JPH10254436A - 電子式管楽器 - Google Patents

電子式管楽器

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JPH10254436A
JPH10254436A JP9055266A JP5526697A JPH10254436A JP H10254436 A JPH10254436 A JP H10254436A JP 9055266 A JP9055266 A JP 9055266A JP 5526697 A JP5526697 A JP 5526697A JP H10254436 A JPH10254436 A JP H10254436A
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electronic wind
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Abstract

(57)【要約】 【課題】初心者でも容易に音程を決定して演奏すること
ができる電子式管楽器を得ることを目的とする。 【解決手段】気流(息の流れ)を検出する検出手段6の
出力電圧をA/D変換手段34でディジタル値に変換
し、このディジタル値に応じて発振手段35から出力さ
れる発振周波数に応じた音程の音を発音手段37で発音
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は息の強さ、即ち気
体の流速に応じて音程を決定する電子式管楽器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な管楽器、例えばクラリネット等
の縦笛、フルート等の横笛においては、吹く息の強さに
よって音の強さが決定され、更に、手や指の操作によっ
て音階が決定される構成となっている。従って、管楽器
の種類によっては初心者では音を出すことすら困難で、
息の出し方から手や指の操作に関して上手に演奏するた
めには相当な練習を必要とする。但し、音階とは、音楽
で、楽音を高低の順に並べた「ド・レ・ミ・ファ・ソ・
ラ・シ・ド」の音列である。また音程とは、音楽で、2
つの音の高低の関係をいう。
【0003】このような管楽器の構成は従来の電子式管
楽器においてもほぼ同様であるが、電子式管楽器におい
ては、息の強さに応じた強さの音を電気的に発音するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子式管楽器は
以上のように構成されているので、一般の管楽器よりも
音が発音し易くなっているが、やはり音階を決定するた
めには手や指で操作しなければならないので上手に演奏
するためには相当な練習を必要としなければならず、初
心者では容易に音程を決定して演奏することが出来ない
などの課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、初心者でも容易に音程を決定して
演奏することができる電子式管楽器を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電子式管楽器は、気流(息の流れ)を検出する検出手
段の出力電圧をA/D変換手段でディジタル値に変換
し、このディジタル値に応じて発振手段から出力される
発振周波数に応じた音を、発音手段で発音するように構
成したものである。
【0007】請求項2記載の発明に係る電子式管楽器
は、検出手段の出力電圧を指数変換手段で指数に変換し
てA/D変換手段へ出力するように構成したものであ
る。
【0008】請求項3記載の発明に係る電子式管楽器
は、検出手段の出力電圧を電圧/周波数変換手段でパル
ス信号に変換し、このパルス信号に応じたアドレス信号
をアドレス生成手段から生成し、このアドレス信号によ
り記憶手段から音の波形データを読み出し、この波形デ
ータをD/A変換手段でアナログ信号に変換し、このア
ナログ信号の周波数に応じた音を発音するように構成し
たものである。
【0009】請求項4記載の発明に係る電子式管楽器
は、記憶手段に複数種類の音の波形データが記憶されて
いる場合に、指定手段で任意種類の波形データがアドレ
ス信号に応じて読み出されるように指定できる構成とし
たものである。
【0010】請求項5記載の発明に係る電子式管楽器
は、検出手段の出力電圧を指数変換手段で指数に変換し
て電圧/周波数変換手段へ出力するように構成したもの
である。
【0011】請求項6記載の発明に係る電子式管楽器
は、検出手段をその流速の検出方向を反転して管内に配
置したものである。
【0012】請求項7記載の発明に係る電子式管楽器
は、検出手段が気流に対して対称な検出構造を有する場
