JPH0664777B2 - テ−プレコ−ダのテ−プ巻終り検出装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダのテ−プ巻終り検出装置

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JPH0664777B2
JPH0664777B2 JP61235767A JP23576786A JPH0664777B2 JP H0664777 B2 JPH0664777 B2 JP H0664777B2 JP 61235767 A JP61235767 A JP 61235767A JP 23576786 A JP23576786 A JP 23576786A JP H0664777 B2 JPH0664777 B2 JP H0664777B2
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    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテープレコーダのテープ巻終り検出装置に係
り、テープの巻終りを検出して操作レバーを復帰させる
とともに電動機を停止させる装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のテープレコーダにおいては、電動機から
リール台までの駆動系と別個に減速された回転系を設
け、この回転系中にリール台の回転を検出する回転体を
設け、この回転体により作動される部材にて電動機を停
止させるとともに操作レバーを復帰させる構造が採られ
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来のテープレコーダでは、リール台を回転させる
駆動系と別個の減速回転系にリール台の回転を検出する
回転体を設けなくてはならず、構造が複雑となり、小型
化の障害となり、高価となる問題を有していた。
また、この種の操作レバーを復帰させる構造は、操作レ
バーをロックする部材がロックを解除すると同時にその
まま解除した位置で非ロック状態で停止しているので、
次回の操作レバーの操作をするときロック部材がロック
状態の位置まで戻るまでの時間操作レバーをロックでき
ない問題を有していた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、駆動系中に
設けたカムにてリール台の回転を検出するようにして構
成が簡単になり、小型に組込みができるテープレコーダ
のテープ巻終り検出装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のテープレコーダのテープ巻終り検出装置は、前
後方向に進退自在でかつ前方向に付勢され選択操作で後
退される複数の操作レバー61,62,63,64と、この選択
操作された操作レバーの後退動作によりこの後退された
操作レバーを保持するとともにテープの巻終りによるリ
ール台21,22の回転停止の検出に基いて前記操作レバー
の後退位置の保持を解除するロックレバー70と、前記操
作レバーの後退動作に基いて動作されスイッチ75を閉成
する電動機起動スイッチ作動片67とを有し、前記操作レ
バーの保持位置に移動している前記ロックレバー70にて
選択操作で後退動作した前記操作レバーを後退位置に保
持し、前記操作レバーの後退動作に基いて電動機起動ス
イッチ作動片67を動作させてスイッチ75を閉成するとと
もにこのスイッチ作動片67によるスイッチ75の閉成状態
を前記操作レバーの後退位置に保持しているロックレバ
ー70にて保持し、前記スイッチ75の閉成により電動機1
を駆動し、この電動機1の駆動により前記選択された操
作レバーに応じてリール台21,22を回転させ、このリー
ル台21,22の回転によるテープを巻取り、このテープの
巻終りによるリール台21,22の回転によりテープを巻取
り、このテープの巻終りによるリール台21,22の回転停
止を検出して前記ロックレバー70を作動させこのロック
レバー70による操作レバーの後退位置の保持を解除し、
後退位置に保持されていた前記操作レバーをその付勢力
により前方に移動させるとともに前記ロックレバー70に
よる電動機起動スイッチ動作片67のスイッチ75の閉成状
態の保持を解除させるテープレコーダである。
そして、前記電動機1から前記一対のリール台21,22ま
での駆動系中に設けられ減速されて回転する回転体7に
形成したカム8と、このカム8に係合される係合部13を
有し前記リール台21,22回転停止時に前記カム8により
移動され前記ロックレバー70を動作させて前記後退位置
に保持されている操作レバーの保持を解除させる方法に
