JPH0666195B2 - チョークコイル - Google Patents

チョークコイル

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JPH0666195B2
JPH0666195B2 JP2191689A JP2191689A JPH0666195B2 JP H0666195 B2 JPH0666195 B2 JP H0666195B2 JP 2191689 A JP2191689 A JP 2191689A JP 2191689 A JP2191689 A JP 2191689A JP H0666195 B2 JPH0666195 B2 JP H0666195B2
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JP
Japan
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coil
choke coil
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choke
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武司 田辺
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コイル導線が所定の巻回形状に構成されてな
るコイル導線巻回部、およびそのコイル導線巻回部の両
側から延びるリード部で構成されたコイルと、脚部に前
記コイルのコイル導線巻回部が取り付けられた状態で閉
磁路を構成するようにして互いに突き合わせられた一対
のコアとからなるチョークコイルに関する。
(従来の技術) 第5図は従来例のコモンモード型チョークコイルの側面
図である。第5図に示されるチョークコイル100は、
コイルスプール102にコイル導線が所定数巻回されて
なるコイル導線巻回部104,104、およびそのコイ
ル導線巻回部104,104の両側から延びるリード部
106,106で構成されたコイル108と、それぞれ
の一方の脚部110,110にコイルスプール102が
取り付けられた状態で閉磁路を構成するようにして互い
に突き合わせられた一対のコア112,112とを具備
している。
そして、それぞれの脚部110,110にコイルスプー
ル102を介してコイル導線巻回部104が取り付けら
れた状態でそれぞれの両脚部110,110の端面が突
き合わせられた一対のコア112,112は、その両側
からコ字型のバネ114でもって抑え付けられるように
なっている。
このようなチョークコイル100は、そのリード部10
6,106が端子116,116に巻き付けられて図示
しない半田で固定されるとともに、その端子116、1
16を図示しないプリント基板に形成された挿入用穴に
挿入されることでそのプリント基板に取り付けられるよ
うになっている。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成を有するチョークコイル100では、まず第1
にコア112,112の抑え用としてバネ114が必要
な構成であるからその部品コストの分が全体の製造コス
トを高くつかせるという欠点がある。また、リード部1
06,106を端子116,116に巻き付ける作業が
必要となるから、その作業コストも全体の製造コストを
高くつかせるという欠点がある。さらに、全体的に複雑
な構造になっているからその組み立てにも時間が長くか
かって製造上の歩留まりが悪くなるのみならず、製造コ
ストもそれだけ高くつかせるものとなるという欠点があ
る。また、コイルスプール102に2本のコイル導線を
巻回するため、導線間が狭く、導線間の浮遊容量が大き
く、コモンモードチョークコイルとして効果のある周波
数領域が狭かった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、コ
アの抑え用としてバネが不要な構造としてそのバネに要
する部品コストの分、全体の製造コストを低減可能とす
るとともに、リード部を端子に巻き付ける作業が不要な
構造としてその作業コストの分全体の製造コストを低減
可能とし、さらに全体的に構造を簡素化してその組み立
てに要する時間を短縮可能として製造上の歩留まりを向
上させることを目的としている。また、コモンモードチ
ョークコイルとして、効果のある周波数領域をも拡げん
としたものでもある。
(課題を解決するための手段) このような目的を達成するために、本発明のチョークコ
イルにおいては、バネ性を有するコイル導線が所定の巻
回形状に構成されてなるコイル導線巻回部、およびその
コイル導線巻回部の両側から延びるリード部で構成され
たコイルと、脚部に前記コイルのコイル導線巻回部が取
り付けられるとともに、前記コイル導線巻回部を引っ張
った状態で前記各リード部が係止されることで脚部を介
して互いに突き合わせられた一対のコアとを備えたこと
を特徴としている。
(作用) 上記構成においては、コイルのコイル導線部がバネ性を
有しているから、一対のコアの脚部にコイル導線巻回部
を取り付け、そのコイル導線巻回部を引っ張った状態で
コイル導線部両側それぞれにある各リード部をコアに係
止させると、一対のコアには互いをその突き合わせ方向
に引っ張る力が作用することにより当該一対のコアはそ
の突き合わせ方向に抑え付けられることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の実施例に係るコモンモード型のチョー
クコイルの側面図であり、第2図はそのチョークコイル
の斜視図である。
これらの図において、2は本実施例のチョークコイルの
全体を示している。本実施例のチョークコイル2は、そ
れぞれがバネ性を有する素材で構成されたコイル導線が
所定の巻回形状に構成されてなるコイル導線巻回部4、
およびそのコイル導線巻回部4の両側から延びるリード
部6,6で構成された一対のコイル8,8と、それぞれ
全体の側面形状がU型形状をなす一対のコア10、10
とを備える。
つぎに、このような構成のチョークコイル2の組み立て
について説明すると、まず、第3図のようにして上下一