合に、その出力電圧を絶対値変換手段で絶対値に変換す
るように構成したものである。
【0013】請求項8記載の発明に係る電子式管楽器
は、複数の検出手段の出力電圧の各々を周波数変換手段
で周波数信号に変換し、この周波数信号の各々を合成手
段で合成するように構成したものである。
【0014】請求項9記載の発明に係る電子式管楽器
は、発振手段を周波数シンセサイザで構成したものであ
る。
【0015】請求項10記載の発明に係る電子式管楽器
は、検出手段を熱式フローセンサで構成したものであ
る。
【0016】請求項11記載の発明に係る電子式管楽器
は、熱式フローセンサが、半導体の基台上に絶縁膜層を
設け、絶縁膜層にヒータと、ヒータを挟む対称位置に配
置された第1及び第2温度センサとを設け、第1及び第
2温度センサの温度差をブリッジ回路で電圧に変換する
ように構成したものである。
【0017】請求項12記載の発明に係る電子式管楽器
は、基台と絶縁層とに囲まれる空洞を設け、この空洞部
分の絶縁層にヒータ及び第1及び第2温度センサを配置
したものである。
【0018】請求項13記載の発明に係る電子式管楽器
は、絶縁層におけるヒータの周囲に第3温度センサを設
け、第3温度センサの検出温度に応じてヒータを駆動す
る駆動手段を設けて構成したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1において、1は人2が息を吹き込む
ことによって意図する音階の音を発音しながら演奏を行
う電子式管楽器、3は人2が口を当接して息を吹き込む
筒状の管部、4は吹き込まれた息が流れる管路、6は管
路4を流れる息の流速を検出するマイクロフローセン
サ、7はマイクロフローセンサ6で検出される息の流速
に応じた周波数の信号を出力する回路基板である。
【0020】8は回路基板7から出力される信号に応じ
た音階の音を発音するスピーカ、9は回路基板7を動作
状態にする操作スイッチ、10は回路基板7に電圧を供
給する乾電池、11は回路基板7、スピーカ8及び乾電
池10を収納すると共に、操作スイッチ9がその外壁か
ら挿入状態で取り付けられ、管部3に一体に固定された
電子部品収納部である。
【0021】マイクロフローセンサ6は、応答の速い熱
式フローセンサを用いたものである。この熱式フローセ
ンサの単純なものとして、例えば図2に示すように管1
2の中にヒータRHを置き、矢印13で示す気流の流速
に応じてヒータRHの熱が奪われる現象を、周囲温度補
正用の温度センサRTでヒータRHの温度を検出するこ
とにより求める熱線風速計がある。
【0022】マイクロフローセンサ6として用いられる
熱式フローセンサは、マイクロマシーニング技術によっ
て作られたものであり図3及び図4に示すような構成と
なっている。但し、図3はマイクロフローセンサ6の構
成を示す斜視図、図4は図3のA−A′断面図である。
【0023】図3及び図4において、16は縦及び横が
1.7mm、高さが0.5mmの直方体形状で、その中
央部が異方性エッチングにより凹状に除去されたシリコ
ンチップによる基台、17は凹部がキャビティ18とな
るように基台16の上面に形成された絶縁膜層、Rhは
ヒータ、Ruは矢印19で示す息の流れ方向に沿ってヒ
ータRhの上流側に配置された上流側温度センサ、Rd
はヒータRhの下流側に配置された下流側温度センサ、
RrはヒータRhの周囲に配置された周囲温度センサで
ある。上流及び下流側温度センサRu,RdはヒータR
hに対して対称に配置されている。
【0024】ヒータRh及び各センサRu,Rd,Rr
は絶縁膜層17の内部に白金簿膜で形成されている。白
金薄膜は温度に応じて抵抗値が変化し、測温抵抗体とし
て機能する。また、ヒータRh、上流側温度センサRu
及び下流側温度センサRdは、キャビティ18の上方に
配置されており、この部分は、ヒータRh、上流側温度
センサRu及び下流側温度センサRdが基台16と熱的
に絶縁されたダイアフラム構造20となっている。
【0025】ここで、このような構成のマイクロフロー
センサ6による息の流速の計測原理を説明する。周囲温
度センサRrで検出される流体温度より一定温度だけ高
くなるようにヒータRhを駆動すると、流れの無いとき
は図5に等温線21で示すように、ヒータRhの両側の
温度分布は対称になるため上流側温度センサRuと下流
側温度センサRdの温度は等しくなる。
【0026】ところが、図6に示すように、矢印19で
示す流れがあると等温線22で示すように、ヒータRh
の両側の温度分布の対称性が崩れ、上流側温度センサR
uの温度が低下し、下流側温度センサRdの温度が高く
なる。
【0027】よって、この温度差(抵抗値の差)を図示
せぬブリッジ回路で検出することにより流れに応じた電
