JP3772500B2 - 空気調和機の吸音装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気調和機の性能改善と作業性改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は例えば特開平1−194918号公報に示された従来の空気清浄機の吸音材使用例を示す斜視図である。図において、24は空気清浄機のボディで、吸込口5と吹出口6とが形成されている。25は吸込口5に臨んで形成されたベルマウス、27はベルマウス25に連通し、ファンモ−タ26によって駆動される遠心ファン、28は遠心ファン27からボディ24の吹出口6に至るファンケ−シング、29はファンケーシング28の内周面に貼り付けられ多孔質吸音層を成す吸音材である。
【0003】
次に動作について説明する。従来の空気清浄機は上記のように構成され、ファンケ−シング28の内周面には吸音材29が設けてあり、接着にて取り付けられている。したがって、多孔質吸音層を成す吸音材29で囲まれたファンケーシング内の空洞部は、共鳴による騒音の増幅が低減される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和機は以上のように構成されており、接着にて吸音材を固定しなければならず、作業性が悪い。また、ケ−シング内であり、吸音材が剥がれたりした場合、ファンに接触して異音発生の原因となり得る。また、硬質の吸音材の場合は形成するのが難しいといった問題点もあった。
また、部品的にも、作業的にもコストがかかるといった問題点があった。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解消するためになされたもので、第1の目的は、吸音材を簡単に、正確に固定できる構造を得ることを目的とする。
【0006】
第2の目的は、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を得ることを目的とする。
【0007】
第3の目的は、コストをかけずに、構成した装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空気調和機の吸音装置は、壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケーシングの一部に形成された凹部と、前記凹部に設けられた吸音材保持用のリブと、前記凹部を部分的に覆い風路ケーシング機能を担うカバ−と、前記リブと前記カバーとで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたものである。
【0009】
また、前記風路ケーシングの背面側に冷媒配管を配設し、前記凹部を前記冷媒配管と対向する位置まで形成し、該冷媒配管と対向する位置の前記凹部に前記カバーを設けたものである。
【0010】
また、壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記カバーの内側に設けられた吸音材保持用のリブと、前記風路ケーシングと前記カバーとで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたものである。
【0011】
また、壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記風路ケ−シングの穴近傍の裏面に設けられ前記吸音材を固定する爪部と、前記風路ケーシングと前記爪部とで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたものである。
【0012】
また、壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記風路ケ−シングの穴近傍の裏面に高周波溶着で固定され風路に面して設けられた吸音材とを備えたものである。
【0013】
また、前記風路ケーシングの背面側に冷媒配管を配設し、前記カバーを前記風路ケーシングと前記冷媒配管との間まで延長して設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。図1はこの発明の空気調和機を示す断面図、図2は図1の空気調和機における吸音装置を示す断面図である。図1、2において、1は壁掛け式の空気調和機本体で、後述する各機器を固定し収納する筐体と、この筐体の前面に設けられ意匠部を成すパネルとでその外殻を構成する。2は筐体内に配設されたクロスフローファン式の送風機、3は送風機2の周囲に配設された熱交換器、4は熱交換器3の下方に設けられたドレンパンである。
【0015】
5はパネルの前面に形成された吸込口、6は筐体下部に形成された吹出口で、これらにより吸込口5、熱交換器3、送風機2、吹出口6に順次至る風路が形成される。7は断熱材で、筐体背面下部に配設され熱交換器3に接続される冷媒配管8と風路との間を断熱している。10は送風機2から吹出口6に至る本体背面側の風路を形成する風路ケーシングで、途中に背面方向へ窪んだ凹部10aが形成されている。11は凹部10aに複数条設けられた弾性のリブである。
【0016】
12はリブ11に対向する部分に穴12a(角穴)を形成し、この穴12aを除いて凹部10aを覆うカバーで、風路側の面は風路ケーシング10の風路側の面と面一であり、裏面側は凹部10とで空洞部を形成する。9は穴12aより一回り大きく、凹部10a上のリブ11とカバー12とにより挟持され、穴12aより風路に臨むよう設けられた多孔質吸音層を成す吸音材である。
【0017】
次に動作について説明する。図1、2において、吸音材9は、風路ケ−シング10の凹部に形成されたリブ11とケ−シング形状のカバ−12とにより挟まれ、カバー12を適宜の方法で風路ケーシング10に固定することで固定される。これにより、吸音材9の隙間を通った音は風路ケ−シング10の凹部10aとカバー12とで形成された空洞部で消音される。
【0018】
上記のような構成により、吸音材を挟み込んで取り付けるため、簡単に且つ正確に吸音材を固定できる構造を得られる効果がある。
また、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を得られる効果がある。
そして、そのような構造をコストをかけずに構成した装置が得られる効果がある。
【0019】
実施の形態2.
