JP2005274506A - ナビゲーション装置および現在位置推定方法 - Google Patents

ナビゲーション装置および現在位置推定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005274506A
JP2005274506A JP2004091576A JP2004091576A JP2005274506A JP 2005274506 A JP2005274506 A JP 2005274506A JP 2004091576 A JP2004091576 A JP 2004091576A JP 2004091576 A JP2004091576 A JP 2004091576A JP 2005274506 A JP2005274506 A JP 2005274506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
route
speed
current position
gps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004091576A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005274506A5 (ja
JP4174036B2 (ja
Inventor
Takashi Nakahara
中原  崇
Shigeru Matsuo
松尾  茂
Mariko Okude
真理子 奥出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004091576A priority Critical patent/JP4174036B2/ja
Publication of JP2005274506A publication Critical patent/JP2005274506A/ja
Publication of JP2005274506A5 publication Critical patent/JP2005274506A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4174036B2 publication Critical patent/JP4174036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】現在位置の推定精度を向上させる。
【解決手段】ナビゲーション端末1は、GPSデータを所定間隔で出力するGPS出力部112と、GPSデータが出力される毎に、当該GPSデータに含まれている現在位置を経路上にマッチングし出力する位置検出部113と、経路情報を記憶する経路情報記憶部111と、GPS出力部112から出力されたGPSデータに含まれている移動速度を出力する速度検出部117と、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍に位置する経路の経路情報に基づいて速度検出部113から出力された移動速度を補正し出力する速度補正部114と、位置検出部117から出力された現在位置、速度補正部114から出力された移動速度、および、当該現在位置が出力されてからの経過時間に基づいて、経路上に新たな現在位置を推定して出力する位置推定部118と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ナビゲーション装置の現在位置推定技術に関する。
特許文献1には、GPS(Global Positioning System)受信機によって得られた現在位置、走行速度および進行方位と地図データとを用いて、新たな現在位置を推定するナビゲーション装置が開示されている。このナビゲーション装置によれば、GPS測位できない現在位置(例えばGPS受信間隔の中間時点における現在位置)を、それまでのGPS受信機からの情報(GPSデータ)を用いて推定することができる。
特開平8-014927号公報
ところで、上記特許文献1に記載のナビゲーション装置では、現在位置の推定にそれまでに入手したGPSデータの走行速度を用いている。このため、車両が交差点に近づいた場合など、車両の走行速度が急激に変化する場合に、現在位置の推定精度が悪くなる。その結果、例えば、経路誘導中において、左折あるいは右折すべき交差点を通過してから、当該交差点を現在位置として推定してしまうといった事態が発生する可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、現在位置の推定精度を向上させることにある。
上記課題を解決するために、本発明では、GPSデータの移動速度あるいは複数のGPSデータの現在位置から求めた移動速度を、最新のGPSデータの現在位置近傍に位置する移動中の経路情報に基づいて補正する。そして、この補正された移動速度、最新のGPSデータの現在位置および移動中の経路情報を用いて現在位置を推定する。
例えば、本発明のナビゲーション装置は、
GPSを測位することにより得られるGPSデータを、所定間隔で出力するGPS出力手段と、
前記GPS出力手段からGPSデータが出力される毎に、当該GPSデータに含まれている現在位置を経路上にマッチングし出力する位置検出手段と、
前記経路の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、
前記GPS出力手段から出力されたGPSデータに含まれている移動速度、あるいは、前記位置検出手段より出力された複数の現在位置およびGPSデータの出力間隔に基づいて算出された移動速度を出力する速度検出手段と、
前記位置検出手段から出力された最新の現在位置の近傍に位置する前記経路の経路情報に基づいて、前記速度検出手段から出力された移動速度を補正して出力する速度補正手段と、
前記位置検出手段から出力された現在位置、前記速度補正手段から出力された移動速度、および、当該現在位置が出力されてからの経過時間に基づいて、前記経路上に新たな現在位置を推定して出力する位置推定手段と、を有する。
本発明によれば、GPSデータの移動速度あるいは複数のGPSデータの現在位置から求めた移動速度を、最新のGPSデータの現在位置近傍に位置する移動中の経路情報に基づいて補正する。例えば、現在位置近傍に位置する移動中の経路の道路形状の直線度合いが低くなる程、移動速度が小さくなるように補正する。あるいは、現在位置近傍に位置する移動中の経路に経路誘導の誘導点が存在する場合、移動速度が小さくなるように補正する。このようにすることで、道路形状の複雑さや誘導点での右左折のために、移動速度が急激に変化する場合に、現在位置の推定精度が悪くなるのを防止することができる。その結果、例えば、経路誘導中において、左折あるいは右折すべき交差点を通過してから、当該交差点を現在位置として推定してしまうといった事態が発生する可能性を低減できる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態のナビゲーション端末1が用いられたナビゲーションシステムの概略図である。
