JP3058880B1 - タ―ンバ―装置 - Google Patents

タ―ンバ―装置

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JP3058880B1
JP3058880B1 JP11318648A JP31864899A JP3058880B1 JP 3058880 B1 JP3058880 B1 JP 3058880B1 JP 11318648 A JP11318648 A JP 11318648A JP 31864899 A JP31864899 A JP 31864899A JP 3058880 B1 JP3058880 B1 JP 3058880B1
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/04Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
    • B65H23/32Arrangements for turning or reversing webs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/30Orientation, displacement, position of the handled material
    • B65H2301/34Modifying, selecting, changing direction of displacement
    • B65H2301/342Modifying, selecting, changing direction of displacement with change of plane of displacement
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 走行するウエブの浮上による抵抗低減を図る
ターンバー装置の改良 【解決手段】 ターンバー装置1は、走行するウエブW
が巻き付く外周面に開口し、中空円筒状内部まで貫通し
た複数の空気吹き出し口4がターンバー2の長手方向に
沿った列状に配置された中空円筒状で非回転のターンバ
ーと、ターンバーの中空円筒状内部に加圧された空気を
供給する加圧空気供給部とを具備しており、空気吹き出
し口の列は、ターンバー円周方向位置でターンバーに向
って走行するウエブのターンバーの外周面への巻き付き
が開始する位置であるウエブ巻付部上流端部5、ターン
バーの外周面から離れていくように走行するウエブのタ
ーンバーの外周面への巻き付きが終了する位置であるウ
エブ巻付部下流端部6及びそれら両端部間の中央位置で
あるウエブ巻付部中央部8とを除く、ウエブ巻付部のウ
エブ巻付部上流端部とウエブ巻付部中央部との間のウエ
ブ巻付部上流領域9及び前記ウエブ巻付部中央部とウエ
ブ巻付部下流端部との間のウエブ巻付部下流領域10の
夫々に、少なくとも1列配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウエブの走行路
に設けられて、ウエブの走行方向を変更するターンバー
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における走行路でターンバーに
巻き付けられたウエブをターンバーの外周面から浮き上
がらせるために、空気を吹き出す空気吹き出し口が設け
られたターンバーは、例えば、実開平5−28632号
公報「ターンバー装置」、特開平6−345306号公
報「ターニングバー」及び実開平5−32353号公報
「ウエブ案内ロール」に開示されている。
【0003】実開平5−28632号公報に従来技術と
して開示されている「ターンバー装置」(公報図4参
照)(以下第1従来技術という)は、図6に示すよう
に、中空部31が形成された外筒部32からなり、外筒
部32には、中空部31からウエブWに接する外周面に
貫通した多数の空気吹き出し口33が形成されている。
【0004】空気吹き出し口33,33・・の外筒部3
2の円周方向の位置は、ターンバーのウエブ巻付部上流
端部34の位置、ターンバーのウエブ巻付部下流端部3
5の位置、ウエブ巻付部の上流端部34と下流端部35
