JPH0667181U - 車両室内ランプの配線構造 - Google Patents

車両室内ランプの配線構造

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Publication number
JPH0667181U
JPH0667181U JP008823U JP882393U JPH0667181U JP H0667181 U JPH0667181 U JP H0667181U JP 008823 U JP008823 U JP 008823U JP 882393 U JP882393 U JP 882393U JP H0667181 U JPH0667181 U JP H0667181U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
fpc
ceiling
wiring
wiring structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP008823U
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English (en)
Inventor
幸弘 木下
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Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
Application filed by Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Auto Works Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正且つ確実な配線・接続を図ると共に、そ
の配線作業を容易化する車両室内ランプの配線構造を提
供する。 【構成】 天井部1の所定位置に設置される室内ランプ
2と、天井部1に敷設されたヘッドライニング10と、
ヘッドライニング10の裏側で、天井部1の端部からラ
ンプ2の設置位置まで延在するように形成された溝部1
6と、溝部16に貼着されたFPC12とを備え、FP
C12を介して、ランプ2を電源側ハーネス18と接続
するようにした。FPC12の一端12aは、ランプ2
を固定することにより、その接続用端子と接続され、ま
たFPC12の他端12cは挟持式コネクタ20により
電源側ハーネス18と接続される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、乗用車等の車両の室内における、特にドームランプ等の室内ラン プの配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両には天井中央部の適所に室内照明用の所謂、ドームランプが設け られている。従来、このドームランプのための配線を行う場合、例えば図7に示 したように、車室内の天井部1に設けられるドームランプ2の設置位置まで、ワ イヤハーネス3が敷設されるようになっている。即ち、ワイヤハーネス3は、フ ロントピラー4から、ルーフサイドレール5及びルーフリインフォース6に沿っ て上記ドームランプ2の設置位置まで延在している。
【0003】 また複数のクランプ7がワイヤハーネス3の適所を固定するようになっている と共に、該ワイヤハーネス3の端部に、ドームランプ2との接続用コネクタ8が 設けられている。なお図中、FR,RH及びUPは、それぞれ前方,右方及び上 方を示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の配線構造において、先ずワイヤハーネス3を敷設す る場合、天井部1へ向かっての上向き作業となり、その作業性が悪くなるという 問題があった。 また、ドームランプ2を天井部1へ組み付ける場合、ドームランプ2をコネク タ8と結合し(図8)、この後図9に示したように、ビス9を用いてドームラン プ2を固定する。なお図中、10は天井部1に敷設されたヘッドライニング(成 形天井)である。ところが、この場合コネクタ8を介してワイヤハーネス3をド ームランプ2と接続する際、その作業代を見込んでワイヤハーネス3に余長を持 たせておくため、ビス9の締込みによりその余長分3aを噛み込んでしまう虞れ があった。さらに、ワイヤハーネス3の余長分3aが、ドームランプ2とルーフ リインフォース6の間に挟み込まれてしまう等の問題があった。
【0005】 なお、実開昭63−112944号公報や実開平2−121453号公報等に は、電気配線が一体的に組み込まれて成形された自動車用成形天井内装材、又は 裏面に配線配管用ガイド溝を一体的に形成した車両用天井材が開示されている。 しかしながら、これらの場合、その電気配線は比較的長く引き回されており、配 線構造としても複雑になっている。
【0006】 この考案は上記の点に鑑み、適正且つ確実な配線・接続を図ると共に、その配 線作業を容易化する車両室内ランプの配線構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の車両室内ランプの配線構造は、天井部の所定位置に設置される室内 ランプと、この天井部に敷設されたヘッドライニングと、ヘッドライニングの裏 側で上記天井部の端部から上記室内ランプの設置位置まで延在するように形成さ れた溝部と、この溝部に貼着されたフレキシブルプリント配線(以下、FPCと いう)とを備え、このFPCを介して、上記ランプを電源側ハーネスと接続する ようにしたものである。
【0008】 特に上記FPCの一端は、上記室内ランプを固定することにより、その接続用 端子と接続され、また該FPCの他端は、挟持式コネクタにより上記電源側ハー ネスと接続される。
【0009】
【作用】
この考案によれば、ヘッドライニングの裏側において、このヘッドライニング の端部(フロントピラー上部)からドームランプの設置位置までFPCが敷設さ れている。室内ランプは、その設置位置の開口部を介して取り付けられるが、ビ ス締め等によって固定する際に、上記開口部の縁部に折り込まれたFPCの一端 が、ランプ側の接続用端子と接続する。 またヘッドライニングの上記端部で折り込まれているFPCの他端は、コネク タにより差し挟まれてピン等によって固定することにより、該コネクタ側の接続 用端子と接続する。このように天井部にFPCを設けたことにより、室内ランプ を簡単且つ確実に電源側ハーネスと接続することができる。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図6に基づき、従来例と同一部材には同一符号を用いて、本考 案の車両室内ランプの配線構造の一実施例を説明する。 図1は本案配線構造に係る天井部1まわりの構成を示しており、ヘッドライニ ング10には、ドームランプ2を設置するための開口部11が形成されている。 またこのヘッドライニング10の裏側において、その端部、例えばフロントピラ ー4の上部から上記開口部11までFPC12が敷設されている。
