JPS6037577Y2 - 音階表示装置 - Google Patents

音階表示装置

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JPS6037577Y2
JPS6037577Y2 JP1981029700U JP2970081U JPS6037577Y2 JP S6037577 Y2 JPS6037577 Y2 JP S6037577Y2 JP 1981029700 U JP1981029700 U JP 1981029700U JP 2970081 U JP2970081 U JP 2970081U JP S6037577 Y2 JPS6037577 Y2 JP S6037577Y2
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circuits
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順一 三島
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ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は音楽教習装置、特に選択した長調または短調の
調記号と音階とが五線譜上で一目で容易にわかるように
した音階表示装置に関する。
音階教育においては音階の習得が基本的なものであるこ
とから、音楽の授業や音楽教室などでは多数の生徒に所
定の調の音階を能率的且つ確実に習得させるために従来
の黒板や張り紙を利用する方法に代えて模擬鍵盤と五線
譜とを設けた表示パネル上に教師の押鍵操作に同期して
押鍵された鍵に対応する鍵とこの鍵と同じ高さの音とを
ランプなどにより表示するようにした音階表示装置が提
案されている。
たとえばある型式の音階表示装置では、教師が白鍵を押
すと模擬鍵盤上の対応する白鍵のランプが点灯するとと
もに五線譜上の対応する高さの音符のランプが点灯し、
黒鍵を押す場合は同時にシャープまたはフラットのスイ
ッチを押すことにより模擬鍵盤上の対応する黒鍵のラン
プが点灯するとともに押した黒鍵の音よりも半音高いま
たは半音低い音に対応する五線譜上の音符のランプが点
灯するように構成されている。
この装置では、白鍵音(幹音)表示の場合は問題はない
が、黒鍵音(派生音)表示の場合は五線譜上に点灯する
ランプを見ただけではわかりにくいという問題がある。
何故なら、黒鍵を押した場合も白鍵を押した場合と同様
に五線譜上では同じ高さの音符のランプが点灯するだけ
であるから、それが白鍵を押した結果なのか黒鍵を押し
た結果なのかがわからないからである。
この問題をなくすには、五線譜上の各音符ごとにシャー
プ記号#とフラット記号しとを近接して設は押鍵操作ご
とにそのいずれか一方を点灯表示する方法が考えられる
が、その分だけ表示スペースが増すとともに回路構成が
複雑になる。
本考案は、上記の点にかんがみ、スペースを増さずに黒
鍵音(派生音)表示を五線譜上で適確に行なうために、
五線譜上に表示される音符の表示態様を黒鍵を押したと
きと白鍵を押したときとでで変えるようにしたものであ
る。
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案による音階表示装置の表示パネルの一例
を示す。
表示パネル1には、五線譜表示部21 (左側にト音記
号を有する)が描かれ、この五線譜表示部21の中央部
には音階表示部22が設けられ、ト音記号の近くには調
記号表示部23が設けられ、また表示パネル1の左下に
は調毛表示部2が、右下には調記号および音階の表示操
作部3がそれぞれ設けられている。
音階表示部22は、図示した例では2オクターブにわた
る14個の音符A−GおよびA′〜G′の五線譜上にお
ける各位置に発光ダイオードなどの音符表示手段を一連
に配列したものである。
調記号表示部23は、音楽規約に従ってシャープ記号表
示器とフラット記号表示器とを五線譜の所定位置にそれ
ぞれ配置したもので、図示した例ではシャープ記号、フ
ラット記号とも5個ずつ設けである。
なお、左から4番目のシャープ記号とフラット記号とは
同位置にある。
表示操作部3は表示パネル1に表示すべき調記号を設定
するための多数の押ボタンから戊る調記号設定部31と
、音階を表示させるための音階表示回路ボタンスイッチ
32および主音を表示させるための主音設定用押ボタン
スイッチ33と、その設定を解除するリセット用押ボタ
ンスイッチ34とから構成されている。
表示操作部3の調記号設定部31は、シャープ記号を選
択するための押ボタンスイッチ31aと、フラット記号
を設定するための押ボタンスイッチ31bと、設定する
シャープ記号またはフラット記号の数を指定する5個の
押ボタンスイッチ31cと、長調または短調を選択する
押ボタンスイッチ31dおよび31eとから戒り、これ
らの押ボタンスイッチ31a〜31eおよび32,33
を押したときはボタン内部に設けたランプが点灯する。
音階設定は後述するように主音設定より優先するように
回路が構成されている。
第2図は本考案による音階表示装置の制御回路の一例を
