JPH0662770U - 電動アクチュエータ - Google Patents

電動アクチュエータ

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JPH0662770U
JPH0662770U JP673993U JP673993U JPH0662770U JP H0662770 U JPH0662770 U JP H0662770U JP 673993 U JP673993 U JP 673993U JP 673993 U JP673993 U JP 673993U JP H0662770 U JPH0662770 U JP H0662770U
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cam
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芳比古 浅川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロスイッチが作用された時に、一方の
回路を開くと共に確実に他方の回路を開いて、出力軸の
回転停止の位置決めと位置信号の発信を確実に行うよう
にする。 【構成】 出力軸に連動して回転するカム1を、出力軸
に遊びなしで連動して回転する本カム部3にこれに対し
て一定回転角度の遊びを有する作用カム部4を組み合わ
せて構成し、作用カム部4が出力軸の停止位置において
マイクロスイッチ2の駆動部5の弾発力によって回転の
遅れの一部又は全部を回復するように回転させられ、こ
の作用カム部4の回転によってマイクロスイッチ2の作
用が確実になるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主としてボールバルブやバタフライバルブなどの回転弁に用いられ る電動アクチュエータに関し、特に、出力軸の回転停止の位置決めと共に、バル ブの開閉の位置信号の発信を確実に行うようにしたバルブ用電動アクチュエータ の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロスイッチは微小接点間隔とスナップアクション機構とを有していて、 カム等でマイクロスイッチの駆動部に作用すると、それまで閉じていた回路が開 き、同時に今まで開いていた別の回路が閉じる構造になっている。 しかし、カム等が前者の回路を開くまで駆動部に作用し、スナップアクション 機構がまだ作動しない状態で停止すると、前者の回路は開いたが後者の回路を閉 じない状態のままになる。
【0003】 バルブを開閉する電動アクチュエータにおいて、前者の回路がモータ回路であ り後者の回路が開閉位置表示ランプの回路であれば、上記の状態は、モータの回 転によって開弁又は閉弁している時に、カムがマイクロスイッチの駆動部に作用 してモータが止まりバルブが開弁状態又は閉弁状態になったのに、開閉位置表示 ランプが開弁状態又は閉弁状態を表示しない状態である。 このようなことは、アクチュエータの出力軸の回転速度が比較的遅い場合、又 はモータの停止性が極めて良い場合に起こり勝ちであり、誤操作の原因になり、 操業上ばかりか安全上にも極めて重大な問題である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の電動アクチュエータは、上記のマイクロスイッチの回路切り替え作動 に関する課題を解決するためのもので、出力軸の回転停止の位置決めと、バルブ 開閉の位置信号の発信を確実に行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、出力軸に連動して回転するカムがマイ クロスイッチの駆動部に作用して該出力軸の回転停止の位置決めと位置信号の発 信とを行う電動アクチュエータであって、該カムを、該駆動部に作用する作用カ ム部が該出力軸に対して回転方向の遊びを有している遅延カム機構にした。
【0006】 この場合、該遅延カム機構を、該出力軸に対して遊びなしで連動して回転する 本カム部に該本カム部に対して一定回転角度の遊びを有する該作用カム部を組み 合わせて構成するとよく、また、該遅延カム機構を、該本カム部より遊びの回転 角度だけ遅れて回転していた該作用カム部が、該出力軸の回転停止の位置におい て、該駆動部の弾発力によって回転の遅れの一部又は全部を回復させられるよう に構成するとよい。
【0007】
【作用】
本考案の電動アクチュエータは、マイクロスイッチの駆動部に作用するカムが 遅延カム機構を有していて、駆動部に直接作用する作用カム部が、出力軸に対し て遊びなしで連動して回転する本カム部に、本カム部に対して一定回転角度の遊 びを設けて組み合わされており、出力軸の回転停止の位置において、作用カム部 が駆動部の弾発力によって回転の遅れの一部又は全部を回復させられて更に回転 するので、それまで閉じていた回路が開くだけでなく、今まで開いていた別の回 路を確実に開き、前者の回路を開いたが後者の回路が閉じないという状態には決 してならない。従ってこのための誤操作の心配がなく、操業上及び安全上の問題 を生じない。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の電動アクチュエータを、その一部を示した図面と代表的な電気 回路図に基づき、その構造と作用を併せて説明する。 図1及び図2は、本考案の電動アクチュエータのカムとマイクロスイッチを説 明するための部分外観図であって、1はカム、2はマイクロスイッチであり、カ ム1は本カム部3と作用カム部4とからなり、5はマイクロスイッチ2の駆動部 である。
【0009】 3aは本カム部3の軸部、3bは本カム部3のピン部であり、軸部3aは作用 カム部4の軸穴部4aに回転自在に挿入してあり、ピン部3bは作用カム部4に 設けたピン部3bの径より大きい径を持つピン穴部4bに挿入してある。 作用カム部4の外周面は、大径円周面4cと小径円周面4dとで形成されてお り、大径円周面4cでマイクロスイッチ2の駆動部5に押し作用をし、小径円周 面4dでマイクロスイッチ2の駆動部5に放し作用をする。 なお、本カム部3はアクチュエータの出力軸(図に示してない)に対して遊び なしで連動して回転するようになっている。
