JPH0662791B2 - 熱成形できるポリアリールエーテルケトンシート - Google Patents

熱成形できるポリアリールエーテルケトンシート

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JPH0662791B2
JPH0662791B2 JP2500376A JP50037689A JPH0662791B2 JP H0662791 B2 JPH0662791 B2 JP H0662791B2 JP 2500376 A JP2500376 A JP 2500376A JP 50037689 A JP50037689 A JP 50037689A JP H0662791 B2 JPH0662791 B2 JP H0662791B2
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phenylene
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micrometers
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は新規な熱成形できるポリアリールエーテルケト
ンシート及びそれから製造した熱成形製品に関する。
成形製品は熱成形方法を用いて熱可塑性プラスチックシ
ートから製造することができる。熱成形は、“ツール
アンド マニユーフアクチヤリング エンジニヤズ ハ
ンドブック(第2巻、第4版、ソサエテイー オブ マ
ニユフアクチヤリング エンジニヤズ ミシガン州、デ
イヤボーン、1984、チヤールス ウイツク編)中
で、熱可塑性プラスチックシートをその加工温度に加熱
し、次いて機械的方法又は減圧及び/又は加圧によって
生じた圧力差を用いて、型表面と接触させ且つそれが型
の形状を維持するようになるまで型の輪郭に保ちながら
冷却する方法と定義されている。
熱成形の技術の熟練者には、半結晶性の重合体から製品
を成形するためには結晶の融点と等しいか又はそれより
も高い加工温度が必要であるということは公知である。
たとえば、文献に記載するように、ポリアリールエーテ
ルケトンシートの熱成形に対して必要な温度は、これら
の材料が溶融する、300〜400℃の範囲である。
ジフエニルエーテルとイソフタリル及びテレフタリルク
ロリドの縮合生成物から成るポリアリールエーテルケト
ンは米国特許第3,516,966号(バー)、3,6
66,612号(アンジエロ)及び3,637,592
号(バー)中に開示されている。厚さが300ミクロメ
ートルに至るまでのフイルムが製造されている。
長繊維強化ポリアリールエーテルケトンマトリックスか
ら成る熱成形できる複合材料は米国特許第3,434,9
14号(スターマンら)、4,624,886号(コグス
ウエルら)、4,613,393号(キヤツタナツクら)
及び4,657,717号(キヤツタナツクら)中に記さ
れている。それらの複合材料の熱成形のために必要な加
工温度は、いづれの場合も、重合体マトリックスの結晶
の融点であるか又はそれよりも高い。
たとえば、無定形のポリエチレンテレフタレートは容易
に熱成形することができ、次いで熱成形した製品を熱処
理して結晶化を誘発させると、それがその機械的性質、
特に引張弾性率を向上させる(国特許第4,457,79
7号(ハチヤドーリアンら))。しかしながら、ポリエ
チレンテレフタレートは、その融点よりも高い温度でシ
ート状に押出し、次いで結晶化を誘発することなく室温
まで冷却することができるのに対して、ポリアリールエ
ーテルケトンは冷却するときにきわめて急速に結晶化す
る傾向があり、そのために容易には無定形のシート状に
押出すことはできないという点で、両者は異なってい
る。
たとえば、ポリカーボネート又はアクリル樹脂のよう
な、他の熱成形できる材料から成るシートに対して用い
る温度、たとえば160℃の近辺の温度、と匹敵する、
比較的低い温度で熱成形することができる無定形のポリ
