JP2009002529A - コンロバーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】副バーナが燃焼状態での主バーナの点火時や消火時に逆火の発生を防止することができるコンロバーナを提供する。
【解決手段】主バーナ用ガス供給路4により燃料ガスが供給される主バーナ6と副バーナ用ガス供給路4により燃料ガスが供給される副バーナ7とを備え、各バーナ6,7へ供給するガス供給量を単一の操作レバー20により調節するガス量調節手段3を備えるコンロバーナ1において、両バーナ6,7を燃焼させるとき開弁して主バーナ用ガス供給路4を開放し、副バーナ7のみを燃焼させるとき閉弁して主バーナ用ガス供給路4を閉鎖する電磁弁16と、操作レバー20の移動範囲に設定された検出位置を通過する操作レバー20を検出するレバー検出手段22,23と、レバー検出手段22,23による操作レバー20の検出に応じて電磁弁16の開閉を切換える切換制御手段17とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、主バーナと、該主バーナより最大火力が小さい副バーナとを一体に備えるコンロバーナに関する。
従来、主バーナと、該主バーナに隣設され、該主バーナより最大火力が小さい副バーナと、両バーナに燃料ガスを供給するガス供給路とを備え、両バーナを燃焼させて大きな火力が得られるようにし、主バーナを消火させて副バーナのみにより小さな火力が得られるようにしたコンロバーナが知られている(例えば、特許文献1参照)。このコンロバーナは、主バーナに燃料ガスを供給する主バーナ用ガス供給路と、副バーナに燃料ガスを供給する副バーナ用ガス供給路が設けられ、主バーナ用ガス供給路には第1ニードル弁が、副バーナ用ガス供給路には第2ニードル弁が設けられている。第1ニードル弁は、第1開度調節レバーにより全開(強火)から全閉(消火)まで開度調節可能となっており、第2ニードル弁は、第2開度調節レバーにより全開(弱火)から最小(とろ火)まで開度調節可能となっている。
そして、使用者が火力を弱火乃至とろ火とするときには、第1ニードル弁の開度を全閉とし、主バーナを消火させて副バーナのみを燃焼させる。こうすることによりコンロバーナ全体としての火力をかなり絞ることができ、広い火力調節範囲を得ることができる。
しかし、この構成によると、第1開度調節レバーの操作によって第1ニードル弁が全閉となる直前、或いは、第1ニードル弁が全閉から開放直後においては、極微量の燃料ガスが主バーナに供給され、主バーナ側に逆火が生じるおそれがある。
特開平9−303719号公報
かかる不都合を解消して、本発明は、副バーナが燃焼状態での主バーナの点火時や消火時に逆火の発生を防止することができるコンロバーナを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、主バーナと、該主バーナに隣設され、最大火力が主バーナより小さい副バーナと、主バーナに燃料ガスを供給する主バーナ用ガス供給路と、副バーナに燃料ガスを供給する副バーナ用ガス供給路と、単一の操作レバーを移動させることにより各ガス供給路へのガス供給量を調節するガス量調節手段とを備え、前記操作レバーは、該ガス量調節手段のガス量調節範囲に対応して火力大の位置から火力小の位置にわたって移動可能とされているコンロバーナにおいて、両バーナを燃焼させるとき開弁して前記主バーナ用ガス供給路を開放し、副バーナのみを燃焼させるとき閉弁して前記主バーナ用ガス供給路を閉鎖する電磁弁と、前記操作レバーの移動範囲に設定された検出位置を通過する操作レバーを検出するレバー検出手段と、該レバー検出手段による操作レバーの検出に応じて前記電磁弁の開閉を切換える切換制御手段とを設け、該切換制御手段は、前記レバー検出手段が、火力大の位置から火力小の位置へ向かって移動する際の操作レバーを前記検出位置で検出したとき、前記電磁弁を開から閉に切換え、前記レバー検出手段が、火力小の位置から火力大の位置へ向かって移動する際の操作レバーを前記検出位置で検出したとき、前記電磁弁を閉から開に切換えることを特徴とする。
