JPH0666919A - 移動体ナビゲーションシステム - Google Patents

移動体ナビゲーションシステム

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JPH0666919A
JPH0666919A JP4224080A JP22408092A JPH0666919A JP H0666919 A JPH0666919 A JP H0666919A JP 4224080 A JP4224080 A JP 4224080A JP 22408092 A JP22408092 A JP 22408092A JP H0666919 A JPH0666919 A JP H0666919A
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moving body
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sensor
base station
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Hiroshi Yoshitoshi
洋 吉利
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Radio Relay Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GPS非測位時にも、本部で常時高精度な移
動体位置表示を実現できる移動体ナビゲーションシステ
ムを得る。 【構成】 移動体8にてGPSセンサ1aでGPS測位
を行うとともに車速センサ10と地磁気センサ11で自
立航法位置を測位して無線機4aから本部9に送信し、
GPS測位位置を本部9のGPS誤差情報で補正した座
標を最終位置としGPS非測位時には、移動体8の自立
航法位置の相対変化値を前回の最終位置に加えた位置を
最終位置として、コントローラ6bにより表示ディスプ
レイ7b上に表示する。 【効果】 GPS非測位時でも、移動体表示位置精度が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動体側でGPS
(Global Positioning System )測位していない場合で
も、基地局(以下、本部という)側で常時位置表示をで
きるようにした移動体ナビゲーションシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来のディファレンシャルGP
Sナビゲーションの構成図であり、図において、8は移
動体としての車両を示し、9は固定局としての本部であ
る。車両8には、上空のGPS衛星3a〜3cからの電
波を受信し、車両位置座標を算出するGPS受信機1a
とアンテナ2aが設けられている。
【0003】また、車両8には、位置データを本部9に
送信する無線機4aとアンテナ5aが設けられていると
ともに、これらのGPS受信機1aの受信と無線機4a
の送信の制御を行うためのコントローラ6aが設置され
ている。
【0004】一方、本部9には、固定点での側位によ
り、GPS位置誤差を測定するGPS受信機1bと、ア
ンテナ2bと、車両8からの位置情報を受信する無線機
4bと、アンテナ5bと、GPS位置誤差を補正し、真
の車両位置を算出するコントローラ6bと、その位置を
地図上に表示する表示ディスプレイ7bが設置されてい
る。
【0005】次に、動作について説明する。車両8にお
いて、GPS衛星3a〜3cの電波をGPSアンテナ2
aで受信し、GPS受信機1aで車両位置座標が算出さ
れる。このGPS位置データは、コントローラ6a、無
線機4a、アンテナ5aを介して、本部9へ送信する。
【0006】本部9では、アンテナ5bと無線機4bに
より車両8からの位置データを受信するとともに、本部
9のGPS受信機1bはアンテナ2bによりGPS衛星
3a〜3cの電波を受信し、測位計算により真の位置
(固定点ゆえに一定)からの誤差量を計算する。次い
で、コントローラ6bで車両8からの位置データを求め
たGPS位置誤差量だけ補正して、車両8の真の位置と
して表示ディスプレイ7bの地図上に表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のデ
ィファレンシャルGPSナビゲーションシステムでは、
移動体がトンネル内などで、GPS測位していない場合
には、本部9側で移動体位置が認識できず、実際には、
移動しているにもかかわらず、表示位置の静止状態が続
いたり、再測位時に極端な位置移動が生じるなどの問題
点があった。
【0008】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、移動体側でGPS測位していな
い場合にも、本部側で常時高精度な移動体位置表示を実
現できる移動体ナビゲーションシステムを得ることを目
的としており、また、マップマッチングによる補正によ
り、自立航法位置精度をより向上することができ、ひい
ては、GPS非測位時の移動体の表示位置精度を向上で
きる移動体ナビゲーションシステムを得ることを目的と
しており、さらに、路車間位置情報により、GPS非測
