JPS6037578Y2 - 音階表示装置 - Google Patents

音階表示装置

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JPS6037578Y2
JPS6037578Y2 JP1981029701U JP2970181U JPS6037578Y2 JP S6037578 Y2 JPS6037578 Y2 JP S6037578Y2 JP 1981029701 U JP1981029701 U JP 1981029701U JP 2970181 U JP2970181 U JP 2970181U JP S6037578 Y2 JPS6037578 Y2 JP S6037578Y2
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順一 三島
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ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は音楽教習装置、特に選択した長調または短調の
調記号と音階を五線譜上に表示するとともに、その音階
に対応した楽音を発生させるようにした音階表示装置に
関する。
音階教育においては音階の習得が基本的なものであるこ
とから、音楽の授業や音楽教室などでは多数の生徒に所
定の調の音階を能率的且つ確実に習得させるために従来
の黒板や張り紙を利用する方法に代えて模擬鍵盤と五線
譜とを設けた表示パネル上に教師の押鍵操作に同期して
押鍵された鍵に対応する鍵と音階とをランプなどにより
表示するようにした音階表示装置が提案されている。
たとえばある型式の音階表示装置では、教師が白鍵を押
すと模擬鍵盤上の対応する白鍵のランプが点灯するとと
もに五線譜上の対応する高さの音符のランプが点灯し、
黒鍵を押す場合は同時にシャープまたはフラットのスイ
ッチを押すことにより模擬鍵盤上の対応する黒鍵のラン
プが点灯するとともに押した黒鍵の音よりも半音高いま
たは半音低い音に対応する五線譜上の音符のランプが点
灯するように構成されている。
この装置では、白鍵前(幹音)表示の場合は問題はない
が、黒鍵音(派生音)表示の場合は五線譜上に点灯する
ランプを見ただけではわかりにくいという問題がある。
何故なら、黒鍵を押した場合も白鍵を押した場合と同様
に五線譜上では同じ高さの音符のランプが点灯するだけ
であるから、それが白鍵を押した結果なのか黒鍵を押し
た結果なのかがわからないからである。
この問題をなくすには、五線譜上の各音符ごとにシャー
プ記号#とフラット記号すとを近接して設は押鍵操作ご
とにそのいずれか一方を点灯表示する方法が考えられる
が、その分だけ表示スペースが増すとともに回路構成が
複雑になる。
さらに、各脚の音階を総合的に理解するためには、各音
階ごとにその音階に対応した楽音を発生させることが望
ましい。
本考案は、上記の点にかんがみ、簡潔な構成で各脚の音
階に対する総合的な理解を確実にするため、五線譜上に
表示される音符の表示態様を黒鍵を押したときと白鍵を
押したときとで変えるとともに表示された音階に対する
楽音を発生させるようにしたものである。
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案による音階表示装置の表示パネルの一例
を示す。
表示パネル1には、五線譜表示部21 (左側にト音記
号を有する)が描かれ、この五線譜表示部21の中央部
には音階表示部22が設けられ、ト音記号の近くには調
記号表示部23が設けられ、また表示パネル1の左下に
は調温表示部2が、右下には調記号および音階の表示操
作部3がそれぞれ設けられている。
音階表示部22は、図示した例では2オクターブにわた
る14個の音符A−GおよびA′〜G′の五線譜上にお
ける各音階位置に発光ダイオードなどの音符表示手段を
一連に配列したものである。
調記号表示部23は、音楽規約に従ってシャープ記号表
示器とフラット記号表示器とを五線譜の所定位置にそれ
ぞれ配置したもので、図示した例ではシャープ記号、フ
ラット記号とも5個ずつ設けである。
なお、左から4番目のシャープ記号とフラット記号とは
同位置にある。
表示操作部3は表示パネル1に表示すべき調記号を設定
するための多数の押ボタンから成る調記号設定部31と
、音階を表示させるための音階表示回路ボタンスイッチ
32および主音を表示させるための主音設定用押ボタン
スイッチ33と、その設定を解除するリセット用押ボタ
ンスイッチ34と、各音階に対応して発生される楽音を
停止するためのストップボタン35とから構成されてい
る。
表示操作部3の調記号設定部31は、シャープ記号を選
択するための押ボタンスイッチ31aと、フラット記号
を設定スるための押ボタンスイッチ31bと、設定する
シャープ記号またはフラット記号の数を指定する5個の
押ボタンスイッチ31cと、長調または短調を選択する
押ボタンスイッチ31dおよび31eとから戊り、これ
らの押ボタンスイッチ31a〜31eおよび32,33
を押したときはボタン内部に設けたランプが点灯する。
音階設定は後述するように主音設定より優先するように
回路が構成されている。
第2図は本考案による音階表示装置の制御回路の一例を
詳細に示す。
制御回路は、第1図に示した表示操作部3と直接関連す
る表示操作回路4と、表示操作部3により設定されたシ
ャープ記号またはフラット記号の種別とその数とを判別
する調記号判別回路5と、この調記号判別回路5の出力
と表示操作部3により選択された長調または短調の種別
とから選択された調を判別する調判別回路6と、選択さ
れた調と表示操作部3により設定された音階および主音
とを符号化するエンコーダ7と、選択された調、音階お
よび主音のデータを記憶するメモリ(ROM)f3と、
メモリ8に記憶されたデータから調毛を解読するデコー
ダ9、調記号を解読するデコーダ10および音階を解読
するデコーダ11と、デコーダ9からの出力に基づいて
調毛表示信号を出力する調毛表示制御回路12と、デコ
ーダ10からの出力に基づいて調記号表示信号を出力す