気出力が得られる。但し、ブリッジ回路は、マイクロフ
ローセンサ6に一体に組み込まれているものとする。こ
のようにマイクロフローセンサ6は、熱を利用した計測
原理を用いているため、電気出力が気体の密度に関係し
ており質量流量の計測ができる。
【0028】また、ヒータRhと上流及び下流側温度セ
ンサRu,Rdは、基台16と熱的に絶縁されたダイア
フラム20の部分にあるため高感度(1cm/s程度の
流速も計測可能)、高速応答(数ms程度)であり、消
費電力も小さい。更に、上流及び下流側が対称になって
いるため逆流の計測も可能である。
【0029】次に、回路基板7に設けられる回路構成を
図7に示すブロック図で示し、その説明を行う。
【0030】図7において、31はマイクロフローセン
サ6の周囲温度センサRrで検出される流体温度より一
定温度だけ高くなるようにヒータRhを駆動するヒータ
ドライブ回路、33はマイクロフローセンサ6から出力
される流速に応じた電気信号を増幅するアンプ、34は
アンプ33で増幅されたアナログの電気信号をディジタ
ル信号(データ)に変換するA/D(アナログ/ディジ
タル)変換器である。
【0031】35は極めて安定な水晶発振器を用い、周
波数合成によって精密な可変周波数を得るものであり、
A/D変換器34から出力されるデータに応じた可聴周
波数の信号を出力する周波数シンセサイザ、36は周波
数シンセサイザ35から出力される信号を増幅するアン
プ、37はアンプ36で増幅された信号の周波数に応じ
た音階の音を発音するスピーカである。
【0032】つまり、マイクロフローセンサ6の後段に
A/D変換器34を設け、その出力符号(データ)を周
波数シンセサイザ35の入力とすることにより、確定し
た音階出力が得られるように構成されている。この場
合、周波数シンセサイザ35から出力される音階信号の
周波数は、流速変化に応じて離散的に変化するようにな
っている。
【0033】次に動作について説明する。最初に、電子
式管楽器1は、ヒータドライブ回路31によって、マイ
クロフローセンサ6の周囲温度センサRrで検出される
流体温度より一定温度だけ高くなるようにヒータRhが
駆動されているとする。
【0034】このような電子式管楽器1で演奏を行う場
合、人2が操作スイッチ9を押して管部3の先端から息
の強弱を調整しながら息を吹き込むと、管路4に息が流
れる。この流れる息の流速がマイクロフローセンサ6で
検出される。
【0035】この検出された流速を示す電気信号は、ア
ンプ33で増幅された後、A/D変換器34へ出力さ
れ、ここで、データに変換される。この変換されたデー
タは周波数シンセサイザ35へ出力され、周波数シンセ
サイザ35で、データに応じた周波数の信号が得られ、
この信号がアンプ36へ出力される。信号はアンプ36
で増幅された後、スピーカ37へ出力される。これによ
って、スピーカ37から信号の周波数に応じた音階の音
が発音される。
【0036】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、吹く息の強さ、即ち息の流速に応じた音階の音を発
音することができるので、手や指の操作が不用となり、
初心者でも容易に音程を決定して演奏することができる
効果が得られる。
【0037】実施の形態2.図8は回路基板7に設けら
れるこの発明の実施の形態2の回路構成を示すブロック
図であり、図7の各部に対応する部分には同一符号が付
してある。また、図8に示す回路構成以外は実施の形態
1と同一構成となっている。
【0038】図8において、31はヒータRhを駆動す
るヒータドライブ回路、39はマイクロフローセンサ6
から出力される流速を示す電気信号を指数的に増幅する
指数アンプ、34は指数アンプ39で増幅されたアナロ
グの電気信号をデータに変換するA/D変換器、35は
A/D変換器34から出力されるデータに応じた可聴周
波数の信号を出力する周波数シンセサイザ、36は周波
数シンセサイザ35から出力される信号を増幅するアン
プ、37はアンプ36で増幅された信号の周波数に応じ
た音階の音を発音するスピーカである。
【0039】次に動作について説明する。実施の形態2
の動作が実施の形態1の動作と異なる点は、マイクロフ
ローセンサ6で検出された流速を示す電気信号を指数ア
ンプ39で増幅するようにしたので、僅かな流速の変動
で変化する低音域の音程となる電気信号もA/D変換器
34で適正にデータに変換することができる。
【0040】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1で説明した効果の他に、低音域の音程
も容易にコントロールして発音することができるので、
細微な表現の演奏を行うことができる効果が得られる。