位時の移動体の表示位置精度をより向上することができ
る移動体ナビゲーションシステムを得ることを目的とし
ており、また、複数の移動体位置を同時に高精度に表示
することができる移動体ナビゲーションシステムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る移動体ナ
ビゲーションシステムは、移動体から本部へGPS測位
中はその位置を自立航法位置の相対変化値とともに送信
する無線手段と、本部に設置され移動体の無線手段から
のデータを受信し、その受信データがGPS測位データ
でかつ本部GPS誤差情報があるときは本部GPS測位
誤差により補正した位置を最終位置とし、かつそれ以外
は自立航法位置の相対変化値を前回の最終位置に加えた
位置を今回最終位置として表示部に表示する演算処理手
段とを設けたものである。
【0010】また、移動体に搭載され移動体の自立航法
位置に地図道路データとのパターン照合を行うマップマ
ッチング補正処理手段と、移動体に搭載され本部へGP
S位置情報および自立位置変化情報とともにマッチング
補正位置を送信する無線手段と、本部に位置され移動体
のGPS測位位置がありかつ本部のGPS誤差情報があ
る場合にはGPS補正位置を最終位置とし、そうでない
場合にはマッチング補正位置があれば、その位置を最終
位置とし、かつマッチング補正位置がなければ前回の最
終位置に自立位置変化を加えた位置を最終位置として表
示部に表示する演算処理部とを設けたものである。
【0011】さらに、移動体に搭載され路上の路車間情
報システムから送信されている位置情報を受信するサイ
ンポストと、移動体に搭載され本部へサインポスト位
置、GPS位置、マッチング補正位置、自立位置を送信
する無線手段と、本部に設置され移動体からのサインポ
スト位置があればそれを最終位置とし、このサインポス
ト位置がない場合にはGPS補正位置があれば、そのG
PS補正位置を最終位置とし、かつそうでない場合に
は、マッチング補正位置があればその位置を最終位置と
し、マッチング補正位置がなければ前回の最終位置に自
立位置変化を加えた位置を最終位置として表示部に表示
する演算処理部とを設けたものである。
【0012】また、複数の移動体からのデータ内に移動
体の識別番号とGPS位置利用衛星組合せ情報を付加す
る手段と、本部に設置され各移動体の位置データの識別
を行う手段と、本部に設置され各移動体別の本部側GP
S誤差情報を算出し各移動体のGPS位置を補正して複
数の移動体の位置を同時に表示部に表示する手段とを設
けたものである。
【0013】
【作用】上記のように構成された移動体ナビゲーション
システムにおいて、移動体に搭載された無線手段によ
り、本部にGPS測位中はその位置を自立航法位置の相
対変化値とともに送信し、本部では受信したデータがG
PS測位データであるときに本部GPS測位誤差情報が
あれば、演算処理手段により本部GPS測位誤差により
補正した位置を最終位置として表示部に表示し、それ以
外は自立航法位置の相対変化値を前回の最終位置に加え
た位置を今回最終位置として表示部に表示することによ
り、移動体がGPS測位していなくても、自立航法位置
の相対変化値が前回のGPS補正位置に加えられるか
ら、精度よく、位置表示ができる。
【0014】また、移動体に搭載されたマップマッチン
グ補正処理手段により、車速センサ、地磁気センサによ
り検出された移動体の自立航法位置に地図道路データと
のパターン照合を行って補正し、マップマッチング補正
位置情報を無線手段により移動体から本部側に送信し、
本部では、マップマッチング補正位置情報を受信する
と、演算処理部により、マップマッチング補正位置を最
終位置として、表示部に表示する。
【0015】さらに、移動体のサインポストにより、路
車間情報システムからの位置情報を受信すると、この位
置情報を移動体の無線手段から本部に送信し、本部でこ
の路車間情報システムの位置情報を受信すると、演算処
理部ではGPS非測位時でも、この位置情報を最終位置
として、表示部に高精度な位置を表示する。
【0016】また、複数の移動体の位置データに移動体
の識別番号とGPS位置利用衛星組合せ情報を各移動体
ごとに付加して、各移動体から本部に送信し、本部で
は、各移動体ごとの位置データの識別を行うとともに、
各移動体のGPS誤差情報を算出して、各移動体のGP
S位置を補正して、複数の移動体位置を同時に高精度に
表示する。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す構成説明図
であり、図14と同一部分には、同一符号を付して説明
する。8は移動体であり、GPS衛星3a〜3cからの
電波を受信するGPS受信機(以下、GPSセンサとい
う)1aとアンテナ2a、地磁気航法位置を得る車速セ
ンサ10と、地磁気センサ11、位置データを本部9に
送信する無線機4aを搭載しているとともに、無線機4
aにアンテナ5aが接続されている。さらに、GPSセ
ンサ1aの受信制御、距離センサとしての車速センサ1
0と地磁気センサ11の出力とGPSセンサ1aの出力
を入力して、自立位置を算出し、無線機4aの送信制御
をするコントローラ6aも移動体8に搭載されている。
コントローラ6aは演算処理部となるものである。