アリールエーテルケトンシートを提供することが可能で
あれば、きわめて望ましいことである。このような開発
は、比較的低いエネルギーの必要と比較的低い資本投下
の故に、従来の技術の顕著な改善を提供する。
発明の要約 本発明に従って、ポリアリールエーテルケトンが約5%
未満の結晶度を有し且つ本質的に下式I、II及びIII: によって表わされる基から選択した繰返し単位から成っ
ている、約625〜5000ミクロメートルの厚さを有
するポリアリールエーテルケトンシートを提供するが、
上記の式中でPhは1,4-フエニレン又は1,3-フエニ
レン基を表わしている。前者の場合には、式I中の 部分はテレフタリル基(T)であり、後者の場合には、
それはイソフタリル(I)基である。式Iによって表わ
されるポリアリールエーテルケトンの場合においては、
T:I異性体比は約70:30〜0:100、好ましく
は60:40〜0:100、特に60:40〜50:5
0である。シートは、その厚さ範囲の下限の近くで、約
160℃程度の低い温度で熱成形することができる。
式Iによって表わされるポリアリールエーテルケトンは
工業においてポリエーテルケトンケトン又はPEKKと
しても公知であり、式IIによって表わされるものはポリ
エーテルエーテルケトン又はPEEKとして、また式II
Iによって表わされるものはポリエーテルケトン又はP
EKとして公知である。
図面の簡単な説明 図1は種々のポリエーテルケトンケトンの分単位での結
晶化ハーフタイムと温度(℃)の関係のプロットであ
る。
図2は典型的なポリエーテルケトンケトンの示差走査熱
量測定(DSC)プロットである。
図3は押出機と冷却ロール系列の概念図である。
図4は別の押出機及び冷却ロール系列の二つの異なる実
施形態、a及びb、の概念図である。
図5はさらに別の押出機と冷却ロール系列の概念図であ
る。
発明の詳細な説明 本発明のシートの製造のために適するポリエーテルケト
ンケトンは、たとえば、米国特許第3,065,205号
(ボナー)、3,441,538号(マークス)、3,4
42,857号(ソーントン)及びゲイらの米国特許願
第762,252号中に記されているような、テレフタ
リルクロリド及びイソフタリルクロリドとジフエニルエ
ーテルの反応によって取得することができる。適当なポ
リエーテルエーテルケトは、たとえば、米国特許第4,
176,622号(シンドリーら)中に記すようにし
て、製造することができる。適当なポリエーテルケトン
は、たとえば、米国特許第3,953,400号(ダー
ル)中に記されている。
本発明の熱成形できるシートの製造に用いるポリアリー
ルエーテルケトン組成物は全組成物の重量で50%に至
るまでの量で非核形成性の充填剤を含有することができ
る。代表的な充填剤は、二酸化チタン、無機顔料、カー
ボンブラック、ガラス球、硫酸カルシウム、及び320
℃を越える加工温度に耐えることができるように化学的
に不活性な有機粉体材料を包含する。全組成物の重量で
5%に至るまでを、たとえば、けい灰石及び長さ約0.
46cm未満の切断したガラスストランドのような、無機
繊維補強剤とすることができる。
本発明において適するポリアリールエーテルケトン組成
物は、たとえば、溶融押出し及び射出成形のような、標
準的な加工方法によってシート状に成形することができ
る、熱可塑性の材料である。熱成形できるシートは溶融
押出しによって製造することが好ましい。熱可塑性樹脂
をシートとして押出すために設計した、通常の単軸又は
二軸押出機、シーテイングダイ及び引取り装置が好都合
である。押出し温度は重合体溶融温度(これはポリアリ
ールエーテルケトンの1,4/1,3-フエニレン比によ
って影響を受ける)及び分子量(又は溶融粘度)に依存
する。たとえば、PEKK中のT:I異性体比が70:
30又は50:50であるときは、好適な押出し温度は
約360〜370℃であり;T:I異性体比が60:4
0であるときには、好適な押出し温度は約325〜34
0℃である。本発明において適するPEKKの溶融粘度