図示するように、ナビゲーションシステムは、ナビゲーション端末1、ナビゲーションサーバ2および交通情報センタ3が、通信ネットワーク5を介して互いに接続されて構成されている。ナビゲーション端末1は、無線基地局4を介して通信ネットワーク5に接続されている。ここで、ナビゲーションサーバ2は、ナビゲーション端末1からの指示に従い誘導経路を探索する処理を行なう。具体的には、ナビゲーション端末1から出発地(現在位置)および目的地の指定を伴う経路探索要求を受信すると、図示していない道路地図データベースを用いてダイクストラ法等により、出発地および目的地間の最適コストの経路を探索する。そして、検索した経路を誘導経路に設定し、当該誘導経路の経路誘導情報を、ナビゲーション端末1に送信する。また、交通情報センタ3は、ナビゲーション端末1からの指示に従い交通情報を検索する処理を行う。具体的には、ナビゲーション端末1から経路(移動中の経路)の指定を伴う交通情報検索要求を受信すると、図示していない交通情報データベースを用いて指定された経路の交通情報を検索し、検索した交通情報をナビゲーション端末1に送信する。なお、ナビゲーションサーバ2および交通情報センタ3は既存の技術であるので、ここではその詳細な説明を省略する。
ナビゲーション端末1は、ユーザからの指示に従い、ナビゲーションサーバ2に、出発地(現在位置)および目的地の指定を含む経路探索要求を送信する。そして、ナビゲーションサーバ2から入手した経路誘導情報に従い経路誘導処理を行う。なお、本実施形態のナビゲーション端末1は、車載電源を利用して動作する車載モードと、ナビゲーション端末1の内蔵バッテリを利用して動作する歩行モードとを有する。つまり、本実施形態のナビゲーション端末1は、車載用および携帯用の両方で使用できるように構成されている。
図2は、ナビゲーション端末1の機能構成図である。
図示するように、ナビゲーション端末1は、経路探索要求部110と、経路情報記憶部111と、GPS出力部112と、速度検出部113と、速度補正部114と、電源検知部115と、交通情報入手部116と、位置検出部117と、位置推定部118と、経路誘導部119と、を有する。
経路探索要求部110は、ユーザよりの指示に従い、後述する位置検出部117により検出された現在位置を出発地とし、ユーザより受け付けた地点を目的地とする経路探索要求を生成する。そして、この経路探索要求をナビゲーションサーバ2に送信し、ナビゲーションサーバ2から経路誘導情報を入手する。
経路情報記憶部111は、経路探索要求部110がナビゲーションサーバ2から入手した経路誘導情報を記憶する。ここで、経路誘導情報は、経路情報および誘導情報を含む。経路情報は、出発地から目的地までの誘導経路を表す情報であり、出発地から目的地までを順番に並べた道路のリンク列あるいは座標点列の情報から構成される。また、誘導情報は、経路情報を構成する各座標点が誘導点(例えば交差点)であるか否かを識別する情報を含む。誘導点である座標点には、誘導点の名称(交差点名称)、道路名称、レーン情報、右左折指示、走行方向、信号機情報、および、誘導点近辺の地図データを含む案内情報が与えられている。
電源検知部115は、ナビゲーション端末1の駆動電源の種類(内蔵バッテリおよび外部(車載)電源のいずれか)を検知する。
交通情報入手部116は、例えば定期的に、経路情報記憶部111に記憶されている経路情報により特定される誘導経路の交通情報検索要求を生成し、これを交通情報センタ3に送信し、交通情報センタ3から誘導経路の交通情報を入手する。
GPS出力部112は、複数のGPS衛星からの信号を所定間隔(例えば2秒)で測位し、GPSデータを生成して出力する。ここで、GPSデータには、現在位置および移動速度の情報を含む。
速度検出部113は、GPS出力部112からGPSデータが出力される毎に、当該GPSデータに含まれている移動速度を抽出して出力する。
位置検出部117は、GPS出力部112からGPSデータが出力される毎に、当該GPSデータに含まれている現在位置を抽出し、これを経路情報記憶部111に記憶されている経路情報により特定される誘導経路上にマッチングして出力する。
速度補正部114は、速度検出部113から移動速度が出力される毎に、位置検出部117から出力された最新の現在位置および経路情報記憶部111に記憶されている誘導経路の経路情報を用いて当該移動速度を補正する。
位置推定部118は、位置検出部117が現在位置を出力する間隔(例えば2秒)よりも少なくとも短い間隔で、位置検出部117から出力された最新の現在位置、速度補正部114から出力された最新の移動速度、および、経路情報記憶部111に記憶されている誘導経路の経路情報を用いて、現在位置を推定し出力する。また、現在位置を推定し出力する間隔(推定間隔と呼ぶ)を変更する。
そして、経路誘導部119は、位置検出部117および位置推定部118の何れかから出力された最新の現在位置と、経路情報記憶部111に記憶されている経路誘導情報とを用いて、経路誘導を行う。
図3は、ナビゲーション端末1のハードウエア構成図である。
図示するように、ナビゲーション端末1は、プロセッサ121と、メモリ122と、無線基地局4を介して通信ネットワーク5に接続するための無線通信装置123と、操作パネルやタッチパネルなどの入力装置124と、LCDなどの表示装置125と、GPS受信機126と、内蔵バッテリ127と、外部(車載)電源を接続するための外部電源接続端子128と、電源供給ユニット129と、ナビゲーション端末1の各構成要素を接続する内部バス130と、を有する。
電源供給ユニット129は、外部電源接続端子128に外部電源が接続されている場合は外部電源を駆動電源とし、一方、外部電源接続端子128に外部電源が接続されていない場合は内蔵バッテリを駆動電源として、ナビゲーション端末1の各部に電力を供給する。また、電力供給源の情報(外部電源および内蔵バッテリのいずれか)をプロセッサ121に出力する。
メモリ122には、ナビゲーションプログラム(PG)123が記憶されている。プロセッサ121は、このナビゲーションプログラム123を実行することにより、図2に示すナビゲーション端末1の機能構成を実現する。この際、経路情報記憶部111にはメモリ122が、GPS出力部112にはGPS受信機126が、そして、電源検知部115には電源供給ユニット128が用いられる。また、経路探索要求部110および交通情報入手部116における通信ネットワーク5との通信には無線通信装置123が、経路探索要求部110におけるユーザからの指示入力には入力装置124が、そして、経路誘導部119における情報表示には表示装置125が用いられる。
次に、ナビゲーション端末1の動作を説明する。
図4は、ナビゲーション端末2の動作を説明するためのフロー図である。このフローは、経路情報記憶部111に経路誘導情報が記憶された状態で、経路探索要求部110がユーザより経路誘導の開始指示を受付けると開始される。
位置検出部117は、GPS出力部112からGPSデータが出力されると(S101でYES)、当該GPSデータに含まれている現在位置を抽出し、これを経路情報記憶部111に記憶されている経路情報により特定される誘導経路上にマッチングする。つまり、抽出した現在位置の座標情報を誘導経路上の最寄りの地点の座標情報に変更する。それから、誘導経路上にマッチングされた現在位置を出力する(S102)。但し、GPSデータに含まれている現在位置が誘導経路から所定距離以上離れている場合は、当該現在位置を誘導経路上にマッチングすることなく出力する。また、速度検出部113は当該GPSデータに含まれている移動速度を抽出して出力する(S103)。
