JPH0662783U - ブラシレスモータの構造 - Google Patents
ブラシレスモータの構造Info
- Publication number
- JPH0662783U JPH0662783U JP299993U JP299993U JPH0662783U JP H0662783 U JPH0662783 U JP H0662783U JP 299993 U JP299993 U JP 299993U JP 299993 U JP299993 U JP 299993U JP H0662783 U JPH0662783 U JP H0662783U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control board
- stator
- rotor
- brushless motor
- recesses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラシレスモータの制御基板取付構造に関
し、制御基板に立設されロータの永久磁石に対向するホ
ール素子等の取付位置を固定するとともに、ホール素子
および制御基板に搭載された半導体素子の部品品質およ
び信頼性を損なわないブラシレスモータの構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 固定子巻線を巻装したステータコアの外周を
樹脂により被覆し一体成型したステータの両側面にロー
タを軸支する軸受ブラケットを圧入する段凹部を設け、
一方の段凹部の先端にホール素子等を収納する複数の凹
部を設け、ステータにロータを挿通し、凹部にロータの
永久磁石に対向してホール素子等を挿入するともに制御
基板を段凹部に挿入し、その上に軸受ブラケットを圧入
して挟持するようにしてなることを特徴とする。
し、制御基板に立設されロータの永久磁石に対向するホ
ール素子等の取付位置を固定するとともに、ホール素子
および制御基板に搭載された半導体素子の部品品質およ
び信頼性を損なわないブラシレスモータの構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 固定子巻線を巻装したステータコアの外周を
樹脂により被覆し一体成型したステータの両側面にロー
タを軸支する軸受ブラケットを圧入する段凹部を設け、
一方の段凹部の先端にホール素子等を収納する複数の凹
部を設け、ステータにロータを挿通し、凹部にロータの
永久磁石に対向してホール素子等を挿入するともに制御
基板を段凹部に挿入し、その上に軸受ブラケットを圧入
して挟持するようにしてなることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はブラシレスモータの構造に関し、詳しくはブラシレスモータの制御基 板の取付構造に関するものである。
【0002】
従来、ブラシレスモータの構造は図3に示すように、固定子巻線2を巻装した ステータコア1の一側所定の位置に、ホール素子等を立設した制御基板5を取付 け、この状態でステータコア1の外周を熱硬化性樹脂により一体に成形し、ステ ータコア1に永久磁石8を装着したロータ9を挿通し、制御基板5のホール素子 等がロータ9の永久磁石8に対向するように配置し、ステータ4の両側面に設け た段凹部7にロータ9の回転軸10を軸支する軸受ブラケットを圧入または接着に より装着し、軸受ブラケットに固定された軸受によりロータ9を軸支する方法が 取られている。 この場合、ロータ9の永久磁石8と制御基板5のホール素子等の相対位置がブ ラシレスモータの特性を左右するために、制御基板5のホール素子等の位置は成 形金型により確実に位置決めされるようにしている。 ブラシレスモータは、ホール素子等により界磁磁極と固定子電流の相対位置を 検出し、このタイミングで半導体素子により3相または4相に巻装された巻線の 電流切換えを行うようにしている。 しかしながら、ホール素子等も半導体素子であり、制御基板5に搭載された半 導体素子と同様に熱硬化性樹脂により一体成形する際に高温高圧状態に置かれる ため、部品品質または信頼性が低下する危険が残されている。
【0003】
本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、樹脂成型されたステータ の一側に設けた段凹部にホール素子等を立設した制御基板を挿入し、ロータの外 周に装着した永久磁石に対向して所定の間隔でホール素子等を固定するとともに 、ホール素子等および制御基板に搭載された半導体素子の部品品質と信頼性を損 なわないブラシレスモータの構造を提供することを目的としている。
【0004】
上記目的を達成するために、ステータの一方の段凹部に制御基板に立設しロー タの永久磁石に対向して界磁磁極位置を検出するホール素子等を収納する複数の 凹部を形成し、同段凹部に同制御基板を挿入保持し軸受ブラケットにより挟持す るようにした。
【0005】
上記の構成によれば、固定子巻線を巻装し外周を熱硬化性樹脂により一体成形 したステータの一側に制御基板を挿入する段凹部と、同段凹部に制御基板に立設 したホール素子等を収納する複数の凹部を形成し、同凹部にホール素子等を挿入 すると同時に同段凹部に制御基板を挿入し、外周に永久磁石を装着したロータを 挿通し、同段凹部とステータの他側に設けた段凹部にロータの回転軸を軸支する 軸受ブラケットを圧入または接着により装着するようにした。 ステータの一体成形後にホール素子等を立設した制御基板を取付けることによ り、制御基板に搭載された半導体素子の熱劣化を避け、部品品質または信頼性の 低下を未然に防止することができる。