との中央であるウエブ巻付部中央部39、前記ウエブ巻
付部上流端部34とウエブ巻付部中央部39との間のウ
エブ巻付部上流領域37及びウエブ巻付部下流端部35
とウエブ巻付部中央部39との間のウエブ巻付部下流領
域38であり、各位置において空気吹き出し口33は、
ターンバー長手方向に列んで複数設けられている。
【0005】中空部31に供給された圧力空気が前記空
気吹き出し口33より吹き出してウエブWを外筒部32
の外周面より浮上がらせるように輪転機のウエブ走行路
に設置されたターンバー30を備え、ターンバー30の
外周面がウエブWと接触することにより生じる印刷物の
擦れ、汚れを防止している。
【0006】そして実開平5−28632号公報(図1
及び図2)に第1従来技術を改良したものとして開示さ
れた「ターンバー装置」(以下第2従来技術という)
は、第1従来技術に更に外筒部32のウエブWに接しな
い側に設けられたダクトに供給された圧力空気を、外筒
部32に対するウエブWの巻き付きが開始するウエブ巻
付部上流端部34及び外筒部32に対するウエブWの巻
き付きが終了するウエブ巻付部下流端部35に向けて接
線方方向に吹き出すノズルが付加されている。第2従来
技術においては、ノズルから圧力空気が吹き出すことに
より、ウエブ巻付部上流端部34及びウエブ巻付部下流
端部35におけるウエブWを更に外筒部31の外周面か
ら浮き上がらせている。
【0007】特開平6−345306号公報に開示され
た「ターニングバー」(公報図1及び図2参照)(以下
第3従来技術という)は、ウエブ(1)の走行方向を略
直角に変更するターニングバー(2)に対し、ターニン
グバー(2)へウエブ(1)を向かわせるために、ター
ニングバー(2)のウエブ導入側のウエブ走行上流側に
ターニングバー(2)と軸線レベルを同じくし、位相を
45度異ならせて配置される前流側ガイドローラ(1
3)と、ターニングバー(2)からウエブ(1)を離れ
させるために、ターニングバー(2)のウエブ導出側の
ウエブ走行下流側にターニングバー(2)と軸線レベル
を同じくし、位相を45度異ならせて、且つ前記前流側
ガイドローラ(13)と位相を90度異なって配置され
る後流側ガイドローラ(14)とが併設されている。
【0008】ターニングバー(2)は、表面にウエブ
(1)の幅いっぱいにターニングバー(2)の長手方向
に途中まで又は全て等ピッチで、且つターニングバー
(2)の円周方向のウエブ(1)が巻き付く側のウエブ
巻付部内に最低3個所相互間の中心角が等しくなるよう
に配置されるノズル(5)を備え、ターニングバー
(2)のウエブ導入側のウエブ幅両側のうち、前流側ガ
イドローラ(13)とターニングバー(2)とのウエブ
長さの短い側、及びウエブ導出側のウエブ幅両側のう
ち、後流側ガイドローラ(14)とターニングバー
(2)とのウエブ長さの短い側のウエブ側端の内側に対
応するターニングバー(2)の外周面にターニングバー
(2)の長手方向に沿ってウエブ側端より内側の適宜の
範囲だけ他のノズル(5)の間隔より密に多数設けられ
たノズル(5)が付加されており、浮上量の少ない方に
より多くの加圧された空気を供給することにより、ター
ニングバー(2)の軸方向に全体として充分な高浮上量
を確保している。
【0009】実開平5−32353号公報に開示された
「ウエブ案内ロール」(以下第4従来技術という)は、
ウエブ(1)の走行方向を変更する際に使用する空気浮
上式案内ロール(2)であり、ウエブ(1)が巻き付く
ウエブ巻付部の外周面にウエブ(1)を浮上させること
ができる複数の空気吹き出し用の細孔(4)を備え、細
孔(4)は、ウエブ(1)の案内ロール(2)の外周面
への巻き付きが開始する位置から1/4円周の範囲で分
布されており、細孔(4)の他に、空気吹き出し用のコ
アンダ形スリット(又はコアンダ形細孔列)が形成され
ている。
【0010】即ち、細孔(4)分布域の上流側、即ちウ
エブ導入側には、ウエブ走行方向に傾斜して開口した軸
方向のコアンダ形スリット(5)(5)又コアンダ形細
孔列(6)が、細孔(4)分布域の下流側即ちウエブ導
出側には、ウエブ走行方向とは逆に傾斜して開口した軸
方向のコアンダ形スリット(5)又コアンダ形細孔列
(6)が形成されている。更には、細孔(4)分布域の
