JPH0664254B2 - レ−ザ光走査装置 - Google Patents

レ−ザ光走査装置

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JPH0664254B2
JPH0664254B2 JP62010279A JP1027987A JPH0664254B2 JP H0664254 B2 JPH0664254 B2 JP H0664254B2 JP 62010279 A JP62010279 A JP 62010279A JP 1027987 A JP1027987 A JP 1027987A JP H0664254 B2 JPH0664254 B2 JP H0664254B2
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JP
Japan
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light
mirror
laser beam
polygon mirror
laser
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JP62010279A
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雅夫 木下
穣治 岩田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザ光走査装置、特に、レーザビームプリン
タ等に用いられるレーザ光走査装置に関する。
〔技術環境〕
近年のレーザ光走査装置は、レーザビームプリンタ等の
高速化、高印字品質化のため、高速走査時における走査
線の走査方向に対して垂直方向のずれを小さく抑えるこ
とが要求されている。
〔従来の技術〕 従来のレーザ光走査装置は、回転多面鏡に照射するレー
ザ光を回転軸に直角方向に偏向走査する回転多面鏡装置
と、この偏向走査されたレーザ光を照射体上に結像する
結像レンズユニットとを含んで構成される。
次に従来のレーザ光走査装置について図面を参照して詳
細に説明する。
第3図は従来のレーザ光走査装置の一実施例を示す概念
図でレーザビームプリンタの走査部分に用いられた一例
を示している。第3図に示すレーザ光走査装置はレーザ
光源14から発せられたレーザ光(レーザビーム)16
を回転多面鏡1により回転軸に直角方向に偏向走査する
回転多面鏡装置7と、この偏向走査されたレーザ光16
を照射体である予め一様に帯電された感光体18上に結
像する結像レンズユニット(−θレンズ)17とを含
んでいる。以上の構成において、回転する回転多面鏡1
により偏向走査されるレーザ光16は、結像レンズユニ
ット17を通して予め一様に帯電された感光体18上を
走査し、この感光体18上に静電潜像を形成するように
なっている。
第4図は、レーザビームプリンタにおけるレーザ光走査
装置の走査線のずれを説明する説明図である。
回転多面鏡装置7の軸の角度振れが生じ回転多面鏡1が
傾くと、または回転多面鏡1の反射面21が回転軸に対
し傾斜していると、レーザ光16は走査方向とは直角方
向にも振られるため、結像レンズユニット17を通して
感光体18上に結像される走査線19は、走査方向とは
直角方向に19a,19bというように位置ずれを生ず
ることになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のレーザ光走査装置は、回転多面体装置の
回転軸に角度振れが生じたり、回転多面鏡の各反射面が
傾斜していると、照射体上の走査線が走査方向とは直角
方向に位置ずれを生じてしまうので、位置ずれを小さく
抑えるために、回転多面鏡装置の軸受部に高剛性、高精
度のものを使用しなければならず、バランス調整も高精
度に行う必要があり、さらに回転多面鏡に面傾れの少な
いものを使用しなければならないというように、必常に
高価なものになるという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のレーザ光走査装置は、回転多面鏡に照射する第
1のレーザ光を回転多面鏡の回転軸方向に微小角度偏向
可能な偏向器と、前記第1のレーザ光を前記回転多面鏡
により回転軸に直角方向に偏向走査する回転多面鏡装置
と、この偏向走査された第1のレーザ光を照射体上に結
像する結像レンズユニットと、前記回転多面鏡装置に回
転軸と同軸に設けられた円柱鏡と、前記第1のレーザ光
が前記回転多面鏡に照射する位置に対し、180°回転
した位置の前記円柱鏡に照射する第2のレーザ光の反射
光を受光し、その受光量に応じた電気信号を出力する受
光器と、前記回転軸の角度振れにより変化する第2のレ
ーザ光の反射光の向きと垂直にその反射光の一部を遮断
するように前記受光器の前面に配設されたナイフエッジ
と、各回転角度に応じた前記受光器の出力を複数回転分
