JPS62133416A - 光走査装置の軸ぶれ検出方法および軸ぶれ検出装置 - Google Patents
光走査装置の軸ぶれ検出方法および軸ぶれ検出装置Info
- Publication number
- JPS62133416A JPS62133416A JP60272399A JP27239985A JPS62133416A JP S62133416 A JPS62133416 A JP S62133416A JP 60272399 A JP60272399 A JP 60272399A JP 27239985 A JP27239985 A JP 27239985A JP S62133416 A JPS62133416 A JP S62133416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- mirror
- rotation axis
- detection
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
本発明は、回転軸を中心として回転または揺動する偏向
面で走査用光ビームを偏向する光走査装置における1回
転軸の軸ぶれを検出する方法と、この方法の実施に直接
使用する装置および偏向器に関するものである。
面で走査用光ビームを偏向する光走査装置における1回
転軸の軸ぶれを検出する方法と、この方法の実施に直接
使用する装置および偏向器に関するものである。
(発明の技術的背景および従来技術)
回転多面鏡、ガルバノミラ−、バイモルフミラー、ホロ
グラムスキャナ等の機械式の偏向器を用い、この偏向器
の回転または揺動する偏向面で走査用ビームを偏向させ
る光走査装置がある。この種の装置では、偏向器の回転
軸がその軸受の遊び等により、非定常的・非周期的な軸
ぶれを発生することがある。この軸ぶれは、走査面上で
走査用光ビームの副走査方向の偏位を発生させ1画像情
報の書込み・読出し精度を低下させる。
グラムスキャナ等の機械式の偏向器を用い、この偏向器
の回転または揺動する偏向面で走査用ビームを偏向させ
る光走査装置がある。この種の装置では、偏向器の回転
軸がその軸受の遊び等により、非定常的・非周期的な軸
ぶれを発生することがある。この軸ぶれは、走査面上で
走査用光ビームの副走査方向の偏位を発生させ1画像情
報の書込み・読出し精度を低下させる。
この軸ぶれによる走査用光ビームの偏位は、偏向器の回
転軸への取付誤差や、偏向面の加工誤差などによる走査
用光ビームの偏位とは異なり、非定常的・非周期的に現
れる。このためこの軸ぶれを実時間で検出して、走査用
光ビームの副走査方向の偏位を補正する必要が生じる。
転軸への取付誤差や、偏向面の加工誤差などによる走査
用光ビームの偏位とは異なり、非定常的・非周期的に現
れる。このためこの軸ぶれを実時間で検出して、走査用
光ビームの副走査方向の偏位を補正する必要が生じる。
(発明の目的)
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、偏
向器の回転軸の軸ぶれを定量的に実時間で検出する光走
査装置の軸ぶれ検出方法と、この方法の実施に直接使用
する軸ぶれ検出装置および偏向器を提供することを目的
とする。
向器の回転軸の軸ぶれを定量的に実時間で検出する光走
査装置の軸ぶれ検出方法と、この方法の実施に直接使用
する軸ぶれ検出装置および偏向器を提供することを目的
とする。
(発明の構成)
本発明による軸ぶれ検出方法は、回転軸を中心として回
転または揺動する偏向面で走査用光ビームを変更する光
走査装置における回転軸の軸ぶれを検出する方法であっ
て、前記回転軸と同軸の回転面を有する回転面鏡を設け
、少なくとも前記回転軸の方向に広がった検出用光ビー
ムを前記回転面鏡で反射させ、反射せしめられた検出用
光ビームを位置検出器を備えた検出面に集光し、この集
光ビームの検出面における偏位量のうち前記走査用光ビ
ームの偏向点と前記回転軸とを含む偏向点・回転軸面に
平行な成分の大きさから前記回転軸の軸ぶれを検出する
ように構成される。
転または揺動する偏向面で走査用光ビームを変更する光
走査装置における回転軸の軸ぶれを検出する方法であっ
て、前記回転軸と同軸の回転面を有する回転面鏡を設け
、少なくとも前記回転軸の方向に広がった検出用光ビー
ムを前記回転面鏡で反射させ、反射せしめられた検出用
光ビームを位置検出器を備えた検出面に集光し、この集
光ビームの検出面における偏位量のうち前記走査用光ビ
ームの偏向点と前記回転軸とを含む偏向点・回転軸面に
平行な成分の大きさから前記回転軸の軸ぶれを検出する
ように構成される。
また本発明の軸ぶれ検出装置は、回転軸を中心として回
転または揺動する偏向器により走査用光ビームを変更す
る光走査装置における回転軸の軸ぶれ検出装置であって
、前記回転軸と同軸の回転面を有する回転面鏡と、検出
