JPH0665492B2 - インクカ−トリツジ - Google Patents
インクカ−トリツジInfo
- Publication number
- JPH0665492B2 JPH0665492B2 JP58139999A JP13999983A JPH0665492B2 JP H0665492 B2 JPH0665492 B2 JP H0665492B2 JP 58139999 A JP58139999 A JP 58139999A JP 13999983 A JP13999983 A JP 13999983A JP H0665492 B2 JPH0665492 B2 JP H0665492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink container
- ink cartridge
- bag
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17513—Inner structure
Description
【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明はインクジェットプリンタ等の記録装置に用いら
れるインクカートリッジに関する。
れるインクカートリッジに関する。
（従来技術） ピエゾ素子などの電気機械変換素子を加圧手段として、
これにパルス電圧を印加してインクを噴射させ、ドット
記録を行う圧力パルス制御式インクジェットプリンタが
知られている。この方式は別名負圧式とも呼ばれ、これ
はインク容器内のインク液面レベルよりも高い位置にイ
ンク噴射ノズルを設け、ノズルのオリフィス面のインク
表面に対してこの水位差に相当する負圧を与えておき、
毛細管現象によりノズルにインクを連続的に供給するこ
とから名づけられている。このような方式のインクジェ
ットプリンタにおいては、インク供給力が小さいのでイ
ンク内にわずかでも気泡が発生すると、すぐにインク不
吐出の危険が生ずる。
これにパルス電圧を印加してインクを噴射させ、ドット
記録を行う圧力パルス制御式インクジェットプリンタが
知られている。この方式は別名負圧式とも呼ばれ、これ
はインク容器内のインク液面レベルよりも高い位置にイ
ンク噴射ノズルを設け、ノズルのオリフィス面のインク
表面に対してこの水位差に相当する負圧を与えておき、
毛細管現象によりノズルにインクを連続的に供給するこ
とから名づけられている。このような方式のインクジェ
ットプリンタにおいては、インク供給力が小さいのでイ
ンク内にわずかでも気泡が発生すると、すぐにインク不
吐出の危険が生ずる。
そこで、第１図（Ａ）、（Ｂ）に示すインク容器が用い
られる。これは例えば特開昭５４−１５１０３３号公報
や特開昭５６−４４６６３号公報等に示されている。可
撓性扁平袋状インク容器１は、多層ラミネートフィルム
を折り曲げて、接合しろで接着剤により封止することに
より形成されている。２は内部のインクを導出するイン
ク露出チューブである。このインク容器１のラミネート
フィルムは３層からなり、各層はそれぞれ固有の働きを
持っている。即ち、外側層３はナイロン等の高分子フィ
ルムでできており、袋の機械的強度を保つ働きを持ち、
落下、振動等によりインクが外部に漏れるのを防いでい
る。中間層４はアルミ薄膜層であり、内部のインクを外
気から完全に遮断してインクの構成成分の蒸発を防止
し、又外部の紫外線や光を遮断してその変質を防いでい
る。内側層５はポリエチレン等の高分子フィルムででき
ており、インクを変質させる危険をなくし、かつインク
によってナイロン層やアルミ層が変質させられるのを防
止している。以上の３層の他に、互いに溶着させるため
の接着高分子層や接着層が設けられている。
られる。これは例えば特開昭５４−１５１０３３号公報
や特開昭５６−４４６６３号公報等に示されている。可
撓性扁平袋状インク容器１は、多層ラミネートフィルム
を折り曲げて、接合しろで接着剤により封止することに
より形成されている。２は内部のインクを導出するイン
ク露出チューブである。このインク容器１のラミネート
フィルムは３層からなり、各層はそれぞれ固有の働きを
持っている。即ち、外側層３はナイロン等の高分子フィ
ルムでできており、袋の機械的強度を保つ働きを持ち、
落下、振動等によりインクが外部に漏れるのを防いでい
る。中間層４はアルミ薄膜層であり、内部のインクを外
気から完全に遮断してインクの構成成分の蒸発を防止
し、又外部の紫外線や光を遮断してその変質を防いでい
る。内側層５はポリエチレン等の高分子フィルムででき
ており、インクを変質させる危険をなくし、かつインク
によってナイロン層やアルミ層が変質させられるのを防
止している。以上の３層の他に、互いに溶着させるため
の接着高分子層や接着層が設けられている。
このインク容器１は、扱い易さのために第２図に示すご
とくケース（筐体）６内に収納され、カートリッジ化さ
れている。インク導出チューブ２の先端は、ケース６に
固定された盲ゴム栓７によって封止されており、このゴ
ム栓７でプリンタ側の結合針と連絡し、インクをノズル
に供給する。８はケースに設けられた開口である。ここ
でインク容器１は単にケース６内に納めただけでは、落
下等の衝撃により容易に損傷し、インク漏れを起こす危
険がある。例えば落下による衝撃は２０Ｇ以上に達する
ことがあり、インク容器にインクが２０〜３０cc収容さ
れている時には、瞬間的ではあるが６kg以上の内部負荷
がインク容器に加わることになる。このために、インク
容器１を両面接着テープ９でケース６の内側に強固に固
定している。
とくケース（筐体）６内に収納され、カートリッジ化さ
れている。インク導出チューブ２の先端は、ケース６に
固定された盲ゴム栓７によって封止されており、このゴ
ム栓７でプリンタ側の結合針と連絡し、インクをノズル
に供給する。８はケースに設けられた開口である。ここ
でインク容器１は単にケース６内に納めただけでは、落
下等の衝撃により容易に損傷し、インク漏れを起こす危