る調記号表示制御回路13と、デコーダ10およびデコ
ーダ11からの出力に基づいて音階表示信号を出力する
音階表示制御回路14と、音階表示信号に基づいて楽音
発生信号を出力する楽音制御回路18とにより構成され
ている。
15.16および17は発光ダイオードなどにより構成
された調毛表示回路、調記号表示回路および音階表示回
路でありこれらの表示回路のうち16と17は後に具体
的に説明するように、少なくとも2つの異なる表示態様
をとることができる多色表示素子から戊っている。
20は楽音発生信号に基づいて楽音を発生する楽音発生
回路、21はスピーカである。
表示操作回路4は第1図に示した表示操作部3のシャー
プ記号設定用押ボタンスイッチ31aを含むシャープ記
号表示操作回路41と、フラット記号設定用押ボタンス
イッチ31bを含むフラット記号表示操作回路42と、
シャープ記号またはフラット記号の数を設定する5個の
押ボタンスイッチ31cを含む記号数表示操作回路43
と、長調、短調、音階、主音を選択する押ボタンスイッ
チ31 d、 31 e、 32.33を含む表示操作
回路44,45,46.47と、リセット用押ボタンス
イッチ34を含むリセット回路48とにより構成されて
いる。
表示操作回路4を構成するこれらの回路のうち、回路4
1と42.44と45、および46と47は類似の構成
である。
そこで表示操作回路41と42について説明すると、両
回路は、表示ランプ411,421と、RSフリップフ
ロップ412,422と、オア回路413゜423とを
有するが、そのほかに表示操作回路41はシャープ記号
とフラット記号とが同時に選択されたときシャープ記号
の方を優先させるインバータ414を有し、表示操作回
路42はアンド回路424を有する。
インンバータ414の入力端子は押ボタンスイッチ31
aの一方の接点に接続されており、出力端子はアンド回
路424の一方の入力端子に接続されている。
アンド回路424の他方の入力端子は押ボタンスイッチ
31bの一方の接点に接続されている。
また、押ボタンスイッチ31aの前記一方の接点はRS
フリップフロップ412のセット端子Sに接続されると
ともに回路42のオア回路423の一方の入力端子に接
続され、回路42のアンド回路424の出力はRSフリ
ップフロップ422のセット端子Sに接続されるととも
に回路41のオア回路413の一方の入力端子に接続さ
れている。
両回路41,42のオア回路413,423の他方の入
力端子には、リセット回路48の出力R3信号と、後述
する記号数表示操作回路43の回路43aの出力信号と
が与えられ、両オア回路413,423の出力はそれぞ
れRSフリップフロップ412,422のリセット端子
Rに接続されている。
なお、表示操作回路44と45および46と47は、記
号数表示操作回路43の回路43aの出力信号がオア回
路413,423に供給されていないことを除いては、
表示操作回路41と42の構成と同一である。
回路44と45では表示ランプを441.451、RS
フリップフロップを442,452、オア回路を443
,453、インバータを444、アンド回路を454と
して表わしである。
また、回路46と47の構成は図示しないが回路44と
45の構成と同一である。
記号数表示操作回路43は設定すべきシャープ記号また
はフラット記号の数O〜5の各々に対応した6個の同じ
構成の回路43a〜43fから戊り、数字0を設定する
回路43aについて説明すると、この回路は、押ボタン
スイッチ31cと、表示ランプ431と、セット優先の
RSフリップフロップ432とから戒り、RSフリップ
フロップ432のセット端子Sは押ボタンスイッチ31
Cの一方の接点に接続され、リセット端子Rは、この表
示操作回路43に関連して設けられたオア回路433の
出力端子に接続されている。
オア回路433の一方の入力端子にはリセット回路48
からのR3信号が与えられ、もう一方の入力端子には記
号数表示操作回路43を構成する6個の回路43a〜4
3fの各押ボタンスイッチ31cの一方の接点にそれぞ
れ接続されたオア回路434を介して微分回路435か
ら出力する信号が与えられる。
リセット回路48はリセット用押ボタンスイッチ34と
直列に接続した微分回路321とから構成されている。
次に調記号判別回路5は、前記記号数表示操作回路43
を構成する6個の回路43a〜43fのうちの回路43
aを除く5個の回路に対応して設けられた5個の同じ回
路構成の回路51〜55から戒り、その1つの回路51
だけについて回路構成を示した。
すなわち、この回路51は2個のアンド回路511と5
12とを有し、両アンド回路の一方の入力端子は前記記
号数表示操作回路43の回路51に対応する回路43b
の出力端子に接続されており、アンド回路511の他方
の入力端子はシャープ記号表示操作回路41のRSフリ
ップフロップ412のQ端子に接続され、アンド回路5
12の他方の入力端子はフラット記号表示操作回路42
のRSフリップフロップ422のQ端子に接続されてい
る。
調判別回路6は、前記記号数表示操作回路43を構成す
る6個の回路43a〜43fに対応した6固の回路61
〜66から戒り、その回路構成は回路61を除きすべて
同じである。
回路61は2個のアンド回路611,612から成り、
両アンド回路の一方の入力端子は回路43aのRSフリ
ップフロップ432のQ端子に接続されており、アンド
回路611の他方の入力端子は長調表示操作回路44の
RSフリップフロップ442のQ端子に接続され、アン
ド回路612の他方の入力端子は短調表示操作回路45
のRSフリップフロップ452のQ端子に接続されてい
る。
回路62は4個のアンド回路621,622,623,
624から戊り、アンド回路621と622の一方の入
力端子は前記調記号判別回路5の回路51のアンド回路
511の出力端子に接続され、アンド回路623,62
4の一方の入力端子は回路51のもう1つのアンド回路
512の出力端子に接続されている。
また、アンド回路621と623の他方の入力端子は長
調表示操作回路44のRSフリップフロップ442のQ
端子に接続され、アンド回路622と624の他方の入
力端子は短調表示操作回路45のRSフリップフロップ