用光ビームを射出する検出用光源と、前記検出用光ビー
ムを少なくとも前記回転軸の方向に広がった光ビームと
して前記回転面鏡に入射せしめる第1の光学系と、前記
回転面鏡で反射された検出用光ビームを検出面において
集光して集光ビームとする第2の光学系と、前記検出面
に設けられ、該検出面における前記集光ビームの偏位量
のうち前記走査用光ビームの偏向点と前記回転軸とを含
む偏向点・回転面に平行な成分の大きさを検出する位置
検出器とを備えるように構成される。
転または揺動する偏向器により走査用光ビームを変更す
る光走査装置における回転軸の軸ぶれ検出装置であって
、前記回転軸と同軸の回転面を有する回転面鏡と、検出
用光ビームを射出する検出用光源と、前記検出用光ビー
ムを少なくとも前記回転軸の方向に広がった光ビームと
して前記回転面鏡に入射せしめる第1の光学系と、前記
回転面鏡で反射された検出用光ビームを検出面において
集光して集光ビームとする第2の光学系と、前記検出面
に設けられ、該検出面における前記集光ビームの偏位量
のうち前記走査用光ビームの偏向点と前記回転軸とを含
む偏向点・回転面に平行な成分の大きさを検出する位置
検出器とを備えるように構成される。
さらに本発明の前記方法の実施に直接使用される偏向器
は、回転軸とこの回転軸を中心として回転または揺動す
る偏向面とを有する偏向器において、前記回転軸と同軸
の回転面を有する回転面鏡が一体に形成されたものであ
る。
は、回転軸とこの回転軸を中心として回転または揺動す
る偏向面とを有する偏向器において、前記回転軸と同軸
の回転面を有する回転面鏡が一体に形成されたものであ
る。
(実施態様)
以下図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施態様の斜視図である。
図中符号1は偏向器としての正多角柱状の回転多面鏡で
ある。この回転多面鏡lは軸3を中心として回転するが
、この回転多面鏡lの下面には円柱鏡2が一体に形成さ
れている。この円柱鏡2の周面は、回転多面鏡1の回転
軸3を中心とする一定半径の円柱反射面4となっている
。5は回転多面鏡lを回転するモータである。走査用光
ビーム6は回転多面鏡lの偏向面7上の偏向点8で反射
され1回転多面t111の回転に伴って走査面9上を走
査する。なお走査面9は光ビーム6の走査に同期して、
光ビーム6の走査方向に直交する方向(副走査方向)に
移動する。
ある。この回転多面鏡lは軸3を中心として回転するが
、この回転多面鏡lの下面には円柱鏡2が一体に形成さ
れている。この円柱鏡2の周面は、回転多面鏡1の回転
軸3を中心とする一定半径の円柱反射面4となっている
。5は回転多面鏡lを回転するモータである。走査用光
ビーム6は回転多面鏡lの偏向面7上の偏向点8で反射
され1回転多面t111の回転に伴って走査面9上を走
査する。なお走査面9は光ビーム6の走査に同期して、
光ビーム6の走査方向に直交する方向(副走査方向)に
移動する。
lOは検出用光源であり、半導体レーザ、ガスレーザ、
発光ダイオード、白色光等の独立した光源を用いること
ができる。この光源10としては、走査用光ビーム6を
光分割器で分割することにより、走査用光ビーム6の光
源(図示せず)を兼用してもよい。
発光ダイオード、白色光等の独立した光源を用いること
ができる。この光源10としては、走査用光ビーム6を
光分割器で分割することにより、走査用光ビーム6の光
源(図示せず)を兼用してもよい。
検出用光源から射出される検出用光ビーム11は、第1
の光学系12によって少なくとも前記回転軸3方向に広
がった光ビームとして円柱反射面4の反射部13に導か
れる。この反射部13で反射された検出用光ビーム11
は、第2の光学系14により、位置検出器16が備えら
れた検出面に集光されて集光ビーム15が形成される。
の光学系12によって少なくとも前記回転軸3方向に広
がった光ビームとして円柱反射面4の反射部13に導か
れる。この反射部13で反射された検出用光ビーム11
は、第2の光学系14により、位置検出器16が備えら
れた検出面に集光されて集光ビーム15が形成される。
この集光ビーム15の、前記偏向点8と回転軸3とを含
む偏向点・回転軸面に平行な方向の偏位量は1位置検出
器16によって検出される0位置検出器16としては、
半導体位置検出器(Position 5ensiti
ve Detector : PSD )を用いること
ができる。このPSDは、平板状シリコン半導体の表・
裏にP、N型の抵抗層を形成したもので、光がスポット
状にこの半導体に当たってキ“ヤリャ電子が発生すると
、対向する2つの辺に設けられた電極に光電流が流れ、
両電極と光スポット入射位ととの距離に応じて流れる電
流の差に基づき、入射位置を検出するものである。この
位置検出器16としては、PSDのほかに二分割ホトセ
ンサ、ホトダイオードアレイ、イメージセンサ、ビジコ
ン等も使用可能である。