移動可能に設けられた切換えレバー14と、この切換え
レバー14に係合されかつ前記リール台21,22の回転に摩
擦連動して回動され前記リール台21,22の回転時にはこ
の切換えレバー14に回動力を付与する回動作動盤24とを
具備している。
前記カム8は、前記リール台21,22の回転停止時に前記
切換えレバー14の係合部13に係合して前記後退位置に保
持されている操作レバーの保持が解除される方向に前記
ロックレバー70を移動させる突起11と、前記切換えレバ
ー14の係合部13を前記回動作動盤24による回動力により
摺動係合させるとともにこの回動作動盤24による回動力
に抗してこの切換えレバー14を前記突起11との係合位置
に移動させる作動カム突縁9,10と、前記スイッチ作動
片67の突部69と係合してこのスイッチ作動片67のスイッ
チ75を開放させる方向への作動を規制し前記切換えレバ
ー14の係合部13と前記突起11との係合で前記操作レバー
を後退位置に保持していた前記ロックレバー70が操作レ
バーの保持を解除する方向に移動させる時期より遅れて
前記スイッチ作動片67のスイッチ75が開放される方向へ
の作動を可能とするスイッチ作動カム突縁9とを有して
いる。
また、前記リール台21,22の回転時には前記カム8の作
動カム突縁9,10により前記突起11との係合位置に移動
された前記切換えレバー14の係合部13の前記回動作動盤
24による回動力で前記突起11との係合を避けるように前
記カム8の作動カム突縁9,10に摺動係合する方向に移
動させるとともに前記リール台21,22の回転停止時には
前記カム8の作動カム突縁9,10により前記突起11との
係合位置に移動された前記切換えレバー14の係合部13に
前記突起11を係合させてこの切換えレバー14を前記ロッ
クレバー70が前記後退位置の操作レバーの保持を解除さ
せる方向に移動させるものである。
(作用) 本発明のテープレコーダのテープ巻終り検出装置は、操
作レバー61,62,63,64を選択操作すると、選択された
操作レバーが後退し、ロックレバー70が後退された操作
レバーの後退状態を保持するとともにこの操作レバーの
後退動作に基いて電動機起動スイッチ作動片67が作動さ
れ、このスイッチ作動片67がスイッチ75を閉成し、電動
機1が起動され、リール台21,22までの駆動系が回転さ
れるとともにスイッチ作動片67がスイッチ75を閉成した
状態に保持される。この駆動系の回転で選択された操作
レバーによるモードでリール台21,22が回転され、カセ
ットのテープはいずれか一方のリール台にて巻回される
側に巻取られる。この選択されたモードのテープ巻取り
時にリール台21,22が回転されていると、リール台21,
22に摩擦連動して回転されている回転作動盤24に係合し
た切換えレバー14は回動され、切換えレバー14の係合部
13はカム8の作動カム突縁9に摺動係合し、リール台2
1,22が回転している間は切換レバー14の係合部13はカ
ム8の突起11に係合されることがなく、切換えレバー14
はカム8の作動カム突縁9,10に接触摺動され、カム8
のにて切換えレバー14はテープ巻終り検知動作されるこ
とがない。
そして、テープの終端部までリール台にて巻き取られる
側に巻き取られると、このリール台はクラッチの滑りで
回転を停止され、この状態で回動作動盤24に係合した切
換えレバー14は回動されず、カム8の作動カム突縁9,
10によりカム8の突起11に係合する位置に保持され、カ
ム8の回転で係合部13が突起11に係合押圧され、切換え
レバー14が移動してテープ巻終り検出作動し、この切換
レバー14がロックレバー70を押動し、後退位置の操作レ
バーの保持が解除されてその操作レバーは付勢力で前方
に移動される。このとき、スイッチ作動片67の突部69が
カム8のスイッチ作動カム突縁9に係合され、スイッチ
作動片67はスイッチ75を開放することなくスイッチ75を
閉成状態に保持し、電動機1は駆動を継続し、さらに、
カム8が回転すると、スイッチ作動片67の突部69はスイ
ッチ作動カム突縁9との係合が解かれ、スイッチ作動片
67がスイッチ75を開放し、電動機1は停止される。
(実施例) 次に本発明の一実施例の構成を図面について説明する。
電動機1の駆動軸に設けたプーリ3とフライホイール4
のプーリ部4aとにベルト5を懸回して前記電動機1とフ
ライホイール4とはベルト連動されるようになってい
る。このフライホイール4と一体の歯車6に噛合う回転
体、例えば主歯車7の一方の面にカム8が一体に形成さ
れ、この主歯車7はできるだけ回転速度を落して減速回
転されるようになっている。
このカム8は略円形状の大小のカム突縁9,10を有し、
