JPH0666619U - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作装置

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JPH0666619U
JPH0666619U JP1626093U JP1626093U JPH0666619U JP H0666619 U JPH0666619 U JP H0666619U JP 1626093 U JP1626093 U JP 1626093U JP 1626093 U JP1626093 U JP 1626093U JP H0666619 U JPH0666619 U JP H0666619U
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pulley
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pulleys
operation wire
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徳三郎 吉橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡の操作基体を小型化する。 【構成】 操作基体(図示せず)には、レバー15の上
端部を回動可能に設ける。レバー15の中間部には、第
1、第2の可動プーリ17,18を回動可能に設ける。
第2の可動プーリ18の後方には、固定プーリ20を回
動可能に、かつ位置固定して設ける。第1の可動プーリ
17には、第1の操作ワイヤ22を略U字状に巻回す
る。第1の操作ワイヤ22の一端部は操作基体に固定
し、他端部は湾曲部(図示せず)の先端部に固定する。
第2の可動プーリ18には、第2の操作ワイヤ23を略
U字状に巻回する。第2の操作ワイヤ23の一端部は操
作基体に固定する。第2の操作ワイヤ23の他端部は、
固定プーリ20に略U字状に巻回して前方へ折り返さ
せ、湾曲部の先端部に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、一対の可動プーリによって操作ワイヤを牽引することにより、湾 曲部を湾曲させるようにした内視鏡の湾曲操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、操作ワイヤをプーリによって牽引することにより、湾曲部を湾曲操作 するようにした内視鏡においては、湾曲部の湾曲量を大きくするには、プーリを 大径にする必要がある。しかし、プーリを大径にすると、プーリを設置する操作 基体が大型化してしまい、操作者が操作基体を握りずらくなるという問題がある 。
【0003】 このような問題を解決するために、実公平4ー310420号公報には、図3 に示す内視鏡の湾曲操作装置が提案されている。この操作装置は、軸1を中心と して回動するレバー2の一端側と他端側とにプーリ3,4を回動自在に設けると ともに、各プーリ3,4に操作ワイヤ5,6を略U字状に巻回したものであり、 各操作ワイヤ5,6は、一端が操作基体(図示せず)に固定され、他端が湾曲部 の先端部に固定されている。
【0004】 上記構成の装置装置において、レバー2を矢印A方向に回動させると、プーリ 3が後方へ移動し、プーリ4が前方へ移動する。この結果、操作ワイヤ5が引っ 張られる一方、操作ワイヤ6が緩められ、湾曲部(図示せず)が湾曲される。こ こで、操作ワイヤ5,6の操作量は、プーリ3,4の移動距離のほぼ2倍になる 。したがって、プーリ3,4の直径を小さくすることができるというものである 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記操作装置においては、プーリ3,4の直径は小さくするこ とができるものの、操作基体を小型化するのことがほとんどできなかった。すな わち、一方の操作ワイヤ5(6)を引っ張り、他方の操作ワイヤ6(5)を緩め るためには、プーリ3,4を互いに逆方向へ移動させる必要がある。したがって 、プーリ3,4をレバー2に配置する場合には、レバー2の回動中心を間にして 一端側と他端側とに配置しなければならない。このように配置すると、図3に想 像線で示す大径のプーリを設置したことと同様になり、結局操作基体を小型化す ることができなかったのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の問題を解決するために、操作基体に回転可能にかつ前後方 向へ移動可能に設けられた第1および第2の可動プーリと、上記操作基体に回転 可能かつ位置固定して設けられ、第2の可動プーリの後方に配置された固定プー リと、上記第1の可動プーリに両端が前方へ向かうように略U字状に巻回され、 一端が上記操作基体に固定され、他端が湾曲部の先端部に固定された第1の操作 ワイヤと、上記第2の可動プーリに両端が後方へ向かうように略U字状に巻回さ れ、一端が上記操作基体に固定され、他端が上記固定プーリに略U字状に巻回さ れて折り返し、そこから前方へ延びて上記湾曲部の先端部に固定された第2の操 作ワイヤと、上記第1および第2の可動プーリを同方向へ移動させる移動手段と を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
第1および第2の可動プーリを後方へ移動させると、第1の可動プーリが第1 の操作ワイヤを引っ張り、第2の可動プーリが第2の操作ワイヤを緩める。逆に 、第1および第2の可動プーリを前方へ移動させると、第1の可動プーリが第1 の操作ワイヤを緩め、第2の可動プーリが第2の操作ワイヤを引っ張る。これに よって、湾曲部が湾曲操作される。この場合、操作ワイヤの操作量は、第1、第 2の可動プーリの移動のほぼ2倍になるので、第1、第2の可動プーリの直径を 小さくすることができる。
【0008】 また、第2の可動プーリの後方に固定プーリを配置しているので、第1、第2 の可動プーリを同方向へ移動させることより、一方の操作ワイヤを引っ張り、他 方の操作ワイヤを緩めることができる。したがって、第1、第2のプーリを移動 させるための移動機構としてレバーを用いる場合には、第1、第2の可動プーリ をレバーの回動中心に関して同一側に配置することができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例について図1および図2を参照して説明する。 図2は、この考案に係る湾曲操作装置が設けられた内視鏡Aを示すものであり 、この内視鏡Aの操作基体10の後端部には接眼部11が設けられており、操作 基体10の先端部からは挿入部12が延び出している。この挿入部12の先端部 には湾曲部13が設けられ、湾曲部13の先端部には、観察窓、照明窓(いずれ も図示せず)等を有する先端構成部14が設けられている。