さて、位置検出部117は、S102で現在位置を誘導経路上にマッチングした場合(S150でNO)、その旨を速度補正部114に通知する。これを受けて、速度補正部114は、速度検出部113から出力された移動速度を、位置検出部117から出力された最新の現在位置および経路情報記憶部111に記憶されている誘導経路の経路情報を用いて補正し出力する(S104)。移動速度の補正処理の詳細は後述する。
一方、位置検出部117は、S102で現在位置を誘導経路上にマッチングしなかった場合(S150でYES)、その旨を経路誘導部119に通知する。これを受けて、経路誘導部119は、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍に位置する部分の誘導経路を特定する(S151)。具体的には、経路情報記憶部111に記憶されている誘導経路の経路情報が示す点列から、現在位置との距離が所定距離以内にある点列を抽出する。なお、現在位置から所定距離以内に誘導経路を構成する点列が存在しない場合は、当該所定距離を長くし、誘導経路を構成する点列が必ず抽出されるようにする。次に、経路誘導部119は、抽出した点列、および、経路情報記憶部111に記憶されている当該点列部分に対応する誘導経路の道路種別情報に基づいて、誘導経路の画像を生成する(S152)。また、最新の現在位置を示す画像(現在位置マークと呼ぶ)を生成する(S153)。そして、経路誘導部119は、誘導経路の画像および現在位置マークに基づいて、誘導画面を生成し表示する。(S154)。図8(B)は、誘導経路逸脱時における誘導画面の一例を示している。この例に示すように、誘導経路逸脱時には、現在位置マーク804が誘導経路805から離れた位置に表示されている。なお、誘導経路から逸脱したことを知らせるメッセージ806を表示するようにしてもよい。
また、位置推定部118は、位置検出部117から現在位置が出力されるとリセットされるタイマ(出力経過タイマと呼ぶ)を有しており、この出力経過タイマにより位置検出部117から最新の現在位置が出力されてからの経過時間Δtを計測している。さて、位置推定部118は、GPS出力部112からのGPSデータ出力間隔よりも短い間隔(推定間隔)に設定された現在位置の推定タイミングになったならば(S105)、位置検出部117から出力された最新の現在位置、速度補正部114から出力された最新の移動速度、および、経路情報記憶部111に記憶されている誘導経路の経路情報を用いて、現在位置を推定し出力する(S106)。現在位置の推定処理の詳細は後述する。
また、経路誘導部119は、位置検出部117および位置推定部118の何れかから現在位置が出力されたならば(S107でYES)、この出力された最新の現在位置と、経路情報記憶部111に記憶されている経路誘導情報とを用いて、経路誘導を行う(S108)。経路誘導処理の詳細は後述する。
また、位置推定部118は、推定間隔よりも長い間隔に設定された推定間隔更新タイミングになったならば(S109でYES)、速度検出部113から出力される移動速度と、位置検出部117から出力された現在位置近傍の誘導経路の道路形状および道路種別と、電源検知部115で検知されたナビゲーション端末1の駆動電源の種類と、交通情報入手部116で入手した誘導経路の交通情報とに基づいて、推定間隔を更新する(S110)。推定間隔の更新処理の詳細は後述する。
なお、このフローは現在位置が目的地に到達した場合に終了する。
図5は、移動速度の補正処理(図4のS104)を説明するためのフロー図である。
先ず、速度補正部114は、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍に未通過(現在位置より目的地側)の誘導点が存在するか否かを調べる(S1041)。具体的には、経路情報記憶部111に記憶されている誘導経路の経路情報が示す点列から、現在位置との距離が所定距離以内の点を抽出する。そして、経路情報記憶部111に記憶されている誘導点の案内情報に、前記抽出した点の座標値を持つ誘導点の案内情報が含まれているか否かを調べる。
S1041において、最新の現在位置近傍に誘導点が存在しない場合は、速度補正係数α1を補正なしを示すデフォルト値(例えば1)に設定する(S1042)。一方、最新の現在位置近傍に誘導点が存在する場合は、速度補正係数α1を、移動速度を小さくする補正を行うための値(例えば1未満)に、誘導点までの到達距離に基づいて設定する(S1043)。
次に、速度補正部114は、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍に位置する未通過部分の誘導経路の直線度合いβを求める(S1044)。直線度合いβは、例えば次のようにして求める。先ず、経路情報記憶部111に記憶されている誘導経路の経路情報が示す点列から、現在位置との距離が所定距離以内の点列を抽出する。次に、抽出した点列の始点および終点を結ぶ直線Dを設定する。次に、特定した点列の始点および終点を除く各点から直線Dへ下ろした垂線の距離Lを算出する。そして、算出した距離Lの総和ΣLと直線Dとの比率(ΣL/D)を求め、これを直線度合いβとする。この場合、βの値が小さい程、直線度合いが高いことを意味する。
次に、速度補正部114は、直線度合いが低いほど(βの値が大きい程)、移動速度を小さくする補正を行うための速度補正係数α2(=f(β))を設定する(S1045)。但し、直線度合いが直線であることを示している場合(β=0)に、補正なしを示すデフォルト値(例えば1)を採るようにする。
次に、速度補正部114は、交通情報入手部116で入手した交通情報から、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍の交通情報を特定し、特定した交通情報が示す誘導経路の渋滞度に基づいて、速度補正係数α3を設定する(S1046)。ここで、速度補正係数α3は、渋滞なしの場合に補正なしを示すデフォルト値(例えば1)とし、渋滞度合いが高くなるにつれて、移動速度を小さくする補正を行える値とする。
それから、速度補正部114は、以上のようにして設定した速度補正係数α1〜α3を用いて、速度検出部113から出力された最新の移動速度Hを補正する(S1047)。例えば、最新の移動速度Hに速度補正係数α1〜α3を乗算し、H’=H×α1×α2×α3とする。
図6は、現在位置の推定処理(図4のS106)を説明するためのフロー図である。
先ず、位置推定部118は、速度補正部114より出力された最新の移動速度(補正された移動速度)H’と、出力経過タイマで計測した経過時間Δtとを用いて、位置検出部117が最新の現在位置Pを出力してからの移動距離Δd(=H’×Δt)を算出する(S1061)。
次に、位置推定部118は、経路情報記憶部111に記憶されている誘導経路の経路情報が示す点列を繋ぐことで形成される線分上において、位置検出部117が出力した最新の現在位置PからS1061で算出した移動距離Δdだけ目的地側に離れた位置を求め、これを新たな現在位置Pに推定する(S1062)。
