JPH0665621B2 - 粒状のセラミック材料を含有する組成物 - Google Patents

粒状のセラミック材料を含有する組成物

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JPH0665621B2 JP60258813A JP25881385A JPH0665621B2 JP H0665621 B2 JPH0665621 B2 JP H0665621B2 JP 60258813 A JP60258813 A JP 60258813A JP 25881385 A JP25881385 A JP 25881385A JP H0665621 B2 JPH0665621 B2 JP H0665621B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粒状のセラミツク材料を含有してなる均質な組
成物、該組成物から製造した成形物品及び生成物を緻密
化するためにセラミツク材料の粒子を焼結させてありし
かも成形物品から製造した生成物に関する。
本明細書において「粒状のセラミツク材料」なる用語は
その粒子が熱の施用により互いに焼結させ得る任意の固
体無機粒状材料を意味すると理解すべきものである。
粒状のセラミツク材料を乾燥状態で高圧下に緻密化(圧
縮)し続いてかくして形成した物品を加熱してセラミツ
ク粒子を焼結させることによりセラミツク材料から生成
物を製造することは知られている。この既知法では、高
圧を必要とし、特別の場合には例えばきわめて高い圧力
を用いる場合には成形物品中の粒状セラミツク材料の容
量部分は60容量%程の高いものであり得るけれども該
容量部分は比較的に低く、一般には50容量%以下であ
り製造し得る物品は一般に小さな寸法と単純な形状とを
有するという欠点がある。
粒状のセラミツク材料と液体媒質とを含有してなる粒状
セラミツク材料の成形可能な組成物もまた知られてい
る。液体媒質は水であることができ、かゝる組成物はク
レーをも含有でき又は該組成物は、水に可溶性であるか
又は少なくとも水に分散性である有機重合体を含有でき
る。クレー又は有機重合体が存在すると、成形可能な合
着した組成物の製造を助力する。該組成物は成形される
のに十分に流動性であることができ、比較的低圧の印加
により成形できる。成形物品はかゝる成形用組成物から
製造でき、しかる後に液体媒質を該組成物から除去で
き、重合体が存在するならばこれを成形物品から焼き尽
すことができ、該物品中のセラミツク材料の粒子を焼結
させ得る。
かゝる組成物及び製造法は勿論陶磁器業者には周知であ
る。
かゝる成形用組成物は乾燥状態での粒状セラミツク材料
の加工とは対照的に、せいぜい比較的に低い圧力の印加
により成形し得るけれども、高い容量部分の粒状セラミ
ツク材料例えば50容量%以上の粒状セラミツク材料を
含有するかゝる成形用組成物から成形物品を製造するの
は困難であることが従来判明していた。比較的低い容量
部分の粒状セラミツク材料を有するかゝる成形物品を次
段で加工する場合には、即ち有機重合体が存在するなら
ばこれを焼き尽しセラミツク材料の粒子を焼結して緻密
化した生成物を製造する場合には、実質的な収縮が生起
してしまい、その結果として成形物品中に且つこれから
製造した生成物中に亀裂が見られる。比較的低い容量部
分のセラミツク材料を用いる別の結果としては、セラミ
ツク材料の粒子の焼結を達成するためにはきわめて高い
温度と長い炉滞留時間とを必要として終い、生成物の微
細構造中に不均等性が存在しその結果として機械的な弱
化を伴なうものである。
粒状のセラミツク材料用の結合剤として重合体物質をも
含有する粒状セラミツク材料含有組成物から成形物品を
製造することも知られている。かゝる組成物は例えば押
出し成形により上昇した温度で成形でき、得られる成形
物品中の重合体物質を焼き尽すことができ、残留するセ
ラミツク材料の粒子を焼結させ得る。かゝる組成物を成
形するためには、重合体物質が液体である上昇した温度
を用いねばならず、セラミツク材料の粒子の焼結前に、
例えば燃焼により重合体物質を成形物品から除去するこ
とが必要である。重合体物質は成形物品の容量の実質的
な割合よりなることができ、燃焼により成形物品中に実
質的な空隙が残つて終う。
粒状のセラミツク材料と重合体物質とを含有してなる組
成物から成形物品の製造例には次の例がある。
特開昭55−115436号にはセラミツク粉末又は金
属粉末とポリスチレン樹脂とアタクチツクポリプロピレ
ンとポリエチレンと潤滑剤と可塑剤との組成物を射出成
形又は押出成形することが記載されている。