は、1.19mmの直径と3.91の長さ:直径比のオリ
フイスを有するダイを備えた毛細管レオメーター中で、
70:30と50:50のT/I異性体比に対しては3
60℃で、60:40のT/I異性体に対しては340
℃で測定するときに、180s-1のせん断速度において
約3000Pa-S〜約300Pa-Sの範囲であることが好ま
しい。一般に、ポリアリールエーテルケトンの融点より
も約10℃〜約50℃高い押出し温度が好都合である。
上記の範囲の下限に近い押出し温度が劣化を最低限度と
するために好適であり、また400℃未満であることが
好ましい。また、シートの厚さが増大するにつれて、通
常は可能な温度範囲の中の比較的低い温度で操作するこ
とが好適となる。比較的高い押出温度も可能であるが、
重合体の劣化が起こりやすくなる。
押出したポリアリールエーテルケトンシートをダイから
直接に、重合体の溶融温度よりも低い温度に表面温度が
保ってあることから一般に“冷却ロール”と呼ばれる、
研摩した金属又はテキスチヤードロール上に運ぶ。冷却
速度と呼ばれる、シートを冷却して固化させる速度は、
本発明において必要な無定形のシート構造の達成におけ
る重要な局面である。冷却速度は主として冷却ロールの
温度、シートの厚さ及び生産ライン速度によって決ま
り、反ったり、湾曲したりするシートを生じるほど急速
ではなしに、本発明のシートに固有の成形特性及び物理
的性質を達成するために十分な程度に急速でなければな
らない。物理的性質と熱成形性の冷却速度依存性は、た
とえば重合体をそのガラス転移点を通して冷却するとき
の重合体の結晶化速度と固化速度のような、固有の物理
的性質に関係する。
次いで図1を参照すると、この図は任意的に“結晶化ハ
ーフタイム”と呼ばれるポリアリールエーテルケトンの
性質と温度の関係のプロットを示す。本発明者が適用す
る定義によれば、結晶化ハーフタイムは、所定の温度に
保つときに示差走査熱量測定(DSC)によって測定し
た、無定形の試料が重合体の結晶化発熱極大に到達する
までに要する時間の長さである。かくして、結晶化ハー
フタイムは結晶化過程の完結に対して必要な時間の半分
を表わす必要はないけれども、当該系に対して認められ
る挙動の予報となることが実証されている。図2は7
0:30のT/I異性体比を有するPEKKに対するこ
の種の典型的なDSC走査である。
種々のポリアリールエーテルケトンに対する最低冷却速
度は次のようにして概算することができる。
(a)最大のポリアリールエーテルケトン結晶度、Crmax、
は30%±3%であることがX線結晶学によって実験的
に認められている。
(b)前記のように、Crmaxの約1/2(すなわち15%)
は結晶化ハーフタイムの終りに到達するものと推定され
る。
(c)正常の冷却速度において、図1に示す曲線の最下部
に沿ってのみ顕著な結晶化が生じる。(後記第1表参
照。) (d)申し分のない冷却速度は、溶融加工温度から顕著な
結晶化範囲にある最低温度までの温度間隔を、最短の結
晶化ハーフタイムの多くとも1/3以内に通過し、従っ
て結晶度が最大でも約5%となるような速度である。
一般的に、異なるCrmaxに対して、この温度範囲を、長
くとも(t1/2)min×5%/0.5Crmax%=10(t1/
2)min/Crmaxに等しい時間間隔内で通過させる。
第1表は選択したPEKKに対して概算した最短結晶化
ハーフタイム(図1から)及び最低冷却速度を示す。
一例として、70/30のテレフタリル/イソフタリル
異性体比に対しては、0.9m/分(1分当り1.9kg
の材料)の生産ライン速度で移動する、約1.45g/c
m3の比重を有する幅74cm、厚さ1000ミクロメート
ル(0.1cm)の押出したPEKKシートを360℃の
溶融加工温度から205℃に冷却する(155℃の温度
低下)。この温度範囲を最短結晶化ハーフタイム(これ
は1分である)の1/3、すなわち、約20秒以下、で
通過させなければならず、従って冷却速度は約465℃
/分となる。
冷却速度は押出シート中に結晶性が発現するかどうかを