対のコイル8,8を間にして一対のコア10,10を図
上左右に配置した状態から第4図のように上下のコイル
8,8をコア10,10それぞれの両脚部12,12に
取り付けるとともに、その脚部12,12の端面どうし
を互いに突き合わせる。そして、この突き合わせ状態か
ら、各コイル8,8それぞれのコイル導線巻回部4の両
側のリード部6,6をその突き合わせ方向とは反対方向
に引っ張るとともに、そのリード部6,6を各コア1
0,10の側面の上下に形成された対応する各凹部14
…に係止することで第1図の構造のチョークコイル2が
得られる。
このチョークコイル2では上下の各コイル導線巻回部
8,8が引っ張られた状態であるから一対のコア10,
10には互いの脚部12…の端面の突き合わせ方向に向
かう力が作用する結果、コア10,10は互いに抑え付
けられることになる。
この場合、各コイル導線巻回部8,8は引っ張られた状
態にあるため、そのコイル導線部8,8相互の間隔が広
がって、そのコイル導線部8,8間に存在する浮遊容量
が小さくなる結果、高周波領域での挿入損失特性が向上
する。
なお、本実施例ではコア10,10が共にU型であった
が、一方がU型で他方がI型のコアの組み合わせであっ
ても、また、一方がE型で他方がI型またはE型のコア
の組み合わせであってもよい。
また、本実施例ではチョークコイルとしてはコモンモー
ド型であったが、他の型のチョークコイルに対しても同
様に適用することができるのは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
コアの抑え用としてバネが不要な構造であるから、その
バネに要する部品コストの分、全体の製造コストを低減
することができるとともに、リード部を端子に巻き付け
るといった従来例のようなチョークコイルにおける作業
が不要な構造であるから、その作業コストの分全体の製
造コストを低減することができるうえ、さらに全体的に
構造が簡素であるから、その組み立てに要する時間を短
縮することができ、その結果として、製造上の歩留まり
を大きく向上させることができる。また、導線間の浮遊
容量を小さくできるので、コモンモードチョークコイル
として、使用できる周波数領域を拡げることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明のチョークコイルに係り、
第1図はその側面図、第2図はその斜視図、第3図およ
び第4図はその組み立ての要領の説明に供する図であ
る。 第5図は従来例に係るチョークコイルの側面図である。 2…チョークコイル、4…コイル導線巻回部、6…リー
ド部、8…コイル、10…コア、12…脚部、14…凹
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バネ性を有するコイル導線が所定の巻回形
    状に構成されてなるコイル導線巻回部、およびそのコイ
    ル導線巻回部の両側から延びるリード部で構成されたコ
    イルと、 脚部に前記コイルのコイル導線巻回部が取り付けられる
    とともに、前記コイル導線巻回部を引っ張った状態で前
    記各リード部が係止されることで脚部を介して互いに突
    き合わせられた一対のコアと を備えたチョークコイル。
JP2191689A 1988-11-17 1989-01-30 チョークコイル Expired - Fee Related JPH0666195B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2191689A JPH0666195B2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 チョークコイル
KR1019890016551A KR970011191B1 (ko) 1988-11-17 1989-11-15 코몬 모우드 초우크코일
US07/438,587 US5023585A (en) 1988-11-17 1989-11-17 Common-mode choking coil

Applications Claiming Priority (1)

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JP2191689A JPH0666195B2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 チョークコイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02201906A JPH02201906A (ja) 1990-08-10
JPH0666195B2 true JPH0666195B2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=12068406

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JP2191689A Expired - Fee Related JPH0666195B2 (ja) 1988-11-17 1989-01-30 チョークコイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU6567298A (en) * 1997-03-21 1998-10-20 Raychem Limited Rf chokes comprising parallel coupled inductors
JP5793174B2 (ja) * 2013-11-12 2015-10-14 三菱電機株式会社 リアクトル
EP3511963B1 (en) 2016-09-08 2020-03-25 Mitsubishi Electric Corporation Choke coil

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JPH02201906A (ja) 1990-08-10

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