図3はこの発明の空気調和機における吸音装置の他の実施の形態を示す断面図で、空気調和機全体の構成は図1に示す実施の形態1のものと同様なので、その説明を省略する。図3において、10は送風機から吹出口に至る本体背面側の風路を形成する風路ケーシングで、途中背面側に連通した穴10b(角穴)が形成されている。14は穴10bに対応する風路ケーシング10の背面側に設けられ、穴10bを覆うカバーで、風路ケーシング10の裏面側とで空洞部を形成する。
【0020】
13はカバー14の穴10bと対向する位置に複数条設けられた弾性のリブ、9は穴10bより一回り大きく、周囲が風路ケーシング10とリブ13とにより挟持され、穴10bより風路に臨むよう設けられた多孔質吸音層を成す吸音材である。
【0021】
次に動作について説明する。図3において、吸音材9は、風路ケ−シング10の穴10bとカバ−14に形成されたリブ13とにより挟まれ、カバー14を適宜の方法で風路ケーシング10に固定することで固定される。これにより、吸音材9の隙間を通った音は風路ケ−シング10とカバー14とで形成された空洞部で消音される。
【0022】
上記のような構成により、吸音材を挟み込んで取り付けるため、簡単に、正確に吸音材を固定できる構造を得られる効果がある。
また、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を得られる効果がある。
さらに、風路に風路ケーシングとカバーとの継ぎ目が表われないから、空気流を円滑にできる。
そして、そのような構造をコストをかけずに構成した装置が得られる効果がある。
【0023】
実施の形態3.
図4はこの発明の空気調和機における吸音装置の他の実施の形態を示す断面図で、空気調和機全体の構成は図1に示す実施の形態1のものと同様なので、その説明を省略する。図4において、10は送風機から吹出口に至る本体背面側の風路を形成する風路ケーシングで、途中背面側に連通した穴10b(角穴)が形成されている。15は穴10bに対応する風路ケーシング10の背面側に設けられ、穴10bを覆うカバーで、風路ケーシング10の裏面側とで空洞部を形成する。
【0024】
15は風路ケーシングの穴10b近傍に形成された係合部としての爪部、9は穴10bより一回り大きく、爪部15により周囲が風路ケーシング10側に密着して固定されるとともに、穴10bより風路に臨むよう設けられた多孔質吸音層を成す吸音材である。
【0025】
次に動作について説明する。図4において、吸音材9は、爪部15により風路ケ−シング10側に固定され、その後カバー16をかぶせ、適宜の方法で固定する。これにより、吸音材9の隙間を通った音は風路ケ−シング10とカバー14とで形成された空洞部で消音される。
【0026】
上記のような構成により、吸音材を挟み込んで取り付けるため、簡単に、正確に吸音材を固定できる構造を得られる効果がある。
また、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を得られる効果がある。
さらに、吸音材は風路ケーシング又はリブの一方によって固定可能であるから、風路ケーシングとリブとの位置関係に制約されることがなくなる。
そして、そのような構造をコストをかけずに構成した装置が得られる効果がある。
【0027】
実施の形態4.
図5はこの発明の空気調和機における吸音装置の他の実施の形態を示す断面図で、空気調和機全体の構成は図1に示す実施の形態1のものと同様なので、その説明を省略する。図5において、10は送風機から吹出口に至る本体背面側の風路を形成する風路ケーシングで、途中背面側に連通した穴10b(角穴)が形成されている。18は穴10bに対応する風路ケーシング10の背面側に設けられ、穴10bを覆うカバーで、風路ケーシング10の裏面側とで空洞部を形成する。
【0028】
9は穴10bより一回り大きく、周囲が風路ケーシング10の穴10b周辺に高周波溶着により密着して固定されるとともに、穴10bより風路に臨むよう設けられた多孔質吸音層を成す吸音材である。17は風路ケーシングの穴10b近傍に形成された高周波溶着部である。
【0029】
次に動作について説明する。図5において、吸音材9は、高周波溶着により穴10b周辺の風路ケ−シング10裏面側に固定され、その後カバー18をかぶせ、適宜の方法で固定する。これにより、吸音材9の隙間を通った音は風路ケ−シング10とカバー18とで形成された空洞部で消音される。
【0030】
このような構成により、吸音材を挟み込んで取り付けるため、簡単に、正確に吸音材を固定できる構造を得られる効果がある。
また、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を得られる効果がある。
さらに、リブがなくても良いので、風路ケーシングとカバーとによって形成される空洞部を有効に確保できる。
そして、そのような構造をコストをかけずに構成した装置が得られる効果がある。
【0031】
実施の形態5.