この両カム突縁9,10は互いに偏芯状に形成され、この
両カム突縁9,10間の間隔が広い位置に突起11が形成さ
れている。そして、この内側のカム突縁9は、外周が作
動カム突縁となるとともに内周がスイッチ作動カム突縁
となり、カム突縁10は作動カム突縁と成っている。
このカム8の突起11に係合する爪片などによる係合部13
を形成した切換えレバー14には支軸15にて回転かつ摺動
自在に支持される係合溝16が形成されている。
また、この切換えレバー14には係合孔17が形成され、さ
らに、この切換えレバー14には弾性片18が一体に突設さ
れている。そして、この切換えレバー14はスプリング19
にて前記係合部13がカム8の突起11に係合する方向に付
勢されている。
また、第1図において、21,22はリール台で、このリー
ル台21,22はそれぞれ一体的に歯車23,30を有し、この
一方のリール台21の下面にはクラッチを構成するスプリ
ング73にて付勢された回動作動盤24が摩擦盤25を介して
圧接されている。また、この回動作動盤24には前記切換
えレバー14の係合孔17に係合される係合ピン26が設けら
れている。そして、この一方のリール台21はクラッチ摩
擦盤25、回動作動盤24とともに切換え作動板27に軸にて
回転自在に支持され、前記係合ピン26はこの切換え作動
板27の案内孔29から前記切換えレバー14の係合孔17に係
合される。
また、前記他方のリール台22はクラッチを構成するスプ
リング31にて付勢された摩擦盤32を介して軸にて回転自
在に支持されている。
また、前記切換え作動板27には再生歯車34およびリール
台21の歯車23と一体の歯車23aと噛合される早送り歯車3
5がそれぞれ回転自在に取付けられている。
また、前記主歯車7は切換え回転板36の回転中心36aに
回転自在に取付けられ、この切換え回転板36には、クラ
ッチを構成するスプリング37を介して前記主歯車7に噛
合する駆動歯車38を有する回転盤39と、フエルトなどの
クラッチ摩擦盤40と、早送り主歯車41を有する回転盤42
と、クラッチ摩擦盤43および回転盤44を有する再生歯車
45が順次に軸46aにて回転自在に取付けられている。そ
して、この早送り主歯車41は、前記他方のリール台22の
歯車30に、および前記切換え作動板27に設けた早送り歯
車35に係脱自在に噛合され、再生歯車45は前記切換え作
動板27に設けた再生歯車34に係脱自在に噛合される。
また、前記切換え回転板36には機台46に形成した規制縁
部47,48にそれぞれ係脱自在に係合される規制部49,50
が形成されている。そして、この機台46に前記フライホ
イール4、切換えレバー14、切換え作動板27、切換え回
転板36およびリール台21,22が取付けられている。
さらに、前記切換えレバー14には解除作動部14aが形成
されている。
また、前記切換え作動板27はその係止部27aに掛るスプ
リング101にて早送り歯車35が前記早送り主歯車41との
噛合が解かれる方向に付勢されている。
また、第1図において、52はヘッドで、このヘッド52と
ともに図示しないピンチローラが進退されるようになっ
ている。
また、前記機台46には操作レバー、例えば録音操作レバ
ー61、再生操作レバー62、逆方向早送り操作(巻戻し)
レバー63、早送り操作レバー64、停止、イジェクト操作
レバー65および一時停止操作レバー66が前後方向に進退
自在に設けられ、各操作レバー61,62,63,64,65,66
は前方にスプリングにて付勢されている。この再生操作
レバー62、逆方向早送り操作レバー63、早送り操作レバ
ー64の操作に基いて移動される電動機起動スイッチ作動
片67が摺動自在に設けられ、このスイッチ作動片67はス
イッチ75を開放する方向にスプリング68にて付勢されて
いる。
さらに、このスイッチ作動片67の一端突部69は前記カム
8の内側のカム突縁9の内周のスイッチ作動突縁に係合
されるようになっている。また、前記再生操作レバー6
2、逆方向早送り操作レバー63、早送り操作レバー64は
操作された状態、すなわち後退した状態を保持する方向
にスプリング71にて付勢されたロックレバー70にて保持
され、このロックレバー70は前後切換えレバー14の解除
作動部14aおよび停止、イジェクト操作レバー65にて解
除動作される。
そして、前記電動機1からリール台21,22までの連動機
構の駆動系は、フライホイール4、ベルト5、主歯車
7、駆動歯車38、早送り主歯車41、再生歯車45にて構成
され、この駆動歯車38、早送り主歯車41、再生歯車45は
クラッチ結合されている。
また、この再生歯車45は再生歯車34を介してリール台21
の歯車23に噛合されている。また、早送り主歯車41は早