詳細に示す。
制御回路は、第1図に示した表示操作部3と直接関連す
る表示操作回路4と、表示操作部3により設定されたシ
ャープ記号またはフラット記号の種別とその数とを判別
する調記号判別回路5と、この調記号判別回路5の出力
と表示操作部3により選択された長調または短調の種別
とから選択された調を判別する調判別回路6と、選択さ
れた調と表示操作部3により設定された音階および主音
とを符号化するエンコーダ7と、選択された調、音階お
よび主音のデータを記憶するメモリ(ROM) 8と、
メモリ8に記憶されたデータから調毛を解読するデコー
ダ9、調記号を解読するデコーダ10および音階を解読
するデコーダ11と、デコーダ9からの出力に基づいて
調毛表示信号を出力する調毛表示制御回路12と、デコ
ーダ10からの出力に基づいて調記号表示信号を出力す
る調記号表示制御回路13と、デコーダ10およびデコ
ーダ11からの出力に基づいて音階表示信号を出力する
音階表示制御回路14とにより構成されている。
15,16および17は発光ダイオードなどにより構成
された調毛表示回路、調記号表示回路および音階表示回
路である。
これらの表示回路のうち、16と17は後に具体的に説
明するように、少なくとも2つの異なる表示態様をとる
ことができる多色表示素子から戊っている。
表示操作回路4は第1図に示した表示操作部3のシャー
プ記号設定用押ボタンスイッチ31aを含むシャープ記
号表示操作回路41と、フラット記号設定用押ボタンス
イッチ31bを含むフラット記号表示操作回路42と、
シャープ記号またはフラット記号の数を設定するる5個
の押ボタンスイッチ31cを含む記号数表示操作回路4
3と、長調、短調、音階、主音を選択する押ボタンスイ
ッチ31d、31e、32.33を含む表示操作回路4
4,45,46.47と、リセット用押ボタンスイッチ
34を含むリセット回路48とにより構成されている。
表示操作回路4を構成するこれらの回路のうち、回路4
1と42.44と45および46と47は類似の構成で
ある。
そこで表示操作回路41と42について説明すると、両
回路は表示ランプ411.421と、RSフリップフロ
ップ412,422と、オア回路413,423とを有
するが、そのほかに表示操作回路41はシャープ記号と
フラット記号とが同時に選択されたときシャープ記号の
方を優先させるインバータ414を有し、表示操作回路
42はアンド回路424を有する。
インンバータ414の入力端子は押ボタンスイッチ31
aの一方の接点に接続されており、出力端子はアンド回
路424の一方の入力端子に接続されている。
アンド回路424の他方の入力端子は押ボタンスイッチ
31bの一方の接点に接続されている。
また、押ボタンスイッチ31aの前記一方の接点はRS
フリップフロップ412のセット端子Sに接続されると
ともに回路42のオア回路423の一方の入力端子に接
続され、回路42のアンド回路424の出力はRSフリ
ップフロップ422のセット端子Sに接続されるととも
に回路41のオア回路413の一方の入力端子に接続さ
れている。
両回路41.42のオア回路413,423の他方の入
力端子には、リセット回路48の出力R3信号と、後述
する記号数表示操作回路43の回路43aの出力信号と
が与えられ、両オア回路413.423の出力はそれぞ
れRSフリップフロップ412,422のリセット端子
Rに接続されている。
なお、表示操作回路44と45および46と47は、記
号数表示操作回路43の回路43aの出力信号がオア回
路413,423に供給されていないことを除いては、
表示操作回路41と42の構成と同一である。
回路44と45では表示ランプを441,451、RS
フリップフロップ442,452、オア回路443,4
53、インバータを444.アンド回路を454として
表わしである。
また、回路46と47の構成は図示しないが回路44と
45の構成と同一である。
記号数表示操作回路43は設定すべきシャープ記号また
はフラット記号の数0〜5の各々に対応した6個の同じ
構成の回路43a〜43fから戊り、数字0を設定する
回路43aについて説明すると、この回路は、押ボタン
スイッチ31cと、表示ランプ431と、セット優先の
RSフリップフロップ432とから戊り、RSフリップ
フロップ432のセット端子Sは押ボタンスイッチ31
Cの一方の接点に接続され、リセット端子Rは、この表
示操作回路43に関連して設けられたオア回路433の
出力端子に接続されている。
オア回路433の一方の入力端子にはリセット回路48
からのR3信号が与えられ、もう一方の入力端子には記
号数表示操作回路43を構成する6個の回路43a〜4
3fの各押ボタンスイッチ31cの一方の接点にそれぞ
れ接続されたオア回路434を介して微分回路435か
ら出力する信号が与えられる。
リセット回路48はリセット用押ボタンスイッチ34と
直列に接続した微分回路321とから構成されている。
次に調記号判別回路5は、前記記号数表示操作回路43
を構成する6個の回路43a〜43fのうちの回路43
aを除く5個の回路に対応して設けられた5個の同じ回
路構成の回路51〜55から戒り、その1つの回路51