図7は、経路誘導処理(図4のS108)を説明するためのフロー図である。
先ず、経路誘導部119は、位置検出部117および位置推定部118の何れかから出力された最新の現在位置に最寄りの誘導点であって且つ未通過の誘導点を検出する(S1081)。具体的には、経路情報記憶部111に記憶されている経路の経路情報が示す点列から未通過(現在位置より目的地側)の点列を抽出する。そして、抽出した点列から誘導点の案内情報を持つ点をさらに抽出し、抽出した点の中から現在位置との距離が最も短い点を特定し、これを最寄りの誘導点とする。
次に、経路誘導部119は、最新の現在位置から当該誘導点までの距離が所定距離以内であるか否かを調べる(S1082)。そして、所定距離以内であるならば、最新の現在位置から当該誘導点までの距離、および、経路情報記憶部111に記憶されている当該誘導点の案内情報に従い、誘導画面を生成し表示する(S1083)。図8(A)は、誘導点の案内情報に従って生成される誘導画面の一例を示している。この例では、誘導点での進行方向が示された誘導点近傍の地図801が、誘導点の名称802および誘導点までの距離803と共に表示されている。なお、経路誘導部119が現在位置から目的地までの距離を算出し、この距離を、誘導点までの距離803に代えて、あるいは、誘導点までの距離803と共に表示するようにしてもよい。
一方、S1082において、最新の現在位置から当該誘導点までの距離が所定距離以内でない場合、経路誘導部119は、当該誘導点の誘導情報および現在位置から当該誘導点までの距離を用いて、図11に示すようなTBT(Turn By Turn)式の誘導画面を表示する(S1084)。図11に示す例では、次に通過すべき誘導点での進行方向1103が、当該誘導点の名称1101、現在位置から当該誘導点までの距離1102、現在位置から目的地までの距離1104、および、残距離バー1105と共に表示されている。ここで、残距離バー1105は、最後に通過した誘導点から次に通過すべき誘導点までの距離(バーの全長)に対する、最後に通過した誘導点から現在位置までの距離(ハッチ部分のバー長)を示す。この残距離バー1105は、経路誘導部119が、最後に通過した誘導点から次に通過すべき誘導点までの距離、および、最後に通過した誘導点から現在位置までの距離を計算して生成する。なお、残距離バーにおいても、予測箇所は線の色を変えるとよい。
図9は、推定間隔更新処理(図4のS110)を説明するためのフロー図である。
位置推定部118は、速度検出部113から出力された最新の移動速度に基づいて、間隔補正係数γ1を設定する(S1101)。ここで、間隔補正係数γ1は、移動速度Hが所定の基準値Hdのときに補正なしを示すデフォルト値(例えば1)とし、移動速度Hが基準値Hdより速くなるにつれて、推定間隔をより小さくする補正を行える値とする(例えばγ1=Hd/H)。
また、位置推定部118は、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍に位置する未通過部分の誘導経路の直線度合いβに基づいて、間隔補正係数γ2を設定する(S1102)。ここで、間隔補正係数γ2は、直線度合いが低くなるほど(βの値が大きくなるほど)、推定間隔をより大きくする補正を行える値とする(例えばγ2=A*β+1、但しAは係数)。なお、直線度合いβの求め方は、図5のS1044と同様である。
また、位置推定部118は、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍に未通過(現在位置より目的地側)の誘導点が存在するか否かに応じて、間隔補正係数γ3を設定する(S1103)。ここで、間隔補正係数γ3は、誘導点が存在しない場合に補正なしを示すデフォルト値(例えば1)とし、存在する場合に推定間隔を短くする補正を行える値(例えば1未満)とする。なお、誘導点の有無の判断方法は、図5のS1041と同様である。
また、位置推定部118は、交通情報入手部116で入手した交通情報から、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍の交通情報を特定し、特定した交通情報が示す誘導経路の渋滞度に基づいて、間隔補正係数γ4を決定する(S1104)。ここで、間隔補正係数γ4は、渋滞なしの場合に補正なしを示すデフォルト値(例えば1)とし、渋滞度合いが高くなるにつれて、推定間隔をより短くする補正を行える値とする。
また、位置推定部118は、電源検知部115が検知した駆動電源の種類に応じて、間隔補正係数γ5を決定する(S1105)。ここで、間隔補正係数γ5は、駆動電源が内蔵バッテリの場合に補正なしを示すデフォルト値(例えば1)とし、駆動電源が外部電源の場合に、駆動電源が内蔵バッテリのときよりも推定間隔を短くする補正を行える値(例えば1未満)とする。
また、位置推定部118は、経路情報記憶部111に記憶されている、位置検出部117から出力された最新の現在位置近傍に位置する未通過部分の誘導経路の道路種別に基づいて、間隔補正係数γ6を設定する(S1107)。ここで、間隔補正係数γ6は、道路種別が一般道路の場合に補正なしを示すデフォルト値(例えば1)とし、高速道路の場合に推定間隔を短くする補正を行える値(例えば1未満)とする。
さて、位置推定部118は、以上のようにして算出した間隔補正係数γ1〜γ6を用いて、所定の基準間隔を補正し、これを位置推定部118が現在位置を推定し出力する間隔に設定する(S1106)。例えば、基準間隔Tに間隔補正係数γ1〜γ6を乗算し、新たな基準間隔T’=T×γ1×γ2×γ3×γ4×γ5×γ6とする。
次に、本実施形態のナビゲーション端末1による現在位置の更新内容について説明する。図10は、ナビゲーション端末1によって現在位置が更新される様子を示す図である。
なお、図10において、符号1001は誘導経路を、符号1002は誘導経路を構成する点(ノード)を示している。
先ず、位置検出部117は、時刻t1のときにGPS出力部112からGPSデータを受け取ると、当該GPSデータに含まれている現在位置1003を誘導経路1002上にマッチングし、これを時刻t1での現在位置1004とする。
次に、位置推定部118は、位置検出部117が時刻t1での現在位置1004を出力した後、次の現在位置を出力する前に、推定タイミングを検出する。そして、速度補正部114によって補正された、時刻t1のときのGPSデータに含まれている移動速度H’と、時刻t1からの経過時間Δtとを用いて、現在位置1004からの移動距離Δd=H’×Δtを算出する。そして、時刻t1の現在位置1004からΔdだけ離れた誘導経路1002上の位置を、時刻t1+Δtでの現在位置1005に推定する。
次に、位置検出部117は、時刻t2のときにGPS出力部112からGPSデータを受け取ると、当該GPSデータに含まれている現在位置1006を誘導経路1002上にマッチングし、これを時刻t2での現在位置1007とする。このように、本実施形態によればGPSデータの受信間隔よりも短い間隔で現在位置を更新することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
