JPH0667651A - 音楽表現装置 - Google Patents

音楽表現装置

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JPH0667651A
JPH0667651A JP4222979A JP22297992A JPH0667651A JP H0667651 A JPH0667651 A JP H0667651A JP 4222979 A JP4222979 A JP 4222979A JP 22297992 A JP22297992 A JP 22297992A JP H0667651 A JPH0667651 A JP H0667651A
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JP
Japan
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soap
motor
musical sound
air blowing
metal net
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4222979A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Otsuka
利彦 大塚
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発生される楽音の特性に基づいて、音楽をい
ままでとは異なった方向から楽しむことができ、電子楽
器においては飽きずに長く練習できる音楽表現装置を実
現することを目的とする。 【構成】 電子鍵盤楽器などの所定の凹部に蓄えられた
石鹸水に一部が浸った筒状の金網が金網回転用モータ4
14により回転される。一方、金網に生じた石鹸水の湾
曲した膜を金網から吹き飛ばすための送風用モータ41
2が回転される。この場合、D/A変換器408から出
力される楽音の振幅に基づいて、モータ制御部411が
金網回転用モータ414と送風用モータ412の回転数
を制御する。その結果、楽音の振幅のエンベロープに応
じて、一定時間内に生成されるシャボン玉の数、シャボ
ン玉の大きさ及び吹き上げられる高さが変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発生される楽音の特性
に基づいて付加機能を発生する音楽表現装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】楽器演
奏は例えば幼児のときから学習(おけいこ)した方がよ
いといわれる。しかし、本人が楽器に興味を示さなけれ
ば、毎回の練習も長続きせずにすぐに飽きてしまい、親
が如何に説得しても学習の効果は上がらない。そのた
め、本人にとって、楽器を弾くことが楽しくなるような
工夫が必要である。
【0003】従来、練習者が電子鍵盤楽器でメロディー
を弾くと、弾かれた鍵に対応して、LEDを点灯した
り、「ド」、「レ」、「ミ」、「ハ」などの音声でその
音名を発音するものがあったが、これらは、弾くべき鍵
を演奏者に教えたり、弾いた鍵の音名を演奏者が覚える
には適しているが、幼児などにとって、かならずしも楽
しいものとなるとは限らない。
【0004】その他に、音楽を楽しめるような付加機能
を有する音楽表現装置は従来なかった。本発明の課題
は、音楽をいままでと違った方向から楽しむことがで
き、電子楽器においては飽きずに長く練習できる音楽表
現装置を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、まず、入力さ
れる演奏データに基づいて楽音を生成する楽音生成手段
を有する。
【0006】次に、シャボン玉溶液からシャボン玉溶液
膜を生成するシャボン玉溶液膜生成手段を有する。この
手段は、例えばモータにより回転される筒状の金網の一
部を、石鹸水のような粘性の強いシャボン玉溶液に浸し
て、シャボン玉溶液膜を金網状に生成する手段である。
【0007】次に、シャボン玉溶液膜生成手段により生
成されたシャボン玉溶液膜に電気的駆動手段、例えばモ
ータによって送風を行いシャボン玉を生成する送風手段
を有する。
【0008】更に、楽音生成手段から生成される楽音の
特性に基づいて、シャボン玉溶液膜生成手段が単位時間
内に生成するシャボン玉溶液膜の数を制御するシャボン
玉溶液膜制御手段を有する。この手段は、例えば前述し
た金網回転用のモータの回転数を制御する。
【0009】そして、楽音生成手段から生成される楽音
の特性に基づいて、送風手段における送風状態を制御す
るための電気信号を生成し、その電気信号によって送風
手段の電気的駆動手段を制御する送風制御手段を有す
る。この手段は、例えば前述した送風用モータの回転数
を制御することにより、送風の強さを制御する。
【0010】上述の本発明の構成において、本発明が例
えば電子楽器に適用される場合には、演奏操作によって
前述した演奏データを生成する演奏操作手段を更に有す
るように構成することができる。
【0011】また、本発明が例えば室内インテリアに適
用される場合には、演奏データを自動的に生成する自動
演奏手段を更に有するように構成することができる。も
ちろん、演奏操作手段と自動演奏手段を共に備えた電子
楽器なども本発明の適用範囲である。
【0012】
【作用】本発明によれば、楽音生成手段からの楽音の発
