JP2001252217A - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

Info

Publication number
JP2001252217A
JP2001252217A JP2001047872A JP2001047872A JP2001252217A JP 2001252217 A JP2001252217 A JP 2001252217A JP 2001047872 A JP2001047872 A JP 2001047872A JP 2001047872 A JP2001047872 A JP 2001047872A JP 2001252217 A JP2001252217 A JP 2001252217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
nozzle
blowing
suction port
hot air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001047872A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kato
務 加藤
Kazuo Ogino
和郎 荻野
Jiro Yuzuta
二郎 柚田
Yukihisa Hasegawa
幸久 長谷川
Takao Takeyama
隆雄 竹山
Naoki Yoneda
直樹 米田
Tadashi Ogawa
正 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP2001047872A priority Critical patent/JP2001252217A/ja
Publication of JP2001252217A publication Critical patent/JP2001252217A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風経路内を簡単な構成とし圧力漏れを防止
するシール部の面積を減少させるとともに、製品全体の
大きさを小さくすることができ、また空気漏れ防止のた
めの部品点数および組立工数を減少させることによりコ
ストを低減することができ、また送風装置から発生する
耳障りな音を遮音および消音することで使用者への不快
感をなくすことができることを目的とする。 【解決手段】 本体内部に設けた送風装置および発熱体
からなる温風発生手段と、この温風発生手段からの温風
を送出する吹出ノズルを有し、前記温風発生手段を内装
し、吹出ノズルと一体化した高圧シールユニットを有す
るものであり、送風装置と吹出ノズルが近接している場
合には、密閉空間の体積を小さくすることができ、密閉
に必要なシール部材も最小限に抑えることができ、また
製品全体の大きさも小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面所やトイレ等
にて手を洗い、濡れた手を温風にて乾燥させる手乾燥装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手乾燥装置は図14に記
載されたものが知られている。
【0003】図に示すように、壁面に固定された本体1
01は、フロントケース102および下部に突設した水
受け皿103で構成されており、フロントケース102
と水受け皿103の間に乾燥空間102aが形成され
る。フロントケース102内には送風装置104、発熱
手段105および制御手段108が設けられており、フ
ロントケース102の下端部には送風吹出ノズル106
を乾燥空間102aに向けて、水受け皿103に向けて
送風するように設置されている。また送風吹出ノズル1
06の近傍には乾燥空間102a内に差し出した手を検
知する検知手段110が設けられ、前記制御手段108
は検知手段110の検知信号を受けて送風装置104お
よび発熱手段105を駆動制御している。また、水受け
皿103の前部および左右側部には突出壁107を形成
している。
【0004】上記構成において濡れた手を乾燥空間10
2aに挿入すると、検知手段110により検知され、送
風装置104および発熱手段105により温風が形成さ
れて吹出ノズル106より送風される。このとき差し出
した手に温風が当たり、手を乾燥させる。手を引っ込め
ると検知手段110の検出がなくなるので、送風装置1
04および発熱手段105は停止する。
【0005】また、手から離れた水滴は水受け皿103
に集められるが、送風吹出ノズル106の送風により飛
散しやすくなるため、水受け皿103の前部および側部
の突出壁107により周囲への飛散を防止するものであ
った。
【0006】また、送風装置104を固定する固定カバ
ー111と、送風吹出ノズル106と、吸込空間112
と送風装置104を分離する分離カバー113によって
送風装置104を密閉し、全ての部品を接続する送風経
路において大気圧よりも上昇させた高静圧状態を構成す
るものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の手乾
燥装置では、送風装置と吹出ノズルの設置関係により、
製品全体の大きさが大きくなるという課題があり、製品
全体の大きさを小さくすることが要求されている。
【0008】また、送風装置と吹出ノズルの設置関係に
より圧力損失が上昇しやすいという課題があり、本体内
の圧力損失を減少することが要求されている。
【0009】また、乾燥時間が長くかかり、快適性が悪
いという課題があり、乾燥室内の循環風を作成し手を乾
燥させるということが要求されている。
【0010】また、乾燥時間を早くするためには風速や
風量を増加させる必要があり、そのためには送風装置周
辺から吹出ノズルまでの送風経路の空気漏れを防止し送
風経路内を大気圧よりも5〜20kPa上昇させた高静
圧状態にする必要があるが、各部材が複雑な構成となっ
