JPH0662978A - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

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JPH0662978A
JPH0662978A JP22584992A JP22584992A JPH0662978A JP H0662978 A JPH0662978 A JP H0662978A JP 22584992 A JP22584992 A JP 22584992A JP 22584992 A JP22584992 A JP 22584992A JP H0662978 A JPH0662978 A JP H0662978A
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哲也 田中
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智彦 堀井
Kazuhiko Hotta
和彦 堀田
Masaaki Chito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩わしさを伴なわず、迅速な乾燥処理が簡単
で且つ手軽にでき、しかも、簡易な部品構成により、簡
単で且つ手軽に組付作業ができること。 【構成】 箱体6の正面8及び側面を開口して挿通自在
に設けられた所定の傾斜を有する手挿入部7の上下面部
に各々配設された吹出ノズル13に連通する上排気ダク
ト22及び下排気ダクト24からなる第1ダクト19内
に、複数段に亘ってメッシュ37を配設する。また、前
記第1ダクト19に排気側が連結された高圧空気発生部
16の吸気側と前記手挿入部7に形成された吸気口15
とを第2ダクト28で連通し、前記手挿入部7に設けら
れた入口上下側センサ32,33及び奥上下側センサ3
4,35からの手検出信号に応じて、制御回路30で前
記高圧空気発生部16の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手乾燥装置に関するも
のであり、特に、洗浄後の濡れた手を衛生的に乾燥させ
るための手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、手を衛生的な状態で保全する
には、洗浄後の処置も大切なために、洗浄により濡れた
手を直接乾燥させる手乾燥装置が用いられている。従来
のこの種の手乾燥装置に関連するものとして、特開平2
−23918号公報に掲載の技術を挙げることができ
る。
【0003】図14は上記公報に掲載の従来の手乾燥装
置を示す断面図である。図において、1は送風用の誘導
電動機、2は誘導電動機1によって回動するシロッコタ
イプの羽根、3は加熱用の電気ヒータであり、従来の手
乾燥装置は、誘導電動機1及び羽根2からなる送風手段
と、電気ヒータ3からなる加熱手段とによって構成され
ている。
【0004】この構成の手乾燥装置では、送風手段で形
成された風は電気ヒータ3で加熱されて、熱風となって
手乾燥部に誘導される。手乾燥部に濡れた手を差出し
て、熱風を当てることにより、手の水分は熱により蒸発
し、風によって飛ばされ乾燥する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の手乾燥装置では、対象が手であるために熱風の温
度が比較的低く抑えられていることもあり、乾燥処理に
時間がかかり、使用に当っては面倒さが付きまとってい
た。
【0006】そこで、本発明は、煩わしさを伴なわず、
迅速な乾燥処理が簡単で且つ手軽にできる手乾燥装置の
提供を課題とするものである。
【0007】また、従来の手乾燥装置では、高圧空気が
漏れないようにして、送風手段の電動機の電線を配線す
る必要があった。図15は従来の手乾燥装置の電動機の
電線引出部分を示す拡大断面図である。
【0008】図において、51は空気漏れを防止するた
めのシール、52は電動機を覆う電動機カバー、53は
電動機の電線、54は電線53に嵌挿されたグロメッ
ト、55はシール51を介して電動機カバー52に接続
された排気ダクト端部である。
【0009】このように、従来の手乾燥装置では、電線
53の配線が複雑になっており、しかも、電線53を配
線するために電動機カバー52の形状が複雑な形状にな
っていた。このため、部品単価が増大し、組付作業も面
倒であった。
【0010】そこで、本発明は、簡易な部品構成によ
り、簡単で且つ手軽に組付作業ができる手乾燥装置の提
供を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
手乾燥装置は、外郭をなす箱体と、前記箱体の正面及び
側面を開口して挿通自在に設けられた所定の傾斜を有す
る手挿入部と、前記手挿入部の上下面部に各々配設され
た吹出ノズルと、前記吹出ノズルに連通する上排気ダク
ト及び下排気ダクトからなる第1ダクトと、前記第1ダ
クトに排気側が連結された高圧空気を送る高圧空気発生
部と、前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形
成された吸気口とを連通する第2ダクトと、前記高圧空