【0018】一方、9は固定局または基地局としての本
部であり、GPS測位誤差を知るためのGPS測位手段
としてのGPS受信機1bと、このGPS受信機1bに
接続されるアンテナ2bと、移動体8からの位置情報を
受信する無線機4bと、この無線機4bに接続されるア
ンテナ5bと、これらを制御し、最終位置を算出する演
算処理部としてのコントローラ6bと、最終位置を地図
上に表示する表示部としての表示ディスプレイ7bとか
ら構成されている。
【0019】次に、実施例1の動作について説明する。
図6は図1の移動体8における位置データの送信処理手
順を示すフローチャートであり、この図6のフローチャ
ートを併用して説明する。
【0020】まず、ステップS600でスタートして、
GPS衛星3a〜3cの電波をGPSアンテナ2aで受
信しているか、否かをステップS601でコントローラ
6aにより判断し、その判断の結果、受信している場合
には、ステップS604で、GPSセンサ1aにより移
動体8の位置座標(Xg,Yg)が算出される。
【0021】この位置座標(Xg,Yg)を算出する
と、ステップS605で位置座標(Xg,Yg)と測位
に利用した衛星番号をコントローラ6aは無線機4a、
アンテナ5aを介して、本部9へ送信するとともに、ス
テップS602へ処理を移す。
【0022】また、上記ステップS601のGPS測位
の有無の判断に際し、移動体8がトンネル内の走行時の
ように、GPS衛星3a〜3cの電波が遮蔽され、GP
S測位できない場合には、コントローラ6aは「NO」
の判定を行い、ステップS602の処理に進んで、この
ステップS602において、車速センサ10と、方位セ
ンサとしての地磁気センサ11からの距離と方位情報と
から算出される自立航法位置の前回からの相対変化値
(ΔXd,ΔYd)を算出し、次のステップS603に
て、コントローラ6aから無線機4a、アンテナ5aを
通して、本部9へ送信する。
【0023】図2は上記ステップS601での非測位時
の本部9側で最終位置算出処理(図7のフローチャート
のステップS703に相当する)の模式図である。この
図2において、GPS非測位時に、前回の最終位置C
(XE-1 ,YE-1 )に自立航法位置の相対変化値(ΔX
d,ΔYd)を加算することにより、今回の最終位置D
(XE ,YE )を求めることを示している。なお、この
図2において、Aは今回の自立航法位置、Bは前回の自
立航法位置Cは前回の最終位置、Dは今回の最終位置、
(ΔXd,ΔYd)は自立航法位置相対変化値、であ
る。
【0024】次に、本部9側の最終位置算出処理につい
て図7のフローチャートに沿って説明する。この図7は
最終位置算出処理のフローチャートを示すものであり、
まず、ステップS700でスタートして、ステップS7
01で移動体8からの位置座標の送信データのデータ信
号が無線機4bで受信されているか、否かの判断をコン
トローラ6bで行う。
【0025】この判断の結果、位置座標のデータの受信
中であると判断された場合には、ステップS702に進
み、このステップS702で移動体8のGPSセンサ1
aによりGPS衛星3a〜3cからの電波を受信して、
GPS測位の位置データが移動体8の無線機4aから送
信されて、本部9の無線機4bでこの位置データが受信
されていると判断すると、ステップS705に処理が移
行する。
【0026】このステップS705で、本部9のGPS
受信機1bもGPS衛星3a〜3cの電波を受信して、
GPS測位を行っているとコントローラ6bが判断する
と、ステップS706に処理を進める。
【0027】このステップS706では、コントローラ
6bにより、測位利用GPS衛星番号が本部9側のGP
S受信機1bで受信したGPS衛星番号の位置データ
と、移動体8のGPSセンサ1aで受信したGPS衛星
番号の位置データとが一致しているか、否かの判断を行
う。
【0028】この判断の結果、一致している場合には、
ステップS707に進み、本部9のGPS受信機1bに
よるGPS測位誤差により、移動体8側のGPSセンサ
1aの測位によるGPS位置データをコントローラ6b
で補正して、最終位置D(XE ,YE )を算出する。こ
こで、XE =(Xg−ΔXg),YE =(Yg−ΔY
g)である。この最終位置D(XE ,YE )を表示ディ
スプレイ7b上にステップS704で表示する。
【0029】また、ステップS702での本部9は移動
体8からのGPS位置データを受信していないと判断し
た場合、ステップS705での本部9はGPS受信機1
bがGPS測位をしていないと判断した場合、ステップ
S706での移動体8のGPSセンサ1aの利用GPS
衛星番号と、本部9のGPS受信機1bの利用GPS衛
星番号が一致していない場合、すなわち、ステップS7
02,S705,S706での判断の結果、NOの場合
には、いずれもステップS703の処理に移行する。
【0030】このステップS703では、前回の最終位
置に自立航法相対変化値を加算して、最終位置(XE
E )を算出する。 ここで、XE =(XE-1 +ΔXd) YE =(YE-1 +ΔYd) である。この算出した最終位置(XE ,YE )をステッ
プS704で表示ディスプレイ7bに表示する。
【0031】実施例2.図3はこの発明の実施例2の構
