JPH066661B2 - 耐熱性エチレン−α−オレフイン系共重合体組成物の製造方法 - Google Patents
耐熱性エチレン−α−オレフイン系共重合体組成物の製造方法Info
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- JPH066661B2 JPH066661B2 JP28533185A JP28533185A JPH066661B2 JP H066661 B2 JPH066661 B2 JP H066661B2 JP 28533185 A JP28533185 A JP 28533185A JP 28533185 A JP28533185 A JP 28533185A JP H066661 B2 JPH066661 B2 JP H066661B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性が優れた耐熱性エチレン−α−オレフ
ィン系共重合体組成物の製造方法に関し、さらに詳しく
はエチレン−α−オレフィン系共重合体を不飽和シラン
化合物および変性シリコーンオイルで処理してなる、1
50℃以上の耐熱性を有する耐熱性エチレン−α−オレ
フィン系共重合体組成物の製造方法に関する。
ィン系共重合体組成物の製造方法に関し、さらに詳しく
はエチレン−α−オレフィン系共重合体を不飽和シラン
化合物および変性シリコーンオイルで処理してなる、1
50℃以上の耐熱性を有する耐熱性エチレン−α−オレ
フィン系共重合体組成物の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、エチレン−α−オレフィン共重合体の耐熱限界温
度はいずれも150℃未満であることが知られており、
それ以上の温度で常用する場合はシリコンゴムやフッ素
ゴムを使用せざるを得なかった。シリコンゴム、フッ素
ゴムは200℃以上の温度でも耐えることができ、非常
に耐熱性に優れたゴムであるが、コストが高いというの
が欠点であった。一方、シリコンゴムやフッ素ゴムほど
耐熱性は必要ではないが、エチレン−α−オレフィン共
重合体の耐熱性では使用できないという用途があり、比
較的低コストで150〜200℃の耐熱性を持ったゴム
が望まれてきた。
度はいずれも150℃未満であることが知られており、
それ以上の温度で常用する場合はシリコンゴムやフッ素
ゴムを使用せざるを得なかった。シリコンゴム、フッ素
ゴムは200℃以上の温度でも耐えることができ、非常
に耐熱性に優れたゴムであるが、コストが高いというの
が欠点であった。一方、シリコンゴムやフッ素ゴムほど
耐熱性は必要ではないが、エチレン−α−オレフィン共
重合体の耐熱性では使用できないという用途があり、比
較的低コストで150〜200℃の耐熱性を持ったゴム
が望まれてきた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、従来の技術的課題を解決し、エチレン
−α−オレフィン系共重合体の耐熱性を改善し、150
℃以上の耐熱性を有するエチレン−α−オレフィン系共
重合体組成物の製法を提供することにある。
−α−オレフィン系共重合体の耐熱性を改善し、150
℃以上の耐熱性を有するエチレン−α−オレフィン系共
重合体組成物の製法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、前記技術的課題を解決すべく鋭意研究し
た結果、エチレン−α−オレフィン系共重合体に有機ラ
ジカル発生剤の存在下、例えばビニルトリアルコキシシ
ラン化合物とともに加熱処理し、次いでさらに水酸基変
性シリコーンオイルと加熱処理することにより、エチレ
ン−α−オレフィン系共重合体に変性シリコーンオイル
がグラフトされた新規な共重合体組成物が得られ、この
共重合体組成物が前記目的を達成することを見出し、本
発明に到達した。
た結果、エチレン−α−オレフィン系共重合体に有機ラ
ジカル発生剤の存在下、例えばビニルトリアルコキシシ
ラン化合物とともに加熱処理し、次いでさらに水酸基変
性シリコーンオイルと加熱処理することにより、エチレ
ン−α−オレフィン系共重合体に変性シリコーンオイル
がグラフトされた新規な共重合体組成物が得られ、この
共重合体組成物が前記目的を達成することを見出し、本
発明に到達した。
すなわち、本発明は、エチレン−α−オレフィン系共重
合体100重量部に対して1分子中に少なくとも1個の
−Si−OR(ただし、Rは、炭素数1〜4のアルキル
基)結合を有する不飽和シラン化合物0.05〜10重量部
を有機ラジカル発生剤の存在下、加熱処理することによ
って得た反応生成物100重量部にさらに水酸基を有す
るシリコーンオイル2〜50重量部を加えて加熱処理す
ることを特徴とする耐熱性エチレン−α−オレフィン系
共重合体組成物の製造方法である。
合体100重量部に対して1分子中に少なくとも1個の