特開昭55−113510号にはセラミツク粉末又は金
属粉末と、シランと架橋結合したポリアルケン樹脂との
組成物を射出成形又は押出成形することが記載されてい
る。
特公昭51−029170号にはアルミナ又はジルコニ
アの如きセラミツク材料とアタクチツクポリプロピレン
とワツクスとフタル酸エチル又はフタル酸ブチルの如き
可塑剤とを含有してなる射出成形用の組成物が記載され
ている。
英国特許第1426317号明細書にはセラミツク材料
と結合剤としてアタクチツクポリプロピレンとを含有し
てなりしかも成形し得る組成物が記載されている。該組
成物は追加の熱可塑性樹脂、可塑剤及び/又は潤滑剤を
含有し得る。成形物品を340〜380℃に加熱するこ
とにより有機分は分解且つ揮発でき、セラミツク材料を
焼結させる最後の焼成は1600〜1650℃で行ない
得る。
近年、高性能セラミツクス(窯業製品)、工業セラミツ
クス及び構造セラミツクスとしても知られている言わゆ
る「高技術セラミツクス」の製造にかなりの興味が示さ
れている。高技術セラミツクスは応力下で良好な機械的
特性と、良好な電気的特性と高温及び腐蝕環境に対する
耐性とを有する。かゝる高技術セラミツクスは自動車の
用途に、熱交換器の用途にしかもバーナー用ノズルとし
て用いられている。高技術セラミツクスの良好な電気的
特性によりこれらをコンデンサーに、圧電装置に及び集
積回路用の基板として用い得る。
高技術セラミツクスは、粒状のセラミツクス材料を高圧
下に緻密化し、かくして緻密化したセラミツク材料を加
熱してセラミツク粒子を焼結させることから成る方法に
より粒状のセラミツク材料から製造し得る。むらのない
粒度の粒状セラミツク材料を選択し、該材料は小さな粒
度例えば0.5ミクロン以下の粒度をも有し得る。緻密化
及び焼結法を用いることにより、かゝる選択した粒状の
セラミツク材料から空隙を殆んど含まずしかも理論最大
値の99%までの密度を有し得るセラミツク生成物を製
造し得る。しかしながら、かゝる方法には比較的小さな
寸法と比較的単純な形状とを有する生成物を製造し得る
に過ぎないという欠点がある。
かゝる方法の1例はジヤーナル・オブ・ザ・アメリカン
・セラミツク・ソサイアテイ(Journal of the America
n Ceramic Society)、67巻、No.3、199〜203
頁(1984)に記載されている。この文献には、水と
ポリビニルアルコールとアルミナ粒子とを含有してなる
組成物を噴霧乾燥し、かくして噴霧乾燥した粒子を18
MPa〜345MPaの圧力で圧縮することが記載されてい
る。即ち次後の焼結前に該組成物から製造した成形物品
に達成される圧縮の最大値は50%以下の相対密度即ち
アルミナそれ自体の密度の50%以下の相対密度に相当
する。
粒状セラミツク材料の高い容量部分を包含し且つプラス
チツク又はゴム業界で用いた技術の如き技術によつて容
易に成形される組成物を焼結前に製造するのがきわめて
望ましいものである。
本発明は高い容量部分の粒状セラミツク材料を含有する
組成物に関し、該組成物はプラスチツク又はゴムの加工
技術により容易に成形されて比較的大きな寸法と比較的
複雑な形状とを有し得る成形物品を製造できしかもセラ
ミツク材料の粒子が高圧を用いる必要なしに緻密に且つ
一様に分布している組成物に関する。
本発明によると、(1)少くとも1つの粒状セラミツク材
料と(2)液体媒質とを含有してなる均質な組成物であつ
て、該組成物が少なくとも50容量%の粒状セラミツク
材料を含有し、粒状セラミツク材料と液体媒質とは試用
組成物が0.2以下の摩擦係数を有するように選択され、
粒状セラミツク材料が1.70以下の平均アスペクト比を有
する、均質な組成物を提供するものである。
粒状のセラミツク材料と液体媒質とは試用組成物が0.2
以下の摩擦係数を有するように選択されしかも粒状のセ
ラミツク材料が一定の平均アスペクト比(縦横比)を有
するように選択されるならば、粒状のセラミツク材料と
液体媒質とからプラスチツク又はゴムの加工技術により
大きな寸法と複雑な形状とを有し且つ高い割合の粒状セ
ラミツク材料例えば60容量%以上又は70容量%以上
さえの粒状セラミツク材料を含有し得る成形物品に容易
に成形される均質な組成物を製造でき、しかも該成形物
品から信頼し得る性質を有し且つ高割合のセラミツク材
料を含有し且つ密度が理論密度に近接しているか又は理
論密度に達してさえいる焼結生成物を製造できる。
他方、試用組成物が同じ高い割合で粒状のセラミツク材
料と液体媒質とを含有してなり該組成物が0.2以上の摩
擦係数を有するか及び/又は粒状のセラミツク材料が1.