だけについて回路構成を示した。
すなわち、この回路51は2個のアンド回路511と5
12とを有し、両アンド回路の一方の入力端子は前記記
号数表示操作回路43の回路5・1に対応する回路43
bの出力端子に接続されており、アンド回路511の他
方の入力端子はシャープ記号表示操作回路41のRSフ
リップフロップ412のQ端子に接続され、アンド回路
512の他方の入力端子はフラット記号表示操作回路4
2のRSフリップフロップ422のQ端子に接続されて
いる。
調判別回路6は、前記記号数表示操作回路43を構成す
る6個の回路43a〜43fに対応した6固の回路61
〜66から戒り、その回路構成は回路61を除きすべて
同じである。
回路61は2個のアンド回路611,612から戊り、
両アンド回路の一方の入力端子は回路43aのRSフリ
ップフロップ432のQ端子に接続されており、アンド
回路611の他方の入力端子は長調表示操作回路44の
RSフリップフロップ442のQ端子に接続され、アン
ド回路612の他方の入力端子は短調表示操作回路45
のRSフリップフロップ452のQ端子に接続されてい
る。
回路62は4個のアンド回路621,622,623,
624から戊り、アンド回路621と622の一方の入
力端子は前記調記号判別回路5の回路51のアンド回路
511の出力端子に接続され、アンド回路623,62
4の一方の入力端子は回路51のもう1つのアンド回路
512の出力端子に接続されている。
また、アンド回路621と623の他方の入力端子は長
調表示操作回路44のRSフリツブフロップ442のQ
端子に接続され、アンド回路622と624の他方の入
力端子は短調表示操作回路45のRSフリップフロップ
452のQ端子に接続されている。
回路61の2個のアンド回路611,612の出力端子
および回路62の4個のアンド回路621〜624の出
力端子ならびに回路63〜66の4個の出力端子はエン
コーダ7に接続されている。
エンコーダ7は調判別回路6からの出力を受けるととも
に音階表示操作回路46および主音表示操作回路47か
らの出力を受けるように接続されている。
エンコーダ7からは、調、音階および主音に関する符号
化されたデータがメモリ8にアドレス信号として供給さ
れる。
メモリ8は表示回路15〜17を制御するためのデータ
を記憶する。
このメモリ8からデータを読み出すための読出制御信号
は、シャープ記号表示操作回路41のSRフリップフロ
ップ412とフラット記号表示操作回路42のRSフリ
ップフロップ422とに入力端子が接続されたオア回路
81と、記号数表示操作回路43の各回路43b〜43
fのすべての出力端子に入力端子が接続されたオア回路
82と、2つの入力端子がオア回路81と82の出力端
子に接続されたアンド回路83と、このアンド回路83
の出力と記号数表示操作回路43の回路43aの出力と
のオアをとるオア回路84と、2つの入力端子が長調表
示操作回路44のRSフリップフロップ442と短調表
示操作回路45のRSフリップフロップ452とに接続
されたオア回路85と、2つの入力端子が音階表示操作
回路46の出力端子(図示してないRSフリップフロッ
プ)と主音表示操作回路47の出力端子(図示してない
RSフリップフロップ)とに接続されたオア回路86と
、オア回路84および2つのオア回路85,86に入力
端子が接続されたアンド回路87とにより構成されたメ
モリ読出制御回路8aにより発生する。
第3図は第2図に示した調記号表示制御回路13と調記
号表示回路16の詳細な回路構成を示す。
調記号表示制御回路13は、デコーダ10のシャープ記
号出力端子#1〜#5およびフラット記号出力端子し1
〜b5から出力する調記号信号に対応してオア回路とイ
ンバータとの組合せまたはインバータのみによって構成
されている。
すなわち、オア回路13aの入力端子はシャープ記号出
力端子#1〜#5のすべてに接続され、オア回路13b
の端子#2〜#5、オア回路13cは端子#3〜#5、
そしてオア回路13dと13eは端子#4および#5に
それぞれ接続され、さらにインバータ13fは端子#5
に接続されている。
そしてこれらオア回路13c〜13eはインバータ13
g〜13kに接続されている。
また、オア回路13/の入力端子はフラット記号出力端
子し1〜105のすべてに接続され、オア回路13mは
端子b2〜b5、オア回路13nは端子し3〜b5、そ
してオア回路13pは端子し4およびb5にそれぞれ接
続され、インバータ13qは端子b5に接続されている
そして、これらオア回路131〜13pはインバータ1
3r〜13uに接続されている。
調記号表示回路16は、第3図の最上部に示したような
シャープ記号Sについては12個のセグメントS1〜S
1゜、フラット記号Fについては5個のセグメントF1
〜F5をそれぞれ各記号のパターンに配置した発光ダイ
オードから戊り、最大5個のシャープ記号Sを表示する
ための5個の表示回路16a〜16eと、最大5個のフ
ラット記号Fを表示するための5個の表示回路16dお
よび16f〜16iとにより構成されている。
この場合、表示回路16dはシャープ記号Sの表示とフ
ラット記号Fの表示とを兼ねている。
