの再
生流における残留物からのPEを含むことがある再生PET
を用いる成形装置に特に有用である。
下記の実施例によつて、発明の実施を更に詳細に説明
し、描写する。
〔実施例〕
比較例1〜6 下記の例は、ポリエチレンテレフタレート/ポリカーボ
ネートおよびポリブチレンテレフタレート/ポリカーボ
ネート配合物におけるポリアクリレート耐衝撃性改良剤
であるアクリロイドKM−330(ローム・アンド・ハース
社の商標)を用いて行つた耐衝撃性の結果を示す。
表−1に示した配合物は、アクリロイドKM−330をPET
(コダパツク(KODAPAK)7352、イーストマン・ケミカ
ルズ(EASTMAN CHEMICALS)社の商標)またはPBT(バ
ロツクス(VALOX)310、ゼネラル・エレクトリツク社の
商標)およびポリカーボネート樹脂〔ビス−フエノール
Aとホスゲンとの反応生成物(レクサン(LEXAN)141、
ゼネラル・エレクトリツク社の商標)〕で、ストランド
・ダイとペレツト化装置とを備える1″単軸スクリユー
押出機中で溶融することによつて調製する。機械的性質
の試験用の標本は、1/8インチ射出成形したプラツク
から切り取る。
表−1(およびその他の表)において、それぞれの成分
の量は重量部で表わし、PETはポリエチレンテレフタレ
ートを表わし、PBTはポリブチレンテレフタレートを表
わし、PCはポリカーボネート樹脂を表わし、NIRTは室温
でのノツチ付きアイゾツト衝撃(ASTMD256)強さ(ノツ
チの1インチ当たりのフイート・ポンドで表わし値)を
表わす。NIRT(アニール)とは、循環空気オーブン中で
150℃で2時間標本をアニールした後に測定した室温で
のノツチ付きアイゾツト衝撃強さを意味する。アニール
工程はPETを結晶化して、配合物の引張強さおよび剛性
を増加させる傾向がある。PBT配合物は、成形時に結晶
化する。
上記の比較例は、所定のポリアクリレート添加物はある
種のポリエステル/ポリカーボネート配合物、特にPBT
/PC配合物に対して耐衝撃性改良剤として満足な働きを
するが、この添加物が同類のポリエステルとはいえ別の
ポリエステルの耐衝撃性に同様な効果を有するかどうか
を予測できないことを示している。
比較例7〜14 下記の表−2におけるA、BおよびCで表わされる3種
類のグラフトコポリマーは、エチレン−プロピレン−エ
チリデンノルボルネンEPDMターポリマーゴム(E/P
比、60/40、ムーニー粘度68 ML−4、257゜F、ヨウ素
価20)をスパインゴムとして用い、米国特許第4,202,94
8号明細書(ピアスコ(Peascoe))に記載のスラリー法
によつて調製する。それぞれのグラフトの樹脂形成性モ
ノマーは、グラフトコポリマーの樹脂部分の組成を示し
ている表−2に挙げている。グラフトコポリマーの総体
的樹脂/EPDM比は、それぞれの場合に50/50である。
表−3に挙げた配合物は、ストランドダイとペレツト化
装置とを備えた53mmウエルナーとプフリーデラーの二軸
スクリユー押出機中でグラフトコポリマー(A、Bまた
はC)を最初に溶融することによつて調製する。ペレツ
ト化したグラフトを次にPBT(バロツクス(VALOX)31
0、ゼネラル・エレクトリツク社の商標)とポリカーボ
ネート樹脂(ビスフエノール−Aとホスゲンとの反応生
成物、レクサン(LEXAN)103、ゼネラル・エレクトリツ
ク社の商標)と共に1/3インチ単軸スクリユー押出機
中で溶融して、表−3に示す配合物を作成する。機械的
特性試験の標本は、1/8インチ射出成形プラツクから
切り取る。(米国特許第4,493,921号参照。) 実施例15〜24 下記の表−4の例は、添加成分またはPET/PC樹脂配合
物中の残留物としてのPE樹脂を含有することによつて成
形品に生じる有害な耐衝撃性の結果と、本発明のゴムグ
ラフトコポリマーを配合することによつて達成される顕
著な耐衝撃性の改善を示す。実施例15〜18および23〜24
は対照である。
「ポリエチレンテレフタレートリグラインド」という用
語は、PET製品、主にボトルの再生によつて得られるPET
樹脂を指す。「ポリエチレンリグラインド」という用語
は、PE製品、主としてボトルベースカツプの再生によつ
て得られるPE樹脂を指す。「PETリグラインド」は、ニ
コン・インダストリーズ(NYCONN INDUSTRIES)から得
られ、PETソーダボトル再生品である。「PEリグライン
ド」とは、エム・エイ・インダストリーズ(M.A.Indust
ries)から得られ、PEソーダボトルベースカツプ再生品
である。
「ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンリグライ
ンド」とは、PET/PE製品、主にPETボトルおよびその上
に取り付けられているPEベースカツプの再生から得られ
るPET/PE樹脂配合物を指す。
ポリカーボネート(PC)樹脂(ビスフエノール−Aとホ
スゲンとの反応生成物)は、レキサン141(GEの商標)
である。ガードナー落下重量試験(DWT)では、6ポン
ドの重量の5/8″半球状ストライカーと1/8″の厚
みのプラツク上の1.25″の支持体を用いる。引張特性
は、ASTM D638にしたがつて測定する。
EPDMグラフトFは、米国特許第4,202,948号明細書(ピ
アスコエ(Peascoe))に記載のスラリー法によつて調
製し、スパインゴムとしてエチレン−プロピレン−エチ
リデン−ノルボルネン(EPDM)ターポリマーゴム(E/
P比60/40、ムーニー粘度68ML−4、257゜F、ヨウ素価
20)を用いる。グラフトコポリマーFの樹脂は、比率が
72/28のスチレン−アクリロニトリル樹脂である。EPDM
の樹脂に対する重量比は、50/50である。
表−4に示した配合物は、最初にストランドダイとペレ
ット化装置とを備えた53mmウエルナーとプフリーデラー
の二軸スクリユー押出機中でグラフトコポリマーを溶融
することによつて調製する。ペレツト化したグラフトを
次に30mmZSK二軸スクリユー押出機中で他の成分と共に
溶融して、配合物を作成する。機械的特性試験の標本
は、射出成形によつて調製する。
表−4の実施例19〜22は、PETソーダーボトルをPEベー
スカツプと共に再生するときに生成するPET/PE配合物
の場合のようなPE樹脂を含むPET樹脂組成物の耐衝撃性
の顕著な改良を実現し得ることを示している。実施例19
はPET/PEソーダーボトルの再生グラインドで見られるP
ET/PE比の近似値に就いての特別な場合である。
更に、実施例19、20および21で得られる結果を実施例22
の結果と比較すると、ポリカーボネートとグラフトコポ
リマーの重量%が4成分の全配合物の40%を超過すると
き更に大きく特性が向上することを示している。
本発明のグラフト改良剤が無い場合には、PEをPET/PC
配合物へ添加すると、すなわち実施例16に比べて実施例
17では、(DWIで測定した)耐衝撃性が顕著に降下する
ことは特に留意すべきである。更に、アクリロイドKM−
330改良剤はPET/PC配合物(実施例24)に良好な耐衝撃
性を実現するのに有効であるが、PEが存在するときには
(実施例18)、耐衝撃性改良剤としては比較的無効であ
る。
実施例25〜34(参考) DおよびEで現される2種類のグラフトコポリマーは、
米国特許第4,202,948号明細書(ピアスコエ(Peasco
e))に記載のスラリー法で調製する。グラフトコポリ
マーDは、スパインゴムとしてエチレン−プロピレン−
エチリデン−ノルボネンEPDMターポリマーゴム(E/P
比60/40、ムーニー粘度68ML−4、257゜F、ヨウ素価2
0)を用いた。グラフトコポリマーEは、スパインゴム
としてエチレン−プロピレン−ジシクロペンタジエン
EPDMターポリマーゴム(E/P比52/48、ムーニー粘度
60ML−4、257゜F、ヨウ素価7)を用いた。DおよびE
のグラフトにおける樹脂形成性モノマーは、比率が72/
28のメチルメタクリレートである。EPDMの樹脂に対する
重量比は、50/50である。
表−5に示した配合物は、最初にストランドダイとペレ
ツト化装置とを備えた53mmウエルナーとプフリーデラー
の二軸スクリユー押出機中でグラフトコポリマー(D、
EまたはF)を溶融することによつて調製する。ペレツ
ト化したグラフトを次にPET(コダパツク(KODAPAK)73
52、イーストマン・ケミカルズ(EASTMAN CHEMICALS)
社の商標)およびポリカーボネート樹脂〔ビス−フエノ
ールAとホスゲンとの反応生成物(レクサン(LEXAN)1
41、ゼネラル・エレクトリツク社の商標)〕と共に、
1″単軸スクリユー押出機中で溶融することによつて調
製する。機械的性質の試験用の標本は、1/8インチ射
出成形したプラツクから切り取る。
表−5はスチレン−アクリロニトリルをグラフト樹脂と
して含有するグラフトFについてのノツチ付きアイゾツ
ト衝撃が全般的に優れていることを示している(実施例
27、28、31および34)。
実施例35〜44(参考) GおよびHで表される2種類の別のグラフトコポリマー
を、Gの樹脂形成性モノマーがメチルメタクリレートで