70以上の平均アスペクト比を有する場合には、該組成物
はかなり容易には成形されず該組成物からはプラスチツ
ク又はゴム加工技術により合着性の成形物品を製造し得
ない。容易に成形される組成物を製造するためには、実
質的に低い割合の粒状セラミツク材料を組成物中で用い
ることが必要であり得る。
前記組成物の摩擦係数は次の試験により測定する。セラ
ミツク材料と液体媒質とを包含してなりしかも所望の容
量割合の粒状セラミツク材料を含有する組成物を完全に
混合し、セラミツク材料の粒子を例えば高剪断の施用に
より分散させ、該組成物を平坦な表面上に配置し、該表
面より上方の組成物の高さは少なくとも18mmである。
しかる後に、直径13mmの円筒形ラムを、ラムの端部の
表面全体を該組成物と接触させながら該組成物に作用さ
せ、ラム上の荷重を5000ニユートンに増大させ、そ
の荷重でラムと平坦表面との間の該組成物の厚さ「t」
を測定する。摩擦係数をμと定義する 本明細書において 用いた摩擦係数μとはこの式により定義されるものであ
る。
摩擦係数試験は1mm/分と100mm/分との間の範囲のラ
ム速度に亘つて行なわねばならず、この範囲内の1つの
ラム速度では又はこの範囲内の全てのラム速度であるこ
とは必らずしも必要ではないが若干のラム速度では前記
手法に従つて測定した摩擦係数は0.2以下であるべきで
ある。
摩擦係数試験は周囲温度で行ない得る。別法としては、
前記組成物が試験の要件を満足させ得るために上昇温度
で行い得る。
セラミツク材料粒子の形状はまた、前記組成物をプラス
チツク又はゴム加工技術によつて容易に成形し得るか否
かを測定するのに重要な因子である。セラミツク材料の
粒子の形状及び粒子の寸法即ち最大寸法は、例えばアル
コールであり得るが液体媒質に溶かした有機重合体物質
の溶液であるのが好ましい液体媒質にセラミツク材料粒
子を分散させることにより評価する。分散及び特に凝集
体の分解は分散物を剪断するか及び/又は分散物を超音
波振動にかけることにより助力し得る。分散物の試料を
次いで数倍の倍率の顕微鏡により検査し、分散した粒子
の少なくとも100個の最大寸法及び最小寸法を測定
し、かくして検査した各々の粒子のアスペクト比即ち最
大寸法と最小寸法との比率を算出し、検査した試料中の
粒子の平均アスペクト比を測定する。平均アスペクト比
は1.70以下であるべきである。
本発明はまた、前記組成物の成形により該組成物から製
造した成形物品、該成形物品から液体媒質又は液体媒質
の液体揮発性成分を除去した乾燥済み成形物品及びセラ
ミツク材料の粒子を焼結させるために乾燥済み成形物品
の加熱により該成形物品から製造した生成物をも提供す
る。
選択した粒状セラミツク材料と液体媒質との組成物が摩
擦係数の基準を満足させるか否かは多数のパラメーター
に応じて決まる。これらのパラメーターには例えばセラ
ミツク材料の粒子の寸法、粒子の粒度分布、粒子の形状
即ちアスペクト比、粒子の凝集度及び液体媒質の種類が
ある。これらのパラメーターは相互に関連しており、1
つの因子が最高の重要性を有するものではないけれども
或る好ましい基準を満足させるパラメーターの選択は摩
擦係数の基準を満足させる組成物の製造に役立つ。
セラミツク材料の粒子は比較的小さい寸法例えば5ミク
ロン以下の寸法を有するのが好ましい。1ミクロン以下
の寸法しかも0.2ミクロン以下さえの寸法を有する粒子
がより好ましい。何故ならばかゝる粒子を用いるとセラ
ミツク材料の粒子の焼結をもしそうでない場合よりも低
い温度でしかもより早い速度で行ない得る。
粒状のセラミツク材料は一様式(モノモダル)粒度分布
を有することができ即ち全てが実質的に同じ寸法を有す
ることができあるいは多様式(マルチモダル)であるこ
とができ即ち複数の寸法を包含し得る。この場合には前
記のアスペクト比の特徴は粒子の多様式混合物の全体に
応用されるが、好ましい寸法の基準は粒子の多様式混合
物の各々の様式(モード)に応用される。しかしなが
ら、一様式の粒状セラミツク材料を用いるのが好まし
い。何故ならば組成物から製造した生成物が理論密度に
近接し得るか又は理論密度を達成さえし得るようにかゝ
る粒状セラミツク材料を多様式の粒状セラミツク材料と
比較した時にはより一様に焼結させ得るからである。即
ちセラミツク材料の粒子の寸法の変動係数即ち寸法の標
準偏差と平均寸法との比率は0〜0.5の範囲にあるのが
好ましく、寸法は前記の如く顕微鏡により測定した最大
寸法である。
即ち (但しVsは寸法の変動係数であり、Ssは平均寸法に
ついての標準偏差であり、sは粒子の平均寸法であ
る)であるのが好ましい。
セラミツク材料の粒子は1.70以下の平均アスペクト比を
有しなければならない。前記の組成物がより容易に成形
し得るためには、特に該組成物が高い割合の粒状セラミ
ツク材料を含有してなる時には、セラミツク材料の粒子
の平均アスペクト比は1.50より小さいのが好ましく、ア
スペクト比の変動係数即ちアスペクト比の標準偏差と平
均アスペクト比との比率が0〜0.5であるのが好まし
い。かゝる好ましい粒状セラミツク材料を用いると焼結
を均一な要領で助力する。
即ち (但しVaはアスペクト比の変動係数でありSaは平均
アスペクト比についての標準偏差であり、aは平均ア
スペクト比である)であるのが好ましい。
小さな寸法を有し、好ましい粒度分布を有し且つ所要の
アスペクト比を有するセラミツク材料の粒子を製造する
技術は知られている。例えばかゝるセラミツク材料の粒
子は、アルコキシドの制御した加水分解により、プラズ
マ中での揮発性物質の加酸素分解(オキシゲノシス)に
より例えばアルミナ又はシリカを製造するのにプラズマ
