JP2002350753A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2002350753A JP2001152706A JP2001152706A JP2002350753A JP 2002350753 A JP2002350753 A JP 2002350753A JP 2001152706 A JP2001152706 A JP 2001152706A JP 2001152706 A JP2001152706 A JP 2001152706A JP 2002350753 A JP2002350753 A JP 2002350753A
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Toshiro Mukai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受光素子の受光面の光ビームスポット形状の歪
を補正して、主走査同期の正確な検出を可能にし、画像
品質の劣化を防止する。 【解決手段】同期検出用ミラー126の傾き角α2 を出
射折り返しミラーの傾き角α1 に一致させる。また、同
期検出用ミラー126上の光ビーム103のスポット1
03aの傾き角β1 の影響を排除するために、つまり光
ビーム103のねじれを補正するために、シリンドリカ
ルレンズ130及び光ビーム検出センサー127の各傾
き角θ1 、θ2 を同期検出用ミラー126の傾き角α2
と同期検出用ミラー126上の光ビーム103のスポッ
ト103aの傾き角β1 の和に一致させる。この結果、
光ビーム103のねじれが補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンターや複写
機等の画像形成装置の感光体を走査する光走査装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知の様に、この種の光走査装置では、
光ビームを半導体レーザーから出射して回転ポリゴンミ
ラーに入射させ、この光ビームを回転ポリゴンミラーに
より反射しつつ被走査体上で主走査方向に繰り返し移動
させ、これにより被走査体を主走査する。また、半導体
レーザから被走査体までの光路を短くするために、この
光路を少なくとも1枚の折り返しミラーにより屈折させ
ている。更に、主走査の同期検出のために、主走査範囲
の外に移動した光ビームを折り返しミラーを介して検出
している。具体的には、主走査範囲の外に移動した光ビ
ームを折り返しミラーを介して受けて、この光ビームを
同期検出用ミラーにより反射し、この光ビームをシリン
ドリカルレンズにより集光して受光素子に入射させ、こ
の受光素子の検出出力を用いて、主走査同期を検出して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に述
べた様に主走査範囲の外に移動した光ビームを検出する
場合は、回転ポリゴンミラーでの光ビームの入射角及び
出射角が大きくなり、また折り返しミラーの傾き角を設
定しているので、受光素子の受光面上の光ビームのスポ
ット形状に歪みが生じる。このため、受光素子の検出出
力に基づく主走査同期の検出タイミングが曖昧となり、
同期の立上りが鈍り、この結果として光ビームによる書
き出し位置が不安定となって、この装置の走査により形
成される画像の品質が劣化した。
【0004】そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑み
てなされたものであり、受光素子の受光面上の光ビーム
スポット形状の歪を補正して、主走査同期の正確な検出
を可能にし、画像品質の劣化を防止する光走査装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、光ビームを出射する発光手段と、光ビー
ムを反射しつつ、光ビームのスポットを被走査体上で主
走査方向に繰り返し移動させる回転ポリゴンミラーと、
回転ポリゴンミラーと被走査体間に介在し、光ビームを
回転ポリゴンミラーから被走査体へと導く折り返しミラ
ーと、主走査範囲の外に移動した光ビームを折り返しミ
ラーを介して受けて、この光ビームを反射する同期検出
用ミラーと、同期検出用ミラーにより反射された該光ビ
ームを収束させる収束手段と、収束手段により収束され
た該光ビームを受光する受光手段とを備え、受光手段の
検出出力を主走査同期検出用に得る光走査装置におい
て、主走査方向並びに副走査方向に直交するX軸、主走
査方向のY軸、及び副走査方向のZ軸を定義すると、Z
軸に対するX軸方向への同期検出用ミラーの傾き角α2