本実施形態では、GPSデータの移動速度を、GPSデータの現在位置近傍に位置する誘導経路の経路情報に基づいて補正する。具体的には、現在位置近傍に位置する誘導経路の直線度合いが低くなる程、移動速度が小さくなるように補正する。また、現在位置近傍に位置する誘導経路に誘導点が存在する場合、移動速度が小さくなるように補正する。このようにすることで、道路形状の複雑さや誘導点での右左折のために、移動速度が急激に変化する場合であっても、現在位置の推定精度が悪くなるのを防止することができる。また、本実施形態では、GPSデータの現在位置近傍に位置する誘導経路の交通情報をも考慮して、GPSデータの移動速度を補正するので、交通渋滞のために移動速度が急激に変化する場合であっても、現在位置の推定精度が悪くなるのを防止することができる。したがって、本実施形態によれば、例えば、経路誘導中において、左折あるいは右折すべき交差点を通過してから、当該交差点を現在位置として推定してしまうといった事態が発生する可能性を低減できる。
また、本実施形態では、現在位置の推定間隔を調整している。具体的には、移動速度が速い場合に推定間隔を短くしている。このようにすることで、移動速度に関わらず、略一定の距離毎に現在位置を推定することが可能となる。また、誘導経路の直線度合いが低い場合や現在位置近傍に誘導点が存在する場合に、推定間隔を短くしている。このようにすることで、ユーザがより多くの注意を払うと考えられる誘導経路上の部分では、より多くの現在位置を推定することが可能となる。また、誘導経路の道路種別が高速道路の場合に一般道路の場合に比べて推定間隔を短くしている。このようにすることで、道路種別に関わらず、略一定の距離毎に現在位置を推定することが可能となる。また、誘導経路の渋滞度合いが大きい場合に、推定間隔をより短くしている。このようにすることで、誘導経路の渋滞度合いに関わらず、略一定の距離毎に現在位置を推定することが可能となる。また、ナビゲーション端末1の駆動電源が外部電源か内蔵バッテリかに応じて、推定間隔を変更している。このようにすることで、車載モード(外部電源駆動)および歩行モード(内蔵バッテリ駆動)のぞれぞれに適した推定間隔を設定することが可能となる。
また、本実施形態では、経路誘導部119が表示する現在位置マークの表示態様を、位置検出部117から出力された現在位置の場合と位置推定部118から出力された現在位置の場合とで異ならせるようにしている。このようにするこで、ユーザは現在位置の確からしさを確認することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態において、速度検出部113は、GPSデータに含まれている移動速度を抽出し出力している。しかし、GPSデータに速度がない場合などがあるため、位置検出部117から出力される現在位置の履歴を用いて移動速度を算出し出力してもよい。例えば、位置検出部117から出力された最新の現在位置とその一つ前あるいはそれ以前に出力された現在位置との距離を、この2つの現在位置の出力間隔で割ることで、移動速度を算出してもよい。
また、上記の実施形態において、速度補正部114は、速度検出部113が出力した最新の移動速度を速度補正係数で補正して出力している。しかし、本発明はこれに限定されない。速度検出部113が出力した複数の移動速度および当該複数の移動速度の出力間隔に基づいて、位置検出部117が最新の現在位置を出力してから位置推定部118での推定タイミングとなるまでの移動速度の平均の推定値を算出し、この推定値を、速度補正係数で補正し出力するようにしてもよい。
例えば、速度補正部114は、速度検出部113が出力した最新の移動速度Hnと、速度検出部113がこの移動速度Hの一つ前に出力した移動速度Hn-1と、この2つの移動速度の出力間隔Tとを用いて、速度関数Vp=((H-Hn-1)/T)t+Hを算出する。ここで、tは移動速度Hが出力されてからの経過時間である。そして、速度補正部114は、位置推定部118が推定タイミングになったときに、そのときの経過時間xを検出し、経過時間tがt=0からt=xとなるまでの移動速度Vpの平均を算出し、これを速度補正係数で補正し出力する。
あるいは、速度検出部113が出力した移動速度の履歴を用いて速度関数を算出し、速度関数の傾きを速度補正係数で補正し、それから、この補正された速度関数を用いて、位置検出部117が最新の現在位置を出力してから位置推定部118での推定タイミングとなるまでの移動速度の平均の推定値を算出し出力するようにしてもよい。
例えば、上記の速度関数の傾き((H-Hn-1)/T)を速度補正係数で補正し、この傾きが補正された速度関数を用いて、経過時間tがt=0からt=xとなるまでの移動速度Vpの平均を算出し出力する。この場合、速度補正係数は、速度関数の傾きに応じて値を変更するようにする。つまり、傾きが正の場合は、上記の速度補正係数をそのまま用いる。一方、傾きが負の場合は、上記の速度補正係数に反比例する値(例えば逆数)を用いる。
また、上記の実施形態では、速度補正係数として、現在位置近傍に誘導点が存在するか否かに応じて設定された係数α1、現在位置近傍の誘導経路の直線度合いβに応じて設定された係数α2、および、現在位置近傍の誘導経路の渋滞度合いに応じて設定された係数α3を用いている。しかし、これらの速度補正係数はこれらに限られない。本発明は、移動速度の変化に影響を与える因子となり得る、現在位置近傍の誘導経路の状況に応じた、様々な速度補正係数を用いることができる。例えば、誘導経路のレーン数と、誘導経路の進行方向(左折か右折か)とに応じて、速度補正係数を設定するようにしてもよい。例えば、レーン数が多いと右折の困難度が高くなり、その結果、移動速度が遅くなることが多い。そこで、このような場合は、他の場合に比べてより移動速度を小さくする補正を行えるように速度補正係数を設定するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、位置検出部117は、GPSデータに含まれている現在位置を、経路情報記憶部111に記憶されている経路情報により特定される誘導経路上にマッチングしている。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、経路情報記憶部111に、道路地図データを記憶しておき、位置検出部117に、この道路地図データを用いて、GPSデータに含まれている現在位置をマッチングさせるようにしてもよい。そして、位置推定部118に、当該現在位置がマッチングされた経路上に新たな現在位置を推定させるようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、GPS出力部112のGPS出力間隔を変えられるようにしてもよい。例えば、歩行モード(内蔵バッテリ駆動)の場合のGPS出力間隔を、車載モード(外部電源駆動)の場合のそれよりも長くするようにしてもよい。
図1は本発明の一実施形態のナビゲーションシステムの概略図である。 図2はナビゲーション端末1の機能構成図である。 図3はナビゲーション端末1のハードウエア構成例を示す図である。 図4はナビゲーション端末1の動作フローを示す図である。 図5は速度補正処理(図4のS104)の動作フローを示す図である。 図6は位置推定処理(図4のS106)の動作フローを示す図である。 図7は経路誘導処理(図4のS108)の動作フローを示す図である。 図8は誘導画面例を説明するための図である。 図9は推定間隔更新処理(図4のS110)の動作フローを説明するための図である。 図10は現在位置が更新される様子を説明するための図である。 図11は誘導画面例を説明するための図である。
