JP2963791B2 - 遮断弁 - Google Patents

遮断弁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は流体流量計、例えばガ
スメータに組み込まれ、地震発生時あるいはガス漏れ
時、その他の緊急時にガスの流通を遮断する遮断弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】地震を感知する感震器やガス漏れを感知
するガス漏れ警報器が知られている。また、これらの感
震器やガス漏れ警報器と遮断弁とを組合わせ、感震時や
ガス漏れ発生時に遮断弁を作動させてガスの流通を遮断
するようにした安全装置も実用化されている。
【0003】例えば、特開昭64−6578号公報、特
開昭64−6580号公報は、ソレノイド式遮断弁であ
って、通常は、流通口に対向する弁体がスプリングによ
って閉弁方向に付勢されているが、自己保持形ソレノイ
ドの無通電状態ではスプリングに打ち勝ってマグネット
に吸着し、弁体は弁座から離間して開弁状態にある。
【0004】そして、自己保持形ソレノイドのコイルに
瞬間的に通電して逆磁場を与えると、スプリングの復元
力によって弁体を弁座に圧接して閉弁されるようになっ
ている。すなわち、前記感震器やガス漏れを感知するガ
ス漏れ警報器から自己保持形ソレノイドに作動信号が入
力されると、遮断弁が作動してガスの流通を遮断するよ
うになっている。
【0005】このソレノイド式遮断弁は、一般に図7に
示すように構成されている。すなわち、1はハウジング
であり、2はガス流通路3の上流側3aと下流側3bと
を仕切る隔壁である。この隔壁2の一部には流通口4を
形成した弁座5が設けられ、ハウジング1には前記弁座
5に対向する遮断弁ユニット6が設けられている。
【0006】遮断弁ユニット6について説明すると、7
は双方向ソレノイドであって、その内部構造は、フラン
ジ8に結合するヨーク9と、このヨーク9の内周にあっ
て、ボビン10の外周に巻回されたコイル11と、ボビ
ン10の上部側に同軸状に配置された永久磁石12と、
ボビン10の中心穴下部に配置されプランジャ13を受
けるアンビル14とからなり、プランジャ13の上端部
に前記弁座5に対向する弁体15が設けられている。さ
らに、この弁体15の下面とフランジ8との間には弁体
15を閉弁方向に付勢するスプリング16が介在されて
いる。
【0007】したがって、ソレノイド7の無通電状態で
はスプリング16に打ち勝ってプランジャ13は永久磁
石12に吸着し、弁体15は弁座5から離間して開弁状
態にある。そして、ソレノイド7のコイル11に瞬間的
に通電して逆磁場を与えると、スプリング16の復元力
によって弁体15が弁座5に圧接して閉弁される。
【0008】また、閉弁状態にある弁体15を再び開弁
させる場合には、ソレノイド7に通電してスプリング1
6の復元力に抗してプランジャ13を引き込むようにし
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに構成された遮断弁は、スプリング16の復元力によ
って弁体15を閉弁方向に付勢し、ソレノイド7のコイ
ル11に通電して逆磁場を与えると、スプリング16の
復元力によって弁体15が弁座5に圧接して閉弁される
ようになっている。したがって、閉弁状態から開弁する
場合にはソレノイド7に通電してスプリング16の復元
力に抗してプランジャ13を引き込む必要があり、大き
な駆動電圧が必要となる。
【0010】しかし、一般に、ガスメータ等の流量計に
内蔵されている電池は、3V程度であり、電池の消耗が
著しい。そこで、低電圧でソレノイド7を駆動できるよ
うに、スプリング16を弱くしたり、プランジャ13の
ストロークを短くするなどの手段を取っている。ところ
が、スプリング16を弱くすると、閉弁時における弁体
15に対する押圧力が弱いために、遮断弁の組立て公差
によってガス漏れが生じるなど信頼性が劣る。したがっ
て、スプリング16の材質、太さの選定など微妙な調整