操作レバーが最大火力の位置にあるとき、電磁弁は開状態にあって主バーナ用ガス供給路を開放しており、ガス量調節手段によるガス供給量は最大とされて、主バーナと副バーナとが夫々最大火力(強火)で燃焼する。この状態から操作レバーを操作して、該操作レバーを火力大の位置から火力小の位置へ向かって移動させると、ガス量調節手段によるガス供給量が次第に減少して、主バーナと副バーナとの夫々の火力が徐々に絞られる。そして、操作レバーが検出位置を通過する際に、レバー検出手段が操作レバーを検出して切換制御手段が電磁弁を開から閉に切換え、主バーナ用ガス供給路が閉鎖される。これにより、主バーナが消火し、副バーナのみが燃焼状態となる。このとき、主バーナ用ガス供給路に供給される燃料ガスは電磁弁によって瞬時に遮断されるので、主バーナに向かって微量な燃料ガスが供給されることがなく、逆火の発生を防止することができる。そして更に操作レバーを最小火力の位置に移動させると、ガス量調節手段によるガス供給量が減少して副バーナの火力が絞られ、極めて小さな火力(とろ火)を得ることができる。
操作レバーが最小火力(とろ火)の位置にある状態から操作レバーを操作して、該操作レバーを火力大の位置へ向かって移動させると、ガス量調節手段によるガス供給量が次第に増加して、副バーナの火力が徐々に増加する。そして、操作レバーが検出位置を通過する際に、レバー検出手段が操作レバーを検出して切換制御手段が電磁弁を閉から開に切換え、主バーナ用ガス供給路が開放される。これにより、主バーナが点火し、主バーナと副バーナとが燃焼状態となる。このとき、主バーナ用ガス供給路は電磁弁によって瞬時に開放されるので、十分な量の燃料ガスが即座に主バーナに供給され、逆火の発生を防止することができる。
また、本発明において、前記検出位置は、前記操作レバーが火力大の位置から火力小の位置へ向かって移動する際に、前記電磁弁を開から閉に切換える第1の検出位置と、前記操作レバーが火力小の位置から火力大の位置へ向かって移動する際に、前記電磁弁を閉から開に切換える第2の検出位置とからなり、該第2の検出位置は、前記第1の検出位置に対して火力大の位置側に所定距離を存して設定されていることが好ましい。
操作レバーを移動させることによりガス供給量を調節するガス量調節手段においては、ヒステリシスによって、操作レバーが同じ位置にあっても操作レバーの移動方向によってガス供給量が異なる場合がある。具体的には、ガス量調節手段としてニードル弁を採用した場合に、操作レバーに連設されたカム溝にニードル弁に備えるピンが案内されてニードル弁が上下駆動される。そして、ニードル弁は、その開度を絞るときカム溝の上縁でピンが押し下げらて閉方向に下動されるが、開度を広げるときにはカム溝の下縁でピンが押し上げられて開方向に上動される。これにより、カム溝の上縁によるピンの押し下げと、カム溝の下縁によるピンの押し上げとの間にズレが生じ、このズレが操作レバーの位置に影響して、操作レバーが同じ位置にあっても、火力大の位置から火力小の位置へ向かう移動過程よりも、火力小の位置から火力大の位置へ向かう移動過程のガス供給量が小さくなる。
そこで、本発明においては、レバー検出手段による検出位置として、前記第1の検出位置と前記第2の検出位置とを設け、更に、第1の検出位置から火力大の位置側に所定距離を存した位置に第2の検出位置を設けておくことにより、ガス量調節手段が有するヒステリシスの影響を抑制して、第2の検出位置で電磁弁が開弁されるときのガス供給量が、第1の検出位置で電磁弁が閉弁されるときのガス供給量より小となることを可及的に防止することができる。