−Si−OR(ただし、Rは、炭素数1〜4のアルキル
基)結合を有する不飽和シラン化合物0.05〜10重量部
を有機ラジカル発生剤の存在下、加熱処理することによ
って得た反応生成物100重量部にさらに水酸基を有す
るシリコーンオイル2〜50重量部を加えて加熱処理す
ることを特徴とする耐熱性エチレン−α−オレフィン系
共重合体組成物の製造方法である。
本発明に用いるエチレン−α−オレフィン系共重合体
は、炭素数3〜10のα−オレフィン、例えばプロピレ
ン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン
−1、4−メチル−ペンテン−1等のモノマー群から選
ばれた1種以上をエチレンと共重合して得られるもの
で、ジエン化合物を共重合させたものでもよい。該ジエ
ン化合物としては、ジシクロペンタジエン、トリシクロ
ペンタジエン、5−メチル−2,5−ノルボルナジエ
ン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン
−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン2−ノルボ
ルネン、5−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5−
(1−ブテニル)−2−ノルボルネン、シクロオクタジ
エン、ビニルシクロヘキセン、1,5,9−シクロドデ
カトリエン、6−メチル−4,7,8,9−テトラヒド
ロインデン、2,2′−ジシクロペンテニル、トランス
−1,2−ジビニルシクロブタン、1,4−ヘキサジエ
ン、2−メチル−1,4−ヘキサジエン、1,6−オク
タジエン、1,7−オクタジエン、1,8−ノナジエ
ン、1,9−デカジエン、3,6−ジメチル−1,7−
オクタジエン、4,5−ジメチル−1,7−オクタジエ
ン、1,4,7−オクタトリエン、5−メチル−1,8
−ノナジエンなどがあげられる。
は、炭素数3〜10のα−オレフィン、例えばプロピレ
ン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン
−1、4−メチル−ペンテン−1等のモノマー群から選
ばれた1種以上をエチレンと共重合して得られるもの
で、ジエン化合物を共重合させたものでもよい。該ジエ
ン化合物としては、ジシクロペンタジエン、トリシクロ
ペンタジエン、5−メチル−2,5−ノルボルナジエ
ン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン
−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン2−ノルボ
ルネン、5−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5−
(1−ブテニル)−2−ノルボルネン、シクロオクタジ
エン、ビニルシクロヘキセン、1,5,9−シクロドデ
カトリエン、6−メチル−4,7,8,9−テトラヒド
ロインデン、2,2′−ジシクロペンテニル、トランス
−1,2−ジビニルシクロブタン、1,4−ヘキサジエ
ン、2−メチル−1,4−ヘキサジエン、1,6−オク
タジエン、1,7−オクタジエン、1,8−ノナジエ
ン、1,9−デカジエン、3,6−ジメチル−1,7−
オクタジエン、4,5−ジメチル−1,7−オクタジエ
ン、1,4,7−オクタトリエン、5−メチル−1,8
−ノナジエンなどがあげられる。
本発明に用いる共重合体中のα−オレフィン含量は20
〜80重量%が好ましい。
〜80重量%が好ましい。
本発明に使用されるエチレン−α−オレフィン系共重合
体のムーニー粘度(ML1+4、100℃)は、得られ
る組成物の引張強度等の機械的特性および加工性等の作
業性の面から、5〜180が好ましく、特に10〜10
0が好ましい。なお、親展油を添加してムーニー粘度を
調節し、この範囲としたものも使用可能である。
体のムーニー粘度(ML1+4、100℃)は、得られ
る組成物の引張強度等の機械的特性および加工性等の作
業性の面から、5〜180が好ましく、特に10〜10
0が好ましい。なお、親展油を添加してムーニー粘度を
調節し、この範囲としたものも使用可能である。
次に、本発明に用いるシラン化合物は、1分子中に少な
くとも1個の−Si−OR結合を有するものであるが、
具体例としては、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキ
シ)シラン、N−(3−アクリロキシ−2−ヒドロキシ
プロピル)−3−アミノプロピルトリエトキシジシラ
ン、3−アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラ
ン、3−アクリロキシプロピルトリクロロシラン、3−
アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、アリルトリ
エトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、5−(ビ
シクロヘプテニル)トリエトキシシラン、2−(3−シ
クロヘキセニル)エチルジメチルクロロシラン、2−
(3−シクロヘキセニル)エチルトリメトキシシラン、
ジフェニルビニルエトキシシラン、3−メタクリロキシ
プロピルジメチルエトキシシラン、3−メタクリロキシ
プロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン、7−オクテニルトリクロ
ロシラン、7−オクテニルトリメトキシシラン、m−ス
チリルエトキシトリメトキシシラン、4−(3−トリメ
トキシシリルプロピル)ベンジルスチレンスルホネート
などが挙げられ、このうちビニルアルコキシシラン系化
合物、特に3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ランが好ましい。
くとも1個の−Si−OR結合を有するものであるが、
具体例としては、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキ
シ)シラン、N−(3−アクリロキシ−2−ヒドロキシ
プロピル)−3−アミノプロピルトリエトキシジシラ
ン、3−アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラ
ン、3−アクリロキシプロピルトリクロロシラン、3−
アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、アリルトリ
エトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、5−(ビ
シクロヘプテニル)トリエトキシシラン、2−(3−シ
クロヘキセニル)エチルジメチルクロロシラン、2−
(3−シクロヘキセニル)エチルトリメトキシシラン、
ジフェニルビニルエトキシシラン、3−メタクリロキシ
プロピルジメチルエトキシシラン、3−メタクリロキシ
プロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン、7−オクテニルトリクロ
ロシラン、7−オクテニルトリメトキシシラン、m−ス
チリルエトキシトリメトキシシラン、4−(3−トリメ
トキシシリルプロピル)ベンジルスチレンスルホネート
などが挙げられ、このうちビニルアルコキシシラン系化
合物、特に3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ランが好ましい。
本発明に用いられる有機ラジカル発生剤としては、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キシン−3、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、2,2′−ビス−(t−ブチ
ルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼン、ジクミ
ルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t
−ブチルベンゾエート、1,1−ビス(t−ブチルパー
オキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサイド、ベンゾイ
ルパーオキサイド、p−クロルベンゾイルパーオキサイ
ド、アゾビスイソブチロニトリルなどであり、好ましく
は2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,2′−ビス(t−
ブチルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼンが挙
げられる。
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キシン−3、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、2,2′−ビス−(t−ブチ
ルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼン、ジクミ
ルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t
−ブチルベンゾエート、1,1−ビス(t−ブチルパー
オキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサイド、ベンゾイ
ルパーオキサイド、p−クロルベンゾイルパーオキサイ
ド、アゾビスイソブチロニトリルなどであり、好ましく
は2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,2′−ビス(t−
ブチルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼンが挙
げられる。
本発明において、エチレン−α−オレフィン系共重合体
と不飽和シラン化合物とを加熱反応させて得られる生成
物は、エチレン−α−オレフィン系共重合体100重量
部に対して上記シラン化合物を0.05〜10重量部(好ま
しくは0.1〜5重量部)、有機ラジカル発生剤を0.005〜
2重量部(好ましくは0.05〜1重量部)を配合し、例え
ば(1)バンバリー、ニーダーなどの混練機または押出
機などを用い、通常100〜300℃(好ましくは15
0〜250℃)で0.5〜30分、好ましくは1〜20分
加熱処理する、(2)前記エチレン−α−オレフィン系
共重合体、シラン化合物および有機ラジカル発生剤を炭
素数5〜12の炭化水素、炭素数1〜12のハロゲン化
炭化水素、テトラヒドロフランなどの有機溶媒に溶解
し、通常40〜300℃、好ましくは50〜200℃で
1分〜10時間、好ましくは5分〜5時間加熱処理し、
反応終了後溶媒を除去する、等の方法により製造するこ
とができる。
と不飽和シラン化合物とを加熱反応させて得られる生成
物は、エチレン−α−オレフィン系共重合体100重量
部に対して上記シラン化合物を0.05〜10重量部(好ま
しくは0.1〜5重量部)、有機ラジカル発生剤を0.005〜
2重量部(好ましくは0.05〜1重量部)を配合し、例え
ば(1)バンバリー、ニーダーなどの混練機または押出
機などを用い、通常100〜300℃(好ましくは15
0〜250℃)で0.5〜30分、好ましくは1〜20分
加熱処理する、(2)前記エチレン−α−オレフィン系
共重合体、シラン化合物および有機ラジカル発生剤を炭
素数5〜12の炭化水素、炭素数1〜12のハロゲン化
炭化水素、テトラヒドロフランなどの有機溶媒に溶解
し、通常40〜300℃、好ましくは50〜200℃で
1分〜10時間、好ましくは5分〜5時間加熱処理し、
反応終了後溶媒を除去する、等の方法により製造するこ
とができる。
エチレン−α−オレフィン系共重合体にシラン化合物を
付加させる場合の加熱処理温度および時間が不充分であ
ると、エチレン−α−オレフィン系共重合体とシラン化
合物との付加反応が十分に生起しない場合があり、一方
加熱温度または加熱処理時間が前記範囲を越えると、得
られるシラン化合物が、付加したエチレン−α−オレフ
ィン系共重合体の架橋密度が大きくなりすぎる場合があ
る。
付加させる場合の加熱処理温度および時間が不充分であ
ると、エチレン−α−オレフィン系共重合体とシラン化
合物との付加反応が十分に生起しない場合があり、一方
加熱温度または加熱処理時間が前記範囲を越えると、得
られるシラン化合物が、付加したエチレン−α−オレフ
ィン系共重合体の架橋密度が大きくなりすぎる場合があ
る。
次にこのようにして得られたシラン化合物付加エチレン
−α−オレフィン系共重合体から本発明の組成物を得る
には、上記シラン付加共重合体100重量部に対し、水
酸機変性シリコーンオイル2〜50重量部、好ましくは
5〜30重量部を、(1)ロール、バンバリーミキサ
ー、ニーダーなどの混練機、押出機等を用いて、通常5
0〜300℃、好ましくは100〜200℃で2分〜2
時間、好ましくは10分〜1時間加熱処理するか、また
は(2)炭素数5〜12または炭素数1〜12のハロゲ
ン化炭化水素、テトラヒドロフランなどの溶媒に溶解
し、通常40〜300℃、好ましくは50〜200℃で
10分〜10時間、好ましくは1〜5時間加熱処理し、
反応終了後溶媒を除去する。
−α−オレフィン系共重合体から本発明の組成物を得る
には、上記シラン付加共重合体100重量部に対し、水
酸機変性シリコーンオイル2〜50重量部、好ましくは
5〜30重量部を、(1)ロール、バンバリーミキサ
ー、ニーダーなどの混練機、押出機等を用いて、通常5
0〜300℃、好ましくは100〜200℃で2分〜2
時間、好ましくは10分〜1時間加熱処理するか、また
は(2)炭素数5〜12または炭素数1〜12のハロゲ
ン化炭化水素、テトラヒドロフランなどの溶媒に溶解
し、通常40〜300℃、好ましくは50〜200℃で
10分〜10時間、好ましくは1〜5時間加熱処理し、
反応終了後溶媒を除去する。
本発明に用いられる水酸基変性シリコーンオイルとして
は、市販の水酸基変性シリコーンオイルが使用でき、シ
リコーンオイルのどの位置が水酸基変性されているかは
問わない。具体的には、ポリジフェニルシロキサン末端
シラノール、ポリジメチルジフェニルポリシロキサン末
端ジフェニルシラノール、ポリジメチルシロキサン末端
カルビノール、ポリジメチルシロキサン末端ヒドロキシ
プロピル、ポリテトラメチル−p−シルフェニレンシロ
キサンなどが挙げられる。
は、市販の水酸基変性シリコーンオイルが使用でき、シ
リコーンオイルのどの位置が水酸基変性されているかは
問わない。具体的には、ポリジフェニルシロキサン末端
