JPH0662942U - 調理器 - Google Patents

調理器

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Publication number
JPH0662942U
JPH0662942U JP592993U JP592993U JPH0662942U JP H0662942 U JPH0662942 U JP H0662942U JP 592993 U JP592993 U JP 592993U JP 592993 U JP592993 U JP 592993U JP H0662942 U JPH0662942 U JP H0662942U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal expansion
guard
bottom wall
cooker
synthetic resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP592993U
Other languages
English (en)
Inventor
順彦 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0662942U publication Critical patent/JPH0662942U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ホットプレート,電気鍋,電気炊
飯器等の下面および周側面を覆う合成樹脂製のガード
(外装体)が熱膨張によって変形するのを防止すること
を目的とする。 【構成】 下面および周側面を覆う合成樹脂製のガード
5の底壁外周部に熱膨張吸収構造6を一体形成する。熱
膨張吸収構造としては、凹状もしくは凸状の屈曲ビード
6aにて形成したものやスリット状穴8a,10aを連
設して形成したものが考えられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ホットプレート,電気鍋,電気炊飯器等の調理器に関し、更に詳し くは底壁を加熱する調理器本体の下面および周側面を覆う合成樹脂製のガードが 熱膨張によって変形するのを防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホットプレート,電気鍋,電気炊飯器等、底壁を加熱する調理器本体の下面お よび周側面を覆う合成樹脂製のガードを有する調理器が本考案の対象となり、ホ ットプレートを例に挙げて説明する。
【0003】 図4は従来のホットプレートを示す要部断面図であり、実開昭63−1690 48号公報に開示されている如く、極く一般的な構造であるので簡単に説明する 。1は底壁にヒータ2が埋設された皿状のプレート、3は該プレート1の下方に 配設された反射板、4はプレート1の下面および周側面を覆うように配設された 合成樹脂製のガードであり、図示していないネジにて反射板3に装着されている 。
【0004】 ガード4の底壁には使用時の温度上昇を低く抑えるための通気孔4aが適数個 穿設され、通気用隙間を確保するための脚4bが一体成型されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
正常な使用では上記構造で問題ないが、調理中の油の飛び散りに対処してホッ トプレートの下方に新聞紙を広げて(敷いて)使用すると、通気孔4aが新聞紙 によって塞がれることがある。その場合、ガード4の底壁が温度上昇による熱膨 張で上方に反り返り、ガード4の底壁中央部分がプレート1の底壁に接近する。 接近することによりガード4の底壁が更に温度上昇し反り返りが増長して、ガー ド4の底壁が溶解したり熱変形し使用不能になることがあった。
【0006】 本考案は上述した潜在的な課題をコストをかけることなく解決することにある 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本考案の調理器は、 下面および周側面を覆う合成樹脂製のガードの底壁外周部に熱膨張吸収構造を 一体形成する。 熱膨張吸収構造としては、凹状もしくは凸状の屈曲ビードにて形成したものや スリット状穴を連設して形成したものが考えられる。
【0008】
【作用】
ガードの底壁が温度上昇によって熱膨張すると、底壁外周部に一体形成された 熱膨張吸収構造が熱膨張を吸収して底壁の反り返りを防止する。 熱膨張吸収構造を、凹状もしくは凸状の屈曲ビードにて形成すると比較的強度 の強いガードを作ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の調理器に係るガードの一実施例を図面に基づき説明する。 本考案によるガード5には、図1(a)の外観斜視図に示す如く、底壁の外周部 に熱膨張吸収構造6が合成樹脂にて一体成型されており、熱膨張吸収構造6は図 1(b)のA−A断面図に示す如くU字状断面の屈曲ビード6aにて形成されてい る。この屈曲ビード6aは湾曲部が薄肉成型されていて底壁が熱膨張したときに U字の開口部が狭くなるように変形して膨張分を吸収する。
【0010】 図2(a)は他の実施例を示すガードの外観斜視図であり、ガード7の熱膨張吸 収構造8が複数のスリット状穴8aと該スリット状穴8a間に位置する複数の連 結部8bとで構成されており、連結部8bは図2(b)に示す如く、「く」字状に 形成され弾力性が持たされている。この連結部8bは「く」字状の屈曲部が変形 して膨張分を吸収する。
【0011】 図3は更に別の実施例を示すガードの外観斜視図であり、ガード9の熱膨張吸 収構造10が複数のスリット状穴10aと該スリット状穴10a間部分の熱膨張 を吸収するためのスリット状穴10bとで構成されており、スリット状穴10b の変形にて膨張分を吸収するようにしている。スリット状穴10bの設ける位置 は実施例に示すようにスリット状穴10aの外側であっても一点鎖線で示すよう にスリット状穴10aの内側であってもよい。
【0012】 尚、図示はしないが、図2に示す実施例の連結部8bの形状を図1に示す実施 例の屈曲ビード6aの形状にすることも考えられ、連結部の形状は上述の実施例 にて開示したものに限定されないこと勿論である。
【0013】
【考案の効果】
本考案により、ガードの底壁が温度上昇によって熱膨張しても、底壁外周部に 一体形成された熱膨張吸収構造が熱膨張を吸収して底壁の反り返りを防止し、底 壁が溶解したり熱変形して使用不能になることのない調理器を安価に提供できる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るガードの一実施例を示す外観斜視
図とA−A断面図である。
【図2】本考案に係るガードの他の実施例を示す外観斜
視図と連結部の拡大図である。
【図3】本考案に係るガードの更に別の実施例を示す外
観斜視図である。
【図4】従来のホットプレートの要部断面図である。
【符号の説明】
5,7,9 ガード 6,8,10 熱膨張吸収構造 6a 屈曲ビード 8a,10a スリット状穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁を加熱する調理器本体と、この調理
    器本体の下面および周側面を覆う合成樹脂製のガードと
    を備えてなる調理器において、 前記ガードの底壁外周部に熱膨張吸収構造を一体形成し
    たことを特徴とする調理器。
  2. 【請求項2】 凹状もしくは凸状の屈曲ビードにて前記
    熱膨張吸収構造を形成した請求項1記載の調理器。
JP592993U 1993-02-22 1993-02-22 調理器 Pending JPH0662942U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP592993U JPH0662942U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 調理器

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JP592993U JPH0662942U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 調理器

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JPH0662942U true JPH0662942U (ja) 1994-09-06

Family

ID=11624590

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JP592993U Pending JPH0662942U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 調理器

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JP (1) JPH0662942U (ja)

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