ウエブ幅方向両側には細孔(4)分布域の軸線方向内側
に向って傾斜して開口したコアンダ形スリット(5’)
(5’)が形成されている。
【0011】コアンダ形スリット(5)(5)又コアン
ダ形細孔列(6)及びコアンダ形スリット(5’)
(5’)から空気を吹き出すことにより細孔(4)から
の吹き出し空気が大気中逃げる量を減じられ、ウエブ
(1)の浮上力が高められる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術に
は、夫々次のような問題点がある。既述のような第1従
来技術及び第2従来技術の「ターンバー装置」おいて
は、図6に示されるように、ウエブ巻付部中央部39の
ターンバー長手方向に複数設けられた空気吹き出し口3
3,33・・・の位置は、ターンバー30へ向かうウエ
ブW1とターンバー30から離れるウエブW2の張力
T,Tの合力の向きと対向する位置にあり、ウエブ張力
T,Tの合力2Tをそのまま受ける位置にある。ウエブ
張力T,Tの値が高くなると図7(A)に示されるよう
にウエブWと外筒部32の外周部との隙間が少なくな
り、ターンバー長手方向の複数の空気吹き出し口33,
33・・・を塞ぐ方向にウエブ張力T,Tが働く。
【0013】その結果、ピンと張ったセロハン紙に息を
吹きかけると振動するのと同様にウエブ幅方向全体に小
刻みな振動が生じ、ウエブWがウエブ幅方向に移動する
紙流れ現象が生じる。そして、加圧された空気36の圧
力を上げるとウエブWの小刻みな振動が一層強く生じ、
紙流れを防止できないばかりか、ウエブWに無用な張力
を作用され走行するウエブWが不安定になりがちであ
る。
【0014】又、図6に示すように、ターンバーのウエ
ブ巻付部上流端部34及びターンバーのウエブ巻付部下
流端部35にターンバー長手方向に複数設けられた空気
吹き出し口33,33・・・の位置は、ターンバー30
に向かうウエブW1及びターンバー30から離れるウエ
ブW2の張力T,Tが作用する方向と空気吹き出し口3
3より吹き出す加圧された空気36の吹き出し方向とは
略直角方向にあり、ウエブW1,W2が空気吹き出し口
33を押し付ける押付力がウエブ張力T,Tに直接影響
されない位置である。
【0015】即ち、ターンバー30に向かうウエブW1
及びターンバー30から離れるウエブW2が空気吹き出
し口33に対して直接的な押し付け力が作用しない不安
定なウエブWであり、特にウエブの張力T,Tが弱い場
合には、この不安定なウエブWに加圧された空気36が
吹き出すので、ウエブWにばたつき現象が生じて空気吹
き出し口33・・・を塞いだり、明けたりし、このばた
つき現象がターンバー長手方向の複数の空気吹き出し口
33,33・・・で不規則に生じ、ウエブWと外筒部3
2の外周面との間のウエブ円周方向とウエブ幅方向の空
気の流れのうちウエブ幅方向の両端から逃げる空気の流
れのバランスが崩れ、ウエブWの紙流れが生じ易い。
【0016】そして、加圧された空気36の供給量を増
大するとウエブWを無用に吹き上げてばたつき現象を大
きくするばかりで、走行するウエブWが一層不安定にな
る。そのため、加圧された空気36を比較的少ない供給
量で使用しなければならず、加圧された空気36の量が
不足して、ウエブWが十分に浮上しないで、ターンバー
30とウエブWとが擦られ印刷紙面に汚れが生じ、更
に、ターンバーの外周面の空気吹き出し口33,33・
・・にインキ及び紙粉の付着による詰まりが生じる。
【0017】既述のような第3従来技術のターニングバ
ーにおいては、ウエブが接するターニングバー外周部に
多数のノズルが設けられており、しかも、ターニングバ
ーのウエブ導入側と導出側との中央部にノズルが設けら
れているため、前記第1従来技術及び第2従来技術にお
けるウエブ巻付部中央部39に設けられた空気吹き出し
口によって生じるのと同様の現象が生じるものである。
【0018】又、ターニングバーのウエブ導入側及びタ
ーニングバーのウエブ導出側と前流側ガイドローラ及び
後流側ガイドローラとの間の、ウエブ側端の距離が短い
側の近辺のターニングバー外面にノズルを密にして複数
設けているのを含め、ウエブの両側端近辺にノズルが配
置されている。このウエブ側端に近いノズルにより加圧
された空気が吹き出されると、図7(B)に示されると
