JPH0666203U - トロリー線取付ブラケットの取付構造 - Google Patents

トロリー線取付ブラケットの取付構造

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JPH0666203U
JPH0666203U JP527193U JP527193U JPH0666203U JP H0666203 U JPH0666203 U JP H0666203U JP 527193 U JP527193 U JP 527193U JP 527193 U JP527193 U JP 527193U JP H0666203 U JPH0666203 U JP H0666203U
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JP
Japan
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mounting
rail
mounting hole
bracket
mounting bracket
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Application number
JP527193U
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English (en)
Inventor
勝博 長堀
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トロリー線取付ブラケットの走行レールへの
取付を容易にする。 【構成】 取付ブラケット2に突起3を設け、走行レー
ル1の対応する位置に取付穴4を設け、この突起3を取
付穴4より小さな径の円筒部5と大きな径の円筒部6と
テーパ部7で構成し、突起3に空洞8と切り込み9を設
け、突起3を取付穴4に挿入し円筒部6が通過するとき
は収縮し通過後は元の形状に戻るようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は走行レールに沿って移動する搬送台車へ電力を供給するトロリー線の 取付ブラケットの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動倉庫の周辺搬送や生産ラインの部品供給などにおいては、パレットやバケ ット、コンテナ等の輸送に走行レールに沿って走行する搬送台車が用いられる。 搬送台車はモータによって駆動され、電力を走行レールに沿って敷設されたトロ リー線から給電される。
【0003】 このような搬送台車の一例として、建物の天井位置を走行して荷を搬送する天 井走行台車を説明する。図5は一般的な天井走行台車を示し、(a)は側面図、 (b)は断面図である。走行レール1は建物の天井20(または建物の梁)から 吊りブラケット21を吊り下げ、この吊りブラケット21に取付けられる。台車 23の走行車輪22を走行レール1に係合させ、走行モータ(図示せず)で走行 車輪22を駆動して、台車23を走行レール1に沿って走行させる。台車23の 下側には荷25を保持するための把持装置24が設けられており、走行中も荷2 5を安全に保持する。図5に示す把持装置24は、台車23に対し固定の把持装 置であるが、下部にある荷25を吊り上げたり、下部へ吊り下ろしたりする昇降 方式の把持装置もある。(b)に示すように走行レール1の側面には、台車23 の走行モータへ電力を供給するための給電装置26が設けられている。
【0004】 図6は給電装置26の断面図、図7は給電装置26の側面図を示す。給電装置 26は走行レール1の側面に固定される取付ブラケット2とトロリー線28を絶 縁し取付ブラケット2に固定する絶縁材27と、台車23と共に走行しトロリー 線28に対向して設けられトロリー線28より集電する導体29とこの導体29 を絶縁して保持する保持材30よりなる集電トロリーから構成される。集電トロ リーは図示しないバネにより導体29がトロリー線28に押圧されるよう構成さ れている。集電トロリーのケーブル31は図示しない制御盤や走行モータへ接続 されている。取付ブラケット2は図7に示すように走行レール1の側面にボルト 32で固定されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
取付ブラケット2は、従来、図7に示すように走行レール1の側面にL=40 0〜500mmのピッチで配置され、このピッチでボルト穴加工を行い、ボルト 32で固定する方式を採用しているため、取付けに手間がかかり取付工数が大き いと言う欠点があった。また、ボルト穴は取付ブラケット2を安定して支持する ため上下で異なる位置としており、穴のケガキ作業が面倒となっていた。このよ うなことも、工数を増加させる要因となっていた。このため、工場での加工や走 行台車を組み立てる現地での取付工数の少ないトロリー線の取付方法が望まれて いた。
【0006】 本考案は上述の問題点に鑑みて成されたもので、搬送台車のトロリー線を走行 レールに容易に取付けることのできるトロリー線取付ブラケットの取付構造を提 供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、レールに沿って移動する搬送台車へ電力 を供給するトロリー線を前記レールに取付ける取付ブラケットの取付構造におい て、ブラケットの前記レールとの取合面に突起を設け、前記レールの対応する位 置に取付穴を設け、この取付穴に前記突起を嵌合するようにし、この突起を前記 取付穴より大きな頭部と前記取付穴より小さな円筒部で構成し、前記取付穴を前 記頭部が通過するときは前記頭部は収縮し通過後前記取付穴より広がるようにし たものである。
【0008】 また、ブラケットと前記レールとの取合面のいずれかの面に両面接着テープを 設け前記ブラケットと前記レールとを接合するようにしたものである。
【0009】
【作用】
ブラケットのレールとの取合面には突起が設けられ、この突起に対応するレー ルの位置に取付穴が設けられている。この突起は取付穴より大きな頭部と取付穴 より小さな円筒部よりなり、頭部を収縮させて取付穴を通過させ通過後取付穴よ り広がるようにする。これにより取付穴には円筒部が嵌合し頭部が抜け止めとな るので、ブラケットとレールは一体に結合される。この作業は突起の頭部を収縮 してレールの取付穴に挿入するだけでよいので、簡単に取付ができる。
【0010】 また、ブラケットとレールの取合面のいずれかの面に両面接着テープを設けブ ラケットとレールを接合させると、簡単に接合作業が行える。
【0011】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1は本考案の第1実施例の全体図を示し、図2は取合ブラケットと走行レール との取合部の詳細を示す図である。図1において、(a)は走行レール1の側面 に取付ブラケット2を取付ブラケット2に固着した突起3によって取付けた状態 を示し、(b)は図1のX−X断面を示す。走行レール1の側面に、図6に示し たトロリー線28の取付ブラケット2を取付けるために、取付穴4を少なくても 2個以上設ける。取付ブラケット2の走行レール1との取合面には、走行レール 1の取付穴4のピッチに一致する位置に突起3を設ける。
【0012】 図2において、(a)は取付ブラケット2に突起3を溶接とかネジにより取付 つけた状態を示す。なお、プラスチックで取付ブラケット2と突起3を一体に構 成してもよい。(b)は突起3の詳細を示す。(c)は(b)のX−X矢視を示 し、(d)は突起3を収縮して取付穴4を通過させる状態を示す。突起3は取付 ブラケット2に結合し取付穴4より少し小さな径の円筒部5と取付穴4より大き な径の円筒部6と先端で細くなるテーパ部7よりなる。テーパ部7は突起3を取 付穴4に挿入し易いように設けられている。突起3の軸方向に空洞8を設け、さ らに、十字に切り込み9を設ける。この空洞8と切り込み9により(d)に示す ように、突起3の頭部(6、7)が取付穴4を通過する際収縮することが可能と なる。また、頭部(6、7)は取付穴4を通過後は元の大きさになり、取付穴4 より大きな径の円筒部6により取付ブラケット2が走行レール1より抜け出るの を防止する。
【0013】 次に、走行レール1の側面に取付ブラケット2を取付ける動作について説明す る。走行レール1の側面に加工された取付穴4の位置に取付ブラケット2の突起 3の先端のテーパ部7を一致させ、取付ブラケット2を押し込む。これにより、 図2(d)に示すように取付穴4の内壁にテーパ部7が当たり、内側にすぼめら れて取付穴4より大きな径の円筒部6も取付穴4を通過する。円筒部6が取付穴 4を通過後、テーパ部7と円筒部6は元の大きさに戻り、円筒部5が取付穴4に 嵌合し、円筒部6が走行レール1を抜けないように押さえる。
【0014】 このように、取付ブラケット2の突起3を走行レール1の取付穴4に合わせて 押しつけるだけで、ワンタッチで取付ブラケット2を走行レール2に取付つける ことができ、従来のボルトによる取付の煩雑さや、取付穴4の上下位置の違いに よるケガキの煩雑さも無くなり、施工工数の削減が可能となる。上述の例は、2 個の突起3の場合を説明したが、3個以上でも同様に成立することは勿論である 。
【0015】 次に、第2実施例について説明する。本実施例は走行レール1と取付ブラケッ ト2を両面接着テープにより取付けるものである。図3は両面接着テープを示し 、図4は両面接着テープにより走行レール1に取付ブラケット2を接合した状態 を示す。両面接着テープ10は、薄いビニール状テープ11の両面に、接着糊1 2を接着させたものであり、これを図4に示すように取付ブラケット2の長さに 切断し、取付ブラケット2の背面に接着する。この後走行レール1の所定位置に 押しつけて接着する。本実施例によれば、走行レール1への取付穴加工も不要に なり、両面接着テープ10も高価でないことから、大きなコストの削減が可能と なる。
【0016】 上記2つの実施例は、天井走行台車を例として説明したが、走行レールにトロ リー線を取付ブラケットにより取付る方式の搬送台車であれば、地上を走行する 場合でも同様な効果が得られ、また、走行レールや取付ブラケットの形状が変わ っても同様な効果が得られる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案はトロリー線の取付ブラケットに突起 を設け走行レールの対応する位置に取付穴を設け突起をこの取付穴に挿入するだ けであり、また取付ブラケットと走行レールを両面接着テープで接合するだけで よいので、取付ブラケットを走行レールに取付けるための加工工数や取付工数を 大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の取付方法を示す図であ
る。
【図2】第1実施例の突起による取付詳細を示す図であ
る。
【図3】第2実施例に用いる両面接着テープを示す図で
ある。
【図4】第2実施例の取付方法を示す図である。
【図5】一般的な天井走行台車を示す図である。
【図6】給電装置の断面図である。
【図7】給電装置の側面図である。
【符号の説明】
1 走行レール 2 取付ブラケット 3 突起 4 取付穴 5、6 円筒部 7 テーパ部 8 空洞 9 切り込み 10 両面接着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16B 19/00 Q 7127−3J F 7127−3J