気発生部の動作を制御する制御回路と、前記手挿入部に
設けられ、前記制御回路へ手検出信号を送信するセンサ
と、前記第1ダクト内に複数段に亘って配設されたメッ
シュとを具備するものである。
【0012】請求項2の発明にかかる手乾燥装置は、請
求項1と同様の箱体、手挿入部、吹出ノズル、第1ダク
ト、高圧空気発生部、第2ダクト、制御回路、センサに
加え、前記センサが取付けられる基板を、基板ホルダの
一部に一体成形された弾性を有する爪で係合して仮固定
し、前記基板ホルダを前記箱体に締付ネジを共用して本
固定するセンサ固定手段を具備するものである。
【0013】請求項3の発明にかかる手乾燥装置は、請
求項1及び請求項2と同様の箱体、手挿入部、吹出ノズ
ル、第1ダクト、高圧空気発生部、第2ダクト、制御回
路、センサに加え、前記センサが取付けられる基板を支
持する基板ホルダと前記箱体との間に挾持され、前記セ
ンサを保護するセンサ保護カバーを具備するものであ
る。
【0014】請求項4の発明にかかる手乾燥装置は、請
求項1乃至請求項3と同様の箱体、手挿入部、吹出ノズ
ル、第1ダクト、高圧空気発生部、第2ダクト、制御回
路、センサに加え、前記高圧空気発生部の電動機を覆う
電動機カバーと前記第1ダクトとの接合部に形成された
軸方向の隙間を経て、前記電動機の電線が高圧空気発生
部の外部へ延出する配線手段を具備するものである。
【0015】請求項5の発明にかかる手乾燥装置は、請
求項1乃至請求項4と同様の箱体、手挿入部、吹出ノズ
ル、第1ダクト、高圧空気発生部、第2ダクト、制御回
路、センサに加え、前記高圧空気発生部の電動機を覆う
電動機カバーと前記第1ダクトとの接合部に介装され、
内周側に帯状小突起を有する環状シールを具備するもの
である。
【0016】請求項6の発明にかかる手乾燥装置は、請
求項1乃至請求項5と同様の箱体、手挿入部、吹出ノズ
ル、第1ダクト、高圧空気発生部、第2ダクト、制御回
路、センサに加え、前記第1ダクトと高圧空気発生部の
電動機カバーとの接合部に位置し、複数のスリットを有
する排気ダクト端部を具備するものである。
【0017】請求項7の発明にかかる手乾燥装置は、請
求項1乃至請求項6と同様の箱体、手挿入部、吹出ノズ
ル、高圧空気発生部、第2ダクト、制御回路、センサに
加え、前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排
気ダクトからなる蛇腹形状の第1ダクトを具備するもの
である。
【0018】請求項8の発明にかかる手乾燥装置は、請
求項1乃至請求項7と同様の箱体、手挿入部、吹出ノズ
ル、高圧空気発生部、第2ダクト、請求項1乃至請求項
6と同様の第1ダクトに加え、前記手挿入部の上部吸気
口の手前に設けられ、前記下面部の吹出ノズルからの風
を吸気口に導く防風板を具備するものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明の手乾燥装置においては、箱体
の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられた所定の
傾斜を有する手挿入部の上下面部に各々配設された吹出
ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダクトからな
る第1ダクト内に、複数段に亘ってメッシュを配設した
ものであるから、第1ダクト内の空気の流れが整流で
き、手乾燥装置本体の騒音が低下する。
【0020】請求項2の発明の手乾燥装置においては、
手挿入部に設けられ、第1ダクトに高圧空気を送る高圧
空気発生部の動作を制御する制御回路へ手検出信号を送
信するセンサが取付けられる基板を、基板ホルダの一部
に一体成形された弾性を有する爪で係合して仮固定し、
前記基板ホルダを前記箱体に締付ネジを共用して本固定
するものであるから、センサが取付けられる基板及び基
板ホルダを固定するための部品が削減でき、しかも、セ
ンサの基板及び基板ホルダの固定作業が容易になる。
【0021】請求項3の発明の手乾燥装置においては、
センサが取付けられる基板を支持する基板ホルダと前記
箱体との間に、前記センサを保護するセンサ保護カバー
を挾持するものであるから、センサ保護カバー固定用の
部品が不要になる。
【0022】請求項4の発明の手乾燥装置においては、
高圧空気発生部の電動機を覆う電動機カバーと前記第1
ダクトとの接合部に形成された軸方向の隙間を経て、前
記電動機の電線が高圧空気発生部の外部へ延出するもの
であるから、電線の配線作業が容易になり、電動機カバ
ーの部品形状も簡易になる。
【0023】請求項5の発明の手乾燥装置においては、
高圧空気発生部の電動機を覆う電動機カバーと前記第1
ダクトとの接合部に、内周側に帯状小突起を有する環状
シールを介装するものであるから、シールが当接対象物
に対して馴染み易く、シール性が高まる。
【0024】請求項6の発明の手乾燥装置においては、
第1ダクトと高圧空気発生部の電動機カバーとの接合部
に複数のスリットを有する排気ダクト端部を位置させた
ものであるから、第1ダクトの排気ダクト端部が柔軟性
に富み、第1ダクトと電動機カバーとの接合部の誤差を
吸収でき、第1ダクトと電動機カバーとの接合が簡単に
なる。