をZ軸に対するX軸方向への折り返しミラーの傾き角α
1 に対応して設定し、Z軸に対するY方向への収束手段
及び受光手段の各傾き角θ1 、θ2 を同期検出用ミラー
の傾き角α2 及びZ軸に対するY軸方向への折り返しミ
ラー上の光ビームスポットの傾き角β1 に対応して設定
している。
【0006】この様な構成の本発明によれば、同期検出
用ミラーの傾き角α2 を折り返しミラーの傾き角α1 に
対応して設定し、収束手段及び受光手段の各傾き角θ1
、θ2 を同期検出用ミラーの傾き角α2 及び折り返し
ミラー上の光ビームスポットの傾き角β1 に対応して設
定している。これにより、受光素子の受光面上の光ビー
ムスポット形状の歪が補正され、この結果として主走査
同期の正確な検出が可能となり、光ビームによる書き出
し位置を一定にして、画像品質の劣化を防止することが
可能となる。
【0007】また、本発明においては、同期検出用ミラ
ーの傾き角α2 を折り返しミラーの傾き角α1 にほぼ等
しく設定している。あるいは、収束手段及び受光手段の
各傾き角θ1 、θ2 を同期検出用ミラーの傾き角α2 と
折り返しミラー上の光ビームスポットの傾き角β1 の和
にほぼ等しく設定している。
【0008】これにより、受光素子の受光面上の光ビー
ムスポット形状の歪をほぼ解消することができる。
【0009】また、本発明においては、収束手段は、シ
リンドリカルレンズである。
【0010】この様に収束手段としてシリンドリカルレ
ンズを用いる場合は、シリンドリカルレンズの傾き角θ
1 の適宜な設定により、受光素子の受光面上の光ビーム
スポット形状の歪を有効に補正することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の光走査装置の一実施形態
を斜め後方から見て示す斜視図である。また、図2は、
本実施形態の光走査装置の光学系を抽出して斜め前方か
ら見て示す斜視図である。更に、図3及び図4は、本実
施形態の光走査装置の光学系を抽出して示す平面図及び
側面図である。
【0013】図1乃至図4において、半導体レーザ11
2は、光ビーム103を出射する。この光ビーム103
は、コリメータレンズ113、凹レンズ114、開口板
115の矩形状の絞り115a、及びシリンドリカルレ
ンズ116を通じて入射折り返しミラー117に入射す
る。そして、光ビーム103は、入射折り返しミラー1
17により反射され、第1レンズ121及び第2レンズ
122からなるfθレンズ123の端部を斜めに通過し
て、ポリゴンミラー120の反射面120aに入射し、
この反射面120aにより反射される。更に、光ビーム
103は、fθレンズ123を再び通過して、出射折り
返しミラー124及びシリンドリカルミラー125によ
り反射され、本体筐体110のスリット110aを通じ
て外部へと導かれ、感光体ドラム200に入射する。
【0014】ポリゴンミラー120は、正多角柱であっ
て、各側壁にそれぞれの反射面120aを有している。
また、ポリゴンミラー120は、回転駆動されており、
ポリゴンミラー120の各反射面120aが入射折り返
しミラー117側に順次向けられる。光ビーム103
は、入射折り返しミラー117側に向いた反射面120
aにより反射されつつ、反射面120aの向きに応じて
主走査方向(Y軸方向)に移動する。これに伴って、感
光体ドラム200上で、光ビーム103のスポットが主
走査方向に移動し、感光体ドラム200が主走査され
る。ポリゴンミラー120の各反射面120aが入射折
り返しミラー117側に向く度に、光ビーム103が主
走査方向に移動し、感光体ドラム200の主走査が繰り
返される。同時に、感光体ドラム200が回転され、感
光体ドラム200上に想定される各主走査ラインが副走
査方向(Z軸方向)に順次移動される。これにより、感
光体ドラム200上に潜像が形成される。
【0015】また、光ビーム103のスポットが感光体
ドラム200上の主走査範囲から外れるまで移動する
と、光ビーム103は、出射折り返しミラー124によ
り反射されてから、シリンドリカルミラー125ではな
く同期検出用ミラー126に入射する。そして、光ビー
ム103は、同期検出用ミラー126により反射され、
シリンドリカルレンズ130を通じて光ビーム検出セン
サー127に入射する。この光ビーム検出センサー12
7の検出出力を用いて、主走査同期を検出することがで
きる。
【0016】図5(a)は、本実施形態の光走査装置に
おける光路を概念的に示す平面図である。また、図5
(b)は、同光路を概念的に示す側面図である。尚、f
θレンズ123は、光ビーム103を2回通すので、図