険がある。例えば落下による衝撃は２０Ｇ以上に達する
ことがあり、インク容器にインクが２０〜３０cc収容さ
れている時には、瞬間的ではあるが６kg以上の内部負荷
がインク容器に加わることになる。このために、インク
容器１を両面接着テープ９でケース６の内側に強固に固
定している。
しかし、第２図のようにインク容器１をケース６に固定
した場合には、落下等の衝撃や振動等によるインク容器
の内部負荷が、インク容器の自由に揺動できる部分に集
中することになる。この場合、部分的に負荷が大きく変
動することになり、インク容器の接着、接合部分の強度
に対する配慮が必要となる。
した場合には、落下等の衝撃や振動等によるインク容器
の内部負荷が、インク容器の自由に揺動できる部分に集
中することになる。この場合、部分的に負荷が大きく変
動することになり、インク容器の接着、接合部分の強度
に対する配慮が必要となる。
又、従来の内部負荷を緩和する手段としては、第２図の
ように緩衝材１０を各所に設ける方法が挙げられるが、
この場合には緩衝材等の部品が必要となるため、部品点
数の増加による製造工程の複雑化やコストアップを招く
ことになる。
ように緩衝材１０を各所に設ける方法が挙げられるが、
この場合には緩衝材等の部品が必要となるため、部品点
数の増加による製造工程の複雑化やコストアップを招く
ことになる。
（目的） 本発明の目的は、構成が簡単であり、しかも確実にイン
ク容器の損傷を防止でき、従ってインク漏れの生じ難い
インクカートリッジを提供することを目的とする。
ク容器の損傷を防止でき、従ってインク漏れの生じ難い
インクカートリッジを提供することを目的とする。
本発明は上述の目的を達成するために提案されたもので
あって、記録ヘッドに供給されるインクが収納され、全
体が可撓性の袋状インク容器と、該袋状インク容器を収
納する筐体とを有するインクカートリッジにおいて、前
記袋状インク容器の外形に沿った形状であって、該袋状
インク容器を非固定状態で全体的に支持する支持壁が、
前記筐体を構成することを特徴とする。
あって、記録ヘッドに供給されるインクが収納され、全
体が可撓性の袋状インク容器と、該袋状インク容器を収
納する筐体とを有するインクカートリッジにおいて、前
記袋状インク容器の外形に沿った形状であって、該袋状
インク容器を非固定状態で全体的に支持する支持壁が、
前記筐体を構成することを特徴とする。
本発明によれば、可撓性袋状のインク容器の外周形状に
沿った筐体でインク容器を囲んでいるので、インク容器
が内部で振動することが抑制される。
沿った筐体でインク容器を囲んでいるので、インク容器
が内部で振動することが抑制される。
（実施例） 第３図は、本発明の実施例であるインクカートリッジ１
１であり、第１、２図と同じものには同一の符号を付し
て説明は省略する。インク容器１は、互いに突き合わせ
関係にある剛性を有する一対のプラスチック上ケース１
２と下ケース１３により非固定状態で挟持されている。
上ケース１２及び下ケース１３にはそれぞれ、インク容
器１の外形とほぼ等しい形状のインク容器支持壁１４、
１５が一体的に形成されている。インク容器１の盲ゴム
栓７も、この上ケース１２と下ケース１３とにより挟持
固定され、上ケース１２及び下ケース１３はビス等で締
付固定されるか、接着剤により接着固定される。
１であり、第１、２図と同じものには同一の符号を付し
て説明は省略する。インク容器１は、互いに突き合わせ
関係にある剛性を有する一対のプラスチック上ケース１
２と下ケース１３により非固定状態で挟持されている。
上ケース１２及び下ケース１３にはそれぞれ、インク容
器１の外形とほぼ等しい形状のインク容器支持壁１４、
１５が一体的に形成されている。インク容器１の盲ゴム
栓７も、この上ケース１２と下ケース１３とにより挟持
固定され、上ケース１２及び下ケース１３はビス等で締
付固定されるか、接着剤により接着固定される。
第４図は上ケース１２の上面を示しており、図の如くリ
ブ１６が四方に一体的に形成されているために、支持壁
１４の強度は向上する。なお、図には示されていない
が、このリブは下ケース１３にも形成されている。
ブ１６が四方に一体的に形成されているために、支持壁
１４の強度は向上する。なお、図には示されていない
が、このリブは下ケース１３にも形成されている。
このように本実施例のインクカートリッジ１１において
は、インク容器１の周囲をインク容器の外形に沿った形
状の上ケース１２、下ケース１３のそれぞれの支持壁１
４、１５によって非固定状態で全体的に支持するので、
落下、振動等によってインク容器に内部負荷が生じるよ
うな状況下でも、外力の方向に影響されることなく内部
負荷の局所的な集中を防ぐことができる。このため、ケ
ースにインク容器を固定したような従来のカートリッジ
の場合よりもより有効にインク容器１の振動を抑制し、
インク容器の耐衝撃性を高め、もってインク容器の損傷
を有効に防止することができる。
は、インク容器１の周囲をインク容器の外形に沿った形
状の上ケース１２、下ケース１３のそれぞれの支持壁１
４、１５によって非固定状態で全体的に支持するので、
落下、振動等によってインク容器に内部負荷が生じるよ
うな状況下でも、外力の方向に影響されることなく内部
負荷の局所的な集中を防ぐことができる。このため、ケ
ースにインク容器を固定したような従来のカートリッジ
の場合よりもより有効にインク容器１の振動を抑制し、
インク容器の耐衝撃性を高め、もってインク容器の損傷
を有効に防止することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定するものではなく、例
えばインクジェットプリンタ以外のプロッタやレコーダ
等様々な記録装置に応用できる。
えばインクジェットプリンタ以外のプロッタやレコーダ
等様々な記録装置に応用できる。
（効果） 以上のように本発明によれば、可撓性袋状のインク容器
の外形に沿った形状の内壁を持つ筐体によりインク容器