シラノール、ポリジメチルジフェニルポリシロキサン末
端ジフェニルシラノール、ポリジメチルシロキサン末端
カルビノール、ポリジメチルシロキサン末端ヒドロキシ
プロピル、ポリテトラメチル−p−シルフェニレンシロ
キサンなどが挙げられる。
前記最初の加熱処理に際して使用される不飽和シラン化
合物の割合は、エチレン−α−オレフィン系共重合体1
00重量部に対し、不飽和シラン化合物が0.05〜10重
量部である。該シラン化合物が0.05重量部未満では得ら
れる組成物の耐熱性向上が望めず、また10重量部を越
えると未反応シラン化合物が多く残り、好ましくない。
また、有機ラジカル発生剤の使用量は、シラン化合物の
付加効率、得られる組成物の耐熱性、および3次元架橋
物の発生等の面から、エチレン−α−オレフィン系共重
合体100重量部に対し0.005〜2重量部、特に0.05〜
1重量部が好ましい。
合物の割合は、エチレン−α−オレフィン系共重合体1
00重量部に対し、不飽和シラン化合物が0.05〜10重
量部である。該シラン化合物が0.05重量部未満では得ら
れる組成物の耐熱性向上が望めず、また10重量部を越
えると未反応シラン化合物が多く残り、好ましくない。
また、有機ラジカル発生剤の使用量は、シラン化合物の
付加効率、得られる組成物の耐熱性、および3次元架橋
物の発生等の面から、エチレン−α−オレフィン系共重
合体100重量部に対し0.005〜2重量部、特に0.05〜
1重量部が好ましい。
また、シラン化合物が付加したエチレン−α−オレフィ
ン系共重合体100重量部に対する変性シリコーンオイ
ルの使用量は2〜50重量部である。2重量部未満では
得られる組成物の優れた耐熱性、機械的強度が望めず、
また50重量部を越えると得られる組成物の機械的強
度、硬度が低くなり好ましくない。
ン系共重合体100重量部に対する変性シリコーンオイ
ルの使用量は2〜50重量部である。2重量部未満では
得られる組成物の優れた耐熱性、機械的強度が望めず、
また50重量部を越えると得られる組成物の機械的強
度、硬度が低くなり好ましくない。
前記(2)の、溶媒を用いた場合の加熱処理において、
溶媒の使用割合は、エチレン−α−オレフィン系共重合
体またはシラン化合物付加エチレン−α−オレフィン系
共重合体100重量部に対し通常500〜100000
重量部、好ましくは2000〜10000重量部であ
る。
溶媒の使用割合は、エチレン−α−オレフィン系共重合
体またはシラン化合物付加エチレン−α−オレフィン系
共重合体100重量部に対し通常500〜100000
重量部、好ましくは2000〜10000重量部であ
る。
かくして、エチレン−α−オレフィン系共重合体に前記
不飽和シラン化合物を加えて有機ラジカル発生剤の存在
下、ラジカル発生温度以上で加熱処理すると、該有機ラ
ジカル発生剤から分解発生したラジカルがエチレン−α
−オレフィン共重合体またはシラン化合物に作用してエ
チレン−α−オレフィン共重合体にシラン化合物が付加
したもの、エチレン−α−オレフィン系共重合体とシラ
ン化合物が付加したエチレン−α−オレフィン系共重合
体とが架橋したもの等を含む複雑な重合体混合物が得ら
れ、さらにこれらに水酸基変性シリコーンオイルを加え
て加熱処理すると、エチレン−α−オレフィン系共重合
体にシリコーンオイルがグラフトした重合体を主成分と
する複雑なエチレン−α−オレフィン系共重合体組成物
が得られる。
不飽和シラン化合物を加えて有機ラジカル発生剤の存在
下、ラジカル発生温度以上で加熱処理すると、該有機ラ
ジカル発生剤から分解発生したラジカルがエチレン−α
−オレフィン共重合体またはシラン化合物に作用してエ
チレン−α−オレフィン共重合体にシラン化合物が付加
したもの、エチレン−α−オレフィン系共重合体とシラ
ン化合物が付加したエチレン−α−オレフィン系共重合
体とが架橋したもの等を含む複雑な重合体混合物が得ら
れ、さらにこれらに水酸基変性シリコーンオイルを加え
て加熱処理すると、エチレン−α−オレフィン系共重合
体にシリコーンオイルがグラフトした重合体を主成分と
する複雑なエチレン−α−オレフィン系共重合体組成物
が得られる。
このようにして得られた本発明の製法によりえられるエ
チレン−α−オレフィン系共重合体組成物は、特にシリ
カとの混合性に優れ、ホワイトカーボン配合において非
常に優れた機械的強度を示すとともに、150〜200
℃の温度範囲において優れた耐熱性を示す。
チレン−α−オレフィン系共重合体組成物は、特にシリ
カとの混合性に優れ、ホワイトカーボン配合において非
常に優れた機械的強度を示すとともに、150〜200
℃の温度範囲において優れた耐熱性を示す。
本発明の製法によりえられるエチレン−α−オレフィン
系共重合体組成物は、他にカーボン、タルク、クレー等
の補強剤、充填剤やプロセスオイル、可塑剤、各種酸化
防止剤、熱安定剤を適宜使用して配合物とすることがで