更に、前記第2の検出位置を、前記第1の検出位置よりも主バーナへのガス供給量が大となる位置に設定することができる。これによれば、主バーナが点火するときに、十分な量の燃料ガスを主バーナに供給することができ、着火時にガス供給量が不十分であるために生じる主バーナの逆火や着火不良を確実に防止することができる。また、主バーナが消火するときには、ガス供給量を比較的小として、主バーナが消火する直前の全体の火力と、主バーナが消火した直後に副バーナの燃焼のみとなったときの火力との差を小とすることができ、使い勝手を向上させることができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のコンロバーナ1を示しており、図中、2はバーナ本体、3はガス量調節手段である。バーナ本体2とガス量調節手段3とは、2本のガス供給管(後述する主バーナ用ガス供給管4と副バーナ用ガス供給管5)によって接続されている。
バーナ本体2は、図2に示すように、主バーナ6と副バーナ7とを備えている。主バーナ6は、バーナ本体2のバーナヘッド部分に設けられ、副バーナ7は、主バーナ6の下側に隣接して設けられている。主バーナ6は、その周方向に配列された複数の第1の炎口8を備え、副バーナ7は、その全周にわたって複数の第2の炎口9を備えている。副バーナ7は、主バーナ6よりも最大火力が小さく、その最大火力の差に対応して、副バーナ7の第2の炎口9の総面積は主バーナ6の第1の炎口8の総面積よりも小さい。
更に、バーナ本体2は、図1に示すように、主バーナ6に連通する主バーナ混合管10と、副バーナ7に連通する副バーナ混合管11とを備えている。主バーナ用ガス供給管4の下流端にはノズル12が設けられており、該ノズル12には、主バーナ混合管10の上流端開口10aが対峙している。副バーナ用ガス供給管5の下流端にはノズル14が設けられており、該ノズル14には、副バーナ混合管11の上流端開口11aが対峙している。なお、副バーナ7が主バーナ6よりも最大火力が小さいことによりその最大火力の差に対応して、副バーナ用ガス供給管5及び副バーナ混合管11は、主バーナ用ガス供給管4及び主バーナ混合管10よりも細く、副バーナ用ガス供給管5のノズル14は、主バーナ用ガス供給管4のノズル12よりノズル径が小さい。
そして、主バーナ用ガス供給管4のノズル12から主バーナ混合管10に向かって燃料ガスが噴出され、エゼクタ効果により、この燃料ガスに伴って主バーナ混合管10の上流端開口10aから燃焼用一次空気が吸入され、主バーナ混合管10において燃料ガスと燃焼用一次空気とが混合されて主バーナ6で燃焼する。同様に、副バーナ用ガス供給管5のノズル14から副バーナ混合管11に向かって燃料ガスが噴出され、エゼクタ効果により、この燃料ガスに伴って副バーナ混合管11の上流端開口11aから燃焼用一次空気が吸入され、副バーナ混合管11において燃料ガスと燃焼用一次空気とが混合されて副バーナ7で燃焼する。
また、主バーナ用ガス供給管4には電磁弁16が介装されている。電磁弁16は、開弁することにより主バーナ用ガス供給管4を開放して主バーナ6へ向かう燃料ガスを流動可能とし、閉弁することにより主バーナ用ガス供給管4を閉鎖して主バーナ6へ向かう燃料ガスを遮断する。そして、該電磁弁16は、切換制御手段17に接続されており、該切換制御手段17により開閉される。