ているため圧力漏れを防止するシール部材の面積が多く
必要であるという課題があり、送風経路内を簡単な構成
とし圧力漏れを防止するシール部の面積を減少させるこ
とが要求されている。
【0011】また、送風装置から発生する高静圧空気の
漏れを防止するための空気漏れ手段が多く必要であるた
め、部品点数の増加や組立工数の増加によるコスト増加
が発生するという課題があり、空気漏れ防止のための部
品点数および組立工数を減少させることによりコストを
低減することが要求されている。
【0012】また、送風手段となる電動送風機が吹出ノ
ズルの近辺に設置されるため、電動送風機から発生する
回転騒音等の高周波音が吹出ノズルの吹出孔から直接外
空間へ放出するため、耳障りな音が発生しているという
課題があり、送風手段から発生する耳障りな音を遮音お
よび消音することで、使用者への不快感をなくすことが
要求されている。
【0013】また、遮音壁および消音空間を設置するこ
とで通路面積が減少し圧力損失が増加し、吹出ノズルか
らの吹出風が低速になるという課題があり、圧力損失を
増加させず、吹出ノズルから高速風を出し、手の乾燥時
間を短時間で行えることが要求されている。
【0014】また、遮音壁および消音空間を設置するこ
とで、2分割での接合部のままであると製造コストの増
加になる課題があり、できるだけ少ない分割で、同一形
状を構成でき、空気漏れ防止のための部品点数および組
立工数を減少させることによりコストを低減することが
要求されている。
【0015】また、送風手段の吸込口からの放射音が本
体を透過して発生する騒音が発生する問題があり、送風
手段の吸込口から発生する騒音を消音することで使用者
への不快感をなくすことが要求されている。
【0016】また、送風手段の吸込口からの放射音が本
体を透過して発生する問題を解決する場合に、使用場所
での暗騒音がより低い場合には、更に低減しなければな
らない問題があり、送風手段の吸込口から発生する騒音
をさらに消音することで使用者への不快感をなくすとと
もに周辺への騒音発生を防ぐことが要求されている。
【0017】また、送風手段の吸込口に吸音材を取り付
けていたものが剥がれた場合、送風手段に吸い込まれ、
モータがロックをして故障の原因となる問題があり、吸
込口に吸音材が吸い込まれることを防止し、モータの故
障を未然に防ぐことが要求されている。
【0018】また、送風手段の吐出口からの放射音が高
周波音となり、ノズル吹出口の吹出孔から放射される問
題があり、送風手段の吐出口からの放射音を吸音するこ
とで使用者への不快感を防止することが要求されてい
る。
【0019】また、吹出口から高速風が放出される際に
流体乱流が発生し、騒音が上昇する問題があり、吹出孔
から高速風が放出されても最小限の乱流騒音とすること
が要求されている。
【0020】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、製品全体の大きさを小さくすることがで
き、また本体内の圧力損失を減少することができ、また
乾燥室内の循環風を作成し手を乾燥させることができ、
また送風経路内を簡単な構成とし圧力漏れを防止するシ
ール部の面積を減少させることができ、また空気漏れ防
止のための部品点数および組立工数を減少させることに
よりコストを低減することができ、また送風装置から発
生する耳障りな音を遮音および消音することで、使用者
への不快感をなくすことができ、また圧力損失を増加さ
せず、吹出ノズルから高速風を出し、手の乾燥時間を短
時間で行うことができ、またできるだけ少ない分割で、
同一形状を構成でき、空気漏れ防止のための部品点数お
よび組立工数を減少させることによりコストを低減する
ことができ、また送風装置の吸込口から発生する騒音を
消音することで使用者への不快感をなくすことができ、
また送風装置の吸込口から発生する騒音をさらに消音す
ることで使用者への不快感をなくすとともに周辺への騒
音発生も防ぐことができ、また吸込口に吸音材が吸い込
まれることを防止しモータの故障を防ぐことができ、ま
た送風装置の吐出口からの放射音を吸音することで使用
者への不快感を防止することができ、吹出孔から高速風
が放出されても乱流騒音を低減することができる手乾燥
装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の手乾燥装置は、
上記目的を達成するために、本体内部に送風経路内を高
静圧状態にする送風装置および発熱体からなる温風発生
手段と、この温風発生手段からの温風を風速60〜15
0m/sで送出する吹出ノズルを前記送風装置に近接し
て設け、この吹出ノズルの開口部が存在する平面と送風
装置内の回転体の軸が平行となるものである。
【0022】本発明によれば、製品全体の大きさを小さ
くすることができる手乾燥装置が得られる。
【0023】また他の手段は、本体内部に送風経路内を
高静圧状態にする送風装置および発熱体からなる温風発
生手段と、この温風発生手段からの温風を風速60〜1
50m/sで送出する吹出ノズルを前記送風装置に近接
して設け、この吹出ノズルの開口部が存在する平面と送
風装置内の回転体の軸が平行となり、さらに開口部の長
手方向を示す直線と前記軸が平行となるものである。
【0024】そして、本発明によれば本体内の圧力損失
を減少することができる手乾燥装置が得られる。
【0025】また他の手段は、本体内部に送風経路内を
高静圧状態にする送風装置および発熱体からなる温風発
生手段と、この温風発生手段からの温風を風速60〜1
50m/sで送出する吹出ノズルを前記送風装置に近接
して設け、この吹出ノズルの開口部が存在する平面と送
風装置内の回転体の軸が平行となり、さらに前記開口部
の長手方向を示す直線と前記軸が平行となり、手乾燥室
内に温風を送出するものである。
【0026】そして、本発明によれば乾燥室内の循環風
を作成し手を乾燥させることができる手乾燥装置が得ら
れる。
【0027】また他の手段は、本体内部に送風経路内を
