JPH0663576B2 - ガス遮断弁 - Google Patents

ガス遮断弁

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JPH0663576B2
JPH0663576B2 JP61078874A JP7887486A JPH0663576B2 JP H0663576 B2 JPH0663576 B2 JP H0663576B2 JP 61078874 A JP61078874 A JP 61078874A JP 7887486 A JP7887486 A JP 7887486A JP H0663576 B2 JPH0663576 B2 JP H0663576B2
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JP
Japan
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plunger
valve
gas
return
spring
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JP61078874A
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JPS62237186A (ja
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伸二 友枝
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 イ−1.産業上の利用分野 この発明は、都市ガスやプロパンガスなどのガス需要家
の供給管入口部に設けるガス遮断弁の改良に関する。
イ−2.従来技術 ガスによる不測の事故を防止するために、ガスメータに
内蔵されたマイコンがガス流量の異常を判断してガスメ
ータに内蔵されているガス遮断弁を閉弁するマイコンメ
ータがあるが、これは特開昭61−7419号公報に示
されるように遮断弁部と復帰部が別体構造で、閉弁後に
開弁するには復帰軸を回転させて復帰させるものであっ
た。又、ガスメータとは別に、ガス漏れ警報器に連動し
て、警報器からのガス漏れ信号により閉弁するガス遮断
弁があり、このものは、特開昭61−8619号公報に
みられるように遮断弁部と復帰部が一体構造のものであ
った。
イ−3.本発明が解決しようとする問題点 前記2つの従来技術のうち、前者は遮断弁部と復帰部が
別体構造のため、組立て加工に手間がかかり価格が高く
なったり、形状が大きくなる嫌いがある上に、閉弁後、
復帰軸を回転したまゝ故意に止めるような悪戯をされる
と、弁が作動しなくなるという問題点があった。
又、後者のように遮断弁部と復帰部を一体構造にすると
可動プランジャをOリングやダイヤフラムでガスシール
する必要があり、摺動抵抗や変位抵抗により、遮断動作
への悪影響があり、遮断時すなわち閉弁時に必要な動作
電力が大きくなり、ばらつきも大きくなるという問題点
があった。
ロ.発明の構成 ロ−1.問題点を解決するための手段 この発明は、遮断弁部と復帰部を一体化して組立て加工
を容易にし、遮断弁を閉弁するとき、ガスシール手段O
リングの摺動抵抗が動作電力に悪影響しない構造にし
て、前記問題点を解決しようとするものである。
すなわち、一端に弁体を固着した第1のプランジャ(6)
と、この弁体を閉弁方向に付勢するばね(9)と前記第1
のプランジャと同心にかつ第1のプランジャの他端にそ
の一端を突き合わせて配置した第2のプランジャ(5)
と、この第2のプランジャの他端に固着した復帰ボタン
(16)と、第2のプランジャを復帰ボタンの方向に付勢す
る復帰ばね(10)と、この復帰ばねの力に抗して第2のプ
ランジャ(5)の位置を定めるストッパ(4)と、両プランジ
ャを前記突合方向に吸着させる永久磁石(1)と、内部を
第1プランジャが摺動し、外周にOリング(14)を備えた
ガイドパイプ(13)と、その外周に配置した線輪(12)とを
有し、 更に前記第2プランジャ(5)の位置決めストッパ(4)は、
前記永久磁石(1)の側周に充当したヨーク(2)、(3)ととも
に磁気回路を構成するように配設されるとともにガスシ
ール部材(15)を保持する凹所を備えていることを特徴と
する。
ロ−2.作用 普通のときは遮断弁は開いている。このときは、両プラ
ンジャは突き合わせ部が密着していて、永久磁石による
磁力の作用で吸着している。
そして復帰ばねの力で第2のプランジャがストッパに当
り位置決めされている。つまり復帰位置(開弁状態)に
ある。ガスの異常流量とかガス漏れ警報による閉弁信号
で線輪に励磁電流が流れると、両プランジャの突き合わ
せ部を流れる磁力線が弱まって、磁力による吸着力が減
少し、第1のプランジャは第2のプランジャから離れて
ばねにより閉弁方向(第2のプランジャから離れる方
向)に移動し、弁体が弁座に当って閉弁(遮断)する。
ガス漏れなどの異常が回復して、遮断弁を開弁(復帰)
しようとするときは、第2のプランジャに設けられてい
る復帰ボタンを押す。すると第2のプランジャが復帰ば
ねに抗して第1のプランジャの方に移動する。そして第
2のプランジャの先端(復帰ボタンのついていない側)
が第1のプランジャの弁体のついていない側の先端に当
ると、両プランジャの当った突き合わせ部に永久磁石の
磁力線が通り、両プランジャがこの突き合わせ部で磁力
により吸着する。そこで復帰ボタンから手を離せば第2
のプランジャは第1のプランジャを吸着したまゝ復帰ば
ねの力で復旧し、第1のプランジャに固着されている弁
体は弁座から離れて開弁する。そして第2のプランジャ
はストッパに当って停止する。その後線輪が励磁される
まではこの開弁状態が継続する。
ガスシール部材が第2のプランジャに設けてあるが、第
2のプランジャを手で押して閉弁位置にある第1のプラ
ンジャの方向に移動させるときや、その位置から吸着し
た第1のプランジャと共に復帰スプリングの力で復帰さ
せるときは、手や復帰スプリングで動かすため、ガスシ
ール部材による摺動抵抗に打ち勝って確実に移動させら
れる。
ロ−3.実施例 第1図において、(1)は永久磁石で、ヨーク(2),(3),(4)
と第1のプランジャ(6)と第2のプランジャ(5)とによっ
て磁路を形成している。第1のプランジヤ(6)の一端
(図の左端)と第2のプランジャ(5)の一端(図の右
端)は図示のように突き合わさった状態で、この突き合
わせ部を通る磁力線の磁力で吸着されている。(7)はば
ね受,(8)は弁体で共に第1のプランジャの他端に固着
されている。
(9)は弁体(8)を閉弁方向(図の右方)に付勢するばねで
ある。(10)は第2のプランジャ(5)を図の左方、すなわ
ち開弁方向へ付勢する復帰ばね、(11)は線輪(12)を巻い
たボビン、(13)は円筒のガイドパイプで、前記両プラン
ジャ(5)と(6)を図の左右方向に摺動可能に案内する。(1
4)の支持部材(20)とガイドパイプ(13)の間に挿入された
Oリング、(15)と(18)は第2のプランジャ(5)に設けた
ガスシール部材で、何れもOリングで構成されている。
なお、復帰スプリング(10)で開弁方向(図の左方)に付
勢されている第2のプランジャ(5)は、ストッパとして
働くヨーク(4)により左方への移動を止められ図示の位
置に停止位置を定められている。
(16)は第2のプランジャ(5)の他端(左端)に固着した
復帰ボタン、(17)はガスメータの弁座(21)に明けたガス
通路、(19)はガス遮断弁を支持する支持部材(20)を取付
ねじ(22)でガスメータに装着するときのパッキンであ
る。記号(A)は両プランジャの突き合わせ部を示す。
復帰ばね(10)の力量と、両プランジャの突き合わせ部の
磁力による吸着力とは、何れもばね(9)の力量より大き
く定められ、特に復帰ばね(10)の力量はばね(9)の力量
とガスシール部材(18)の摺動抵抗とガスドパイプ(13)内
を両プランジャが左方へ移動するときの摺動抵抗の総和
よりも十分に大きく定めてある。ばね(9)は閉弁方向
(図の右方)に、復帰ばね(10)は開閉方向(図の左方)
に、それぞれ第1、第2のプランジャ(6)と(5)を付勢し
ている。
今、ガス漏れ信号等により、線輪(12)に励磁電流が一時
的に流れると、両プランジャの突き合わせ部(A)を通
る磁力線が減少し、吸着力が小さくなるため、ばね(9)
の作用で両プランジャの突き合わせ部が離間し、第1の
プランジャ(6)が閉弁方向(図の右方)に移動し、弁体
(8)が弁座(21)に押しつけられてガス通路(17)を遮断す
る。
このとき、右方(閉弁方向)に移動する第1のプランジ
ャの摺動抵抗はガイドパイプ(13)との間の摩擦のみで、
ほんのわずかであり、Oリングなどの摺動抵抗は無い。
従って軽く、確実に作動する。遮断(閉弁)状態にある
ガス遮断弁を復帰(開弁)させるには、復帰ボタン(16)
を図の右方、すなわち閉弁方向に押して、第2のプラン
ジャの右端が、閉弁位置にある第1のプランジャの左端
に当接するまで移動させると、永久磁石の磁力線による
吸着力が作用して両プランジャが当接部(突き合わせ
部)で吸着する。そこで復帰ボタン(16)から手を離す
と、両プランジャは復帰ばね(10)の力で開弁方向(図の