452のQ端子に接続されている。
回路61の2個のアンド回路611,612の出力端子
および回路62の4個のアンド回路621〜624の出
力端子ならびに回路63〜66の4個の出力端子はエン
コーダ7に接続されている。
エンコーダ7は調判別回路6からの出力を受けるととも
に音階表示操作回路46および主音表示操作回路47か
らの出力を受けるように接続されている。
エンコーダ7からは、調、音階および主音に関する符号
化されたデータがメモリ8にアドレス信号として供給さ
れる。
メモリ8は表示回路15〜17を制御するためのデータ
を記憶する。
このメモリ8からデータを読み出すための読出制御信号
は、シャープ記号表示操作回路41のRSフリップフロ
ップ412とフラット記号表示操作回路42のRSフリ
ップフロップ422とに入力端子が接続されたオア回路
81と、記号数表示操作回路43の各回路43b〜43
fのすべての出力端子に入力端子が接続されたオア回路
82と、2つの入力端子がオア回路81と82の出力端
子に接続されたアンド回路83と、このアンド回路83
の出力と記号数表示操作回路43の回路43aの出力と
のオアをとるオア回路84と、2つの入力端子が長調表
示操作回路44のRSフリップフロップ442と短調表
示操作回路45のRSフリップフロップ452とに接続
されたオア回路85と、2つの入力端子が音階表示操作
回路46の出力端子(図示してないRSフリップフロッ
プ)と主音表示操作回路47の出力端子(図示してない
RSフリップフロップ)とに接続されたオア回路86と
、オア回路84および2つのオア回路85.86に入力
端子が接続されたアンド回路87とにより構成されたメ
モリ読出制御回路8aにより発生する。
第3図は第2図に示した調記号表示制御回路13と調記
号表示回路16の詳細な回路構成を示す。
調記号表示制御回路13は、デコーダ10のシャープ記
号出力端子#1〜#5およびフラット記号出力端子b1
〜lo5から出力する調記号信号に対応してオア回路と
インバータとの組合せまたはインバータのみによって樹
皮されている。
すなわち、オア回路13aの入力端子はシャープ記号出
力端子#1〜#5のすべてに接続され、オア回路13b
の端子#2〜#5、オア回路13cは端子#3〜#5、
そしてオア回路13dと13eは端子#4および#5に
それぞれ接続され、さらにインバータ13fは端子#5
に接続されている。
そして、これらオア回路13a〜13eはインバータ1
3g〜13kに接続されている。
また、オア回路13/の入力端子はフラット記号出力端
子し1〜b5のすべてに接続され、オア回路13mは端
子し2〜b5、オア回路13nは端子b3〜b5、モし
てオア回路13pは端子104およびb5にそれぞれ接
続され、インバータ13qは端子b5に接続されている
そして、これらオア回路131〜13pはインバータ1
3r”13uに接続されている。
調記号表示回路16は、第3図の最上部に示したような
シャープ記号Sについては12個のセグメント、フラッ
ト記号Fについては5個のセグメントをそれぞれ各記号
のパターンに配置した発光ダイオードから戒り、最大5
個のシャープ記号Sを表示するための5個の表示回路1
6a〜16eと、最大5個のフラット記号Fを表示する
ための5個の表示回路16dおよび16f〜16iとに
より樹皮されている。
この場合、表示回路16dはシャープ記号Sの表示とフ
ラット記号Fの表示とを兼ねている。
これらの表示回路のうち表示回路16a〜16cと16
eとは12個の赤色発光ダイオードD1〜D2のすべて
を調記号表示制御回路13の1つのインバータの出力端
子とi!1(VD)との間に並列に接続して戒るが、回
路16dは12個の発光ダイオードのうち赤色発光ダイ
オードD□〜D7と多色発光ダイオードD8〜D1゜と
をそれぞれ調記号表示制御回路13の別々のインバータ
すなわち前者はインバータ13j1後者はインバータ1
3におよび13uに接続して成る。
これは、音楽規約から第4番目のシャープ記号とフラッ
ト記号とは五線譜上同じ音階位置に表示されるため、シ
ャープ記号Sを表示制御してフラット記号として用いる
ことができるようにするためである。
すなわち発光ダイオードD0〜D7と多色発光ダイオー
ドD8〜D02を構成する赤色発光グイオードのすべて
を点灯すればシャープ記号Sが赤色で表示され、発光ダ
イオードD8〜D12を構成する緑色発光ダイオードの
みを点灯すればフラット記号Fとなる。
フラット記号表示のための回路16f〜16iはすべて
同じ回路構成であり、回路16fに示したように、フラ
ット記号Fのセグメントを構成する5個の緑色発光ダイ
オードD′□〜D′5はインバータl1mと電源(V)
との間にすべて並列に接続されている。
第4図は第2図に示した音階表示制御回路14と音階表
示回路17の詳細な回路構成を示す。
音階表示制御回路14は、第1図に示した音階表示部2
2の14個の音符A−GおよびA′〜G′の各々に対し
て1個または2個のオア回路を設けて構成してあり、こ
れらのオア回路の入力端子はデコーダ10の出力端子に
図示したように接続されている。
一方、音階表示回路17は音符A〜GおよびA′〜G′
の各々に対して同じ回路構成の14個の表示回路17a
〜17gおよび17a′〜17g′から戒る。
表示回路17aについて説明すると、表示素子としては
赤色を発色するダイオード171aおよび緑色を発色す
るダイオード171bとから成る多色発光ダイオード1
71を用い、両ダイオードのアノードは電源(VD)に
接続され、カソードはそれぞれ抵抗R□〜R1を介して
FET l 72.173,174に接続されている。
この多色発光ダイオード171は、赤色、緑色、黄色(
赤色と緑色との混合色)の3色を発色する。
FET172.173のゲートはそれぞれアンド回路1
75.176の出力端子に接続され、アンド回路175
の一方の入力端子は音階表示制御回路14のオア回路1
41aの出力端子にまたアンド回路176の一方の入力
端子は音階表示制御回路14のオア回路141bの出力
端子に接続され、両アンド回路175,176の他方の
入力端子はFET 173のゲートとともにデコーダ1
0の音符Aに対する出力端子に接続されている。