を非固定状態で全体的に支持する構造にすることによっ
て、局所的な負荷の集中、変動等を招くことなく、イン
ク容器の振動を抑制し、インク容器の破損を防止するこ
とができる。従って、インクカートリッジからインクが
漏れることなく安価でかつ安全性の高いインクカートリ
ッジが提供できる。
の外形に沿った形状の内壁を持つ筐体によりインク容器
を非固定状態で全体的に支持する構造にすることによっ
て、局所的な負荷の集中、変動等を招くことなく、イン
ク容器の振動を抑制し、インク容器の破損を防止するこ
とができる。従って、インクカートリッジからインクが
漏れることなく安価でかつ安全性の高いインクカートリ
ッジが提供できる。
第１図（Ａ）、（Ｂ）は従来の袋状インク容器を示し、
それぞれ斜視図、断面図、 第２図は従来のインクカートリッジの断面図、 第３図は本発明の実施例の斜視図、 第４図は上ケースの上方斜視図。 １……袋状インク容器 １１……インクカートリッジ １２……上ケース、１３……下ケース １４，１５……インク容器支持壁
それぞれ斜視図、断面図、 第２図は従来のインクカートリッジの断面図、 第３図は本発明の実施例の斜視図、 第４図は上ケースの上方斜視図。 １……袋状インク容器 １１……インクカートリッジ １２……上ケース、１３……下ケース １４，１５……インク容器支持壁
Claims (2)
- 【請求項１】記録ヘッドに供給されるインクが収納さ
れ、全体が可撓性の袋状インク容器と、該袋状インク容
器を収納する筐体とを有するインクカートリッジにおい
て、 前記袋状インク容器の外形に沿った形状であって、該袋
状インク容器を非固定状態で全体的に支持する支持壁
が、前記筐体を構成することを特徴とするインクカート
リッジ。 - 【請求項２】前記支持壁は、外表面に周辺部から中央部
に向けて複数のリブを有することを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載のインクカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58139999A JPH0665492B2 (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | インクカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58139999A JPH0665492B2 (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | インクカ−トリツジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031974A JPS6031974A (ja) | 1985-02-18 |
| JPH0665492B2 true JPH0665492B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=15258573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58139999A Expired - Lifetime JPH0665492B2 (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | インクカ−トリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665492B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3624927B2 (ja) * | 1996-10-07 | 2005-03-02 | セイコーエプソン株式会社 | インクカートリッジ |
| ES2335521T3 (es) | 2000-01-21 | 2010-03-29 | Seiko Epson Corporation | Cartucho de tinta. |
| JP4478927B2 (ja) * | 2004-03-10 | 2010-06-09 | セイコーエプソン株式会社 | 液体容器 |
| JP5980391B1 (ja) * | 2015-08-28 | 2016-08-31 | ローランドディー．ジー．株式会社 | インクジェット式記録装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5724284A (en) * | 1980-07-21 | 1982-02-08 | Canon Inc | Ink container |
| JPS589387U (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-21 | 株式会社ニコン | 精密機器用ケ−ス |
| JPS5891522U (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-21 | 日本スチレンペ−パ−株式会社 | 包装容器 |
| JPS58108153A (ja) * | 1981-12-22 | 1983-06-28 | Seiko Epson Corp | インクカ−トリツジ |
| JPS59209878A (ja) * | 1983-05-14 | 1984-11-28 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | インクジエツト記録装置のインク容器 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP58139999A patent/JPH0665492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6031974A (ja) | 1985-02-18 |
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