中で塩化アルミニウム又は塩化ケイ素の加酸素分解によ
り、例えば水素/酸素フレーム中でのハライドの気相加
水分解により、適当な塩の水溶液から制御した沈澱によ
り、及び前駆体物質の液滴の熱処理により製造できる。
液体媒質の性状は均質な組成物が摩擦係数の基準を満足
させるか否かを測定するのに重要な因子である。
液体媒質は周囲温度で即ち約20℃で液体であるのが好
ましい。何故ならば、その時は一般に周囲温度で該組成
物を成形できるからでありしかも該組成物が粒状のセラ
ミツク材料と前記したポリエチレン及びアタクチツクポ
リプロピレンの如き結合剤としての重合体物質とを含有
してなる場合に必要とされるような上昇した温度を用い
る必要性を避け得るからである。
液体媒質は水性媒質又は非水性媒質であり得るが、経費
及び安全性例えば不燃性の理由で液体媒質は水性媒質で
あるのが好ましい。
液体媒質は液体に溶解して又は分散して有機重合体物質
を含有するのが好ましい。有機重合体物質は組成物の諸
成分の混合に対する助剤として作用し且つ成形用組成物
から製造した成形物品の形状保留性に対する助剤として
作用し、有機重合体物質は水溶性又は水分散性の物質で
あるのが好ましい。
液体に溶解して又は分散して有機重合体物質を含有して
なる液体媒質を用いるのが好ましい。何故ならば、成形
物品の次後の処理において、特に液体が水である場合に
は液体媒質の液体は比較的低温で加熱することにより成
形物品から容易に除去されるからである。かゝる液体媒
質を用いるとまた、該組成物から製造した成形物品を次
後に処理するに際して比較的小さな割合の有機重合体物
質を燃焼により成形物品から除去しなければならぬに過
ぎない点で結合剤として重合体物質を用いるよりも別の
利点を有する。
適当な水溶性の重合体物質には例えばセルロース誘導体
例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアク
リルアミド、ポリエチレンオキシド及びポリビニルピロ
リドンがある。所要の摩擦係数を有する成形用組成物の
製造に用いるに特に適当な好ましい重合体物質はビニル
エステルの加水分解した重合体又は共重合体特に酢酸ビ
ニルの加水分解した重合体又は共重合体である。特に前
記組成物を周囲温度で又は周囲温度近くで処理しようと
する場合には、酢酸ビニルの重合体又は共重合体の加水
分解度は少なくとも50%であるのが好ましく、70%
〜90%の範囲にあるのがより好ましい。
液体媒質が液体に入れた有機重合体物質の溶液又は分散
液よりなる場合には、有機重合体物質の濃度は多数の因
子に応じて決まり例えば有機重合体物質の種類、粒状セ
ラミツク材料の性状例えばその平均アスペクト比及び粒
状セラミツク材料と液体媒質との相対的な容量割合に応
じて決まる。液体媒質中に5〜60容量%の範囲の有機
重合体物質の濃度が一般に十分である。
前記組成物の液体媒質は液体とこれに溶かした表面活性
剤とを含有することができ、表面活性剤は組成物中にセ
ラミツク材料の粒子が分散するのを助力するのに役立
つ。液体媒質は液体に入れた有機重合体物質の溶液又は
分散液と、液体に溶かした表面活性剤とを含有できる。
前記組成物の液体媒質が有機重合体物質を含有してなる
場合には、液体媒質はまた、該組成物から製造した成形
物品中の有機重合体物質と反応させ得る有機重合体物質
用架橋結合剤をも含有できしかもかくして成形物品の形
状保留性を助力し得る。
セラミツク材料の粒子を熱の施用により焼結させ得るな
らば、本発明の組成物中の粒状セラミツク材料は何れか
の無機粒状材料であり得る。
即ち、粒状のセラミツク材料は金属元素又は非金属元素
の酸化物又は酸化物の混合物、例えばアルミニウム、カ
ルシウム、マグネシウム、ケイ素、クロム、ハフニウ
ム、モリブデン、トリウム、ウラン、チタン又はジルコ
ニウムの酸化物であり得る。セラミツク材料は例えばク
ロム、ハフニウム、モリブデン、ニオブ、タンタル、ト
リウム、チタン、タングステン、ウラン、ジルコニウム
又はバナジウムの炭化物又はこれらの元素のうちの1つ
の元素の窒化物であり得る。セラミツク材料は炭化ケイ
素であり得る。
用語「粒状のセラミツク材料」の範囲内には粉末形であ
る時には熱の施用により焼結し得るか又は互いに溶融さ
せ得る金属、即ち粉末冶金の技術により処理ができる金
属も包含される。適当な金属にはアルミニウム及びその
合金、銅及びその合金及びニツケル及びその合金があ
る。
粒状のセラミツク材料は粒子の混合物であることがで
き、例えば1つ以上の粒状金属及び/又は1つ以上の粒
状のセラミツク非金属材料の混合物よりなる。
本発明の組成物においては、粒状のセラミツク材料は少
なくとも50容量%の割合で存在し、全組成物の少なく
とも50容量%とは存在し得る空気をも含有して意味す
る。組成物の成形適性をなお保持しながら組成物中の粒
状セラミツク材料の割合は出来るだけ高いのが好まし
い。何故ならば該組成物から、高密度を有し且つ粒状セ
ラミツク材料の理論密度に近接するか又は達しさえする
生成物を製造する可能性がこれによつて向上するからで
ある。本発明の組成物が組成物の容量につき60%以上
しかも70%以上さえの粒状セラミツク材料を含有でき
しかも該組成物が成形可能なまゝであり得る。成形可能
でかゝる高割合の粒状セラミツク材料を含有する組成物
の製造を助力し得るためには、前記した如く組成物の摩
擦係数は0.10以下であるのが好ましく、0.02以下である
のがより好ましい。
本発明の組成物は均質に混合すべきであり、即ちセラミ
ツク材料の粒子は該組成物に亘つて均質に分布すべきで