左方)に動き、ストッパとして働くヨーク(4)に当って
停止する図示の位置まで移動する。
そして次の遮断信号が線輪(12)を励磁するまで、永久磁
石(1)により、図示の開弁状態に保持される。
ハ.発明の効果 本発明によれば遮断弁部と復帰部が一体化できるので、
組立て加工が容易で、かつ全体を小形化できるは勿論で
あるが、第1のプランジャにはガスシールが無いため、
線輪を励磁する電力、すなわちガス遮断弁を駆動する動
作電力が小さく、ばらつきも小さく出来る。復帰ボタン
を操作して開弁状態にあるときは、線輪に励磁信号を流
すことで、いつでも開弁できる。そのため、故意に外部
から復帰ボタンを操作して開弁状態に保持することが出
来ないので、悪戯による開弁保持を防止できる。
特にこの発明では、第2のプランジャの位置決めストッ
パをヨークとして働くように磁気回路中に配するととも
にガスシール部材の保持凹所を設けたので一つの部材で
3つの作用を行うことができる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の水平断面図である。 (1)……永久磁石 (4)……ストッパとして働くヨーク (5)……第2のプランジャ (6)……第1のプランジャ (8)……弁体 (9)……ばね (10)……復帰ばね (12)……線輪 (13)……ガイドパイプ (15)(18)……ガスシール部材 (16)……復帰ボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に弁体を固着した第1のプランジャ
    (6)と、この弁体を閉弁方向に付勢するばね(9)と前記第
    1のプランジャと同心にかつ第1のプランジャの他端に
    その一端を突き合わせて配置した第2のプランジャ(5)
    と、この第2のプランジャの他端に固着した復帰ボタン
    (16)と、第2のプランジャを復帰ボタンの方向に付勢す
    る復帰ばね(10)と、この復帰ばねの力に抗して第2のプ
    ランジャ(5)の位置を定めるストッパ(4)と、両プランジ
    ャを突合方向に吸着させる永久磁石(1)と、内部を第1
    プランジャが摺動し、外周にOリング(14)を備えたガイ
    ドパイプ(13)と、その外周に配置した線輪(12)とを有
    し、 更に前記第2プランジャ(5)の位置決めストッパ(4)は、
    前記永久磁石(1)の側周に充当したヨーク(2)、(3)ととも
    に磁気回路を構成するように配設されるとともにガスシ
    ール部材(15)を保持する凹所を備えていることを特徴と
    するガス遮断弁。
JP61078874A 1986-04-04 1986-04-04 ガス遮断弁 Expired - Lifetime JPH0663576B2 (ja)

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JP61078874A JPH0663576B2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04 ガス遮断弁

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JP61078874A JPH0663576B2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04 ガス遮断弁

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JPS62237186A JPS62237186A (ja) 1987-10-17
JPH0663576B2 true JPH0663576B2 (ja) 1994-08-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2564386Y2 (ja) * 1990-10-22 1998-03-09 株式会社金門製作所 遮断弁装置
JPH04171377A (ja) * 1990-11-02 1992-06-18 Mitsubishi Materials Corp 電磁遮断弁

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JPS55154865U (ja) * 1979-04-23 1980-11-07
JPS57175875U (ja) * 1981-05-01 1982-11-06

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