JPH06331375A - 移動体測位装置およびカーナビゲーション装置 - Google Patents
移動体測位装置およびカーナビゲーション装置Info
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- JPH06331375A JPH06331375A JP12441193A JP12441193A JPH06331375A JP H06331375 A JPH06331375 A JP H06331375A JP 12441193 A JP12441193 A JP 12441193A JP 12441193 A JP12441193 A JP 12441193A JP H06331375 A JPH06331375 A JP H06331375A
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Abstract
在位置表示精度を高める。 【構成】GPS受信機2と、地図データや各種案内情報
を記録する地図情報記録媒体であるCD−ROM3およ
び各種案内情報等を読み出すCD−ROMドライバ4
と、出発地と目的地等を入力すると共に、カーソルキー
5を備えたキーボード等の入力装置と、CRTやLCD
等の表示画面を有するディスプレイ6と、CPUとその
記憶および作業領域としてのROM,RAM等を備え
て、システム全体を制御するマイクロプロセッサ等より
成る情報処理装置7と、情報処理装置7はROMやRA
Mに蓄積した処理プログラムやデータに従ってシステム
全体を制御するものであり、地図描画処理部8、手動移
動制御部9および位置補正部10と、位置補正部10
は、GPS受信機2から時系列に出力される現在位置、
進行方位および走行速度を、それ以前の各データとそれ
ぞれ比較することにより、現在位置を補正するものであ
る。
Description
ning System 汎地球測位システム)により自動車等の
現在位置を検出して表示装置に表示する車載用カーナビ
ゲーション装置に好適な移動体測位装置に係り、特に、
車両の現在位置の表示精度の向上を図った移動体測位装
置およびカーナビゲーション装置に関する。
は、自己車両の現在位置の検出手段としてGPS衛星を
利用したGPS測位システムが利用されている。このシ
ステムは3次元測位の場合は4個のGPS衛星、または
2次元測位の場合は3個のGPS衛星からの電波をGP
S受信機によりそれぞれ受信すると共に、これらの電波
の到達時間差から三角測量の原理で自車位置を計測する
ものである。最終的には24個の地球周回衛星により全
世界で24時間の位置計測が可能である。
からは自己車両の現在位置や進行方位、走行速度の他、
GPS衛星の軌道や配置等の情報、受信状態のフラグ等
が例えば1秒毎に出力され、これらのデータを演算制御
手段により演算することにより自車位置を測位するもの
である。
力の現在位置の例えば経度、緯度、高度を基準にして、
この経度緯度座標が含まれる地図データをCD−ROM
等の記録媒体から読み出してディスプレイ上に描画表示
する。さらに、この地図上の該当位置にGPS経度緯度
データを現在位置として表示する。
うな従来のカーナビゲーション装置では、GPS受信機
からの現在位置を地図上に表示する場合、時々刻々のG
PS受信機出力(経度緯度データ)を表示することにな
るが、GPS受信機出力には各種の外乱による誤差が含
まれている。また、かかる誤差の時間変動もあるために
位置座標にばらつきが生ずる場合がある。この場合は地
図上に表示した現在位置もばらつくこととなり、正確で
滑かな走行軌跡を描かなくなる。
あり、外乱およびSA(SelectableAvailability :米
国基地局による精度の変更)によりある範囲の位置ばら
つきを生ずる。
る位置データが突発的に出力される場合がある。地図表
示の際には、GPS受信機から常に出力される位置デー
タを基準にして表示地図を決定しているために、この突
発データに対してもそれに合致する地図を読み出してし
まい、これまでとは全く違う範囲の地図が表示されてし
まう。このとき、使用している地図CD−ROMに、こ
の突発位置データの範囲を含む地図が記録されていなけ
れば、地図範囲逸脱の警告が出力されてしまう。
テナで受信してから演算処理して位置データとして出力
するまでの遅れ時間およびこの出力位置データを基に地
図表示するまでの処理時間とがあるため、地図上に表示
する位置が遅れ時間分だけ後方の位置になり、実際の現
在位置とずれてしまう。
なされたもので、その目的は、移動体の現在位置を表示
手段に表示する際の現在位置表示精度を高めることがで
きる移動体測位装置およびカーナビゲーション装置を提
供することにある。
するために次のように構成される。
の発明という)は、地図データおよび各種案内情報デー