同様に、ウエブの端部がめくられる場合が生じてウエブ
の浮上状態が崩れ、ウエブとウエブ巻付部との間のウエ
ブ円周方向とウエブ幅方向の空気の流れのうち、ウエブ
幅方向の両端から逃げる空気の流れのバランスが崩れ、
ウエブの紙流れが生じ易い。特に、加圧された空気の供
給量を増大するとウエブの端部が一層めくられ易くな
り、ウエブの紙流れが生じ易い。
【0019】そのため、加圧された空気を比較的少ない
供給量で使用しなければならず、加圧された空気の量が
不足して、ウエブが十分に浮上しないで、ターニングバ
ーとウエブとが擦られ印刷紙面に汚れが生じていた。更
に、ターンバーの外周面のノズルにインキ及び紙粉の付
着による詰まりが生じる。
【0020】既述のような第4従来技術の案内ロール
(ターンバー)においては、案内ロールのウエブ導入部
及び案内ロールのウエブ導出部に案内ロール長手方向に
設けられた空気吹き出し口の位置は、案内ロールに向か
うウエブ及び案内ロールから離れるウエブの張力が作用
する方向と、空気吹き出し口より吹き出す加圧された空
気の吹き出し方向とは、略直角方向にあり、ウエブが空
気吹き出し口を押し付ける押付力がウエブ張力に直接影
響されない位置にある。
【0021】即ち、案内ロールに向かうウエブ及び案内
ロールから離れるウエブが空気吹き出し口に対して直接
的な押し付け力が作用しない不安定なウエブであり、特
にウエブ張力が弱い場合には、この不安定なウエブに加
圧された空気が吹き出すので、ウエブにばたつき現象が
生じて空気吹き出し口を塞いだり、明けたりし、このば
たつき現象が案内ロール長手方向の複数の空気吹き出し
口で不規則に生じ、ウエブとウエブ巻付部との間のウエ
ブ円周方向とウエブ幅方向の空気の流れのうちウエブ幅
方向の両端から逃げる空気の流れのバランスが崩れ、ウ
エブの紙流れが生じ易い。そして、加圧された空気の圧
力を増大するとウエブを無用に吹き上げてばたつき現象
を大きくするばかりで、走行するウエブが一層不安定に
なる。
【0022】又、案内ロールのウエブ巻付部のウエブの
両側端部に対応する位置に、ウエブ巻付部の円周方向に
沿って空気吹き出し口が設けられており、このウエブ側
端に近い空気吹き出し口により加圧された空気が吹き出
されると、図7(B)に示されると同様に、ウエブの端
部がめくられる場合が生じてウエブの浮上状態が崩れ、
ウエブとウエブ巻付部との間のウエブ円周方向とウエブ
幅方向の空気の流れのうち、ウエブ幅方向の両端から逃
げる空気の流れのバランスが崩れ、ウエブの紙流れが生
じ易い。特に、加圧された空気の供給量を増大するとウ
エブの端部が一層めくられ易くなり、ウエブの紙流れが
生じ易い。
【0023】そのため、加圧された空気を比較的少ない
供給量で使用しなければならず、加圧された空気の量が
不足して、ウエブが十分に浮上しないで、案内ロールと
ウエブとが擦られ印刷紙面に汚れが生じ、更に、案内ロ
ールの外周面の空気吹き出し口にインキ及び紙粉の付着
による詰まりが生じる。
【0024】この発明は、上記の各従来技術がもつ問題
点を解消することを解決すべき課題としており、ターン
バー外周面のウエブ巻付部でウエブを安定させて浮上さ
せることができ、ウエブが走行するときのターンバー外
周面で抵抗が極めて少なく、ウエブの張力の変動が少な
く、又、ウエブの紙流れがない安定した走行が可能であ
り、印刷紙面の汚れがない印刷品質の良好な印刷物を得
ことができ、更に空気吹き出し口のインキ及び紙粉の付
着による目詰りを極力少なくして保守管理が容易なター
ンバー装置を提供するものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明のターンバー装
置は、走行するウエブが巻き付いて走行方向を変更され
る外周面に開口し、中空円筒状内部まで貫通した複数の
空気吹き出し口がターンバーの長手方向に沿った列状に
配置された中空円筒状で非回転のターンバーと、ターン
バーの中空円筒状内部に加圧された空気を供給する加圧
空気供給部とを具備しており、
【0026】空気吹き出し口の列は、ターンバー円周方
向位置でターンバーに向って走行するウエブのターンバ
ーの外周面への巻き付きが開始する位置であるウエブ巻
付部上流端部、ターンバーの外周面から離れていくよう