む偏向点・回転軸面に平行な方向の偏位量は1位置検出
器16によって検出される0位置検出器16としては、
半導体位置検出器(Position 5ensiti
ve Detector : PSD )を用いること
ができる。このPSDは、平板状シリコン半導体の表・
裏にP、N型の抵抗層を形成したもので、光がスポット
状にこの半導体に当たってキ“ヤリャ電子が発生すると
、対向する2つの辺に設けられた電極に光電流が流れ、
両電極と光スポット入射位ととの距離に応じて流れる電
流の差に基づき、入射位置を検出するものである。この
位置検出器16としては、PSDのほかに二分割ホトセ
ンサ、ホトダイオードアレイ、イメージセンサ、ビジコ
ン等も使用可能である。
なお反射部13が、回転軸3と偏向点8とを含む平面(
偏向点・回転軸面)と、円柱鏡2との略交線上にあるの
が望ましい。この時には、走査用光ビーム6の副走査方
向の偏位に最も大きな影響を及ぼす、偏向点8を含む偏
向面7の偏向点・回転軸面に平行な軸ぶれ成分に対し、
検出用光ビーム11の反射方向が最も大きく変化するか
らである。
偏向点・回転軸面)と、円柱鏡2との略交線上にあるの
が望ましい。この時には、走査用光ビーム6の副走査方
向の偏位に最も大きな影響を及ぼす、偏向点8を含む偏
向面7の偏向点・回転軸面に平行な軸ぶれ成分に対し、
検出用光ビーム11の反射方向が最も大きく変化するか
らである。
前記の光学系12.14は例えば第2〜9図に示すよう
に構成することができる。第2.4.6.8図は光学系
12.14のそれぞれ異なる実施態様を示す平面図、第
3.5.7,9図はそれぞれ第2.4.6,8図に示さ
れる実施態様の展開側面図である。
に構成することができる。第2.4.6.8図は光学系
12.14のそれぞれ異なる実施態様を示す平面図、第
3.5.7,9図はそれぞれ第2.4.6,8図に示さ
れる実施態様の展開側面図である。
第2,3図の実施態様においては、第1の光学系12A
は、検出用光源10から射出される検出用光ビーム11
を、平行光ビームllaに変える球面レンズで構成され
ている。また第2の光学系14Aは、円柱反射面4で反
射された検出用光ビームllを、スポット状の集光ビー
ム15Aとする2つの直交する円筒レンズ14a、14
bで構成される。この実施態様では、回転軸3の偏向点
・回転軸面に平行な方向の軸ぶれ成分に対しては、集光
ビーム15Aは第3図点線で示すように上下方向に移動
する。
は、検出用光源10から射出される検出用光ビーム11
を、平行光ビームllaに変える球面レンズで構成され
ている。また第2の光学系14Aは、円柱反射面4で反
射された検出用光ビームllを、スポット状の集光ビー
ム15Aとする2つの直交する円筒レンズ14a、14
bで構成される。この実施態様では、回転軸3の偏向点
・回転軸面に平行な方向の軸ぶれ成分に対しては、集光
ビーム15Aは第3図点線で示すように上下方向に移動
する。
第4,5図の実施態様においては、前記第2゜3図のも
のと同じ第1の光学系11Aを用い、第2の光学系14
Bのみを1つの円筒レンズで構成して回転軸3に直交す
る線状の集光ビーム15Bを形成する。従ってこの場合
には集光ビーム15Bは常に位置検出器16を横断し、
偏向点・回転軸面に平行な集光ビーム15Bの偏位量が
・ 検出される。
のと同じ第1の光学系11Aを用い、第2の光学系14
Bのみを1つの円筒レンズで構成して回転軸3に直交す
る線状の集光ビーム15Bを形成する。従ってこの場合
には集光ビーム15Bは常に位置検出器16を横断し、
偏向点・回転軸面に平行な集光ビーム15Bの偏位量が
・ 検出される。
第6.7図の実施態様においては、第1の光学系12c
は1球面レンズ12aと円筒レンズ12bとで構成され
、反射部13では回転軸3方向の線状の光ビームllb
が形成される。また第2の光学系14Cは、反射部13
で反射された検出用光ビーム11を回転軸3に直交する
線状の集光ビーム15Gとする円筒レンズで構成される
。従ってこの場合には集光ビーム15cは常に位置検出
器16を横断し、偏向点・回転軸面に平行な集光ビーム
15Gの偏位量が検出される。
は1球面レンズ12aと円筒レンズ12bとで構成され
、反射部13では回転軸3方向の線状の光ビームllb
が形成される。また第2の光学系14Cは、反射部13
で反射された検出用光ビーム11を回転軸3に直交する
線状の集光ビーム15Gとする円筒レンズで構成される
。従ってこの場合には集光ビーム15cは常に位置検出
器16を横断し、偏向点・回転軸面に平行な集光ビーム
15Gの偏位量が検出される。
第8.9図の実施態様においては、第1の光学系12C
は第6.7図のものと同一に構成され。
は第6.7図のものと同一に構成され。
第2の光学系14Dが球面レンズ14cと円筒レンズ1
4dとで構成される。すなわち反射された検出用光ビー
ム11は、球面レンズ14cで平面から見て(第8図)
