JPH0667007U - 電動工具の集塵ノズル取付構造 - Google Patents

電動工具の集塵ノズル取付構造

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JPH0667007U
JPH0667007U JP1520093U JP1520093U JPH0667007U JP H0667007 U JPH0667007 U JP H0667007U JP 1520093 U JP1520093 U JP 1520093U JP 1520093 U JP1520093 U JP 1520093U JP H0667007 U JPH0667007 U JP H0667007U
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dust collecting
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collecting nozzle
dust
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武彦 杉浦
康智 新間
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集塵ノズルを工具本体のベースに対しワンタ
ッチ操作で簡単かつ確実に着脱する。 【構成】 被削材上で摺動されるベース4と、切削部か
ら発生した粉塵を吸引する集塵ノズル5とを備えたルー
タにおいて、集塵ノズル5の先端に肉厚部13を形成
し、これに相対する部分のベース4に掛止片14を突設
する。集塵ノズル5の前後方向の移動によって肉厚部1
3を掛止片14の下側に挿脱し、挿入状態で集塵ノズル
5の前方位置を決定する。集塵ノズル5の略中間部に左
右一対の係止爪15を突設し、これらに相対する部分の
ベース4に一対の係止孔16を透設する。集塵ノズル5
の上下方向の移動により係止爪15を弾性変形させて係
止孔16に係脱し、係止状態で集塵ノズル5の左右及び
上方への移動を規制する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、工具本体の下部に被削材上で摺動されるベースを設け、ベースの 上面には切削部から発生した粉塵を吸引する集塵ノズルを取り付けた電動工具に おいて、集塵ノズルをベースに対し着脱自在に取り付けるための集塵ノズル取付 構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の電動工具として、例えば、図6に示すようなルータが知られている。 ルータの工具本体1はモータハウジング2の下部に支柱3を介しベース4を設け て構成されていて、加工に際しては、ベース4が被削材(図示略)上で摺動され 、ベース4を貫通するビット(図示略)によって被削材が切削される。切削部か ら発生した粉塵を吸引する必要がある場合には、ベース4の上面に集塵ノズル5 が取り付けられ、また、集塵を必要としない場合は、集塵ノズル5がベース4か ら取り外される。この集塵ノズル5の着脱を可能にするため、従来は、集塵ノズ ル5を複数のネジ(図示略)によりベース4に取り付けていた(例えば、実開平 3−62802号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の取付構造によると、集塵ノズル5の着脱に際してネジやドラ イバー等の工具を使用する必要があるため、着脱作業に手間がかかるという問題 点があった。そこで、この考案の課題は、集塵ノズルをベースに対しワンタッチ 操作で簡単に着脱できる構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案の集塵ノズル取付構造は、工具本体の下 部に被削材上で摺動されるベースを設け、ベースの上面には切削部から発生した 粉塵を吸引する集塵ノズルを取り付けた電動工具において、ベース及び集塵ノズ ルの一相対部分に、集塵ノズルの前後方向の移動によって挿脱される位置決め部 を設けるとともに、ベース及び集塵ノズルの他の相対部分には、集塵ノズルの上 下方向の移動によって弾性的に係脱される係止部を設けて構成される。
【0005】
【作用】
上記構成において、集塵ノズルをベースに取り付ける場合には、集塵ノズルを 前方へ移動してノズル側の位置決め部をベース側の位置決め部に挿入したのち、 集塵ノズルを下方へ移動してノズル側の係止部をベース側の係止部に係止する。 集塵ノズルをベースから取り外す場合には、集塵ノズルの係止部を内側に撓ませ ながら集塵ノズルを上方へ移動して係止部を解離したのち、集塵ノズルを後方へ 移動して位置決め部を解離する。こうすれば、ネジやドライバー等の工具を使用 することなく、集塵ノズルをベースに対してワンタッチ操作で簡単に着脱できる 。また、係止部は集塵ノズルをベースに対し弾性的に係止するため、加工時に集 塵ノズルがずれたり外れたりするおそれもなくなる。
【0006】
【実施例】
以下、この考案をルータに具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。ル ータの全体的な構成は従来と同様であって、図6に示すように、工具本体1の下 部に被削材上で摺動されるベース4が設けられ、その上面には切削部から発生し た粉塵を吸引する集塵ノズル5が取り付けられている。
【0007】 図1に示すように、ベース4は中央部にビット7が貫通する貫通孔8を備えて いる。集塵ノズル5は貫通孔8を上方から覆うフード部9と、ホースを介して集 塵機(図示略)に接続されるパイプ部10とから合成樹脂材料で一体成形されて いる。フード部10には貫通孔8と同心のビット挿通用の開口11が形成されて いる。
【0008】 図1、図2、及び図4に示すように、集塵ノズル5の先端には上面が斜状の肉 厚部13が形成されるとともに、これに相対する部分のベース4には掛止片14 が突設されている。肉厚部13及び掛止片14はそれぞれ位置決め部を構成し、 集塵ノズル5の前後方向の移動によって肉厚部13が掛止片14の下側に挿脱さ れ、挿入状態で集塵ノズル5の前方位置が決定されるようになっている。
【0009】 図1、図2、及び図3に示すように、集塵ノズル5の略中間部には左右一対の 係止爪15が下方へ突設されるとともに、これらに相対する部分のベース4には 一対の係止孔16が透設されている。係止片15及び係止孔16はそれぞれ係止 部を構成し、集塵ノズル5の上下方向の移動により係止爪15が弾性変形して係 止孔16に係脱され、係止状態で集塵ノズル5の左右及び上方への移動が規制さ れるようになっている。