これらの表示回路のうち表示回路16a〜16cと16
eとは12個の赤色発光ダイオードD□〜D□2のすべ
てを調記号表示制御回路13の1つのインバータの出力
端子と電源(VD)との間に並列に接続して威るが、回
路16dは、12個の発光ダイオードのうち赤色発光ダ
イオードD□〜D7と多色発光ダイオードD8〜D1□
とをそれぞれ調記号表示制御回路13の別々のインバー
タすなわち前者はインバータ13j1後者はインバータ
13におよび13uに接続して威る。
これは、音楽規約から第4番目のシャープ記号とフラッ
ト記号とは五線譜上同じ音階位置に表示されるため、シ
ャープ記号Sを表示制御してフラット記号として用いる
ことができるようにするためである。
すなわち発光ダイオードD1〜D7と多色発光ダイオー
ドD8〜D1□を構成する赤色発光ダイオードのすべて
を点灯すればシャープ記号Sが赤色で表示され、発光ダ
イオードD8〜D1゜を構成する緑色発光ダイオードの
みを点灯すればフラット記号Fとなる。
フラット記号表示のための回路16f〜16iはすべて
同じ回路構成であり、回路16fに示したように、フラ
ット記号Fのセグメントを構成する5個の緑色発光ダイ
オードD′1〜D′5はインバータ13rと電源(V)
との間にすべて並列に接続されている。
第4図は第2図に示した音階表示制御回路14と音階表
示回路17の詳細な回路構成を示す。
音階表示制御回路14は、第1図に示した音階表示部2
1の14個の音符A〜GおよびA′〜G′の各々に対し
て1個または2個のオア回路を設けて構成してあり、こ
れらのオア回路の入力端子はデコーダ10の出力端子に
図示したように接続されている。
一方、音階表示回路17は音符A−GおよびA′〜G′
の各々に対して同じ回路構成の14個の表示回路17a
〜17gおよび17a′〜17g′から戊る。
表示回路17aについて説明すると、表示素子としては
赤色を発色するダイオード171aおよび緑色を発色す
るダイオード171bとから成る多色発光ダイオード1
71を用い、両ダイオードのアノードは電源(VD)に
接続され、カソードはそれぞれ抵抗R1〜R4を介して
FET l 72.173.174に接続されている。
こ多色発光ダイオード171は、赤色、緑色、黄色(赤
色と緑色との混合色)の3色を発色する。
FET 172.173のゲートはそれぞれアンド回路
175.176の出力端子に接続され、アンド回路17
5の一方の入力端子は音階表示制御回路14のオア回路
141aの出力端子にまたアンド回路176の一方の入
力端子は音階表示制御回路14のオア回路141bの出
力端子に接続され、両アンド回路175,176の他方
の入力端子はFET173のゲートとともにデコーダ1
1の音符Aに対する出力端子に接続されている。
表示回路17d* 17gt 17a’t 17
d’t 17g’については、各表示回路と音階表示
制御回路14との接続状態は表示回路17aの場合と同
じであるが、表示回路17bt 17et 17b
’* 17e’および表示回路17c、 17f、
17C’l 7f’については表示回路17aの場
合と異なり、前者のグループについては表示回路14a
におけるアンド回路175に相当するアンド回路の一方
の入力端子が接地されており、従ってFET l 72
はオフを保ち、後者のグループについては表示回路17
aにおけるアンド回路176に相当するアンド回路の一
方の入力端子が接地されているので、FET 174は
オフに保つ。
第5図は上記多色発光ダイオードに代えて用いることが
できる多色表示器の例を示しており、リング18の外周
には黒(B)、緑(G)、黄(Y)、赤(R)の4色の
領域が四等分して設けられており、そのうち一領域のみ
が露出するような音符開口1aを有する表示パネル1で
おおわれており、内部に設けられた永久磁石18aとと
もに回転できる。
18bは表示パネル1の音符開口1aに黒(B)領域が
露出するようにリング18を一定位位置に常にもどすば
ねである。
一方、リング18の外側には90°間隔で電磁石Ll、
L2.I、3が近接して配置されており、これらの電磁
石りには、赤色表示信号SRが、電磁石りには2つのイ
ンバータ191.192のアンド回路193とを介して
黄色表示信号SYが、電磁石りには、緑色表示信号So
が外部(第4図に示した音階表示制御回路14)から与
えられる。
すなわち、表示回路17aについて説明すれば、信号S
Rはオア回路141aを介して与えられ、信号S。
はオア回路141bを介して与えられ、信号SYはデコ
ーダ11の音符A端子から与えられる。
次に本考案による音階表示動作をいくつかの調を例にと
って第1図と第6図を参照して説明する。
(1)ハ長調: ハ長調の音階を表示パネル1に表示するには、この調は
五線譜上にシャープ記号もフラット記号もないので、第
1図に示した表示パネル1上の表示操作部3の記号数設
定用押ボタンスイッチ31cの数“0”に対応する押ボ
タンスイッチと、長調選択用押ボタンスイッチ31dと
、音階表示回路ボタンスイッチ32とを押して設定を行
なう。
記号設定用押ボタンスイッチ31cを押すと、第2図に
示した記号数表示操作回路43の回路43aのRSフリ