【0006】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案のブラシレスモータの構成を示す側面断面図で、ステータコア1 に巻枠を介して固定子巻線2が巻装し、その状態で外周を熱硬化性樹脂3により 被覆し一体成型して外筐体を形成し、ステータ4を構成している。 ステータ4の一方の側面には制御基板5の外径に合わせた大きさの第1の段凹 部6が、他の側面には第2の段凹部7がそれぞれステータコア1の内径と同軸に 円形に形成され、ステータ4の内周に外周に永久磁石8を装着したロータ9を挿 通し、第1の段凹部6には制御基板5と制御基板5の形状に合わせた軸受ブラケ ットAを、第2の段凹部7には軸受ブラケットBを圧入または接着により固定し て、ロータ9の回転軸10を回動自在に軸支している。 さらに、第1の段凹部6の先端には、内周に沿って所定の間隔で複数の凹部11 が形成され、同凹部11に制御基板5に立設したホール素子12を格納し、ロータ9 の永久磁石8に対向して界磁磁極位置を検出するように配置されている。 また、第1の段凹部6の一端には制御基板5からのリード線13を引き出す引き 出し溝14が形成されている。 図2は本考案のステータの一部省略斜視図で、第1の段凹部側の構成を示し、 熱硬化性樹脂により一体成形されたステータ4の第1の段凹部6の先端には所定 の間隔で複数の凹部11が形成され、図2bに示すように凹部11にホール素子12を 挿入しロータ9の永久磁石8に対向させるとともに、ホール素子12がロータ側に 倒れないように衝立15で保持し、ロータ9の界磁磁極位置を検出するように配置 している。 さらに、ロータ9を挿通し回転軸10を軸受ブラケットAの軸受に嵌入し、第1 の段凹部6に制御基板5、軸受ブラケットAの順で重ね圧入または接着により固 定するようにしている。
【0007】
以上のように本考案においては、固定子巻線を巻装したステータコアを熱硬化 性樹脂により一体成型してから、ホール素子等を立設した制御基板を取付けるこ とにより、ホール素子等および制御基板に搭載した半導体素子を成型時の熱衝撃 から保護することにより、部品品質と信頼性を高めることができる。
【図1】本考案のブラシレスモータの構成を示す側面断
面図である。
面図である。
【図2】本考案のステータの一部省略斜視図である。
【図3】従来のブラシレスモータの構成を示す側面断面
図である。
図である。
1 ステータコア 2 固定子巻線 3 熱硬化性樹脂 4 ステータ 5 制御基板 6 第1の段凹部 7 第2の段凹部 8 永久磁石 9 ロータ 10 回転軸 11 凹部 12 ホール素子 13 リード線 14 引き出し溝 15 衝立 A 軸受ブラケットA B 軸受ブラケットB
Claims (1)
- 【請求項1】 固定子巻線を巻装したステータコアの外
周を樹脂により被覆し一体成形したステータの一側にホ
ール素子等を立設した制御基板を装着し、外周に永久磁
石を装着したロータを挿通し、ステータの両側面に設け
た段凹部にロータの回転軸を軸支する軸受ブラケットを
装着してなるブラシレスモータにおいて、上記ステータ
の一方の段凹部に上記制御基板に立設しロータの永久磁
石に対向して界磁磁極位置を検出するホール素子等を収
納する複数の凹部を形成し、同段凹部に同制御基板を挿
入保持し上記軸受ブラケットにより挟持するようにして
なることを特徴とするブラシレスモータの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP299993U JPH0662783U (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | ブラシレスモータの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP299993U JPH0662783U (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | ブラシレスモータの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662783U true JPH0662783U (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=11545081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP299993U Pending JPH0662783U (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | ブラシレスモータの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662783U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111448742A (zh) * | 2017-12-04 | 2020-07-24 | 马勒国际有限公司 | 用于制造电机的定子的方法 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP299993U patent/JPH0662783U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111448742A (zh) * | 2017-12-04 | 2020-07-24 | 马勒国际有限公司 | 用于制造电机的定子的方法 |
JP2021505118A (ja) * | 2017-12-04 | 2021-02-15 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH | 電気機械用ステータの製造方法 |
CN111448742B (zh) * | 2017-12-04 | 2022-08-09 | 马勒国际有限公司 | 用于制造电机的定子的方法 |
US12062960B2 (en) | 2017-12-04 | 2024-08-13 | Mahle International Gmbh | Method for producing a stator for an electric machine |
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