タを記録した記録媒体と、移動する移動体の現在位置、
進行方位および走行速度を検出し、これら検出データを
時系列に出力する現在地検出手段と、この現在地検出手
段からの現在の前記各検出データと、それ以前の各検出
データとの比較に基づいて前記現在位置を補正する現在
地補正手段と、この現在地補正手段からの補正現在地を
含む地図データとそれに関連する情報を前記記録媒体よ
り読み出して、前記補正現在地と共に表示手段に描画す
る描画処理手段と、前記補正現在地、前記地図データお
よびその関連情報とを表示する表示手段と、を有するこ
とを特徴とする。
下、第2の発明という)は、現在地補正手段は、移動体
の走行速度が基準速度以上の時に、現在地検出手段より
得られた現在位置座標と、その直前に得られた位置座標
との間の方向と進行方位との差が所定値よりも大きい場
合には、その進行方位に沿った方向に現在位置を補正す
る一方、前記差が所定値よりも小さい場合は補正せず、
また、前記走行速度が前記基準速度以下の時は、現在地
検出手段より複数回連続して得られる現在位置は最初の
現在位置に固定し、次に得られる現在位置は、それまで
の複数点の現在位置の平均値を演算し、さらに、その平
均値と最初の現在位置との距離が所定値よりも大きい場
合には前記平均値を補正位置とする一方、前記距離が所
定値よりも小さい場合は、最初の現在位置のままとする
第1の演算手段を有することを特徴とする。
下、第3の発明という)は、現在地補正手段は、移動体
の走行速度が基準速度以上および現在位置座標とその直
前に得られた現在位置座標と間の方向と進行方位との差
が所定値よりも大きい場合には、複数点までは第1の演
算手段により補正した補正値を採用する一方、次の現在
位置では、それまでの現在地検出手段からの現在位置の
平均値と第1の演算手段により補正した現在位置の平均
値との差が所定値よりも大きい場合は、補正していない
最新位置を採り、前記差が前記所定値よりも小さい場合
には、最新位置について第1の演算手段により補正され
た補正値を採る第2の演算手段を有することを特徴とす
る。
(以下、第4の発明という)は、現在地検出手段が移動
体の現在位置の検出可能状態に達したときに、初めて得
られる現在位置を補正演算の基準位置とし、表示手段に
表示されたその基準位置および現在位置を手動スクロー
ルにより移動させる手動移動制御手段を有することを特
徴とする。
下、第5の発明という)は、現在地検出手段から時系列
で得られる現在位置と、その直前の現在位置との差が所
定値を超える場合には、その現在位置を補正値演算に使
用しない第3の演算手段を有することを特徴とする。
下、第6の発明という)は、現在地検出手段からの現在
位置を地図上に重ねて表示手段に表示させる際に、前記
現在地検出手段、現在地補正手段および描画処理手段に
おける演算処理時間と走行速度との積だけ進行方向前方
に表示手段に表示するように制御する表示制御手段を有
することを特徴とする。
(以下、第7の発明という)は、請求項1〜6のいずれ
か1項に記載の移動体測位装置を車両に搭載してなるこ
とを特徴とする。
を、その際およびそれ以前の速度データおよび方位デー
タに基づいて補正して表示手段に表示するので、位置デ
ータのばらつきを低減することができ、表示手段に表示
される移動体の走行軌跡の精度を高めると共に、滑かに
することができる。
からの検出データとのずれが所定値を超えて大きくなっ
たときに、その位置データを自動的に修正することがで
きる上に、その現在位置の初期位置等を手動操作により
補正することができる。
発的にずれたときは、そのデータを現在位置の補正演算
の際に無視することができるので、さらに表示位置のば
らつきを低減することができる。
遅れおよび表示処理における時間遅れを見掛け上補正し
て表示するので、移動体の位置表示精度を一段と高める
ことができる。
する。
適用した場合の一実施例のブロック図であり、図におい
て、車載用カーナビゲーション装置1は移動体である自
動車等に搭載されるものであり、現在地検出手段の一例
であるGPS受信機2と、地図データや各種案内情報を
記録する地図情報記録媒体であるCD−ROM(読取り
専用のコンパクト・ディスク・メモリ)3およびこれを
駆動して地図データやそれに関連する各種案内情報等を
読み出すCD−ROMドライバ4と、出発地と目的地等
を入力すると共に、カーソルキー5を備えたキーボード
等の入力装置と、CRT(陰極線管)やLCD(液晶表
示装置)等の表示画面を有するディスプレイ6と、音声
情報を出力する音声出力手段である図示しないスピーカ
と、CPUとその記憶および作業領域としてのROM,
RAM等を備えて、システム全体を制御するマイクロプ
ロセッサ等より成る情報処理装置7とを有する。
ioning System 汎地球測位システム)により自車の現
在位置を例えば緯度、経度、高度で検出すると共に、こ