ガス量調節手段3は、図1において模式的に示すように、主バーナ用ガス供給管4へのガス供給量を調節する主バーナ用ニードル弁18と、副バーナ用ガス供給管5へのガス供給量を調節する副バーナ用ニードル弁19とを備え、各ニードル弁18,19の開度は、単一の操作レバー20の旋回操作によって連動して調節されるようになっている。ガス量調節手段3は、詳しくは図示しないが、主ガス供給管21から供給した燃料ガスを内部において2又に分岐させ、その一方を主バーナ用ニードル弁18を介して主バーナ用ガス供給管4へ送り、他方を副バーナ用ニードル弁19を介して副バーナ用ガス供給管5へ送る。
操作レバー20は、両ニードル弁18,19の最大開度に対応する火力最大の位置Lと両ニードル弁18,19の最小開度に対応する火力最小の位置Sとの範囲で旋回操作が可能とされている。
操作レバー20の旋回操作範囲における操作レバー20の所定の通過位置にはスイッチ22が設けられている。スイッチ22は、前記切換制御手段17に接続されており、操作レバー20に設けられた後述の押圧手段23(図3参照)により押圧されたときにONとなり、押圧手段23の離反によりOFFとなる。そして、スイッチ22がONとなることで操作レバー20の位置が検出され、切換制御手段17は電磁弁16を開閉させる。なお、押圧手段23によるスイッチ22の押圧位置(スイッチ22がONとなる位置)が本発明の検出位置であり、スイッチ22と押圧手段23とは本発明のレバー検出手段を構成している。
更に、前記押圧手段23は、操作レバー20が火力最大の位置L側から火力最小の位置S側へ向かって旋回操作されてスイッチ22上を通過した場合と、操作レバー20が火力最小の位置S側から火力最大の位置L側へ向かって旋回操作されてスイッチ22上を通過した場合とでは、スイッチ22を押圧する位置が異なるように構成されている。即ち、押圧手段23は、図3(a)に示すように、操作レバー20の下面側に設けられた一対の支持片24,25と、両支持片24,25間にピン部材26を介して揺動自在に支持された揺動部材27とを備えている。揺動部材27は、図3(b)に示すように、操作レバー20の旋回方向に沿って揺動自在であり、操作レバー20の下面側には、旋回方向に対向して揺動部材27の揺動範囲を規制する一対の規制片28,29が設けられている。
そして、図4に示すように、操作レバー20が火力最大の位置L側から火力最小の位置S側へ向かって旋回操作されて前記押圧手段23がスイッチ22の上方を通過した場合には、先ず、押圧手段23の揺動部材27がスイッチ22に接して揺動し、次いで、一方の規制片28に規制された状態となったとき、揺動部材27に押圧力が生じてスイッチ22を押圧する。この押圧位置(第1の検出位置A)でスイッチ22がONとなり、スイッチ22により操作レバー20が検出されたことによって切換制御手段17は電磁弁16を開から閉に切換える。また、操作レバー20が火力最小の位置S側から火力最大の位置L側へ向かって旋回操作されて前記押圧手段23がスイッチ22の上方を通過した場合には、先ず、押圧手段23の揺動部材27がスイッチ22に接して揺動し、次いで、他方の規制片29に規制された状態となったとき、揺動部材27に押圧力が生じてスイッチ22を押圧する。この押圧位置(第2の検出位置B)でスイッチ22がONとなり、スイッチ22により操作レバー20が検出されたことによって切換制御手段17は電磁弁16を閉から開に切換える。
また、揺動部材27は、ピン部材26による支持位置から下方に延出する長さによって揺動範囲が適宜設定可能であるため、第1の検出位置Aと第2の検出位置Bとの間隔距離を、揺動部材27の揺動範囲によって設定することができる。そして、本実施形態においては、主バーナ用ニードル弁18及び副バーナ用ニードル弁19と、操作レバー20の位置とのヒステリシスを考慮して、第2の検出位置Bが第1の検出位置Aに対して火力最大の位置L側に設定されている。更に、本実施形態においては、第2の検出位置Bで切換制御手段17が電磁弁16を閉から開に切換える際の主バーナ用ニードル弁18の開度(主バーナ6へのガス供給量)が、第1の検出位置Aで切換制御手段17が電磁弁16を開から閉に切換える際の主バーナ用ニードル弁18の開度(主バーナ6へのガス供給量)よりも大となるように、第1の検出位置Aと第2の検出位置Bとの間隔距離が設定されている。