【0010】 図1に示すように、ベース4には左右一対の隆起部18が形成され、フード部 9の外周には各隆起部18に対応してフード部9のズレを規制する段部17、1 7が設けられている。係止孔16の近傍においてベース4には、集塵ノズル5の 横揺れを規制する一対の突起19が立設されている。
【0011】 上記のように構成されたルータにおいて、ベース4に集塵ノズル5を取り付け る場合には、パイプ部10を把持してフード部9をベース4上で前方へスライド し、ノズル側の肉厚部13をベース側の掛止片14に挿入したのち、パイプ部1 0を押し下げ、ノズル側の係止爪15を撓ませてベース側の係止孔16に係止す る。集塵ノズル5をベース4から取り外す場合には、係止爪15を内側へ撓ませ た状態で、パイプ部10を持ち上げて係止爪15を係止孔16から解離したのち 、フード部9を後方へ移動して肉厚部13を掛止片14から解離する。 こうすれば、ネジやドライバー等の工具を使用することなく、集塵ノズル5を ベース4に対してワンタッチ操作で簡単に着脱することができる。また、係止爪 15は弾性変形して係止孔16に係止されているため、集塵ノズル5をその中間 部にてベース4に強固に結合でき、もって、加工時における集塵ノズル5の位置 ずれや脱落を確実に防止することができる。
【0012】 なお、上記実施例では、図3に示すように、係止爪15の爪部15aが上向き に形成されているが、図5に示すように、爪部15aを下向きに形成してもよい 。こうすれば、集塵ノズル5を持ち上げたときに係止爪15が内側へ自動的に撓 むため、取り外す際の操作が簡単になる。また、爪部15aを山形に突設してそ の上下両面に傾斜面を形成すれば、集塵ノズル5の上下方向の移動に伴って係止 爪15が自動的に撓むため、取付時及び取外時の操作がいずれも容易になる。
【0013】 その他、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、係止爪を ベース側に形成して係止孔をノズル側に設けたり、位置決め部の形状を適宜に変 更したり、カッター又は研磨機等の粉塵を発生する各種の電動工具に適用したり するなど、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更 して具体化することも可能である。
【0014】
【考案の効果】
以上に詳述したように、この考案によれば、取付構造を集塵ノズルの前後方向 の移動によって挿脱される位置決め部と、集塵ノズルの上下方向の移動によって 弾性的に係脱される係止部とから構成したので、集塵ノズルをベースに対しワン タッチ操作で簡単かつ確実に着脱できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す集塵ノズル取付構造の
平面図である。
【図2】図1の集塵ノズルを示す斜視図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】係止部の別例を示す断面図である。
【図6】ルータの全体を示す側面図である。
【符号の説明】
1・・工具本体、4・・ベース、5・・集塵ノズル、9
・・フード部、10・・パイプ部、13・・肉厚部、1
4・・掛止片、15・・係止爪、16・・係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体の下部に被削材上で摺動される
    ベースを設け、ベースの上面には切削部から発生した粉
    塵を吸引する集塵ノズルを取り付けた電動工具におい
    て、ベース及び集塵ノズルの一相対部分に、集塵ノズル
    の前後方向の移動によって挿脱される位置決め部を設け
    るとともに、ベース及び集塵ノズルの他の相対部分に
    は、集塵ノズルの上下方向の移動によって弾性的に係脱
    される係止部を設けてなることを特徴とする集塵ノズル
    取付構造。
JP1993015200U 1993-03-05 1993-03-05 携帯用ルータの集塵ノズル取付構造 Expired - Lifetime JP2598220Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993015200U JP2598220Y2 (ja) 1993-03-05 1993-03-05 携帯用ルータの集塵ノズル取付構造
DE4407081A DE4407081C2 (de) 1993-03-05 1994-03-03 Staubdüsenhalterungsaufbau für staub- oder spanabhebende kraftgetriebene Werkzeuge

Applications Claiming Priority (1)

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JP1993015200U JP2598220Y2 (ja) 1993-03-05 1993-03-05 携帯用ルータの集塵ノズル取付構造

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JP2598220Y2 JP2598220Y2 (ja) 1999-08-03

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JP1993015200U Expired - Lifetime JP2598220Y2 (ja) 1993-03-05 1993-03-05 携帯用ルータの集塵ノズル取付構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020519470A (ja) * 2017-06-06 2020-07-02 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 手持ちミーリング加工機用の吸引ノズル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020519470A (ja) * 2017-06-06 2020-07-02 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 手持ちミーリング加工機用の吸引ノズル
US11723502B2 (en) 2017-06-06 2023-08-15 Hilti Aktiengesellschaft Suction nozzle for a handheld milling machine

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