の自車の進行方向や走行速度等を検出するものであり、
例えば4個のGPS人工衛星9a,9b,9c,9dか
ら地上に無線送信されるGPS電波をGPSアンテナ2
aを介してそれぞれ受信して、これらの各電波の到達時
間差から三角測量の原理で自車の現在位置を3次元で測
位するものである。2次元測位の場合は、3個のGPS
人工衛星9a〜9cからのGPS電波を受信する。
た処理プログラムやデータに従ってシステム全体を制御
するものであり、地図描画処理部8、手動移動制御部9
および位置補正部10とを有する。
自車の補正された現在地を読み込み、この自車位置に基
づいてCD−ROMドライバ4を介してCD−ROM3
より、この自車位置を含む地図およびそれに関連する案
内情報等を読み出して、これらを地図上に重ねてディス
プレイ6に描画するものである。また、地図や自車の現
在位置、交差点情報、誘導経路情報等をディスプレイ6
の表示画面に表示するときに、その表示を制御する表示
制御手段を有する。
地図上に自車位置マークを重ねてディスプレイ6に描画
する。表示地図は現在位置の移動に連れて自動的にスク
ロールされ、常に現在地が更新表示される。また、未だ
描画されていない部分に達する前に自車の進行方向先の
地図データがCD−ROM3から読み出され、地図が描
画される。
動操作により、ディスプレイ6上に表示された自車の現
在位置を強制的に適宜移動させるものであり、この手動
移動制御部9からの移動制御手段は地図描画処理部8
と、位置補正部10とに与えられ、自車位置がカーソル
キー5により手動で移動された状態をディスプレイ6に
表示し、位置補正部10からの位置データを手動操作位
置に強制的に補正するものである。
求められる自車の進行方位データおよび対地走行速度デ
ータは、一般に位置データを基に指数による重み付けを
持ったフィルタをかけて計算したものである。この計算
では、有効な4〜5点の位置データを基に更新してお
り、これら現在位置データ、進行方位データおよび対地
走行速度データを例えば1秒毎に時系列に位置補正部1
0に与える。
は一種の平均化されたデータと見做すことができる。
を用いてGPS受信機2からの位置データ(経度緯度)
を次に示すような方法で補正する。
(実経度緯度でも正規化経度緯度でもよい)を(x0 ,
y0 )、進行方位をθ0 (例えば北Nを基準に時計回り
の角度)で走行速度をv0 とし、次に得られる現在位置
22の座標を(x1 ,y1 )、方位をθ1 、速度をv1
とする。これらのデータの取得時間の間隔をTとする。
とき、すなわちV≧Akm/hのときは図2に示すよう
に、
位はθ1 とする。
位置22を補正せず、座標を(x1,y1 )、進行方位
はθ1 とする。ここで例えば基準速度Aを1≦A≦2
0、角度Bを5≦B≦20の範囲の値とする。
うに第1点目の現在位置24から第5点目の現在位置2
8までは、その最初の値に固定し、現在位置の座標を
(x0,y0 )、方位をθ0 とする。
(m) のときは、座標を(X,Y)、方位をψとする。
−y0 |<C(m) のときは、現在位置の座標を(x0 ,
y0 )、方位をθ0 とする。
(m) の範囲の値とする。
在位置に関しては、この第6点目の現在位置29を最初
の位置座標(x0 ,y0 )として上記処理を繰り返す。
これにより、前の現在位置からのばらつきを低減するこ
とができる。
つに連れて補正位置とGPS受信機2からの位置出力と
の差が積算されて補正位置が次第にずれてしまう場合が
ある。その場合の補正としては以下の方法を追加するこ
とができる。
φ|≧B°のとき、第5点目の現在位置28までは上記
補正値座標(x1 ′,y1 ′)と、進行方位θ1 をディ
スプレイ6に表示する。
での5点平均値(X,Y)と5点補正値の平均値
(X′,Y′)との距離の差が次の条件のとき、
り、進行方位をθ5 とする。
採り、方位はθ5 とする。
(m) の範囲の値とする。このような5点比較の比較回数
は別の値であってもよい。
ーチャートを示す。このルーチンでは、5点平均比較表
示した後および第5点目28以前に以上のルーチンから
分岐が抜けた場合は全てをクリアし、最初のステップに
戻る。
げ時およびGPS受信機2が測位できない状態になった
ときは、ディスプレイ6の画面表示はその前の状態のま
まで基準とする位置(基準点)をクリアし、次に測位で
きたときの位置データを、基準点として(x0 ,y0
)、方位はθ0 とする。
状態から測位できる状態になった場合は、最初の方位デ
ータや速度データは信頼性が低いため、基準位置(x0
,y0 )のみを表示し、方位θ0 は表示しない。次に
得られる現在位置から位置および方位を表示する。
初の基準位置はGPS受信機2から得られる位置データ
をそのままディスプレイ6に表示することになるが、こ
の最初の位置が本来の正しい位置からずれている場合に