表示回路17dw 17gt 17a’t 17d’
? 17g’については、各表示回路と音階表示制御回
路14との接続状態は表示回路17aの場合と同じであ
るが、表示回路17b、 17e、 17b’、
17e’および表示回路17ct 17ft 1
7C’? 17f’については表示回路17aの場合
と異なり、前者のグループについては表示回路17aに
おけるアンド回路175に相当するアンド回路の一方の
入力端子が接地されており、従ってFET172はオフ
を保ち、後者のグループについては表示回路17aにお
けるアンド回路176に相当するアンド回路の一方の入
力端子が接地されているので、FET174はオフを保
つ。
第5図は第2図に示した楽音制御回路18の詳細な回路
構成を示す。
楽音表示制御回路18は、音階を表示する各音符A−G
’に対して設けられた類似の回路構成の14個の回路1
81a〜181g’から成る音階判別回路181と、所
定の周期のクロック信号を発生するクロック発生回路1
82と、このクロック信号に基づいて楽音発生信号を順
次出力するタイミング回路183とにより構成されてい
る。
音階判別回路181の回路構成を回路181aについて
説明すると、3つのアンド回路A1.A2.A3と2つ
のインバータB□、B2とが図示したように接続され、
端子T1.T2.T3は第4図に示した音階表示制御回
路14のオア回路141a、デコーダ11の音符A端子
、オア回路141bにそれぞれ接続されている。
回路181d、181g、181a’t 181d’
t 181g’は回路181aと同じようにそれぞれ
3つの入出力端子を有し、その他の回路はそれぞれ2つ
の入出力端子を有するが、回路構成は同じである。
回路181a〜181g’の合計34個の出力端子はタ
イミング回路183を構成する34個のアンド回路のそ
れぞれの一方の入力端子に順次接続されている。
クロック発生回路182は、クロック発生器182aに
より発生されたクロック信号を分周器182bで分周す
るとともにアンド回路182cの一方の入力端子に与え
る。
分周器182bの出力はもうlっのアンド回路182d
の一方の入力端子に与えられる。
両アンド回路182cと182dの出力はオア回路18
2eを介してシフトレジスタ182fに与えるられる。
このシフトレジスタ182fは34個のクロック信号を
順次出力する。
シフトレジスタ182fの各クロック出力端子0〜33
はタイミング回路183を構成する凋個のアンド回路の
それぞれの他方の入力端子に順次接続されている。
また、シフトレジスタ182fの第33クロツク出力端
子はリセット回路48からのリセット信号R3が供給さ
れている。
オア回路182gを介してリセット端子Rに接続されて
いる。
タイミング回路183の出力は楽音発生回路20に与え
られるとともにオア回路183aを介してクロック発生
回路182のアンド回路182dの他方の入力端子とイ
ンバータ132hを介してアンド回路182Cの他方の
入力端子に接続されている。
楽音発生回路20のDISENABLE端子には第1図
に示した表示パネル1に設けられた表示制御部3のスト
ップボタン35によりオンされる楽音停止スイッチ20
aが接続されており、このスイッチ20aがオンされる
と楽音発生回路20の動作が停止する。
第6図は上記多色発光ダイオードに代えて用いることが
できる多色表示器の例を示しており、リング18の外周
には黒(B)、緑(G)、黄(Y)、赤(R)の4色の
領域が四等分して設けられており、そのうち一領域のみ
が露出するような音符開口1aを有する表示パネル1で
おおわれており、内部に設けられた永久磁石18aとと
もに回転できる。
18bは表示パネル1の音符開口1aに黒(B)領域が
露出するようにリング18を一定位置に常にもどすばね
である。
一方、リング18の外側には90°間隔で電磁石Lr−
L2− L3が近接して配置されており、これらの電磁
石りには、赤色表示信号SRが、電磁石L2には2つの
インバータ191,192のアンド回路193とを介し
て黄色表示信号SYが、電磁石L3には緑色表示信号S
cが外部(第4図に示した音階表示制御回路14)から
与えられる。
すなわち、表示回路17aについて説明すれば、信号S
Rはオア回路141aを介して与えられ、信号Scはオ
ア回路141bを介して与えられ、信号SYはデコーダ
11の音符A端子から与えられる。
次に本考案による音階表示動作をいくつかの調を例にと
って第1図と第6図を参照して説明する。
(1)ハ長調: ハ長調の音階を表示パネル1に表示するには、この調は
五線譜上にシャープ記号もフラット記号もないので、第
1図に示した表示パネル1上の表示操作部3の記号数設
定用押ボタンスイッチ31cの数“0”に対応する押ボ
タンスイッチと、長調選択用押ボタンスイッチ31dと
、音階表示回路ボタンスイッチ32とを押して設定を行
なう。
記号数設定用押ボタンスイッチ31cを押すと、第2図
に示した記号数表示操作回路43の回路43aのRSフ
リップフロップ432のQ端子から1′が出力し、表示
ランプ431が点灯するとともに調判別回路6の回路6
1の一方のアンド回路611と612の一方の入力端子
に1゛が入力する。
また、長調選択用押ボタンスイッチ31dを押したこと
により長調表示操作回路44のRSフリップフロップ4
42のQ端子から“°1゛が出力し表示ランプ441が
点灯するとともに調判別回路6の回路61のアンド回路
611の他方の入力端子に“1゛が入力する。
その結果アンド回路611のアンド条件が成立して回路
61から°“itsが出力しエンコーダ7で符号化され
てメモリ8にアドレス信号として供給される。
一方、メモリ駆動回路8aにおいては、オア回路84を
介して記号数表示操作回路43の回路43aから出力す
る“°1゛とオア回路85を介して長調表示操作回路4
4から出力する“1′とオア回路86を介して音階表示
操作回路46から出力する“1゛とによりアンド回路8
7のアンド条件が成立するため、メモリ読出制御信号が
出力してメモリ8のREAD端子に加えられる。
音階表示操作回路46からの出力“1゛はエンコーダ7
により符号化されてやはりメモリ8にアドレス信号とし