ップフロップ432のQ端子から“1゛が出力し、表示
ランプ431が点灯するとともに調判別回路6の回路6
1の一方のアンド回路611と612の一方の入力端子
に“1゛が入力する。
また、長調選択用押ボタンスイッチ31dを押したこと
により長調表示操作回路44のRSフリップフロップ4
42のQ端子から“1゛が出力し表示ランプ441が点
灯するとともに調判別回路6の回路61のアンド回路6
11の他方の入力端子に“1゛が入力する。
その結果アンド回路611のアンド条件が成立して回路
61から“1°゛が出力しエンコーダ7で符号化されて
メモリ8にアドレス信号として供給される。
一方、メモリ駆動回路8aにおいては、オア回路84を
介して記号数表示操作回路43の回路43aから出力す
る“1”と、オア回路85を介して長調表示操作回路4
4から出力する1゛とオア回路86を介して音階表示操
作回路46から出力する“°1゛とによりアンド回路8
7のアンド条件が成立するため、メモリ読出制御信号が
出力してメモリ8のREAD端子に加えられる。
音階表示操作回路46からの出力゛l”はエンコーダ7
により符号化されてやはりメモリ8にアドレス信号とし
て供給されている。
メモリ読出制御信号によりメモリ8から出力した調毛デ
ータは、デコーダ9を介して調温表示制御回路12に供
給され、調温表示回路15で1ハ長調ヨの表示をする。
また、メモリ8からの音階データは、デコーダ11によ
り解読される(調記号データは含まれていないから、デ
コーダ10の出力は0である)。
そこで第4図においては、デコーダ11のハ長調に対応
した音符C〜C′端子から1゛が出力し、音階表示回路
17の表示回路14c〜14C′の各々の表示回路17
aにおけるFET173に対応したFET(図示せず)
を導通させ、その結果多色発光ダイオードの赤色発光ダ
イオード(表示回路17aにおける赤色発光ダイオード
171aに相当する)と緑色発光ダイオード(表示回路
17aにおける緑色発光ダイオード171bに相当する
)とが発光する。
こうして第1図の表示パネル1の音階表示部22の音符
C−C’が赤色と緑色との混合色である黄色として表示
される。
なお、主音を表示したい場合には音階表示用押ボタンス
イッチ32を押す代りに主音表示用押ボタンスイッチ3
3を押せばよい。
このときハ長調の主音である音符Cのみが黄色表示され
る。
上記ハ長調の表示は第6図の1調名ヨハ長の欄に示し、
主音は図中音符Cの上にバーを付して示しである。
図中白丸は鍵盤の白鍵に相当する。
(2)イ長調: イ長調の音階を表示パネル1上に表示するには、この調
は、五線譜上の所定の位置に3個のシャープ記号が配さ
れるから、表示パネル1上の表示制御部3のシャープ記
号設定用押ボタンスイッチ31aと、シャープ記号の数
“°3°゛を設定する記号数表示操作回路43の回路4
3dの押ボタンスイッチ31cと、長調選択用押ボタン
スイッチ31dとを押し、さらに音階表示用押ボタンス
イッチ32を押す。
その結果、第2図において、表示操作回路4のシャープ
記号表示操作回路41のスイッチ31aがオンされるの
で、そのRSフリップフロップ412のQ端子に“°1
゛が出力され表示ランプ411が点灯するとともにオア
回路81を介してアンド回路83の一方の入力端子にこ
の“1゛が入力する。
このときもしフラット記号表示操作回路42のRSフリ
ップフロップ422がセット状態にあってもスイッチ3
1aのオン動作によりインバータ414、アンド回路4
24およびオア回路423を介してリセットされる。
一方、記号数設定用押ボタンスイッチ31cが押された
ことにより記号数表示操作回路43の回路43dのRS
フリップフロップ(図示せず)がセットされるためその
Q端子から“1゛が出力する。
このため、調記号判別回路5の回路53のA端子から“
l゛(すなわち、シャープ記号が選択された旨の記号)
が出力される。
その結果調判別回路6の回路64においては、長調選択
用押ボタンスイッチ31dが押されたことにより長調表
示操作回路44のRSフリップフロップ442のQ端子
から出力する“1゛とともに4個のアンド回路(図示し
てないが回路62のアンド回路621〜624に相当す
る)のうち最も上に図示したアンド回路(回路62のア
ンド回路621に相当する)のアンド条件が成立して°
“1゛(すなわち、3個のシャープ記号を用いた長調で
ある旨の信号)が出力される。
工ンコーダ7ではこの信号が符号化され、メモリ8にア
ドレス信号として供給される。
すなわち、メモリ8に供給されるデータは、シャープ記
号を3個用いた長調である旨のデータである。
一方、音階表示用押ボタンスイッチ32が押されている
から、音階表示操作回路46のRSフリップフロップ(
図示してないが、長調表示操作回路44のRSフリップ
フロップ442に相当する)から“1゛が出力し、エン
コーダ7で符号化されてメモリ8にアドレス信号として
供給される。
この状態において、メモリ駆動回路8aにおいては、シ
ャープ記号表示操作回路41からの出力“1゛と記号数
表示操作回路43の回路43dからの出力“°1”とで
アンド回路83のアンド条件が成立するので、アンド回