に走行するウエブのターンバーの外周面への巻き付きが
終了する位置であるウエブ巻付部下流端部及びそれら両
端部間の中央位置であるウエブ巻付部中央部とを除く、
ウエブ巻付部のウエブ巻付部上流端部とウエブ巻付部中
央部との間のウエブ巻付部上流領域及び前記ウエブ巻付
部中央部とウエブ巻付部下流端部との間のウエブ巻付部
下流領域の夫々に、少なくとも1列配置されている。
【0027】そして、ターンバーに列状に配置されてい
る列両端の空気吹き出し口がターンバーに巻き付けられ
るウエブの幅方向両側端の位置より例えば50乃至15
0ミリメートルだけ内側に設けられている。
【0028】又、空気吹き出し口の列は、ウエブ巻付部
上流端部とウエブ巻付部中央部との間のウエブ巻付部上
流領域及びウエブ巻付部中央部とウエブ巻付部下流端部
との間のウエブ巻付部下流領域においてウエブ巻付部中
央部からの中心角が5乃至60度の範囲内に夫々少なく
とも1列配置されており、例えば、ウエブ巻付部上流領
域においてはウエブ巻付部中央部からの中心角が略45
度の位置であり、ウエブ巻付部下流領域においてはウエ
ブ巻付部中央部からの中心角が略15度の位置である。
【0029】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態における走
行するウエブWに対するターンバー装置を図面に従って
説明する。この発明の実施の形態における走行するウエ
ブWの走行方向を変更するターンバー装置1は、中空円
筒状で非回転のターンバー2と、ターンバー2の中空円
筒状内部に、加圧された空気3を供給する図示しない加
圧空気供給部とを具備し、ターンバー2のウエブWが巻
き付いて走行方向を変更される表面には、ウエブWを確
実に浮上させ、ターンバー2とウエブWとの摩擦をなく
し、ウエブWを安定して円滑に走行可能とさせるために
空気を吹き出す空気吹き出し口4がターンバー2の外周
面から中空円筒状内部まで貫通させられて、後述する位
置に設けられている。
【0030】そして、ターンバー2は、走行するウエブ
Wが外周面へ巻き付き、しかもウエブWの走行を所望の
角度で変更するように設置されている。例えば、図1に
示すようにターンバー2は、ターンバー2に向かって走
行する上流側のウエブW1の走行方向及びターンバー2
から離れるように走行する下流側のウエブW2の走行方
向のいずれとも略45度で交わるように設置され、その
外周面に巻き付けられたウエブWを案内し、走行方向を
略直角に変更し、且つウエブWの表裏を反転させてい
る。
【0031】ウエブWの走行方向を変更する角は、図1
に示すような直角であるとは限らず、鋭角・鈍角の任意
の角度でもよく、ターンバー2は、ウエブWの走行方向
に対し所望の角度に設置される。例えば、図5に示すよ
うに、走行方向を変更する角を略180度にする場合、
即ちウエブWの走行方向を反転させる場合には、ウエブ
Wの走行方向に対し直角に設置される。
【0032】実施の第1形態におけるターンバー2の外
周面に設けられる空気吹き出し口4,4・・・の配置に
ついて図2及び図3に従って説明する。図2に示すよう
に、ターンバー2の空気吹き出し口4,4・・・の位置
は、ターンバー2に向って走行するウエブW1のターン
バー2の外周面への巻き付きが開始する位置であるウエ
ブ巻付部上流端部5とターンバー2から離れていくよう
に走行するウエブW2のターンバー2の外周面への巻き
付きが終了する位置であるウエブ巻付部下流端部6まで
のターンバー2の外周面のウエブ巻付部7内で、このウ
エブ巻付部7の中央であるウエブ巻付部中央部8と前記
ウエブ巻付部上流端部5との間であるウエブ巻付部上流
領域9のウエブ巻付部中央部8からの中心角が角度X
(5乃至60度)の位置と、前記ウエブ巻付部中央部8
と前記ウエブ巻付部下流端部6との間であるウエブ巻付
部下流領域10のウエブ巻付部中央部8からの中心角が
角度Y(5乃至60度)の位置であり、空気吹き出し口
4,4・・・は、その位置でターンバー2の長手方向に
沿って列状に複数配置される。
【0033】又、図3に示すように、ターンバー2の長
手方向の空気吹き出し口4,4・・・の位置に関して
は、列状に複数配置されている両端の空気吹き出し口
4,4がターンバー2に巻き付けられるウエブWの幅方