【0025】請求項7の発明の手乾燥装置においては、
吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダクトか
らなる第1ダクトを蛇腹形状としたものであるから、第
1ダクトの取付方向の自由度が増し、第1ダクトの配管
が簡単になる。
【0026】請求項8の発明の手乾燥装置においては、
手挿入部の上部吸気口の手前に下面部の吹出ノズルから
の風を吸気口に導く防風板を設けたものであるから、吹
出ノズルから吹出した風は使用者に当らない。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
図1は本発明の一実施例である手乾燥装置を示す側断面
図である。図において、5は全組立体を意味する手乾燥
装置本体、6は手乾燥装置本体5の外郭をなす箱体、7
はこの箱体6の正面8及び側面を開口して挿通自在に設
けられた手挿入部であり、下部方向へ傾斜を有して略U
字状を呈している。なお、この手挿入部7の内壁には撥
水性塗料が塗布されており、水滴が付着するのを低減
し、汚れを防止している。10は手挿入部7の奥の底部
に設けられた排水口、11は排水口10に接続されたホ
ース、12はヒータ(図示せず)が内設されたドレン溜
りである。13は手挿入部7の入口の上下部に設けられ
た吹出ノズルであり、手挿入部7に挿入した手(図示せ
ず)を擦り合わせることなく、手に付いた水滴を手の表
裏から排除できるように、手の甲側と掌側の双方に風を
同時に当て、且つ、入口から奥への圧力勾配を形成する
ような傾斜を有して設けられている。そして、手乾燥時
間を短くするために、風速や吹出ノズル13の間隔等が
考慮されている。14は吹出ノズル13に穿設された複
数のノズル孔であり、圧力損失を抑制するために吹出ノ
ズル13の壁面に略直角、即ち、風の流れと略平行にな
るように穿設され、且つ、略直線的に並べられている。
そして、このノズル孔14と風速とは所定の関係があ
る。15は手挿入部7の入口上部と奥上部に配設された
吸気口であり、水滴が侵入しない位置に配設されてい
る。
【0028】16は高圧の空気を発生する高圧空気発生
部、17は高圧空気発生部16に内蔵されたDCブラシ
レスモータである。この高圧空気発生部16は、DCブ
ラシレスモータ17と、DCブラシレスモータ17を駆
動させるための駆動回路(図示せず)と、DCブラシレ
スモータ17によって回転するターボファン(図示せ
ず)とによって構成されているとともに、この高圧空気
発生部16は吹出ノズル13から50m/s〜150m
/sの風速の風が吹出すように構成されており、複数個
並設されている。
【0029】19は高圧空気を供給する第1ダクトであ
り、吹出ノズル13から高圧空気発生部16の排気側で
あるDCブラシレスモータ17側に連設されている。2
1は吹出ノズル13のうちの上吹出ノズル、22は上吹
出ノズル21に接続された上排気ダクト、23は同じく
吹出ノズル13のうちの下吹出ノズル、24は下吹出ノ
ズル23に接続された下排気ダクトであり、この上排気
ダクト22と下排気ダクト24とで第1ダクト19が構
成されている。28は吸気口15と高圧空気発生部16
の吸気側29とを繋ぐ第2ダクトである。
【0030】30は後述するセンサからの検出信号によ
って高圧空気発生部16の運転を制御する制御回路であ
り、水が入らないように箱体6内の上部に配設されてい
る。32は手挿入部7の下部の壁面に配設された入口下
側センサ、33は同じく手挿入部7の上部の壁面に配設
された入口上側センサ、34は手挿入部7の下部の壁面
に配設された奥下側センサ、35は手挿入部7の上部の
壁面に配設された奥上側センサであり、各々10cm〜1
5cmの間隔で配設されている。
【0031】なお、この入口上下側センサ32,33及
び奥上下側センサ34,35、制御回路30、高圧空気
発生部16の関係は、奥上下側センサ34,35を結ぶ
位置まで手が挿入されると、手検出信号が制御回路30
に送られ、高圧空気発生部16が始動する。一方、入口
上下側センサ32,33の手検出がないとき、即ち、手
が入口上下側センサ32,33から外側へ出たときは、
高圧空気発生部16が停止する。さらに、各センサ32
〜35への塵芥付着による誤動作等を防止するために、
一定時間以上連続して運転をした場合は、自動で停止す
るようなタイマ(図示せず)が組込まれている。36は
各吸気口15に装着されたフィルタであり、ペーパー或
いはハンカチ等が誤って吸込まれるのを防止している。
37は高圧空気発生部16で発生した乱流状態の高圧空
気を整流するメッシュであり、第1ダクト19内に配設
されている。60は手挿入部7の上部の吸気口15の手
前に配設された防風板である。
【0032】この構成の手乾燥装置では、手挿入部7へ
濡れた手を挿入し、その手が奥上下側センサ34,35
の位置までくると、制御回路30へ手検出信号が送ら
れ、高圧空気発生部16のDCブラシレスモータ17が
始動し、ターボファン(図示せず)が回転する。そし
て、吸気口15から吸込まれた空気は、第2ダクト28
を通り吸気側29を経て高圧空気発生部16で高圧にな
り、この高圧空気は高圧空気発生部16の排気側から第
1ダクト19内を流れ、上吹出ノズル21及び下吹出ノ