路87は、アンド回路83の出力“1“と、長調表示操
作回路44および音階表示操作回路46からの出力“°
1゛とによりアンド条件が成立し、メモリ8の駆動信号
を出力する。
その結果メモリ8に記憶されたデータすなわち、調およ
び音階のデータが出力され、デコーダ9,10および1
1でそれぞれ解読される。
デコーダ9の出力は調毛表示制御回路12を経て調温表
示回路16に供給され、調温表示部2で1イ長調ヨと表
示される。
第3図に示したデコーダ10からは解読の結果#3端子
の“1゛が出力されるので、オア回路13a、13b、
13cとそれぞれに直列に接続されたインバータ13g
13h、13iを介して調記号表示回路16の表示回路
16a。
16b、16cを駆動する。
すなわち、五線譜上の所定位置に配置された3個のシャ
ープ記号が赤色に点灯される。
次に第4図に示したデコーダ11からはイ長調に対して
予め定められた音符A−A’に対して°1゛が出力され
対応した表示回路17a〜17a′に与えられる。
この場合表示回路の動作を表示回路17aについてみる
と、デコーダ11からの音符Aに対する出力゛1゛はF
ET173のゲートと2つのアンド回路175と176
の一方の入力端子に加えられる。
その結果FET173は導通するが、他の2つのFET
172と174はそれぞれのゲートに接続されたアンド
回路175,176の他方の入力端子に°°0“が加え
られているので(何故なら、デコーダ10の#5端子お
よびb3.b4.b5端子のいずれにも°“1゛9が出
力されていないから導通せず、従って多色発光ダイオー
ド171の赤色発光ダイオード171aおよび黄色発光
ダイオード171bのいずれも導通して赤と緑の混合色
すなわち黄色を発光する。
そのため音符Aは表示パネル1上で黄色に表示される。
表示回路17b、17d、17e、17a′についても
全く同じで、音符B。
D、 E、 A’は表示パネル1上で黄色に表示される
ところが、表示回路17c、17f、17gについては
、デコーダ10の#3端子から1゛が出力されるため、
これら各表示回路は表示回路17aのアンド回路175
に相当するアンド回路(図示せず)のアンド条件が成立
し、表示回路17aのFET172に相当するFET
(図示せず)が導通する。
一方、FET 173に相当するFETはそれぞれデコ
ーダ11の音符C,F、 Gの端子から出力する“l゛
により導通している。
ところが表示回路17aの抵抗R19R29R3の抵抗
値の選び方により赤色発光ダイオード171aが強く発
光し、緑色発光ダイオード171bはほとんど発光しな
いようにしであるので、多色発光ダイオード171は全
体として赤色を発光する。
こうして、表示パネル1上の音符C,F、 Gはシャー
プ記号と同様に赤色に表示され、半音高いことが一目で
分かる。
このように、イ長調の音階表示は、音符A。
B、 D、 E、 A’が黄色、音符C,F、Gが赤色
で表示され、その様子は第6図に1調名イ長ヨの欄に示
した。
表中、白丸は鍵盤の白鍵に相当し表示パネル1上では黄
色表、白丸の上半分を黒く塗ったものは半音高い黒鍵に
相当し、表示パネル1上では赤色表示、白丸の下半分を
黒く塗ったものは半音低い黒鍵に相当し、表示パネル1
上では緑色表示を示し、白丸上のバーは主音を示す。
なお、主音を表示したい場合には音階表示用押ボタンス
イッチ32を押す代りに主音表示用押ボタンスイッチ3
3を押せばよい。
このときイ長調の主音である音符Aのみが黄色表示され
る。
(3)嬰ト短調: 嬰ト短調の音階を表示パネル1上に表示するには、この
調は五線譜上の所定位置に5個のシャープ記号が配され
るものであるから、表示パネル1上の評示制御部3のシ
ャープ記号設定用押ボタンスイッチ31aと、シャープ
記号の数465 IIを設定する押ボタンスイッチ31
cと、短調選択用押ボタンスイッチ31eとを押し、さ
らに音階表示用押ボタンスイッチ32を押す。
その結果、第2図において上で説明したと同じように、
表示操作回路4のシャープ記号表示操作回路41と、記
号数表示操作回路43の回路43fと、短調表示操作回
路45と、音階表示操作回路46とからそれぞれ“P゛
が出力され、メモリ8にはエンコーダ7により符号化さ
れた“5のシャープ記号を用いた短調である旨のデータ
がアドレス信号として供給される。
一方、読出制御回路8aにおいては、前記(1)のイ長
調の場合と同様にアンド回路83および87のアンド条
件が成立するので読出制御信号を出力する。
その結果メモリ8に記憶されている調および音階のデー
タが出力され、デコーダ9.10および11でそれぞれ
解読される。
第3図においては、デコーダ10の#5端子から出力す
るl“により表示回路16a、16bt 16ct
16dt 16eのすべてが駆動され5個のシャー
プ記号Sが点灯する。
ここで、注意するのは、表示回路13dは赤色発光ダイ
オードD1〜D7と多色発光ダイオードD8〜D1゜を
構成する赤色発光ダイオードとの両方が点灯することで
ある。
第4図においては、デコーダ11の嬰ト短調に対応した
音符G〜G′端子からは°“1゛が出力され、対応した
表示回路17g〜17g′に与えられる。