【0011】 図2は、天井部1におけるドームランプ2の取付状態を示しており、図におい て、13はルーフパネル、14はルーフリインフォース6を固定するための接着 剤、15はドームランプ2をルーフリインフォース6に固定するためのビスであ る。また上記ドームランプ2は、カバー2aとバルブ2bと端子2cとを有して いる。端子2cは、FPC12の一端12aと接続するようになっている。
【0012】 図3は、上記開口部11まわりの構成を示しており、この開口部11から前記 フロントピラー4の上部位置にかけて、上記のようにヘッドライニング10の裏 側で、FPC12を設けるための溝部16が形成されている。FPC12は、こ の溝部16に沿って貼着され、これによりルーフパネル13と干渉しないように なっている。FPC12の一端12aは、開口部11の切欠部11aにおいて、 図示のように折り込まれており、この折込部分に上記ドームランプ2の端子2c が接続する。なお図中、12bはプリントパターン(導電体)である。
【0013】 図4及び図5は、FPC12の他端12cまわりの構成を示しており、この他 端12cは、図示のようにヘッドライニング10の端部に折り込まれている。ま た他端12cの両側には、後述するロックピンのための取付穴17が形成されて いる。 また図において、18は端子19を有する電源側ハーネス、20はこの端子1 9をFPC12の他端12cと接続させるためのコネクタである。コネクタ20 は、端子19を挿入・固定するための挿通孔21と、上記取付穴17に挿通する ロックピン22とを備えている。図4に示されるように、端子19単体における 高さ(又は幅)寸法wは、上記挿通孔21の高さ(又は幅)寸法Wよりも大きく なるように設定されている。
【0014】 本考案の車両室内ランプの配線構造では、ドームランプ2は、その設置位置で である開口部11を介して取り付けられる。この場合図2に示されるように、ビ ス15によって、ドームランプ2をルーフリインフォース6に固定する際に、上 記開口部11の切欠部11aに折り込まれているFPC12の一端12aが、ド ームランプ2の接続用端子2cと接続する。
【0015】 一方、ヘッドライニング10の端部で折り込まれているFPC12の他端12 cは、コネクタ20によって差し挟まれるが(図4参照)、更にロックピン22 が取付穴17に挿通して、その係合孔20aに嵌入する。このロックピン22の ロックにより、FPC12の他端12cは、図5に示されるようにコネクタ20 によって挟持・固定され、そして該コネクタ20に取り付けられている端子19 と接続する。 またFPC12及びハーネス18を接続するコネクタ20は、図6に示したよ うにフロントピラーガーニッシュ23によって覆い隠されるようになっている。 なお、図6において、13′はボディ(ルーフパネル部材)である。
【0016】 このように天井部1にFPC12を設けたことにより、ドームランプ2を簡単 且つ確実に電源側ハーネス18と接続することができる。
【0017】
【考案の効果】
上述のように本案車両室内ランプの配線構造によれば、先ず天井部においてワ イヤハーネスを廃止することができ、その取付作業を不要とすることができる。 そしてボディ側部材の端末部又はスポット溶接バリ等によるワイヤハーネスの焼 損及び異音の発生の危険が全くない。さらにワイヤハーネスを用いる場合、その クランプ,テーピング等の構成部品点数が多く、しかもそれらは手作り作業で行 われるが、このような構成をFPCに置き換えることにより、構成の簡素化並び にコストダウンを図ることができる。 また従来のようなワイヤハーネスの余長分の噛込み等を解消することができ、 室内ランプに対する結線作業を省略することにより、作業性を向上させることが できる。
【0018】 さらに例えばフロントピラー等の部分からFPCを直線的に敷設することによ り、最短距離で配線することができる。 また本案配線構造は上述の例の他に、所謂マップランプに対しても使用可能で あり、その適用範囲が広い等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両室内ランプの配線構造の一実施例
に係る天井部まわりの構成を示す斜視図である。
【図2】本考案によるドームランプの取付状態を示す縦
断面図である。
【図3】本考案に使用するFPCの一端の構成を示す斜
視図である。
【図4】図3のFPCの他端の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】本考案によるコネクタを介した配線接続状態を
示す断面図である。
【図7】従来の配線構造に係る天井部まわりの構成を示
す斜視図である。
【図8】図7におけるドームランプの組付時の状態を示
す縦断面図である。
【図9】図8のドームランプの取付状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 天井部 2 ドームランプ 4 フロントピラー 5 ルーフサイドレール 6 ルーフリインフォース 10 ヘッドライニング 11 開口部 12 FPC(フレキシブルプリント配線) 12a 一端 12b 他端 13 ルーフパネル 15 ビス 16 溝部 17 取付穴 18 ハーネス 19 端子 20 コネクタ 21 挿通孔 22 ロックピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部に設置されるランプと、上記天井
    部に敷設されたヘッドライニングと、該ヘッドライニン
    グの裏側で、上記天井部の端部から上記ランプの設置位
    置まで延在するように形成された溝部と、この溝部に貼
    着されたフレキシブルプリント配線とを備え、上記フレ
    キシブルプリント配線を介して、上記ランプを電源側ハ
    ーネスと接続するようにした車両室内ランプの配線構
    造。
  2. 【請求項2】 前記フレキシブルプリント配線の一端
    が、前記ランプを固定することによりその接続用端子と
    接続され、また該フレキシブルプリント配線の他端が、
    挟持式コネクタにより上記電源側ハーネスと接続される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の車両室内ランプの
    配線構造。
JP008823U 1993-03-04 1993-03-04 車両室内ランプの配線構造 Pending JPH0667181U (ja)

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JP008823U JPH0667181U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 車両室内ランプの配線構造

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JPH0667181U true JPH0667181U (ja) 1994-09-20

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