音に応じて、その発音される楽音の特性に基づいて、送
風手段とシャボン玉溶液膜生成手段により生成されるシ
ャボン玉の生成状態が変化する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を電子鍵
盤楽器に適用した1実施例につき説明する。 <構成>本実施例の外観図が図1に示されており、鍵盤
101の鍵数は44鍵(F2〜C6)である。
【0014】図1において、電子鍵盤楽器の一部に、図
2の断面図で示されるような凹部103に石鹸水202
等の粘性の強い液体が満たされる。筒状の金網104
(図1参照)が、一部を石鹸水202に浸しながら、ウ
ォームギア201を介して金網回転用モータ413によ
って、矢印Bの方向に回転される。そして、図3に示す
ような送風用モータ412によって回転されるファン3
02により、空気がダクト301から送風されると、金
網に付着した石鹸水の膜203が湾曲されつつ、筒状の
金網104から順次離される。このようにして、シャボ
ン玉102がつぎつぎに生成される。
【0015】この場合、金網回転用モータ413と送風
用モータ412の回転が速いほど、単位時間内に生成さ
れるシャボン玉102の数が多くなり、遅い程生成され
るシャボン玉102の大きさが増す。また、シャボン玉
102の吹き上げられる高さ、及び吹き飛ばされる距離
は、上記ダクト301から送風される空気の送風圧が強
くなるほど増加する。
【0016】それで、鍵盤101によって演奏される楽
音の特性、例えば音量の変化に基づいて、金網回転用モ
ータ413の回転数、及び送風用モータ412の送風圧
を制御すれば、音量の変化に応じてシャボン玉102の
単位時間内に生成される数やシャボン玉102の大きさ
または吹き上げられる高さなどを変化させることができ
る。
【0017】図6は本実施例の動作の1例を示す特性図
であり、演奏された楽音の音量に応じて、ダクト301
から送風量と筒状の金網104の回転スピードが、図6
(a)、(b) のように変化させられると、単位時間内に生
成されるシャボン玉102の数が図6(c) のように変化
する様子が示されている。
【0018】次に、図4は本実施例の全体構成を示すブ
ロック図である。図4において、まずCPU(中央演算
制御装置)404は、ROM(Read OnlyMemory)403
に書き込まれているプログラムに従って、他の各部分を
制御する。
【0019】スイッチ部401は、演奏に必要な各種の
スイッチ類から構成されている。次に、演奏者によって
演奏される鍵盤部402(図1の101と同じ)から出
力される演奏データ、又はROMパック406から読み
出され、デコード部405でデコードされた、例えば自
動伴奏用の演奏データが、CPU404に入力される。
そして、CPU404の制御により、音源部407で所
定のピッチと音色及び振幅エンベロープを有する楽音信
号が作成され、この楽音信号はD/A変換器408でア
ナログの楽音信号に変換された後に、アンプ409を介
してスピーカ410から放音される。
【0020】スピーカ410から楽音が放音されると同
時に、モータ制御部411は、D/A変換器408から
出力される楽音信号の振幅エンベロープ、即ち音量に応
じて、送風用モータ412と金網回転用モータ414の
回転数を制御する。
【0021】このようにして、送風部413(図3のダ
クト301と同じ)からの送風によって、前述のように
石鹸水202の付着した筒状の金網104からシャボン
玉102が吹き上げられる。この場合、ユーザは、以下
に述べるようにスイッチ部401上のつまみにより、単
位時間内に生成されるシャボン玉102の数とシャボン
玉102の大きさ及び、吹き上げられる高さを調整する
ことができる。
【0022】上記モータ制御部411の回路が図5に示
されている。図4のD/A変換器408から出力される
楽音信号は、図5の入力端子501から公知の全波整流
回路502に入力され、同回路502で全波整流された
後、これもやはり公知のLPF(ローパス・フィルタ)
503で平滑化される。その結果、楽音信号の振幅エン
ベロープに応じた直流電圧が得られる。この直流電圧
は、更に直流増幅回路504で増幅される。これによ
り、楽音信号の振幅エンベロープ、即ち音量に応じた直
流電圧が得られる。この直流電圧は、電力増幅器からな
るモータドライバ505及び506で電力増幅され、そ
れぞれの電力が金網回転用モータ414と送風用モータ
412へ送られる。
【0023】この場合、単位時間内に生成されるシャボ
ン玉の数やシャボン玉102の大きさまたは、シャボン
玉102の吹き上げられる高さを調整するために、送風
部413(ダクト301)の風圧や筒状の金網104の
回転を調節する必要がある。そのために、ユーザが図4
のスイッチ部401上の特定のつまみを調整すると、C
PU404はそのつまみの操作量に応じた制御電圧を、
直流増幅回路504に接続される電子可変抵抗器507
に送り、それによって直流増幅回路504におけるオフ
セット電圧が制御され、モータドライバ505、506
の入力電圧が調節される。 <動作>以上の構成により、鍵盤部402又はROMパ
ック407からの演奏データに基づき、音源部407か
らの楽音信号の振幅エンベロープ、即ち楽音の音量に応
じて送風用モータ412、及び金網回転用モータ414
の回転数が変化する。
【0024】その結果、前述したように、音量の増加に
