JPH0667926U - 半自動クラッチ - Google Patents

半自動クラッチ

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JPH0667926U
JPH0667926U JP007833U JP783393U JPH0667926U JP H0667926 U JPH0667926 U JP H0667926U JP 007833 U JP007833 U JP 007833U JP 783393 U JP783393 U JP 783393U JP H0667926 U JPH0667926 U JP H0667926U
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JP
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clutch
plate
stopper piece
clutch plate
stopper
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良二 山口
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Nippon Oil Pump Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッチ入りを自動化する。 【構成】 可動側の第2クラッチプレート15を作動す
るクラッチレバー17から突設されたクラッチ切りロッ
ド22の垂直面23を係止するストッパピース30を設
け、第1クラッチプレート12にキー28を介して回動
されるカムプレート26により第1クラッチプレート1
2の回転時にストッパピース30の頂面をロッド22の
傾斜面23にかかる位置まで押し下げ、プレッシャスプ
リング16で付勢された傾斜面24でストッパピース3
0を押し下げてクラッチ入り状態にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば油圧式ウインチに用いられる半自動クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図1に示すような油圧式ウインチにおいては運転に際し、クラッチレバ ー17を鎖線で示すクラッチ入り位置17Aから実線で示すクラッチ切り位置1 7Bに固定すると、クラッチが切れ、クラッチ切り位置Bからクラッチ入り位置 Aに回動すると、クラッチが入るようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、クラッチ入りを自動化した半自動クラッチを提供することを目的と している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、シャフトに回転自在に設けられた駆動源に連係された第1の クラッチプレートと、該第1のクラッチプレートに弾性手段を介し所定角度だけ 相対回動自在に設けられたカムプレートと、該カムプレートの外周側に設けられ たストッパピースと、該ストッパピースを前記カムプレート側に付勢するスプリ ング及びストッパピースを好気する垂直面との係止位置に係止するストッパブラ ケットと、前記シャフトにスプラインを介して摺動自在に設けられた第2のクラ ッチプレートと、該クラッチプレートの端部から前記ストッパピース側に延びク ラッチ切り時に該ストッパピースの側面に係止される垂直面と該垂直面に連続し て傾斜面とが形成されたクラッチ切りロッドと、前記シャフトに固設された被駆 動体と、前記第2のクラッチプレートと固定部材との間に介装され該第2のクラ ッチプレートを前記第1のクラッチプレート側に付勢するプレッシャスプリング とを設けている。
【0005】
【作用】
上記のように構成された半自動クラッチにおいて、クラッチ切り時はクラッチ 切りロッドの垂直面は、ストッパピースの側面で係止される。
【0006】 駆動源を回転すると、第1クラッチプレートと共にカムプレートが回転し、ス トッパピースの頂面をロッドの傾斜面にかかる位置まで押し下げる。すると、プ レッシャスプリングに付勢された第2クラッチプレートと共にクラッチ切りロッ ドの傾斜面は、ストッパピースを押し下げて移動し、第2クラッチプレートが第 1クラッチプレートに係合してクラッチ入りの状態となる。
【0007】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1において、図示の例では油圧式ウインチの図示しない駆動モータに連結さ れたギヤケース1には、図示しないクラッチ機構を介して駆動軸2(図2)が設 けられている。
【0009】 その駆動軸2には、全体を符号10で示す半自動クラッチ装置が連結され、ク ラッチレバー17が設けられている。この装置10の出力軸11(図2)には、 ウインチドラム3が設けられ、そのウインチドラム3には、ワイヤガイド4、フ ェアリード5が設けられている。
【0010】 図2及び図3において、出力軸11の一端には、ドグクラッチで形成された第 1クラッチプレート12が回転自在に設けられている。その第1クラッチプレー ト12には、リング状のウォームホイール13がボルト結合され、このウォーム ホイール13には、駆動軸2に固設されたウォームギヤ14が噛み合わされてい る。
【0011】 その出力軸11の他端には、ウインチドラム3がスプライン結合され、この出 力軸11の中間に形成されたスプライン部11aには、第1クラッチプレート1 2に対向して第2クラッチプレート15が設けられてドグクラッチが構成されて いる。そして、第2クラッチプレート15は、固定部材34との間に介装された プレッシャスプリング16により第1クラッチプレート12側に、すなわちクラ ッチ入り側に付勢されている。
【0012】 前記第2クラッチプレート15の環状溝15aには、クラッチレバー17のヨ ーク部19が係合されている。クラッチレバー本体18は、く字状に形成されて ピン20に枢着され、ヨーク部19の上端は本体18にピン21で枢着されてい る。そして、ヨーク部19の下端には、ウォームホイール13側に延びるクラッ チ切りロッド22が軸線と平行に突設されている。このロッド22の端部には、 中心線から上方の垂直面23と、中心線から下方のヨーク部19側に傾く傾斜面 24とが形成されている。
【0013】 他方、第1クラッチプレート12のボス部12aには、弾性手段であるプレー トスプリング25が立設されている。そして、ボス部12aには、カムプレート 26が回動自在に設けられ、このカムプレート26に設けられた一対のガイドロ ーラ27には、前記プレートスプリング25の端部が挟持されている。