向両側端の位置より例えば50乃至150ミリメートル
だけ内側に設けられている。
【0034】上記の実施の第1形態におけるターンバー
装置1の作用について説明する。図示しない空気供給部
より空気は、ターンバー2の中空円筒状内部に供給さ
れ、既述の位置に設けられた全ての空気吹き出し口4,
4・・・より加圧された空気3として吹き出し、それに
より、ターンバー2のウエブ巻付部7に巻き付き走行方
向を直角に変更されるウエブWは、ターンバー2の外周
面から浮上させられる。
【0035】更に詳しく述べると、ウエブ巻付部上流端
部5よりウエブ巻付部7に巻き付いて案内されるウエブ
Wを浮上させるために、ターンバー2のウエブWが巻き
付きを開始するウエブ巻付部上流端部5とウエブ巻付部
中央部8との間のウエブ巻付部中央部8からウエブ巻付
部上流端部5側に中心角が角度X(例えば45度)の位
置にターンバー2の長手方向に複数設けられた空気吹き
出し口4X,4X・・・より加圧された空気3,3・・
・は吹き出し、ウエブWの走行に伴われて、ウエブWと
ターンバー2のウエブ巻付部7との間をウエブWを押し
上げながらウエブWの走行方向に空気の流れをつくる。
【0036】ターンバー2のウエブ巻付部中央部8の位
置においては、前記従来の技術の項で説明したように、
ターンバー2に向って走行するウエブW1とターンバー
2から離れるように走行するウエブW2の張力T,Tの
合力2Tがそのまま作用し、ウエブ巻付部7の中ではウ
エブの張力が最大に作用する位置にあるので、常にこの
位置のウエブWとターンバー2のウエブ巻付部7との間
の隙間は、ウエブの張力T,Tにより小さくなるように
作用されている。
【0037】前記ウエブ巻付部7の空気吹き出し口4
X,4X・・・より吹き出された加圧された空気3,3
・・・は、ウエブWの走行方向に流れ、ウエブ巻付部中
央部8において急に空気の流路が絞られ、絞り流路11
となるのでウエブ巻付部7の空気吹き出し口4X,4X
・・・より流れてきた空気の流れの一部は、絞り流路1
1に入り、ウエブWを押し広げようとし、残りの空気の
流れは絞り流路11を押し広げる作用をしながらウエブ
W幅方向に逃げるように空気の流れをつくり絞り流路1
1部分のウエブWを更に浮上させる。
【0038】ウエブ巻付部中央部8とウエブ巻付部下流
端部6との間のウエブ巻付部中央部8からウエブ巻付部
下流端部6側に中心角が角度Y(例えば15度)の位置
にターンバー2の長手方向に複数の空気吹き出し口4
Y,4Y・・・より加圧された空気3は吹き出され、こ
の吹き出される加圧された空気3の一部は、前記絞り流
路11を通過してきた空気の流れと合流し、ウエブ巻付
部中央部8の位置のウエブWを浮上させる補助をする。
残りの吹き出された空気は、ウエブWの走行方向に空気
の流れをつくり、空気吹き出し口4Y,4Y・・・とタ
ーンバー2のウエブ巻付部下流端部6までのウエブWを
浮上させるように作用する。
【0039】ターンバー2の空気吹き出し口4X,4X
・・・及び空気吹き出し口4Y,4Y・・・の円周方向
位置は、ウエブWの張力T,Tの合力2Tがそのまま作
用する位置を避け、分散して減じる位置にあるので、ウ
エブWに振動は生じない。
【0040】又、上記の空気吹き出し口4X,4X・・
・及び空気吹き出し口4Y,4Y・・・は、図3に示さ
れるように、ウエブWの幅方向両側端までの距離を50
乃至150ミリメートル(例えば100ミリメートル)
離してターンバー2の長手方向に複数設けられており、
これらの空気吹き出し口4X,4X・・・及び空気吹き
出し口4Y,4Y・・・から吹き出される加圧された空
気3,3・・・は、ウエブWの両側端部分を無用に浮上
させることはない。
【0041】前記のようにターンバー2の円周方向の空
気吹き出し口4,4・・・の位置は、ターンバー2に向
って走行するウエブW1及びターンバー2から離れるよ
うに走行するウエブW2の張力T,Tが最も大きな力で
作用する位置を避け、又、ターンバー2のウエブ巻付部
上流端部5及びターンバー2のウエブ巻付部下流端部6
を避けたので、従来技術のターンバーで生じていた高い
ウエブの張力T,Tが作用する位置での空気吹き出し口
4,4・・・から吹き出される加圧された空気3,3・
・・によるウエブWの小刻みな振動の発生及びウエブの