決定する。第1表は三つの重要な変数を包含する:T/
I異性体化、シート厚さ及び生産ライン速度。ライン速
度の増大及び/又は厚さの増大につれて、シートが比較
的高い温度にある時間が長くなり(熱の散逸効率が低
い)、かくして、当該重合体に対する冷却速度が十分に
低くない限りは、結晶性が発現するおそれが大きくな
る。
他のポリアリールエーテルケトンに対しても、同様な計
算を行なうことができる。これらの計算は指針としての
ものにすぎず、実際の条件は実験的に確立しなければな
らない。
冷却ロール温度は、平らなシートが得られるように選ば
なければならず、それは大きな変動を許さないから、こ
のプロセスにおいて大きな役割りを果さない。温度が高
過ぎるときには、シートがロールに粘着し、温度が低過
ぎるときは、平らな平均シートが得られない。もっとも
実際的な目的に対しては、冷却温度範囲は約110℃か
ら重合体のガラス転移温度のすぐ上の温度までである。
冷却速度の選択は重合体の溶融粘度(その分子量に関係
する)及びシートの厚さにも依存する。適当な冷却速度
を達成するためには、冷却ロールを、電気的に又は伝熱
媒体によって、約160℃の温度に至るまで加熱するこ
とができなければならない。この分野の熟練者は、特に
シートの物理的性質及びその熱成形性に対する冷却速度
の影響を示している本明細書内の実施例を参考にして、
二つ又は多くとも三つの簡単な実験を行なうことによっ
て、最適冷却速度を実験的に決定することができよう。
本発明の無定形ポリアリールエーテルケトンシートは、
標準的な装置を用いて標準的な方法によって、すなわ
ち、真空、加圧、機械的又は二軸シート成形によって、
容易に熱成形することができる。最適条件は特定の機械
及び金型の設計に依存して異なる。これらの条件はプラ
スチック技術者が一般的に使用する技術によって容易に
確立することができる。PEKKシートの熱成形温度範
囲は160〜300℃であるが、好適な組成物及び比較
的厚さの薄いシートに対しては、約170〜235℃、
特に175〜200℃である。
成形が生じる以前にシートを熱成形温度範囲に加熱する
ために要する時間は本発明のシートの熱成形のプロセス
における重要な変数である。一般に、成形工程中の均一
な流れを達成するためには、シート中の均一な熱分布を
維持しながら、予熱時間を最低限度としなければならな
い。滞留時間は、たとえば、シートの寸法、特に厚さ、
当該オーブンの熱特性及び望ましい成形温度範囲のよう
な、プロセス変数に依存するから、正確な成形条件は実
験によって決定しなければならないが、プラスチック技
術者によって容易に確立することができる。PEKKシ
ートに対しては、それは、たとえば1〜5分の短時間で
ある。下表は、それらの二つの予熱時間に対して推奨さ
れる最高温度に対する一般的指針を提供する。
予熱のためには放射又は対流オーブンのいずれも適して
いるけれども、効率の点で放射加熱器が好適である。放
射加熱器の表面温度は一般に500〜1100℃、好ま
しくは600〜900℃に保つ。過度に高いシート温度
又はオーブン滞留時間は、たとえば、不適当な延伸又は
型流れの不良及び成形した製品の脆さのような、無定形
ポリアリールエーテルケトンシートの貧弱な成形性をも
たらすおそれがある。
ポリアリールエーテルケトンシートの熱成形は、圧力又
はプラグの助けを伴なうか又は伴なわない真空成形によ
って、達成することができる。真空度は少なくとも68
kPaでなければならい。成形圧力は常圧から690kPaま
での範囲である。金型温度は常温から150℃までの範
囲である。高い金型温度及び/又は付加的な圧力は一般
に内部応力を最小限度にして、良好な細部及び材料分布
を与え、より一層均一な部品を提供する。
無定形ポリアリールエーテルケトンからの熱成形製品
は、卓越した型の形状と表面の再現及び当初のシートの
表面テキスチヤーの維持を実証する。成形した製品は、
その製造に用いたシートの物理的性質を実質的に維持す
る。このような熱成形製品は、航空機室内用の三次元パ