【0041】実施の形態3.図9は回路基板7に設けら
れるこの発明の実施の形態3の回路構成を示すブロック
図であり、図7の各部に対応する部分には同一符号が付
してある。また、図9に示す回路構成以外は実施の形態
1と同一構成となっている。
【0042】図9において、31はヒータRhを駆動す
るヒータドライブ回路、33はマイクロフローセンサ6
から出力される流速に応じた電気信号を増幅するアン
プ、41はアンプ33で増幅された電気信号(電圧)を
可聴周波数の交流信号(パルス信号)に変換するV/F
(電圧/周波数)変換器である。
【0043】42はV/F変換器41から出力されるパ
ルス信号の入力に応じてカウント動作を行い、そのカウ
ント値に応じたアドレス信号を出力するアドレスカウン
タ、43は様々な音の波形データが記憶され、アドレス
信号が示すアドレスの記憶領域の波形データを出力する
ROM(読み出し専用メモリ)、44はROM43から
出力される波形データをアナログ信号に変換するD/A
変換器、36はD/A変換器44から出力されるアナロ
グ信号を増幅するアンプ、37はアンプ36で増幅され
たアナログ信号の波形に応じた音色で且つ周波数に応じ
た音階の音を発音するスピーカである。
【0044】次に動作について説明する。マイクロフロ
ーセンサ6で検出された息の流速を示す電気信号が、ア
ンプ33で増幅された後、V/F変換器41へ出力さ
れ、ここで、パルス信号に変換される。そのパルス信号
がアドレスカウンタ42に入力されることにより、カウ
ンタ42がカウント動作を行い、そのカウント値に応じ
たアドレス信号をROM43のアドレス端子へ出力す
る。
【0045】これによりROM43から波形データが読
み出されてD/A変換器44へ入力され、D/A変換器
44でアナログ信号変換された後、アンプ36で増幅さ
れ、スピーカ8へ出力される。これによって、スピーカ
8からアナログ信号の波形に応じた音色で且つ周波数に
応じた音階の音が発音される。
【0046】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ROM43に任意の音色の波形データを記憶するこ
とによって、吹く息の強さに応じて得られる波形データ
の示す音色で、且つ息の強さに応じた音階の音を発音す
ることができる効果が得られる。
【0047】また、ROM43に様々な音の波形データ
を記憶しておき、それらを選択できるようにすれば、一
台で様々な音色が出せる管楽器が構成できる。この場
合、ROM43に記憶する波形データは、三角波、正弦
波等の規則的なものはもちろんのこと、実際の楽器の音
色や声などの波形をデータ化したものである。
【0048】また、音色の選択は、例えば電子式管楽器
1の電子部品収納部11に複数のスイッチを設けると共
に、スイッチによって指示されたROMの読み出し範囲
を指定する指定手段を設け、指定手段で指定された範囲
の記憶領域のデータがアドレス信号に応じて読み出され
るようにする。或いは、音色毎にROMを設け、スイッ
チによって任意のROMのみを読み出し可能状態とし、
この読み出し可能状態となったROMのデータがアドレ
ス信号に応じて読み出されるようにする。
【0049】実施の形態4.図10は回路基板7に設け
られるこの発明の実施の形態4の回路構成を示すブロッ
ク図であり、図9の各部に対応する部分には同一符号が
付してある。また、図10に示す回路構成以外は実施の
形態3と同一構成となっている。
【0050】図10において、31はヒータRhを駆動
するヒータドライブ回路、46はマイクロフローセンサ
6から出力される流速を示す電気信号を指数的に増幅す
る指数アンプ、41は指数アンプ46で増幅された電気
信号を可聴周波数のパルス信号に変換するV/F変換器
である。
【0051】42はV/F変換器41から出力されるパ
ルス信号の入力に応じてカウント動作を行い、そのカウ
ント値に応じたアドレス信号を出力するアドレスカウン
タ、43は様々な音の波形データが記憶され、アドレス
信号が示すアドレスの記憶領域の波形データを出力する
ROM、44はROM43から出力される波形データを
アナログ信号に変換するD/A変換器、36はD/A変
換器44から出力されるアナログ信号を増幅するアン
プ、37はアンプ36で増幅されたアナログ信号の波形
に応じた音色で且つ周波数に応じた音階の音を発音する
スピーカである。
【0052】次に動作について説明する。実施の形態4
の動作が実施の形態3の動作と異なる点は、マイクロフ
ローセンサ6で検出された流速を示す電気信号を指数ア
ンプ46で増幅するようにしたので、僅かな流速の変動
で変化する低音域の音程となる電気信号もV/F変換器
41で適正にパルス信号に変換することができる。