平行な光ビー411cとされる。また円筒レンズ14d
はこの平面から見た平行な光ビームlieを、球面レン
ズ14’cの焦点位置に集束し、この結果集光ビーム1
50はスポット状となる。
4dとで構成される。すなわち反射された検出用光ビー
ム11は、球面レンズ14cで平面から見て(第8図)
平行な光ビー411cとされる。また円筒レンズ14d
はこの平面から見た平行な光ビームlieを、球面レン
ズ14’cの焦点位置に集束し、この結果集光ビーム1
50はスポット状となる。
今回転多面鏡lの回転軸3が軸ぶれを起こし、偏向点8
を含む偏向面7が偏向点拳回転軸面上で角度α倒れると
、この偏向点8で反射された走査用光ビーム6は副走査
方向に2dだけ偏位する。
を含む偏向面7が偏向点拳回転軸面上で角度α倒れると
、この偏向点8で反射された走査用光ビーム6は副走査
方向に2dだけ偏位する。
この時、反射部13が偏向点・回転軸面に平行な面上で
α倒れるので、検出用光ビーム11もこの面上で2αだ
け振られる。この変化は位置検出器16で検出される。
α倒れるので、検出用光ビーム11もこの面上で2αだ
け振られる。この変化は位置検出器16で検出される。
すなわち位置検出器16の出力の変化から、回転軸3の
偏向点・回転軸面方向への軸ぶれ量を検出することがで
きる。
偏向点・回転軸面方向への軸ぶれ量を検出することがで
きる。
このようにして求めた軸ぶれ量は、例えば走査用光ビー
ム6の光路途中に設けた補正用光偏向器(図示せず)に
帰還され、走査用光ビーム6を副走査方向に偏向させて
軸ぶれによる走査線のむらを実時間で補正することがで
きる。なおこの場合補正用光偏向器としては音響光学的
偏向器、ガルバノミラ−などが用いられる。
ム6の光路途中に設けた補正用光偏向器(図示せず)に
帰還され、走査用光ビーム6を副走査方向に偏向させて
軸ぶれによる走査線のむらを実時間で補正することがで
きる。なおこの場合補正用光偏向器としては音響光学的
偏向器、ガルバノミラ−などが用いられる。
以上説明した実施態様では、検出用光ビームを反射させ
るための回転面鏡として円柱鏡2が用いられているが、
回転面鏡はこれに限られるものではなく、偏向器の回転
軸と同軸の回転面を有するものであればいかなる形状の
ものであってもよく、例えば円柱鏡以外の具体例として
円錐鏡が上げられる。また、回転面鏡は上述の実施態様
における円柱鏡のようにその表面(外面)で検出用光ビ
ームを反射するものに限られるものではなく、その内面
で検出用光ビームを反射するようなものであってもよい
。
るための回転面鏡として円柱鏡2が用いられているが、
回転面鏡はこれに限られるものではなく、偏向器の回転
軸と同軸の回転面を有するものであればいかなる形状の
ものであってもよく、例えば円柱鏡以外の具体例として
円錐鏡が上げられる。また、回転面鏡は上述の実施態様
における円柱鏡のようにその表面(外面)で検出用光ビ
ームを反射するものに限られるものではなく、その内面
で検出用光ビームを反射するようなものであってもよい
。
また、以上説明した実施態様においては、回転面鏡であ
る円柱鏡2は回転多面鏡lと一体に設けられているが、
円柱鏡2は回転軸3と一体に設けられてもよく、また回
転軸3および回転多面鏡1と一体に設けられてもよい、
このように、本発明において偏向器と一体に形成される
回転面鏡は、その回転面が偏向器の回転軸と同軸である
という条件が満たされる限り、その形成場所に制限はな
い。
る円柱鏡2は回転多面鏡lと一体に設けられているが、
円柱鏡2は回転軸3と一体に設けられてもよく、また回
転軸3および回転多面鏡1と一体に設けられてもよい、
このように、本発明において偏向器と一体に形成される
回転面鏡は、その回転面が偏向器の回転軸と同軸である
という条件が満たされる限り、その形成場所に制限はな
い。
さらに以上説明した実施態様では偏向器として回転多面
鏡1を用いているが、本発明ではガルバノミラ−、バイ
モルフミラー、ホログラムスキャナ等からなる偏向器を
用いることもできる。特にガルバノミラ−やバイモルフ
ミラーなどの揺動する反射鏡を用いる場合には、本発明
における回転面鏡の一部のみを切欠いて用いることもで
き、このようなものも本発明は含む。
鏡1を用いているが、本発明ではガルバノミラ−、バイ
モルフミラー、ホログラムスキャナ等からなる偏向器を
用いることもできる。特にガルバノミラ−やバイモルフ
ミラーなどの揺動する反射鏡を用いる場合には、本発明
における回転面鏡の一部のみを切欠いて用いることもで
き、このようなものも本発明は含む。
(発明の効果)
本発明は以上のように、偏向器の回転軸と同軸の回転面
を持つ回転面鏡を偏向器に固定し、この回転面鏡で反射
された検出用光ビームの偏向点・回転軸面に平行な方向
の偏位を検出するから、この偏位から逆に偏向面、偏向
器の倒れ量、すなわち回転軸の偏向点番回転軸面に平行
な軸ぶれ成分を正確に検出できる。従ってこの結果に基