平均化し記憶するとともに、各回転角度に応じた前記受
光器の出力と、その角度における前記記憶した平均値と
の差から前記回転多面鏡装置の軸の角度振れを測定する
信号処理装置と、該信号処理装置からの信号に応じて前
記偏向器を駆動する駆動装置とを含んで構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す概念図であり、レー
ザビームプリンタの走査部分に用いられた一例を示して
いる。
第1図に示す、レーザ光走査装置は、第1のレーザ光源
14から発せられた第1のレーザ光16を回転多面鏡1
の回転軸方向に微小角度偏向可能な偏向器15と、第1
のレーザ光16を回転多面鏡1により回転軸に直角方向
に偏向走査する回転多面鏡装置6と、この偏向走査され
た第1のレーザ光16を照射体である予め一様に帯電さ
れた感光体18上に結像する結像レンズユニット(−
θレンズ)17と、回転多面鏡装置6に回転軸と同軸に
設けられた円柱鏡2と、第1のレーザ光16が回転多面
鏡1に照射する位置に対し180°回転した位置の円柱
鏡2に第2のレーザ光9を照射する第2のレーザ光源8
と、第2のレーザ光9の円柱鏡2による反射光を受光
し、その受光量に応じた電気信号を出力する受光器10
と、回転多面鏡装置6の回転軸の角度振れにより変化す
る第2のレーザ光9の反射光の向きと垂直にその反射光
の一部を遮断するように受光器10の前面に配設された
ナイフエッジ11(図示せず)と、各回転角度に応じた
受光器10の出力を複数回転分平均化し記憶するととも
に、各回転角度に応じた受光器10の出力とその角度に
おける記憶した平均値との差から回転多面鏡装置6の回
転軸の角度振れを測定する信号処理装置12と、信号処
理装置12からの信号に応じて偏向器15を駆動する駆
動装置13とを含んで構成される。
以上の構成において、第1のレーザ光16は回転する回
転多面鏡1により偏向走査され結像レンズユニット17
を通して予め一様に帯電された感光体18上を走査し、
この感光体18上に静電潜像を形成するようになってい
る。一方第2のレーザ光9は、回転する円柱鏡2によっ
て反射され受光器10に入射する。そして円柱鏡2の反
射面が垂直で回転多面鏡装置6の軸振れがないときに、
円柱鏡2で反射されるレーザ光9は、その中心点を通る
位置に配置されたナイフエッジ11により略1/2遮断
されて受光器10に入射するようになっているため、円
柱鏡2の反射面が傾斜しているか、または回転多面鏡装
置6の軸振れにより、反射されたレーザ光9の中心位置
が移動してナイフエッジ11により遮ぎられる光量が変
化する。
第2図はこの状態を表わしており、横軸が回転多面鏡装
置6の回転角度、縦軸が、受光器10で検出される光量
である。回転角度による光出力は、平均値Aを中心にあ
る幅Bのばらつきを示す。ここで平均値Aは、円柱鏡2
の反射面の傾斜に対応し、測定値のばらつきBは、回転
多面鏡装置6の軸の角度振れに起因している。すなわ
ち、各回転角度に応じた光出力を複数回転分平均化し、
平均値Aとして記憶しておき、各回転角度に応じた光出
力とその角度における記憶した平均値Aとの差から信号
処理装置12で演算することにより、その時点での回転
多面鏡装置6の軸の角度振れを求めることができる。さ
らに信号処理装置12からの回転多面鏡装置6の軸の角
度振れ信号に応じて偏向器15を駆動して、回転多面鏡
装置6に照射するレーザ光16の角度を変えることによ
り、回転多面鏡装置6の軸の角度振れによって生じる感
光体18上の走査線19の走査方向と直角方向のずれを
打ち消すことができる。
また、駆動装置13に、回転多面鏡1の各反射面の傾斜
量に応じた固定の補正データを組み込んでおけば、回転
多面鏡の各反射面の傾斜に起因する、感光体18上の走
査線19の走査方向と直角方向のずれも打ち消すことが
できることは明らかである。
以上の説明において、第1のレーザ光16と第2のレー
ザ光9は異なるレーザ光源14,8から出射されるもの
としたが、同一のレーザ光源から出射されるレーザ光を
ビームスプリッタにより分離し、第1のレーザ光16、
第2のレーザ光9として用いることもできる。
〔発明の効果〕
本発明のレーザ光走査装置は、回転多面鏡装置の回転軸
に同軸の円柱鏡に第2のレーザ光を照射し、その反射光
の振れから各回転角度に応じた平均的な振れ量を求め各
回転角度に応じた振れ量とその角度における平均振れ量
との差を求めることにより、円柱鏡の反射面の回転軸に
対する平行度のずれの影響を受けず回転多面鏡装置の軸
の角度振れのみを求めることができ回転多面鏡の各反射
面の傾斜量とを合わせ回転多面鏡装置に入射する第1の
レーザ光の角度を連続的に補正することにより照射体上
での走査線のずれを打ち消すことができるので、回転多
面鏡装置の軸受部がそれほど高剛性、高精度のものでな
く、バランス調整もそれほど高精度に行なうことなく、