成説明図である。この実施例2の場合は、図1で示した
実施例1のシステムにおいて、移動体8に地図道路デー
タ12を付加し、コントローラ6aにて、マップマッチ
ング処理を可能にしたものである。その他の構成は図1
と同じであり、図1と同一部分には、同一符合を付し
て、構成の説明を省略する。
【0032】次に、動作について、図8のフローチャー
トに沿って説明する。図8はこの実施例2における移動
体8側からの位置データ送信処理手順を示すフローチャ
ートであり、まず、ステップS800でスタートして、
ステップS801でGPSセンサ1aにより、GPS測
位の場合であると、コントローラ6aが判断すると、ス
テップS805に移行する。
【0033】このステップS805において、コントロ
ーラ6aはGPS測位位置(Xg,Yg)を算出し、無
線機4aをコントローラ6aにより制御して、ステップ
S806でこの算出したGPS測位位置(Xg,Yg)
と、GPSセンサ1aが利用したGPS衛星番号とを本
部9へ送信して、ステップS802に処理を移す。
【0034】ステップS802では、ステップS801
での移動体8のGPSセンサ1aがGPS非測位と判断
された場合およびステップS806でのGPS測位位置
と利用GPS衛星番号を本部9へ送信した場合には、コ
ントローラ6aで直ちに、マップマッチングの可否を判
定する。この判定の結果、マップマッチングが可能であ
ると判定すると、ステップS807に処理を移行する。
【0035】このステップS807では、コントローラ
6aにより地図道路データ12を取り出して、GPS測
位データにマップマッチング処理を施して、位置座標
(Xm,Ym)を算出し、この算出した位置座標(X
m,Ym)をコントローラ6aにより無線機4aを制御
し、無線機4aから本部9にステップS808で送信す
る。
【0036】一方、上記ステップS802において、マ
ップマッチング処理が不可能であると、コントローラ6
aが判断すると、ステップS803に進み、ステップS
803で前回と今回の自立航法位置の相対変化位置(Δ
Xd,ΔYd)を算出する。 ここで、ΔXd=(Xd−Xd-1) ΔYd=(Yd−Yd-1) である。次いで、この算出した相対変化位置(ΔXd,
ΔYd)をステップS804でコントローラ6aが無線
機4aを制御して、無線機4aから本部9に送信する。
【0037】次に、この実施例2における本部9側の最
終位置算出処理について図9のフローチャートに沿って
説明する。図9はこの最終位置算出処理手順を示すフロ
ーチャートであり、まず、ステップS900でスタート
して、ステップS901で本部9のコントローラ9bは
無線機4bにより移動体8からの位置データを受信した
か、否かを判断し、受信していると判断すると、ステッ
プS902に処理を進める。
【0038】このステップS902において、移動体8
のGPSセンサ1aからのGPS位置データが本部9の
無線機4bで受信されていない場合、およびこのGPS
位置データが受信されているが、ステップS906で本
部9のGPS受信機1bがGPS測位できない場合、あ
るいは本部9のGPS受信機1bがGPS測位ができて
いる場合には、ステップS907でGPS測位に利用し
ている移動体8のGPSセンサ1aと本部9のGPS受
信機1bの利用GPS衛星番号が一致しない場合、すな
わち、ステップS902,S906,S907のいずれ
もがNOの場合には、ステップS903の処理に移行す
る。
【0039】このステップS903では、移動体8から
の受信位置データがマップマッチング位置か否かの判断
をコントローラ6bで行い、その判断の結果、YESの
場合には、ステップS909でコントローラ6bは移動
体8のコントローラ6aで算出されたマップマッチング
位置(Xm,Ym)を最終位置(XE ,YE )として
(すなわちXE =Xm,YE =Ymとして)、ステップ
S905でコントローラ6bにより表示ディスプレイ7
b上に表示する。
【0040】また、ステップS903においてマップマ
ッチング位置でないと判断した場合には、ステップS9
04で前回最終位置に自立航法位置の相対変化位置を加
算した最終位置の座標(XE ,YE )を算出する。ここ
で、XE =(XE-1 +ΔXd),YE =(YE-1 +ΔY
d)である。この算出された最終位置の座標(XE ,Y
E )はコントローラ6bにより、ステップS905で表
示ディスプレイ7b上に表示する。
【0041】さらに、ステップS907において、移動
体8のGPSセンサ1aと本部9のGPS受信機1bの
利用衛星番号が一致していると、本部9のコントローラ
6bが判断すると、ステップS908でコントローラ6
bは、本部9のGPS受信機1bによるGPS誤差情報
により、GPSセンサ1aからのGPS位置座標を補正
した補正位置座標、すなわち、ディファレンシャルGP
S補正位置を算出して、最終位置の座標(XE ,YE
を算出する。ここで、XE =(Xg−ΔXg),YE
(Yg−ΔYg)である。この最終位置の座標(XE
E )をステップS905でコントローラ6bにより、
表示ディスプレイ7b上に表示する。
【0042】実施例3.図4はこの発明の実施例3の構
成説明図であり、図3で示した実施例2のシステムにお