づいて走査用光ビームを副走査方向に偏向させるなどに
より、走査用光ビームの軸ぶれによる副走査方向の走査
線むらを実時間で補正することができる。
を持つ回転面鏡を偏向器に固定し、この回転面鏡で反射
された検出用光ビームの偏向点・回転軸面に平行な方向
の偏位を検出するから、この偏位から逆に偏向面、偏向
器の倒れ量、すなわち回転軸の偏向点番回転軸面に平行
な軸ぶれ成分を正確に検出できる。従ってこの結果に基
づいて走査用光ビームを副走査方向に偏向させるなどに
より、走査用光ビームの軸ぶれによる副走査方向の走査
線むらを実時間で補正することができる。
第1図は本発明の一実施態様を示す斜視図、第2〜9図
は第1.第2の光学系の種々の実施態様を示す図である
。 l・・・偏向器としての回転多面鏡、2・・・円柱鏡、
3・・・回転軸、 4・・・円柱反射面、6
・・・走査用光ビーム、 7・・・偏向面、8・・・
偏向点、 lO・・・検出用光源、11・・
・検出用光ビーム、12・・・第1の光学系、13・・
・反射部、 14・・・第2の光学系、15
・・・集光ビーム、 16・・・位置検出器。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代 理 人 弁
理士 山 1)文 雄 第 1 図 第 2 図 第 3 (2) 第 4 図 第 5 図 第 6 図 第 7 図 tC
は第1.第2の光学系の種々の実施態様を示す図である
。 l・・・偏向器としての回転多面鏡、2・・・円柱鏡、
3・・・回転軸、 4・・・円柱反射面、6
・・・走査用光ビーム、 7・・・偏向面、8・・・
偏向点、 lO・・・検出用光源、11・・
・検出用光ビーム、12・・・第1の光学系、13・・
・反射部、 14・・・第2の光学系、15
・・・集光ビーム、 16・・・位置検出器。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代 理 人 弁
理士 山 1)文 雄 第 1 図 第 2 図 第 3 (2) 第 4 図 第 5 図 第 6 図 第 7 図 tC
Claims (14)
- (1)回転軸を中心として回転または揺動する偏向面で
走査用光ビームを偏向する光走査装置における回転軸の
軸ぶれを検出する方法であって、前記回転軸と同軸の回
転面を有する回転面鏡を設け、少なくとも前記回転軸の
方向に広がった検出用光ビームを前記回転面鏡で反射さ
せ、反射せしめられた検出用光ビームを位置検出器を備
えた検出面に集光し、この集光ビームの検出面における
偏位量のうち前記走査用光ビームの偏向点と前記回転軸
とを含む偏向点、回転軸面に平行な成分の大きさから前
記回転軸の軸ぶれを検出することを特徴とする光走査装
置の軸ぶれ検出方法。 - (2)前記検出用光ビームを、前記回転面鏡上の、該回
転面鏡と、前記回転軸と前記偏向面上の走査用光ビーム
偏向点とを含む平面との略交線上に入射せしめることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光走査装置の軸
ぶれ検出方法。 - (3)前記走査用光ビームを光分割器で分割することに
よって前記検出用光ビームを得ることを特徴とする特許
請求の範囲第1項もしくは第2項記載の光走査装置の軸
ぶれ検出方法。 - (4)回転軸を中心として回転または揺動する偏向器に
より走査用光ビームを変更する光走査装置における回転
軸の軸ぶれ検出装置であって、前記回転軸と同軸の回転
面を有する回転面鏡と、検出用光ビームを射出する検出
用光源と、前記検出用光ビームを少なくとも前記回転軸
の方向に広がった光ビームとして前記回転面鏡に入射せ
しめる第1の光学系と、前記回転面鏡で反射された検出
用光ビームを検出面において集光して集光ビームとする
第2の光学系と、前記検出面に設けられ、該検出面にお
ける前記集光ビームの偏位量のうち前記走査用光ビーム
の偏向点と前記回転軸とを含む偏向点・回転面に平行な
成分の大きさを検出する位置検出器とを備えることを特
徴とする光走査装置の軸ぶれ検出装置。 - (5)前記検出用光ビームが反射せしめられる前記回転
面鏡上の反射部が、該回転面鏡と、前記回転軸と前記走
査用光ビームの偏向点とを含む平面との略交線上にある
ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の光走査装
置の軸ぶれ検出装置。 - (6)前記偏向器は回転多面鏡で形成され、前記回転面
鏡はこの回転多面鏡の一端に一体に形成されていること
を特徴とする特許請求の範囲第4項または第5項記載の
光走査装置の軸ぶれ検出装置。 - (7)前記第1の光学系は、前記検出用光源から射出さ
れる検出用光ビームを平行光ビームに変える球面レンズ
で形成されている特徴とする特許請求の範囲第4項また
は第5項または第6項記載の光走査装置の軸ぶれ検出装
置。 - (8)前記第2の光学系は、前記回転面鏡で反射された
