JPH0663112U - スピンオン型フィルタ装置の構造 - Google Patents

スピンオン型フィルタ装置の構造

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Publication number
JPH0663112U
JPH0663112U JP428193U JP428193U JPH0663112U JP H0663112 U JPH0663112 U JP H0663112U JP 428193 U JP428193 U JP 428193U JP 428193 U JP428193 U JP 428193U JP H0663112 U JPH0663112 U JP H0663112U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
connector
bracket
bracket body
spin
Prior art date
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Pending
Application number
JP428193U
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English (en)
Inventor
晋一 藤本
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH0663112U publication Critical patent/JPH0663112U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スピンオン型フィルタ装置のフィルタの着脱性
を向上することを目的とする。 【構成】フィルタ1を取り付けるブラケット2を、ブラ
ケット本体2Aと管状コネクタ2Bとで構成し、管状コ
ネクタ2Bの一端にフィルタ1を螺着し、他端に設けら
れた六角形状部2iに回転工具を係合させてコネクタ2
Bを回転することによりフィルタ1を締め付けるように
構成すると共に、コネクタ2Bの回転工具係合側端部と
ブラケット本体2Aとの締結当接面間に、ブラケット本
体2Aをフィルタ1に圧接してフィルタ1が回転するの
を防止する回り止め用のスプリングワッシャ10を介装
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スピンオン型フィルタ装置の構造に関し、特に、フィルタの着脱性 を向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンの燃料フィルタ装置等のフィルタ装置として、取付ブラケット にねじ部を設けたコネクタを設け、該コネクタのねじ部とフィルタのケース上壁 に形成したねじ部とをねじ嵌合することにより、フィルタを取付ブラケットに対 して回転することにより、フィルタの着脱を可能にした構成のスピンオン型フィ ルタ装置が知られている(実開昭58−112412号公報及び実開昭60−1 40606号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のスピンオン型フィルタ装置は、フィルタのエレメ ントを交換する際において、フィルタを持って回転させて、前記コネクタのおね じ部とフィルタのケース上壁に形成しためねじ孔とのねじ嵌合の解除並びに再嵌 合を行うようにしている。
【0004】 しかしながら、フィルタ取付位置の周囲の状況、即ち、フィルタ周囲に他の部 品がある場合等では、フィルタを持って回転させることが困難であり、フィルタ の着脱を容易に行えず、フィルタの着脱作業性が悪いと共に、フィルタ取付状態 の信頼性にも劣るという問題点があった。 本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、スピンオン型フィルタ装置のフィ ルタの着脱性を向上することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案は、スピンオン型フィルタ装置のフィルタを取り付けるブラ ケットを、ブラケット本体とブラケット本体に摺接回転自由に支持される管状コ ネクタとで構成し、該管状コネクタの一端にフィルタを螺着し、他端に回転工具 を係合させてコネクタを回転することによりフィルタを締め付けるように構成し 、前記コネクタの回転工具係合側端部と前記ブラケット本体との締結当接面間に 、前記ブラケット本体をフィルタに圧接してフィルタが回転するのを防止する回 り止め用のスプリングワッシャを介装した。
【0006】
【作用】
かかる構成において、フィルタをコネクタに螺合し、コネクタの回転工具取付 側端部に回転工具を取り付けてコネクタを回転させると、フィルタを容易に締め 付け固定できる。又、コネクタの回転工具取付側端部とブラケット本体との締結 当接面に、スプリングワッシャを介装したことにより、フィルタがブラケット本 体に圧接してその回り止めが行われ、フィルタとコネクタとが一体に回るのを防 止でき、フィルタとコネクタとの螺合が確実に行われる。
【0007】
【実施例】
以下、添付された図面を参照して本考案を詳述する。 図1及び図2において、スピンオン型フィルタ装置Fは、フィルタ1と、該フ ィルタ1を取り付けるブラケット2とから構成される。 前記フィルタ1の本体は底面が閉塞され、上面が開放されたフィルタケース3 と、該フィルタケース3の上面開放部に夫々設けられたフランジ板部材4及び上 壁部材5とから構成される。
【0008】 前記フランジ板部材4は環状に形成され、その外周端部がフィルタケース3上 端縁に結合される。又、フランジ板部材4の内周端部上面には環状のパッキン6 が装着されている。 前記上壁部材5は環状に形成され、その外周端部がフィルタケース3上端部内 周面に固着取付される。又、上壁部材5の内周部には下方に突出する筒部5Aが 一体成形される。この筒部5A内周面にはめねじ部5aが形成される。更に、上 壁部材5には連通孔5bが開設されている。
【0009】 かかるフィルタ1の本体内にはフィルタエレメント7が配設保持されている。 一方、ブラケット2は、ブラケット本体2Aと管状コネクタ2Bとから構成さ れる。 前記ブラケット本体2Aには燃料入口2aと燃料出口2bとが設けられている 。前記燃料入口2aは、ブラケット本体2A内壁部に形成された凹部2cを介し て前記フィルタ1本体内のフィルタエレメント7の外側空間と連通し、前記燃料 出口2bは前記管状コネクタ2B周壁に形成された連通孔2dと該コネクタ2B 中心部に形成された連通孔2eとを介して前記フィルタ1本体内のフィルタエレ メント7の内側空間と連通する。