いて、移動体8に路車間情報システムとしてのサインポ
スト15からの位置情報を受信するサインポスト受信機
13とサインポスト受信アンテナ14が付加したもので
ある。その他の構成は図3と同様であり、図3と同一部
分には同一符合を付すのみにどどめる。
【0043】次に、実施例3の動作について図10に示
すフローチャートに沿って説明する。図10はこの実施
例3における移動体8側からの位置データ送信処理手順
を示すフローチャートであり、まず、ステップS100
0でスタートし、ステップS1001でサインポスト1
5からの位置情報受信か否かの判断をコントローラ6a
で行い、その判断の結果、サインポスト15からの位置
情報受信であると判断すると、ステップS1006に処
理が移行する。
【0044】このステップS1006において、サイン
ポスト位置(XS ,YS )をコントローラ6aで算出
し、ステップS1007でコントローラ6aが無線機4
aを制御して、移動体8から本部へこの算出したサイン
ポスト位置(XS ,YS )を送信するとともに、ステッ
プS1002以降の処理を行う。このステップS100
2以降の処理は図8のステップS801以降の処理と同
様の処理を行う。
【0045】次に、図11に沿って実施例3における本
部9側の最終位置算出処理について説明する。図11は
この最終位置算出処理手順を示すフローチャートであ
り、まず、ステップS1100でスタートし、ステップ
S1101でコントローラ6bは移動体8からの位置デ
ータを無線機4bが受信したか、否かの判断を行う。
【0046】この判断の結果、位置データが受信してい
ると判断すると、ステップS1102でその位置データ
にサインポスト位置データがあるか、否かの判断を行
う。この判断の結果、サインポスト位置データがあると
判断すると、ステップS1107に処理を進め、このス
テップS1107において、サインポスト位置の座標
(XS ,YS )をコントローラ6bで最終位置の座標
(XE ,YE )とする。ここで、XE =XS ,YE =Y
S である。次いで、この最終位置の座標(XE ,YE
をコントローラ6bにより表示ディスプレイ7b上に、
ステップS1106で表示する。
【0047】また、ステップS1102において、サイ
ンポスト位置データがないとコントローラ6bが判断す
ると、ステップS1103に処理を移し、ステップS1
103以降は図9のステップS902以降の処理と同一
の処理を行うので、その説明を省略する。
【0048】なお、上記実施例3では、サインポスト1
5の場合について説明したが、ビーコンや他の路車間情
報システムであってもよく、上記実施例3と同様の効果
を奏する。
【0049】実施例4.図5はこの発明の実施例4の構
成説明図である。この実施例5では、図4で示した実施
例3のシステムにおいて、移動体8a,8c,8dの複
数とし、本部9への送信データ中に、各移動体8a,8
c,8dの識別番号とGPS測位衛星組合せ情報をコン
トローラ6a,6c,6dで付加して、各無線機4a,
4c,4dからアンテナ5a,5c,5dにより本部9
へ送信し、本部9のコントローラ6bで、これらのデー
タの識別を行い、複数の移動体8a,8c,8dの位置
表示をコントローラ6bの制御の基に表示ディスプレイ
7b上に表示できるようにしたものである。
【0050】図12はこの実施例4における各移動体8
a,8c,8d側の位置データの送信処理手順を示すフ
ローチャートである。この図12において、ステップS
1200でスタートして、ステップS1201で各移動
体8a,8c,8dのGPSセンサ1a,1c,1dが
サインポスト15からの位置情報が受信か否かをコント
ローラ6a,6c,6dか判断し、サインポストの位置
情報が受信されていると判断すると、ステップS120
6に処理が移行する。
【0051】このステップS1206では、各コントロ
ーラ6a,6c,6dはサインポストの位置座標
(XS ,YS )を算出し、ステップS1207で移動体
8a,8c,8dのID(識別ラベル)番号とサインポ
ストの位置座標(XS ,YS )をコントローラ6a,6
c,6dによりそれぞれ無線機4a,4c,4dを制御
して、本部9へ送信し、ステップS1202に処理を進
める。
【0052】また、上記ステップS1201において、
コントローラ6a,6c,6dによる判断の結果、サイ
ンポスト15からの位置情報の受信でないと判断される
と、ステップS1202に処理を移す。このステップS
1202では、各移動体8a,8c,8dのコントロー
ラ6a,6c,6dがGPSセンサ1a,1c,1dに
よるGPS測位か否かの判断を行い、その判断の結果、
GPS測位であると判断すると、ステップS1208で
コントローラ6a,6c,6dはGPS測位の位置座標
(Xg,Yg)を算出して、ステップS1209で各コ
ントローラ6a,6c,6dはこのGPS測位の位置座
標(Xg,Yg)に各移動体8a,8c,8dのID番
号と、利用GPS衛星番号を無線機4a,4c,4dを
制御して、本部9へ送信し、ステップS1203に処理
が移行する。
【0053】また、上記ステップS1202において、
コントローラ6a,6c,6dの判断の結果、GPS測
位でないと判断すると、ステップS1203に処理を進