きる。これらは、通常のゴム用混練機(ロール、バンバ
リーミキサー、ニーダーなど)を用いて混練りすること
により配合すことができる。また各種ゴム(SBR、B
R、NBR、IR、NR、Qなど)、各種樹脂(PE、
PPなど)を添加して使用することもできる。本発明の
α−オレフィン系重合体組成物にはベースに用いたエチ
レン−α−オレフィン共重合体に固有の架橋方法(イオ
ウ架橋、パーオキサイド架橋、樹脂架橋など)を用いる
ことができる。
系共重合体組成物は、他にカーボン、タルク、クレー等
の補強剤、充填剤やプロセスオイル、可塑剤、各種酸化
防止剤、熱安定剤を適宜使用して配合物とすることがで
きる。これらは、通常のゴム用混練機(ロール、バンバ
リーミキサー、ニーダーなど)を用いて混練りすること
により配合すことができる。また各種ゴム(SBR、B
R、NBR、IR、NR、Qなど)、各種樹脂(PE、
PPなど)を添加して使用することもできる。本発明の
α−オレフィン系重合体組成物にはベースに用いたエチ
レン−α−オレフィン共重合体に固有の架橋方法(イオ
ウ架橋、パーオキサイド架橋、樹脂架橋など)を用いる
ことができる。
本発明のエチレン−α−オレフィン系共重合体組成物
は、電線電纜、アノードキャップ等の電気部品、ホース
等の耐熱性が必要な用途に有用である。
は、電線電纜、アノードキャップ等の電気部品、ホース
等の耐熱性が必要な用途に有用である。
(実施例) 以下、本発明を実施例を挙げて説明する。なお、実施例
中の部、%は特に限定しない限り、重量部、重量%を示
す。また、実施例中の引張試験、耐熱老化試験はJIS
K6301に従って実施した。第2表中のM100は
100%モジュラス、TBは引張強さ、EBは伸び、H
Sは硬度、ACは熱老化後の変化率、AHは熱老化後の
硬度の変化を表す。
中の部、%は特に限定しない限り、重量部、重量%を示
す。また、実施例中の引張試験、耐熱老化試験はJIS
K6301に従って実施した。第2表中のM100は
100%モジュラス、TBは引張強さ、EBは伸び、H
Sは硬度、ACは熱老化後の変化率、AHは熱老化後の
硬度の変化を表す。
実施例1 A.組成物の生成 生ゴムムーニー粘度(ML1+4、100℃)が24の
エチレンプロピレンゴム(JSR EP02P:日本合
成ゴム(株)製)100重量部に対し、3−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン(シランカップリング
剤A−174、日本ユニカー(株)製)1重量部、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン(カヤヘキサAD、化薬ヌーリー(株)製)0.1
重量部を200℃に温度設定した押出機(1軸、フルフ
ライトスクリュウ、L/D=28、ダイ開放)に供給
し、スクリュウ回転数rpm(滞留時間2分)で押し出
しながら反応させた。反応生成物はロールを通してシー
ト状とし、放冷後ポリエチ袋に入れシールした。
エチレンプロピレンゴム(JSR EP02P:日本合
成ゴム(株)製)100重量部に対し、3−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン(シランカップリング
剤A−174、日本ユニカー(株)製)1重量部、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン(カヤヘキサAD、化薬ヌーリー(株)製)0.1
重量部を200℃に温度設定した押出機(1軸、フルフ
ライトスクリュウ、L/D=28、ダイ開放)に供給
し、スクリュウ回転数rpm(滞留時間2分)で押し出
しながら反応させた。反応生成物はロールを通してシー
ト状とし、放冷後ポリエチ袋に入れシールした。
得られた反応生成物100重量部に対し両末端カルビノ
ール変性シリコーンオイル(BX16−848B:トー
レシリコーン(株)製、粘度130CS、−OH当量2
500)10重量部を250ccラボプラストミルにて1
20℃×20分混練りし、本発明の組成物を得た。
ール変性シリコーンオイル(BX16−848B:トー
レシリコーン(株)製、粘度130CS、−OH当量2
500)10重量部を250ccラボプラストミルにて1
20℃×20分混練りし、本発明の組成物を得た。
B.物性評価 Aで得た組成物を用い、第1表の配合処方により250
ccラボプラストミルにて混練り後、ロール機にて架橋剤
を添加し、シート状に成形した。
ccラボプラストミルにて混練り後、ロール機にて架橋剤
を添加し、シート状に成形した。
得られたシートを160℃×35分プレス加硫した後物
性試験を実施した。結果を第2表に示した。
性試験を実施した。結果を第2表に示した。
本実施例の組成物の加硫物性は優れた機械的強度と優れ
た耐熱性(200℃)を示した。
た耐熱性(200℃)を示した。
比較例1 B.物性評価 実施例1で用いた未変性のエチレンプロピレンゴム(J
