JPH066522Y2 - ガスレ−ザ管 - Google Patents

ガスレ−ザ管

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JPH066522Y2
JPH066522Y2 JP1030587U JP1030587U JPH066522Y2 JP H066522 Y2 JPH066522 Y2 JP H066522Y2 JP 1030587 U JP1030587 U JP 1030587U JP 1030587 U JP1030587 U JP 1030587U JP H066522 Y2 JPH066522 Y2 JP H066522Y2
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JP
Japan
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cathode
laser tube
gas laser
mirror support
elastic washer
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JP1030587U
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博雄 原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガスレーザ管に関し、特にカソードの固定構造
に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のガスレーザ管では、第4図に示すよう
に、両端においてミラー1はミラー支持体2に半田ガラ
ス3で封止され、ミラー支持体2にろう付された封入皿
4を介して外囲器5に接合されてレーザ共振器が構成さ
れ、陽極としては左端のミラー支持体2を用い、陰極と
してはカソード6が固定された右端のミラー支持体2を
用いて、細管7を介して放電を行わせ、レーザ発振を得
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来のカソード固定方法ではミラー支持体2の
内側の段差部分8にカソード6の絞られた一端が嵌合さ
れ、口元を拡大するようにカシメられて固定されていた
ため、レーザ管製造工程で加わるヒートサイクルや振動
等により緩みを生じ、カソード6とミラー支持体2との
間の電気的接触が不充分となり、衝撃印加時にレーザ発
振の瞬断を起す欠点がある。
しかも上述のカソードの緩みを防止するため、レーザ溶
接や抵抗溶接などで固定する方法も考えられるが、溶接
時に生ずるスパッタ飛沫がレーザ管内に残留する難点が
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるガスレーザ管のカソード固定方法では、カ
ソードの絞られた一端とミラー支持体又は封入皿との間
に、中心に対して対称形を有し、軸方向に予圧を与える
弾性座金を有している。
上述した従来のカソード固定方法がレーザ発振の瞬断を
生じやすい欠点を有しているのに対し、本考案はカソー
ドとミラー支持体又は封入皿との間に、中心に対して対
称形を有し、軸方向に予圧を与える座金を介しているた
め、レーザ管の製造工程で加わるヒートサイクルや振動
に対して緩むことはなく、極めて耐衝撃性が改善される
独創的効果を有する。
〔実施例1〕 第1図は本考案の一実施例を示すガスレーザ管の縦断面
図である。1はミラー、2はミラー支持体、3はミラー
1をミラー支持体2に封止する半田ガラス、4は封入皿
で硬質ガラス製外囲器5に近い熱膨張率を有するコバー
ル等の金属が使用されている。上述の構成要素でレーザ
管の両端が構成されている。ミラー1のそれぞれの中心
を結ぶ直線上に外囲器5と同軸で細管7が配設されてい
る。6は一端が開放で他端が絞られた冷陰極カソードで
あり、第2図で示した皿バネ状の弾性座金9を介して、
ミラー支持体2に挿入され、ミラー支持体2の内側に形
成された段差8において、口元を拡大するようにカシメ
られている。
弾性座金9は若干厚み方向に圧縮変形を伴ってカソード
6とミラー支持体2の端面又は封入皿4との間に挾持さ
れるため、その復元力が予圧となって常にカソード6の
口元をミラー支持体2の段差8に押しつける作用があ
る。
〔実施例2〕 第3図は本考案の弾性座金9の第2の実施例を示す図で
ある。本実施例では弾性座金9は内外径共複数の歯を有
しており、歯がカソードとミラー支持体又は封入皿とに
食い込むため、カソードの保持力がより優れる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、カソードとミラー支持体
又は封入皿との間に、中心に対して対称形を有し、軸方
向に予圧を与える弾性座金を介して固定することによ
り、衝撃印加時のレーザ発振の瞬断を防止できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すガスレーザ管の縦断面
図、第2図は第1図に使用された弾性座金の第1の実施
例を示す正面図及び断面図、第3図は弾性座金の第2の
実施例を示す正面図及び断面図、第4図は従来の一実施
例を示すガスレーザ管の縦断面図である。 1……ミラー、2……ミラー支持体、3……半田ガラ
ス、4……封入皿、5……外囲器、6……カソード、7
……細管、8……段差、9……弾性座金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カソードの一端が該カソードの絞られた部
    分でミラー支持体に固定された同軸形ガスレーザ管にお
    いて、中心に対して対称形を有し、軸方向に予圧を与え
    る弾性座金を介して固定したことを特徴とするガスレー
    ザ管。
JP1030587U 1987-01-26 1987-01-26 ガスレ−ザ管 Expired - Lifetime JPH066522Y2 (ja)

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JPS63118254U JPS63118254U (ja) 1988-07-30
JPH066522Y2 true JPH066522Y2 (ja) 1994-02-16

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