5(a)及び(b)の2個所に描かれている。また、光
ビーム103は、ポリゴンミラー120の反射面120
aにより反射されることにより回転移動するが、図5
(a)では、fθレンズ123、出射折り返しミラー1
24、シリンドリカルミラー125、及び感光体ドラム
200の中央を通る光ビーム103のみを示している。
【0017】ここで、半導体レーザ112、コリメータ
レンズ113、凹レンズ114、開口板115、シリン
ドリカルレンズ116、入射折り返しミラー117、及
びfθレンズ123を入射光学系101とする。また、
ポリゴンミラー120、fθレンズ123、出射折り返
しミラー124、及びシリンドリカルミラー125を出
射光学系102とする。
【0018】入射光学系101においては、光ビーム1
03を半導体レーザ112からポリゴンミラー120の
反射面120aに導くと共に、反射面120a上の光ビ
ーム103のスポット形状を該反射面120aよりも広
い幅の線状に成形する。
【0019】この入射光学系101において、光ビーム
103は、半導体レーザ112から出射されると、コリ
メータレンズ113により平行光に変換され、凹レンズ
114により拡散される。そして、開口板115の絞り
115aにより、光ビーム103の断面形状を主走査方
向(Y軸方向)に長くかつ副走査方向(Z軸方向)に短
い矩形状に成形する。更に、光ビーム103は、シリン
ドリカルレンズ116によりZ軸方向に収束され、入射
折り返しミラー117により反射され、fθレンズ12
3を通じてポリゴンミラー120に入射する。
【0020】ここでは、光ビーム103を凹レンズ11
4により拡散し、光ビーム103の断面形状を開口板1
15の絞り115aにより主走査方向に長くかつ副走査
方向に短い矩形状に成形し、光ビーム103をシリンド
リカルレンズ116により副走査方向に収束しているの
で、ポリゴンミラー120上の光ビーム103のスポッ
ト形状が主走査方向に長い線状となり、その幅がポリゴ
ンミラー120の反斜面120aよりも広くなる。
【0021】出射光学系102においては、光ビーム1
03をポリゴンミラー120により主走査方向(Y軸方
向)に繰り返し移動しつつ、光ビーム103を感光体ド
ラム200に導いて入射させ、感光体ドラム200上の
光ビーム103のスポットを主走査方向に等速度で移動
させ、光ビーム103のスポットを予め設定された形状
及び大きさに成形する。
【0022】この出射光学系102において、光ビーム
103は、ポリゴンミラー120により等角速度で主走
査方向に移動されつつ、fθレンズ123を通過する。
fθレンズ123は、光ビーム103を主走査方向に収
束する。また、fθレンズ123は、感光体ドラム20
0上の光ビーム103のスポットが等速度で移動する様
に、光ビーム103の角速度を変換する。この光ビーム
103は、出射折り返しミラー124により反射され、
シリンドリカルミラー125に入射する。シリンドリカ
ルミラー125は、光ビーム103を副走査方向(Z軸
方向)に収束し、またポリゴンミラー120の面倒れの
影響を光ビーム103から排除するという補正を行う。
この光ビーム103は、シリンドリカルミラー125に
より反射され、感光体ドラム200に入射する。
【0023】ここでは、光ビーム103をfθレンズ1
23により主走査方向に収束し、光ビーム103をシリ
ンドリカルミラー125により副走査方向に収束し、こ
れにより感光体ドラム200上の光ビーム103のスポ
ットを予め設定された形状及び大きさに成形している。
【0024】さて、先に述べた様に光ビーム103のス
ポットが感光体ドラム200上の主走査範囲から外れる
まで移動すると、光ビーム103は、出射折り返しミラ
ー124、同期検出用ミラー126、及びシリンドリカ
ルレンズ130を介して光ビーム検出センサー127に
入射する。このとき、光ビーム103は、fθレンズ1
23により主走査方向に収束され、シリンドリカルレン
ズ130により副走査方向に収束される。これにより、
光ビーム検出センサー127の受光面上の光ビーム10
3を予め設定された形状及び大きさに成形する。この光
ビーム検出センサー127の検出出力を主走査同期の検
出のために用い、主走査同期に応じて、光ビーム103
による感光体ドラム200上の書き込み開始位置を設定
する。このため、主走査同期の検出を正確に行ない、書
き込み開始位置を一定にする必要がある。
【0025】ところが、光ビーム103のスポットが感
光体ドラム200上の主走査範囲から外れるまで移動
し、光ビーム103が同期検出用ミラー126に入射す
るときには、ポリゴンミラー120での光ビーム103
の入射角及び出射角が大きくなってしまう。その上、図