める。このステップS1203において、各移動体8
a,8c,8dのコントローラ6a,6c,6dがマッ
プマッチング処理が可能か否かの判断を行い、その判断
の結果、マップマッチング処理が可能でないと判断する
と、ステップS1204に処理を進める。
【0054】このステップS1204では、コントロー
ラ6a,6c,6dは前回と今回の自立航法位置の相対
変化位置の座標(ΔXd,ΔYd)を算出する。ここ
で、ΔXd=(Xd−Xd-1),ΔYd=(Yd−Yd
-1)である。次いで、ステップS1205で、各移動体
8a,8c,8dのID番号と、ステップS1204で
算出した相対変化位置の座標(ΔXd,ΔYd)を無線
機4a,4c,4dから本部9へ送信する。
【0055】また、ステップS1203において、マッ
プマッチング処理が可能であると、各コントローラ6
a,6c,6dが判断すると、ステップS1210でコ
ントローラ6a,6c,6dはマップマッチング位置の
座標(Xm,Ym)を算出し、ステップS1211でこ
の算出したマップマッチング位置の座標と、移動体8
a,8c,8dのID番号を無線機4a,4c,4dに
より本部9へ送信する。
【0056】図13は実施例4における本部9側の最終
位置算出処理手順を示すフローチャートである。まず、
ステップS1300でスタートし、ステップS1301
で移動体8a,8c,8dからのID番号および位置デ
ータが無線機4bで受信されたか否かの判断をコントロ
ーラ6bで判断し、判断の結果、ID番号と位置データ
が受信されていると、ステップS1302で移動体8
a,8c,8dのID番号(n)を識別する。
【0057】この識別の結果、n=2またはn=3の場
合には、次の処理ステップS1303以下と同様の処理
を行い、n=1の場合には、このステップS1303に
処理が移行する。このステップS1303において、移
動体8a,8c,8dからのサインポスト位置データが
あるか否かの判断をコントローラ6bで判断し、サイン
ポスト位置データがある場合には、ステップS1308
でコントローラ6bにより、サインポスト位置の座標を
最終位置座標(XE ,YE )とする。ここで、XE =X
S,YE =YS である。
【0058】次いで、ステップS1307で、最終位置
座標(XE ,YE )と移動体のID番号とをコントロー
ラ6bにより、表示ディスプレイ7b上に表示する。
【0059】一方、上記ステップS1303において、
コントローラ6bがサインポスト位置データがないと判
断した場合には、ステップS1303からステップS1
304に処理を進め、このステップS1304におい
て、GPS位置データがあるか否かをコントローラ6b
で判断し、GPS位置データがあると判断されると、ス
テップS1309に処理を進める。
【0060】このステップS1309では、本部9のG
PS受信機1bにより、GPS測位がなされているか、
否かの判断をコントローラ6bで行い、その判断の結
果、本部9のGPS測位がなければ、ステップS130
5に移行し、GPS測位がなされていれば、ステップS
1310に処理を進める。ステップS1310では、移
動体8a,8c,8dのGPS測位による利用GPS衛
星番号と、本部9でGPS測位をするのに利用した利用
GPS衛星番号との一致の有無を判別し、一致しない場
合には、ステップS1305に進み、一致していれば、
ステップS1311に処理を移行させる。
【0061】このステップS1311では、コントロー
ラ6bは移動体8a,8c,8dのGPS位置座標と本
部9のGPS位置座標とにより、ディファレンシャル位
置座標を算出して、最終位置座標(XE ,YE )を算出
する。ここで、XE =(Xg−ΔXg),YE (Yg−
ΔYg)である。この算出された最終位置座標(XE
E )と各移動体番号とをコントローラ6bにより、ス
テップS1307で表示ディスプレイ7b上に複数表示
する。
【0062】また、ステップS1304,S1309,
S1310のNOの場合には、ステップS1305に処
理を進める。このステップS1305では、コントロー
ラ6bはマップマッチング位置か、否かの判断を行い、
マップマッチング位置であれば、ステップS1312で
マップマッチング位置の座標を最終位置座標(XE ,Y
E )とする。ここで、XE =Xm,YE =Ymである。
次いで、ステップS1307で、コントローラ6bはこ
の最終位置座標(XE,YE )と各移動体のID番号を
表示ディスプレイ7b上に複数表示する。
【0063】上記ステップS1305において、マップ
マッチング位置でないと、コントローラ6bが判断する
と、ステップS1306に移行し、このステップS13
06で、コントローラ6bは前回最終位置の座標に、自
立航法位置の相対変化値を加算して最終位置の座標(X
E ,YE )とする。ここで、XE =(XE-1 +ΔX
d),YE =(YE-1 +ΔYd)である。次いで、ステ
ップS1307で各移動体のID番号と最終位置の座標
(XE ,YE )をコントローラ6bの制御により表示デ
ィスプレイ7b上に複数表示する。
【0064】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0065】移動体から本部へGPS測位中はその位置