【0010】 又、このブラケット本体2Aには、フィルタ装置Fの取付部8が形成されてい る。 前記管状コネクタ2Bは、前記ブラケット本体2Aの中心部にフィルタ装置F の軸方向に沿って貫通形成された貫通孔2fに摺接回転自由に支持される。管状 コネクタ2Bの先端部の外周面には、前記フィルタケース1の上壁部材5の筒部 5A内周面に形成されためねじ部5aにねじ嵌合されるおねじ部2gが形成され る。又、管状コネクタ2Bの上端外周部にはブラケット本体2A上端部に係止さ れるフランジ部2hが形成され、上端面には回転工具係合部としての六角ナット 形状部2iが一体成形される。
【0011】 前記管状コネクタ2Bの外周面の前記おねじ部2g上方位置には、固定金具と してのスナップリング9が装着されている。このスナップリング9はブラケット 本体2Aの下端部に係止し、管状コネクタ2Bの上動を抑止し、該管状コネクタ 2Bがブラケット本体2Aから外れないようにしている。 又、管状コネクタ2Bの回転工具係合側端部にあるフランジ部2hとブラケッ ト本体2Aの上端部との締結当接面間には、前記ブラケット本体2Aをフィルタ 1のフランジ板部材4に圧接してフィルタ1が回転するのを防止する回り止め用 のスプリングワッシャ10が介装される。
【0012】 かかる構成において、フィルタ1を管状コネクタ2Bに螺合し、即ち、上壁部 材5の筒部5A内周面に形成されためねじ部5aと管状コネクタ2Bの先端部の 外周面におねじ部2gとをねじ嵌合し、管状コネクタ2Bの六角ナット形状部2 iに回転工具を取り付けて管状コネクタ2Bを回転させると、フィルタ1を容易 に締め付け固定できる。
【0013】 又、フィルタ1をブラケット本体2Aから離脱する時には、六角ナット形状部 2iに回転工具を取り付けて管状コネクタ2Bを逆方向に回転させることにより 、前記めねじ部5aとおねじ部2gとのねじ嵌合状態を緩めれば良い。 以上のように、管状コネクタ2Bの六角ナット形状部2iに回転工具を取り付 けて管状コネクタ2Bを回転させてフィルタ1の着脱を行った際、ブラケット本 体2Aに対してフィルタ1が空回りして管状コネクタ2Bとフィルタ1とが一体 になって回転し、前記めねじ部5aとおねじ部2gとのねじ嵌合が行われない状 態が生じる虞がある。この場合、フィルタ1を手で押さえて回らないようにする 必要があり、作業性が甚だ悪くなるが、上記のように管状コネクタ2Bの回転工 具取付側端部とブラケット本体2Aとの締結当接面に、スプリングワッシャ10 を介装したことにより、フィルタ1がブラケット本体2Aに圧接してその回り止 めが行われ、フィルタ1と管状コネクタ2Bとが一体に回るのを防止できる結果 、フィルタ1と管状コネクタ2Bとの螺合が確実に行われ、フィルタ1の着脱作 業を確実かつ迅速に行うことができる。
【0014】 尚、以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこ れに限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に 添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正 が可能であるとの点に留意すべきである。
【0015】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案のスピンオン型フィルタ装置の構造によれば、フ ィルタを取り付けるブラケットを、ブラケット本体とブラケット本体に摺接回転 自由に支持される管状コネクタとで構成し、該管状コネクタの一端にフィルタを 螺着し、他端に回転工具を係合させてコネクタを回転することによりフィルタを 締め付けるように構成したから、フィルタの着脱作業性を向上でき、フィルタの 取付の信頼性も向上できる。特に、コネクタの回転工具係合側端部とブラケット 本体との締結当接面間に、前記ブラケット本体をフィルタに圧接してフィルタが 回転するのを防止する回り止め用のスプリングワッシャを介装したから、フィル タとコネクタとが一体に回るのを防止でき、フィルタとコネクタとの螺合が確実 に行われる等、フィルタの着脱作業をより確実かつ迅速に行うことができる実用 的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るスピンオン型フィルタ装置の一
実施例を示す正面断面図
【図2】 同上のフィルタ装置の平面図
【符号の説明】
F スピンオン型フィルタ装置 1 フィルタ 2 ブラケット 2A ブラケット本体 2B 管状コネクタ 2g おねじ部 2i 六角ナット形状部 5a めねじ部 10 スプリングワッシャ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンオン型フィルタ装置のフィルタを取
    り付けるブラケットを、ブラケット本体とブラケット本
    体に摺接回転自由に支持される管状コネクタとで構成
    し、該管状コネクタの一端にフィルタを螺着し、他端に
    回転工具を係合させてコネクタを回転することによりフ
    ィルタを締め付けるように構成し、前記コネクタの回転
    工具係合側端部と前記ブラケット本体との締結当接面間
    に、前記ブラケット本体をフィルタに圧接してフィルタ
    が回転するのを防止する回り止め用のスプリングワッシ
    ャを介装したことを特徴とするスピンオン型フィルタ装
    置の構造。
JP428193U 1993-02-12 1993-02-12 スピンオン型フィルタ装置の構造 Pending JPH0663112U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP428193U JPH0663112U (ja) 1993-02-12 1993-02-12 スピンオン型フィルタ装置の構造

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JP428193U JPH0663112U (ja) 1993-02-12 1993-02-12 スピンオン型フィルタ装置の構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663112U true JPH0663112U (ja) 1994-09-06

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ID=11580159

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP428193U Pending JPH0663112U (ja) 1993-02-12 1993-02-12 スピンオン型フィルタ装置の構造

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