張力T,Tが弱い場合などでウエブWが不安定になり易
い位置において、ウエブWがばたついて浮上状態が安定
しないことによる紙流れの発生を避けることができる。
【0042】又、ターンバー2の円周方向の空気吹き出
し口4,4・・・の位置は、ウエブWの張力T,Tが最
も大きな力で作用する位置を避け、ウエブWの張力T,
Tの作用が少ない適度に分散する位置とし、その空気吹
き出し口4,4・・・から吹き出される加圧された空気
3,3・・・をウエブWの走行に伴わせてウエブWの張
力T,Tの作用を最も受けるウエブ巻付部中央部8に流
れ込ませ、その位置におけるウエブWとターンバー2と
の間の隙間が狭くなった絞り流路11の間を押し広げる
と共に、ウエブ幅方向に空気の流れをつくりウエブWを
浮上させるようにしたので、ウエブWが常に安定した状
態で浮上される。
【0043】なお、ウエブ巻付部中央部8に空気吹き出
し口4が設けられていないので、前記空気の流れがこの
部分で吹き出される空気で乱れることがなく、安定した
状態でのウエブWの浮上が確実に維持される。従って、
ウエブWとターンバー2の外周面との接触が殆どない状
態でのウエブWの走行が可能である。
【0044】又、ターンバー2の長手方向に列状に設け
られた複数の空気吹き出し口4,4・・・の両端の空気
吹き出し口4、4の位置がウエブWの幅より50乃至1
50ミリメートル内側であることにより、ウエブW両側
端の自由になり易い部分は、空気吹き出し口4,4・・
・から吹き出される加圧された空気3の影響が少ないの
で、既述のように無用なウエブWの浮上が生じないで、
無用な浮上による紙流れがない安定したウエブWとな
る。
【0045】更に、ウエブ巻付部中央部8からの中心角
を変えることによって空気吹き出し口4,4・・・の位
置を変更した場合の実験結果において、ウエブ巻付部上
流領域9に設ける空気吹き出し口4X,4X・・・の列
の位置が前記中心角の角度10乃至60度の範囲である
と共に、空気吹き出し口4Y,4Y・・・の列の位置が
前記中心角の角度5乃至50度の範囲である場合に、良
好な結果が得られた。
【0046】特に、空気吹き出し口4X,4X・・・の
列の位置が中心角が45度の範囲であると共に、空気吹
き出し口4Y,4Y・・・の中心角が15度である場合
に、ウエブ巻付部7の範囲において、空気吹き出し口4
X,4X・・・から吹き出された加圧された空気3がウ
エブWとの間に最も安定した空気層を形成してウエブの
張力T,Tの影響を受けるウエブ巻付部中央部8のウエ
ブWを安定した状態で浮上させ、又、空気吹き出し口4
Y,4Y・・・から吹き出された加圧された空気が前記
空気層の形成の補助と安定維持に有効に作用し、ウエブ
Wを略均一に浮上させ得ると共に、安定した状態で走行
させ得る結果が得られた。
【0047】更に、同様の実験の結果において、ターン
バー2の長手方向に設けられた複数の空気吹き出し口
4,4・・・の両端の位置がウエブW端より50乃至1
50ミリメートル内側の場合には、空気吹き出し口4,
4・・・から吹き出される加圧された空気3でウエブ端
がめくられて、ばたつくことがなく、ウエブWを略均一
に浮上させることができると共に、安定した状態で走行
させることができた。
【0048】図4に示す実施の第2形態におけるターン
バー2の円周方向のウエブ巻付部中央部8とターンバー
2のウエブ巻付部上流端部5との間のウエブ巻付部上流
領域9及びウエブ巻付部中央部8とターンバー2のウエ
ブ巻付部下流端部6との間のウエブ巻付部下流領域10
の夫々に空気吹き出し口4X,4X・・・;4Y,4Y
・・・の列が夫々複数設けられている。この実施の第2
形態においても、実験の結果、第1形態と同様の作用及
び効果が得られた。
【0049】
【発明の効果】この発明のターンバー装置によれば、走
行するウエブが巻き付くウエブ巻付部でのウエブを浮上
させ得ると共に、安定した状態で走行させることができ
るようになった。特に、ウエブの張力の作用でウエブが
浮上し難いウエブ巻付部中央部に空気吹き出し口が設け
られていないことにより、この位置に空気の流れにより
安定した空気層が形成されてウエブが浮上し、ウエブは
略均一に浮上し得ると共に、安定した状態で走行し得
る。
【0050】更に、常に均一浮上した安定した状態でウ