【0053】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、実施の形態3で説明した効果の他に、低音域の音程
も容易にコントロールして発音することができるので、
細微な表現の演奏を行うことができる効果が得られる。
【0054】実施の形態5.実施の形態5は、実施の形
態1〜4の各々の構成において、マイクロフローセンサ
6が吹く息の流速を検出するのみのセンサ、即ち一方向
のみの流速を検出するセンサであるとした場合に、セン
サの管路4への取付方向を180度反転し、吹く息でな
く吸う息で発音できるように構成したものである。
【0055】次に動作について説明する。息を吸うこと
によって、管路4を実施の形態1〜4までとは逆方向に
流体が流れるが、センサがその逆方向の流速を検出する
ように取り付けられているので、実施の形態1〜4と同
様に流速が検出されることになる。検出後の回路動作は
実施の形態1〜4と同様である。
【0056】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、吸う息の流速に応じた音程の音を発音することがで
きるので、従来にない演奏ニュアンスを得ることができ
る効果が得られる。
【0057】実施の形態6.実施の形態6は、実施の形
態1〜4の各々の構成において、マイクロフローセンサ
6のように流体の流れに対して対称構造のセンサを用
い、図11に示すように、マイクロフローセンサ6で検
出された吹く息と吸う息の流速を示す電気信号を絶対値
に変換する絶対値回路49をマイクロフローセンサ6の
後段に接続して構成したものである。
【0058】次に動作について説明する。実施の形態1
〜4の構成において、吹く息、吸う息の何れの流速が検
出されても、その検出信号が絶対値回路49で絶対値に
変換されるので、吹く息と吸う息の流速に応じた音程の
音が発音される。
【0059】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、吹く息と吸う息の流速に応じた音程の音を発音する
ことができるので、演奏の息継ぎを楽にすることができ
る効果が得られる。
【0060】実施の形態7.実施の形態7は、実施の形
態1〜5の各々の構成において、図12に示すように、
マイクロフローセンサ6の代わりに、マイクロフローセ
ンサ6と同構成の複数のマイクロフローセンサ6a,6
b,…,6nを管路4に所定間隔を置いて配置し、各セ
ンサ6a,6b,…,6nの各々の後段に、センサの出
力電気信号を周波数に変換する周波数変換回路51a,
51b,…,51nを接続し、更に、周波数変換回路5
1a,51b,…,51nの後段に、各周波数変換回路
51a,51b,…,51nから出力される周波数信号
を加算して合成する加算回路52を接続して構成したも
のである。
【0061】次に動作について説明する。各マイクロフ
ローセンサ6a,6b,…,6nで検出された流速を示
す電気信号が、周波数変換回路51a,51b,…,5
1nで周波数信号に変換され、この各々の周波数信号が
加算回路52で加算されて合成される。この後は、実施
の形態1〜5で説明したと同様な処理が行われ、最後
に、スピーカ8から合成周波数信号に応じた音程の音が
発音される。
【0062】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、複数箇所で検出される流速に応じた周波数の信号が
合成されて発音されるので、演奏にエコー効果を持たす
ことができる効果が得られる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、電子式管楽器を、検出手段で気流(息の流れ)を
検出し、この検出による電圧をA/D変換手段でディジ
タル値に変換し、そのディジタル値により定まる発振手
段の出力発振周波数に応じた音を発音するように構成し
たので、吹く息の強さ、即ち息の流速に応じた音階の音
を発音することができ、これによって手や指の操作が不
用となり、初心者でも容易に音程を決定して演奏するこ
とができる効果がある。
【0064】請求項2記載の発明によれば、検出手段の
出力電圧を指数変換手段で指数に変換してA/D変換手
段へ出力するように構成したので、低音域の音程も容易
にコントロールして発音することができ、これによって
細微な表現の演奏を行うことができる効果がある。
【0065】請求項3記載の発明によれば、検出手段の
出力電圧を電圧/周波数変換手段でパルス信号に変換
し、このパルス信号に応じて記憶手段から音の波形デー
タを読み出し、この波形データに応じた音を発音手段で
発音するように構成したので、吹く息の強さに応じて得
られる波形データの示す音色で、且つ息の強さに応じた