ネル、導管及びその他の成分を包含する、種々の用途に
おいて有用である。
次いで本発明を、その代表的ないくつかの実施形態によ
って例証するが、これらの実施例中で部数、割合及び百
分率は、他のことわりがない限りは、すべて重量によ
る。
実施例1 360℃において180s-1のせん断速度で390Sa-s
の溶融粘度を有する、ジフエニルエーテル(DPE)及
び70:30のT:I異性体比におけるテレフタリルク
ロリドとイソフタリルクロリドから製造したポリエーテ
ルエーテルケトンを幅15.4cm、厚さ0.15cmのシ
ートとして押出した。押出し装置は200.5cmの水平
な固定したスロットダイを備えた、排気した30mm二軸
押出機及び研摩したクロムの3本ロール冷却ロール系列
から成っていた。押出機とロール系列を図3中に示す
が、ここでE1、E2及びE3は異なる押出機バレル区
域であり;Dはダイである。温度プロフイルは次のとお
りである:E1=245℃、E2=360℃、E3=3
58℃。ダイ温度は375℃、冷却ロール温度は106
℃であった。かくして得た154.4cm×23.0cmの
シートを、“キャルロツド”加熱オーブンと直径9.6
3cm、高さ3.84cmの室温の円筒状“トップハット”
金型を備えた、ブラウンマシーン社真空熱成形機を用い
て熱成形した。94.5kPaの真空と185℃〜193
℃の成形温度を使用して得た製品は、0.95の熱成形
直径比によって示すように、良く成形し且つ良好な型の
再現を有していた。
この形状の型を用いて製造した製品に対する、熱成形直
径比は型の深さの7/8に等しい点における熱成形製品
の直径を型の直径で割った値として定義する。この値は
成形したシートが型の形状に一致する程度、従って、ど
のようによく部品を形成しうるかということを表わす。
1の値は完全な成形性を示すけれども、本発明の目的に
対しては、約0.85に等しいか又はそれよりも大きい
熱成形比は許容しうる成形性を指示する。本発明の目的
に対しては、成形性は型を完全に充填すべき能力と定義
し、一方、型の再現とは型の表面細部を再現すべき能力
を意味する。
実施例2 7%のデユポン二酸化チタンR101 TiO2、0.
003%のフアイザー赤色顔料RO-3097クロマレ
ッド 及び0.05%の青色顔料フエロV-3285ダ
ークブルーを含有する、360℃において180s-1
せん断速度で532Pa-sの溶融粘度を有する、DPE及
び、70:30のT:I異性体比における、テレフタル
クロリドとイソフタルクロリドから製造したポリエーテ
ルケトンケトンを、幅74cm、厚さ0.10cmの無定形
シートとして押出した。装置は、340/250/17
7ミクロメートルのふるいパック及び、0.25cm幅の
間隙に設定した、金属インサートによって幅を74cmに
低下させた138cmのダイを備えている、30:1のL
/D比と3.5:1の圧縮比を有する11.5cm単軸、
非排気押出機;及び垂直の、3本ロール、直径20.5
cm、研摩クロム冷却ロール系列から成っていた。使用し
た温度プロフイルを図4に示すが、この図は押出機とダ
イの温度プロフイルを示す概念図である。垂直のロール
系列を概念的に図4aに示す。E1、E2、E3、E4及
びE5は押出機バレルの温度区域であり;Aはアダプタ
ーであり;且つD1、D2、D3、D4及びD5はダイ
の温度区域である。温度は次のとおりである:バレルに
対してはE1=383℃、E2=377℃、E3=37
1℃、E4=363℃、E5=349℃;アダプターに
対してはA=371℃;ダイに対してはD1=364
℃、D2=352℃、D3=354℃、D4=352
℃、D5=364℃。ロール温度は、上から下へ、それ
ぞれ、146℃、140℃及び160℃であった。押出
したシートについて引張強さ(ASTM D-170
8)とガードナー衝撃強さ(ASTM D-3029)
を測定した。その結果を第3表中に示す。15.4cm×
2.0cmのシート試料を実施例1におけると同様な装置
を用いて真空成形した。182〜188℃の成形温度範