エブを走行させることが可能であるので、ターンバーの
外周面のウエブ巻付部とウエブとの摩擦抵抗がなくな
り、ウエブの張力の変動が少なくなり、張力変動によっ
て生じる様々な不都合がなくなる。従って、例えば、輪
転機においては安定した印刷が可能である。又、輪転機
の場合には、ターンバー外周部とウエブが接触しないの
で、印刷面の汚れのない印刷品質がよい印刷物が得られ
ると共に、空気吹き出し口のインキ及び紙粉の付着によ
る目詰りを極力少なくでき、保守管理が容易てある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態におけるターンバーの斜
視図である。
【図2】この発明の実施の第1形態におけるターンバー
の軸直角断面図(図1のII−II線における断面図)
である。
【図3】この発明の実施の第1形態におけるターンバー
の軸平行断面図(図2のIII−III線における断面
図)である。
【図4】この発明の実施の第2形態におけるターンバー
の軸直角断面図(図1のII−II線における断面図)
である。
【図5】ターンバーの別の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の技術の説明用のターンバーの軸直角断面
図である。
【図7】従来の技術の説明用のターンバーの軸平行断面
図である。
【符号の説明】
1 ターンバー装置 2 ターンバー 3 加圧された空気 4,4X,4Y 空気吹き出し口 5 ウエブ巻付部上流端部 6 ウエブ巻付部下流端部 7 ウエブ巻付部 8 ウエブ巻付部中央部 9 ウエブ巻付部上流領域 10 ウエブ巻付部下流領域 11 絞り流路 W,W1,W2 ウエブ T 張力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 23/32,20/16 B41F 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するウエブが巻き付いて走行方向を
    変更される外周面に開口し、中空円筒状内部まで貫通し
    た複数の空気吹き出し口がターンバーの長手方向に沿っ
    た列状に配置された中空円筒状で非回転のターンバー
    と、ターンバーの中空円筒状内部に加圧された空気を供
    給する加圧空気供給部とを具備しており、 空気吹き出し口の列は、ターンバー円周方向位置でター
    ンバーに向って走行するウエブのターンバーの外周面へ
    の巻き付きが開始する位置であるウエブ巻付部上流端
    部、ターンバーの外周面から離れていくように走行する
    ウエブのターンバーの外周面への巻き付きが終了する位
    置であるウエブ巻付部下流端部及びそれら両端部間の中
    央位置であるウエブ巻付部中央部を除く、ウエブ巻付部
    のウエブ巻付部上流端部とウエブ巻付部中央部との間の
    ウエブ巻付部上流領域及び前記ウエブ巻付部中央部とウ
    エブ巻付部下流端部との間のウエブ巻付部下流領域の夫
    々に、少なくとも1列配置されたターンバー装置。
  2. 【請求項2】 ターンバーに列状に配置されている列両
    端の空気吹き出し口がターンバーに巻き付けられるウエ
    ブの幅方向両側端の位置より50乃至150ミリメート
    ルだけ内側に設けられている請求項1に記載のターンバ
    ー装置。
  3. 【請求項3】 空気吹き出し口の列は、ウエブ巻付部上
    流端部とウエブ巻付部中央部との間のウエブ巻付部上流
    領域及びウエブ巻付部中央部とウエブ巻付部下流端部と
    の間のウエブ巻付部下流領域においてウエブ巻付部中央
    部からの中心角が5乃至60度の範囲内に配置された請
    求項1又は請求項2に記載のターンバー装置。
  4. 【請求項4】 空気吹き出し口の列は、ウエブ巻付部上
    流領域においてウエブ巻付部中央部からの中心角が略4
    5度の位置及びウエブ巻付部下流領域においてウエブ巻
    付部中央部からの中心角が略15度の位置に夫々1列配
    置された請求項3に記載のターンバー装置。
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