符号の説明
1・・・ナビゲーション端末、2・・・ナビゲーションサーバ、3・・・交通情報センタ、4・・・無線基地局、5・・・通信ネットワーク、110・・・経路誘導部、112・・・GPS出力部、113・・・速度検出部、114・・・速度補正部、115・・・電源検知部、116・・・交通情報入手部、117・・・位置検出部、118・・・位置推定部、119・・・経路誘導部

Claims (12)

  1. ナビゲーション装置であって、
    GPSを測位することにより得られるGPSデータを、所定間隔で出力するGPS出力手段と、
    前記GPS出力手段からGPSデータが出力される毎に、当該GPSデータに含まれている現在位置を経路上にマッチングし出力する位置検出手段と、
    前記経路の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、
    前記GPS出力手段から出力されたGPSデータに含まれている移動速度、あるいは、前記位置検出手段より出力された複数の現在位置およびGPSデータの出力間隔に基づいて算出された移動速度を出力する速度検出手段と、
    前記位置検出手段から出力された最新の現在位置の近傍に位置する前記経路の経路情報に基づいて、前記速度検出手段から出力された移動速度を補正して出力する速度補正手段と、
    前記位置検出手段から出力された現在位置、前記速度補正手段から出力された移動速度、および、当該現在位置が出力されてからの経過時間に基づいて、前記経路上に新たな現在位置を推定して出力する位置推定手段と、を有すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記速度補正手段は、前記近傍に位置する前記経路の経路情報が示す道路形状の直線度合いが低くなる程、移動速度が小さくなるように、前記速度検出手段から出力された移動速度を補正すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記速度補正手段は、前記近傍に位置する前記経路の経路情報が経路誘導の誘導点の情報を含んでいる場合、前記速度検出手段から出力された移動速度を小さくする補正をすること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記速度補正手段は、前記速度検出手段が出力した複数の移動速度および当該複数の移動速度の出力間隔に基づいて、前記現在位置が出力されてからの経過時間における移動速度の平均の推定値を算出し、この推定値を前記速度検出手段から出力された移動速度として補正し出力すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    交通情報を受信する交通情報受信手段をさらに有し、
    前記速度補正手段は、前記交通情報受信手段で受信した、前記位置検出手段から出力された最新の現在位置の近傍の交通情報が示す渋滞度が大きい程、移動速度が小さくなるように、前記速度検出手段から出力された移動速度を補正すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記位置推定手段は、前記速度検出手段から出力される速度に応じて現在位置の推定間隔を変更すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記位置推定手段は、前記近傍に位置する前記経路の経路情報が示す道路形状に基づいて現在位置の推定間隔を変更すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  8. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記位置推定手段は、前記近傍に位置する前記経路の経路情報が示す道路種別に基づいて現在位置の推定間隔を変更すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  9. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    交通情報を受信する交通情報受信手段をさらに有し、
    前記位置推定手段は、前記交通情報受信手段で受信した、前記位置検出手段から出力された最新の現在位置の近傍の交通情報に基づいて、現在位置の推定間隔を変更すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  10. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    供給電源として、外部電源が使用可能な場合は外部電源を選択し、外部電源が使用不可能な場合は内蔵バッテリを選択する電力制御手段をさらに有し、
    前記位置推定手段は、前記電力制御手段が外部電源を選択しているか、それとも内部バッテリを選択しているかに応じて、現在位置の推定間隔を変更すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  11. コンピュータ読取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、コンピュータに、
    GPSを測位することにより得られるGPSデータを、所定間隔で出力するGPS出力手段、
    前記GPS出力手段からGPSデータが出力される毎に、当該GPSデータに含まれている現在位置を経路上にマッチングし出力する位置検出手段、
    前記経路の経路情報を記憶する経路情報記憶手段、
    前記GPS出力手段から出力されたGPSデータに含まれている移動速度、あるいは、前記位置検出手段から出力された複数の現在位置およびGPSデータの出力間隔に基づいて算出された移動速度を出力する速度検出手段、
    前記位置検出手段から出力された最新の現在位置の近傍に位置する前記経路の経路情報に基づいて、前記速度検出手段から出力された移動速度を補正して出力する速度補正手段、および、
    前記位置検出手段から出力された現在位置、前記速度補正手段から出力された移動速度、および、当該現在位置が出力されてからの経過時間に基づいて、前記経路上に現在位置を推定して出力する位置推定手段として、機能させること
    を特徴とするコンピュータ読取り可能なプログラム。
  12. GPSを測位することにより得られるGPSデータを、所定間隔で出力するGPS出力手段と、経路の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、現在位置を検出して出力する位置検出手段と、移動速度を出力する速度検出手段と、前記移動速度を補正する速度補正手段と、現在位置を推定して出力する位置推定手段と、を有するナビゲーション装置の現在位置推定方法であって、
