JPH066776A - サーマルagc方式の双方向増幅器 - Google Patents

サーマルagc方式の双方向増幅器

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JPH066776A
JPH066776A JP4187482A JP18748292A JPH066776A JP H066776 A JPH066776 A JP H066776A JP 4187482 A JP4187482 A JP 4187482A JP 18748292 A JP18748292 A JP 18748292A JP H066776 A JPH066776 A JP H066776A
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amplifier
thermal
agc
circuit
pseudo line
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JP4187482A
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Hiroyuki Kamagata
洋行 鎌形
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Miharu Communications Co Ltd
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Miharu Communications Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で、過剰利得にならず、消費電力の無駄
をなくす。 【構成】 双方向増幅器1の下り増幅回路2と上り増幅
回路3とに、同じ周波数帯域で且つその周波数帯域での
減衰特性が同軸ケーブルと等化である連続可変型擬似線
路減衰器4、5を設け、両連続可変型擬似線路減衰器
4、5を1つのサーマルAGC回路6で制御可能とし
た。増幅器間のケーブルスパンに合わせてサーマルAG
C回路6の減衰量を減衰量切替部7により切替え可能と
し、温度検出制御部8で増幅器の周囲の温度変化に合わ
せてAGC電圧を調整可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVの幹線等に用
いる同軸ケーブルの伝送ロスを補正するサーマルAGC
方式の双方向増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムで使用されている同軸
ケーブルは周波数に依存する減衰特性を有している。し
かもこの減衰特性は温度により変動し、また当然のこと
ながらケーブルの長さが長くなればその減衰量(伝送ロ
ス)が大きくなる。
【0003】従来から、このような同軸ケーブルによる
伝送ロスを補償するために各種増幅器が用意されてい
る。例えば、ヘッドエンドから送信されたパイロット信
号を増幅器で検出して、このパイロット信号の変化量に
基づいてAGC回路で増幅器の利得を自動的に調整する
パイロットAGC方式や、パイロット信号を使用せず
に、増幅器側でその周囲の温度変化を検出し、この温度
変化に基づいてAGC回路が増幅器の利得を同軸ケーブ
ルの温度変化による伝送ロスの変化と一致するように調
整するサーマルAGC方式を備えた増幅器がある。
【0004】図2は後者のサーマルAGC方式を利用し
た双方向増幅器の一例を示したブロック図である。同双
方向増幅器Aは、一本の同軸ケーブルで送られる上り信
号と下り信号とをデバイディングフィルタBにより分離
し、夫々の信号を下り増幅回路Cと上り増幅回路Dで個
々に増幅するものである。そして夫々の増幅回路C、D
の利得調整は、各増幅回路C、Dに設けられた連続可変
型擬似線路減衰器(Twist GC)E、Fを、下り
上り別々のサーマルAGC回路G、Hから出力されるA
GC電流により制御するものである。ここでTwist
GCとは、図2に示した同軸ケーブルと同じ減衰特性
を有する減衰回路である。一般に同軸ケーブルの減衰特
性は、同軸ケーブルを伝送される信号の周波数fの√f
に比例する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示した
サーマルAGC方式の双方向増幅器には、下り連続可変
型擬似線路減衰器Eと上り連続可変型擬似線路減衰器F
の夫々を、別々のサーマルAGC回路G、Hにより制御
するため、消費電力が多く、また、2つのサーマルAG
C回路G、Hが内蔵されているため双方向増幅器Aが大
型化してしまう。またサーマルAGC回路G、Hは設計
段階で決められたケーブルスパン(隣接する増幅器間の
ケーブル長)で規定の利得調整を行うように設定されて
いるため、例えば増幅器間のケーブルスパンが設計値よ
りも短いときは、AGCが利き過ぎて過剰利得となって
しまい、信号が歪み、しかも消費電力が無駄になる、と
いう問題があった。
【0006】本発明の目的は、小型で、過剰利得になら
ず、消費電力が少なく、無駄のないサーマルAGC方式
の双方向増幅器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
サーマルAGC方式の双方向増幅器は、図1に示すよう
に同軸ケーブルの温度変化による伝送ロスの変動を補償
する双方向増幅器1の下り増幅回路2と上り増幅回路3
とに、周波数帯域が同じで且つその周波数帯域での減衰
特性が同軸ケーブルと等化である連続可変型擬似線路減
衰器4、5を夫々設けて、両連続可変型擬似線路減衰器
4、5を1つのサーマルAGC回路6で制御可能とした
ものである。
【0008】本発明のうち請求項2のサーマルAGC方
式の双方向増幅器は、請求項1のサーマルAGC回路6
が、多段接続される双方向増幅器1のケーブルスパンに
合わせて減衰量を切替え可能な減衰量切替部7と、増幅
器の周囲温度を検出してその温度に応じて連続可変型擬
似線路減衰器4、5を制御する温度検出制御部8とを備
えたものである。
【0009】
【作用】本発明のうち請求項1のサーマルAGC方式の
双方向増幅器は、下り増幅回路2の連続可変型擬似線路
減衰器4と上り増幅回路3の連続可変型擬似線路減衰器
5とを、同じ周波数帯域で且つその周波数帯域での減衰
特性が同軸ケーブルと等化であるため、両連続可変型擬
似線路減衰器4、5を1つのサーマルAGC回路6で制
御することができる。