音階の音を発音することができる効果がある。
【0066】請求項4記載の発明によれば、記憶手段に
記憶された複数種類の音色の波形データの内、読み出し
たい種類の波形データを指定手段で指定できるように構
成したので、一台で様々な音色が出せる管楽器を構成す
ることができる効果がある。
【0067】請求項5記載の発明によれば、検出手段の
出力電圧を指数変換手段で指数に変換して電圧/周波数
変換手段へ出力するように構成したので、低音域の音程
も容易にコントロールして発音することができ、これに
よって細微な表現の演奏を行うことができる効果があ
る。
【0068】請求項6記載の発明によれば、検出手段を
その流速の検出方向を反転配置して構成したので、吸う
息の流速に応じた音程の音を発音することができ、これ
によって従来にない演奏ニュアンスを得ることができる
効果がある。
【0069】請求項7記載の発明によれば、検出手段の
出力電圧を絶対値変換手段で絶対値に変換するように構
成したので、吹く息と吸う息の流速に応じた音程の音を
発音することができるので、演奏の息継ぎを楽にするこ
とができる効果がある。
【0070】請求項8記載の発明によれば、複数箇所で
検出される流速に応じた周波数の信号の各々を合成手段
で合成して発音するように構成したので、演奏にエコー
効果を持たすことができる効果がある。
【0071】請求項9記載の発明によれば、発振手段を
周波数シンセサイザで構成したので、正確な発振周波数
を得ることができる効果がある。
【0072】請求項10記載の発明によれば、検出手段
を熱式フローセンサで構成したので、息の流速を正確に
検出することができる効果がある。
【0073】請求項11記載の発明によれば、検出手段
を、半導体の基台上に絶縁膜層を設け、絶縁膜層にヒー
タと、ヒータを挟む対称位置に配置された第1及び第2
温度センサとを設け、第1及び第2温度センサの温度差
をブリッジ回路で電圧に変換する熱式フローセンサで構
成したので、息の流れ軸にヒータ及び第1及び第2温度
センサが配列されるように熱式フローセンサを管内に配
置すれば、息の流速を正確に検出することができる効果
がある。
【0074】請求項12記載の発明によれば、熱式フロ
ーセンサを、基台と絶縁層とに囲まれる空洞を設け、こ
の空洞部分の絶縁層にヒータ及び第1及び第2温度セン
サを配置して構成したので、ヒータ及び第1及び第2温
度センサが基台と熱的に絶縁され、高感度、高速応答、
及び低消費電力で検出を行うことができる効果がある。
【0075】請求項13記載の発明によれば、絶縁層に
おけるヒータの周囲に第3温度センサを設け、第3温度
センサの検出温度に応じてヒータを駆動するように構成
したので、ヒータの温度を息よりも一定温度高くするこ
とができ、これによって息を正確に検出することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による電子式管楽器の
構成図である。
【図2】簡易構造の熱式フローセンサの構成図である。
【図3】図1に示すマイクロフローセンサの構成を示す
斜視図である。
【図4】図3に示すマイクロフローセンサのA−A′断
面図である。
【図5】図1に示すマイクロフローセンサの計測原理を
説明するための断面図である。
【図6】図1に示すマイクロフローセンサの計測原理を
説明するための他の断面図である。
【図7】この発明の実施の形態1による電子式管楽器の
回路基板に設けられる回路のブロック構成図である。
【図8】この発明の実施の形態2による電子式管楽器の
回路基板に設けられる回路のブロック構成図である。
【図9】この発明の実施の形態3による電子式管楽器の
回路基板に設けられる回路のブロック構成図である。
【図10】この発明の実施の形態4による電子式管楽器
の回路基板に設けられる回路のブロック構成図である。
【図11】この発明の実施の形態6による電子式管楽器
の回路基板に設けられる特徴回路のブロック構成図であ
る。
【図12】この発明の実施の形態7による電子式管楽器
の回路基板に設けられる特徴回路のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 電子式管楽器 2 人 3 管部 4 管路 6,6a,6b,…,6n マイクロフローセンサ(検
出手段) 7 回路基板 8 スピーカ 9 操作スイッチ 10 乾電池 12 管 13 気流 16 基台 17 絶縁膜層 18 キャビティ 19 息 20 ダイアフラム 21,22 等温線 31 ヒータドライブ回路 33,36 アンプ 34 A/D変換器(A/D変換手段) 35 周波数シンセサイザ(発振手段) 37 スピーカ(発音手段) 39,46 指数アンプ(指数変換手段) 41 V/F変換器(電圧/周波数変換手段) 42 アドレスカウンタ(アドレス生成手段) 43 ROM(記憶手段) 44 D/A変換器(D/A変換手段) 49 絶対値回路(絶対値変換手段) 51a,51b,…,51n 周波数変換回路(周波数