あつてEPDM/樹脂比が47/53であり、Hにおける樹脂形
成性コモノマーがスチレン−メチルメタクリレート(50
/50)であつてEPDM/樹脂比が47/53であることを除い
てコポリマーDおよびFと同様に調製した。
表−6の配合物を、実施例15〜24の配合物と同様にして
調製し、標本を同様にして調製した。
上記表−6は、PET/PC配合物において、優れた結果が
一般的に本発明のグラフト樹脂によつて実現されること
を示している(実施例39および44)。
本発明の上記実施例は他のポリカーボネート樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂または
前記のようにグラフトしたエチレン−プロピレン−非共
役ジエンターポリマーを用いて繰り返すこともできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 69/00 LPP 9363−4J LPR 9363−4J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) ポリエチレンテレフタレートリグ
    ラインド、 (b) ポリエチレンリグラインド、 (c) ポリカーボネート樹脂、および (d) エチレン−プロピレン−非共役ジエンゴムスパ
    インに対するスチレン−アクリロニトリル樹脂のグラフ
    トコポリマーであって、前記スチレン−アクリロニトリ
    ル樹脂がグラフトコポリマーの約5〜75重量%の量で存
    在する、前記グラフトコポリマー からなる配合物であって、 (a)と(b)と(c)と(d)との100部当たりの重
    量部で表わされる、それぞれ(a)、(b)、(c)、
    (d)の比率が (a) 20〜80、 (b) 1〜30、 (c) 15〜50、および (d) 15〜30 である、前記配合物。
  2. 【請求項2】(a) ポリエチレンテレフタレートリグ
    ラインド、 (b) ポリエチレンリグラインド、 (c) ポリカーボネート樹脂、および (d) エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネ
    ンゴムスパインに対するスチレン−アクリロニトリル樹
    脂のグラフトコポリマーであって、前記スチレン−アク
    リロニトリル樹脂がグラフトコポリマーの約5〜75重量
    %の量で存在する、前記グラフトコポリマー からなる配合物であって、 (a)と(b)と(c)と(d)との100部当たりの重
    量部で表わされる、それぞれ(a)、(b)、(c)、
    (d)の比率が (a) 20〜80、 (b) 1〜30、 (c) 15〜50、および (d) 15〜30 である、前記配合物。
  3. 【請求項3】(a) ポリエチレンテレフタレートリグ
    ラインド、 (b) ポリエチレンリグラインド、 (c) ポリカーボネート樹脂、および (d) エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネ
    ンゴムスパインに対するスチレン−アクリロニトリル樹
    脂のグラフトコポリマーであって、前記スチレン−アク
    リロニトリル樹脂がグラフトコポリマーの約30〜70重量
    %の量で存在し、グラフトコポリマーの剪断および溶融
    条件下で加工されて、このグラフトのゴム部分を樹脂状
    部分内に分散してゴム部分が不連続相である反転組成物
    を形成した後に(a)、(b)および(c)と配合し
    た、前記グラフトコポリマー からなる配合物であって、 (a)と(b)と(c)と(d)との100部当たりの重
    量部で表わされる、それぞれ(a)、(b)、(c)、
    (d)の比率が (a) 20〜80、 (b) 1〜30、 (c) 15〜50、および (d) 15〜30 である、前記配合物。
  4. 【請求項4】(a)、(b)、(c)および(d)の比
    率が、 (a) 40〜60、 (b) 1〜20、 (c) 20〜40、および (d) 20〜30である、請求項1に記載の配合物。
JP32473288A 1987-12-23 1988-12-22 耐衝撃性を有するポリエチレンテレフタレート/ポリカーボネート/ポリエチレングラフトコポリマー配合物 Expired - Lifetime JPH0668064B2 (ja)

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