JPH066341U - ウエブ案内ロール - Google Patents
ウエブ案内ロールInfo
- Publication number
- JPH066341U JPH066341U JP4458692U JP4458692U JPH066341U JP H066341 U JPH066341 U JP H066341U JP 4458692 U JP4458692 U JP 4458692U JP 4458692 U JP4458692 U JP 4458692U JP H066341 U JPH066341 U JP H066341U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- guide roll
- air
- floating
- blowing
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気浮上式案内ロールにおけるウエブ導出部
の負圧発生を防止する。 【構成】 ウエブ1の搬送方向を変えるウエブ巻付部A
−A′間にウエブ1を浮上させる空気吹出しノズル3を
設けたウエブ案内ロール3において前記ウエブ巻付部A
−A′間の端のウエブ導出部A′に空気吹出し又は空気
導入のウエブ離脱手段5を設けたことを特徴としてい
る。
の負圧発生を防止する。 【構成】 ウエブ1の搬送方向を変えるウエブ巻付部A
−A′間にウエブ1を浮上させる空気吹出しノズル3を
設けたウエブ案内ロール3において前記ウエブ巻付部A
−A′間の端のウエブ導出部A′に空気吹出し又は空気
導入のウエブ離脱手段5を設けたことを特徴としてい
る。
Description
【0001】
本考案は、紙・フィルム・薄板鋼帯などのウエブを搬送する装置において、そ の方向を変えるウエブ案内ロールに関する。
【0002】
図4はウエブの搬送方向を180度反転させる案内ロールの従来の実施例であ る。この図は、左上方より搬送されてきたウエブ01が案内ロール02で180 度反転し、左下方へ搬出されて行く事例である。例えば、ウエブ01が印刷物の 場合、ウエブ01が案内ロール02に巻き付くウエブ巻付部A−A′間で両者が 直接接触すると、印刷物に汚れが生ずる恐れがある。そこで、一般には案内ロー ル02は両軸端が塞がった中空円筒であり、このウエブ巻付部A−A′間に数個 所のノズル03(これは丸孔が軸方向に分散配列されても、又軸方向に延びたス リットであっても良い)を設け、図示されていない外部空気源より圧搾空気をこ の中空室04に送気しノズル03より噴出させることにより、ウエブ01を案内 ロール02より隙間hだけ浮上させるようになっている。
【0003】
このような空気浮上方式の案内ロールにおいて、ウエブ01の案内ロール02 からのウエブ巻付部の端の導出部A′を仔細に見ると、図4に示したようにウエ ブ01と案内ロール02との隙間h′がウエブ巻付部A−A′間の隙間hに比べ 小さくなる現象がある。これはウエブ01と案内ロール02との幾何学的な間隙 が末広がりに広がる領域では空気の流れが急拡大する為に負荷が発生し、ウエブ 01が案内ロール02の方に吸い寄せられることに依る。その為、極端な場合に はこの部分において、ウエブ01が案内ロール02に接触し、前述したように印 刷物に汚れが生じ、折角の空気浮上方式の効果が発揮できなくなる弊害がある。
【0004】 本考案はかかる問題点に対処するため開発されたものであってウエブ導出部に おいてロール表面から強制的にウエブを離脱させることを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図1乃至図3を 用いて説明すると本考案はウエブ1の搬送方向を変えるウエブ巻付部A−A′に ウエブ1を浮上させる空気吹出ノズル3を設けたウエブ案内ロールにおいて、前 記ウエブ巻付部A−A′間の端のウエブ導出部A′に空気吹出し又は空気導入の ウエブ離脱手段5を設けたことを特徴とする。
【0006】
そして本考案は上記の手段により、ウエブ導出部に設けられる空気吹出し又は 空気導入のウエブ離脱手段はウエブ導出部に発生する負圧を緩和してウエブを案 内ロールから浮上させる。
【0007】
次下本考案の一実施例を図1に基づいて説明すると1はウエブ、2は案内ロー ルを示し、該案内ロールは両軸端が塞がった中空室4を有する中空円筒に形成さ れ、ウエブ1が巻き付くウエブ巻付部A−A′間にウエブを浮上させる空気吹出 ノズル3を設け、図示のものではウエブ1を180°反転させる場合がありウエ ブ1と案内ロール2とが末広がりに広がるウエブ導出部A′に浮上用ノズル3よ りも比較的断面積の小さい補助ノズルからなる空気吹出しのウエブ離脱手段5を 設けた。
【0008】 図2は本考案の他の実施例を示すもので図1と同じくウエブ1を180°反転 させる場合でありウエブ1と案内ロール2とが末広がりに広がるウエブ導出部A ′に外部から空気を案内ロールの幅方向中心部に導入する溝からなる空気導入の ウエブ離脱手段5を設けた。
【0009】
【考案の効果】 こうのように本考案によるときはウエブ巻付部にウエブを浮上させる空気ノズ ルを設けたウエブ案内ロールには、そのウエブ巻付部の端のウエブ導出部に、空 気吹出し又は空気導入のウエブ離脱手段を設けたものであるからウエブ導出部に 発生する負圧はウエブ離脱手段により緩和されウエブが案内ロールに吸い寄せら れることがないので空気浮上式の効果が十分発揮できる効果を有する。
【図1】本考案の1実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
1 ウエブ 2 案内ロール 3 吹出しノズル A−A′ ウエブ巻付部 A′ ウエブ導出部 5 ウエブ離脱手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ウエブの搬送方向を変えるウエブ巻付部
にウエブを浮上させる空気吹出しノズルを設けたウエブ
案内ロールにおいて、前記ウエブ巻付部の端のウエブ導
出部に空気吹出し又は空気導入のウエブ離脱手段を設け
たことを特徴とするウエブ案内ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4458692U JPH066341U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ウエブ案内ロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4458692U JPH066341U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ウエブ案内ロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066341U true JPH066341U (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=12695593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4458692U Pending JPH066341U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ウエブ案内ロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066341U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6177201U (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-23 | ||
JP2012056683A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Ihi Corp | エアフロート装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56144217A (en) * | 1980-04-07 | 1981-11-10 | Teijin Ltd | Preparation of self-elongating polyester filament and its preparation |
JPS62171855A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-28 | Inoue Kinzoku Kogyo Kk | シ−ト搬送方向変換装置 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP4458692U patent/JPH066341U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56144217A (en) * | 1980-04-07 | 1981-11-10 | Teijin Ltd | Preparation of self-elongating polyester filament and its preparation |
JPS62171855A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-28 | Inoue Kinzoku Kogyo Kk | シ−ト搬送方向変換装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6177201U (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-23 | ||
JP2012056683A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Ihi Corp | エアフロート装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970624 |