高静圧状態にする送風装置および発熱体からなる温風発
生手段と、この温風発生手段からの温風を風速60〜1
50m/sで送出する吹出ノズルを前記送風装置に近接
して設け、この吹出ノズルの開口部が存在する平面と送
風装置内の回転体の軸が平行となり、温風発生手段が内
装され、吹出ノズルと一体化した高圧シールユニットを
有するものである。
【0028】そして、本発明によれば送風経路内を簡単
な構成とし圧力漏れを防止するシール部の面積を減少さ
せることができる手乾燥装置が得られる。
【0029】また他の手段は、高圧シールユニットを2
分割し、分割面の接合部に凹凸部を設けたものである。
【0030】そして、本発明によれば空気漏れ防止のた
めの部品点数および組立工数を減少させることによりコ
ストを低減することができる手乾燥装置が得られる。
【0031】また他の手段は、高圧シールユニット内部
に遮音壁および消音空間を設けものである。
【0032】そして、本発明によれば送風手段から発生
する耳障りな音を遮音および消音することで使用者への
不快感をなくすことができる手乾燥装置が得られる。
【0033】また他の手段は、遮音壁の上部にR形状を
有し、かつ消音空間の通風路部の面積を送風装置の吹出
面積よりも大きくしたものである。
【0034】そして、本発明によれば圧力損失を増加さ
せず、吹出ノズルから高速風を出し、手の乾燥時間を短
時間で行うことができる手乾燥装置が得られる。
【0035】また他の手段は、高圧シールユニットを3
分割する構成とし、その構成をノズル・遮音壁部ユニッ
トと消音部ユニットと送風部ユニットとし、分割面の接
合部に凹凸部を設けたものである。
【0036】そして、本発明によればできるだけ少ない
分割で、同一形状を構成でき、空気漏れ防止のための部
品点数および組立工数を減少させることによりコストを
低減することができる手乾燥装置が得られる。
【0037】また他の手段は、送風装置の吸込口の直径
よりも大きい内径を持つ円筒型消音部を前記吸込口付近
に有するものである。
【0038】そして、本発明によれば送風装置の吸込口
から発生する騒音を消音することで使用者への不快感を
なくすことができる手乾燥装置が得られる。
【0039】また他の手段は、吸込口前方に吸込口カバ
ーを有し、少なくとも吸込口以上の通風路面積を確保す
る距離に前記吸込口カバーを設けるとともに、前記吸込
口カバーのどちらか一方の面に吸音材を貼り付けたもの
である。
【0040】そして、本発明によれば送風装置の吸込口
から発生する騒音をさらに消音することで使用者への不
快感をなくすとともに周辺への騒音発生も防ぐことがで
きる手乾燥装置が得られる。
【0041】また他の手段は、吸込口カバーの一部に複
数個の孔を設け、吸込口と反対側に吸音材を設置したも
のである。
【0042】そして、本発明によれば吸込口に吸音材が
吸い込まれることを防止し、モータの故障を未然に防ぐ
ことができる手乾燥装置が得られる。
【0043】また他の手段は、送風装置の周りに通風路
を遮らないように吸音材を貼り付けたものである。
【0044】そして、本発明によれば送風装置の吐出口
からの放射音を吸音することで使用者への不快感を防止
することができる手乾燥装置が得られる。
【0045】また他の手段は、吹出ノズルの吹出孔内周
面にR形状をつけたものである。そして、本発明によれ
ば吹出孔から高速風が放出されても最小限の乱流騒音と
することができる手乾燥装置が得られる。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明は、本体内部に設けた送風
装置および発熱体からなる温風発生手段と、この温風発
生手段からの温風を送出する吹出ノズルを有し、この吹
出ノズルの開口部が存在する平面と送風装置内の回転体
の軸が平行となるものであり、開口部の存在する平面と
回転体の軸が平行であると、送風装置と吹出ノズルを近
接させることができるという作用を有する。
【0047】また、本体内部に設けた送風装置および発
熱体からなる温風発生手段と、この温風発生手段からの
温風を送出する吹出ノズルを有し、この吹出ノズルの開
口部が存在する平面と送風装置内の回転体の軸が平行と
なり、さらに前記開口部の長手方向を示す直線と前記軸
が平行となるものであり、開口部の長手方向を示す直線
と回転体の軸が平行であると、本体内部での流体流れが
ノズル吹出方向と一致し、内部での圧力損失が上昇せ
ず、また送風装置と吹出ノズルを近接させることができ
る。
【0048】また、本体内部に設けた送風装置および発
熱体からなる温風発生手段と、この温風発生手段からの
温風を送出する吹出ノズルを有し、この吹出ノズルの開
口部が存在する平面と送風装置内の回転体の軸が平行と
なり、さらに前記開口部の長手方向を示す直線と前記軸
が平行となり、手乾燥室内に温風を送出するものであ
り、乾燥室に送風することで、乾燥室内の循環風形成を
行い、手乾燥を容易に行うことができる。
【0049】また、本体内部に設けた送風装置および発
熱体からなる温風発生手段と、この温風発生手段からの
温風を送出する吹出ノズルを有し、この吹出ノズルの開
口部が存在する平面と送風装置内の回転体の軸が平行と
なり、温風発生手段が内装され、吹出ノズルと一体化し
た高圧シールユニットを有するものであり、風速を60
〜150m/sの高速とするためには、送風装置により
静圧を5〜20kPa程度に上昇させ、吹出ノズルの吹
出孔から空気を放出する必要があり、送風装置の周辺で
は静圧を保つ必要があるため、シール部材により密閉状
態にしなければならないが、送風装置と吹出ノズルが近
接している場合には、密閉空間の体積を小さくすること
ができ、密閉に必要なシール部材も最小限に抑えること
ができる。
【0050】また、高圧シールユニットを2分割し、分
割面の接合部に凹凸部を設けたというものであり、高圧
シールユニットをできるだけ少ない分割数とすること
で、接合部の面積を抑えるとともに、シール部材を接合
部に使うことなく密閉することができる。
【0051】また、高圧シールユニット内部に遮音壁お
よび消音空間を設けたものであり、送風装置となる電動
送風機から発生する回転騒音などの高周波騒音を遮音お
よび吸音の効果により低減でき、特にノズルより高速風
に変換される前に消音することで効果を上昇させること
ができる。
【0052】また、遮音壁の上部にR形状を有し、かつ
消音空間の通風路部の面積を送風装置の吹出面積よりも
大きくしたというものであり、圧力損失が増加すること
を防ぎ、吹出ノズルから手乾燥に必要な高速風を得るこ
とができる。
【0053】また、高圧シールユニットを3分割する構
成とし、その構成をノズル・遮音壁部ユニットと消音部
ユニットと送風部ユニットとし、分割面の接合部に凹凸
部を設けたというものであり、ノズルと遮音壁を同一構
成の部品とすることで、製造方法が簡易になり、また複
雑な組立が必要でなくなるとともに、空気漏れとなる部
品の接合部を最小限にでき、接合部での圧力漏れも防止
できる。
【0054】また、送風装置の吸込口の直径よりも大き
い内径を持つ円筒型消音部を前記吸込口付近に有すると
いうものであり、送風装置から発生する送風騒音は主に
吸込口から発生するため、吸音の効果により高周波音を
低減できる。
【0055】また、吸込口前方に吸込口カバーを有し、
少なくとも吸込口以上の通風路面積を確保する距離に前
記吸込口カバーを設けるとともに、前記吸込口カバーの
どちらか一方の面に吸音材を貼り付けたというものであ
り、圧力損失が増加することを防ぎ、更に効果の高い吸
音により高周波音を低減できる。
【0056】また、吸込口カバーの一部に複数個の孔を
設け、吸込口と反対側に吸音材を設置したというもので
あり、吸音材が剥がれやすくなった場合でも、吸込口に
吸い込まれないようにできる。
【0057】また、送風装置の周りに通風路を遮らない
ように吸音材を貼り付けたというものであり、送風装置
の吹出口から発生する電動機に関する騒音を低減でき
る。
【0058】また、吹出ノズルの吹出孔内周面にR形状
をつけたというものであり、吹出孔から外空間に放出す
るときの急拡大による乱流の発生を低減でき、吹出孔か
らの高速風による乱流騒音の発生を低減できる。
【0059】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0060】
【実施例】(実施例1)図1〜図3に示すように、壁面
に固定された本体1は温風を発生するメインユニット2
と、その下部に断面形状が略C形状の乾燥室3を有し、
前記メインユニット2内には、高圧シールユニット4
と、この高圧シールユニット4内部には送風装置5と発
熱体6からなる温風発生手段7を内装し、前記高圧シー
ルユニット4と一体となり、前記乾燥室3の上部に配設
された吹出ノズル8により高速風へと変換される。前記
送風装置5の回転体の軸9は前記吹出ノズル8の開口部
10に存在する平面11と平行に設置されている。
【0061】また、前記メインユニット2内には制御手
段13を設けて、乾燥室3内に差し出された手を検知す
る検知手段14を前記吹出ノズル8の近傍に設け、前記
制御手段13は前記検知手段14の検知信号を受けて前
記送風装置5および前記発熱体6を駆動制御し、また前
記乾燥室3の下部には取り外し可能な水受け15を有し
ている。
【0062】上記構成において、送風装置5と吹出ノズ
ル8が近接して設置でき、乾燥室3に手が差し込まれる
と、検知手段14が手を検知して、その検知出力がオン
となり、制御手段13を介して送風装置5と発熱体6を
動作させ、吹出ノズル8より送出された高速風が手の表
面に当たり、付着した水滴を分離しつつ乾燥し、分離さ
れた水滴は乾燥室3内の壁面に付着し、乾燥室3下部の
水受け15まで自然に流すことができる。
【0063】なお、送風装置5は、一般的に掃除機など
に使用される電動送風機であり、ブラシ付モータによる
ものおよびブラシレスモータによるものを含み、ターボ
ファンを使用しモータの高速回転による温度上昇を冷却
しながら送出するものである。
【0064】なお、乾燥室3を取り除いた図3のメイン
ユニットのみの形式にした手乾燥装置においても、手乾
燥の効果が得られ小型化することができる。
【0065】(実施例2)図1および図2に示すよう
に、壁面に固定された本体1は温風を発生するメインユ
ニット2と、その下部に断面形状が略C形状の乾燥室3
を有し、前記メインユニット2内には、高圧シールユニ
ット4と、この高圧シールユニット4内部には送風装置
5と発熱体6からなる温風発生手段7を内装し、前記高
圧シールユニット4と一体となり、前記乾燥室3の上部
に配設された吹出ノズル8により高速風へと変換され、
前記送風装置5の回転体の軸9は前記吹出ノズル8の開
口部10に存在する平面11と平行に設置されていると
ともに、前記開口部10の長手方向を示す直線12が前
記軸9と平行となっている。
【0066】また、前記メインユニット2内には制御手
段13を設けて、乾燥室3内に差し出された手を検知す
る検知手段14を前記吹出ノズル8の近傍に設け、前記
制御手段13は前記検知手段14の検知信号を受けて前
記送風送風5および前記発熱体6を駆動制御し、また前
記乾燥室3の下部には取り外し可能な水受け15を有し
ている。
【0067】上記構成において、送風装置5と吹出ノズ
ル8が近接して設置でき、乾燥室3に手が差し込まれる
と、検知手段14が手を検知して、その検知出力がオン
となり、制御手段13を介して送風装置5と発熱体6を
動作させ、吹出ノズル8より送出された高速風が手の表
面に当たり、付着した水滴を分離しつつ乾燥し、分離さ
れた水滴は乾燥室3内の壁面に付着し、乾燥室3下部の
水受け15まで自然に流すことができる。
【0068】なお、送風装置5とは電動送風機を含み、
全般的な送風手段を表すものである。
【0069】なお、乾燥室3を取り除いた図3のメイン
ユニットのみの形式にした手乾燥装置においても、手乾
燥の効果が得られ小型化することができる。
【0070】(実施例3)図1および図2に示すよう
に、壁面に固定された本体1は温風を発生するメインユ
ニット2と、その下部に断面形状が略C形状の乾燥室3
を有し、前記メインユニット2内には、高圧シールユニ
ット4と、この高圧シールユニット4内部には送風装置
5と発熱体6からなる温風発生手段7を内装し、前記高
圧シールユニット4と一体となり、前記乾燥室3の上部
に配設された吹出ノズル8により高速風へと変換され、
前記送風装置5の回転体の軸9は前記吹出ノズル8の開
口部10に存在する平面11と平行に設置され、前記開
口部10の長手方向を示す直線12が前記軸9と平行と
なり、前記吹出ノズル8の開口部10は、乾燥室3の内
部に向けられている。
【0071】また、前記メインユニット2内には制御手
段13を設けて、乾燥室3内に差し出された手を検知す
る検知手段14を前記吹出ノズル8の近傍に設け、前記
制御手段13は前記検知手段14の検知信号を受けて前
記送風装置5および前記発熱体6を駆動制御し、また前
記乾燥室3の下部には取り外し可能な水受け15を有し
ている。
【0072】上記構成において、送風装置5と吹出ノズ
ル8が近接して設置でき、乾燥室3に手が差し込まれる
と、検知手段14が手を検知して、その検知出力がオン
となり、制御手段13を介して送風装置5と発熱体6を
動作させ、吹出ノズル8より送出された高速風が手の表
面に当たり、付着した水滴を分離しつつ乾燥し、手の周
りを循環する風の流れを形成することができ、分離され
た水滴は乾燥室3内の壁面に付着し、乾燥室3下部の水
受け15まで自然に流すことができる。
【0073】なお、送風装置5とは電動送風機を含み、
全般的な送風手段を表すものである。
【0074】(実施例4)本実施例以降においては、先
の実施例に記載したものと同一構成のものは、同一番号
を付して詳しい説明は省略する。
【0075】図1に示すように、壁面に固定された本体
1は温風を発生するメインユニット2と、その下部に断
面形状が略C形状の乾燥室3を有し、前記メインユニッ
ト2内には、高圧シールユニット4と、この高圧シール
ユニット4内部には送風装置5と発熱体6からなる温風
発生手段7を内装し、前記送風装置5により前記高圧シ
ールユニット4内の静圧を上昇させ、前記高圧シールユ
ニット4と一体となり、前記乾燥室3の上部に配設され
た吹出ノズル8により高速風へと変換され、前記送風装
置5の回転体の軸9は前記吹出ノズル8の開口部10に
存在する平面11と平行に設置されている。
【0076】また、前記メインユニット2内には制御手
段13を設けて、前記乾燥室3内に差し出された手を検
知する検知手段14を前記吹出ノズル8の近傍に設け、
前記制御手段13は前記検知手段14の検知信号を受け
て前記送風装置5および前記発熱体6を駆動制御し、ま
た前記乾燥室3の下部には取り外し可能な水受け15を
有している。
【0077】上記構成において、乾燥室3に手が差し込
まれると、検知手段14が手を検知して、その検知出力
がオンとなり、制御手段13を介して送風装置5と発熱
体6を動作させ、送風装置5から発生する高圧気流が、
高圧シールユニット4内部を5〜20kPa程度に上昇
させ、吹出ノズル8から高速風に変換されることで60
〜150m/sの風速となり送出され、吹出ノズル8よ
り送出された高速風が手の表面に当たり、付着した水滴
を分離しつつ乾燥し、分離された水滴は乾燥室3内の壁
面に付着し、乾燥室3下部の水受け15まで自然に流す
ことができる。
【0078】なお、送風装置5とは電動送風機を含み、
全般的な送風手段を表すものである。
【0079】なお、乾燥室3を取り除いた図3のメイン
ユニットのみの形式にした手乾燥装置においても、手乾
燥の効果が得られ小型化することができる。
【0080】(実施例5)本実施例以降においては、先
の実施例に記載したものと同一構成のものは、同一番号
を付して詳しい説明は省略する。
【0081】図4、図5に示すように、高圧シールユニ
ット4を2分割し、分割面の接合部17に凹凸部が設け
られている。
【0082】上記構成において、送風装置5から発生す
る高圧気流が、高圧シールユニット4内部を5〜20k
Pa程度に上昇させ、分割面での接合部17の凹凸形状
により圧力漏れが防がれ、漏れ防止用パッキングなどを
必要としない。
【0083】(実施例6)図6および図7に示すよう
に、高圧シールユニット4内部に遮音壁18および消音
空間19を設け、送風装置5には、ターボ形状をした複
数枚の羽根をもつインペラ20が含まれている。
【0084】上記構成において、送風装置5が作動する
と、20000rpm以上の高速回転でターボ形状のイ
ンペラ20が回転するため、羽根の枚数と回転数に起因
する高周波騒音が発生し、吹出ノズル8とインペラ20
が近接していることにより吹出ノズル8から放出する騒
音を防止できる。
【0085】(実施例7)図8に示すように、遮音壁2
1の上部にR形状を有し、かつ消音空間22の通風路部
の面積を送風装置5の吹出面積よりも大きくしたもので
ある。
【0086】上記構成において、送風装置5が作動して
高圧気流の空気が放出されるが、遮音壁21に衝突する
のを防ぐと同時に、通風路を通る際に生じる圧力損失も
低減できるので、効率よく吹出ノズル8から高速風に変
換され送出され、乾燥時間を短時間で行える。
【0087】(実施例8)図9、図10に示すように、
高圧シールユニット4を3分割する構成とし、その構成
をノズル・遮音壁部ユニット23と消音部ユニット24
と送風部ユニット25とし、分割面の接合部17に凹凸
部を設けたものである。
【0088】上記構成において、送風装置5から発生す
る高圧気流が、高圧シールユニット4内部を5〜20k
Pa程度に上昇させ、分割面での接合部17の凹凸形状
により圧力漏れが防がれ、漏れ防止用パッキングなどを
必要としない。
【0089】(実施例9)図11に示すように、送風装
置5の吸込口26の直径D1よりも大きい内径D2を持
つ円筒型消音部27を吸込口26付近に有している。
【0090】上記構成において、送風装置5が作動する
とインペラ20が回転することで発生する流体騒音が、
インペラ20近傍にある吸込口26から放出するので、
吸音の効果により吸込口26近傍から消音をする。この
とき、吸込口26の直径D1よりも大きい内径D2とす
ることで圧力損失が増大することを防いでいる。
【0091】(実施例10)図12に示すように、吸込
口26の前方に吸込口カバー28を有し、少なくとも吸
込口26以上の通風路面積を確保する距離に吸込口カバ
ー28を設けるとともに、吸込口カバー28のどちらか
一方の面に吸音材29を貼り付けたものである。
【0092】上記構成において、圧力損失を増やすこと
なく、吸込口26の周辺を吸音材29で囲うことで更に
効果の高い消音を行うことができる。
【0093】(実施例11)図12に示すように、吸込
口カバー28の一部に複数個の孔30を設け、吸込口2
6と反対側に吸音材29を設けたものである。
【0094】上記構成において、送風装置5が作動する
と、ターボ形状のインペラ20が回転し、吸込口26か
ら大きな吸引力で空気を吸い込もうとするため、吸込口
26付近に着いている吸音材29を吸い込むことを防止
できる。
【0095】(実施例12)図12に示すように、送風
装置5の周りに通風路を遮らないように吸音材31を貼
り付けたものである。
【0096】送風装置5の吹出口32付近には、モータ
33が設置されている。上記構成において、送風装置5
が作動するとモータ33から発生する騒音があるため、
吸音材31により消音することができる。
【0097】(実施例13)図13に示すように、吹出
ノズル8の開口部10の内周面にR形状34をつけたも
のである。
【0098】上記構成において、吹出ノズル8の開口部
10から外空間に放出するときの急拡大による乱流の発
生を低減できる。
【0099】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば本体内部に設けた送風装置および発熱体から
なる温風発生手段と、この温風発生手段からの温風を送
出する吹出ノズルを有し、この吹出ノズルの開口部が存
在する平面と送風装置内の回転体の軸が平行となること
により、製品全体の大きさを小さくするという効果のあ
る手乾燥装置を提供できる。
【0100】また本体内部に設けた送風装置および発熱
体からなる温風発生手段と、この温風発生手段からの温
風を送出する吹出ノズルを有し、この吹出ノズルの開口
部が存在する平面と送風装置内の回転体の軸が平行とな
り、さらに前記開口部の長手方向を示す直線と前記軸が
平行となることにより、本体内の圧力損失を減少すると
いう効果のある手乾燥装置を提供できる。
【0101】また本体内部に設けた送風装置および発熱
体からなる温風発生手段と、この温風発生手段からの温
風を送出する吹出ノズルを有し、この吹出ノズルの開口
部が存在する平面と送風装置内の回転体の軸が平行とな
り、手乾燥室内に温風を送出することにより、乾燥室内
の循環風を作成し、手を乾燥させるという効果のある手
乾燥装置を提供できる。
【0102】また本体内部に設けた送風装置および発熱
体からなる温風発生手段と、この温風発生手段からの温
風を送出する吹出ノズルを有し、温風発生手段を内装
し、吹出ノズルと一体化した高圧シールユニットを有す
るとともに、送風経路内を簡単な構成とし圧力漏れを防
止するシール部の面積を減少させることにより、製品全
体の大きさを小さくするという効果のある手乾燥装置を
提供できる。
【0103】また高圧シールユニットを2分割し、分割
面の接合部に凹凸部を設けたことにより、空気漏れ防止
のための部品点数および組立工数を減少させることによ
りコストを低減するという効果のある手乾燥装置を提供
できる。
【0104】また高圧シールユニット内部に遮音壁およ
び消音空間を設けたことにより、送風装置から発生する
耳障りな音を遮音および消音することで、使用者への不
快感をなくすという効果のある手乾燥装置を提供でき
る。
【0105】また遮音壁の上部にR形状を有し、かつ消
音空間の通風路部の面積を送風装置の吹出面積よりも大
きくしたことにより、圧力損失を増加させず、吹出ノズ
ルから高速風を出し、手の乾燥時間を短時間で行えると
いう効果のある手乾燥装置を提供できる。
【0106】また高圧シールユニットを3分割する構成
とし、その構成をノズル・遮音壁部ユニットと消音部ユ
ニットと送風部ユニットとし、分割面の接合部に凹凸部
を設けたことにより、できるだけ少ない分割で同一形状
を構成でき、空気漏れ防止のための部品点数および組立
工数を減少させることによりコストを低減できるという
効果のある手乾燥装置を提供できる。
【0107】また送風装置の吸込口の直径よりも大きい
内径を持つ円筒型消音部を前記吸込口付近に有すること
により、送風装置の吸込口から発生する騒音を消音する
ことで使用者への不快感をなくすという効果のある手乾
燥装置を提供できる。
【0108】また吸込口以上の面積を持つ吸込口カバー
を有し、少なくとも吸込口以上の通風路面積を確保する
距離に前記吸込口カバーを設けるとともに、前記吸込口
カバーのどちらか一方の面に吸音材を貼り付けたことに
より、送風装置の吸込口から発生する騒音をさらに消音
することで使用者への不快感をなくすとともに周辺への
騒音発生も防ぐことができるという効果のある手乾燥装
置を提供できる。
【0109】また吸込口カバーの一部に複数個の孔を設
け、吸込口と反対側に吸音材を設置したことにより、吸
込口に吸音材が吸い込まれることを防止し、モータの故
障を未然に防ぐことができるという効果のある手乾燥装
置を提供できる。
【0110】また送風装置の周りに通風路を遮らないよ
うに吸音材を貼り付けたことにより、送風装置の吐出口
からの放射音を吸音することで使用者への不快感を防止
するという効果のある手乾燥装置を提供できる。
【0111】また吹出ノズルの吹出孔内周面にR形状を
つけたことにより、吹出孔から高速風が放出されても最
小限の乱流騒音とすることができるという効果のある手
乾燥装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜5の手乾燥装置の側断面図
【図2】同手乾燥装置の高圧シールユニットの斜視図
【図3】同手乾燥室を持たない場合の側断面図
【図4】同手乾燥装置の高圧シールユニットの分割した
ときの斜視図
【図5】同接合部分の拡大図
【図6】同実施例6の手乾燥装置の側断面図
【図7】同周波数−騒音グラフ
【図8】同実施例7の手乾燥装置の側断面図
【図9】同実施例8の手乾燥装置の高圧シールユニット
の斜視図
【図10】同分割したときの斜視図
【図11】同実施例9の手乾燥装置の正面断面図
【図12】同実施例10〜12の手乾燥装置の正面断面
【図13】同実施例13の手乾燥装置の吹出ノズル断面
【図14】従来の手乾燥装置の側断面図
【符号の説明】
1 本体 2 メインユニット 3 乾燥室 4 高圧シールユニット 5 送風装置 6 発熱体 7 温風発生手段 8 吹出ノズル 9 軸 10 開口部 11 平面 12 直線 13 制御手段 14 検知手段 15 水受け 17 接合部 18 遮音壁 19 消音空間 20 インペラ 21 遮音壁 22 消音空間 23 ノズル・遮音壁部ユニット 24 消音部ユニット 25 送風部ユニット 26 吸込口 27 円筒型消音部 28 吸込口カバー 29 吸音材 30 孔 31 吸音材 32 吹出口 33 モータ 34 R形状
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柚田 二郎 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 長谷川 幸久 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 竹山 隆雄 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 米田 直樹 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 小川 正 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内部に送風経路内を高静圧状態にす
    る送風装置および発熱体からなる温風発生手段と、この
    温風発生手段からの温風を風速60〜150m/sで送
    出する吹出ノズルを前記送風装置に近接して設け、この
    吹出ノズルの開口部が存在する平面と前記送風装置内の
    回転体の軸が平行となる手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 本体内部に送風経路内を高静圧状態にす
    る送風装置および発熱体からなる温風発生手段と、この
    温風発生手段からの温風を風速60〜150m/sで送
    出する吹出ノズルを前記送風装置に近接して設け、この
    吹出ノズルの開口部が存在する平面と前記送風装置内の
    回転体の軸が平行となり、さらに前記開口部の長手方向
    を示す直線と前記軸が平行となる手乾燥装置。
  3. 【請求項3】 本体内部に送風経路内を高静圧状態にす
    る送風装置および発熱体からなる温風発生手段と、この
    温風発生手段からの温風を風速60〜150m/sで送
    出する吹出ノズルを前記送風装置に近接して設け、この
    吹出ノズルの開口部が存在する平面と前記送風装置内の
    回転体の軸が平行となり、さらに前記開口部の長手方向
    を示す直線と前記軸が平行となり、手乾燥室内に温風を
    送出する手乾燥装置。
  4. 【請求項4】 本体内部に送風経路内を高静圧状態にす
    る送風装置および発熱体からなる温風発生手段と、この
    温風発生手段からの温風を風速60〜150m/sで送
    出する吹出ノズルを前記送風装置に近接して設け、この
    吹出ノズルの開口部が存在する平面と前記送風装置内の
    回転体の軸が平行となり、前記温風発生手段が内装さ
    れ、前記吹出ノズルと一体化した高圧シールユニットを
    有する手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 高圧シールユニットを2分割し、分割面
    の接合面の接合部に凹凸部を設けた請求項4記載の手乾
    燥装置。
  6. 【請求項6】 高圧シールユニット内部に遮音壁および
    消音空間を設けた請求項4記載の手乾燥装置。
  7. 【請求項7】 遮音壁の上部にR形状を有し、かつ消音
    空間の通風路部の面積を送風装置の吹出面積よりも大き
    くした請求項6記載の手乾燥装置。
  8. 【請求項8】 高圧シールユニットを3分割する構成と
    し、その構成をノズル・遮音壁部ユニットと消音部ユニ
    ットと送風部ユニットとし、分割面の接合部に凹凸部を
    設けた請求項6または7記載の手乾燥装置。
  9. 【請求項9】 送風装置の吸込口の直径よりも大きい内
    径を持つ円筒型消音部を前記吸込口付近に有する請求項
    4,5,6,7または8記載の手乾燥装置。
  10. 【請求項10】 吸込口前方に吸込口カバーを有し、少
    なくとも吸込口以上の通風路面積を確保する距離に前記
    吸込口カバーを設けるとともに、前記吸込口カバーのど
    ちらか一方の面に吸音材を貼り付けた請求項4,5,
    6,7,8または9記載の手乾燥装置。
  11. 【請求項11】 吸込口カバーの一部に複数個の孔を設
    け、吸込口と反対側に吸音材を設置した請求項10記載
    の手乾燥装置。
  12. 【請求項12】 送風装置の周りに通風路を遮らないよ
    うに吸音材を貼り付けた請求項4,5,6,7,8,
    9,10または11記載の手乾燥装置。
  13. 【請求項13】 吹出ノズルの吹出孔内周面にR形状を
    つけた請求項4,5,6,7,8,9,10,11また
    は12記載の手乾燥装置。
JP2001047872A 2001-02-23 2001-02-23 手乾燥装置 Pending JP2001252217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001047872A JP2001252217A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 手乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001047872A JP2001252217A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 手乾燥装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34247297A Division JP3415011B2 (ja) 1997-12-12 1997-12-12 手乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001252217A true JP2001252217A (ja) 2001-09-18

Family

ID=18909221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001047872A Pending JP2001252217A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 手乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001252217A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004215879A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Mitsubishi Electric Corp 手乾燥装置
KR100754971B1 (ko) 2006-02-17 2007-09-06 이방수 핸드 드라이어
JP2009502390A (ja) * 2005-07-30 2009-01-29 ダイソン テクノロジー リミテッド 乾燥装置
GB2491891A (en) * 2011-06-17 2012-12-19 Personnel Hygiene Services Ltd Hand drying apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004215879A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Mitsubishi Electric Corp 手乾燥装置
JP2009502390A (ja) * 2005-07-30 2009-01-29 ダイソン テクノロジー リミテッド 乾燥装置
KR100754971B1 (ko) 2006-02-17 2007-09-06 이방수 핸드 드라이어
GB2491891A (en) * 2011-06-17 2012-12-19 Personnel Hygiene Services Ltd Hand drying apparatus
WO2012172376A3 (en) * 2011-06-17 2013-11-21 Personnel Hygiene Services Limited A hand drying apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104519779B (zh) 用于吸尘器中的真空马达的消声器系统
US10971968B2 (en) Noiseless self-ventilated motor, in particular for a railway vehicle
JP3962842B2 (ja) 手乾燥装置
KR20200089927A (ko) 소음방지를 위한 실내 화장실용 환풍기
JPH0662977A (ja) 手乾燥装置
JP2003180555A (ja) 手乾燥装置
JP3094687B2 (ja) 手乾燥装置
JP2001252217A (ja) 手乾燥装置
EP1579797B1 (en) Powered low-noise suction generating unit for a cleaning apparatus and apparatus with same
JP3415011B2 (ja) 手乾燥装置
WO2018066134A1 (ja) 電動送風機、電気掃除機およびハンドドライヤー
JP3522829B2 (ja) エアー噴射乾燥装置
JP4003612B2 (ja) 浴室換気装置
JP2007120808A (ja) 空調装置およびこの空調装置を備えた建物
JP3149276B2 (ja) 天井用換気扇
KR200320603Y1 (ko) 저소음 헤어드라이어
WO2014166355A1 (zh) 风扇
JP5164801B2 (ja) 遠心式多翼送風機
JP2005087283A (ja) 手乾燥装置
JP2004068611A (ja) 送風機風洞部に連結するベルマウス
KR100437018B1 (ko) 진공 청소기용 원심 송풍기
JP4293271B2 (ja) 手乾燥装置
JP3791010B2 (ja) 手乾燥装置
JP3791009B2 (ja) 手乾燥装置
JPH07308266A (ja) 手乾燥装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041213

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060711