【0010】本発明のうち請求項2のサーマルAGC方
式の双方向増幅器では、サーマルAGC回路6の減衰量
を切替え可能であるため、例えば実際に布設した増幅器
間のケーブルスパンが設計値よりも短いときは、その短
い分だけ同ケーブルでの伝送ロスが少なくなるので、前
記サーマルAGC回路6の減衰量切替部7で減衰量が多
くなるように切替え、実際に布設した増幅器間のケーブ
ルスパンが設計値よりも長いときは、その長い分だけ同
ケーブルでの伝送ロスが多くなくなるので、前記サーマ
ルAGC回路6の減衰量切替部7で減衰量が少なくなる
ように(0になるように)切替えて、ケーブルでの伝送
ロスを補償することができる。更に、増幅器の周囲の温
度変化による伝送ロスの増減分については、サーマルA
GC回路6の温度検出制御部8で温度検出し、その検出
値に応じてAGC電圧を設定して連続可変型擬似線路減
衰器4、5を制御することができる。
【0011】
【実施例】本発明のサーマルAGC方式の双方向増幅器
の一実施例を図1に示す。同図の1は有線放送やCAT
V等の中継伝送網の幹線ケーブル(同軸ケーブル)に設
置する双方向幹線増幅器である。同図の11は幹線ケー
ブルを伝播している下り信号と、上り信号とを分離する
ためのデバイディングフィルタである。同図の2は前記
デバイディングフィルタ11で分離された周波数が70
MHz〜450MHzの下り信号を増幅する下り増幅回
路である。同図の3は前記デバイディングフィルタ11
で分離された周波数が10MHz〜50MHzの上り信
号を増幅する上り増幅回路である。
【0012】同図の6はサーマルAGC回路であり、こ
れは減衰量切替部7と温度検出制御部8とから構成され
ている。
【0013】減衰量切替部7は、減衰量が0〜22dB
まで2dB間隔で異なる減衰器9が多数設けられ、その
減衰器9が切替スイッチSWを手動切替えすることによ
り切替え可能としてある。
【0014】温度検出制御部8は、これまでのサーマル
AGCと同様に、増幅器1の周囲温度をサーミスタ等で
検出する温度検出部12と、この温度検出部12で検出
された温度変化に合わせて適切なAGC電圧を設定して
出力する電圧設定部12とから構成されている。
【0015】図1の4、5は共に10MHz〜450M
Hzの周波数帯域を備えた連続可変型擬似線路減衰器
(Twist GC)であり、この10MHz〜450
MHzの全周波数帯域で同軸ケーブルと同じ√fに比例
する周波数特性を備えており、前記サーマルAGC回路
6からのAGC電圧によりその減衰量が連続して変化す
るものである。
【0016】
【発明の効果】本発明のサーマルAGC方式の双方向増
幅器によれば下記のような効果がある。 .請求項1のサーマルAGC方式の双方向増幅器で
は、上下2つの連続可変型擬似線路減衰器4、5を1つ
のサーマルAGC回路6で制御することができるので、
無駄な消費電力が削減でき、また同増幅器1を小型化で
きる。 .請求項2のサーマルAGC方式の双方向増幅器で
は、サーマルAGC回路6の減衰量切替部7においてケ
ーブルスパンの伝送ロスが補償され、同サーマルAGC
回路6の温度検出制御部8で増幅器の周囲の温度変化に
合わせてAGC電圧が調整されるので、減衰量を効率よ
く調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルAGC方式の双方向増幅器の
一実施例を示すブロック図。
【図2】従来のサーマルAGC方式の双方向増幅器の一
例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 双方向増幅器 2 下り増幅回路 3 上り増幅回路 4 連続可変型擬似線路減衰器 5 連続可変型擬似線路減衰器 6 サーマルAGC回路 7 減衰量切替部 8 温度検出制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブルの温度変化による伝送ロス
    の変動を補償する双方向増幅器1の下り増幅回路2と上
    り増幅回路3とに、周波数帯域が同じで且つその周波数
    帯域での減衰特性が同軸ケーブルと等化である連続可変
    型擬似線路減衰器4、5を夫々設けて、両連続可変型擬
    似線路減衰器4、5を1つのサーマルAGC回路6で制
    御可能としたことを特徴とするサーマルAGC方式の双
    方向増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1のサーマルAGC回路6が、多
    段接続される双方向増幅器1のケーブルスパンに合わせ
    て減衰量を切替え可能な減衰量切替部7と、増幅器の周
    囲温度を検出してその温度に応じて連続可変型擬似線路
    減衰器4、5を制御する温度検出制御部8とを備えたこ
    とを特徴とするサーマルAGC方式の双方向増幅器。
JP18748292A 1992-06-22 1992-06-22 サーマルagc方式の双方向増幅器 Expired - Lifetime JP3238947B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014105638A1 (de) 2013-04-22 2014-10-23 Tdk Corporation R-T-B-basierter gesinterter Magnet
US8870976B2 (en) 2006-08-31 2014-10-28 Seiko Epson Corporation Method for manufacturing a secondary battery
DE102014105778A1 (de) 2013-04-25 2014-10-30 Tdk Corporation R-t-b-basierter permanentmagnet

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US8870976B2 (en) 2006-08-31 2014-10-28 Seiko Epson Corporation Method for manufacturing a secondary battery
DE102014105638A1 (de) 2013-04-22 2014-10-23 Tdk Corporation R-T-B-basierter gesinterter Magnet
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