を自立航法の相対変化値とともに送信し、本部側では、
受信データがGPS測位データでかつ本部GPS誤差情
報があるときは本部GPS測位誤差により補正した位置
を最終位置とし、それ以外は自立航法位置の相対変化値
を前回の最終位置に加えた位置を今回最終位置として表
示することにより、GPS非測位時でも、移動体の表示
位置精度を高精度に保つことができる。
【0066】また、移動体の自立航法位置に地図道路デ
ータとのパターン照合を行ってマップマッチング補正処
理を施し、移動体から本部へGPS位置、自立航法位置
とともにマッチング補正位置を送信し、本部で移動体の
GPS測位位置があり、かつ本部GPS誤差情報がある
場合にはGPS補正位置を最終位置とし、そうでない場
合にはマッチング補正位置があればそれを最終位置と
し、マッチング補正位置がなければ前回の最終位置に自
立変化位置を加えた位置を最終位置として表示すること
により、マップマッチングにより、自立航法位置精度を
より向上することができ、ひいては、GPS非測位時の
移動体の表示位置精度をより高めることができる。
【0067】さらに、路上の路車間情報システムから送
られてくる位置情報を受信するサインポスト受信機を移
動体に設け、移動体から本部へサインポスト位置、GP
S位置、マッチング補正位置、自立航法位置を送信し、
本部で移動体からのサインポスト位置があればそれを最
終位置とし、サインポスト位置がなくてGPS補正位置
があれば、その位置を最終位置とし、そうでなくてマッ
チング補正位置があればその位置を最終位置とし、マッ
チング補正位置がなければ、前回の最終位置に自立航法
位置変化を加えた位置を最終位置として表示することに
より、路車間位置情報によりGPS非測位時の移動体の
表示位置精度をより向上することができる。
【0068】また、複数の移動体からのデータ内に移動
体のデータ内に移動体のID番号とGPS測位利用衛星
組合せ情報を付加して、データの識別を行うとともに、
各移動体のGPS補正処理を実行し、複数の移動体の同
時表示を行うことにより、複数の移動体位置を同時に高
精度に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による移動体ナビゲーショ
ンシステムの構成説明図である。
【図2】同上実施例1におけるGPS測位時の最終位置
算出時の概念図である。
【図3】この発明の実施例2による移動体ナビゲーショ
ンシステムの構成説明図である。
【図4】この発明の実施例3による移動体ナビゲーショ
ンシステムの構成説明図である。
【図5】この発明の実施例4による移動体ナビゲーショ
ンシステムの構成説明図である。
【図6】同上実施例1の移動体側の位置データ送信処理
手順を示すフローチャートである。
【図7】同上実施例1の本部側の最終位置算出処理手順
を示すフローチャートである。
【図8】同上実施例2の移動体側の位置データ送信手順
を示すフローチャートである。
【図9】同上実施例2の本部側の最終位置算出処理手順
を示すフローチャートである。
【図10】同上実施例3の移動体側の位置データ送信処
理手順を示すフローチャートである。
【図11】同上実施例3の本部側の最終位置算出処理手
順を示すフローチャートである。
【図12】同上実施例4の移動体側の位置データ送信処
理手順を示すフローチャートである。
【図13】同上実施例4の本部側の最終位置算出処理手
順を示すフローチャートである。
【図14】従来のディファレンシャルGPSナビゲーシ
ョンシステムの構成説明図である。
【符号の説明】
1a GPSセンサ 1b GPS受信機 1c GPS受信機 1d GPS受信機 2a アンテナ 2b アンテナ 2c アンテナ 2d アンテナ 3a GPS衛星 3b GPS衛星 3c GPS衛星 3d GPS衛星 4a 無線機 4b 無線機 4c 無線機 4d 無線機 5a アンテナ 5b アンテナ 5c アンテナ 5d アンテナ 6a コントローラ 6b コントローラ 6c コントローラ 6d コントローラ 7b 表示ディスプレイ 8 移動体 8a 移動体 8c 移動体 8d 移動体 9 本部 10a 車速センサ 10c 車速センサ 10d 車速センサ 11a 地磁気センサ 11c 地磁気センサ 11d 地磁気センサ 12a 地図道路データ 12c 地図道路データ 12d 地図道路データ 13a サインポスト受信機 13c サインポスト受信機 13d サインポスト受信機 14 サインポスト受信アンテナ 14a サインポスト受信アンテナ 14c サインポスト受信アンテナ 14d サインポスト受信アンテナ 15 サインポスト送信機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載され、この移動体の移動距
    離を検出する距離センサと、前記移動体に搭載され前記
    移動体の移動方位を検出する地磁気センサと、前記移動
    体に搭載され、複数個の衛星からの軌道、時刻情報を受
    信することにより絶対座標を検知するGPSセンサと、
    このGPSセンサと前記距離センサと前記地磁気センサ
    の情報を基に前記移動体の位置を算出する第1の演算処
    理部と、前記移動体に搭載され前記第1の演算処理部で