検出用光ビームをスポット状の集光ビームに集光する2
つの円筒レンズで形成されていることを特徴とする特許
請求の範囲第7項記載の光走査装置の軸ぶれ検出装置。 - (9)前記第2の光学系は、前記回転面鏡で反射された
検出用光ビームを前記回転軸に略直交する線状の集光ビ
ームに集光する円筒レンズで形成されていることを特徴
とする特許請求の範囲第7項記載の光走査装置の軸ぶれ
検出装置。 - (10)前記第1の光学系は、前記検出用光源から射出
される検出用光ビームを前記回転面鏡の反射部で前記回
転軸方向の線状の光ビームにする球面レンズおよび円筒
レンズで形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第4項ないし第6項のいずれかの項記載の光走査装置
の軸ぶれ検出装置。 - (11)前記第2の光学系は、前記回転面鏡で反射され
た検出用光ビームを前記回転軸に略直交する線状の集光
ビームに集光する円筒レンズで形成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第10項記載の光走査装置の軸
ぶれ検出装置。 - (12)前記第2の光学系は、前記回転面鏡で反射され
た検出用光ビームをスポット状の集光ビームに集光する
球面レンズおよび円筒レンズで形成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第10項記載の光走査装置の軸
ぶれ検出装置。 - (13)前記位置検出器が半導体位置検出器であること
特徴とする特許請求の範囲第4項ないし第12項のいず
れかの項記載の光走査装置の軸ぶれ検出装置。 - (14)回転軸と、この回転軸を中心として回転または
揺動する偏向面とを有する偏向器において、前記回転軸
と同軸の回転面を有する回転面鏡が一体に形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲1項記載の方法の実
施に使用する偏向器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60272399A JPS62133416A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 光走査装置の軸ぶれ検出方法および軸ぶれ検出装置 |
US06/938,298 US4829175A (en) | 1985-12-05 | 1986-12-05 | Light beam scanning apparatus, method of correcting unevenness in scanning lines in light beam scanning apparatus, method of detecting deflection of rotational axis of light beam deflector and rotational axis deflection detecting device |
US07/235,131 US4841135A (en) | 1985-12-05 | 1988-08-23 | Rotary light beam deflector with revolution surface mirror |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60272399A JPS62133416A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 光走査装置の軸ぶれ検出方法および軸ぶれ検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133416A true JPS62133416A (ja) | 1987-06-16 |
Family
ID=17513354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60272399A Pending JPS62133416A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 光走査装置の軸ぶれ検出方法および軸ぶれ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62133416A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63178208A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-22 | Nec Corp | レ−ザ光走査装置 |
JPH0216521A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-19 | Canon Inc | 偏向装置 |