6に示す様に出射折り返しミラー124の傾き角α1 を
設定していることから、図7に示す様に出射折り返しミ
ラー124上の光ビーム103のスポット103aが歪
んだ楕円形状となる。また、光ビーム103のスポット
103aの楕円の長径を示す線分A−Bが副走査方向の
Z軸に対する主走査方向(Y方向)への傾き角β1 で傾
く。
【0026】仮に、この歪んで傾いたスポット103a
の光ビーム103を同期検出用ミラー126及びシリン
ドリカルレンズ130を介して光ビーム検出センサー1
27の受光面にそのまま投影した場合は、光ビーム検出
センサー127の検出出力に基づく主走査同期の検出タ
イミングが曖昧となり、同期の立上りが鈍り、この結果
として光ビーム103による感光体ドラム200上の書
き込み開始位置がばらつき、画像品質が劣化する。
【0027】そこで、本実施形態では、先に述べた様に
主走査方向をY軸方向とし、副走査方向をZ軸方向と
し、更に主走査方向並びに副走査方向に直交する方向を
X軸方向とすると、図6及び図8に示す様にZ軸に対す
るX軸方向への同期検出用ミラー126の傾き角α2 を
Z軸に対するX軸方向への出射折り返しミラーの傾き角
α1 に対応して設定し、またZ軸に対するY方向へのシ
リンドリカルレンズ130及び光ビーム検出センサー1
27の各傾き角θ1 、θ2 を同期検出用ミラー126の
傾き角α2 及び同期検出用ミラー126上の光ビーム1
03のスポット103aの傾き角β1 に対応して設定す
る。
【0028】具体的には、まず、出射折り返しミラー1
24の傾き角α1 を適宜に設定し、光ビーム103を出
射折り返しミラー124により反射してシリンドリカル
ミラー125及び同期検出用ミラー126に入射させ
る。そして、同期検出用ミラー126の傾き角α2 を出
射折り返しミラーの傾き角α1 に一致させる。また、同
期検出用ミラー126上の光ビーム103のスポット1
03aの傾き角β1 の影響を排除するために、つまり光
ビーム103のねじれを補正するために、シリンドリカ
ルレンズ130及び光ビーム検出センサー127の各傾
き角θ1 、θ2 を同期検出用ミラー126の傾き角α2
と同期検出用ミラー126上の光ビーム103のスポッ
ト103aの傾き角β1 の和に一致させる。
【0029】すなわち、傾き角α2 を次式(1)から求
め、各傾き角θ1 、θ2 を次式(2)から求める。
【0030】α2 =α1 ……(1) θ1 =θ2 =α2 +β1 =α1 +β1 ……(2) 例えば、出射折り返しミラーの傾き角α1 =5.3°、
かつ同期検出用ミラー126上の光ビーム103のスポ
ット103aの傾き角β1 =4.0°である場合は、同
期検出用ミラー126の傾き角α2 を5.3°に設定
し、シリンドリカルレンズ130及び光ビーム検出セン
サー127の各傾き角θ1 、θ2 を9.3°(=5.3
°+4.0°)に共に設定する。
【0031】この結果、光ビーム103のねじれが補正
されて、光ビーム検出センサー127の検出出力に基づ
く主走査同期の検出タイミングが正確となり、光ビーム
103による感光体ドラム200上の書き込み開始位置
が安定化し、画像品質の劣化を防止することができる。
【0032】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない程度に変形
することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、同期
検出用ミラーの傾き角α2 を折り返しミラーの傾き角α
1 に対応して設定し、収束手段及び受光手段の各傾き角
θ1 、θ2 を同期検出用ミラーの傾き角α2 及び折り返
しミラー上の光ビームスポットの傾き角β1 に対応して
設定している。これにより、受光素子の受光面上の光ビ
ームスポット形状の歪が補正され、この結果として主走
査同期の正確な検出が可能となり、光ビームによる書き
出し位置を一定にして、画像品質の劣化を防止すること
が可能となる。
【0034】また、本発明によれば、同期検出用ミラー
の傾き角α2 を折り返しミラーの傾き角α1 にほぼ等し
く設定している。あるいは、収束手段及び受光手段の各
傾き角θ1 、θ2 を同期検出用ミラーの傾き角α2 と折
り返しミラー上の光ビームスポットの傾き角β1 の和に
ほぼ等しく設定している。これにより、受光素子の受光
面上の光ビームスポット形状の歪をほぼ解消することが
できる。
【0035】また、本発明によれば、収束手段としてシ
リンドリカルレンズを用いるので、シリンドリカルレン
ズの傾き角θ1 の適宜な設定により、受光素子の受光面