て供給されている。
メモリ読出制御信号によりメモリ8から出力した調量デ
ータは、デコーダ9を介して調毛表示制御回路12に供
給され、調毛表示回路15で1ハ長調ヨの表示をする。
また、メモリ8からの音階データは、デコーダ11によ
り解読される(調記号データは含まれていないから、デ
コーダ10の出力はOである)。
そこで第4図においては、デコーダ11のハ長調に対応
した音符C−C’端子から“1゛が出力し、音階表示回
路17の表示回路14c〜14C′の各々の表示回路1
7aにおけるFET173に対応したFET(図示せず
)を導通させ、その結果多色発光ダイオードの赤色発光
ダイオード(表示回路17aにおける赤色発光ダイオー
ド171aに相当する)と緑色発光ダイオード(表示回
路17aにおける緑色発光ダイオード171bに相当す
る)とが発光する。
こうして第1図の表示パネル1の音階表示部22の音符
C〜C′が赤色と緑色との混合色である黄色として表示
される。
さらに第5図において、音階表示制御回路14すなわち
デコーダ11の音符C〜C′端子から出力する゛1パが
楽音制御回路18の音階判別回路181の回路181c
〜181C’に与えられるので、回路181cの2つの
出力端子からは0,1、回路181dの3つの出力端子
からは0. 1.0、回路181eの2つの出力端子か
らは1,0・・・・・・回路181C’の2つの出力端
子からは0,1がそれぞれ出力しタイミング回路183
のアンド回路の一方の入力端子に与えられる。
一方、タイミング回路183にはシフトレジスタ182
fのクロック出力端子0゜1.2、・・・・・・から順
次クロック信号が入力されるから、第6クロツク出力端
子からクロック信号が順次出力され始めるとタイミング
回路183のアンド回路のアンド条件が順次成立してい
き、音符C−C’の音階データが楽音発生信号として順
次出力される。
ハ長調の場合は音符C〜C′のすべてが白鍵前である。
その結果、楽音発生回路20からはこの楽音発生信号に
基づいて楽音信号が発生され、スピーカ21からハ長調
の音階音が発生される。
この場合、シフトレジスタ182fの第O〜5出力端子
からクロック信号が出力する間はタイミング回路183
の出力は零であるからアンド回路182cのアンド条件
は成立するがアンド回路182dのアンド条件は成立し
ない。
その結果、シフトレジスタ182fのクロック端子CK
にはクロック発生器182aから発生されるクロック信
号が直接供給されるので、シフトレジスタ182fは早
い周期でシフトしていく。
ところが、シフトレジスタ182fの第6出力端子から
クロック信号が出力するとタイミング回路183の音符
Cに対するアンド回路のアンド条件が成立するためタイ
ミング回路183から出力する楽音発生信号によりアン
ド回路182Cのアンド条件は不成立となり逆にアンド
回路182dのアンド条件は成立する。
その結果、シフトレジスタ182fのクロック端子CK
には分周器182bから出力するクロック信号が直接供
給されるので、シフトレジスタ182fは比較的遅い周
期でシフトしていく。
このようにすることにより、選択されたハ長調に対する
音階データが出力していない期間の経過時間を短くする
ことができ、音階音をほとんど連続した状態で発生させ
ることができる。
以上の動作は、以下述べる各脚に対しても同じである。
なお、シフトレジスタ182fは34個のクロック信号
が出力されるごとにオア回路182gを介してリセット
される。
なお、主音を表示したい場合には音階表示用押ボタンス
イッチ32を押す代りに主音表示用押ボタンスイッチ3
3を押せばよい。
このときハ長調の主音である音符Cのみが黄色表示され
るとともに主音である音符Cの音がスピーカ21から発
生する。
上記ハ長調の表示は第7図の1調名ヨハ長調の欄に示し
、主音は図中音符Cの上にバーを付して示しである。
図中白丸は鍵盤の白鍵に相当する。
(2)イ長調: イ長調の音階を表示パネル1上に表示するには、この調
は、五線譜上の所定の位置に3個のシャープ記号が配さ
れるから、表示パネル1上の表示制御部3のシャープ記
号設定用押ボタンスイッチ31aと、シャープ記号の数
44399を設定する記号数表示操作回路43の回路4
3dの押ボタンスイッチ31cと、長調選択用押ボタン
スイッチ31dとを押し、さらに音階表示用押ボタンス
イッチ32を押す。
その結果、第2図において、表示操作回路4のシャープ
記号表示操作回路41のスイッチ31aがオンされるの
で、そのRSフリップフロップ412のQ端子に“1゛
が出力され表示ランプ411が点灯するとともにオア回
路81を介してアンド回路83の一方の入力端子にこの
“°l゛が入力する。
このときもしフラット記号表示操作回路42のRSフリ
ップフロップ422がセット状態にあってもスイッチ3
1aのオン動作によりインバータ414、アンド回路4
24およびオア回路423を介してリセットされる。
一方、記号数設定用押ボタンスイッチ31cが押された
ことにより記号数表示操作回路43の回路43dのRS
フリップフロップ(図示せず)がセツトされるためその
Q端子から°゛1”が出力する。
このため、調記号判別回路5の回路53のA端子から“
1゛(すなわち、シャープ記号が選択された旨の記号)
が出力される。
その結果調判別回路6の回路64においては、長調選択
用押ボタンスイッチ31dが押されたことにより長調表
示操作回路44のRSフリップフロップ442のQ端子
から出力する“1゛とともに4個のアンド回路(図示し
てないが回路62のアンド回路621〜624に相当す
る)のうちの最も上に図示したアンド回路(回路62の
アンド回路621に相当する)のアンド条件が成立して
“’1”(すなわち、3個のシャープ記号を用いた長調
である旨の信号)が出力される。
エンコーダ7ではこの信号が符号化され、メモリ8にア
ドレス信号として供給される。
すなわち、メモリ8に供給されるデータは、シャープ記
号を3個用いた長調である旨のデータである。
一方、音階表示用押ボタンスイッチ432が押されてい
るから、音階表示操作回路46のRSフリップフロップ
(図示してないが、長調表示操作回路44のRSフリッ
プフロップ442に相当する)から“1゛が出力し、エ