は、その後の表示位置がずれたままとなる。
準位置の手動補正ルーチンに示すように最初の基準点
を、ディスプレイ6に表示中の地図をスクロールさせる
ことにより、正しく合せたい地図上の地点に合せる手動
移動制御部9を設けている。
初期位置を補正するために地図をスクロールさせる場合
には、地図描画処理部8に入力する位置データを連続的
に一定値毎に変更することによって行なう。この変更し
た位置データを基に地図表示および現在位置表示を行な
うことを繰り返すことにより地図をスクロールすること
ができる。この現在位置地図をスクロールした後、現在
位置表示に戻ったときには、このスクロールして移動し
た最後の地点データを最初の基準位置とする。
される位置データの中には測位過程で生ずる誤差が含ま
れている。これには例えば時計の誤差、起動データの誤
差、利用衛星配置に起因する誤差、電離層でのGPS電
波の到達時間の遅延、GPS受信機2の雑音、マルチパ
ス等が原因として考えられる。しかも、これらの誤差は
時間経過の中で突発的に大きくなることが考えられるの
で、このときは測位できない状態になる前に位置データ
として、その前の値とかなり外れたデータ値になること
が考えられる。こうしたデータを補正する方法の一例と
しては図6の補正ルーチンに示すような方法がある。
(x0 ,y0 )とし、次の位置データを(xn ,yn )
とする。
n ,yn )との距離が所定値Eよりも小さいとき、すな
わち
示データに使用する。次に、(xn ,yn )を新たな初
期データとして次のデータを取り込み、以上の処理を繰
り返す。
との距離が設定値Eよりも大きい場合、すなわち、
表示せず、次のデータと比較する。図6中、mは比較回
数をカウントするカウンタで、mが例えば5回に達する
まで次のデータ比較を繰り返す。
た(xn ,yn )を新たに新しい位置データと見做して
ディスプレイ6に表示する。これを初期データとして最
初に戻る。
≦40(単位:分)の範囲の値を採る。これを距離に換
算すると、日本では約6.5km≦E≦52kmとなる。こ
の補正ルーチンは図4で示す補正ルーチンに入る前の部
分に加えることが可能である。
の各データ表示の時間遅れの表示方法の一例を説明す
る。
a〜9dからの電波を受信した瞬間からGPS受信機2
のデータが出力するまでの演算処理時間t1 、情報処理
装置7における位置補正演算および地図描画に要する時
間t2 が存在するため、ディスプレイ6に地図表示した
ときには、表示現在位置とその瞬間の実際の現在位置に
見掛け上ずれが生ずる。これを無くするために以下の方
法を用いる。
(x0 ,y0 )、方位をθ0 、速度をv0 とする。地図
表示系での経度差δx 、緯度差δyと、実距離δ1 との
変換係数k1 ,k2 を、
で移動する距離を補正量として表示する補正した経度緯
度32の(x0 ′,y0 ′)は、(x0 ,y0 )の進行
方向前方に外挿した位置
A≦20)のときは、GPS受信機2からの方位および
速度出力が不正確になるので、上記の補正は行なわな
い。また、速度vが小さいときは数式14の両式の右辺
第2項は小さくなるので、表示位置のずれの影響は殆ど
ない。
合、今までの進行方向前方、すなわち交差点の先に位置
が表示されることになるが、交差点で右左折する場合
は、低速度の進行になるのが通常であるので、ずれは小
さくなり、影響は少ない。
検出手段からの移動体の位置データを、その際およびそ
れ以前の速度データおよび方位データに基づいて補正し
て表示手段に表示するので、位置データのばらつきを低
減することができ、表示手段に表示される移動体の走行
軌跡の精度を高めると共に、滑かにすることができる。
からの検出データとのずれが所定値を超えて大きくなっ
たときに、その位置データを自動的に修正することがで
きる上に、その現在位置の初期位置等を手動操作により
補正することができる。
発的にずれたときは、そのデータを現在位置の補正演算
の際に無視することができるので、さらに表示位置のば
らつきを低減することができる。
遅れおよび表示処理における時間遅れを見掛け上補正し
て表示するので、移動体の位置表示精度を一段と高める
ことができる。
図。
補正方法の一例を説明するための図。
の他の一例を説明するための図。
理ルーチンのフローチャート。
ルーチンのフローチャート。
チンのフローチャート。
の時間遅れ補正方法の一例を説明するための図。
Claims (7)
- 【請求項1】 地図データおよび各種案内情報データを
記録した記録媒体と、移動する移動体の現在位置、進行
方位および走行速度を検出し、これら検出データを時系
列に出力する現在地検出手段と、この現在地検出手段か
らの現在の前記各検出データと、それ以前の各検出デー
タとの比較に基づいて前記現在位置を補正する現在地補
正手段と、この現在地補正手段からの補正現在地を含む
地図データとそれに関連する情報を前記記録媒体より読