    算出された前記移動体の位置情報および自立位置変化情
    報を定期的に基地局に送信する第1の無線手段と、前記
    基地局に設けられたGPS測位手段と、前記基地局に設
    けられ前記移動体の位置情報および自立位置変化情報を
    受信する第2の無線手段と、前記基地局に設けられ前記
    第2の無線手段で受信された情報を基に地図上での前記
    移動体の最終位置を算出するとともに前記GPS測位手
    段により測位されたGPS誤差情報により補正できれば
    そのGPS位置座標を最終位置とし、かつ補正できない
    か、あるいは移動体GPS測位座標がない場合には、前
    回の最終位置に自立位置変化量を加えた位置を最終位置
    として表示部に表示する第2の演算処理部とを備えた移
    動体ナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】 移動体に搭載されこの移動体の移動距離
    を検出する距離センサと、前記移動体に搭載され前記移
    動体の移動方位を検出する地磁気センサと、前記移動体
    に搭載され複数個の衛星からの軌道、時刻情報を受信す
    ることにより絶対座標を検知するGPSセンサと、この
    GPSセンサと前記距離センサと前記地磁気センサの情
    報を基に前記移動体の位置を算出するとともに、前記移
    動体において地図データベースと道路パターン情報と前
    記距離センサと前記地磁気センサと前記GPSセンサと
    による自移動体位置変化情報を比較補正して自移動体位
    置を算出するマップマッチング補正処理手段と、前記移
    動体に搭載され前記移動体より前記GPS位置情報およ
    び前記マップマッチング補正がかかっているときはその
    自立位置変化情報を定期的に基地局に送信するととも
    に、マップマッチング補正がかかっていない場合には前
    記GPSセンサによる自立位置変化情報を定期的に前記
    基地局に送信する第1の無線手段と、前記基地局に設け
    られ前記移動体の自移動体情報および前記自立位置変化
    情報を受信する第2の無線手段と、前記基地局に設けら
    れたGPS測位手段と、前記基地局に設けられ前記GP
    S測位手段により測位されたGPS誤差情報により補正
    できればそのGPS位置座標を最終位置とし、かつ前記
    GPS誤差情報により補正できないか、あるいは移動体
    GPS測位座標がない場合には前記マップマッチング補
    正処理手段によるマッチング補正自立位置があればそれ
    を最終位置とするとともに、マッチング補正位置がなけ
    れば前回の最終位置に自立位置変化を加えた位置を最終
    位置として表示部に表示する演算処理部とを備えた移動
    体ナビゲーションシステム。
  3. 【請求項3】 路上に設置され位置情報を送信する路車
    間情報システムと、移動体に搭載され前記位置情報を受
    信して自移動体位置の絶対座標を検知するサインポスト
    と、前記移動体に搭載され、この移動体の移動距離を検
    出する距離センサと、前記移動体に搭載され前記移動体
    の移動方位を検出する地磁気センサと、前記移動体に搭
    載され複数個の衛星からの軌道、時刻情報を受信するこ
    とにより絶対座標を検知するGPSセンサと、このGP
    Sセンサと前記距離センサと前記地磁気センサの情報お
    よび前記サインポストで受信した自移動体位置の絶対座
    標とを基にして自移動体位置を求めるマップマッチング
    補正処理手段と、前記移動体に搭載されGPS位置情
    報、マッチング補正位置情報、自立位置情報、サインポ
    スト位置情報を定期的に基地局に送信する第1の無線手
    段と、前記基地局に設けられ前記移動体のGPS位置情
    報、マッチング補正位置情報、自立位置情報、サインポ
    スト位置情報を受信する第2の無線手段と、前記基地局
    に設けられたGPS測位手段と、前記基地局に設けら
    れ、サインポスト位置情報があればそれを最終位置と
    し、前記サインポスト位置情報がなければ前記GPS測
    位手段で得られたGPS誤差情報により補正されたGP
    S位置を最終位置とし、補正GPS位置がなければ、マ
    ッチング補正位置を最終位置とし、マッチング補正位置
    がなれば、前回の最終位置に自立位置変化を加えた位置
    を最終位置として表示部に表示する演算処理部とを備え
    た移動体ナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記移動体は複数とし、各移動体から無
    線位置情報データ内にその移動体の識別番号とGPS測
    位利用衛星組合せ情報を付加する手段と、前記基地局側
    にて各移動体データの識別を行う手段と、各移動体別の
    基地局側GPS誤差情報を算出して各移動体のGPS位
    置を補正する手段とを有することを特徴とする請求項1
    ないし3記載の移動体ナビゲーションシステム。
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