SR EP02P)を用い実施例1Bと同じ方法で物性
試験を実施した。結果を第2表に示した。実施例1に比
べ機械的強度が劣り、耐熱性(200℃)も大幅に劣
る。
SR EP02P)を用い実施例1Bと同じ方法で物性
試験を実施した。結果を第2表に示した。実施例1に比
べ機械的強度が劣り、耐熱性(200℃)も大幅に劣
る。
比較例2 B.物性評価 実施例1Aで得たシランカップリング剤付加ポリマー
(変性シリコーンオイルによって加熱処理してないも
の)を用い、実施例1Bと同じ方法で物性試験を実施し
た。結果を第2表に示した。実施例1と比べ機械的強度
が劣り、耐熱性(200℃)も大幅に劣る。
(変性シリコーンオイルによって加熱処理してないも
の)を用い、実施例1Bと同じ方法で物性試験を実施し
た。結果を第2表に示した。実施例1と比べ機械的強度
が劣り、耐熱性(200℃)も大幅に劣る。
実施例2 A.組成物の生成 実施例1Aにおいて2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサンを0.2重量部に変更し、
さらに老化防止剤として2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノールを2.2重量部を加え、実施例1Aと同
様に反応させた。
−ブチルパーオキシ)ヘキサンを0.2重量部に変更し、
さらに老化防止剤として2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノールを2.2重量部を加え、実施例1Aと同
様に反応させた。
得られた生成物100重量部に対し、両末端カルビノー
ル変性シリコーンオイル(SF8427:トーレシリコ
ン(株)製、粘度320CS、−OH当量1100)5
重量部、触媒としてジラウリル酸スズジブチル0.5重量
部を250ccラボプラストミルにて150℃×20分混
練りし本発明の組成物を得た。
ル変性シリコーンオイル(SF8427:トーレシリコ
ン(株)製、粘度320CS、−OH当量1100)5
重量部、触媒としてジラウリル酸スズジブチル0.5重量
部を250ccラボプラストミルにて150℃×20分混
練りし本発明の組成物を得た。
B.物性評価 Aで得た組成物を用い実施例1Bと同じ方法で物性試験
を実施した。結果を第2表に示した。
を実施した。結果を第2表に示した。
本実施例の組成物の加硫物性も優れた機械的強度と優れ
た耐熱性(200℃)を示す。
た耐熱性(200℃)を示す。
実施例3 A.組成物の生成 生ゴムムーニー粘度(MLH4、100℃)が90のエ
チレンプロピレンジエンゴム(JSR EP57P:日
本合成ゴム(株)製)100重量部に対し、ビニルトリ
メトキシシラン(シランカップリング剤A−171:日
本ユニカー(株)製)3重量部、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(カヤヘ
キサAD:化薬ヌーリー(株)製)0.3重量部、2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(アンテージ
BHT:川口化学(株)製)6重量部を用い実施例1A
と同じ方法で反応させた。得られた反応生成物100重
量部に対し両末端カルビノール変性シリコーンオイル
(BX16−848B:トーレシリコーン(株)製、粘
度130CS、−OH当量2500)20重量部を25
0ccラボプラストミルにて120℃×30分混練りし本
発明の組成物を得た。
チレンプロピレンジエンゴム(JSR EP57P:日
本合成ゴム(株)製)100重量部に対し、ビニルトリ
メトキシシラン(シランカップリング剤A−171:日
本ユニカー(株)製)3重量部、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(カヤヘ
キサAD:化薬ヌーリー(株)製)0.3重量部、2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(アンテージ
BHT:川口化学(株)製)6重量部を用い実施例1A
と同じ方法で反応させた。得られた反応生成物100重
量部に対し両末端カルビノール変性シリコーンオイル
(BX16−848B:トーレシリコーン(株)製、粘
度130CS、−OH当量2500)20重量部を25
0ccラボプラストミルにて120℃×30分混練りし本
発明の組成物を得た。
B.物性評価 Aで得た組成物を用い実施例1Bと同じ方法で物性試験
を実施した。結果を第2表に示した。本実施例の組成物
の加硫物性も、機械的強度、耐熱性(200℃)ともに
優れていることがわかる。
を実施した。結果を第2表に示した。本実施例の組成物
の加硫物性も、機械的強度、耐熱性(200℃)ともに
優れていることがわかる。
比較例3 比較例2においてシランカップリング剤の量および触媒
量、老化防止剤量を第2表に示す割合で配合して得たも