が必要となる。
【0011】また、プランジャ13のストロークを短く
すると、圧力損失が大きくなる。このため、圧力損失を
補うために、流通口4の口径を大きくしなければなら
ず、弁体15の径も大きくなって、閉弁時における閉弁
安定性が悪くなる。
【0012】さらに、従来のガス流通路3は直角に屈曲
しているために、圧力損失が大きく、また、流通口4を
有する弁座5に対して弁体15が進退する構造であるた
め、遮断弁が大型となり、遮断弁を内蔵するガスメータ
等の流量計も必然的に大型化するという問題がある。
【0013】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、低電圧でありながら
開弁・閉弁を円滑に行うことができると共に、圧力損失
が小さく、また構造的に簡単で、小型化を図ることがで
きる遮断弁を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、ケーシングに、一端側に流入口、
他端側に流出口を有するストレートの流通路を設け、こ
の流通路の口縁に沿って主弁座およびこの主弁座に対向
し前記流通路と直角の面内で回転自在に設けられた主弁
を設ける。また、この主弁の中央部に前記流通路と連通
する副流通路を設け、この副流通路の口縁に沿ってパイ
ロット弁座を設ける。
【0015】前記副流通路にこれを貫通して流通路方向
に沿ってストッパを有する支軸を設け、この支軸に前記
パイロット弁座に対向して前記副流通路を開閉するパイ
ロット弁を回転自在および軸方向に移動自在に嵌合し、
このパイロット弁に前記主弁に突設されたジョイント軸
に支持されて主弁と一体的に回転するとともにジョイン
ト軸によって流通路方向の移動量が規制された回転体を
設ける。
【0016】さらに、前記回転体にこの支軸心を中心と
して異極が対称的に設けられた少なくとも一対の永久磁
石を設けるとともに、前記ケーシングの流出口側に両端
部を前記永久磁石に対向して設けられ、無通電時には永
久磁石の吸着力によって前記回転体を引寄せて主弁およ
びパイロット弁を閉弁し、通電時には前記永久磁石と反
発する磁気力によって前記回転体を離反させ、この回転
体によってパイロット弁を開弁させたのち主弁を浮上さ
せると共に回転させる電磁石を設けたことにある。
【0017】
【作用】電磁石に無通電時は、永久磁石の吸着力によっ
て回転体を引寄せて主弁が主弁座に吸着し、パイロット
弁がパイロット弁座に吸着しているため、流通路は遮断
されているが、電磁石に通電すると、永久磁石と反発す
る磁気力によって回転体が離反し、この回転体によって
まずパイロット弁をパイロット弁座から離して副流通路
を開弁する。
【0018】この結果、流入口側の1次圧と流出口側の
2次圧との圧力差が少なくなる。さらに、前記回転体に
よって主弁が主弁座から離れ、この主弁の浮上と共に回
転体が主弁と一体に回転し、所定の回転角だけ回転して
主弁の連通口が流出口に対向した状態となると、永久磁
石の吸着力によって回転体を引寄せて主弁を閉弁状態に
保持する。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0020】図1〜図6に示すように、遮断弁20のケ
ーシング21は、例えば金属材料によって有頭円筒状に
形成され、その下部は開口部に21aに、上部は閉塞部
21bに形成されている。そして、開口部21aにはガ
ス等の流体の流入口22が設けられ、閉塞部21bには
ケーシング21の軸心部21cを中心としてその片側に
は半円状の流出口23が穿設されて、ケーシング21の
内部にストレートの流通路24が形成されている。
【0021】前記閉塞部21bの下面には前記流出口2
3の口縁に沿って主弁座25が設けられ、同じく閉塞部
21bの下面の前記流出口23の反対側には円弧状の案
内溝26が刻設されている。
【0022】さらに、ケーシング21の軸心部21cに
はケーシング21の内部に突出する支軸27が突設さ
れ、その先端部にはストッパ28が設けられている。そ
して、この支軸27には円板状の主弁29が回転自在お
よび前記主弁座25に対して接離自在に設けられている
とともに、前記流出口23と対応する連通口29aが設
けられている。
【0023】主弁29の上面、つまり主弁座25に対面
する側にはゴムシール30が貼着され、閉弁時にゴムシ
ール30が主弁座25に密着して確実にシールするよう
に形成されている。主弁29の中央部には前記流通路2
4と連通する副流通路31が穿設され、この副流通路3
1を前記支軸27が貫通している。さらに。主弁29の
下面には前記副流通路31の口縁に沿ってパイロット弁
座32が設けられている。
【0024】また、主弁29の外周縁の一部には上方に
突出するストッパピン29bが突設され、これはケーシ
ング21の案内溝26に挿入され、主弁29の回転角を
規制している。
【0025】主弁29の下部には前記支軸27に対して
回転自在およびパイロット弁座32に対して接離自在な
パイロット弁33が設けられている。このパイロット弁
33は、スプール形状で、筒部34の一端に上フランジ
部35が、他端に下フランジ部36が設けられている。
【0026】そして、上フランジ部35の中心部には嵌
合穴37が穿設されている。この嵌合穴37は前記支軸
27より大径で回転自在および軸方向に移動自在に嵌合
しているが、前記ストッパ28より小径であり、このス
トッパ28によってパイロット弁33が支持されてい
る。さらに、このパイロット弁33の上フランジ部35
の上面、つまりパイロット弁座32に対面する側にはゴ
ムシール38が貼着され、閉弁時にゴムシール38がパ
イロット弁座32に密着して確実にシールするように形
成されている。
【0027】前記パイロット弁33の筒部34には円板
状の回転体40の中心部に穿設された嵌合穴41が嵌合
され、筒部34に対して軸方向に移動自在に支持されて
いるとともに、回転体40には前記主弁29の連通口2
9aに対応する連通口40aが設けられている。
【0028】回転体40の嵌合穴41の周縁部にはパイ
ロット弁33の上フランジ部35より大径の凹陥部42
が設けられ、ギャップ43の範囲内でパイロット弁33
と回転体40とが相対的に上下動自在になっている。
【0029】さらに、回転体40の外周縁部には中心部
40bに対して対称的に一対の透孔44,44が穿設さ
れ、これら透孔44,44は前記主弁29から下方に突
設されたジョイント軸45,45に嵌合されている。こ
れらジョイント軸45,45の下端部には透孔44より
大径の鍔部45aが設けられている。
【0030】したがって、前記回転体40は中央部がパ
イロット弁33の下フランジ部36によって支持され、
周縁部がジョイント軸45の鍔部45aによって支持さ
れている。
【0031】前記回転体40の下面で前記嵌合穴41と
透孔44,44との間には永久磁石取付け穴46,46
が設けられている。そして、これら永久磁石取付け穴4
6,46には中心部40bを中心として異極を対称的に
配置した永久磁石47,47が設けられている。
【0032】一方、前記ケーシング21の閉塞部21b
には中心部21cを通る径方向には電磁石取付け穴48
が穿設されている。そして、この電磁石取付け穴48に
は棒状の鉄心49とこの鉄心49に巻装したコイル50
とからなる1本の棒状の電磁石51が挿入固定されてい
る。そして、この電磁石51の両端部は前記永久磁石4
7,47に対向している。
【0033】なお、電磁石51のコイル50はリード線
52を介して電源としての電池(図示しない)および感
震器やガス漏れ警報器等の制御機器(図示しない)に電
気的に接続されている。次に、前述のように構成された
遮断弁20の作用について説明する。
【0034】まず、電磁石51に無通電状態のときに
は、ケーシング21の流出口23と主弁29の連通口2
9aとは180゜の位相がずれた状態で、永久磁石4
7、47が電磁石51の両端部に対向している。
【0035】したがって、永久磁石47、47の吸着力
によって電磁石51の鉄心49と引き合っており、回転
体40は電磁石51によって引上げられる。回転体40
が引上げられることによって、凹陥部42に嵌合してい
るパイロット弁33の上フランジ部35も一緒に引上げ
られ、ゴムシール38はパイロット弁座32に吸着さ
れ、主弁29はゴムシール30を介して主弁座25に吸
着され、流出口23を主弁29によって閉弁状態に保持
し、副流通路31をパイロット弁座32によって閉弁状
態に保持している。(図5参照)
【0036】この場合、流通路24の流入口22からガ
ス圧等の流体圧力が主弁29に加わるが、閉弁方向に加
わるためにシール性が一層増して確実な閉弁状態を維持
できる。
【0037】この状態から遮断弁20に作動信号が入力
され、永久磁石47、47と反発するように電磁石51
に通電されると、永久磁石47、47と電磁石51とが
反発し、この反発力は回転体40をケーシング21の閉
塞部21bから浮上(押し下げ)する方向に作用する。
【0038】したがって、回転体40の嵌合穴41の口
縁はパイロット弁33の下フランジ部36に当接し、パ
イロット弁33は押し下げられる。このため、パイロッ
ト弁33はパイロット弁座32から離間して副流通路3
1が流通路24と連通状態となる。
【0039】パイロット弁33がパイロット弁座32か
ら離間した直後に、回転体40の透孔44の口縁がジョ
イント軸45の鍔部45aに当接し、ジョイント軸45
を押し下げるため、ジョイント軸45を介して回転体4
0と主弁29とが連結され、回転体40と一体的に主弁
29が押し下げられる。したがって、主弁29は主弁座
25から離間して流出口23が連通状態となる。
【0040】回転体40と主弁29が電磁石51によっ
て浮上状態となると、外周方向に移動させようとするベ
クトルが発生し、回転体40と主弁29は主軸27を中
心として回転する。そして、永久磁石47、47と電磁
石51の両端部とが位置ずれすると、磁気反発力は弱ま
るが、永久磁石47、47は今度は電磁石51の他端部
に引き付けられる。
【0041】そして、回転体40と主弁29が180゜
回転すると、永久磁石47、47と電磁石51が引き合
う状態となり、回転体40と主弁29の回転運動は停止
し、弁体29はケーシング21の閉塞部21bに吸着す
る。
【0042】つまり、弁体29が180゜回転してケー
シング21の流出口23と主弁29の連通口29aとが
対向し、開弁状態となり、この状態で電磁石51への通
電を停止しても永久磁石47、47が電磁石51の鉄心
49と引き合って回転体40とともに主弁29がケーシ
ング21に吸着する。(図1参照)
【0043】遮断弁20が開弁状態となると、流入口2
2から流入する流体はケーシング21の内部のストレー
トな流通路24を通過して流出口23に向かうため、遮
断弁20による圧力損失は無視できる程度に小さい。
【0044】この状態において、感震器やガス漏れ警報
器等の制御機器から遮断弁20に作動信号が入力され、
永久磁石47、47と反発するように電磁石51に通電
されると、永久磁石47、47と電磁石51とが反発
し、この反発力によって主弁29がケーシング21から
浮上し、開弁時と同様に電磁石51の主弁29の引上げ
る方向と回転方向のベクトル力が発生して主弁29は支
軸27を中心として回転する。
【0045】そして、永久磁石47、47は今度は電磁
石51の他端部に引き付けられ、回転体40と主弁29
が180゜回転すると、永久磁石47、47と電磁石5
1が引き合う状態となり、回転体40と主弁29の回転
運動は停止し、主弁29は主弁座25に吸着する。つま
り、主弁29が180゜回転して流出口23と主弁29
の連通口29aの位相がずれた状態で閉弁状態となり、
この状態で電磁石51への通電を停止しても永久磁石4
7、47が電磁石51の鉄心49と引き合って主弁29
が主弁座25に吸着される。
【0046】このように電磁石51に瞬時的に通電して
励磁させることにより、主弁29を回転させて開弁・閉
弁でき、開弁状態、閉弁状態においては永久磁石47、