    前記位置検出手段が、前記GPS出力手段からGPSデータが出力される毎に、当該GPSデータに含まれている現在位置を経路上にマッチングし出力するステップと、
    前記速度検出手段が、前記GPS出力手段から出力されたGPSデータに含まれている移動速度、あるいは、前記位置検出手段から出力された複数の現在位置およびGPSデータの出力間隔に基づいて算出された移動速度を出力するステップと、
    前記速度補正手段が、前記位置検出手段から出力された最新の現在位置の近傍に位置する前記経路の経路情報に基づいて、前記速度検出手段から出力された移動速度を補正して出力するステップと、
    前記位置推定手段が、前記位置検出手段から出力された現在位置、前記速度補正手段から出力された移動速度、および、当該現在位置が出力されてからの経過時間に基づいて、前記経路上に現在位置を推定するステップと、を行うこと
    を特徴とする現在地位置推定方法。
JP2004091576A 2004-03-26 2004-03-26 ナビゲーション装置および現在位置推定方法 Expired - Fee Related JP4174036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004091576A JP4174036B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 ナビゲーション装置および現在位置推定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004091576A JP4174036B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 ナビゲーション装置および現在位置推定方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005274506A true JP2005274506A (ja) 2005-10-06
JP2005274506A5 JP2005274506A5 (ja) 2006-04-06
JP4174036B2 JP4174036B2 (ja) 2008-10-29

Family

ID=35174322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004091576A Expired - Fee Related JP4174036B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 ナビゲーション装置および現在位置推定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4174036B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275338A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Sumitomo Electric System Solutions Co Ltd Gps受信データの処理装置、処理方法及びプログラム
JP2010133945A (ja) * 2008-10-31 2010-06-17 Hitachi Ltd 遠隔誘導システム、遠隔誘導方法及び遠隔誘導装置
JP2012052937A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Casio Comput Co Ltd 測位装置、測位方法、及び、プログラム
JP2015525487A (ja) * 2012-05-01 2015-09-03 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ジオフェンスソリューションにおいて破損検出ミスを減少させるためのメカニズム
CN110057358A (zh) * 2018-01-18 2019-07-26 中兴网鲲信息科技(上海)有限公司 一种导航方法和系统
EP3660857B1 (en) * 2010-07-14 2024-09-25 Adidas AG Location-aware fitness monitoring methods, systems, and program products, and applications thereof

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181815A (ja) * 1989-12-12 1991-08-07 Mitsubishi Electric Corp 電波航法装置
JPH04109116A (ja) * 1990-08-30 1992-04-10 Sony Corp 走行経路表示装置
JPH06242211A (ja) * 1993-02-22 1994-09-02 Alpine Electron Inc 車載ナビゲータ
JPH06331375A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Toshiba Corp 移動体測位装置およびカーナビゲーション装置
JPH0868651A (ja) * 1994-08-30 1996-03-12 Nippondenso Co Ltd 車両用現在位置検出装置
JPH08292044A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Zanavy Informatics:Kk 現在位置算出装置およびその距離係数補正方法
JPH08334338A (ja) * 1995-06-09 1996-12-17 Zanavy Informatics:Kk Gpsナビゲーション装置
JPH10206520A (ja) * 1997-01-16 1998-08-07 Canon Inc 携帯型測位端末装置
JP2000310538A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Denso Corp 位置検出装置
JP2001074494A (ja) * 1999-07-05 2001-03-23 Seiko Instruments Inc 携帯型gps受信機
JP2001280985A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Clarion Co Ltd 車両ナビゲーション装置
JP2004184174A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181815A (ja) * 1989-12-12 1991-08-07 Mitsubishi Electric Corp 電波航法装置
JPH04109116A (ja) * 1990-08-30 1992-04-10 Sony Corp 走行経路表示装置
JPH06242211A (ja) * 1993-02-22 1994-09-02 Alpine Electron Inc 車載ナビゲータ
JPH06331375A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Toshiba Corp 移動体測位装置およびカーナビゲーション装置