図6はこの発明の空気調和機における吸音装置の他の実施の形態を示す断面図で、空気調和機全体の構成は図1に示す実施の形態1のものと同様なので、その説明を省略する。図6において、10は送風機から吹出口に至る本体背面側の風路を形成する風路ケーシングで、途中背面側に連通した穴10b(角穴)が形成されている。
【0032】
20は穴10bに対応する風路ケーシング10の背面側に設けられ、穴10bを覆うカバーで、さらに筐体下部背面側に配設された冷媒配管8と風路ケーシング10との間を仕切るように筐体下部まで延設され、風路ケーシング10の裏面側とで空気層21を成す空洞部を形成する。
【0033】
19はカバー20の穴10bと対向する位置に複数条設けられた弾性のリブ、9は穴10bより一回り大きく、周囲が風路ケーシング10とリブ19とにより挟持され、穴10bより風路に臨むよう設けられた多孔質吸音層を成す吸音材である。
【0034】
次に動作について説明する。図6において、吸音材9は、風路ケ−シング10の穴10bとカバ−20に形成されたリブ19とにより挟まれ、カバー20を適宜の方法で風路ケーシング10に固定することで固定される。これにより、吸音材9の隙間を通った音は風路ケ−シング10とカバー20とで形成された空洞部で消音される。さらに、空洞部は風路ケーシング10と冷媒配管8との間に空気層21を形成するので、冷風が通るケーシング10と温かい冷媒配管8が配設された配管収納部とは断熱され、カバー20の面の結露を防止できる。
【0035】
上記のような構成により、吸音材を挟み込んで取り付けるため、簡単に、正確に吸音材を固定できる構造を得られる効果がある。
また、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を得られる効果がある。
さらに、吸音用の空気層を利用して断熱効果が得られる。
そして、そのような構造をコストをかけずに構成した装置が得られる効果がある。
【0036】
実施の形態6.
図7はこの発明の空気調和機における吸音装置の他の実施の形態を示す断面図で、空気調和機全体の構成は図1に示す実施の形態1のものと同様なので、その説明を省略する。図6において、10は送風機から吹出口に至る本体背面側の風路を形成する風路ケーシングで、途中部から吹出口にかけて背面方向へ窪んだ凹部10cが形成されている。22は凹部10cに複数条設けられた弾性のリブである。
【0037】
23はリブ22に対向する部分に穴23a(角穴)を形成し、この穴23aを除いて凹部10cを覆うカバーで、風路側の面は風路ケーシング10の風路側の面と面一であり、裏面側は凹部10cとで空気層21を成す空洞部を形成する。9は穴23aより一回り大きく、凹部10c上のリブ22とカバー23とにより挟持され、穴23aより風路に臨むよう設けられた多孔質吸音層を成す吸音材である。
【0038】
次に動作について説明する。図7において、吸音材9は、カバー23の穴23aと凹部10cに形成されたリブ22とにより挟まれ、カバー23を適宜の方法で風路ケーシング10に固定することで固定される。これにより、吸音材9の隙間を通った音は風路ケ−シング10とカバー23とで形成された空洞部で消音される。さらに、空洞部はカバー23と冷媒配管8との間に空気層21を形成するので、冷風が通るカバー23と温かい冷媒配管8が配設された配管収納部とは断熱され、配管収納部の結露を防止できる。
【0039】
上記のような構成により、吸音材を挟み込んで取り付けるため、簡単に、正確に吸音材を固定できる構造を得られる効果がある。
また、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を得られる効果がある。
さらに、吸音用の空気層を利用して断熱効果が得られる。
そして、そのような構造をコストをかけずに構成した装置が得られる効果がある。
【0040】
実施の形態7.
なお、図4に対応する実施の形態3において、爪15をカバ−16側に形成してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0041】
実施の形態8.
また、図5に対応する実施の形態4において、高周波溶着部17をカバ−18側に形成してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0042】
【発明の効果】
以上のとおり、この発明によれば、壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケーシングの一部に形成された凹部と、前記凹部に設けられた吸音材保持用のリブと、前記凹部を部分的に覆い風路ケーシング機能を担うカバ−と、前記リブと前記カバーとで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたので、吸音材を簡単且つ正確に固定でき、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を、低コストで実現できる効果が得られる。
【0043】
また、前記風路ケーシングの背面側に冷媒配管を配設し、前記凹部を前記冷媒配管と対向する位置まで形成し、該冷媒配管と対向する位置の前記凹部に前記カバーを設けたので、風路ケーシングとカバーとで形成される空洞部により風路の騒音を消音できるとともに風路と冷媒配管との間の断熱が行なえる効果が得られる。
【0044】
また、壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記カバーの内側に設けられた吸音材保持用のリブと、前記風路ケーシングと前記カバーとで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたので、吸音材を簡単且つ正確に固定でき、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を、低コストで実現できるとともに、風路に風路ケーシングとカバーとの継ぎ目が表われないから、空気流を円滑にできる効果が得られる。
【0045】
また、壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記風路ケ−シングの穴近傍の裏面に設けられ前記吸音材を固定する爪部と、前記風路ケーシングと前記爪部とで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたので、吸音材を風路ケーシングとリブとの位置関係に制約されることなく簡単且つ正確に固定でき、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を、低コストで実現できる効果が得られる。
【0046】
また、壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記風路ケ−シングの穴近傍の裏面に高周波溶着で固定され風路に面して設けられた吸音材とを備えたので、吸音材を簡単且つ正確に固定でき、使用中に吸音材が剥がれるなどの不良が発生しない構造を、低コストで実現できるとともに、風路ケーシングとカバーとによって形成される空洞部を有効に確保できる効果が得られる。
【0047】
また、前記風路ケーシングの背面側に冷媒配管を配設し、前記カバーを前記風路ケーシングと前記冷媒配管との間まで延長して設けたので、風路ケーシングとカバーとで形成される空洞部により風路の騒音を消音できるとともに風路と冷媒配管との間の断熱が行なえる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における空気調和機を示す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態1における空気調和機の吸音装置を示す断面図である。
【図3】この発明の実施の形態2における空気調和機の吸音装置を示す断面図である。
【図4】この発明の実施の形態3における空気調和機の吸音装置を示す断面図である。
【図5】この発明の実施の形態4における空気調和機の吸音装置を示す断面図である。
【図6】この発明の実施の形態5における空気調和機の吸音装置を示す断面図である。
【図7】この発明の実施の形態6における空気調和機の吸音装置を示す断面図である。
【図8】従来の空気清浄機を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:空気調和機本体
2:送風機
3:熱交換器
4:ドレンパン
5:吸込口
6:吹出口
7:断熱材
8:冷媒配管
9:多孔質吸音材
10:風路ケーシング
11:リブ
12:カバ−
13:リブ
14:カバ−
15:爪部
16:カバ−
17:高周波溶着部
18:カバ−
19:リブ
20:カバ−
21:空気層
22:リブ
23:カバ−
24:ボデイ
25:ベルマウス
26:モ−タ−
27:送風機
28:ファンケーシング
29:吸音材

Claims (6)

  1. 壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケーシングの一部に形成された凹部と、前記凹部に設けられた吸音材保持用のリブと、前記凹部を部分的に覆い風路ケーシング機能を担うカバ−と、前記リブと前記カバーとで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたことを特徴とする空気調和機の吸音装置。
  2. 前記風路ケーシングの背面側に冷媒配管を配設し、前記凹部を前記冷媒配管と対向する位置まで形成し、該冷媒配管と対向する位置の前記凹部に前記カバーを設けたことを特徴とする請求項1項記載の空気調和機の吸音装置。
  3. 壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記カバーの内側に設けられた吸音材保持用のリブと、前記風路ケーシングと前記カバーとで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたことを特徴とする空気調和機の吸音装置。
  4. 壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記風路ケ−シングの穴近傍の裏面に設けられ前記吸音材を固定する爪部と、前記風路ケーシングと前記爪部とで挟持され風路に面して設けられた吸音材とを備えたことを特徴とする空気調和機の吸音装置。
  5. 壁掛け式の空気調和機で意匠部となるパネルと、熱交換器、制御部及び送風機等の内部部品を固定する筐体と、前記送風機から前記筐体の吹出口に至る風路ケ−シングと、前記風路ケ−シングの一部に形成された穴と、前記穴に対向する前記風路ケーシングの背面側に設けられ前記穴より大なる容器状のカバーと、前記風路ケ−シングの穴近傍の裏面に高周波溶着で固定され風路に面して設けられた吸音材とを備えたことを特徴とする空気調和機の吸音装置。
  6. 前記風路ケーシングの背面側に冷媒配管を配設し、前記カバーを前記風路ケーシングと前記冷媒配管との間まで延長して設けたことを特徴とする請求項3又は4又は5のいずれか1項に記載の空気調和機の吸音装置。
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