47の吸着力によって主弁29が主弁座25に吸着保持
することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電磁石に無通電時は、永久磁石の吸着力によって回
転体を引寄せて主弁が主弁座に吸着し、パイロット弁が
パイロット弁座に吸着しているため、流通路は遮断され
ているが、電磁石に通電すると、永久磁石と反発する磁
気力によって回転体が離反し、この回転体によってまず
パイロット弁をパイロット弁座から離して副流通路を開
弁する。
【0048】この結果、流入口側の1次圧と流出口側の
2次圧との圧力差が少なくなる。さらに、前記回転体に
よって主弁が主弁座から離れ、この主弁の浮上と共に回
転体が主弁と一体に回転し、所定の回転角だけ回転して
主弁の連通口が流出口に対向した状態となると、永久磁
石の吸着力によって回転体を引寄せて主弁を閉弁状態に
保持する。
【0049】したがって、開弁・閉弁がスムースである
と共に、開弁・閉弁のいずれの状態においても安定して
信頼性を向上できる。さらに、スプリングを使用しない
ため、低電圧で動作させることができ、電池の消耗が少
なく、長期間に亘って安定した動作を期待できる。しか
も、ケーシングに一端側に流入口、他端側に流出口を有
するストレートの流通路を設けることにより、圧力損失
が小さいという効果がある。
【0050】また、1本の電磁石を横方向に配置するこ
とにより、磁気効率が高く、さらに高さ寸法が小さくな
り小型化を図ることができると共に廉価に提供できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる遮断弁の開弁状態
の縦断側面図。
【図2】同実施例のケーシングの下面図。
【図3】同実施例の主弁の下面図。
【図4】同実施例のケーシングの上面図。
【図5】同実施例の遮断弁の閉弁状態の縦断側面図。
【図6】同実施例の回転体の下面図。
【図7】従来の遮断弁の縦断側面図。
【符号の説明】
21…ケーシング、22…流入口、23…流出口、24
…流通路、25…主弁座、27…主軸、28…ストッ
パ、29…主弁、29a…連通口、31…副流通路、3
2…パイロット弁座、33…パイロット弁、40…回転
体、40a…連通口、45…ジョイント軸、47…永久
磁石、51…電磁石。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、このケーシングに設けら
    れ一端側に流入口、他端側に流出口を有するストレート
    の流通路と、この流通路の口縁に沿って設けられた主弁
    座と、この主弁座に対向し前記流通路と直角の面内で回
    転自在に設けられ前記流通路を開閉する主弁と、この主
    弁の中央部に設けられ前記流通路と連通する副流通路
    と、この副流通路の口縁に沿って設けられたパイロット
    弁座と、前記副流通路を貫通して流通路方向に沿って設
    けられたストッパを有する支軸と、この支軸に回転自在
    および軸方向に移動自在に嵌合され前記パイロット弁座
    に対向して副流通路を開閉するパイロット弁と、このパ
    イロット弁に嵌合され前記主弁に突設されたジョイント
    軸に支持されて主弁と一体的に回転するとともにジョイ
    ント軸によって流通路方向の移動量が規制された回転体
    と、この回転体にこの支軸心を中心として異極が対称的
    に設けられた少なくとも一対の永久磁石と、前記ケーシ
    ングの流出口側に両端部を前記永久磁石に対向して設け
    られ、無通電時には永久磁石の吸着力によって前記回転
    体を引寄せて主弁およびパイロット弁を閉弁し、通電時
    には前記永久磁石と反発する磁気力によって前記回転体
    を離反させ、この回転体によってパイロット弁を開弁さ
    せたのち主弁を浮上させると共に回転させる電磁石とを
    具備したことを特徴とする遮断弁。
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