JPH0868651A (ja) * 1994-08-30 1996-03-12 Nippondenso Co Ltd 車両用現在位置検出装置
JPH08292044A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Zanavy Informatics:Kk 現在位置算出装置およびその距離係数補正方法
JPH08334338A (ja) * 1995-06-09 1996-12-17 Zanavy Informatics:Kk Gpsナビゲーション装置
JPH10206520A (ja) * 1997-01-16 1998-08-07 Canon Inc 携帯型測位端末装置
JP2000310538A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Denso Corp 位置検出装置
JP2001074494A (ja) * 1999-07-05 2001-03-23 Seiko Instruments Inc 携帯型gps受信機
JP2001280985A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Clarion Co Ltd 車両ナビゲーション装置
JP2004184174A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275338A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Sumitomo Electric System Solutions Co Ltd Gps受信データの処理装置、処理方法及びプログラム
JP4506777B2 (ja) * 2007-04-25 2010-07-21 住友電工システムソリューション株式会社 Gps受信データの処理装置、処理方法及びプログラム
JP2010133945A (ja) * 2008-10-31 2010-06-17 Hitachi Ltd 遠隔誘導システム、遠隔誘導方法及び遠隔誘導装置
EP3660857B1 (en) * 2010-07-14 2024-09-25 Adidas AG Location-aware fitness monitoring methods, systems, and program products, and applications thereof
JP2012052937A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Casio Comput Co Ltd 測位装置、測位方法、及び、プログラム
US8855928B2 (en) 2010-09-02 2014-10-07 Casio Computer Co., Ltd. Positioning apparatus judging movement method to control positioning timing
JP2015525487A (ja) * 2012-05-01 2015-09-03 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ジオフェンスソリューションにおいて破損検出ミスを減少させるためのメカニズム
US9451402B2 (en) 2012-05-01 2016-09-20 Qualcomm Incorporated Geofence breach confidence
CN110057358A (zh) * 2018-01-18 2019-07-26 中兴网鲲信息科技(上海)有限公司 一种导航方法和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4174036B2 (ja) 2008-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10514263B2 (en) Navigation device, route search server, and route search method
US9664523B2 (en) Map display system
US8666663B2 (en) Route search device and route search method
EP1566611A1 (en) Method and apparatus for searching a route
US20080228389A1 (en) Route-selection-supporting device, method, and program
CN106662457B (zh) 目的地推测系统及目的地推测方法
EP1589320A2 (en) Navigation apparatus and navigation method
JP2009244196A (ja) 運転支援システム、運転支援方法及びコンピュータプログラム
JP4760792B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP2008249539A (ja) 地図表示システム、端末装置、地図表示サーバ及び地図表示方法
US8756008B2 (en) Navigation apparatus
JP2004226168A (ja) ナビゲーション装置
JP2007139573A (ja) ナビゲーション装置
JP4174036B2 (ja) ナビゲーション装置および現在位置推定方法
JP4420034B2 (ja) 車両用地図表示装置
US20040204839A1 (en) Navigation method and system for large compound
JP5597080B2 (ja) 地図表示装置が地図データを処理するためのコンピュータプログラム、地図表示装置及び方法
JP5035111B2 (ja) 車載装置および渋滞通報システム
JP5731999B2 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、およびプログラム
JP2011145189A (ja) ナビゲーション装置、経路探索方法、および、プログラム
JP3887532B2 (ja) ナビゲーションシステム、経路再探索方法及び記録媒体
JP3718991B2 (ja) 車載用ナビゲーション装置および記録媒体
JP2012073092A (ja) 地図表示装置が地図データを処理するためのコンピュータプログラム、地図表示装置及び方法
JP2011191169A (ja) ナビゲーション装置
JP2012073091A (ja) 地図表示装置が地図データを処理するためのコンピュータプログラム、地図表示装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060213

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080812

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees