JPH0667656A - 調律器 - Google Patents
調律器Info
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- JPH0667656A JPH0667656A JP4222782A JP22278292A JPH0667656A JP H0667656 A JPH0667656 A JP H0667656A JP 4222782 A JP4222782 A JP 4222782A JP 22278292 A JP22278292 A JP 22278292A JP H0667656 A JPH0667656 A JP H0667656A
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- emitting element
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Abstract
分解能よく表示することができる調律器を提供する。 【構成】 楽音の基本周期を抽出する基本周期抽出手段
3Bと、この基本周期抽出手段で抽出した周期を基準周
期と比較し、セント誤差値を算出するセント誤差値算出
手段3Cと、このセント誤差値算出手段で算出したセン
ト誤差値により点灯させるべき発光素子L1 〜L11を選
択する発光素子選択手段3Dと、この発光素子選択手段
によって選択した発光素子の発光量を制御するデューテ
ィ発生手段3Fと、このデューティ発生手段によって発
生するデューティをセント誤差値によって選択するデュ
ーティ選択手段3Eとによって構成し、隣接する発光素
子相互の発光量の組合せによって発光素子の間のセント
誤差値を細分化して表示するように構成した。
Description
からどれ程ずれているかを表示することができる調律器
に関する。
の音のずれ量を表示している。つまり0セントを中心に
楽器音の音の周波数が高い方にずれているときは+セン
ト、低い方にずれているときは−セントを表示する。セ
ント目盛のフルスケールは一般に+50セント、−50
セントである。
のような発光素子を1列に配列して点灯位置を移動させ
る形式の発光素子型表示器が用いられている。機械式メ
ータの場合、可動部分を含むことから耐衝撃性に問題が
あり、落下事故等で故障に陥いる率が高い。このため発
光素子型表示器が多く用いられている。
衝撃性が高いため実用性が高い。然し乍ら機械式メータ
の特徴である動きの滑らかさ、及び表示精度を向上させ
ようとすると、発光素子の数を多くする必要がある。多
数の発光素子を配列して構成した場合、コストが高くな
る欠点がある。また発光素子を表示面に精度よく整列さ
せて並べるのが難かしい。また多数の発光素子を使用し
ても機械式メータの連続的な表示に対してやはり段階的
な変化の印象はぬぐえない。
の発光量を音のセント誤差値に対応させて制御し、発光
量の制御によって隣接する発光素子間において、この隣
接する発光素子の発光量の組合せによってセント誤差値
をN段階に表示させる。従ってこの発明によればセント
誤差値表示の分解能が向上し、少ない数の発光素子によ
って分解能よくセント誤差値を表示することができる。
る。図では発光素子L4 とL5 の間で4段階の分解能で
セント誤差値を22〜18セント、18〜16セント、
16〜14セント、14〜12セント、12〜8セント
の領域に分解して表示させた状態を示している。
00%の発光量で発光させている。この状態ではセント
誤差値は20セントを中心に±2セントであることを表
示している。従ってこのとき入力した楽器音はセント誤
差値が18〜22セントの範囲で基準からずれているこ
とが解る。B行に示す例では発光素子L4 を75%の発
光量で発光させ、発光素子L5 を25%の発光量で発光
させた状態を示している。この状態では17セントを中
心に±1セントであることを表示している。この場合は
入力した楽器音は少なくとも16〜18セントの範囲で
基準からずれていることが解る。
に50%の発光量で発光させた場合を示している。この
状態では14〜16セント(15±1セント)の範囲で
基準からずれていることを表わしている。D行に示す例
では発光素子L5 を75%の発光量で発光させ、発光素
子L4 を25%の発光量で発光させた場合を示してい
る。この状態では12〜14セント(13±1セント)
の範囲で基準からずれていることを表わしている。
光量で発光させ、発光素子L4 は消灯させている。この
状態では8〜12セント(10±2セント)の範囲で基
準からずれていることを表わしている。このようにこの
発明では発光素子の発光量をN段階に変化させ、その発
光量を組合せることによりセット誤差値を分解能よく表
示させるように構成しようとするものである。
囲で変化させるには図2に示すように発光素子に与える
電流のデューティを変化させればよい。図3に発光素子
の発光量を段階的に変化させて表示する具体的な調律器
の実施例を示す。図3において1はマイクロフォン、2
は音声増幅器、3はマイクロコンピュータを示す。マイ
クロコンピュータ3は周知のように中央演算処理装置、
ROM,RAM,入力ポート、出力ポート等によって構
成されるが、ここではマイクロコンピュータ3が構成す
る種々の要素を具体的なブロックとして示す。音声増幅
器2によって増幅された楽音信号は入力ポート3Aを通
じて基本周期抽出手段3Bに取込まれる。基本周期抽出
手段3Bに取込まれた楽音信号は例えばゼロクロス点の
時間間隔を測定し、その時間間隔の中の最も長い周期を
基本波としてとらえ、その周期の値をセント誤差算出手
段3Cに与える。
音信号の周期値を基準周期の値と比較し、そのずれ量を
セント誤差値として出力する。このセント誤差算出手段
3Cは具体的にはROMに書込んだ周期値−セント値変
換テーブルによって構成することができ、周期値によっ
て決まるアドレスを読み出すと、入力した周期の値に対
応したセント値が読出される。
ント誤差値は、発光素子選択手段3Dとデューティ選択
手段3Eとに与えられる。発光素子選択手段3Dはセン
ト誤差値に応じて例えば11本の発光素子L1 〜L11を
各2本ずつ選択して発光させる。尚、図中3Hは出力ポ
ートを示す。図4にこの発明による更に具備的実施例を
示す。各発光素子L1 〜L11は2つの切換スイッチ
S1 ,S2 によって1個ずつずらして切換られる。つま
り、発光素子L1 とL2 を選択している状態からL2 ,
L3 を選択する状態、L3 ,L4を選択する状態からL
4 ,L5 を選択する状態に互に連動して順次1個ずつず
らして切換られる。
を容易にするために4個のシフトレジスタSR1 〜SR
4 に発生させるべき各デューティNO.0〜NO.3を
記憶させ、どのシフトレジスタを選択するかによって目
的のデューティNO.0〜NO.3を発生させるかを切
換る構造とした場合を示す。各シフトレジスタSR1〜
SR4 の各クロック入力端子を切換スイッチS3 を通じ
てクロック発生器3Gに接続し、切換スイッチS3 を通
じてクロックを入力し、記憶したデューティを発生させ
ることができるように構成される。尚各シフトレジスタ
SR1 〜SR4は帰還ループが接続され、読出したデー
タが再書き込みされるようにしている。
幅を持っている)のとき、発光素子はL5 とL6 が選択
され、デューティはNO.3が選択される。デューティ
NO.3は発光素子L6 に全期間「1」論理が与えら
れ、発光素子L5 には全期間「0」論理が与えられる。
よって発光素子L6 が100%の発光量で発光し、セン
ト誤差が0セントであることを表示する。
ント(以下単に中心値のみを示す)ずれたとすると、デ
ューティはNO.2が選択されシフトレジスタSR3 に
記憶したディーティが読出される。デューティNO.2
はシフトレジスタSR3 から「1,1,1,0」で読出
されるから発光素子L6 は75%の発光量で発光し、発
光素子L5 はその逆位相である25%の発光量で発光す
る。従ってこのとき+3セントずれていることが表示さ
れる。
ジスタSR2 に記憶したデューティNO.1が読出され
る。デューティNO.1はシフトレジスタSR2 から
「1,1,0,0」で読出されるから、発光素子L5 と
L6 は共に50%の発光量で発光する。この結果+5セ
ントのセント誤差であることが表示される。セント誤差
が+7セントである場合、デューティはシフトレジスタ
SR1 に記憶したデューティNO.0が読出される。デ
ューティNO.0はシフトレジスタSR1 から「1,
0,0,0」で読出されるから発光素子L6 は25%の
発光量で発光し、発光素子L5 は75%の発光量で発光
する。
と、発光素子選択手段3Dは切換スイッチS1 とS2 を
1接点ずらし、発光素子L4 とL5 を選択する。これと
共にデューティ選択手段3EはデューティNO.3を選
択し、シフトレジスタSR4から「1,1,1,1」を
読出す。この結果発光素子L5 が全期間点灯し、100
%の発光量で点灯すると共に、発光素子L4 は消灯状態
に維持される。
0,+20,+30,+40,+50と−10,−2
0,−30,−40,−50の場合はこのセント値を表
わす発光素子L6 ,L5 ,L4 ,L3 ,L2 ,L1 とL
7 ,L8 ,L9 ,L10,L11が単独で100%の発光量
で点灯し、各セント誤差値を表示すると共に、各発光素
子間で発光量の組合せにより、例えば発光素子L6 とL
5 の間では0セント,3セント,5セント,7セント,
10セントの4段階に細分化して表示するから表示の分
解能を向上させることができる。
NO.3の4段階に採った場合を説明したが、その数に
制限がなく、この数を多く採れば分解能が高くなること
は容易に理解できよう。
い発光素子を使って分解能の高いセント誤差値の表示を
行なうことができる。よって安価なコストで分解能の高
い表示器を構成することができるから、安価で性能のよ
い調律器を提供することができる。
めのブロック図。
Claims (2)
- 【請求項1】 楽音の周波数のずれ量を発光素子の発光
位置によって表示させるように構成される調律器におい
て、各発光素子の発光量を音のセント誤差値に対応させ
て制御し、隣接する発光素子間において、この隣接する
発光素子の発光量の組合せによってセント誤差値を多段
階に表示させるように構成したことを特徴とする調律
器。 - 【請求項2】 A.楽音の基本周期を抽出する基本周期
抽出手段と、 B.この基本周期抽出手段で抽出した周期を基準周期と
比較し、セント誤差算出手段で算出したセント誤差値に
より点灯させるべき発光素子を選択する発光素子選択手
段と、 C.この発光素子選択手段によって選択した発光素子の
発光量を制御するデューティ発生手段と、 D.このデューティ発生手段によって発生するデューテ
ィをセント誤差値によって選択するデューティ選択手段
と、によって構成したことを特徴とする調律器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222782A JP2681432B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 調律器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4222782A JP2681432B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 調律器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0667656A true JPH0667656A (ja) | 1994-03-11 |
JP2681432B2 JP2681432B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=16787812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4222782A Expired - Fee Related JP2681432B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 調律器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2681432B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014035494A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Roland Corp | 調律装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014035495A (ja) | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Roland Corp | 調律装置 |
JP6262425B2 (ja) | 2012-11-19 | 2018-01-17 | ローランド株式会社 | 調律装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59181391A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | 日本精機株式会社 | バ−グラフ表示装置 |
JPS6287191A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-21 | 松下電器産業株式会社 | 全自動洗濯機 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4222782A patent/JP2681432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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JPS59181391A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | 日本精機株式会社 | バ−グラフ表示装置 |
JPS6287191A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-21 | 松下電器産業株式会社 | 全自動洗濯機 |
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JP2014035494A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Roland Corp | 調律装置 |
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