送り歯車35を介してリール台21の歯車23aに噛合され、
さらに、早送り主歯車41はリール台22の歯車30にて噛合
される。
次にこの実施例の作用を説明する。
再生モードでは、再生操作レバー62を操作すると、再生
操作レバー62は後退され、ロックレバー70が摺動されて
ロックレバー70にて再生操作レバー62は後退された位置
に保持されるとともにこの再生操作レバー62の後退動作
に基いてスイッチ作動片67が作動され、このときスイッ
チ作動片67の突部69はカム8の内側のカム突縁9より中
心側でカム8の中心からaの寸法に位置し、このスイッ
チ作動片67が電動機起動スイッチ75を閉成し(第10
図)、電動機1が起動され、ベルト5を介してフライホ
イール4が回転される。このフライホイール4の回転で
歯車6と主歯車7との噛合およびこの主歯車7と駆動歯
車38との噛合でこの駆動歯車38が回転される。このとき
前記再生操作レバー62の後退動作に基いてヘッド52とピ
ンチローラが進出されており、ヘッド52が取付けられて
いる図示しないヘッドベースの動作に基づいて切換え作
動板27がスプリング101により回動されて再生歯車45と
切換え作動板27の再生歯車34が噛合されているので、こ
の再生歯車34と一方のリール台21の歯車23との噛合でリ
ール台21が回転され、カセットのテープはキャプスタン
・ピンチローラにより定速に送り出された分を一方のリ
ール台21にて巻取られる。
この再生モードのテープ巻取り時にリール台21が回転さ
れといると、回動作動盤24は回動され、その係合ピン26
が係合孔17に係合されている切換えレバー14は支軸15を
中心として第1図反時計方向に回動され、この切換えレ
バー14の係合部13はカム8の内側のカム突縁9の外周の
作動カム突縁に接触摺動され、この係合部13は作動カム
突縁に案内され、カム突縁9とカム突縁10との間の狭い
位置に押動されて切換えレバー14は戻し回動されるが、
リール台21に摩擦連動する回動作動盤24がリール台21に
連動されて再び回動し、この切換えレバー14の係合部13
はカム8の係合突起11に接触されることがない。
そして、テープの終端部まで一方のリール台21にて巻き
取られると、この一方のリール台21はクラッチ摩擦盤43
の滑り作用で回転を停止され、回動作動盤24も回転を停
止される。この状態で係合部13はカム8の内側のカム突
縁9の外周の作動カム突縁に接触摺動し、両カム突縁
9,10の間が最も狭まる部分にて切換えレバー14の係合
部13がカム8の突起11に係合する位置に押動されて切換
えレバー14が戻し回動(第1図時計方向)され、引続き
回転されているカム8の回転に関係なく係合部13はその
ままの位置に保持され、この状態でカム8は引続き回転
し(第2図)、さらに、カム8の回転で切換えレバー14
の係合部13にカム8の突起が接触し(第3図)、この切
換えレバー14はスプリング19に抗して押圧され(第4
図)、この切換えレバー14の解除作動部14aがロックレ
バー70をスプリング71に抗して押圧され、再生操作レバ
ー62はロックが解除されてスプリング72にて復帰され
る。このとき、スイッチ作動片67の突起69がカム8のカ
ム突縁9の内側のスイッチ作動カム突縁に係合されてカ
ム8の中心からbの寸法位置に保持され(第11図)、ス
イッチ作動片67はスプリング68にて復帰されることなく
電動機起動スイッチ75は閉成状態に保持され、電動機1
は駆動を継続する。
さらに、カム8が回転すると、切換えレバー14は回転さ
れ(第5図乃至第7図)、カム8の回転で突起11と切換
えレバー14の係合部13との係合が解かれ、切換えレバー
14はスプリング19にて復帰され(第8図)、次いで、カ
ム8の回転で、カム8のカム突縁9の内側のスイッチ作
動突縁に突部69がカム8の中心からcの寸法位置に位置
してスイッチ作動片67はスプリング68にて電動機起動ス
イッチ75を開放する方向に移動され(第9図および第12
図)、電動機起動スイッチ75は開放されて電動機1は停
止される。
また、早送りモードでは、早送り操作レバー64を操作す
ると、再生モードと同様にロックレバー70が摺動されて
早送り操作レバー64の後退状態が保持されるとともにス
イッチ作動片67が作動され、このスイッチ作動片67が電
動機起動スイッチ75を閉成し、電動機1が起動される。
また、早送り操作レバー64の作動でスプリング101によ
り切換え作動板27が回動され、早送り歯車35が早送り主
歯車41と噛合し、また、早送り歯車35が一方のリール台
21の歯車23と一体の歯車に噛合されているため、駆動歯
車38が回転されるとクラッチ摩擦盤40、早送り主歯車41
を介して一方のリール台21は回転される。このとき、前