み出して、前記補正現在地と共に表示手段に描画する描
画処理手段と、前記補正現在地、前記地図データおよび
その関連情報とを表示する表示手段と、を有することを
特徴とする移動体測位装置。 - 【請求項2】 現在地補正手段は、移動体の走行速度が
基準速度以上の時に、現在地検出手段より得られた現在
位置座標と、その直前に得られた位置座標との間の方向
と進行方位との差が所定値よりも大きい場合には、その
進行方位に沿った方向に現在位置を補正する一方、前記
差が所定値よりも小さい場合は補正せず、また、前記走
行速度が前記基準速度以下の時は、現在地検出手段より
複数回連続して得られる現在位置は最初の現在位置に固
定し、次に得られる現在位置は、それまでの複数点の現
在位置の平均値を演算し、さらに、その平均値と最初の
現在位置との距離が所定値よりも大きい場合には前記平
均値を補正位置とする一方、前記距離が所定値よりも小
さい場合は、最初の現在位置のままとする第1の演算手
段を有することを特徴とする請求項1記載の移動体測位
装置。 - 【請求項3】 現在地補正手段は、移動体の走行速度が
基準速度以上および現在位置座標とその直前に得られた
現在位置座標との間の方向と進行方位との差が所定値よ
りも大きい場合には、複数点までは第1の演算手段によ
り補正した補正値を採用する一方、次の現在位置では、
それまでの現在地検出手段からの現在位置の平均値と第
1の演算手段により補正した現在位置の平均値との差が
所定値よりも大きい場合は、補正していない最新位置を
採り、前記差が前記所定値よりも小さい場合には、最新
位置について第1の演算手段により補正された補正値を
採る第2の演算手段を有することを特徴とする請求項2
記載の移動体測位装置。 - 【請求項4】 現在地検出手段が移動体の現在位置の検
出可能状態に達したときに、初めて得られる現在位置を
補正演算の基準位置とし、表示手段に表示されたその基
準位置および現在位置を手動スクロールにより移動させ
る手動移動制御手段を有することを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1項に記載の移動体測位装置。 - 【請求項5】 現在地検出手段から時系列で得られる現
在位置と、その直前の現在位置との差が所定値を超える
場合には、その現在位置を補正値演算に使用しない第3
の演算手段を有することを特徴とする請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の移動体測位装置。 - 【請求項6】 現在地検出手段からの現在位置を地図上
に重ねて表示手段に表示させる際に、前記現在地検出手
段、現在地補正手段および描画処理手段における演算処
理時間と走行速度との積だけ進行方向前方に表示手段に
表示するように制御する表示制御手段を有することを特
徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動体測
位装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の移
動体測位装置を車両に搭載してなることを特徴とするカ
ーナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
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JP12441193A JP3514786B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 移動体測位装置およびカーナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JPH06331375A true JPH06331375A (ja) | 1994-12-02 |
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Family
ID=14884810
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JP12441193A Expired - Lifetime JP3514786B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 移動体測位装置およびカーナビゲーション装置 |
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- 1993-05-26 JP JP12441193A patent/JP3514786B2/ja not_active Expired - Lifetime
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