の(変性シリコンオイルの添加なし)を物性試験した。
結果を第2表に示した。実施例2に比べてゴム弾性が劣
り、熱老化性も悪くなる。
量、老化防止剤量を第2表に示す割合で配合して得たも
の(変性シリコンオイルの添加なし)を物性試験した。
結果を第2表に示した。実施例2に比べてゴム弾性が劣
り、熱老化性も悪くなる。
比較例4 JSR EP02P100部に対して変性シリコーンオ
イルを第2表に示す量を配合して得たもの(シランカッ
プリング剤添加なし)の物性試験を実施し、その結果を
第2表に示した。単に変性シリコーンオイルを配合した
だけでは熱老化性が改良されないことが明らかである。
イルを第2表に示す量を配合して得たもの(シランカッ
プリング剤添加なし)の物性試験を実施し、その結果を
第2表に示した。単に変性シリコーンオイルを配合した
だけでは熱老化性が改良されないことが明らかである。
(発明の効果) 本発明によれば、耐熱性および機械的性質に極めて優れ
たエチレン−α−オレフィン共重合体組成物を得ること
ができる。
たエチレン−α−オレフィン共重合体組成物を得ること
ができる。
Claims (3)
- 【請求項1】エチレン−α−オレフィン系共重合体10
0重量部に対して1分子中に少なくとも1個の−Si−
OR(ただし、Rは、炭素数1〜4のアルキル基)結合
を有する不飽和シラン化合物0.05〜10重量部を有機ラ
ジカル発生剤の存在下、加熱処理することによって得た
反応生成物100重量部にさらに水酸基を有するシリコ
ーンオイル2〜50重量部を加えて加熱処理することを
特徴とする耐熱性エチレン−α−オレフィン系共重合体
組成物の製造方法。 - 【請求項2】前記不飽和シラン化合物がビニルアルコキ
シシラン化合物である特許請求の範囲第1項記載の耐熱
性エチレン−α−オレフィン系共重合体組成物の製造方
法。 - 【請求項3】前記水酸基変性シリコーンオイルが末端に
水酸基を有するシリコーンオイルである特許請求の範囲
第1項記載の耐熱性エチレン−α−オレフィン系共重合
体組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28533185A JPH066661B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 耐熱性エチレン−α−オレフイン系共重合体組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28533185A JPH066661B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 耐熱性エチレン−α−オレフイン系共重合体組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62143958A JPS62143958A (ja) | 1987-06-27 |
JPH066661B2 true JPH066661B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=17690163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28533185A Expired - Lifetime JPH066661B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 耐熱性エチレン−α−オレフイン系共重合体組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066661B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011034836A1 (en) * | 2009-09-16 | 2011-03-24 | Union Carbide Chemical & Plastics Technology Llc | Process for producing crosslinked, melt-shaped articles |
WO2014209543A1 (en) * | 2013-06-25 | 2014-12-31 | Dow Global Technologies Llc | Polyolefin elastomer and polysiloxane blends |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP28533185A patent/JPH066661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62143958A (ja) | 1987-06-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |