JPH0662813A - たこ焼き用ミックス及びたこ焼きの製造法 - Google Patents
たこ焼き用ミックス及びたこ焼きの製造法Info
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- JPH0662813A JPH0662813A JP4235208A JP23520892A JPH0662813A JP H0662813 A JPH0662813 A JP H0662813A JP 4235208 A JP4235208 A JP 4235208A JP 23520892 A JP23520892 A JP 23520892A JP H0662813 A JPH0662813 A JP H0662813A
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Abstract
好な食感を有し、冷凍保存して、解凍した場合も同様の
食感を保持するような製品を得ることを目的としたもの
である。 【構成】 小麦粉、油脂及び澱粉エーテルの混合物を主
原料としたたこ焼き用ミックス。小麦粉、油脂及び澱粉
エーテルを主原料としたミックスに水と卵の適量を加え
混合して生地を調製し、この生地を所定具材と共に常法
により焼成したたこ焼製造法。小麦粉、油脂及び澱粉エ
ーテルを主原料とし、水と卵の適量と必要に応じて調味
料を加えて混合して生地を調製し、この生地を所定の具
材と共に、常法により焼成したたこ焼きの製造法。
Description
ーミーで良好な食感を有し、冷凍保存して、解凍した場
合も同様の食感を保持するような製品を得ることを目的
としたたこ焼き用ミックス及びたこ焼きの製造法に関す
る。
食塩、グラニュー糖及び調味料を混合したミックスに、
卵、水を加えて混合し、ぶつ切りのたこ小片とともに焼
成してたこ焼きを得ていた。
の場合も柔かく、内部がクリーミーな関西風のたこ焼き
が好まれる傾向にある。また解凍後、再加熱して食する
「冷凍たこ焼き」が年々増加しているが、従来品を冷凍
するにすぎなかった。
却した後、冷凍することにより、短時間で解凍加熱でき
ると共に、色が鮮かでふっくらした形態を保つ技術が提
案されている(特開平3−168073号)。
球状のたこ焼きは、本来中心部に火が通りにくい形状で
あるため、たこ焼きの表面を焦がさずに内部を充分に加
熱し、しかも柔らかく、内部がクリーミーな食感とする
ためには、比較的低温で丁寧に長時間焼成する必要があ
った。また従来の材料で冷凍した場合には、冷凍保存時
の劣化対策や、電子レンジによる再加熱に対応した対策
が殆んど行われていなかったので、冷凍品は食感・風味
の低下を免れない問題点があった。
るので、減圧設備を必要としていた。
に澱粉エーテルを添加するので、焼成後、柔らかく、内
部がクリーミーな食感のたこ焼きを得たのである。また
冷凍保存後、解凍焼成しても、ソフトな食感及びクリー
ミーな食感は失うことがなかった。
ーテルを主原料したことを特徴とするたこ焼き用ミック
スであり、小麦粉100重量部に対し、澱粉エーテルの
添加量が5〜30重量部としたものである。また方法の
発明は、小麦粉、油脂、澱粉エーテルを主原料とし、こ
れに、水と卵の適量と調味料とを加えて混合して生地を
調製し、この生地を所定の具材と共に、常法により焼成
することを特徴としたたこ焼きの製造法であり、他の発
明は、小麦粉、油脂、澱粉エーテルを主原料とし、これ
に、水と卵の適量と調味料を加えて混合して生地を調製
し、この生地を所定の具材と共に、常法により焼成し、
ついで急速冷凍したことを特徴とするたこ焼きの製造法
である。
及び澱粉エーテルを主原料とすることを特徴とし、以後
のたこ焼きの製造は常法と同様である。すなわち、前記
主原料に調味料、卵、水を加えて混合し、生地とする。
一方、たこ焼きの具材としてぶつ切りの茹でたこを用意
する。
℃に加熱し、これに前記生地を六分目まで分注し、たこ
の適量をのせ、片面4分、反転2分程度焼成すればたこ
焼きができ上る。
れ、一連の食用澱粉に化学的に官能基を付加したもので
あり、例えば澱粉アルキルエーテルは、澱粉をアルカリ
の存在下でハロゲンアルキル、硫酸ジアルキルなどと加
熱して調整したものである。
の澱粉の種類や、置換基の種類および置換度によって大
きく変化するが、一般に糊化温度が低く、糊液の安定性
が増大する。
る元の澱粉の種類や、置換基の種類はいずれでも良い
が、食品用として用いられる置換度0.15%以下のも
の、とりわけ置換度0.01〜0.1%のものが好まし
い。例えば置換度が0.05%のヒドロキシプロピルタ
ピオカは実用上好ましい。
響を与えない程度ならば任意であるが、通常小麦粉に対
し、5〜30重量%であり、好適には5〜20重量%で
ある。
脂、固型油脂のいずれでも良いが、本発明のうち、物の
発明にあっては液状油又は固型油脂の添加量が15%よ
り多くなるとミックスのべたつきが顕著になり、計量な
どの扱いに好ましくないので使用する油脂の全部または
一部を粉末油脂とするのが好ましい。また本発明のう
ち、方法の発明においては使用する油脂は、粉末油脂、
液状油脂、固型油脂あるいはそれら併用のいずれでも良
い。
方法の発明いずれの場合も小麦粉100重量部に対して
5〜20重量部が好ましい。
する。
分間混合し、4種のたこ焼用ミックスを得た。
の合計を100gとなるように計量し、これを卓上ホバ
ートミキサーで軽く混合し、ついで、卵5g、水240
gを加えて混合して4種類のたこ焼用生地を得た。この
生地を、200℃に加熱したたこ焼き器に生地を注ぎ、
ぶつ切りのたこ小片を1個入れて4分、反転2分焼成
し、4種のたこ焼を得た。
ポリ袋に分取して密封し、−40℃で急速冷凍した。−
18℃で2週間保存した。
5人のパネラーによる官能試験に供した。また、実施例
2で冷凍品とした4種のたこ焼についてはポリ袋に小穴
を数カ所開け、解凍せずに家庭用電子レンジで4分間加
熱し、5人のパネラーによる官能試験に供した。これら
の官能試験の結果を表4に示す。
卵、水を加えて混合し、ぶつ切りのたこ小片とともに焼
成してたこ焼きを得た。さらに実施例2と同様に、この
たこ焼きと冷凍保存したたこ焼きの官能試験を行い、結
果を表4に示した。
卵、水を加えて混合し、ぶつ切りのたこ小片とともに焼
成してたこ焼きを得た。さらに実施例2と同様に、この
たこ焼きと冷凍保存したたこ焼きの官能試験を行い、結
果を表4に示した。
を添加したので、焼き上りが柔らかく、内部がクリーミ
ーで良好な食感を得る。またたこ焼きが歯に付着するこ
となく、冷凍後の解凍焼成であっても食感を損しない利
点がある。
ので、調理が簡便であり、冷凍劣化のおそれがない効果
がある。
を加えて焼成すれば、常時均質なたこ焼きができる効果
がある。
Claims (5)
- 【請求項1】 小麦粉、油脂及び澱粉エーテルの混合物
を主原料としたことを特徴とするたこ焼き用ミックス。 - 【請求項2】 小麦粉100重量部に対して澱粉エーテ
ルの添加量が5〜30重量部であることを特徴とする請
求項1記載のたこ焼き用ミックス。 - 【請求項3】 小麦粉、油脂及び澱粉エーテルを主原料
としたミックスに、水と卵の適量と必要に応じて調味料
を加え混合して生地を調製し、この生地を所定の具材と
共に常法により焼成することを特徴としたたこ焼製造
法。 - 【請求項4】 小麦粉、油脂及び澱粉エーテルを主原料
とし、水と卵の適量と必要に応じて調味料を加えて混合
して生地を調製し、この生地を所定の具材と共に、常法
により焼成することを特徴としたたこ焼きの製造法。 - 【請求項5】 小麦粉、油脂及び澱粉エーテルを主原料
とし、水と卵の適量と必要に応じて調味料を加えて混合
して生地を調製し、この生地を所定の具材と共に、常法
により焼成し、ついで急速冷凍したことを特徴とするた
こ焼きの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23520892A JP3194057B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | たこ焼き用ミックス及びたこ焼きの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23520892A JP3194057B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | たこ焼き用ミックス及びたこ焼きの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662813A true JPH0662813A (ja) | 1994-03-08 |
JP3194057B2 JP3194057B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=16982684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23520892A Expired - Lifetime JP3194057B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | たこ焼き用ミックス及びたこ焼きの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3194057B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-08-11 JP JP23520892A patent/JP3194057B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
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