あり、該組成物の諸成分を均質に混合する方法は前記し
た摩擦係数の基準を満足させる組成物を達成するのに重
要である。実際上、所与の割合で所与の粒状セラミツク
材料と液体媒質とを含有してなる組成物は、該組成物の
諸成分が十分に強化した要領で混合されていなかつた故
に摩擦係数の基準を満足させ得ないことがあり得るが、
より強化した要領で混合した時には同じ割合の同じ諸成
分が摩擦係数の基準を満足させる組成物を生起し得るこ
とがあり得る。
前記組成物の諸成分を混合して均質な組成物を達成する
方法はかくして重要である。前記の混合は例えばスクリ
ユー押出機の如く高剪断条件下で行なうのが好ましい。
しかしながら混合は二本ロール機で行なうのが好まし
く、該ロールは同じ又は異なる周縁速度で作動させ得
る。該組成物はロール機のロール同志間のニツプに反復
して通過させることができ、該ニツプは寸法が徐々に減
少し得る。ロール機のロール同志間のニツプは0.1mm程
の小さい寸法にまで減少させることができ、その結果と
して該組成物中に存在するかもしれない粒状セラミツク
材料の凝集を分解するのを助力するきわめて高い剪断力
を該組成物に施用し得る。
本発明の組成物はプラスチツク又はゴムの加工技術によ
り成形でき、例えば成形型中での圧縮により、押出成形
により、射出成形により及び特にシートを形成する二本
ロール機でのカレンダー加工により成形できる。即ち該
組成物の諸成分の混合及び該組成物のシート形への成形
は二本ロール機で同時に行ない得る。
本発明の組成物を比較的低い圧力で成形し得るために
は、本発明の組成物の降伏圧力は1MPa以下であるのが
好ましい。降伏圧力Yは Y=0.0075F MPa (但しFは組成物を少なくとも18mmの厚さから13mm
の厚さに圧縮するのに直径13mmの円筒形ラムで必要と
される力(ニユートン)である)として定義する点で、
降伏圧力の測定は該組成物の摩擦係数を測定する(前記
の如く)時に行ない得る。
本発明の組成物を簡単な輪郭の成形物品例えばシートに
成形する場合には、この成形物品は次後により複雑な形
状の成形物品に転化でき、例えば該シートを適当な形状
の成形型に充填し該シートを成形型中でより複雑な輪郭
の形状に圧縮成形することにより転化できる。
成形物品を次段で処理して成形物品から液体媒質又は液
体媒質の液体揮発性成分を除去し得る。乾燥とも記載さ
れるこの次段の処理は成形物品の収縮を伴ない得る。乾
燥による容量収縮は除去される液体媒質の容量又は液体
媒質中の液体の容量と同等であるのが望ましい。除去さ
れる液体媒質の容量以下又は除去される液体媒質中の液
体揮発性成分の容量以下である乾燥時の収縮は、空隙が
乾燥した成形物品に形成されたという目安である。乾燥
は、特に液体媒質中の液体が水である時には炉中で例え
ば100℃までの温度又は幾分より高い温度で行ない得
る。
成形物品から製造されてセラミツク材料の粒子が互いに
溶融されている生成物は、場合によつては圧力を印加し
ながら成形物品を高温に加熱してセラミツク材料の粒子
を互いに焼結させることにより製造し得る。セラミツク
材料の粒子の焼結を行なう温度はセラミツク材料の性状
に応じて決まる。この温度は一般に1000℃以上であ
り、1500℃以上であり得る。
本発明の組成物中の液体媒質が有機重合体物質を含有し
てなる場合には、この重合体物質はセラミツク材料の粒
子の焼結前に成形物品から除去しなければならない。有
機重合体物質は燃焼により除去し得る。有機重合体物質
の燃焼は乾燥した成形物品の温度を徐々に上昇させるこ
とにより行ない得る。この温度は成形物品の構造保全性
が乱されるような有機重合体物質の急速な焼き尽くしを
生起する速度で上昇させるべきでない。
成形物品を加熱して有機重合体物質を除去しなければな
らない温度は重合体物質の性状に応じて決まるが500
℃以下の温度が一般に十分である。
本発明を次の実施例により説明する。
次の実施例において、粒状のセラミツク材料のアスペク
ト比及びかくして平均アスペクト比及びこれの変動係数
粒状セラミツク材料の寸法及びかくしてこれの平均寸法
及びこれの変動係数、及び粒状のセラミツク材料を含有
する組成物の摩擦係数は前記した方法により測定する。
成形した組成物中及び該組成物から製造した成形物品中
の粒状セラミツク材料の充填部分は、該組成物又は成形
物品の寸法を測定し且つ該組成物又はこれからの成形物
品の容量を測定することにより決定する。該組成物又は
成形物品中の粒状セラミツク材料の重量及びこれの密度
を知つてから、該組成物又は成形物品中の粒状セラミツ
ク材料の容量及びそれ故該組成物又は物品中の容量割合
即ち充填部分を測定する。
成形した組成物又は成形物品の測定した容量と、該組成
物又は成形物品の諸成分の既知重量及び密度から算出し
た容量との間に差異があるとすればこの差異は該組成物
又は成形物品中にあるとすれば包含された空気の容量に
対応する。
次の実施例の各々において、液体媒質は液体成分と一般
には有機重合体物質とよりなる。粒状セラミツク材料と
用いた時には有機重合体物質との測定済み重量分を軌道
作用の混合機に充填し、そこで1分間混合する。次いで
測定済み重量の液体成分例えば水を混合機に充填し、混
合を更に30秒間続行する。
但し書きがなければ、クランブルの形で得られた組成物
を軌道作用の混合機から取出し、二本ロール機に充填
し、異なる周縁速度で回転しているロール機のロール同
志間のニツプに該組成物を反復して通過させることによ
りそこで混合する。ロール間のニツプを徐々に狭くし、
該組成物を高剪断作用にかける。
均質に混合した組成物をシートの形でロール機から取出