変換手段) 52 加算回路 RT 温度センサ RH,Rh ヒータ Rd 下流温度センサ Ru 上流側温度センサ Rr 周囲温度センサ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の管内に配置され、気流を検出する
    検出手段と、この検出手段の検出時の出力電圧をディジ
    タル値に変換するA/D変換手段と、上記ディジタル値
    に応じて発振周波数が定まる発振手段と、上記発振周波
    数に応じた音を発音する発音手段とを備えた電子式管楽
    器。
  2. 【請求項2】 上記出力電圧を指数信号に変換して上記
    A/D変換手段へ出力する指数変換手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の電子式管楽器。
  3. 【請求項3】 筒状の管内に配置され、気流を検出する
    検出手段と、この検出手段の検出時の出力電圧をパルス
    信号に変換する電圧/周波数変換手段と、上記パルス信
    号に応じたアドレス信号を生成するアドレス生成手段
    と、記憶された音の波形データが上記アドレス信号に応
    じて読み出される記憶手段と、この記憶手段から読み出
    された波形データをアナログ信号に変換するD/A変換
    手段と、上記アナログ信号の周波数に応じた音を発音す
    る発音手段とを備えた電子式管楽器。
  4. 【請求項4】 上記記憶手段に複数種類の音の波形デー
    タが記憶されている場合に、任意種類の波形データが上
    記アドレス信号で読み出されるように指定する指定手段
    を設けたことを特徴とする請求項3記載の電子式管楽
    器。
  5. 【請求項5】 上記出力電圧を指数に変換して上記電圧
    /周波数変換手段へ出力する指数変換手段を備えたこと
    を特徴とする請求項3または請求項4記載の電子式管楽
    器。
  6. 【請求項6】 上記検出手段は、上記気流の検出方向が
    反転されて上記管内に配置されていることを特徴とする
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の電子
    式管楽器。
  7. 【請求項7】 上記検出手段が、上記気流に対して対称
    な検出構造を有する場合に、その出力電圧を絶対値に変
    換する絶対値変換手段を備えたことを特徴とする請求項
    1から請求項5のうちのいずれか1項記載の電子式管楽
    器。
  8. 【請求項8】 上記管内に配置された複数の上記検出手
    段と、この複数の検出手段の検出時の出力電圧の各々を
    周波数信号に変換する周波数変換手段と、上記周波数信
    号の各々を合成する合成手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の電
    子式管楽器。
  9. 【請求項9】 上記発振手段は、周波数シンセサイザで
    あることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのい
    ずれか1項記載の電子式管楽器。
  10. 【請求項10】 上記検出手段は、熱式フローセンサで
    あることを特徴とする請求項1から請求項9のうちのい
    ずれか1項記載の電子式管楽器。
  11. 【請求項11】 上記熱式フローセンサは、半導体の基
    台と、この基台の上に形成された絶縁層と、この絶縁層
    に設けられたヒータと、上記絶縁層のヒータを挟む対称
    位置に設けられた第1及び第2温度センサと、この第1
    及び第2温度センサの抵抗値の差を電圧に変換するブリ
    ッジ回路とを備えて構成されることを特徴とする請求項
    10記載の電子式管楽器。
  12. 【請求項12】 上記基台と上記絶縁層とに囲まれる空
    洞を設け、この空洞部分の絶縁層に、上記ヒータ及び上
    記第1及び第2温度センサを配置したことを特徴とする
    請求項11記載の電子式管楽器。
  13. 【請求項13】 上記絶縁層における上記ヒータの周囲
    に設けられた第3温度センサと、この第3温度センサの
    検出温度に応じて上記ヒータを駆動する駆動手段とを備
    えたことを特徴とする請求項11または請求項12記載
    の電子式管楽器。
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