次に、本実施形態のコンロバーナ1の作動を図1、図5(a)及び図5(b)を参照して説明する。図5(a)は操作レバー20の位置と主バーナ用ニードル弁18の開度との関係を示しており、図5(b)は操作レバー20の位置とガス供給量との関係を示している。操作レバー20が火力最大の位置Lから火力最小の位置Sまで旋回操作されるときには、開度が火力減少ラインaに沿って小となり、ガス供給量もガス量減少ラインa´に沿って減少する。一方、操作レバー20が火力最小の位置Sから火力最大の位置Lまで旋回操作されるときには、開度が火力増加ラインbに沿って小となり、ガス供給量もガス量増加ラインb´に沿って増加する。なお、操作レバー20が同じ位置にあっても、火力増加ラインbに対応する開度は、火力減少ラインaに対応する開度よりも小さい。これは、主バーナ用ニードル弁18(及び副バーナ用ニードル弁19)と、操作レバー20の位置とのヒステリシスが影響したものである。また、前述した通り、本実施形態においては、図5(a)に示すように、第2の検出位置Bでの開度xが、第1の検出位置Aでの開度yよりも大となるように、第1の検出位置Aと第2の検出位置Bとが設定されている。
操作レバー20が火力最大の位置Lにあるとき、ガス量調節手段3の主バーナ用ニードル弁18と副バーナ用ニードル弁19とが共に最大の開度となる。これにより、主バーナ6と副バーナ7とが共にガス供給量に応じた火力(通常は最大火力)で燃焼する。このとき、電磁弁16は開弁状態とされており、主バーナ用ニードル弁18の開度に応じた燃料ガスが主バーナ用ガス供給管4を介して主バーナ6に供給される。
この状態から、操作レバー20が火力最小の位置S側に向かって旋回操作されると、主バーナ用ニードル弁18の開度と副バーナ用ニードル弁19の開度とが共に絞られ、燃料ガスのガス供給量の減少に応じて主バーナ6と副バーナ7との火力が低下する。そして、操作レバー20が更に火力最小の位置S側に向かって旋回操作され、前記第1の検出位置Aを通過した時点で、前記スイッチ22により操作レバー20が検出される。これに応じて、切換制御手段17が電磁弁16を開から閉に切換え、瞬時に主バーナ用ガス供給管4が閉鎖されて、主バーナ6が消火して副バーナ7のみが燃焼した状態となる。このとき、電磁弁16の閉弁によって主バーナ用ガス供給管4が瞬時に閉鎖されるので、微量な燃料ガスが主バーナ6に供給されることがなく、主バーナ6における逆火の発生を防止することができる。しかも、図5(b)に示すように、主バーナ6が消火するときには、ガス供給量を比較的小として、主バーナ6が消火する直前の全体の火力と、主バーナ6が消火した直後に副バーナ7の燃焼のみとなったときの火力との差が小さいので、全体の火力が急激に低下することがなく使い勝手がよい。
また、操作レバー20が火力最小の位置Sにあるとき、副バーナ用ニードル弁19が最小の開度となり、副バーナ7が最小火力で燃焼する。このとき、主バーナ用ニードル弁18も最小の開度とされるが、電磁弁16が閉弁状態とされていることにより、図5(b)に示すように、主バーナ用ニードル弁18の開度と無関係に主バーナ6は消火状態とされ、副バーナ7のみが燃焼状態となる。