従って単位時間内に生成されるシャボン玉102の数が
変化すると共に、シャボン玉102が、音量が大きいと
きには高く、また、音量が小さいときには低く吹き上げ
られる
【0025】上記実施例では、1組の直流増幅器回路5
04と電子可変抵抗器507によって、2つのモータラ
イバ505、506を制御したが、このモータドライバ
505、506を別々の直流増幅回路と電子可変抵抗器
で制御するようにしてもよい。
【0026】この場合、図3のスイッチ部401上の2
つの特定のつまみによって上記2つの電子可変抵抗器の
それぞれを制御すれば、シャボン玉の生成の状態、つま
り単位時間内に生成されるシャボン玉の数やシャボン玉
の大きさ又は吹き上げられる高さなどを制御することが
できる。
【0027】また、上述の実施例では、楽音の音量に応
じて送風用モータ412の回転数が変化するようにした
が、楽音の音量に応じて送風用モータ412の回転動作
時間を制御するようにしてもよい。また、筒状の金網以
外に例えば針金の輪等によりシャボン玉溶液膜を生成す
るようにしてもよい。
【0028】加えて、本発明が適用される電子楽器は、
電子鍵盤楽器に限られるものではなく、例えば管楽器等
であってもよい。このほか、本発明は必ずしも楽器と組
合せられる必要はなく、例えばシーケンサなどの自動演
奏装置から発生する演奏データによってシャボン玉の発
生状態が複雑に変化するような室内インテリアとして実
現することもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、楽音生成手段によって
生成された楽音の特性に基づいて、シャボン玉溶液から
生成されたシャボン玉溶液膜を用いて、送風手段がシャ
ボン玉を生成する状態、つまり単位時間内に生成される
シャボン玉の数やシャボン玉の大きさ又は吹き上げられ
る高さなどを制御することが可能となる。
【0030】これにより、例えば幼児用の電子楽器とし
ても、或いは室内インテリアなどとしても、従来の電子
楽器などとは大きく異なる音楽表現装置を実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による1実施例の外観図である。
【図2】図1の外観図のA−A′における断面図であ
る。
【図3】ファン及びダクトの外観図である。
【図4】本発明による1実施例の全体構成図である。
【図5】モータ制御部の回路図である。
【図6】演奏される楽音の音量と、ダクト301の送風
量、金網104の回転スピード、及び単位時間内に生成
されるシャボン玉102の数との関係を示す図である。
【符号の説明】 101 鍵盤部 102 シャボン玉 103 凹部 104 筒状の金網 201 ウォームギア 202 石鹸水 203 石鹸水の膜 301 ダクト 302 ファン 401 スイッチ部 402 鍵盤部 403 ROM 404 CPU 405 デコード部 406 ROMパック 407 音源部 408 D/A変換器 409 アンプ 410 スピーカ 411 モータ制御部 412 送風用モータ 413 送風部 414 金網回転用モータ 501 入力端子 502 全波整流回路 503 LPF 504 直流増幅回路 505、506 モータドライバ 507 電子可変抵抗器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される演奏データに基づいて楽音を
    生成する楽音生成手段と、 シャボン玉溶液からシャボン玉溶液膜を生成するシャボ
    ン玉溶液膜生成手段と、 該シャボン玉溶液膜生成手段により生成された前記シャ
    ボン玉溶液膜に電気的駆動手段によって送風を行いシャ
    ボン玉を生成する送風手段と、 前記楽音生成手段から生成される楽音の特性に基づい
    て、前記シャボン玉溶液膜生成手段が単位時間内に生成
    する前記シャボン玉溶液膜の数を制御するシャボン玉溶
    液膜制御手段と、 前記楽音生成手段から生成される楽音の特性に基づい
    て、前記送風手段における送風状態を制御するための電
    気信号を生成し、該電気信号によって前記送風手段の電
    気的駆動手段を制御する送風制御手段と、 を有することを特徴とする音楽表現装置。
  2. 【請求項2】 前記送風制御手段は、前記楽音生成手段
    から生成される楽音の特性に基づいて、前記送風手段に
    おける送風の強さを制御するための電気信号を生成す
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の音楽表現装置。
JP4222979A 1992-08-21 1992-08-21 音楽表現装置 Withdrawn JPH0667651A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006098517A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Yamaha Corp 動作表現装置
US20160278167A1 (en) * 2015-03-20 2016-09-22 Tokuden Co., Ltd. Induction heating system

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Effective date: 19991102