囲を用いたが、生じた製品はよく成形し、良好な型の再
現と適切な物理的性質の保持を実証した。
実施例3 重量で7%のTiO2、0.003%のレッド、及び0.0
5%のブルーを含有し、360℃において180s-1
せん断速度で532Pa-sの溶融粘度を有する、DPE及
び、70:30のT:I異性体比における、テレフタリ
ルクロリドとイソフタリルクロリドから製造したポリエ
ーテルケトンケトンを、実施例2に記した装置を用い
て、幅74cm、厚さ0.20cmのシートとして押出し
た。温度プロフイルは、冷却ロール系列の最上方と中心
のロールに対して146〜140℃、最下方のロールに
対して160℃に設定した以外は、実施例2における同
様であった。押出したシートの引張及び衝撃特性を第4
表中に示す。15.4cm×23.0cmのシート試料を
“トップハット”型の深さが2.6cmとした以外は実施
例1におけると同様な装置を用いて真空成形した。19
3〜199℃の成形温度範囲は、測定不能であるか又は
0.85未満であった熱成形直径比が示すように、成形
不能の限界にある製品を与えた。
この実施例から70:30のT/I異性体比を有する厚
さ0.20cmのPEEKシートは実験条件下に結晶化を
避けるために十分なほど急速に冷却することができない
ということが明らかである。
実施例4 重量で12.3%のTiO2、0.017%のレッド及び
0.13%のブルーを含有し、340℃において156
s-1のせン断速度で912Pa-sの溶融粘度を有する、D
PE及び、60:40のT:I異性体比における、テレ
フタリルクロリドとイソフタリルクロリドから製造した
ポリエーテルケトンケトンを、異なる冷却ロール系列を
用いた以外は実施例2中に記した装置を用いて、幅74
cm、厚さ0.20cmの無定形シートとして押出した。最
上方の冷却ロールは、直径20.5cmの、テキスチャー
ド、キャストシリコーンロールであり、最下方の研摩ク
ロム冷却ロールを移して、上方の2本のロールの背後に
中心のロールに対して約60℃の角度で配置した。この
冷却ロールの配置を図4bに示す。押出し温度プロフィ
ルは次のとおりであった:バレルに対してはE1=33
8℃、E2=377℃、E3=377℃、E4=377
℃、E5=349℃及び332℃;A=338℃;ダイ
に対してはD1=340℃、D2=332℃、D3=3
32℃、D4=332℃、D5=340℃。上方の冷却
ロール温度は140℃であり、中央の冷却ロール温度は
130℃であり、第三の冷却ロールは加熱しなかった。
引張特性とガードナー衝撃強さを第5表中に示す。ガー
ドナー衝撃強さは平滑な側で9.9J、テキスチャード
側で36.2Jであった。15.4×23.0cmのシー
ト試料を実施例1と同様な装置を用いて真空成形した。
成形温度範囲は190〜220℃であり、生成した製品
は良好に成形し、良好な型の再現を示し且つ物理的の性
質を良好に保持していた。
実施例5 12.3%のTiO2、0.017%のレッド及び0.13
%のブルーを含有する、340℃において156s-1
せん断速度で912Pa-sの溶融粘度を有する、DPE及
び、60:40のT:I異性体比における、テレフタリ
ルクロリドとイソフタリルクロリドから製造したポリエ
ーテルケトンケトンを、実施例4中に記した装置と条件
を用いて、幅74cm、厚さ0.10cmのシートとして押
出した。引張特性とガードナー衝撃強さを第6表中に示
す。15.4×23.0cmのシート試料を、室温の1
2.8cmの直径と5.1cmの深さの“トップハット”型
を伴う実施例1におけると同様の装置を用いて真空熱成
形した。かくして得た成形品は一般に良好に成形し、良
好な型流れを示した。
種々の成形温度と滞留時間に対して熱成形直径比を測定
した。いくつかの試験においては成形した製品中の結晶
度百分率をも測定したが、いずれの場合も3%未満(検
出限界)であることが認められ、従って製品は全く無定
形であった。そのデータを第7表中に示す。結晶度はX
線回折を用いて測定した。自動化フイリツプス回折計と