し、該シートの寸法及びかくして該シートの容量を測定
する。
しかる後に該シートを80℃の温度の炉中で16時間加
熱してシート中の液体例えば水を気化させ、該シートを
炉から取出し、周囲温度に放冷し、該シートの寸法及び
かくして該シートの容量を測定する。
実施例1 組成物の諸成分: 粒状のセラミツク材料。
TiO2平均アスペクト比a 1.49 平均アスペクト比についての 標準偏差Sa 0.472 アスペクト比の変動係数Va 0.32 平均寸法s 0.19ミクロン 平均寸法についての標準偏差Ss 0.0669ミクロン 寸法の変動係数Vs 0.35 密度 4.05g/cm3 有機重合体 加水分解したポリビニルアセテート〔ゴーセノール(Go
hsenol)KH17S〕80%加水分解した。
水。
該組成物の諸成分を次の容量割合で混合する。
TiO2 55.8% 有機重合体物質 13.1% 水 31.1% 該組成物の摩擦係数 0.05 該組成物は二本ロール機で容易に成形されて合着したシ
ートの形で組成物を製造する。
ロール機から取出したシートの形の組成物即ち成形した
組成物中のTiO2粒子の充填部分は55.8%でありこれは最
初の組成物中の割合と同じであり、即ちシートは空気を
含有しなかつたことを示している。
シートから水を気化させるために加熱した後には、TiO2
粒子の充填部分は60%であり、水の気化は収縮を伴な
うことを示している。
水を除去しておいた得られる成形物品を炉中で1分当り
1℃の速度で450℃の温度に加熱して加水分解ポリビ
ニルアセテートを焼き尽くす。
次いで該物品を1300℃の炉中で1時間加熱してTiO2
粒子を焼結させる。
得られる焼結した生成物の曲げ強さは三点曲げ試験によ
り測定する。
曲げ強さ 241±29MPa ウエイブル(Weibull)モジユラス 8.4 比較として、前記で用いた如きTiO2の50容量%と水の
50容量%とを含有してなる組成物を軌道作用の混合機
中で混合する。混合物は脆弱でかなり乾燥しており合着
性で均質な組成物に形成し得なかつた。
該混合物の摩擦係数は0.39である。
実施例2 組成物の諸成分: 粒状のセラミツク材料。
SiO2平均アスペクト比a 1.31 平均アスペクト比についての 標準偏差Sa 0.217 アスペクト比の変動係数Va 0.167 平均寸法s 0.13ミクロン 平均寸法についての標準偏差Ss 0.005ミクロン 寸法の変動係数Vs 0.384 密度 2.2g/cm3 有機重合体物質。
加水分解したポリビニルアセテート(ゴセノールKH1
7S)80%加水分解した。
水。
該組成物の諸成分を次の容量割合で混合する。
SiO2 63.8% 有機重合体物質 8.2% 水 28.0% 該組成物の摩擦係数は0.1である。
該組成物は二本ロール機で容易に成形されて合着したシ
ート形の組成物を製造する。
ロール機から取出したシートの形の組成物即ち成形した
組成物中のSiO2粒子の充填部分は61%でありこれはわ
ずかに最初の組成物中の容量割合以下であり、シートが
小割合の空気を含有していることを示す。
シートから水を気化させるために加熱した後にはSiO2
子の充填部分は69%であり、水の気化は収縮を伴なう
ことを示している。
比較として、有機重合体物質を組成物から省略し該組成
物が57容量%のSiO2を含有してなる以外は前記の方法
を反復する。該組成物は成形するのがきわめて困難であ
り合着したシートに形成し得なかつた。該組成物の摩擦
係数は0.38である。
実施例3 組成物の諸成分: 粒状のセラミツク材料。
実施例1で用いた如きTiO2
有機重合体物質 実施例1で用いた如き加水分解したポ
リビニルアセテート。
水。
該組成物の諸成分を次の容量割合で混合する。
TiO2 50% 有機重合体物質 11.6% 水 38.4% 該組成物の摩擦係数 0.05 セラミツク材料の粒子の平均アスペクト比(1.45)及び組
成物の摩擦係数は前記した上限以下であり、該組成物は
二本ロール機で容易に成形されて合着したシートの形の
成形物品を製造する。
比較として前記の方法を反復するが但しTiO2の代りに次
の特性を有する粒状Al2O3を用いる: 平均アスペクト比a 2.45 平均アスペクト比についての標準偏差Sa 0.82 アスペクト比の変動係数Va 0.33 平均寸法s 0.49ミクロン 平均寸法についての標準偏差Ss 0.257ミクロン 寸法の変動係数Vs 0.524 密度 4g/ cm3 組成物の摩擦係数 0.46 セラミツク材料の粒子の平均アスペクト比2.45及び組成
物の摩擦係数0.46は前記した上限以上であり、組成物は
二本ロール機上で合着シートに形成し得なかつた。該組
成物はクランブルの形で残留した。
別の比較として、加水分解したポリビニルアセテートの
代りにヒドロキシプロピルメチルセルロースを用いる以
外は実施例3の方法を反復する。
該組成物の摩擦係数は0.31である。
セラミツク材料の粒子の平均アスペクト比: 1.49(実施例1参照)は前記した上限以下であるが、該
組成物の摩擦係数0.31は前記した上限以上であり、該組
成物は二本ロール機上では合着したシートに形成し得な
かつた。該組成物はクランブルの形のまゝである。
実施例4 組成物の諸成分: 粒状のセラミツク材料。
実施例2で用いた如きSiO2 有機重合体物質。
実施例1で用いた如き加水分解したポリビニルアセテー
ト。
水。
該組成物の諸成分を次の容量割合で混合する。
SiO2 50% 有機重合体物質 6.4% 水 43.6% 該組成物の摩擦係数 0.04 セラミツク材料の粒子の平均アスペクト比及び組成物の
摩擦係数は前記した上限以下であり、該組成物は二本ロ