【0010】 本カム部3と作用カム部4との関係は、図1のように、本カム部3が矢印の方 向に回転する時、ピン部3bがピン穴部4bを押して、作用カム部4を矢印の方 向に回転させる。なお、ピン部3bとピン穴部4bとの間の遊びが、作用カム部 4が回転して小径円周面4dから大径円周面4cに移る外周面4eが駆動部5に 押し作用をする時、及び大径円周面4cが駆動部5に接触して回転する時に、作 用カム部4が本カム部3より遅れて回転するように作用する。図1に示した状態 はこのような状態である。
【0011】 図2に示したように、作用カム部4と駆動部5との接触位置が作用カム部4の 大径円周面4cから小径円周面4dに移る外周面4fになると、駆動部5が自身 が持つ弾発力で放し作用をされると共に、後にも述べるように、この弾発力によ って作用カム部4が回転の遅れの一部又は全部を回復するように回転させられる 。
【0012】 図3は、電動アクチュエータの代表的な電気回路図であって、OLSとSLS は、それぞれ開弁時と閉弁時に作用されるマイクロスイッチである。図に示した ようにマイクロスイッチSLSがモータMの回路の接点NCを閉じている状態に おいて、切替スイッチを図のようにすると、モータMが回転し、出力軸が回転し 、図1に示したような本カム部3及び作用カム部4も回転する状態になる。
【0013】 カム1の回転が更に進んで、マイクロスイッチ2の駆動部5と作用カム部4と の接触部が作用カム部4の大径円周面4cから小径円周面4dに移る外周面4f に移ると、駆動部5が弾発力で放し作用をされて、マイクロスイッチSLSのモ ータMの回転の接点NCが僅か開かれ、モータMが、従って出力軸及び本カム部 3が回転を停止する。しかしこの状態では、マイクロスイッチSLSは接点NC を開いたけれどもまだ接点NOを閉じていないので、表示用のSランプを点灯し ない。
【0014】 しかし本考案のカム1は、作用カム部4が本カム部3より遅れて回転しており 、両者の間に回転方向の遊びが設けられているので、作用カム部4が駆動部5の 弾発力で回転の遅れの一部又は全部を回復するように回転させられ、図2の状態 になるまで駆動部5が更に放れ操作される。このためマイクロスイッチSLSが 接点NOを閉じ、Sランプを点灯する。このため、マイクロスイッチSLSは、 接点NCを開くとすぐ接点NOを閉じ、誤操作を起こす原因を作らず、操作上及 び安全上の問題を生じない。
【0015】
【考案の効果】
本考案の電動アクチュエータは、独得の遅延カム機構によって、マイクロスイ ッチの一方の回路を開けば必ず他方の回路を確実に閉じ、バルブに用いた場合に 、バルブの開閉の位置決めと、バルブの開閉の位置信号の発信を確実に行い、誤 操作の原因を作らず、操作上及び安全上の問題を生じない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電動アクチュエータの一部を示す部分
平面図である。
【図2】図1の他の状態を示す部分平面図である。
【図3】電動アクチュエータの代表的な電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 カム 2 マイクロスイッチ 3 本カム部 4 作用カム部 5 駆動部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸に連動して回転するカムがマイク
    ロスイッチの駆動部に作用して該出力軸の回転停止の位
    置決めと位置信号の発信とを行う電動アクチュエータで
    あって、該カムを、該駆動部に作用する作用カム部が出
    力軸に対して回転方向の遊びを有している遅延カム機構
    にしたことを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 上記の遅延カム機構を、出力軸に対して
    遊びなしで連動して回転する本カム部に、該本カム部に
    対して一定回転角度の遊びを有する作用カム部を組み合
    わせて構成したことを特徴とする請求項1記載の電動ア
    クチュエータ。
  3. 【請求項3】 上記の遅延カム機構を、本カム部より遊
    びの回転角度だけ遅れて回転していた作用カム部が、出
    力軸の回転停止の位置において該駆動部の弾発力によっ
    て回転の遅れの一部又は全部を回復させられるように構
    成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電
    動アクチュエータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003130333A (ja) * 2001-10-22 2003-05-08 Rinnai Corp 火力調節装置
JP2003130332A (ja) * 2001-10-22 2003-05-08 Rinnai Corp 火力調節装置
JP2009002529A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Rinnai Corp コンロバーナ

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JP4716292B2 (ja) * 2007-06-19 2011-07-06 リンナイ株式会社 コンロバーナ

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JP2507149Y2 (ja) 1996-08-14

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