CuKa放射線を用いて対称的透過で走査を集めた。2θが
0.02゜のステップで4゜から60゜の2θまでの固
定時間モードでデータを集めた。各回折図中の背景散乱
は立方スプラインに適合し、それを除いた。2θが6゜
から37゜までのデータ部分を結晶度測定のために使用
した。半結晶性試料中の結晶性成分は、回折図から非結
晶性成分を差引くことによって同定した。非結晶性成分
の寄与を除いたのちに残る回折図の部分を結晶性成分と
みなした。結晶度測定は“高分子科学におけるX線回折
方法”、171頁、レロイEアレキサンダー、第2版、
1979、ロバートE.クリーガー出版、ハンチント
ン、ニユーヨーク中に記載の方法に基づく。
実施例6 5%のTiO2を含有する、360℃において180s-1
せん断速度で403Pa-sの溶融粘度を有する、DPE及
び、70:30のT:I異性体比におけるテレフタリル
クロリドとイソフタリルクロリドから製造したポリエー
テルケトンケトンを、0.13cmに設定した、幅87cm
の水平ダイを備えた6.4cm、単軸、排気押出機及び2
本ロール研摩クロム冷却ロールを用いて押出した。図5
は押出機と垂直冷却ロール系列を表わす概念図である。
温度プロフイルは押出機バレルに対してE1=310
℃、E2=336℃、E3=344℃、E4=348
℃;アダプターに対してA=348℃であった。ダイ温
度は357℃であり、冷却ロールの温度は135℃であ
った。生じた押出シートは幅72cm、厚さ0.10cmで
あった。引張特性とガードナー衝撃強さを第8表中に示
す。シートは実施例5におけると同様な装置を用いて真
空成形した。かくして得た成形製品を全般的に良好に成
形し且つ良好な型流れを示した。種々の成形温度と滞留
時間における熱成形直径比並びに相当する結晶度を測定
した。その結果を第9表中に示す。180〜200℃の
範囲で申し分のない結果が得られることが明らかであ
る。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリアリールエーテルケトンは約5%未満
    の結晶度を有し且つ本質的に下式I、II又はIII: 式中でPhは1,4-フエニレン又は1,3-フエニレン基
    のいずれかであり、1,4−フエニレンの1,3−フエ
    ニレンに対する異性体比は70:30〜0:100であ
    る、 によって表わされる基から選択した繰返し単位から成る
    ことを特徴とする、約625〜5000ミクロメートル
    の厚さを有するポリアリールエーテルケトンシート。
  2. 【請求項2】ポリアリールエーテルケトンは式Iによっ
    て表わされる繰返し単位を有するポリエーテルケトンケ
    トンである、請求範囲第1項記載のシート。
  3. 【請求項3】シートの厚さは約625〜1250ミクロ
    メートルである、請求範囲第2項記載のシート。
  4. 【請求項4】1,4-フエニレンの1,3-フエニレンに
    対する異性体比は最大でも60:40である、請求の範
    囲第2項記載のシート。
  5. 【請求項5】1,4-フエニレンの1,3-フエニレンに
    対する異性体比は約60:40〜50:50であり、且
    つシートの厚さは約625〜2000ミクロメートルで
    ある、請求範囲第2項記載のシート。
  6. 【請求項6】シート組成物の50重量%に至るまでの量
    で非核形成充填剤を含有する、請求の範囲第1項記載の
    シート。
  7. 【請求項7】シート組成物の50重量%に至るまでの量
    で非核形成充填剤を含有する、請求の範囲第4項記載の
    シート。
  8. 【請求項8】シート組成物の5%に至るまでが無機繊維
    質充填剤である、請求の範囲第7項記載のシート。
  9. 【請求項9】ポリアリールエーテルケトンは約5%未満
    の結晶度を有し且つ本質的に下式I、II又はIII: 式中でPhは1,4-フエニレン又は1,3-フエニレン基
    のいずれかであり、1,4-フエニレンの1,3-フエニ