ール機で容易に成形されて合着したシートの形の成形物
品を製造する。
実施例5 有機重合体物質を省略し、組成物は50容量%のSiO2
50容量%の水とを含有してなる以外は実施例2の方法
を反復する。該組成物の摩擦係数は0.03であり、降伏圧
力は0.002MPaであり、該組成物は流体であり容易に成形
される。
比較として、組成物中のSiO2の割合を57容量%に増大
させた時には摩擦係数は0.38に増大し、該組成物は成形
するのがきわめて困難であつた。
実施例6 有機重合体物質を省略し、組成物は50容量%のSiO2
50容量%のグリセロール(実施例2の水の代り)とを
含有してなる以外は実施例2の方法を反復する。該組成
物の摩擦係数は0.03であり、降伏圧力は0.1MPaであり、
該組成物は流体で容易に成形される。
実施例7 組成物の諸成分: 粒状のセラミツク材料。
Al2O3 平均アスペクト比a 1.443 平均アスペクト比についての標準偏差Sa 0.367 アスペクト比の変動係数Va 0.25 平均寸法s 0.251ミクロン 平均寸法についての標準偏差Ss 0.108ミクロン 寸法の変動係数Vs 0.43 密度 3.97g/cc 有機重合体物質。
実施例1で用いた如き加水分解したポリビニルアセテー
ト。
水。
該組成物の諸成分を次の容量割合で混合する。
Al2O3 50% 有機重合体物質 16.6% 水 33.4% 組成物の摩擦係数 0.03 降伏圧力 0.71MPa 該組成物は二本ロール機で容易に成形されて合着したシ
ートを製造する。
該シートを加熱して水を気化させ、水を除去した得られ
る成形物品を1分当り1℃の速度で炉中で450℃に加
熱して加水分解ポリビニルアセテートを焼き尽くし、該
物品を次いで炉中で0.5時間1550℃に加熱してAl2O3
の粒子を焼結させる。
得られる焼結した生成物の曲げ強さは274±10MPa
(ウエイブルモジユラス27)である。
比較として、有機重合体物質を省略する以外は前記の方
法を反復する時には該組成物は0.21の摩擦係数を有する
ことが見出され、その時該組成物は50容量%のAl2O3
のみを含有している。該組成物は合着したシートに形成
し得なかつた。
実施例8 実施例7の方法を反復するが但し組成物は次の成分を含
有する: Al2O3 52.82容量% 有機重合体物質 17.59容量% 水 29.57容量% 該組成物の摩擦係数は0.19であり、降伏圧力は0.26MPa
であり該組成物は合着したシートに形成し得た。
比較として、前記の方法を反復するが但し組成物は次の
成分を含有する: Al2O3 55.15容量% 有機重合体物質 18.37容量% 水 26.47容量% 該組成物の摩擦係数は0.25であり降伏圧力は5MPaであ
り、合着シートに形成し得なかつた。
実施例9 組成物を次の該成分から形成する: TiO2(実施例1で用いた如き) 50容量% ポリアクリルアミド 15容量% 水溶液に溶かした リグノスルホン酸ナトリウム1g 4.4容量% 水 31容量% 該組成物の摩擦係数は0.06であり組成物は合着シートに
容易に成形し得た。
実施例10 組成物の諸成分: 粒状のセラミツク材料。
Al2O3 平均アスペクト比a 1.0 平均アスペクト比についての標準偏差Sa 0 アスペクト比の変動係数Va 0 平均寸法s 0.074ミクロン 平均寸法についての標準偏差Ss 0.029ミクロン 寸法の変動係数Vs 0.39 密度 3.2g/cm3 有機重合体物質。
実施例1で用いた如き加水分解したポリビニルアセテー
ト。
水。
該組成物の諸成分を次の容量割合で混合する。
Al2O3 56.2% 有機重合体物質 14.9% 水 28.9% 該組成物の摩擦係数は0.03であり、降伏圧力は0.71MPa
であり該組成物は合着したシートに容易に成形し得た。
比較として、Al2O3の代りに本発明の組成物の実質的に
最大値以上のアスペクト比4.7を有する三塩基性燐酸カ
ルシウムを用いる以外は前記の方法を反復する時には組
成物の摩擦係数は低く(0.03)その時諸成分は次の容量
割合: 三塩基性燐酸カルシウム 35.7% 有機重合体物質 18.8% 水 45.5% で存在するが、摩擦係数は高く(0.25)その時組成物の
諸成分は次の容量割合: 三塩基性燐酸カルシウム 39% 有機重合体物質 42% 水 19% で存在する。
前者の場合には組成物は幾分可塑性である。後者の場合
には組成物は成形し得なかつた。
実施例11 組成物の諸成分: SiC二様式混合物 モード1 平均アスペクト比a 1.45 平均アスペクト比についての標準偏差Sa 0.34 アスペクト比の変動係数Va 0.23 平均寸法s 0.66ミクロン 平均寸法についての標準偏差Ss 0.31ミクロン 寸法の変動係数Vs 0.46 密度 3.2g/cm3 モード2 平均アスペクト比a 1.46 平均アスペクト比についての標準偏差Sa 0.45 アスペクト比の変動係数Va 0.31 平均寸法s 0.094ミクロン 平均寸法についての標準偏差Ss 0.032ミクロン 寸法の変動係数Vs 0.35 密度 3.2g/cm3 有機重合体物質。
実施例1で用いた如く加水分解したポリビニルアセテー
ト。
水。
組成物の諸成分を次の容量割合で混合する。
SiC 54% 有機重合体物質 15% 水 31% 組成物の摩擦係数は0.11であり降伏圧力は0.7MPaであり
組成物は合着シートの形で容易に成形し得た。
比較として、次の容量割合: SiC 55% 有機重合体物質 10% 水 35% で前記の成分から組成物を形成した時即ち有機重合体物
質の割合を低下させた時には、該組成物の摩擦係数は0.