ンコーダ7で符号化されてメモリ8にアドレス信号とし
て供給される。
この状態において、メモリ駆動回路8aにおいては、シ
ャープ記号表示操作回路41からの出力“1゛と記号数
表示操作回路43の回路43dからの出力64199と
でアンド回路83のアンド条件が成立するので、アンド
回路87は、アンド回路83の出力°“1′と、長調表
示操作回路44および音階表示操作回路46からの出力
“1゛とによりアンド条件が成立し、メモリ8の駆動信
号を出力する。
その結果メモリ8に記憶されたデータすなわち、調およ
び音階のデータが出力され、デコーダ10および11で
それぞれ解読される。
デコーダ9の出力は調温表示制御回路12を経て調毛表
示回路16に供給され、調温表示部2で1イ長調ヨと表
示される。
第3図に示したデコーダ10からは解読の結果#3端子
に“°1°゛が出力されるので、オア回路13at
13bt 13cとそれぞれに直列に接続されたイン
バータ13gt 13h、13iを介して調毛記号表
示回路16の表示回路16at 16b* 16c
を駆動する。
すなわち、五線譜上の所定位置に配置された3個のシャ
ープ記号が赤色に点灯される。
次に第4図に示したデコーダ11からはイ長調に対して
予め定められた音符A−A’に対して“1゛°が出力さ
れ対応した表示回路17a〜17a′に与えられる。
この場合表示回路の動作を表示回路17aについてみる
と、デコーダ11からの音符Aに対する出力“1”はF
ET 173のゲートと2つのアンド回路175と17
6の一方の入力端子に加えられる。
その結果FET173は導通するが、他の2つのFET
172と174はそれぞれゲートに接続されたアンド回
路175,176の他方の入力端子に“0゛が加えられ
ているので(何故なら、デコーダ10の#5端子および
b3.b4.b5端子のいずれにも“looが出力され
ていないから導通せず、従って多色発光ダイオード17
1の赤色発光ダイオード171aおよび黄色発光ダイオ
ード171bのいずれも導通して赤と緑の混合色すなわ
ち黄色を発光する。
そのため音符Aは表示パネル1上で黄色に表示される。
表示回路17b、17d、17e、17a’についても
全く同じで、音符B。
D、 E、 A’は表示パネル1上で黄色に表示される
ところが、表示回路17c、17f、17gについては
、デコーダ10の#3端子から“°1゛が出力されるた
めこれら各表示回路は表示回路17aのアンド回路17
5に相当するアンド回路(図示せず)のアンド条件が成
立し、表示回路17aのFET172に相当するFET
(図示せず)が導通する。
一方、FET173に相当するFETはそれぞれデコー
ダ11の音符C,F、Gの端子から出力する“1゛によ
り導通している。
ところが表示回路17aの抵抗R1,R2,R3の抵抗
値の選ぶ方により赤色発光ダイオード171aのみが強
く発光し、緑色発光ダイオード171bはほとんど発光
しないようにしであるので多色発光ダイオード171は
全体としては赤色を発光する。
こうして、表示パネル1上の音符C,F、 Gはシャー
プ記号と同様に赤色に表示され、半音高いことが一目で
分かる。
このように、イ長調の音階表示は、音符A。
B、 D、 E、 A’が黄色、音符C,F、 Gが赤
色で表示され、その様子は第6図に1調名イ長ヨの欄に
示した。
表中、白丸は鍵盤の白鍵に相当し表示パネル1上では黄
色表示、白丸の上半分を黒く塗ったものは半音高い黒鍵
に相当し、表示パネル1上では赤色表示、白丸の下半分
を黒く塗ったものは半音低い黒鍵に相当し、表示パネル
1上では緑色表示を示し、白丸上のバーは主音を示す。
また、第5図において、音階表示制御回路14から出力
する音符A−A’の音階データが楽音制御回路18の音
階判別回路181の回路181a〜181a’に与えら
れるので、回路181aの3つの出力端子からは0.
1.0回路181bの2つの出力端子からは1,0、回
路181cの2つの出力端子からは■、1、・・・・・
・回路181a’の3つの出力端子からは0,1.0が
それぞれ出力しタイミング回路183のアンド回路の一
方の入力端子に与えられる。
その結果タイミング回路183は、シフトレジスタ18
2fの第Oクロック出力端子からクロック信号が順次出
力し始めると音符A〜A′の音階データの楽音発生信号
として順次出力する。
イ長調の場合は、楽音発生信号は第6図かられかるよう
に音符A、 B、 D、 E、 A’が白鍵音、音符C
,F、 Gが黒鍵前である。
その結果楽音発生回路20からはこのイ長調の音階を表
わす楽音信号が発生され、スピーカ21から音階音が発
生される。
主音の表示および主音の音階音発生は(1)ハ長調のと
ころで説明したと同じである。
(3)嬰ト短調: 嬰ト短調の音階を表示パネル1上に表示するには、この
調は五線譜上の所定位置に5個のシャープ記号が配され
るものであるから、表示パネル1上の表示制御部3のシ
ャープ記号設定用押ボタンスイッチ31aと、シャープ
記号の数“5゛を設定する押ボタンスイッチ31cと、
短調選択用押ボタンスイッチ31eとを押し、さらに音
階表示用押ボタンスイッチ32を押す。
博その結果、第2図において上で説明したと同じように
、表示操作回路4のシャープ記号表示操作回路41と、
記号数表示操作回路43の回路43fと、短調表示操作
回路45と、音階表示操作回路46とからそれぞれ1゛
が出力され、メモリ8にはエンコーダ7により符号化さ
れた°“5個のシャープ記号を用いた短調である”旨の
データがアドレス信号として供給される。
一方、読出制御回路8aにおいては、前記(1)のイ長
調の場合と同様にアンド回路83および87のアンド条
件が成立するので読出制御信号を出力する。
その結果メモリ8に記憶されている調および音階のデー
タが出力され、デコーダ9.10および11でそれぞれ
解読される。
第3図においては、デコーダ10の#5端子から出力す
る“1゛により表示回路16a、16b、16ct
16dt 16eのすべてが駆動され5個のシャープ
記号Sが点灯する。
ここで注意するのは、表示回路13dは赤色発光ダイオ
ードD1〜D7と多色発光ダイオードD8〜D□2を構