【0014】 また、ボス部12aには、ガイドローラ27に対向する側にキー28が固設さ れ、カムプレート26には、円弧角αのキー溝29が刻設されている。
【0015】 前記クラッチを切り、そしてロッド22の垂直面23を係止するストッパピー ス30が固定部材33に設けられ、固定部材33との間に介装されたコイルスプ リング31によりカムプレート26側に付勢され、固定部材33に立設されたブ ラケット32により垂直面23を係止した図示の位置に係止されている。
【0016】 そして、カムプレート26の突部26aは、常態では図示のように、円弧角α 内のキー溝の中間に位置しているが駆動モータの回転に伴い、ウォームギヤ14 、ウォームホイール13が回転し、第1クラッチプレート12が回転し、その結 果キー28を介してカムプレート26が回転し、一方(図示では半時計方向)に 変位され、スプリング31で付勢されたカムピース30の頂面に押圧されプレー トスプリング25に抗して半時計方向に回動されるようになっている。駆動モー タにより回転されたときは、ストッパピース30の頂面を斜面部24にかかる位 置まで押し下げるようになっている。更に、また、第1クラッチプレート12が 駆動モータで回転されるときは、回転して突部26aはストッパピース30の頂 面を斜面部24にかかる位置まで押し下げるようになっている。更に、突部26 aには、クラッチ入り時の右行したクラッチロッド22に干渉しないような切欠 部26bが形成されている。
【0017】 次に作動について説明する。
【0018】 ウインチドラム3を作動しないときは、駆動モータを停止してクラッチレバー 17を矢印A方向に回動すると、第2クラッチプレート15が第1クラッチプレ ート12から離脱して図示のクラッチ切り状態となる。すると、ストッパピース 30がスプリング31に付勢されて上昇し、クラッチ切りロッド22の垂直面2 3を係止してクラッチ切り状態を保持する。したがって、出力軸11はフリーと なり、ウインチドラム3は自由に回転させることができる。
【0019】 この状態で駆動モータを作動すると、カムプレート26が回転し、突部26a がストッパピース30の頂面を斜面部24にかかる位置まで押し下げる。すると 、プレッシャスプリング16に付勢された第2クラッチプレート15、ヨーク部 19を介しクラッチ切りロッド22の傾斜面24がストッパピース30を押し下 げて右行する。したがって、第2クラッチプレート15が右行して第1クラッチ プレート12に係合し、自動的にクラッチ入り状態となる。
【0020】 クラッチを切るために、クラッチレバー17を図2で矢印A方向に倒すと、カ ムプレート26の突部26aがストッパピース30の中心線上で止まっている場 合には、ストッパピース30はコイルスプリング31が作用しても突部26aの ために動けない。そのためにストッパピース30がストッパとしての作用をしな くなるおそれが生ずる。そのために、本考案の実施に際して、突部26aはカム プレート26の中心線上から偏寄させて位置させ、ストッパピース30が上動し ようとするときに、突部26aはプレートスプリング25とガイドローラ27と の保持力に打ち勝って、ストッパピース30の接触面を滑るようにするが好まし い。このようにすると、カムプレート26は一時的に円弧角αの範囲内で垂直面 23に対するストッパの作用をし、クラッチは断になることができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、クラッチ入りを自動化し 、例えば油圧式ウインチの運転を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した半自動クラッチを備えた油圧
式ウインチを示す全体側面図。
【図2】本考案の要部を示す側断面図。
【図3】図2のA方向矢視図。
【符号の説明】
1・・・ギヤケース 2・・・駆動軸 3・・・ウインチドラム 4・・・ワイヤガイド 5・・・フェアリード 10・・・半自動クラッチ装置 11・・・出力軸 11a・・・スプライン部 12・・・第1クラッチプレート 12a・・・ボス部 13・・・ウォームホイール 14・・・ウォームギヤ 15・・・第2クラッチプレート 15a・・・環状溝 16・・・プレッシャスプリング 17・・・クラッチレバー 18・・・クラッチレバー本体 19・・・ヨーク部 20、21・・・ピン 22・・・クラッチ切りロッド 23・・・垂直面 24・・・傾斜面 25・・・プレートスプリング 26・・・カムプレート 26a・・・突部 26b・・・切欠部 27・・・ガイドローラ 28・・・キー 29・・・キー溝 30・・・ストッパピース 31・・・コイルスプリング 32・・・ブラケット 33、34・・・固定部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトに回転自在に設けられた駆動源
    に連係された第1のクラッチプレートと、該第1のクラ
    ッチプレートに弾性手段を介し所定角度だけ相対回動自
    在に設けられたカムプレートと、該カムプレートの外周
    側に設けられたストッパピースと、該ストッパピースを
    前記カムプレート側に付勢するスプリング及びストッパ
    ピースを好気する垂直面との係止位置に係止するストッ
    パブラケットと、前記シャフトにスプラインを介して摺
    動自在に設けられた第2のクラッチプレートと、該クラ
    ッチプレートの端部から前記ストッパピース側に延びク
    ラッチ切り時に該ストッパピースの側面に係止される垂
    直面と該垂直面に連続して傾斜面とが形成されたクラッ
    チ切りロッドと、前記シャフトに固設された被駆動体
    と、前記第2のクラッチプレートと固定部材との間に介
    装され該第2のクラッチプレートを前記第1のクラッチ
    プレート側に付勢するプレッシャスプリングとを設けた
    ことを特徴とする半自動クラッチ。
JP1993007833U 1993-03-01 1993-03-01 半自動クラッチ Expired - Lifetime JP2543115Y2 (ja)

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JP1993007833U JP2543115Y2 (ja) 1993-03-01 1993-03-01 半自動クラッチ

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JPH0667926U true JPH0667926U (ja) 1994-09-22
JP2543115Y2 JP2543115Y2 (ja) 1997-08-06

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