JPH0664296A - インクリボンのしわ検出方法 - Google Patents

インクリボンのしわ検出方法

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JPH0664296A
JPH0664296A JP26401192A JP26401192A JPH0664296A JP H0664296 A JPH0664296 A JP H0664296A JP 26401192 A JP26401192 A JP 26401192A JP 26401192 A JP26401192 A JP 26401192A JP H0664296 A JPH0664296 A JP H0664296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
wrinkles
detecting
detection
sensors
Prior art date
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Pending
Application number
JP26401192A
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English (en)
Inventor
Hideo Kawahara
英雄 川原
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YE Data Inc
Original Assignee
YE Data Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリボンのしわや蛇行を検出する比較的
簡単な手段を得ることを目的とする。 【構成】 インクリボン2の両耳に写真フィルムのパー
フォレーション状のズレ検出マークA,Bを付し、それ
をセンサー3,4によって検出し、このセンサー3,4
による検出信号に基づきしわ検出回路5がインクリボン
2の異常を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幅広のインクリボンの
しわ発生を検出する方法と、その実施に用いるインクリ
ボンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すような、カセット1に収納し
た各種の色の幅広のインクリボン2を印字ヘッドと共に
印字紙の幅方向に移動させて印字を行うCG等の出力装
置として用いるカラーサーマルプリンターを開発した。
このカラーサーマルプリンター、勿論単色印字も可能で
あるが、高速印字を行った場合、インクリボンにしわが
生じ、紙面を汚すことがある。今迄は、リボンの切断に
ついての検出は解決していたが、しわの発生の検出につ
いては解決されていなかった。インクリボンのしわは、
印字品質に大きく影響を与えるため、従来は、しわの生
じ難い設計をすることによって、この問題に対処してい
た。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は幅広のインク
リボンを用いる場合の印字不良発生の最大の原因である
しわの検出を可能とする方法を提供し、極めて安定した
印字品質を保証することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、インクリボンの両耳部
に、写真フィルムのパーフォレーション状にズレ検出マ
ークをそれぞれ付し、各ズレ検出マークを検出する2つ
のセンサーを両側に配置して、これらセンサーの検出信
号の異常を判別することにより、インクリボンのしわ発
生を検出するものである。
【0005】
【作用】インクリボンの両側に配置したセンサーの検出
信号を連続的に監視すると、しわ発生時は検出信号に乱
れを生じるため、しわの発生が検出出来る。なお、ズレ
検出マークを若干位相差を与えて両耳に設けようとする
と効果的である。
【0006】
【実施例】図2は本発明の実施例を示すもので、カセッ
トに装填された幅広のインクリボン2の両耳に写真フィ
ルムのパーフォレーションのように、等間隔にズレ検出
マークA,Bを付し、両側に配置したフォトインターラ
プタ等のセンサー3,4によりズレ検出マークA,Bを
検出し、しわ検出回路5から、印字停止信号6及びカセ
ット交換信号6’が送出されるように構成されている。
ズレ検出マークA,Bの設け方としては、種々の方法が
あるが、インクリボン2からインクを抜いて設ける方法
が好ましい。また、ズレ検出マークA,Bの配置とし
て、図3に示すように、AとBとの間に位相差θが45
°であるようにマーキングした場合、A XOR Bと
の関係は、等間隔なパルスとしてしわ検出回路5が認識
してインクリボンの走行が正常な状態と識別されるよう
に設定しておけば、図4に示すようにインクリボン2に
しわが発生した場合、検出信号の位相差がズレる為、図
5のαのような等間隔なずれルスの発生がなされなくな
り、βのような乱れたパルスが発生する。これをしわ検
出回路5が検出して印字停止信号6及びカセット交換信
号6’を送出してしわ発生に伴う印字汚れを防止する。
インクリボンのマーキングは、パルス波形が50%のデ
ューティでなく非常にデューティ比の大きなマーキング
を行っても異常検出可能である。この場合、AとBとの
関係は図6に示すように同様であるが、図7のようにA
OR Bの論理でもよい。この場合もパルス周期を毎
回チエックし等間隔にならなかった場所が発見されれば
リボンのしわが発生したとCPUが判別する。この場
合、エラー判別をしてインクリボンの走行を停止しても
よいが、サーマルプリンタの様なインクリボンに対して
ヘッド7を押しつける様な負荷をかけている方式のもの
では、ヘッドアップして負荷を1度やわらげ、インクリ
ボンをある程度巻き取る事によりリボンのしわをなくし
て印字を再開させる事も出来る。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、今迄複雑な構造で生じ
るインクリボンのジャム対策の負担を全て機構設計にた
よらなければならなかった問題を解消でき、極めて簡単
な方式でリボンジャムを検出し、印字品質を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】先に開発したカラーサーマルプリンタ用インク
リボンの斜視図である。
【図2】本発明の実施例の斜視図である。
【図3】ズレ検出マークの配置を示す説明図である。
【図4】しわ(ジャム)が発生した時のズレ検出マーク
の状態を示す図である。
【図5】しわ(ジャム)発見時の検出信号の波形図であ
る。
【図6】ズレ検出マークの異なる実施例の説明図であ
る。
【図7】異なる信号処理の場合の波形図である。
【符号の説明】
A,B ズレ検出マーク 1 カセット 2 インクリボン 3,4 センサー 5 しわ検出回路 6 印字停止信号 6’ カセット交換信号 7 ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンの両耳部に、写真フィルム
    のパーフォレーション状にズレ検出マークをそれぞれ付
    し、各ズレ検出マークを検出する2つのセンサーを両側
    に配置して、これらセンサーの検出信号の異常を判別す
    ることによりインクリボンのしわ発生を検出することを
    特徴とするインクリボンのしわ検出方法。
  2. 【請求項2】 両耳部に設けたズレ検出マークに若干位
    相差を持たせることを特徴とする請求項1記載のインク
    リボンのしわ検出方法。
  3. 【請求項3】 両耳部に写真フィルムのバーフォレーシ
    ョン状にズレ検出マークを付したことを特徴とするイン
    クリボン。
JP26401192A 1992-08-21 1992-08-21 インクリボンのしわ検出方法 Pending JPH0664296A (ja)

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JP26401192A JPH0664296A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 インクリボンのしわ検出方法

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JPH0664296A true JPH0664296A (ja) 1994-03-08

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ID=17397315

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26401192A Pending JPH0664296A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 インクリボンのしわ検出方法

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JP (1) JPH0664296A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5885015A (en) * 1997-10-23 1999-03-23 Eastman Kodak Company Dye donor ribbon cartridge having a shield and method for use in a printer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5885015A (en) * 1997-10-23 1999-03-23 Eastman Kodak Company Dye donor ribbon cartridge having a shield and method for use in a printer

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