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールに沿って移動する搬送台車へ電力
    を供給するトロリー線を前記レールに取付ける取付ブラ
    ケットの取付構造において、ブラケットの前記レールと
    の取合面に突起を設け、前記レールの対応する位置に取
    付穴を設け、この取付穴に前記突起を嵌合するように
    し、この突起を前記取付穴より大きな頭部と前記取付穴
    より小さな円筒部で構成し、前記取付穴を前記頭部が通
    過するときは前記頭部は収縮し通過後前記取付穴より広
    がるようにしたことを特徴とするトロリー線取付ブラケ
    ットの取付構造。
  2. 【請求項2】 レールに沿って移動する搬送台車へ電力
    を供給するトロリー線を前記レールに取付ける取付ブラ
    ケットの取付構造において、ブラケットと前記レールと
    の取合面のいずれかの面に両面接着テープを設け前記ブ
    ラケットと前記レールとを接合するようにしたことを特
    徴とするトロリー線取付ブラケットの取付構造。
JP527193U 1993-02-18 1993-02-18 トロリー線取付ブラケットの取付構造 Pending JPH0666203U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130118860A (ko) * 2010-09-14 2013-10-30 데막 크레인즈 운트 컴포넌츠 게엠베하 레일과 그 위에 장착된 슬립 접촉 홀더의 배열

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130118860A (ko) * 2010-09-14 2013-10-30 데막 크레인즈 운트 컴포넌츠 게엠베하 레일과 그 위에 장착된 슬립 접촉 홀더의 배열
JP2013544728A (ja) * 2010-09-14 2013-12-19 デマグ クレインズ アンド コンポーネンツ ゲーエムベーハー レールおよびそれに搭載されたスリップコンタクトホルダ装置

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