上の光ビームスポット形状の歪を有効に補正することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光走査装置の一実施形態を斜め後方か
ら見て示す斜視図である。
【図2】本実施形態の光走査装置の光学系を抽出して斜
め前方から見て示す斜視図である。
【図3】本実施形態の光走査装置の光学系を抽出して示
す平面図である。
【図4】本実施形態の光走査装置の光学系を抽出して示
す側面図である。
【図5】(a)は本実施形態の光走査装置における光路
を概念的に示す平面図であり、(b)は同光路を概念的
に示す側面図である。
【図6】本実施形態の光走査装置における出射折り返し
ミラー、同期検出用ミラー、シリンドリカルレンズ、及
び光ビーム検出センサーの各傾き角を概念的に示す斜視
図である。
【図7】本実施形態の光走査装置における出射折り返し
ミラー上の光ビームのスポットを示す平面図である。
【図8】本実施形態の光走査装置における出射折り返し
ミラー、同期検出用ミラー、シリンドリカルレンズ、及
び光ビーム検出センサーの各傾き角を概念的に示す側面
図である。
【符号の説明】
112 半導体レーザ 113 コリメータレンズ 114 凹レンズ 115 開口板 116、130 シリンドリカルレンズ 117 入射折り返しミラー 120 ポリゴンミラー 121 第1レンズ 122 第2レンズ 123 fθレンズ 124 出射折り返しミラー 125 シリンドリカルミラー 126 同期検出用ミラー 127 光ビーム検出センサー 200 感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 H04N 1/04 104A (72)発明者 西口 哲也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C362 BA04 BA87 BA89 BB30 BB31 BB38 2H045 CA88 CA89 CA98 5C051 AA02 CA07 DB02 DB22 DB24 DB30 DB35 DC04 DE02 5C072 AA03 BA04 HA02 HA09 HA13 HB10 HB13 XA01 XA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する発光手段と、光ビー
    ムを反射しつつ、光ビームのスポットを被走査体上で主
    走査方向に繰り返し移動させる回転ポリゴンミラーと、
    回転ポリゴンミラーと被走査体間に介在し、光ビームを
    回転ポリゴンミラーから被走査体へと導く折り返しミラ
    ーと、主走査範囲の外に移動した光ビームを折り返しミ
    ラーを介して受けて、この光ビームを反射する同期検出
    用ミラーと、同期検出用ミラーにより反射された該光ビ
    ームを収束させる収束手段と、収束手段により収束され
    た該光ビームを受光する受光手段とを備え、受光手段の
    検出出力を主走査同期検出用に得る光走査装置におい
    て、 主走査方向並びに副走査方向に直交するX軸、主走査方
    向のY軸、及び副走査方向のZ軸を定義すると、Z軸に
    対するX軸方向への同期検出用ミラーの傾き角α2 をZ
    軸に対するX軸方向への折り返しミラーの傾き角α1 に
    対応して設定し、Z軸に対するY方向への収束手段及び
    受光手段の各傾き角θ1 、θ2 を同期検出用ミラーの傾
    き角α2 及びZ軸に対するY軸方向への折り返しミラー
    上の光ビームスポットの傾き角β1 に対応して設定した
    ことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 同期検出用ミラーの傾き角α2 を折り返
    しミラーの傾き角α1 にほぼ等しく設定したことを特徴
    とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 収束手段及び受光手段の各傾き角θ1 、
    θ2 を同期検出用ミラーの傾き角α2 と折り返しミラー
    上の光ビームスポットの傾き角β1 の和にほぼ等しく設
    定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査
    装置。
  4. 【請求項4】 収束手段は、シリンドリカルレンズであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    光走査装置。
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