    レンに対する異性体比は70:30〜0:100であ
    る、 によって表わされる基から選択した繰返し単位から成
    る、約625〜5000ミクロメートルの厚さを有する
    ポリアリールエーテルケトンシートの製造方法にして、
    該方法は (a)ポリアリールエーテルケトンをその融点よりも高い
    適当な加工温度に加熱し、 (b)溶融した重合体をシートとして成形し、且つ (c)溶融加工温度と顕著な結晶化が生じる最低温度の間
    での冷却時間が長くても最短結晶化ハーフタイムを10
    /最高結晶度で乗じた時間となるような冷却速度でシー
    トを冷却し、ここで最短結晶化ハーフタイムは示差走査
    熱量測定によって測定するときに、コポリエーテルケト
    ン試料が結晶化発熱極大に達するまでに要する時間の最
    短量として定義し、且つ最高結晶度は当該ポリアリール
    エーテルケトンに対してX線結晶学によって決定する、 段階から成ることを特徴とする該製造方法。
  10. 【請求項10】ポリアリールエーテルケトンは式(I)
    の繰返し単位を有するポリエーテルケトンケトンであ
    る、請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 【請求項11】シートの厚さは約625〜1250ミク
    ロメートルである、請求の範囲第10項記載の方法。
  12. 【請求項12】1,4-フエニレンの1,3-フエニレン
    に対する異性体比は最大でも60:40である、請求の
    範囲第10項記載の方法。
  13. 【請求項13】1,4-フエニレンの1,3-フエニレン
    に対する異性体比は約60:40〜50:50であり、
    且つシートの厚さは約625〜2000ミクロメートル
    である、請求の範囲第10項記載の方法。
  14. 【請求項14】シート製造温度はポリアリールエーテル
    ケトンの融点よりも約10〜50℃高い温度である、請
    求の範囲第9項記載の方法。
  15. 【請求項15】製造したシートを約110℃からポリア
    リールエーテルケトンのガラス転移温度の直上までの温
    度範囲に保った一つ以上のロール上で冷却する、請求の
    範囲第14項記載の方法。
  16. 【請求項16】ポリアリールエーテルケトンは式Iの繰
    返し単位を有するポリエーテルエーテルケトンである請
    求の範囲第15項記載の方法。
  17. 【請求項17】請求の範囲第9項記載の方法によって製
    造したポリアリールエーテルケトンシートから成る無定
    形三次元パネル。
  18. 【請求項18】請求の範囲第13項記載の方法によって
    製造したポリアリールエーテルケトンシートから成る無
    定形三次元パネル。
  19. 【請求項19】約625〜5000ミクロメートルの壁
    厚を有する、ポリアリールエーテルケトンシートから熱
    成形した無定形三次元パネル又は導管にして、該ポリア
    リールエーテルケトンは約5%未満の結晶度を有し且つ
    本質的に下式I、II又はIII: 式中でPhは1,4-フエニレン又は1.3-フエニレン基
    のいずれかであり、1,4−フエニレンの1,3−フエ
    ニレンに対する異性体比は70:30〜0:100あ
    る、 に相当する繰返し単位から成ることを特徴とする、該三
    次元パネル又は導管。
  20. 【請求項20】本質的に式Iによって表わした繰返し単
    位から成り、その中で1,4-フエニレンの1,3-フエ
    ニレン単位に対する異性体比は約6:40/50:50
    である、ポリアリールエーテルケトンから製造した、約
    625〜2000ミクロメートルの壁厚を有する請求の
    範囲第19項記載のパネル又は導管。
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