JP2010276379A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 軸振れ計測装置 |
JP2015031870A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及びそれを有する画像形成装置 |
CN109764952A (zh) * | 2019-01-24 | 2019-05-17 | 甘特科技(北京)有限公司 | 一种轴抖动检测、转速测量方法和装置 |
-
1985
- 1985-12-05 JP JP60272399A patent/JPS62133416A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63178208A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-22 | Nec Corp | レ−ザ光走査装置 |
JPH0664254B2 (ja) * | 1987-01-19 | 1994-08-22 | 日本電気株式会社 | レ−ザ光走査装置 |
JPH0216521A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-19 | Canon Inc | 偏向装置 |
JP2010276379A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 軸振れ計測装置 |
JP2015031870A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及びそれを有する画像形成装置 |
CN109764952A (zh) * | 2019-01-24 | 2019-05-17 | 甘特科技(北京)有限公司 | 一种轴抖动检测、转速测量方法和装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05173087A (ja) | 自動焦点走査式光学装置 | |
US5093745A (en) | Light beam scanning optical system | |
US4915465A (en) | Laser beam printer using only one side surface of a rotational mirror to scanningly deflect a substantially perpendicular laser beam | |
US20200174102A1 (en) | Large field of view measurement devices for lidar | |
JPS62133416A (ja) | 光走査装置の軸ぶれ検出方法および軸ぶれ検出装置 | |
US4806753A (en) | Light scanning device with a short-path synchronizing grid | |
JP3073801B2 (ja) | 光走査用レンズおよび光走査装置 | |
US5771115A (en) | Optical scanner | |
US5173798A (en) | Beam scanning apparatus with sensor for detecting beam position | |
US5196956A (en) | Beam deflector and laser beam printer using only two inclined reflecting surfaces | |
JPS61209417A (ja) | 光走査装置の軸ぶれ検出方法 | |
JP2002350753A (ja) | 光走査装置 | |
WO2022185367A1 (ja) | 光源装置及びセンサ装置 | |
JP2801815B2 (ja) | レーザ走査顕微鏡における2次元スキャナ | |
JP3374941B2 (ja) | 透明板の厚み測定装置 | |
JPS62139523A (ja) | 光ビ−ム走査装置 | |
JPH10132528A (ja) | 表面検査装置 | |
JPH032512A (ja) | 3次元位置認識装置 | |
JP2935464B2 (ja) | 光走査装置 | |
JPH10339620A (ja) | 軸ぶれ計測装置 | |
JPH087096B2 (ja) | 赤外検知装置 | |
JP2822255B2 (ja) | 走査光学装置 | |
JPH0743123A (ja) | 表面検査装置 | |
JPH0645924Y2 (ja) | 光ビーム検出装置 | |
US4624527A (en) | Radiation-utilizing measurement system |