34であり降伏圧力は1.5MPaであり、該組成物は合着シー
トに成形し得なかつた。
実施例12 次の容量割合: TiO2 50.2% 有機重合体物質 9.15% 水 40.65% で実施例1で用いた如きTiO2と水とポリビニルブチラー
ル/ポリビニルアルコールの共重合体とを含有してなる
組成物を製造する。組成物の摩擦係数は0.03である。該
組成物は合着シートの形に容易に成形し得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジエームス・デリツク・バーシヤル イギリス国.チエシヤー.ランコーン. ザ・ヒース(番地その他表示なし) (72)発明者 アントニー・ジエームス・ハワード イギリス国.チエシヤー.ランコーン. ザ・ヒース(番地その他表示なし) (72)発明者 ケビン・ケンドール イギリス国.チエシヤー.ランコーン. ザ・ヒース(番地その他表示なし) (72)発明者 ジエームス・ユーグ・レイストリツク イギリス国.チエシヤー.ランコーン. ザ・ヒース(番地その他表示なし) (56)参考文献 特開 昭58−49659(JP,A) 特開 昭59−116172(JP,A)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)少くとも1つの粒状セラミツク材料と
    (2)液体媒質とを含有してなる均質な組成物であつて、
    該組成物が少なくとも50容量%の粒状セラミツク材料
    を含有し、粒状セラミツク材料と液体媒質とは試用組成
    物が0.2以下の摩擦係数を有するように選択され、粒状
    セラミツク材料が1.70以下の平均アスペクト比を有す
    る、均質な組成物。
  2. 【請求項2】セラミツク材料の粒子が5ミクロンより小
    さい粒度を有する特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】セラミツク材料の粒子が1ミクロンより小
    さい粒度を有する特許請求の範囲第2項記載の組成物。
  4. 【請求項4】セラミツク材料粒子の粒度の変動係数Vs
    が0〜0.5の範囲にある〔但し (式中Vsは粒度の変動係数であり、Ssは平均粒度に
    ついての標準偏差でありsは平均粒度である)〕特許
    請求の範囲第1項〜第3項の何れかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】セラミツク材料の粒子の平均アスペクト比
    は1.50より小さい特許請求の範囲第1項〜第4項の何れ
    かに記載の組成物。
  6. 【請求項6】セラミツク材料粒子のアスペクト比の変動
    係数Vaは0〜0.5の範囲にある〔但しVa= (式中Vaはアスペクト比の変動係数であり、Saは平
    均アスペクト比についての標準偏差であり、aは平均
    アスペクト比である)〕特許請求の範囲第1項〜第5項
    の何れかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】液体媒質は周囲温度で液体である特許請求
    の範囲第1項〜第6項の何れかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】液体媒質は水性媒質である特許請求の範囲
    第1項〜第7項の何れかに記載の組成物。
  9. 【請求項9】液体媒質は液体に入れた有機重合体物質の
    溶液又は分散液よりなる特許請求の範囲第1項〜第8項
    の何れかに記載の組成物。
  10. 【請求項10】液体媒質はビニルエステルの加水分解し
    た重合体又は共重合体の水溶液よりなる特許請求の範囲
    第9項記載の組成物。
  11. 【請求項11】ビニルエステルの加水分解した重合体又
    は共重合体は70〜90%の範囲の加水分解度を有する
    酢酸ビニルの加水分解重合体又は共重合体である特許請
    求の範囲第10項の何れかに記載の組成物。
  12. 【請求項12】液体媒質中の有機重合体物質の濃度は5
    〜60容量%の範囲にある特許請求の範囲第9項〜第1
    1項の何れかに記載の組成物。
  13. 【請求項13】液体媒質は表面活性剤を含有してなる特
    許請求の範囲第1項〜第12項の何れかに記載の組成
    物。
  14. 【請求項14】粒状のセラミツク材料は金属元素又は非
    金属元素の酸化物又は酸化物の混合物よりなる特許請求
    の範囲第1項〜第13項の何れかに記載の組成物。
  15. 【請求項15】粒状のセラミツク材料はアルミニウム、
    ケイ素、チタン及びジルコニウムの酸化物から選ばれる
    特許請求の範囲第14項記載の組成物。
  16. 【請求項16】粒状のセラミツク材料は炭化ケイ素より
    なる特許請求の範囲第1項〜第13項の何れかに記載の
    組成物。
  17. 【請求項17】60容量%より多い粒状セラミツク材料
    を含有してなる特許請求の範囲第1項〜第16項の何れ
    かに記載の組成物。
  18. 【請求項18】摩擦係数は0.10より小さい特許請求の範
    囲第1項〜第17項の何れかに記載の組成物。
  19. 【請求項19】摩擦係数は0.05より小さい特許請求の範
    囲第18項記載の組成物。
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