さらに回転多面鏡の面傾れが多少大きくても、走査線の
ずれが生じないという効果があり、レーザビームプリン
タ等に使用した場合には、大幅な印字品質の向上が計れ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概念図、第2図は第1
図に示す検出器の測定結果の一例を示すグラフ、第3図
は、従来のレーザ光走査装置の一実施例を示す概念図、
第4図は、レーザ光走査装置の走査線のずれを説明する
説明図である。 1……回転多面鏡、2……円柱鏡、6,7……回転多面
鏡装置、8,14……レーザ光源、10……受光器、1
2……信号処理装置、13……駆動装置、15……偏向
器、17……結像レンズユニット、18……感光体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転多面鏡に照射する第1のレーザ光を回
    転多面鏡の回転軸方向に微小角度偏向可能な偏向器と、
    前記第1のレーザ光を前記回転多面鏡により回転軸に直
    角方向に偏向走査する回転多面鏡装置と、前記偏向走査
    された第1のレーザ光を照射体上に結像する結像レンズ
    ユニットと、前記回転多面鏡装置に回転軸と同軸に設け
    られた円柱鏡と、前記第1のレーザ光が前記回転多面鏡
    に照射する位置に対し180°回転した位置の前記円柱
    鏡に照射する第2のレーザ光の反射光を受光しその受光
    量に応じた電気信号を出力する受光器と、前記回転軸の
    角度振れにより変化する第2のレーザ光の反射光の向き
    と垂直にその反射光の一部を遮断するように前記受光器
    の前面に配設されたナイフエッジと、各回転角度に応じ
    た前記受光器の出力を複数回転分平均化し、記憶すると
    ともに各回転角度に応じた前記受光器の出力とその角度
    における前記記憶した平均値との差から前記回転多面鏡
    装置の軸の角度振れを測定する信号処理装置と、該信号
    処理装置からの信号に応じて前記偏向器を駆動する駆動
    装置とを含むことを特徴とするレーザ光走査装置。
JP62010279A 1987-01-19 1987-01-19 レ−ザ光走査装置 Expired - Lifetime JPH0664254B2 (ja)

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JP62010279A JPH0664254B2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19 レ−ザ光走査装置

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JP62010279A JPH0664254B2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19 レ−ザ光走査装置

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JPS63178208A JPS63178208A (ja) 1988-07-22
JPH0664254B2 true JPH0664254B2 (ja) 1994-08-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0363931B1 (en) * 1988-10-11 1995-10-04 E.I. Du Pont De Nemours And Company Scanning laser microscope system and methods of use

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209417A (ja) * 1985-03-14 1986-09-17 Fuji Photo Film Co Ltd 光走査装置の軸ぶれ検出方法
JPS62133416A (ja) * 1985-12-05 1987-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 光走査装置の軸ぶれ検出方法および軸ぶれ検出装置

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JPS61209417A (ja) * 1985-03-14 1986-09-17 Fuji Photo Film Co Ltd 光走査装置の軸ぶれ検出方法
JPS62133416A (ja) * 1985-12-05 1987-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 光走査装置の軸ぶれ検出方法および軸ぶれ検出装置

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