ところが、デコーダ10からは#5端子から1゛が出力
されるため、表示回路17 gt 17a’l 7c
’、 17d’t 17f’t 17メはすでに
述べた場合と同様に赤色発光ダイオードが強く発光する
ので全体としては赤色を発光し、その他の表示回路17
b’、 17e’は赤色発光ダイオードと緑色発光ダ
イオードとが同時発光して黄色となる。
そのため、音符G。A’、 C’、 D’、 F’、
G’は赤色表示され、音符B’、 E’は黄色表示され
る。
この表示態様についても第6図を参照されたい。
このように嬰ト短調の場合は、五線譜上の所定位置に5
個のシャープ記号が赤色表示されるとともに、白鍵音に
相当する音符B′とE′は黄色に表示され、半音高い黒
鍵音に相当する音符G、 A’、 C’。
D’、 F’、 G’は赤色に表示されるので表示パネ
ル1を一目見れば黒鍵台表示が容易に認識できる。
(4)変口長調: 変口長調の音階を表示パネル1上に表示するには、この
調は五線譜上の所定位置に2個のフラット記号が配され
るから、表示パネル1上の表示制御部3のフラット記号
設定用押ボタンスイッチ31bと、フラット記号の数“
2”を設定する押ボタンスイッチ31cと、長調選択用
押ボタンスイッチ31dとを押し、さらに、音階表示用
押ボタンスイッチ32を押す。
その結果、第2図において上に説明したと同じように、
表示操作回路4のフラット記号表示操作回路42と、記
号数表示操作回路43の回路43bと、長調表示操作回
路44と、音階表示操作回路46とからそれぞれ“1゛
′が出力され、メモリ8にはエンコーダ7により符号化
された2個のフラット記号を用いた長調である旨のデー
タが供給される。
一方、駆動回路8aにおいては、前述した場合と同様に
アンド回路83および87のアンド条件が成立するので
読出制御信号を出力する。
その結果メモリ8に記憶されている調および音階のデー
タが出力され、デコーダ9,10および11でそれぞれ
解読される。
メモリ8からの調毛データは、デコーダ9を介して調毛
表示制御回路12に供給され、調温表示回路15で1変
口長調ヨの表示をなすものである。
第3図においては、デコーダ10のb2端子から出力す
る“19?により表示回路116fと16gとが駆動さ
れ2個のフラット記号Fが緑色に点灯する。
第4図においては、デコーダ11からは変口長調に対応
した音符B−B’端子から“1゛が出力され、対応した
表示回路17b〜17b′に与えられる。
ところが、デコーダ10からは、b2端子から“1“が
出力されるため、表示回路17b、17e、17b’に
おいては表示回路17aにおけるアンド回路175に相
当するアンド回路(図示せず)のアンド条件が成立する
ので、これら各表示回路における表示回路17aのFE
T 173と174に相当する2つのFETが導通する
しかし、各表示回路における抵抗R1,R2,R3相当
の抵抗(図示せず)の抵抗値の選び方により表示回路1
7aにおける緑色発光ダイオード171bに相当する緑
色発光ダイオードが強く発光し多色発光ダイオードは全
体として緑色となる。
こうして表示パネル1上の音符B、 E、 B’は緑色
に表示され、半音低いことが一目でわかる。
その他の音符C,D、F。G、 A’はすでに説明した
ように黄色に表示される。
この表示態様についても第6図を参照されたい。
このように、変口長調の場合は、五線譜上の所定位置に
2個のフラット記号が表示されるとともに、白鍵音に相
当する音符C,D、F。
G、 A’は黄色に表示され、半音低い黒鍵音に相当す
る音符B、 E、 B’は緑色に表示されるので、表示
パネル1を一目見れば黒鍵台表示が容易に認識できる。
(5)へ短調: へ短調の音階を表示パネル1上に表示するには、この調
は五線譜上の所定位置に4個のフラット記号が配される
から、表示パネル1上の表示制御部3のフラット記号設
定用押ボタンスイッチ31bと、フラット記号の数44
499を設定する押ボタンスイッチ31cと、短調選択
用押ボタンスイッチ31eとを押し、さらに音階表示用
押ボタンスイッチ32を押す。
その結果、上で(1)ハ長調、(2)イ長調、(3)嬰
ト短調について説明したと同様に、第3図のデコーダ1
0のb4端子から“1゛が出力し、その結果表示回路1
6d、16f、16g、16hが駆動され発光ダイオー
ドが発光して4個のフラット記号Fが所定位置に表示さ
れる。
ここで注意することは、表示回路16dにおいては多色
発光ダイオードD8〜D1□を構成する緑色発光ダイオ
ードのみが発光してフラット記号が表示されるのである
第4図において、デコーダ11の音符F〜F′端子から
出力する1゛とデコーダ10のb4端子から出力する1
゛とから表示回路17f〜17f′が駆動されて音符F
、 G、 C’。
F′は黄色に表示され、音符A’、 B’、 D’、
E’は緑色に表示される。
この場合も、黄色表示された音符は白鍵音に相当し、緑
色表示された音符は半音低い黒鍵音に相当するので、黒
鍵音の表示が一目で容易にわかる。
主音を表示する場合は主音表示用押ボタンスイッチ33
を押せば主音である音符下が黄色表示される。
表示態様は第6図の1調名へ短ヨに示されている。
第5図に示した音階表示用多色表示器の使用態様につい