ズル23から所定の傾斜で手の甲側と掌側の双方に同時
に吹出され、手の水滴は前方へ飛ばされる。この水滴
は、排水口10からホース11を介してドレン溜り12
へ流込み、ヒータ(図示せず)によって気化させる。一
方、吹出ノズル13から出た空気は各吸気口15から再
び吸気され、第2ダクト28を介して高圧空気発生部1
6の吸気側29へ流れ、高圧空気発生部16の排気側へ
と進み、箱体6内を循環する。手挿入部7内に吸気口1
5が有ることにより、手挿入部7内の入口近傍での圧力
が低下し、風が逆流しないとともに、吹出ノズル13か
ら吹出す風速が弱まることもない。こうして、約5秒程
で手は乾燥する。この後、手挿入部7から手を抜くと、
入口上下側センサ32,33の検出信号がなくなり、制
御回路30及びタイマ(図示せず)を介して高圧空気発
生部16は一定時間後に停止する。
【0033】このように、本実施例の手乾燥装置は、外
郭をなす箱体6と、前記箱体6の正面8及び側面を開口
して挿通自在に設けられた所定の傾斜を有する手挿入部
7と、前記手挿入部7の上下面部に各々配設された上吹
出ノズル21及び下吹出ノズル23からなる吹出ノズル
13と、前記吹出ノズル13に連通する上排気ダクト2
2及び下排気ダクト24からなる第1ダクト19と、前
記第1ダクト19に排気側が連結され、高圧空気を送る
高圧空気発生部16と、前記高圧空気発生部16の吸気
側29と前記手挿入部7に形成された吸気口15とを連
通する第2ダクト28と、前記高圧空気発生部16の動
作を制御する制御回路30と、前記手挿入部7に設けら
れ、前記制御回路30へ手検出信号を送信する入口上下
側センサ32,33及び奥上下側センサ34,35とを
備えている。
【0034】したがって、手挿入部7に濡れた手を入れ
るだけで、空気が高速で循環し、極めて短時間で手が乾
燥する。また、乾燥後、手を手挿入部7から出すことに
より、高圧空気発生部16の運転が自動的に停止する。
この結果、煩わしさを伴なわず、迅速な乾燥処理が簡単
で且つ手軽にできる。
【0035】ここで、本実施例の手乾燥装置に使用され
ているメッシュ37について説明する。図2は本発明の
一実施例である手乾燥装置のメッシュ配設部分を示す拡
大断面図である。図において、37a〜37cは第1ダ
クト19内に各々配設されたメッシュであり、本実施例
では三段に亘って配設されている。高圧空気発生部16
から排出される圧縮空気は乱流であるが、このメッシュ
37a〜37cを通過することにより整流される。
【0036】このように、本実施例の手乾燥装置では、
箱体6の正面8及び側面を開口して挿通自在に設けられ
た所定の傾斜を有する手挿入部7の上下面部に各々配設
された上吹出ノズル21及び下吹出ノズル23の各吹出
ノズル13に連通する上排気ダクト22及び下排気ダク
ト24からなる第1ダクト19内に、複数段に亘ってメ
ッシュ37a〜37cが配設されている。したがって、
第1ダクト19内の空気の流れが整流でき、手乾燥装置
本体5の騒音が約3dB程低下する。この結果、乾燥効
率が向上し、静寂な装置となる。
【0037】次に、入口上下側センサ32,33及び奥
上下側センサ34,35の各センサの取付部分について
詳細に説明する。図3は本発明の一実施例である手乾燥
装置のセンサ取付部分を斜め裏側から見た状態を示す斜
視図、図4は図3のセンサ取付部分のA−A断面を示す
断面図、図5は図3のセンサ取付部分のB−B断面を示
す断面図である。図において、41は各センサが取付け
られた基板、42は基板41を保持する基板ホルダ、4
3は基板ホルダ42に一体成形された所定の弾性を有す
る爪、44は基板41及び基板ホルダ42を手乾燥装置
本体5に固着するネジ、45はセンサ脚部、46はセン
サに手等が直接触れないようにするセンサ保護カバー、
47は基板ホルダ42に形成された突起部である。この
基板41と基板ホルダ42を手乾燥装置本体5に組付け
るには、まず、センサを取付けた基板41を基板ホルダ
42の爪43と突起部47との間に挾込んで仮固定す
る。そして、その後にネジ44を締付けて最終的に固定
する。
【0038】このように、本実施例の手乾燥装置では、
第1ダクト19に高圧空気を送る高圧空気発生部16の
動作を制御する制御回路30へ手検出信号を送信するセ
ンサが取付けられる基板41を、基板ホルダ42の一部
に一体成形された弾性を有する爪43で係合して仮固定
し、前記基板ホルダ42を手乾燥装置本体5に締付ネジ
44を共用して本固定するものである。したがって、セ
ンサが取付けられる基板41及び基板ホルダ42を固定
するための部品が削減でき、しかも、センサの基板41
及び基板ホルダ42の固定作業が容易になる。この結
果、部品点数が削減でき、作業効率が向上する。
【0039】また、センサ保護カバー46が基板ホルダ
42と手乾燥装置本体5との間に挾持されており、前記
ネジ44を締付けるこにより、このセンサ保護カバー4
6も同時に固定される。このように、本実施例の手乾燥
装置は、センサが取付けられる基板41を支持する基板
ホルダ42と手乾燥装置本体5との間に、前記センサを
保護するセンサ保護カバー46が挾持されて固定され
る。したがって、センサ保護カバー46固定用の部品が
不要になるので、部品点数が削減できる。
【0040】続いて、高圧空気発生部16の電動機の電
線引出部分、電動機カバー52と第1ダクト19との接
続部について説明する。図6は本発明の一実施例である
手乾燥装置の電動機の電線引出部分を示す拡大断面図、
図7は図6の電動機の電線引出部分のC−C断面を示す
断面図である。図中、上記従来例と同一符号及び記号は
上記従来例の構成部分と同一または相当する構成部分を
示す。図において、56は電動機カバー52と第1ダク
ト19との接続部を締付ける締付バンドである。図のよ
うに、本実施例では、高圧空気発生部16の電動機を覆
う電動機カバー52と前記第1ダクト19との接合部に
形成された軸方向の隙間を経て、前記電動機の電線53
がグロメット54を介して高圧空気発生部16の外部へ
延出する。したがって、従来のように、径方向に電線5
3を延出する方式に比べ、電線53の引回しが容易にな
るので、電線53の配線作業が容易になり、電動機カバ
ー52の部品形状も簡易になる。このため、部品単価が
減少し、組付作業も簡単になる。
【0041】また、電動機カバー52と第1ダクト19
はシール51を介して接合されている。そこで、このシ
ール51について述べる。図8は本発明の一実施例であ
る手乾燥装置の環状シールの一例を示す拡大説明図、図
9は本発明の一実施例である手乾燥装置の環状シールの
他の例を示す拡大説明図である。図において、51a〜
51cはシール51に沿って形成された帯状小突起であ
り、図8のシール51は一方の面に帯状小突起51a,
51bが形成されており、図9のシール51は図8のシ
ール51の反対の面にも帯状小突起51cが形成されて
いる。このような環状のシール51を高圧空気発生部1
6の電動機を覆う電動機カバー52と前記第1ダクト1
9との接合部に介在させることにより、帯状小突起51
a〜51cの弾性は他の一般部の弾性に比べて低くな
り、シール51が当接対象物に対して馴染み易くなるの
で、シール性が高まる。したがって、効率のよい送風が
実現でき、高効率化を促進できる。
【0042】さらに、第1ダクト19の排気ダクト端部
55は図10及び図11のようになっている。図10は
本発明の一実施例である手乾燥装置の排気ダクト端部を
示す拡大側面図、図11は図10の排気ダクト端部を下
方から見た状態を示す平面図である。図において、57
は排気ダクト端部55に複数形成されたスリットであ
る。通常、第1ダクト19は鈑金、若くは、合成樹脂成
形によって作られるが、この排気ダクト端部55が硬い
と、組立時に自由度がなく、組立てが困難になる。そこ
で、これを防止するためにスリット57を複数入れてい
る。このように、第1ダクト19と高圧空気発生部16
の電動機カバー52との接合部の排気ダクト端部55に
適宜複数のスリット57を形成すれば、締付バンド56
で締付けた場合にも、排気ダクト端部55の変形が容易
になる。したがって、第1ダクト19の排気ダクト端部
55が柔軟性に富み、第1ダクト19と電動機カバー5
2との接合部の誤差を吸収でき、第1ダクト19と電動
機カバー52との接合が簡単になるので、組付作業が容
易になる。
【0043】ところで、第1ダクト19の自由度を更に
増大させるために、図12のような形状にしてもよい。
図12は本発明の一実施例である手乾燥装置の蛇腹状の
排気ダクトを示す断面図である。図において、58は蛇
腹ダクトであり、吹出ノズル13に連通する上排気ダク
ト22及び下排気ダクト24からなる第1ダクト19を
蛇腹形状としたものである。この蛇腹ダクト58を第1
ダクト19に採用すれば、第1ダクト19の取付方向の
自由度が一段と増し、第1ダクト19の配管が簡単にな
る。この結果、組付作業が容易になる。
【0044】上記の他、本実施例の手乾燥装置の手挿入
部7には、防風板60が形成されている。図13は本発
明の一実施例である手乾燥装置の手挿入部内の風の流れ
を示す断面図である。図1及び図13のように、本実施
例では、手挿入部7の上部に位置する吸気口15の手前
に、手挿入部7の下面部の吹出ノズル13からの風を吸
気口15に導く防風板60が設けられている。そして、
この手乾燥装置では、手挿入部7内の所定の位置まで手
を挿入することにより、手挿入部7の上面部の吹出ノズ
ル13からは矢印aのような高速の風が吹出すととも
に、手挿入部7の下面部の吹出ノズル13からも矢印b
のような高速の風が吹出す。上面部の吹出ノズル13か
ら吹出された風は、矢印a´のように手挿入部7内に沿
って流れ、手挿入部7の奥部の吸気口15に吸込まれ
る。また、下面部の吹出ノズル13から吹出された風
は、防風板60によって、手挿入部7の上面の吸気口1
5に導かれ、矢印b´のように、吸気口15へ吸込まれ
る。つまり、防風板60によって、下面部の吹出ノズル
13から吹出された風は、点線矢印cのようには流れ
ず、使用者に向って吹出されない。このように、手挿入
部7の上部吸気口15の手前に、下面部の吹出ノズル1
3からの風を吸気口15に導く防風板60を設けたこと
により、吹出ノズル13から吹出した風は使用者の顔等
に当らないので、使い勝手のよい手乾燥装置となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
手乾燥装置は、箱体と、手挿入部と、吹出ノズルと、第
1ダクトと、高圧空気発生部と、第2ダクトと、制御回
路と、センサと、メッシュとを備え、手挿入部の上下面
部に各々配設された吹出ノズルに連通する上排気ダクト
及び下排気ダクトからなる第1ダクト内に、複数段に亘
ってメッシュを配設したことにより、第1ダクト内の空
気の流れが整流でき、手乾燥装置本体の騒音が低下する
ので、乾燥効率が向上し、静寂な装置となる。
【0046】請求項2の発明の手乾燥装置は、箱体と、
手挿入部と、吹出ノズルと、第1ダクトと、高圧空気発
生部と、第2ダクトと、制御回路と、センサと、センサ
固定手段とを備え、手挿入部に設けられ、第1ダクトに
高圧空気を送る高圧空気発生部の動作を制御する制御回
路へ手検出信号を送信するセンサが取付けられる基板
を、基板ホルダの一部に一体成形された弾性を有する爪
で係合して仮固定し、前記基板ホルダを前記箱体に締付
ネジを共用して本固定することにより、センサの基板及
び基板ホルダを固定するための部品が削減でき、しか
も、センサの基板及び基板ホルダの固定作業が容易にな
るので、部品点数が削減でき、作業効率が向上する。
【0047】請求項3の発明の手乾燥装置は、箱体と、
手挿入部と、吹出ノズルと、第1ダクトと、高圧空気発
生部と、第2ダクトと、制御回路と、センサと、センサ
保護カバーとを備え、センサが取付けられる基板を支持
する基板ホルダと前記箱体との間で、前記センサを保護
するセンサ保護カバーを挾持することにより、センサ保
護カバー固定用の部品が不要になるので、部品点数が削
減できる。
【0048】請求項4の発明の手乾燥装置は、箱体と、
手挿入部と、吹出ノズルと、第1ダクトと、高圧空気発
生部と、第2ダクトと、制御回路と、センサと、配線手
段とを備え、高圧空気発生部の電動機を覆う電動機カバ
ーと第1ダクトとの接合部に形成された軸方向の隙間を
経て、前記電動機の電線が高圧空気発生部の外部へ延出
することにより、電線の配線作業が容易になり、電動機
カバーの部品形状も簡易になるので、部品単価が減少
し、組付作業も簡単になる。
【0049】請求項5の発明の手乾燥装置は、箱体と、
手挿入部と、吹出ノズルと、第1ダクトと、高圧空気発
生部と、第2ダクトと、制御回路と、センサと、シール
とを備え、高圧空気発生部の電動機を覆う電動機カバー
と第1ダクトとの接合部に、内周側に帯状小突起を有す
る環状シールを介装することにより、シールが当接対象
物に対して馴染み易く、シール性が高まるので、効率の
よい送風が実現でき、高効率化を促進できる。
【0050】請求項6の発明の手乾燥装置は、箱体と、
手挿入部と、吹出ノズルと、第1ダクトと、高圧空気発
生部と、第2ダクトと、制御回路と、センサと、排気ダ
クト端部とを備え、第1ダクトと高圧空気発生部の電動
機カバーとの接合部に複数のスリットを有する排気ダク
ト端部を位置させたことにより、第1ダクトの排気ダク
ト端部が柔軟性に富み、第1ダクトと電動機カバーとの
接合部の誤差を吸収でき、第1ダクトと電動機カバーと
の接合が簡単になるので、組付作業が容易になる。
【0051】請求項7の発明の手乾燥装置は、箱体と、
手挿入部と、吹出ノズルと、第1ダクトと、高圧空気発
生部と、第2ダクトと、制御回路と、センサとを備え、
吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダクトか
らなる第1ダクトを蛇腹形状にしたことにより、第1ダ
クトの取付方向の自由度が増し、第1ダクトの配管が簡
単になるので、組付作業が容易になる。
【0052】請求項8の発明の手乾燥装置は、箱体と、
手挿入部と、吹出ノズルと、第1ダクトと、高圧空気発
生部と、第2ダクトとを備え、手挿入部の上部吸気口の
手前に下面部の吹出ノズルからの風を吸気口に導く防風
板を設けたことにより、吹出ノズルから吹出した風は使
用者に当らないので、使い勝手のよい手乾燥装置とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である手乾燥装置を示
す側断面図である。
【図2】図2は本発明の一実施例である手乾燥装置のメ
ッシュ配設部分を示す拡大断面図である。
【図3】図3は本発明の一実施例である手乾燥装置のセ
ンサ取付部分を斜め裏側から見た状態を示す斜視図であ
る。
【図4】図4は図3のセンサ取付部分のA−A断面を示
す断面図である。
【図5】図5は図3のセンサ取付部分のB−B断面を示
す断面図である。
【図6】図6は本発明の一実施例である手乾燥装置の電
動機の電線引出部分を示す拡大断面図である。
【図7】図7は図6の電動機の電線引出部分のC−C断
面を示す断面図である。
【図8】図8は本発明の一実施例である手乾燥装置の環
状シールの一例を示す拡大説明図である。
【図9】図9は本発明の一実施例である手乾燥装置の環
状シールの他の例を示す拡大説明図である。
【図10】図10は本発明の一実施例である手乾燥装置
の排気ダクト端部を示す拡大側面図である。
【図11】図11は図10の排気ダクト端部を下方から
見た状態を示す平面図である。
【図12】図12は本発明の一実施例である手乾燥装置
の蛇腹状の排気ダクトを示す断面図である。
【図13】図13は本発明の一実施例である手乾燥装置
の手挿入部内の風の流れを示す断面図である。