成する赤色発光ダイオードとの両方が点灯することであ
る。
第4図においては、デコーダ11の嬰ト短調に対応した
音符G〜G′端子からは“°1゛が出力され、対応した
表示回路17g〜17g′に与えられる。
ところが、デコーダ10からは#5端子から“°1゛が
出力されるため、表示回路17gt 17a’+
17c’t 17d’t 17f’9 17メはす
でに述べた場合と同様に赤色発光ダイオードが強く発光
するので全体としては赤色を発光し、その他の表示回路
17b’、 17e’は赤色発光ダイオードと緑色発
光ダイオードとが同時発光して黄色となる。
そのため、音符G。A’、 D’、 F’、 G’は赤
色表示され、音符B′。
E′は黄色表示される。
この表示態様についても第7図を参照されたい。
この調では、音階表示制御回路14から出力する音符G
−G’の音階データが各音符に対応した音階判別回路1
81の回路181g〜181g′に与えられるので、シ
フトレジスタ182fからのクロック信号の発生ととも
にタイミング回路183からは楽音発生信号が順次出力
される。
その結果楽音発生回路20から楽音信号が出力し、スピ
ーカ21から嬰ト短調の音階音が発生する。
音階音の発生は、表示パネル1上の表示制御部3に設け
たリセットボタン34またはストップボタン35を押す
ことにより途中で停止させることができる。
リセットボタン34を押すと、クロック発生回路182
のオア回路182gを介してシフトレジスタ182fが
リセットされるので音階音の発生が停止するし、ストッ
プボタン35を押すとスイッチ20aがオンして楽音発
生回路20が不作動になるので音階音の発生が停止する
このように、嬰ト短調の場合は、五線譜上の所定位置に
5個のシャープ記号が赤色表示されるとともに、白鍵音
に相当する音符B′とE′は黄色に表示され、半音高い
黒鍵音に相当する音符G、 A’、 C’。
D’、 F’、 G’は赤色に表示されるので表示パネ
ル1を一目見れば黒鍵台表示が容易に認識できる。
また音階の表示と同時に音階音がスピーカから発生され
るので、音階の総合的な理解が確実にできる。
(4)便口長調: 便口長調の音階を表示パネル1上に表示するには、この
調は五線譜上の所定位置に2個のフラット記号が配され
るから、表示パネル1上の表示制御部3のフラット記号
設定用押ボタンスイッチ31bと、フラット記号の数“
2”を設定する押ボタンスイッチ31cと、長調選択用
押ボタンスイッチ31dとを押しさらに、音階表示用押
ボタンスイッチ32を押す。
その結果、第2図において上に説明したと同じように、
表示操作回路4のフラット記号表示操作回路42と、記
号数表示操作回路43の回路43bと、長調表示操作回
路44と、音階表示操作回路46とからそれぞれ1゛が
出力され、メモリ8にはエンコーダ7により符号化され
た“2個のフラット記号を用いた長調である旨のデータ
が供給される。
一方、駆動回路8aにおいては、前述した場合と同様に
アンド回路83および87のアンド条件が成立するので
読出制御信号が出力する。
その結果メモリ8に記憶されている調および音階のデー
タが出力され、デコーダ9および11でそれぞれ解読さ
れる。
メモリ8からの調毛データは、デコーダ9を介して調毛
表示制御回路12に供給され、調温表示回路15で1変
口長調ヨの表示をなすものである。
第3図においては、デコーダ9のb2端子から出力する
1゛により表示回路16fと16gとが駆動され2個の
フラット記号Fが緑色に点灯する。
第4図においては、デコーダ11からは便口長調に対応
した音符B〜B′端子から“1゛が出力され、対応した
表示回路17b〜17b′に与えられる。
ところが、デコーダ1oからは、b2端子から1゛が出
力されるため、表示回路17b、 17e、 17
b’においては表示回路17aにおけるアンド回路17
5に相当するアンド回路(図示せず)のアンド条件が成
立するので、これら各表示回路における表示回路17a
のFET 173と174に相当する2つのFETが導
通する。
しかし、各表示回路における抵抗R□、R2,R3相当
の抵抗(図示せず)の抵抗値の選び方により表示回路1
7aにおける緑色発光ダイオード171bに相当する緑
色発光ダイオードが強く発光し多色発光ダイオードは全
体として緑色となる。
こうして表示パネル1上の音符B、 E、 B’は緑色
に表示され、半音低いことが一目でわかる。
その他の音符C,D、F。G、 A’はすでに説明した
ように黄色に表示される。
この表示態様についても第7図を参照されたい。
このとき、音階表示制御回路14から出力する音符B〜
B′の音階データが各音符に対応した音階判別回路18
1の回路181b〜181b′に与えられるので、シフ
トレジスタ182fからのクロック信号の発生とともに
タイミング回路183からは楽音発生信号が順次出力さ
れる。
その結果楽音発生回路20から楽音信号が出力し、スピ
ーカ21から便口長調の音階音が発生する。
このように、便口長調の場合は、五線譜上の所定位置に
2個のフラット記号が表示されるとともに、白鍵音に相
当する音符C,D、F。
G、 A’は黄色に表示され、半音低い黒鍵音に相当す
る音符B、 E、 B’は緑色に表示されるので、表示
パネル1を一目見れば黒鍵台表示が容易に認識できる。
また同時に便口長調の音階音が発生される。
(5) へ短調: へ短調の音階を表示パネル1上に表示するには、この調
は五線譜上の所定位置に4個のフラット記号が配される
から、表示パネル1上の表示制御部3のフラット記号設
定用押ボタンスイッチ31bと、フラット記号の数“4
99を設定する押ボタンスイッチ31cと、短調選択用
押ボタンスイッチ31eとを押し、さらに音階表示装置
ボタンスイッチ32を押す。
その結果、上で(1)ハ長調、(2)イ長調、(3)嬰
ト短調について説明したと同様に、第3図のデコーダ1
0のし4端子から“1゛が出力し、その結果表示回路1
6d、16f、16g、16hが駆動され発光ダイオー
ドが発光して4個のフラット記号Fが所定位置に表示さ
れる。
ここで注意することは、表示回路16dにおいては発光
ダイオードD8〜D1゜を構成する緑色発光ダイオード
のみが発光してフラット記号が表示されるのである。
第4図において、デコーダ11の音符F〜F′端子から
出力する“°1“とデコーダ10のb4端子から出力す
る“1゛とから表示回路17f〜17f′が駆動されて
音符F、 G、 C’。
F′は黄色に表示され、音符A’、 B’、 D’、
E’は緑色に表示される。
この場合も、黄色表示された音符は白鍵音に相当し、緑
色表示された音符は半音低い黒鍵音に相当するので、黒
鍵音の表示が一目で容易にわかる。
このとき、音階表示制御回路14から出力する音階F〜
F′の音階データが音階判別回路181の回路181f
〜181f’に与えられるので、シフトレジスタ182
fからのりaツク信号の発生とともにタイミング回路1
83からは楽音発生信号が順次出力される。
その結果楽音発生回路20から楽音信号が出力し、スピ
ーカ21からへ短調の音階音が発生する。
主音を表示する場合は主音表示用押ボタンスイッチ33
を押せば主音である音符下が黄色表示される。
表示態様は第7図の1調名へ短ヨに示されている。
第6図に示した音階表示用多色表示器の使用態様につい
て説明する。
たとえばシャープ記号を選択した結果として第4図のデ
コーダ10の#5端子から“1゛から出力するとともに
デコーダ11の音符A端子から“1゛が出力したとする
と、信号SRとSYとが出力するが、信号Scは出力し
ないのでアンド回路193のアンド条件は成立せず、電
磁石L1のみが励磁される。
その結果、電磁石L0とリング内の永久磁石18aとの
磁気作用によりリング18は実線矢印方向に90度回転
され、開口1aからは赤(R)領域が表われて安定する
逆にフラット記号を選択した結果としてたとえばデコー
ダ10のb3端子から1”が出力するとともにデコーダ
11の音符A端子から“°l゛が出力したとすると、信
号SYとSaとが出力するが、信号SRは出力しないの
で上述した場合と同様にアンド回路193のアンド条件
は成立しないので電磁石L3のみが励磁される。
その結果電磁石L3とリング18内の永久磁石18aと
の磁気作用によりリング18は破線矢印方向に90度回
転され、表示パネル1の音符開口1aからは緑(G)領
域が表われて安定する。
またハ長調やイ短調のようにシャープ記号もフラット記
号も用いられない場合は信号S、のみが出力される。
このときアンド回路193のアンド条件が成立するので
、デコーダ11のたとえば音符A端子からの出力゛1“
が電磁石L2に与えられ励磁されて表示パネル1の音符
開口1aからは黄(Y)領域が露出されて安定する。
信号SR,S、7. S、のいずれも出力しないときは
、リング18はばね18bにより偏倚されてその黒(B
)領域が表示パネル1の音符開口1aから露出されてお
り、表示パネル1上には音符として表示されない。
以上説明したように、本考案においては、五線譜上に調
記号を表示するとともにその調記号に対する音階を白鍵
音と黒鍵音とで異なる表示態様で表示し且つ表示された
音階に対する楽音を発生させるようにしたので、黒鍵音
に対する適確な表示ができ音階表示と楽音とにより音階
を総合的且つ容易に理解することが可能になる。
また、音階の代りに主音を表示させその楽音を発生させ
ることもできるので、調と主音との関係を容易に理解す
ることもできる。
また、本考案による音階表示装置を先生用または生徒用
電子楽器の操作パネルに組み込むようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による音階表示装置の表示パネル正面図
、第2図は本考案による音階表示装置の制御回路、第3
図は第2図に示した制御回路の調記号表示制御回路と調
記号表示回路の詳細な回路図、第4図は第2図に示した
制御回路の音階表示制御回路と音階表示回路の詳細な回
路図、第5図は第2図に示した制御回路の楽音制御回路
の詳細な回路図、第6図は本考案の音階表示装置で用い
る音階表示器の一実施例、第7図は本考案による音階表
示態様を各脚ごとに示した図である。 1・・・・・・表示パネル、21・・・・・・五線譜表
示部、22・・・・・・音階表示部、23・・・・・・
調記号表示部、3・・・・・・表示操作部、31・・・
・・・調記号設定部、32・・・・・・音階表示回路ボ
タンスイッチ、33・・・・・・主音設定用押ボタンス
イッチ、34・・・・・四セット用押ボタンスイッチ、
35・・・・・・ストップボタン、4・・曲表示操作回
路、5・・・・・・調記号判別回路、6・・・・・・調
判別回路、7・・・・・・エンコーダ、8・・・・・・
メモリ、9゜10.11・・・・・・デコーダ、13・
・曲調記号表示制御回路、14・・・・・・音階表示制
御回路、18・・・・・・楽音制御回路、16・・・・
・・調記号表示素子、17・・・・・・音階表示回路、
20・・・・・・楽音発生回路、21・・曲スピーカ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示パネルに示された五線譜上の所定位置に調記号を表
    示する調記号表示部と、前記五線譜上の異なる所定位置
    に配置され各々が少なくとも2つの異なる表示態様を有
    する複数の音符表示器からなる音階表示部と、前記五線
    譜上に表示すべき調を設定する表示操作部と、前記表示
    操作部によって設定された調に対応する調記号および音
    階の音符を前記調記号表示部および音階表示部にて表示
    するとともに白鍵前音符と黒鍵音音符とを異なる表示態
    様で表示するように制御する表示制御部と、前記五線譜
    上に表示された音階の音符に対応する楽音を発生する楽
    音発生部とを有することを特徴とする音階表示装置。
JP1981029701U 1981-03-05 1981-03-05 音階表示装置 Expired JPS6037578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981029701U JPS6037578Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05 音階表示装置

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