この状態から、操作レバー20が火力最大の位置L側に向かって旋回操作されると、副バーナ用ニードル弁19の開度が広がり、燃料ガスのガス供給量の増加に応じて副バーナ7の火力が増加する。そして、操作レバー20が更に火力最大の位置L側に向かって旋回操作され、前記第2の検出位置Bを通過した時点で、前記スイッチ22により操作レバー20が検出される。これに応じて、切換制御手段17が電磁弁16を閉から開に切換え、瞬時に主バーナ用ガス供給管4が開放されて、主バーナ6と副バーナ7とが燃焼した状態となる。このとき、第2の検出位置Bでの開度xが、第1の検出位置Aでの開度yよりも大とされていることにより、第2の検出位置Bは第1の検出位置Aよりも主バーナ6へのガス供給量が大となるように設定されているので、電磁弁16が開弁して主バーナ用ガス供給管4が開放されたときに十分な量の燃料ガスを主バーナ6に供給することができ、主バーナ6の点火時における逆火や着火不良を確実に防止することができる。
なお、本実施形態においては、スイッチ22と押圧手段23とによってレバー検出手段を構成した例を示したが、これに限るものではなく、操作レバー20の旋回操作の際に所定の検出位置を通過する操作レバー20を検出することができるものであれば、本発明のレバー検出手段として採用可能である。
本発明の一実施形態のコンロバーナの概略構成を示す説明図。 バーナ本体の説明的断面図。 レバー検出手段を構成する押圧手段の説明図。 押圧手段の作動説明図。 (a)は操作レバーの位置と主バーナのニードル弁の開度との関係を示す線図、(b)は操作レバーの位置とガス供給量との関係を示す線図。
符号の説明
1…コンロバーナ、3…ガス量調節手段、4…主バーナ用ガス供給管(主バーナ用ガス供給路)、5…副バーナ用ガス供給管(副バーナ用ガス供給路)、6…主バーナ、7…副バーナ、16…電磁弁、17…切換制御手段、20…操作レバー、22…スイッチ(レバー検出手段)、23…押圧手段(レバー検出手段)、A…第1の検出位置、B…第2の検出位置。

Claims (3)

  1. 主バーナと、該主バーナに隣設され、最大火力が主バーナより小さい副バーナと、主バーナに燃料ガスを供給する主バーナ用ガス供給路と、副バーナに燃料ガスを供給する副バーナ用ガス供給路と、単一の操作レバーを移動させることにより各ガス供給路へのガス供給量を調節するガス量調節手段とを備え、前記操作レバーは、該ガス量調節手段のガス量調節範囲に対応して火力大の位置から火力小の位置にわたって移動可能とされているコンロバーナにおいて、
    両バーナを燃焼させるとき開弁して前記主バーナ用ガス供給路を開放し、副バーナのみを燃焼させるとき閉弁して前記主バーナ用ガス供給路を閉鎖する電磁弁と、
    前記操作レバーの移動範囲に設定された検出位置を通過する操作レバーを検出するレバー検出手段と、
    該レバー検出手段による操作レバーの検出に応じて前記電磁弁の開閉を切換える切換制御手段とを設け、
    該切換制御手段は、前記レバー検出手段が、火力大の位置から火力小の位置へ向かって移動する際の操作レバーを前記検出位置で検出したとき、前記電磁弁を開から閉に切換え、前記レバー検出手段が、火力小の位置から火力大の位置へ向かって移動する際の操作レバーを前記検出位置で検出したとき、前記電磁弁を閉から開に切換えることを特徴とするコンロバーナ。
  2. 前記検出位置は、前記操作レバーが火力大の位置から火力小の位置へ向かって移動する際に、前記電磁弁を開から閉に切換える第1の検出位置と、前記操作レバーが火力小の位置から火力大の位置へ向かって移動する際に、前記電磁弁を閉から開に切換える第2の検出位置とからなり、
    該第2の検出位置は、前記第1の検出位置に対して火力大の位置側に所定距離を存して設定されていることを特徴とする請求項1記載のコンロバーナ。
  3. 前記第2の検出位置は、前記第1の検出位置よりも主バーナへのガス供給量が大となる位置に設定されていることを特徴とする請求項2記載のコンロバーナ。
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