記早送り操作レバー64の操作による後退動作ではヘッド
52とピンチローラは進出されていない。そして、一方の
リール台21の回転でカセットのテープは一方のリール台
21にて巻回される側に巻取られる。この早送りモードの
テープ巻取り時にリール台21が回転されていると再生モ
ードと同様に回動作動盤24は回転され、その係合ピン26
が係合孔17に係合されている切換えレバー14は支軸15を
中心として第1図反時計方向に回動され、この切換えレ
バー14の係合部13はカム8の内側のカム突縁9の外周の
作動突縁に接触摺動され、前述のように、カム8の係合
突起11に接触されることがない。
そして、テープの終端部まで一方のリール台21にて巻き
取られる側に巻き取られると、この一方のリール台21は
クラッチ摩擦盤40の滑りで回転を停止され、前述のよう
にカム8の突起11と切換えレバー14の係合部13との関係
で早送り操作レバー64を復帰させてから電動機起動スプ
リング75を開放し、電動機1は停止される。
また、録音操作レバー61の操作による録音モードでは前
述の再生モードと同様にテープが巻き終わると電動機1
は停止される。
また、逆方向早送りモードは逆方向早送り操作レバー63
の操作で行われる。この逆方向早送り操作レバー63が選
択操作で後退すると、ロックレバー70が摺動されて逆方
向早送り操作レバー63の後退状態が保持されるとともに
この逆方向早送り操作レバー63にてスイッチ作動片67が
作動され、このスイッチ作動片67が電動機起動スイッチ
75が閉成し、電動機1が起動され、前述のように駆動歯
車38が回転される。このとき前記逆方向早送り操作レバ
ー63の操作で切換え回転板36が回動され、早送り主歯車
41が他方のリール台22の歯車30に噛合し、またヘッド52
とピンチローラは進出されておらず、他方のリール台22
が回転され、カセットのテープは他方のリール台22にて
巻回される側に巻取られる。この逆方向早送りモードの
テープ巻取り時にリール台22が回転されているとリール
台21からテープが巻取られるので回動作動盤24は回転さ
れ、その係合ピン26が係合孔17に係合されている切換え
レバー14は支軸15を中心として第1図時計方向に回動さ
れ、この切換えレバー14の係合部13はカム8の外側のカ
ム突縁10の内周に接触摺動され、カム8の係合突起11に
接触されることがない。そして、テープの終端部まで他
方のリール台22にて巻き取られる側に巻き取られると、
この他方のリール台22はクラッチ摩擦盤40の滑りで回転
を停止され、回動作動盤24も回転を停止される。この状
態で係合部13はカム8の外側のカム突縁10の内周に接触
摺動し、両カム突縁9,10の間が最も狭まる部分にて切
換えレバー14の係合部13はカム8の突起11に係合する位
置に規制された位置に切換えレバー14が回動され、引続
き回転されているカム8の回転に関係なく係合部13はそ
のままの位置に保持され、係合部13は両カム突縁9,10
の間に位置させたままでカム8は回転して前述の動作と
同様に電動機1は停止される。
また、再生モード時にポーズモードとして一時停止操作
レバー66を操作すると、切換え作動板27がスプリング51
に抗して回動され、再生歯車34は駆動径の再生歯車45か
ら離反される。
(発明の効果) 本発明によれば、リール台の駆動系中に設けたカムにて
テープの巻き終わりに基づいてリール台の回転停止で選
択操作により保持されていた操作レバーを復帰させ、か
つ同一カムにより電動機起動スイッチの動作タイミング
もとれるため、駆動系外にリール台の回転停止を検知す
る機構を設けた構成に比べ構成が簡単で、スペースをと
らないで小型の全てのモードで操作レバーを復帰させる
フルオートシャフトオフ機構が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すテープレコーダのテー
プ巻き終わり検出装置の分解斜視図、第2図乃至第9図
は同上カムの動作説明図、第10図乃至第12図はカムとス
イッチ作動片との動作説明図である。 1……電動機、7……回転体の主歯車、8……カム、9
……外周にて作動カム突縁を形成するとともに内周にて
スイッチ作動カム突縁を形成するカム突縁、10……内周
にて作動カムを形成するカム突縁、11……突起、13……
係合部、14……切換えレバー、21,22……リール台、24
……回動作動盤、61,62,63,64……操作レバー、67…
…電動機起動スイッチ作動片、69……突部、70……ロッ
クレバー、75……スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に進退自在でかつ前方向に付勢さ
    れ選択操作で後退される複数の操作レバーと、この選択