【0010】 上記操作基体10の内部には、レバー(移動機構)15が操作基体10の長手 方向とほぼ直交するように配置されている。レバー15の内側の一端部は、操作 基体10に軸16を介して回動自在に設けられている。レバー15の他端部は、 操作基体10から外部に突出しており、この突出した端部を操作することによっ てレバー15を回動操作することができるようになっている。
【0011】 図1に示すように、レバー15の中間部の一側部と他側部とには、第1、第2 の可動プーリ17,18が軸19を介して回動自在に設けられている。また、第 2の可動プーリ18の後方には、固定プーリ20が操作基体10に軸21を介し て回動可能に、かつ位置固定して設けられている。
【0012】 上記第1の可動プーリ17には、第1の操作ワイヤ22が巻回されている。第 1の操作ワイヤ22は、その両端部が前方(湾曲部13側)へ向かうように、第 1の可動プーリ17に略U字状に巻回されており、その一端部は操作基体10に 固定されている。第1の操作ワイヤ22の他端部は湾曲部13の先端部に固定さ れている。
【0013】 また、上記第2のプーリ18には、第2の操作ワイヤ23が巻回されている。 。第2の操作ワイヤ23は、その両端部が後方へ向かうように第2のプーリ18 に略U字状に巻回されており、その一端部は操作基体10に固定されている。第 2の操作ワイヤ23の他端部は、固定プーリ20に略U字状に巻回されて折り返 し、そこから前方へ延びて湾曲部13の先端部に固定されている。
【0014】 上記構成の湾曲操作装置において、レバー15を図1の矢印A方向へ回動させ ると、第1、第2の可動プーリ17,18が前方へ同距離だけ移動する。プーリ 17,18の前方への移動により、第1の操作ワイヤ22が緩められ、第2の操 作ワイヤ23が引っ張られる。この結果、湾曲部13が図2において実線で示す ように湾曲する。逆に、レバー15を矢印B方向へ回動させると、湾曲部13が 図2において想像線で示すように湾曲する。
【0015】 ここで、操作ワイヤ22,23の操作量は、第1、第2の可動プーリ17,1 8の移動距離のほぼ2倍になる。したがって、第1、第2の可動プーリ17,1 8の直径を小さくすることができる。
【0016】 また、固定プーリ20を設けているので、第1、第2の可動プーリ17,18 を互いに同方向へ移動させることにより、第1、第2の操作ワイヤ22,23を 互いに逆方向へ操作することができる。したがって、この実施例のように、移動 機構としてレバー15を用いる場合には、第1、第2の可動プーリ17,18を レバー15の同一側に配置することができる。よって、2つの可動プーリを互い に逆側に配置しなければならない従来の湾曲操作装置に比して、操作基体10を 小型化することができる。
【0017】 なお、この考案は、上記の実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱し ない範囲において適宜変更可能である。 例えば、上記の実施例においては、第1、第2の可動プーリ17,18を操作 基体10の前後方向において同一箇所に配置しているが、前後方向において異な る箇所に配置してもよい。また、第1、第2の可動プーリ17,18をレバー1 5の両側にそれぞれ配置しているが、両者を同一側に配置してもよい。
【0018】 さらに、移動機構としてレバー15を用いているが、レバー15に変えて次の ものと用いてもよい。すなわち、操作基体の長手方向に延びるラックを同方向へ 移動可能に配置し、このラックに軸19を介してプーリ17,18を回動自在に 設ける。また、ラックにピニオンを噛み合わる。そして、ピニオンを操作基体の 外部に配置された円板状の操作ダイヤルによって回動させることにより、ラック を前後方向へ移動させ、これによってプーリ17,18を前後方向へ移動させる ようにしてもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の内視鏡の湾曲操作装置によれば、第1、第2 の可動プーリのみならず、第2の可動プーリの後方に位置固定された固定プーリ を配置しているので、各プーリを小さくすることができるのは勿論のこと、第1 、第2の可動プーリを同一方向へ移動させることにより、第1、第2の操作ワイ ヤを互いに逆方向へ操作することができる。したがって、第1、ダイ2の可動プ ーリをレバーによって移動させる場合には、2つのプーリをレバーの回動中心に 関して同一側に配置することができる。よって、操作基体をより一層小型化する ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の要部を示す斜視図である。
【図2】この考案の湾曲操作装置を備えた内視鏡の一部
を切り欠いて示す側面図である。
【図3】従来の湾曲操作装置を示す図である。
【符号の説明】
A 内視鏡 10 操作基体 13 湾曲部 15 レバー(移動機構) 17 第1の可動プーリ 18 第2の可動プーリ 20 固定プーリ 22 第1の操作ワイヤ 23 第2の操作ワイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作基体に回転可能にかつ前後方向へ移
    動可能に設けられた第1および第2の可動プーリと、上
    記操作基体に回転可能かつ位置固定して設けられ、第2
    の可動プーリの後方に配置された固定プーリと、上記第
    1の可動プーリに両端が前方へ向かうように略U字状に
    巻回され、一端が上記操作基体に固定され、他端が湾曲
    部の先端部に固定された第1の操作ワイヤと、上記第2
    の可動プーリに両端が後方へ向かうように略U字状に巻
    回され、一端が上記操作基体に固定され、他端が上記固
    定プーリに略U字状に巻回されて折り返し、そこから前
    方へ延びて上記湾曲部の先端部に固定された第2の操作
    ワイヤと、上記第1および第2の可動プーリを同方向へ
    移動させる移動手段とを備えたことを特徴とする内視鏡
    の湾曲操作装置。
JP1993016260U 1993-03-10 1993-03-10 内視鏡の湾曲操作装置 Expired - Fee Related JP2600838Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012511356A (ja) * 2008-12-10 2012-05-24 アンブ・エ/エス 内視鏡の屈曲部分制御機構
WO2020031293A1 (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 オリンパス株式会社 医療機器および処置システム

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