て説明する。
たとえばシャープ記号を選択した結果として第4図のデ
コーダ10の#5端子から°゛l゛から出力するととも
にデコーダ11の音符A端子から°“1゛が出力したと
すると、信号SRとSYとが出力するが、信号Scは出
力しないのでアンド回路193のアンド条件は成立せず
、電磁石L1のみが励磁される。
その結果、電磁石L1とリング内の永久磁石18aとの
磁気作用によりリング18は実線矢印方向に90度回転
され、開口1aからは赤(R)領域が表われて安定する
逆にフラット記号を選択した結果としてたとえばデコー
ダ10のb3端子から“1゛が出力するとともにデコー
ダ11の音符A端子から“1゛が出力したとすると、信
号SYとS。
とが出力するが、信号SRは出力しないので、上述した
場合と同様にアンド回路193のアンド条件は成立しな
いので、電磁石L3のみが励磁される。
その結果電磁石L3とリング18内の永久磁石18aと
の磁気作用によりリング18は破線矢印方向に90度回
転され、表示パネル1の音符開口1aからは緑(G)領
域が表われて安定する。
またハ長調やイ短調のようにシャープ記号もフラット記
号も用いられない場合は信号Syのみが出力される。
このときアンド回路193のアンド条件が成立するので
、デコーダ11のたとえば音符A端子からの出力“1゛
が、電磁石りに与えられ励磁されて表示パネル1の音符
開口1aからは黄(Y)領域が露出されて安定する。
信号5R9SY、Scのいずれも出力しないときは、リ
ング15はばね16により偏倚されてその黒(B)領域
が表示パネル1の音符開口1aから露出されており、表
示パネル1上には音符として表示されない。
以上説明したように、本発明においては、表示パネル上
に描いた五線譜上に、調記号を表示する調記号表示器と
複数の音符で音階を表示する音階表示器とを設けるとと
もに表示すべき調記号および音階を設定する表示設定部
を設け、五線譜上に表示された調記号に対応する高さの
音符の表示態様を他の高さの音符の表示態様と異ならせ
るようにしたものであり、このようにすることにより、
白鍵音はもちろんのこと黒鍵音を一目で容易に認識する
ことができる。
また、本考案による音階表示装置を先生用または生徒用
電子楽器の操作パネルに組み込んでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による音階表示装置の表示パネル正面図
、第2図は本考案による音階表示装置の制御回路、第3
図は第2図に示した制御回路の調記号表示制御回路と調
記号表示回路の詳細な回路図、第4図は第2図に示した
制御回路の音階表示制御回路と音階表示回路の詳細な回
路図、第5図は本考案の音階表示装置で用いる音階表示
器の一実施例、第6図は本考案による音階表示装置によ
る音階表示態様を各調ごとに示した図である。 1・・・・・・表示パネル、21・・・・・・五線譜表
示部、22・・・・・・音階表示部、23・・・・・・
調記号表示部、3・・・・・・表示操作部、31・・・
・・・調記号設定部、32・・・・・・音階表示回路ボ
タンスイッチ、33・・・・・・主音設定用押ボタンス
イッチ、34・・・・・・リセット用押ボタンスイッチ
、4・・・・・・表示操作回路、5・・・・・・調記号
判別回路、6・・・・・・調判別回路、7・・・・・・
エンコーダ、8・・・・・・メモリ、9,10.11・
・・・・・デコーダ、13・・・・・・調記号表示制御
回路、14・・・・・・音階表示制御回路、16・・・
・・・調記号表示回路、18・・・・・・リング。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)表示パネルに示された五線譜上の所定位置に調記
    号を表示する調記号表示部と、前記五線譜上の異なる所
    定位置に配置され各々が少なくとも2つの異なる表示態
    様を有する複数の音符表示器からなる音階表示部と、前
    記五線譜上に表示すべき調を設定する表示操作部と、前
    記表示操作部によって設定された調に対応する調記号お
    よび音階の音符を前記調記号表示部および音階表示部に
    て表示するとともに白鍵音音符と黒鍵音音符とを異なる
    表示態様で表示するように制御する表示制御部とを有す
    ることを特徴とする音階表示装置。
  2. (2)前記音符表示器が多色発光ダイオードから成るこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    音階表示装置。
  3. (3)前記音符表示器が3つの異なる表示態様を有する
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項または
    第2項に記載の音階表示装置。
  4. (4)前記調記号と、この調記号に対応する音階位置の
    音符表示器とが同じ表示態様で表示されることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載の音階表示装置。
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