    操作された操作レバーの後退動作によりこの後退された
    操作レバーを保持するとともにテープの巻終りによるリ
    ール台の回転停止の検出に基いて前記操作レバーの後退
    位置の保持を解除するロックレバーと、前記操作レバー
    の後退動作に基いて動作されスイッチを閉成する電動機
    起動スイッチ作動片とを有し、前記操作レバーの保持位
    置に移動している前記ロックレバーにて選択操作で後退
    動作した前記操作レバーを後退位置に保持し、前記操作
    レバーの後退動作に基いて電動機起動スイッチ作動片を
    動作させてスイッチを閉成するとともにこのスイッチ作
    動片によるスイッチの閉成状態を前記操作レバーの後退
    位置に保持しているロックレバーにて保持し、前記スイ
    ッチの閉成により電動機を駆動し、この電動機の駆動に
    より前記選択された操作レバーに応じてリール台を回転
    させ、このリール台の回転によりテープを巻取り、この
    テープの巻終りによるリール台の回転停止を検出して前
    記ロックレバーを作動させこのロックレバーによる操作
    レバーの後退位置の保持を解除し、後退位置に保持され
    ていた前記操作レバーをその付勢力により前方に移動さ
    せるとともに前記ロックレバーによる電動機起動スイッ
    チ作動片のスイッチの閉成状態の保持を解除させるテー
    プレコーダにおいて、 前記電動機から前記一対のリール台までの駆動系中に設
    けられ減速されて回転する回転体に形成したカムと、 このカムに係合される係合部を有し前記リール台の回転
    停止時に前記カムにより移動され前記ロックレバーを動
    作させて前記後退位置に保持されている操作レバーの保
    持を解除させる方向に移動可能に設けられた切換えレバ
    ーと、 この切換えレバーに係合されかつ前記リール台の回転に
    摩擦連動して回動され前記リール台の回転時にはこの切
    換えレバーに回動力を付与する回動作動盤とを具備し、 前記カムは、 前記リール台の回転停止時に前記切換えレバーの係合部
    に係合して前記後退位置に保持されている操作レバーの
    保持が解除される方向に前記ロックレバーを移動させる
    突起と、 前記切換えレバーの係合部を前記回動作動盤による回動
    力により摺動係合させるとともにこの回動作動盤による
    回動力に抗してこの切換えレバーを前記突起との係合位
    置に移動させる作動カム突縁と、 前記スイッチ作動片の突部と係合してこのスイッチ作動
    片のスイッチを開放させる方向への作動を規制し前記切
    換えレバーの係合部と前記突起との係合で前記操作レバ
    ーを後退位置に保持していた前記ロックレバーが操作レ
    バーの保持を解除する方向に移動させる時期より遅れて
    前記スイッチ作動片のスイッチが開放される方向への作
    動を可能とするスイッチ作動カム突縁とを有し、 前記リール台の回転時には前記カムの作動カム突縁によ
    り前記突起との係合位置に移動された前記切換えレバー
    の係合部を前記回動作動盤による回動力で前記突起との
    係合を避けるように前記カムの作動カム突縁に摺動係合
    する方向に移動させるとともに前記リール台の回転停止
    時には前記カムの作動カム突縁により前記突起との係合
    位置に移動された前記切換えレバーの係合部を前記突起
    に係合させてこの切換えレバーを前記ロックレバーが前
    記後退位置の操作レバーの保持を解除させる方向に移動
    させることを特徴としたテープレコーダのテープ巻終り
    検出装置。
JP61235767A 1986-10-03 1986-10-03 テ−プレコ−ダのテ−プ巻終り検出装置 Expired - Fee Related JPH0664777B2 (ja)

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GB2198277B (en) 1990-06-13
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KR880005587A (ko) 1988-06-29
HK18792A (en) 1992-03-13
US4788607A (en) 1988-11-29
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GB8722584D0 (en) 1987-11-04

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