【図14】図14は従来の手乾燥装置を示す断面図であ
る。
【図15】図15は従来の手乾燥装置の電動機の電線引
出部分を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
5 手乾燥装置本体 6 箱体 7 手挿入部 13 吹出ノズル 15 吸気口 16 高圧空気発生部 17 DCブラシレスモータ 19 第1ダクト 22 上排気ダクト 24 下排気ダクト 28 第2ダクト 30 制御回路 32 入口下側センサ 33 入口上側センサ 34 奥下側センサ 35 奥上側センサ 36 フィルタ 37,37a〜37c メッシュ 41 基板 42 基板ホルダ 43 爪 44 ネジ 46 センサ保護カバー 51 シール 51a〜51c 帯状小突起 52 電動機カバー 53 電線 54 グロメット 55 排気ダクト端部 56 締付バンド 57 スリット 58 蛇腹ダクト 60 防風板
フロントページの続き (72)発明者 堀田 和彦 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 千藤 正明 岐阜県中津川市手賀野字下巾3番40号 三 菱電機エンジニアリング株式会社名古屋事 業所中津川支所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭をなす箱体と、 前記箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられ
    た所定の傾斜を有する手挿入部と、 前記手挿入部の上下面部に各々配設された吹出ノズル
    と、 前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダク
    トからなる第1ダクトと、 前記第1ダクトに排気側が連結された高圧空気を送る高
    圧空気発生部と、 前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形成され
    た吸気口とを連通する第2ダクトと、 前記高圧空気発生部の動作を制御する制御回路と、 前記手挿入部に設けられ、前記制御回路へ手検出信号を
    送信するセンサと、 前記第1ダクト内に複数段に亘って配設されたメッシュ
    とを具備することを特徴とする手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 外郭をなす箱体と、 前記箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられ
    た所定の傾斜を有する手挿入部と、 前記手挿入部の上下面部に各々配設された吹出ノズル
    と、 前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダク
    トからなる第1ダクトと、 前記第1ダクトに排気側が連結された高圧空気を送る高
    圧空気発生部と、 前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形成され
    た吸気口とを連通する第2ダクトと、 前記高圧空気発生部の動作を制御する制御回路と、 前記手挿入部に設けられ、前記制御回路へ手検出信号を
    送信するセンサと、 前記センサが取付けられる基板を、基板ホルダの一部に
    一体成形された弾性を有する爪で係合して仮固定し、前
    記基板ホルダを前記箱体に締付ネジを共用して本固定す
    るセンサ固定手段とを具備することを特徴とする手乾燥
    装置。
  3. 【請求項3】 外郭をなす箱体と、 前記箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられ
    た所定の傾斜を有する手挿入部と、 前記手挿入部の上下面部に各々配設された吹出ノズル
    と、 前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダク
    トからなる第1ダクトと、 前記第1ダクトに排気側が連結された高圧空気を送る高
    圧空気発生部と、 前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形成され
    た吸気口とを連通する第2ダクトと、 前記高圧空気発生部の動作を制御する制御回路と、 前記手挿入部に設けられ、前記制御回路へ手検出信号を
    送信するセンサと、 前記センサが取付けられる基板を支持する基板ホルダと
    前記箱体との間に挾持され、前記センサを保護するセン
    サ保護カバーとを具備することを特徴とする手乾燥装
    置。
  4. 【請求項4】 外郭をなす箱体と、 前記箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられ
    た所定の傾斜を有する手挿入部と、 前記手挿入部の上下面部に各々配設された吹出ノズル
    と、 前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダク
    トからなる第1ダクトと、 前記第1ダクトに排気側が連結された高圧空気を送る高
    圧空気発生部と、 前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形成され
    た吸気口とを連通する第2ダクトと、 前記高圧空気発生部の動作を制御する制御回路と、 前記手挿入部に設けられ、前記制御回路へ手検出信号を
    送信するセンサと、 前記高圧空気発生部の電動機を覆う電動機カバーと前記
    第1ダクトとの接合部に形成された軸方向の隙間を経
    て、前記電動機の電線が高圧空気発生部の外部へ延出す
    る配線手段とを具備することを特徴とする手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 外郭をなす箱体と、 前記箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられ
    た所定の傾斜を有する手挿入部と、 前記手挿入部の上下面部に各々配設された吹出ノズル
    と、 前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダク
    トからなる第1ダクトと、 前記第1ダクトに排気側が連結された高圧空気を送る高
    圧空気発生部と、 前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形成され
    た吸気口とを連通する第2ダクトと、 前記高圧空気発生部の動作を制御する制御回路と、 前記手挿入部に設けられ、前記制御回路へ手検出信号を
    送信するセンサと、 前記高圧空気発生部の電動機を覆う電動機カバーと前記
    第1ダクトとの接合部に介装され、内周側に帯状小突起
    を有する環状シールとを具備することを特徴とする手乾
    燥装置。
  6. 【請求項6】 外郭をなす箱体と、 前記箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられ
    た所定の傾斜を有する手挿入部と、 前記手挿入部の上下面部に各々配設された吹出ノズル
    と、 前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダク
    トからなる第1ダクトと、 前記第1ダクトに排気側が連結された高圧空気を送る高
    圧空気発生部と、 前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形成され
    た吸気口とを連通する第2ダクトと、 前記高圧空気発生部の動作を制御する制御回路と、 前記手挿入部に設けられ、前記制御回路へ手検出信号を
    送信するセンサと、 前記第1ダクトと高圧空気発生部の電動機カバーとの接
    合部に位置し、複数のスリットを有する排気ダクト端部
    とを具備することを特徴とする手乾燥装置。
  7. 【請求項7】 外郭をなす箱体と、 前記箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられ
    た所定の傾斜を有する手挿入部と、 前記手挿入部の上下面部に各々配設された吹出ノズル
    と、 前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダク
    トからなる蛇腹形状の第1ダクトと、 前記第1ダクトに排気側が連結された高圧空気を送る高
    圧空気発生部と、 前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形成され
    た吸気口とを連通する第2ダクトと、 前記高圧空気発生部の動作を制御する制御回路と、 前記手挿入部に設けられ、前記制御回路へ手検出信号を
    送信するセンサとを具備することを特徴とする手乾燥装
    置。
  8. 【請求項8】 外郭をなす箱体と、 前記箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられ
    た所定の傾斜を有する手挿入部と、 前記手挿入部の上下面部に各々配設された吹出ノズル
    と、 前記吹出ノズルに連通する上排気ダクト及び下排気ダク
    トからなる第1ダクトと、 前記第1ダクトに排気側が連結された高圧空気を送る高
    圧空気発生部と、 前記高圧空気発生部の吸気側と前記手挿入部に形成され
    た吸気口とを連通する第2ダクトと、 前記手挿入部の上部吸気口の手前に設けられ、前記下面
    部の吹出ノズルからの風を吸気口に導く防風板とを具備
    することを特徴とする手乾燥装置。
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DE4339584A1 (de) * 1993-11-20 1995-05-24 Thomas Dr Hertel Verfahren und Vorrichtung zur gesteuerten reversiblen Beladung einer Meßzelle mit Mikroorganismen
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